JP2002247548A - 映像表示許可方式、コンピュータに映像表示を行わせるためのプログラム - Google Patents

映像表示許可方式、コンピュータに映像表示を行わせるためのプログラム

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JP2002247548A
JP2002247548A JP2001038461A JP2001038461A JP2002247548A JP 2002247548 A JP2002247548 A JP 2002247548A JP 2001038461 A JP2001038461 A JP 2001038461A JP 2001038461 A JP2001038461 A JP 2001038461A JP 2002247548 A JP2002247548 A JP 2002247548A
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JP
Japan
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video data
video
processing means
display
application
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Application number
JP2001038461A
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English (en)
Inventor
Hiroki Ozawa
広起 小澤
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Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像の著作権の保護を簡単且つ確実に可能に
すること。 【解決手段】 情報処理装置10のラップアプリケーシ
ョン60を起動すると、固有の起動命令がドライバ50
に送られて映像処理装置20から映像データの受信が可
能になる。ラップアプリケーション30に対応付けられ
た映像アプリケーション30はラップアプリケーション
30によって起動され、ドライバ50を介して映像処理
装置20から映像データを取得する。映像アプリケーシ
ョンで取得した映像データは表示部15で表示される。
ラップアプリケーション30に対応付けされていない映
像アプリケーション40を直接起動しても、ドライバ5
0に起動命令が送られないため映像データの取得はでき
ず映像は表示されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定映像の表示を
許可すると共に他の映像の表示を禁止する映像表示許可
方式およびコンピュータに映像表示を行わせるためのプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、秘密鍵等を使用して、コンピ
ュータで使用するデータの機密保護やソフトウェアの著
作権保護等を行う技術が開発されている(例えば、特開
2000−138917号公報、特開2000−172
648号公報、特開平11−249965号公報、特表
2000−508142号公報)。アプリケーションソ
フトウェアはオペレーティングシステム(OS)に対し
て互換性が保たれるように作成されることが一般的にな
ってきている。これにより、単一のドライバーソフトウ
ェア(以下、ドライバと称する。)を使って、多種多様
なアプリケーションソフトウェアが動作するOS環境が
提供されるようになっている。
【0003】パーソナルコンピュータ等の情報処理装置
におけるマルチメディア環境においても、テレビ映像等
の映像を取り扱うアプリケーションソフトウェア(以
下、映像アプリケーションと称する。)及びテレビ映像
等の各種映像を取り扱うドライバをOS上で動作させる
ことによって種々の映像を表示させることができるよう
になっており、単一のドライバに対して、映像表示を行
う多種多様なアプリケーションソフトウェア(以下、映
像アプリケーションと称する。)が動作するOS環境が
提供されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ド
ライバはアプリケーションソフトウェアを選択して映像
データを供給しないように規制することはできないた
め、コピーが禁止された映像を取り扱う時にはシステム
管理者は、使用者またはアプリケーションソフトウェア
の機能を信頼して著作権保護等を行わざるを得なかっ
た。この問題を解決する方法としてドライバ側に固有の
処理機能を持たせる方法が考えられるが、コピーが禁止
された映像を供給することのできる信頼できるアプリケ
ーションソフトウェアが後からシステムに追加された場
合、ドライバ側で対応することが困難になる。したがっ
て、プログラマがドライバ固有の処理機能をアプリケー
ションソフトウェア側に追加しなければならなくなるた
め、利用に際しての処理が煩雑になるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、テレビ映像等の映像の著作権の
保護を簡単且つ確実に行うことができるようにすること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、映像デ
ータ取得信号に応答して、受信した映像データを出力す
る映像処理手段と、映像表示指示に応答して前記映像処
理手段に前記映像データ取得信号を送ると共に前記映像
処理手段からの映像データを表示する情報処理手段とを
