JP2002247211A - ボイスメールシステム - Google Patents

ボイスメールシステム

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JP2002247211A
JP2002247211A JP2001035530A JP2001035530A JP2002247211A JP 2002247211 A JP2002247211 A JP 2002247211A JP 2001035530 A JP2001035530 A JP 2001035530A JP 2001035530 A JP2001035530 A JP 2001035530A JP 2002247211 A JP2002247211 A JP 2002247211A
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telephone
recording
button
message
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JP2001035530A
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English (en)
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Shigeki Ito
重樹 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受付者IDをログイン操作によって登録する
ことにより、通話録音やメッセージ録音などで利用され
る電話機ワンタッチ録音ボタンを、受付者に応じた内容
で設定できるようにする。 【解決手段】 受付者は、内線電話機4にて予めCTl
サーバ2に登録された個人の受付者IDを用いてログイ
ン操作を行う。この結果、ログインID信号受付手段1
5により受付者IDを受信し、CTIサーバ2のボイス
メール制御装置22に通知される。ボイスメール制御装
置22は、通知された受付者IDを受付者情報23の内
容と照合し、マッチングした場合は、ログイン操作した
内線電話機4のFFボタンに表示する内容を、FFボタ
ン制御パターンデータべース24から検索する。その結
果をFFボタン制御手段16に通知し、ログイン操作を
行った内線電話機4のFFボタンに、受付者毎のワンタ
ッチ録音ボタンを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話録音あるいは
メッセージ録音などの聞き取りを内線電話機から操作す
る際に、操作を行う受付者に応じて電話機のFFボタン
を設定することのできるボイスメールシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、受付者がメールボックスを必要と
したときのみ、その受付者のメールボックスをボイスメ
ール装置内に自動生成するようなボイスメールシステム
が、例えば、特開平7-177235号公報などで開示されてい
る。この技術によれば、受付者がボイスメール装置を呼
び出すとき、受付者からの音声メッセージ記憶要求と音
声メッセージの宛先受付者の内線番号とに基づいて、新
しいメールボックスを生成している。このようにして、
受付者が必要としたときのみボイスメール装置内の限ら
れた個数のメールボックスを自動生成しているので、ボ
イスメール装置内の限られた資源を有効に活用すること
ができる。
【0003】図12は、従来のボイスメールシステムの
一実施例を示す構成図である。同図に示す従来のボイス
メールシステムは、PBX(Private Branch Exchang
e)lとCTI(Computer Telephony Integration)サー
バ2とによって構成されている。PBXlは、CTIサ
ーバ2と連携が可能であり、PBX1の全体を制御する
中央処理装置13と、一般公衆網3などに接続する局線
インタフェース11と、内線電話機4に接続する電話機
インタフェース12と、CTIサーバ2に接続するCT
lインタフェース14とを備えている。
【0004】また、CTIサーバ2は、PBXlと連携
が可能であり、ボイスメール全体を制御するボイスメー
ル制御装置22と、PBXl側からの通話系の音声情報
を蓄積する録音メッセージデータべ−ス25と、アプリ
ケーションのべースとなるオペレーティングシステム2
1とを備えている。このボイスメールシステムは、CT
Iサーバ2の録音メッセージデータべ−ス25にメッセ
ージを残したり、通話録音したりすることが可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7-177235号公報を含めた上記従来のボイスメールシステ
ムにおいては、内線電話機を通じてメッセージ録音や通
話録音をする場合、それを操作する受付者が変わろうと
も、電話機に設定されるボイスメールに関するボックス
ボタン、つまりFFボタンは共通である。したがって、
FFボタンとして設定されるボックスボタンを受付者が
共通で利用する運用は限定されてしまう。このため、受
付者毎に利用するボックスを、各受付者の所望に応じて
任意に選択することができないなどの使い勝手の悪さが
ある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、電話機にて行う受付者ID
を登録するログイン操作により、ボイスメールシステム
の通話録音やメッセージ録音において利用される電話機