有し、前記情報処理手段は、前記映像データを表示可能
な信号に処理して出力する映像データ表示処理手段と、
映像データ表示処理手段と映像データ伝送手段を対応付
けしたリンク情報を記憶する記憶手段と、前記映像表示
指示に応答して、前記記憶手段のリンク情報に基づいて
対応付けられた前記映像データ表示処理手段を起動し、
前記映像データ取得信号を前記映像処理手段に送ると共
に前記映像処理手段からの映像データを前記映像データ
表示処理手段に送る映像データ伝送手段と、前記映像デ
ータ表示処理手段からの信号に対応する表示を行う表示
手段とを備えて成ることを特徴とする映像表示許可方式
が提供される。映像データ表示処理手段は映像データを
表示可能な信号に処理して出力する。記憶手段には映像
データ表示処理手段と映像データ伝送手段を対応付けし
たリンク情報が記憶されており、映像データ伝送手段
は、映像表示指示に応答して、前記記憶手段のリンク情
報に基づいて、対応付けられた前記映像データ表示処理
手段を起動し、映像データ取得信号を映像処理手段に送
ると共に前記映像処理手段からの映像データを前記映像
データ表示処理手段に送る。表示手段は、前記映像デー
タ表示処理手段からの信号に対応する表示を行う。
【0007】また、本発明によれば、映像データ取得信
号に応答して、受信した映像データを出力する映像処理
手段と、映像表示指示に応答して前記映像処理手段に前
記映像データ取得信号を送ると共に前記映像処理手段か
らの映像データを表示する情報処理手段とを有し、前記
情報処理手段は、起動されることによって映像データ取
得命令を送ると共に前記映像データを表示可能な信号に
処理して出力する映像データ表示処理手段と、前記映像
表示指示に応答して予め対応付けされた前記映像データ
表示処理手段を起動し、該起動された映像データ表示処
理手段からの前記映像データ取得命令に応答して前記映
像データ取得信号を前記映像処理手段に送ると共に前記
映像処理手段からの映像データを前記映像データ表示処
理手段に送る映像データ伝送手段と、前記映像データ表
示処理手段からの信号に対応する表示を行う表示手段と
を備えて成ることを特徴とする映像表示許可方式が提供
される。映像データ表示処理手段は、起動されることに
よって映像データ取得命令を送ると共に前記映像データ
を表示可能な信号に処理して出力する。映像データ伝送
手段は、映像表示指示に応答して予め対応付けされた前
記映像データ表示処理手段を起動し、該起動された映像
データ表示処理手段からの前記映像データ取得命令に応
答して前記映像データ取得信号を映像処理手段に送ると
共に前記映像処理手段からの映像データを前記映像デー
タ表示処理手段に送る。表示手段は、前記映像データ表
示処理手段からの信号に対応する表示を行う。
【0008】ここで、前記映像データ伝送手段は、前記
映像表示指示に応答して予め定めた起動鍵を送ると共に
予め対応付けされた前記映像データ表示処理手段を起動
する起動手段と、前記起動手段から受け取った前記起動
鍵が正規の起動鍵と判断したときに、前記起動された映
像データ表示処理手段からの映像データ取得命令に応答
して前記映像データ取得信号を前記映像処理手段に送る
と共に前記映像処理手段からの映像データを前記映像デ
ータ表示処理手段に送る映像データ取得手段とを備えて
成るように構成してもよい。
【0009】また、前記映像データ表示処理手段の処理
動作を監視する監視手段を備え、前記起動手段は前記映
像データ表示処理手段の処理動作が終了したことを前記
監視手段が検出したときに前記映像データ取得手段に所
定の終了鍵を送り、前記映像データ取得手段は前記終了
鍵が正規の終了鍵のときに前記映像処理手段からの映像
データを前記映像データ表示処理手段に送る処理を終了
するように構成してもよい。また、前記映像データ取得
手段は、更に、起動鍵を受け取らずに前記映像データ取
得命令を受けた場合には前記映像データ表示処理手段に
エラーを通知するように構成してもよい。
【0010】また、本発明によれば、コンピュータを、
起動されることによって映像データ取得命令を送ると共
に映像データを表示可能な信号に処理して出力する映像
データ表示処理手段と、映像表示指示に応答して、記憶
手段に記憶されたリンク情報に基づいて予め対応付けら
れた前記映像データ表示処理手段を起動し、該起動され
た映像データ表示処理手段からの前記映像データ取得命
令に応答して映像データ取得信号を映像処理手段に送る
と共に前記映像処理手段からの映像データを前記映像デ
ータ表示処理手段に送る映像データ伝送手段として機能
させるためのプログラムが提供される。
【0011】ここで、前記映像データ伝送手段を、前記
映像表示指示に応答して予め定めた起動鍵を送ると共に
予め対応付けされた前記映像データ表示処理手段を起動
する起動手段と、前記起動手段から受け取った前記起動
鍵が正規の起動鍵と判断したときに、前記起動された映
像データ表示処理手段からの映像データ取得命令に応答
して前記映像データ取得信号を前記映像処理手段に送る
と共に前記映像処理手段からの映像データを前記映像デ
ータ表示処理手段に送る映像データ取得手段として機能
させるようにしてもよい。
【0012】また、前記映像データ表示処理手段の処理
動作を監視する監視手段として機能させると共に、前記
起動手段は前記映像データ表示処理手段の処理動作が終
了したことを前記監視手段が検出したときに前記映像デ
ータ取得手段に所定の終了鍵を送り、前記映像データ取
得手段は前記終了鍵が正規の終了鍵のときに前記映像処
理手段からの映像データを前記映像データ表示処理手段
に送る処理を終了するように機能させるようにしてもよ
い。また、前記映像データ取得手段を、更に、起動鍵を
受け取らずに前記映像データ取得命令を受けた場合には
前記映像データ表示処理手段にエラーを通知するように
機能させるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
映像表示許可方式およびコンピュータに映像表示を行わ
せるためのプログラムについて説明する。先ず、概要を
説明すると、本実施の形態は、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置を用いて、オペレーティングシステム
(ОS)の標準インターフェースを使ってテレビ映像デ
ータ等の映像データを表示処理するアプリケーションソ
フトウェア(以下、「映像アプリケーション」と称
す。)に対して、ドライバソフトウェア(以下、ドライ
バと称する。)及び映像アプリケーションを起動するラ
ップアプリケーションソフトウェア(以下、「ラップア
プリケーション」と称す。)の機能によって映像を得る
ことが可能になるシステムにおいて、各映像アプリケー
ションに映像データの供給を許可または禁止することに
よって、前記情報処理装置に対して映像データの表示の
許可または禁止を行えるようにすることを特徴としてい
る。これにより、テレビ映像やビデオ映像等の各種映像
の著作権保護が可能な機能を提供することができる。
【0014】前記ドライバは映像データの供給を制限す
る機能を持ち、通常は映像アプリケーションに対して映
像データを供給しない。前記ドライバは、起動鍵という
プログラマが定めた非公開の特定の命令を受けることに
よって、映像データを映像アプリケーションに供給する
ことが可能となる。起動鍵以外の命令がドライバに対し
て実行された場合、ドライバは映像アプリケーションに
対して映像データを渡さずにエラーを返す。
【0015】ラップアプリケーションは、使用者の操作
(映像表示指示)に応答して、起動鍵をドライバに送る
機能を有している。ラップアプリケーションは起動鍵を
ドライバに送ることによってドライバが映像アプリケー
ションに映像データを供給するように命令した後、予め
該ラップアプリケーションに対応付けして記憶手段に登
録された映像アプリケーションを起動する命令を実行し
て、映像アプリケーションを起動する。このように、映
像アプリケーションをラップアプリケーションに対応付
けして登録することにより、使用者がラップアプリケー
ションを実行すると、ドライバが起動鍵の命令によって
映像データの供給が可能になった状態で、映像アプリケ
ーションを起動することができるので、使用者はテレビ
映像等の映像を情報処理装置の画面上で見ることができ
るようになる。
【0016】これにより、ラップアプリケーションに対
応付けした映像アプリケーションでは映像を見ることが
可能であるが、ラップアプリケーションに対応付けされ
ていない他の種類の映像アプリケーションでは映像を見
ることが不可能になるため、見ることが可能な映像の種
類を限定することができ、テレビ映像やビデオ映像等の
映像の著作権保護が可能になる。また、汎用の映像アプ
リケーション全てが映像データの表示を制限されるわけ
ではないので、使用者は一定制限下でテレビ映像やビデ
オ映像等の映像を見ることが可能になる。
【0017】また、ラップアプリケーションを追加する
だけで対応できるために、著作権保護に関して信頼性の
ない汎用の映像アプリケーションがバージョンアップな
どによって信頼性のある汎用の映像アプリケーションに
なった場合、システム管理者はラップアプリケーション
に該映像アプリケーションを追加登録するだけで、表示
ができるように容易に対応することが可能になる。ま
た、ラップアプリケーションを追加するだけで対応でき
るために、プログラマは汎用の映像アプリケーションに
対して一切の改造を加えることなく対応することが可能
になる。
【0018】以下、図面を参照して、本発明の実施の形
態に係る映像表示許可方式およびコンピュータに映像表
示を行わせるためのプログラムについて詳細に説明す
る。図1は、本発明の実施の形態に使用する映像表示許
可システムのブロック図である。図1において、映像表
示許可システムは、映像データを処理して映像を表示す
る情報処理手段としての情報処理装置10と、入力され
た映像データを処理して情報処理装置に供給する映像処
理手段としての映像処理装置20とによって構成されて
いる。
【0019】情報処理装置10は、例えばコンピュータ
の一種であるパーソナルコンピュータによって構成され
るもので、中央処理装置(CPU)によって構成された
処理手段としての処理部12、キーボードやマウスによ
って構成された入力手段としての入力部13、RAM
(Random Access Memory)やROM(Read Only Memor
y)あるいは磁気ディスク等によって構成された記憶手
段としての記憶部14および表示手段としての表示部1
5を備えている。情報処理装置10を起動した初期状態
では、表示部15にラップアプリケーションのアイコン
16と映像アプリケーションのアイコン17が表示され
る。
【0020】映像処理装置20は、例えばパーソナルコ
ンピュータのオプション機器として構成されるもので、
映像データ処理部21、アンテナ26を介して地上波の
テレビ映像データを受信するテレビ地上波受信部22、
ライン入力端子27を介してビデオ映像データを受信す
るライン入力受信部23を備えている。テレビ地上波受
信部22およびライン入力受信部23からは、映像デー
タ処理部21にアナログ映像データ28が供給される。
情報処理装置10から映像処理装置20には映像データ
の送信を指示するための映像データ取得信号24が送信
され、映像処理装置20から情報処理装置10へは映像