ワンタッチ録音ボタンを、受付者に応じた内容で設定で
きるようにすることにある。つまり、内線電話において
ログイン操作により受付者1Dを登録することによっ
て、受付者に応じた電話機FFボタンを自動的に設定
し、受付者毎に必要とするFFボタン(つまり、ボイス
メールのボックスボタン)の利用を可能とするボイスメ
ールシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のボイスメールシステムは、通話録音やメッ
セージ録音において利用される電話機ワンタッチ録音ボ
タンを受付者に応じて設定するボイスメールシステムで
あって、内線電話機のログイン操作によって受付者ID
を登録することにより、受付者に応じた内容で電話機ワ
ンタッチ録音ボタンを設定できるように構成されたこと
を特徴とする。
【0008】すなわち、本発明のボイスメールシステム
によれば、受付者に応じた内容で電話機ワンタッチ録音
ボタンを設定することができるので、内線電話機で電話
応対をする受付者が、それぞれ個別のIDを入力してそ
の内容を活用することによって、受付者に応じて木目細
やかなサービス機能を提供することができる。
【0009】また、本発明のボイスメールシステムは、
前記発明において、内線電話機に接続されるPBXと、
このPBXと連携してボイスメール機能を果たすCTI
サーバとによって構成されている。そして、PBXは、
一般公衆網に接続される局線インタフェースと、内線電
話機に接続される電話機インタフェースと、CTIサー
バと接続されるCTIインタフェースと、PBX全体を
制御する中央処理装置と、内線電話機からログインされ
た受付者IDを受信するログインID信号受信手段と、
ログイン操作を行った受付者IDに応じた電話機FFボ
タンを制御するFFボタン制御手段とを備えている。さ
らに、CTlサーバは、アプリケーションのべースとな
るオペレーテイングシステムと、PBXからの通話系の
音声情報を録音するボイスメール全体を制御するボイス
メール制御装置と、PBXからの通話系の音声情報を蓄
積する録音メッセージデータべ−スと、内線電話機から
ログインされた受付者IDを受け付け情報とする受付者
情報と、受付者に応じた電話機FFボタンを自動設定す
るFFボタン制御パターンデータべースとを備えてい
る。そして、内線電話機からログインされた受付者ID
に応じて、FFボタン制御パターンを設定できるように
構成されたことを特徴とする。
【0010】すなわち、本発明のボイスメールシステム
は、PBX(構内交換機)にCTIサーバが接続された
構成となっている。そして、PBXが、局線インタフェ
ースと電話機インタフェースとCTIインタフェースと
中央処理装置とログインID信号受信手段とFFボタン
制御手段とを備え、さらに、CTlサーバが、オペレー
テイングシステムとボイスメール制御装置と録音メッセ
ージデータべースと受付者情報とFFボタン制御パター
ンデータべースとを備え、内線電話機からのログインI
Dに応じてFFボタン制御パターンを設定できるように
なっている。このように構成された本発明のボイスメー
ルシステムによれば、ボイスメールを利用する受付者に
応じた電話機の操作環境を提供することによって、受付
者の業務に対応した運用を実現し、業務効率改善の効果
を得ることができる。
【0011】また、本発明のボイスメールシステムは、
前記発明において、さらに、録音メッセージデータべー
スへのメッセージ蓄積時に、メッセージ録音や通話録音
のボックス指定の操作を行った受付者名を同時に蓄積す
る付加情報蓄積手段を備え、ログインされた受付者ID
を利用して、メッセージ録音や通話録音操作を行った受
付者を特定できるように構成したことを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明のボイスメールシステム
によれば、上記の発明に加えて、CTIサーバ上にボイ
スメール制御装置と連携する受付者情報付与手段を付加
し、この受付者情報付与手段によりメッセージ録音や通
話録音の操作を行った受付者の特定ができるようにして
いる。これによって、メッセージ録音や通話録音を行っ
たメッセージを長期間保存する場合、内容の確認の為に
特定のメッセージを再度聞き取りたい事態が発生したと
き、メッセージに付加されている情報をもとに検索する
ことによって、膨大なメッセージがあっても瞬時に目的
とするメッセージを選択して聞き取ることができる。す
なわち、付加情報として通話録音やメッセージ録音を行
った受付者名が蓄積されるようにすることによって、受
付者名をキーワードとして、録音メッセージを効率よく
探してメッセージを聞き取ることができる。
【0013】また、本発明のボイスメールシステムは、
前記発明において、さらに、メッセージ録音や通話録音
のボックス指定の操作を行う際に、内線電話機の表示部
へ、ログインされた受付者IDに応じてボックス一覧を
表示させる電話機表示情報を備え、ログインされた受付
者lDを利用して、ボイスメール制御装置および中央処
理装置の制御により、メッセージ録音や通話録音時また
は聞き取り時に、内線電話機の表示部へ、受付者に応じ
たボックス番号の一覧を表示させるように構成したこと
を特徴とする。
【0014】すなわち、本発明のボイスメールシステム
によれば、上記の発明に加えて、CTIサーバ上のボイ
スメール制御装置と連携するボックスー覧を表示させる
手段を備え、ボックスー覧表示情報により、メッセージ
録音や通話録音の際に利用する内線電話機の表示部に、