データ25が送信される。後述するように、情報処理装
置10に含まれる映像ドライバ50は入出力(I/O)
制御によって映像データ処理部21を制御する。
【0021】図2は、情報処理装置10におけるソフト
ウェアを機能別に示す図で、図1と同一部分には同一符
号を付している。情報処理装置10のソフトウェアは、
オペレーティングシステム(OS)11、異なる種類の
映像データを表示処理可能な複数の映像アプリケーショ
ン30、40、映像データ取得手段としての映像ドライ
バ50、映像ドライバ50に起動鍵を送って起動命令を
行うと共に映像アプリケーションを起動するための起動
手段としてのラップアプリケーション60から構成され
ている。尚、映像アプリケーション30、40は映像デ
ータ表示処理手段を構成し、映像ドライバ50及びラッ
プアプリケーション60は映像データ伝送手段を構成し
ている。
【0022】各ソフトウェアは記憶部14に記憶されて
おり、処理部12によって実行される。映像アプリケー
ション30、40、映像ドライバ50およびラップアプ
リケーション60はOS11上で動作するように構成さ
れている。また、映像アプリケーション30はラップア
プリケーション60と対応付けされているが、映像アプ
リケーション40はラップアプリケーション60とは対
応付けされていない。映像アプリケーション30とラッ
プアプリケーション60とが対応付けされていることを
示すリンク情報は記憶部14に記憶されている。映像処
理装置20は、映像データ処理部21、テレビ地上波受
信部22、およびライン入力受信部23から構成され
る。
【0023】図1及び図2を用いて、使用者がラップア
プリケーション60を起動することにより、映像処理装
置20からの映像データを表示部15に適正に表示させ
る仕組みについて説明する。映像データを表示させる場
合、先ず、使用者は入力部13を操作することによって
映像表示の指示を行う。例えば、入力部13のマウス
(図示せず)で、ラップアプリケーション60のアイコ
ン16をダブルクリックする。ラップアプリケーション
60は、前記映像表示指示に応答して起動する。
【0024】ラップアプリケーション60は起動する
と、起動鍵61を映像ドライバ50に送ることにより映
像ドライバ50に対する起動命令を行なう。ここで、起
動鍵61は、映像ドライバ50とラップアプリケーショ
ン60のプログラマが非公開に取り決めた特定の命令と
する。その後、ラップアプリケーション60は、記憶部
14に記憶されているリンク情報を参照して、ラップア
プリケーション60に対応付けられている映像アプリケ
ーション30を起動する。
【0025】映像アプリケーション30は起動すると、
映像データ取得命令31を映像ドライバ50に送って映
像データの取得を命令する。尚、ラップアプリケーショ
ン60は、映像アプリケーション30が動作している間
中、映像アプリケーション監視命令63を定期的に実行
し、映像アプリケーション30の終了を監視する。映像
ドライバ50は映像処理装置20に対して映像データ取
得信号24を送信する。映像データ取得信号24を受け
た映像データ処理部21は、映像データ取得信号24に
よる指示に従って、テレビ地上波受信部22またはライ
ン入力受信部23のいずれか一方から選択的にアナログ
映像データ28を受け取って、アナログ映像データ28
をデジタル変換した映像データ25を情報処理装置25
に渡す。
【0026】映像ドライバ50は映像データ処理部21
から受け取った映像データ25を映像データ32として
映像アプリケーション30に渡す。映像アプリケーショ
ン30は映像データ32を表示可能な信号に処理した後
に映像データ33として表示部15に渡す。表示部15
では、映像データ32に対応する映像表示が行われる。
以上のようにして使用者は、ライン入力受信部23又は
テレビ地上波受信部22からの映像データに対応する映
像を見ることができる。
【0027】使用者が入力部13によって映像アプリケ
ーション30の終了操作を行うと、映像アプリケーショ
ン30は終了する。ラップアプリケーション60は定期
的に発行している映像アプリケーション監視命令63に
より映像アプリケーション30が終了したことを検知
し、終了鍵64を映像ドライバ50に送ることにより、
ドライバ50に対して終了命令を行った後、処理を終了
する。ここで、終了鍵64は起動鍵61と同じく、映像
ドライバ50とラップアプリケーション60のプログラ
マが非公開に取り決めた特定の命令である。
【0028】次に、使用者がラップアプリケーション6
0を介さずに映像アプリケーション40を起動した場合
について説明する。映像アプリケーション40はラップ
アプリケーション40に対応付けされていないため、映
像アプリケーション40を起動する場合には、入力部1
3を操作することによって映像アプリケーション40の
アイコン17をダブルクリックする。このようにして、
使用者がラップアプリケーション60を介さずに映像ア
プリケーション40を直接起動すると、映像アプリケー
ション40は映像ドライバ50に対して映像データ取得
命令41を送り、映像ドライバ50に映像データの取得
を命令する。このとき、映像ドライバ50はラップアプ
リケーションから起動鍵61を受けていないため、映像
データ取得命令41に対するエラー42を映像アプリケ
ーション40に返す。
【0029】このとき、映像ドライバ50は、映像アプ
リケーション40から映像取得命令41を受けて、映像
データ取得信号24の代わりに不正な映像データ取得信
号を映像データ処理部21に対して送り、映像データ処
理部21から映像データ25の代わりに不正な映像デー
タ(例えばエラーが生じた旨を表すデータや、ラスタの
みの表示データ)を受け取って映像データとしてアプリ
ケーション40に供給する。アプリケーション40は、
映像ドライバ50から取得した映像データを表示部15
に表示させるが、この場合、不正な映像データが表示さ
れるため、使用者は映像表示処理にエラーが生じたこと
がわかる。映像アプリケーション40は、エラー42を
受けて前記処理を行った後に終了する。
【0030】以上のようにして、映像ドライバ50は、
ラップアプリケーション60に登録されている汎用の映
像アプリケーション30に対しては映像データの表示を
許可し、ラップアプリケーション60に登録されていな
い汎用の映像アプリケーション40に対しては映像デー
タの表示を禁止することによって、予め選定した映像ア
プリケーションでしか映像表示を行うことができないよ
うに制限して、映像の著作権保護を目的とした処理機能
を提供することができる。
【0031】図3は映像アプリケーション30における
処理の詳細を示すフローチャート、図4はラップアプリ
ケーション60における処理の詳細を示すフローチャー
ト、図5は映像ドライバ50における処理の詳細を示す
フローチャートである。図1乃至図5を用いて、各ソフ
トウェアの処理を詳細に説明する。
【0032】図3において、映像アプリケーション30
は、使用者またはプログラムによる命令によって起動さ
れる。映像アプリケーション30は起動後、ステップ3
1において映像データ取得命令31を映像ドライバ50
に対して送り、映像データの取得を命令する。ステップ
31で命令した結果、ステップ32においてエラーであ
ると判断した場合(ドライバ50からエラーを受信した
場合)、映像アプリケーション30はステップ33に処
理を移行する。映像アプリケーション30は、ステップ
33において表示部15にエラーメッセージ43を出力
する。表示部15ではエラーが発生した旨の表示が成さ
れるため、使用者は映像アプリケーション30の起動に
失敗したことを知ることができる。その後、映像アプリ
ケーション30はステップ38に処理を移行し、映像ア
プリケーション30の終了を映像ドライバ50に対して
通知して終了する。
【0033】一方、ステップ32においてエラーでない
場合、ステップ34において映像データ32を映像ドラ
イバ50から供給される。映像アプリケーション30が
ステップ34で取得した映像データ32を、映像データ
33としてディスプレイ表示部15に対して送出する。
表示部15では映像データ33に対応する映像(例えば
テレビ映像)が表示される。これにより、使用者は、映
像アプリケーション30で表示処理可能な映像データの
映像を見ることができる。
【0034】映像アプリケーション30は使用者が終了
させるまでステップ36により、ステップ31、ステッ
プ32、ステップ34を繰り返し行う。映像アプリケー
ション30を使用者が終了させると、ステップ37にお
いて、映像アプリケーション30は映像ドライバ50に
対して、映像データの取得を終了させるための映像デー
タ取得終了命令を送る。その後、ステップ38におい
て、映像アプリケーション30は映像アプリケーション
30の終了を映像ドライバ50に対して通知して終了す
る。上記説明は映像アプリケーション30の例で説明し
たが、映像アプリケーション40の場合にも前記同様の
処理が行われる。但し、映像アプリケーション40の場
合には、ラップアプリケーション60に対応付けされて
いないため、映像表示はできないことになる。
【0035】次に、ラップアプリケーション60の処理
を説明する。図4において、ラップアプリケーション6
0は、使用者またはプログラムによる映像表示指示によ
って起動される。ラップアプリケーション60は起動
後、ステップ61において、記憶部14に記憶されてい
るリンク情報を参照して、ラップアプリケーション60
に対応付けられている映像アプリケーション30が記憶
部14に記憶されているか否かを判断する。
【0036】映像アプリケーション30が存在しないと
判断した場合、ラップアプリケーション60はステップ
62において表示部15に、映像アプリケーション30
が存在しない旨のメッセージを出力して処理を終了す
る。一方、映像アプリケーション30が存在すると判断
した場合には、ラップアプリケーション60はステップ
63において起動鍵61を映像ドライバ50に送って、
ドライバ50が映像アプリケーション30に映像データ
を供給するように命令する。
【0037】その後、ラップアプリケーション60は、
ステップ64において、対応付けられている映像アプリ
ケーション30を起動する。ラップアプリケーション6
0は、映像アプリケーション30を起動した後、ステッ
プ65、66において、映像アプリケーション30が動
作中かどうかの監視処理を行う。ステップ66において
映像アプリケーション30が動作中と判断した場合、ラ
ップアプリケーション60はステップ65を繰り返す。
ステップ66において、映像アプリケーション30が起
動中でないと判断した場合には、ラップアプリケーショ
ン60はステップ67に処理を移行する。ステップ67
では、ラップアプリケーション60は映像ドライバ50
に対して終了鍵64を送ることによって終了命令を行っ
た後、処理を終了する。
【0038】次に、映像ドライバ50の処理を説明す
る。図5において、映像ドライバ50は、映像アプリケ
ーションの呼び出しによって、OS11を介して呼び出
されて起動する。映像ドライバ50はステップ51にお
いて、ラップアプリケーション60から正規の起動鍵6
1を受け取ったか否かを判断する。正規の起動鍵61を
受け取ったと判断した場合、映像ドライバ50はステッ
プ52において、映像データの取得を要求する映像デー
タ取得信号24を映像データ処理部21に送り、ステッ
プ53において映像データ25を映像データ処理部21
から取得する。
【0039】映像ドラバ50は、ステップ53において
取得した映像データ25を、ステップ54において映像
データ32として映像アプリケーション30に供給す
る。ステップ53、ステップ54は映像アプリケーショ
ン30が終了するまでステップ55により繰り返され
る。映像アプリケーション30が終了した場合、映像ド
ライバ50はステップ56において、ラップアプリケー
ション60から終了鍵64を取得し、処理を終了する。
【0040】一方、ステップ51において、映像ドライ
バ50がラップアプリケーション60から起動鍵61を
受け取らなかった場合、映像ドライバ50はステップ5
7においてエラー42を映像アプリケーション40に戻
し、ステップ58において映像アプリケーション40の
終了を監視する。映像アプリケーション40が終了する
と映像ドライバ50も処理を終了する。
【0041】図6は、本発明の実施の形態に係る映像表
示許可システムの全体的な処理を示すタイムチャート
で、映像表示を禁止する場合の処理を示す図である。以
下、図1乃至図6を用いて、全体的な処理を説明する。
先ず、使用者はラップアプリケーション60を起動す
る。ラップアプリケーション60には映像アプリケーシ
ョン30が登録されているが、映像アプリケーション4
0は登録されていない。
【0042】ラップアプリケーション60は、図4のス
テップ61において、記憶部14に記憶されたリンク情
報を参照して、対応付けられた映像アプリケーション3
0が情報処理装置10の記憶部14内に記憶されている
か否かを確認する。ラップアプリケーション60は、映
像アプリケーション30が記憶部14に記憶されている
と判断した場合、映像ドライバ50に対して起動鍵61
を送って起動命令を行う。映像ドライバ50は起動鍵6
1を受けると、映像データ処理部21に対して映像デー
タ取得信号24を送ることにより、映像データ25を取
得するための準備を行う。ラップアプリケーション60
は続いて、映像アプリケーション30を起動する命令を
出し、映像アプリケーション30を起動する。映像アプ
リケーション30はラップアプリケーション60からの
起動命令に応答して起動し、映像ドライバ50に対して
映像取得命令31を送って映像取得の命令を行う。
【0043】映像ドライバ50は、映像取得命令31を
受けると、映像データ処理部21から受け取った映像デ
ータ25を映像データ32として映像アプリケーション
30に供給する。映像アプリケーション30は、供給さ
れた映像データ32を映像データ33として表示部15
に渡す。表示部15では、映像データ33に対応する映
像表示が行われ、使用者は表示部15上で前記映像を見
ることができる。映像アプリケーション30は、図3の
ステップ31、ステップ32、ステップ34をステップ
36の判断に応じて繰り返すことで、映像データを映像
ドライバ50から取得し続けることができる。
【0044】映像アプリケーション30が動作している
間、ラップアプリケーション60は映像アプリケーショ
ン30に対して映像アプリケーション監視命令63を定
期的に送り、映像アプリケーション30が起動している
ことを監視する。映像アプリケーション30が使用者に
より終了されると、映像アプリケーション30はアプリ
ケーションの終了を映像ドライバ50に対して通知し、
映像の表示処理を終了する。ラップアプリケーション6
0は、映像アプリケーション30の終了を映像アプリケ
ーション監視命令63により検知し、終了鍵64を映像
ドライバ50に送り、処理を終了する。
【0045】図7は、本発明の実施の形態に係る映像表
示許可システムの全体的な処理を示すタイムチャート
で、映像表示を禁止する場合の処理を示す図である。以
下、図1乃至図5及び図7を用いて、映像表示を禁止す
る場合の全体的な処理について説明する。尚、ラップア
プリケーション60には映像アプリケーション30は登
録されているが、映像アプリケーション40は登録され
ていないものとする。
【0046】先ず、使用者は映像アプリケーション40
を直接起動する。このとき映像ドライバ50は、映像デ
ータ取得命令41を映像アプリケーション40から受け
取るが、ラップアプリケーション60から起動鍵61を
受け取っていないため映像データ処理部21に映像デー
タ取得信号24を送らない。映像ドライバ50はエラー
42を映像アプリケーション40に対して返す。
【0047】エラー42を受け取った映像アプリケーシ
ョン40は表示部15にエラーメッセージ43を送ると
共に、映像ドライバ50に対して映像アプリケーション
の終了を通知し、処理を終了する。表示部15にはエラ
ーメッセージが表示されるため、使用者はエラーメッセ
ージを見るだけで、映像データを見ることはない。以上
のことから、映像ドライバ50はラップアプリケーショ
ン60に登録されていない汎用の映像アプリケーション
40に対して映像データの供給を制限することによっ
て、テレビ、ビデオ映像の著作権の保護を目的とした動
作を提供することが可能となる。
【0048】以上述べたように本発明の実施の形態に係
る映像表示許可方式は、映像データ取得信号に応答し
て、受信した映像データを出力する映像処理手段と、映
像表示指示に応答して前記映像処理手段に前記映像デー
タ取得信号を送ると共に前記映像処理手段からの映像デ
ータを表示する情報処理手段とを有し、前記情報処理手
段は、起動されることによって映像データ取得命令を送
ると共に前記映像データを表示可能な信号に処理して出
力する映像データ表示処理手段と、映像データ表示処理
手段と映像データ伝送手段を対応付けしたリンク情報を
記憶する記憶手段と、前記記憶手段のリンク情報に基づ
いて、前記映像表示指示に応答して予め対応付けされた
前記映像データ表示処理手段を起動し、該起動された映
像データ表示処理手段からの前記映像データ取得命令に
応答して前記映像データ取得信号を前記映像処理手段に
送ると共に前記映像処理手段からの映像データを前記映
像データ表示処理手段に送る映像データ伝送手段と、前
記映像データ表示処理手段からの信号に対応する表示を
行う表示手段とを備えて成ることを特徴としている。
【0049】また、本発明の実施の形態に係るプログラ
ムは、コンピュータを、起動されることによって映像デ
ータ取得命令を送ると共に映像データを表示可能な信号
に処理して出力する映像データ表示処理手段と、映像表
示指示に応答して、記憶手段に記憶されたリンク情報に
基づいて予め対応付けられた前記映像データ表示処理手
段を起動し、該起動された映像データ表示処理手段から
の前記映像データ取得命令に応答して映像データ取得信
号を映像処理手段に送ると共に前記映像処理手段からの
映像データを前記映像データ表示処理手段に送る映像デ
ータ伝送手段として機能させる。
【0050】したがって、例えば、映像ドライバ50が
ラップアプリケーション60に登録された映像アプリケ
ーション30に対してのみ映像データを供給する方式を
とることによって、情報処理装置10に含まれる汎用の
N個の映像アプリケーションのうち、システム管理者が
映像ドライバ50に映像データを供給させてはいけない
と判断したn個の映像アプリケーションA(n)に対し
て映像データの供給を禁止することで、テレビ映像やビ
デオ映像等の映像の著作権保護が可能になる。
【0051】また、システム管理者が映像ドライバ50
に映像データを供給させてもよいと判断した(N−n)
個の映像アプリケーションB(N−n)に対して、シス
テム管理者が映像アプリケーションを一対一にラップア
プリケーションW(N−n)に登録することで、使用者
はテレビ映像やビデオ映像等の映像を見ることが可能に
なる。このため、映像データの表示処理を制限する映像
アプリケーションを適宜選択して設定することが可能に
なる。
【0052】また、ラップアプリケーションを追加する
だけで対応する映像アプリケーションが表示処理可能に
なるため、信頼性のない汎用の映像アプリケーションが
バージョンアップなどにより信頼性のある汎用の映像ア
プリケーションへ変更された場合、システム管理者は該
映像アプリケーション用のラップアプリケーションを追
加するだけで容易に対応することが可能になる。また、
ラップアプリケーションを追加するだけで対応できるた
めに、プログラマは汎用の映像アプリケーションに対し
て一切の改造を加える必要がないという効果を奏する。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る映像表示許可方式によれ
ば、テレビ映像等の映像の著作権の保護を簡単且つ確実
に行うことが可能になる。また、本発明に係るプログラ
ムによれば、映像の著作権の保護を簡単且つ確実に行う
ことができるようにコンピュータを機能させることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に使用する映像表示許可
システムのブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態に使用する映像表示許可
システムを示す機能ブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に使用する映像アプリケ
ーションの処理を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態に使用するラップアプリ
ケーションの処理を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態に使用する映像ドライバ
の処理を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態に係る映像表示許可シス
テムの全体的な処理を示すタイムチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態に係る映像表示許可シス
テムの全体的な処理を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10・・・情報処理手段としての情報処理装置 20・・・映像処理手段としての映像処理装置 11・・・OS 12・・・処理手段としての処理部 13・・・入力手段としての入力部 14・・・記憶手段としての記憶部 15・・・表示手段としての表示部 16、17・・・アイコン 21・・・映像データ処理手段としての映像データ処理
部 23・・・映像データ受信手段を構成するライン入力受
信部 24・・・映像データ受信手段を構成するテレビ地上波
受信部 26・・・アンテナ 27・・・ライン入力端子 30、40・・・映像データ表示処理手段としての映像
アプリケーション 50・・・映像データ伝送手段を構成する映像ドライバ 60・・・映像データ伝送手段を構成するラップアプリ
ケーション

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データ取得信号に応答して、受信し
    た映像データを出力する映像処理手段と、映像表示指示
    に応答して前記映像処理手段に前記映像データ取得信号
    を送ると共に前記映像処理手段からの映像データを表示
    する情報処理手段とを有し、 前記情報処理手段は、前記映像データを表示可能な信号
    に処理して出力する映像データ表示処理手段と、映像デ
    ータ表示処理手段と映像データ伝送手段を対応付けした
    リンク情報を記憶する記憶手段と、前記映像表示指示に
    応答して、前記記憶手段のリンク情報に基づいて対応付
    けられた前記映像データ表示処理手段を起動し、前記映
    像データ取得信号を前記映像処理手段に送ると共に前記
    映像処理手段からの映像データを前記映像データ表示処
    理手段に送る映像データ伝送手段と、前記映像データ表
    示処理手段からの信号に対応する表示を行う表示手段と
    を備えて成ることを特徴とする映像表示許可方式。
  2. 【請求項2】 映像データ取得信号に応答して、受信し
    た映像データを出力する映像処理手段と、映像表示指示
    に応答して前記映像処理手段に前記映像データ取得信号
    を送ると共に前記映像処理手段からの映像データを表示
    する情報処理手段とを有し、 前記情報処理手段は、起動されることによって映像デー
    タ取得命令を送ると共に前記映像データを表示可能な信
    号に処理して出力する映像データ表示処理手段と、前記
    映像表示指示に応答して予め対応付けされた前記映像デ
    ータ表示処理手段を起動し、該起動された映像データ表
    示処理手段からの前記映像データ取得命令に応答して前
    記映像データ取得信号を前記映像処理手段に送ると共に
    前記映像処理手段からの映像データを前記映像データ表
    示処理手段に送る映像データ伝送手段と、前記映像デー
    タ表示処理手段からの信号に対応する表示を行う表示手
    段とを備えて成ることを特徴とする映像表示許可方式。
  3. 【請求項3】 前記映像データ伝送手段は、前記映像表
    示指示に応答して予め定めた起動鍵を送ると共に予め対
    応付けされた前記映像データ表示処理手段を起動する起
    動手段と、前記起動手段から受け取った前記起動鍵が正
    規の起動鍵と判断したときに、前記起動された映像デー
    タ表示処理手段からの映像データ取得命令に応答して前
    記映像データ取得信号を前記映像処理手段に送ると共に
    前記映像処理手段からの映像データを前記映像データ表
    示処理手段に送る映像データ取得手段とを備えて成るこ
    とを特徴とする請求項2記載の映像表示許可方式。
  4. 【請求項4】 前記映像データ表示処理手段の処理動作
    を監視する監視手段を備え、前記起動手段は前記映像デ
    ータ表示処理手段の処理動作が終了したことを前記監視
    手段が検出したときに前記映像データ取得手段に所定の
    終了鍵を送り、前記映像データ取得手段は前記終了鍵が
    正規の終了鍵のときに前記映像処理手段からの映像デー
    タを前記映像データ表示処理手段に送る処理を終了する
    ことを特徴とする請求項3記載の映像表示許可方式。
  5. 【請求項5】 前記映像データ取得手段は、更に、起動
    鍵を受け取らずに前記映像データ取得命令を受けた場合
    には前記映像データ表示処理手段にエラーを通知するこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の映像表示許可方
    式。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、起動されることによっ
    て映像データ取得命令を送ると共に映像データを表示可
    能な信号に処理して出力する映像データ表示処理手段
    と、映像表示指示に応答して、記憶手段に記憶されたリ
    ンク情報に基づいて予め対応付けられた前記映像データ
    表示処理手段を起動し、該起動された映像データ表示処
    理手段からの前記映像データ取得命令に応答して映像デ
    ータ取得信号を映像処理手段に送ると共に前記映像処理
    手段からの映像データを前記映像データ表示処理手段に
    送る映像データ伝送手段として機能させるためのプログ
    ラム。
  7. 【請求項7】 前記映像データ伝送手段を、前記映像表
    示指示に応答して予め定めた起動鍵を送ると共に予め対
    応付けされた前記映像データ表示処理手段を起動する起
    動手段と、前記起動手段から受け取った前記起動鍵が正
    規の起動鍵と判断したときに、前記起動された映像デー
    タ表示処理手段からの映像データ取得命令に応答して前
    記映像データ取得信号を前記映像処理手段に送ると共に
    前記映像処理手段からの映像データを前記映像データ表
    示処理手段に送る映像データ取得手段として機能させる
    請求項6記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 前記映像データ表示処理手段の処理動作
    を監視する監視手段として機能させると共に、前記起動
    手段は前記映像データ表示処理手段の処理動作が終了し
    たことを前記監視手段が検出したときに前記映像データ
    取得手段に所定の終了鍵を送り、前記映像データ取得手
    段は前記終了鍵が正規の終了鍵のときに前記映像処理手
    段からの映像データを前記映像データ表示処理手段に送
    る処理を終了するように機能させる請求項7記載のプロ
    グラム。
  9. 【請求項9】 前記映像データ取得手段を、更に、起動
    鍵を受け取らずに前記映像データ取得命令を受けた場合
    には前記映像データ表示処理手段にエラーを通知するよ
    うに機能させる請求項7又は8記載のプログラム。
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