受付者に応じたボックスの一覧の表示ができるようにし
ている。これにより、受付者毎に設定された電話機のF
Fボタンに加え、メッセージ録音や通話録音の際に利用
するボックスの一覧を、内線電話機の表示部に、受付者
に応じて表示させることができる。これによって、限ら
れた電話機のFFボタン(ボックスボタン)の数であっ
ても、受付者に応じた所望の表示を容易に行うことがで
きる。
【0015】また、本発明のボイスメールシステムは、
前記発明において、受付者情報を判断して呼の自動振り
分けを行う着信分配機能を有する着信分配制御装置を備
え、CTIサーバ上に用意される着信分配制御装置の受
付者情報と連携して、ログインされた受付者IDをボイ
スメール制御装置および着信分配制御装置の両者で利用
できるように構成したことを特徴とする。
【0016】すなわち、本発明のボイスメールシステム
によれば、上記の発明に加えて、CTIサーバ上のボイ
スメール制御装置と連携する着信分配制御装置を備え、
この着信分配制御装置により、ログインされた受付者I
Dをボイスメール制御装置および着信分配制御装置の両
者で利用できるようにしている。これによって、コール
センターシステムで一般的に利用される均等着信分配機
能の受付者のログイン操作と、ボイスメールシステムに
おける受付者のログイン操作とを一元化することがで
き、更なる業務効率改善、及び受付者の管理向上の効果
を期待することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
けるボイスメールシステムの幾つかの実施の形態につい
て説明する。先ず、図1〜図5を用いて、本発明の第1
の実施の形態におけるボイスメールシステムについて説
明する。図1は、本発明の第1の実施の形態におけるボ
イスメールシステムの構成図である。
【0018】図1に示す第1の実施の形態のボイスメー
ルシステムは、図12に示す従来技術の構成に加え、P
BXlに、内線電話機4における受付者の操作によるロ
グイン登録を受け付けるログインID信号受付手段15
と、CTlサーバ2からの指示により内線電話機4のF
Fボタンの設定内容を制御するFFボタン制御手段16
とを追加し、さらに、CTIサーバ2に、内線電話機4
からのログイン操作を受け付ける対象となる受付者情報
23と、受付者に応じた電話機FFボタンを自動設定す
るFFボタン制御パターンデータべース24とを付加し
たことを特徴とする。
【0019】すなわち、第1の実施の形態のボイスメー
ルシステムは、PBXlとCTIサーバ2とによって構
成されている。そして、PBXlは、CTIサーバ2と
連携が可能であり、PBX1の全体を制御する中央処理
装置13と、一般公衆網3などに接続する局線インタフ
ェース11と、内線電話機4に接続する電話機インタフ
ェース12と、CTIサーバ2に接続するCTlインタ
フェース14と、内線電話機4からログインされた受付
者IDを受信し、ログイン登録を行うログインID信号
受信手段15と、CTlサーバ2からの指示により、ロ
グイン操作を行った受付者IDに応じて、内線電話機4
におけるFFボタンの設定内容を制御するFFボタン制
御手段16とによって構成されている。
【0020】また、CTIサーバ2は、PBXlと連携
が可能であり、ボイスメール全体を制御するボイスメー
ル制御装置22と、PBXl側からの通話系の音声情報
を蓄積する録音メッセージデータべース25と、アプリ
ケーションのべースとなるオペレーティングシステム2
1と、内線電話機4からログインされた受付者IDを受
け付け情報とする受付者情報23と、受付者に応じた電
話機FFボタンを自動設定するFFボタン制御パターン
データべース24とによって構成されている。
【0021】このように構成されたボイスメールシステ
ムは、CTIサーバ2の録音メッセージデータべース2
5にメッセージを残したり通話録音したりすることがで
きる。
【0022】次に、上記のように構成された第1の実施
の形態のボイスメールシステムの動作について説明す
る。図2は、図1に示すボイスメールシステムの受付者
情報23内の情報管理データである。この情報管理デー
タでは、受付者グループ毎に別けて、受付者の名前(受
付者名)とログインする際に利用するログインID(受
付者ID)とを管理している。例えば、グループ♯1
は、受付者名[伊藤重樹]受付者ID[100]、受付者名[佐
藤信二]受付者ID[101]…、などというように、各グル
ープ毎に受付者情報のデータが記録されて管理されてい
る。
【0023】また、図3は、図1に示すボイスメールシ
ステムのFFボタン制御パターンデータべース24内の
情報管理データである。この情報管理データでは、各受
付者IDに対応して、内線電話機4のFFボタン(最大
ボタン数24)の設定データが管理されている。つま
り、各受付者IDについて、FFボタン番号毎に対応し
て設定値データを記録している。例えば、受付者ID[1
00]については、FFボタン番号[FFボタン1]設定値
[外線10]、FFボタン番号[FFボタン2]設定値[外
線20] …、などというように対応付けして記録され管
理されている。
【0024】図4は、図1に示すボイスメールシステム
において、サービスの利用を開始するログインの操作に
関する動作の流れを示すフロー図である。つまり、図4
は、実際に受付者別の電話運用のサービスを開始する操
作方法を示す流れ図である。
【0025】同図において、先ず、内線電話機4にてサ
ービスを開始するログイン特番を押下して入力する(ス
テップS1)。つまり、ログイン特番は予めPBXlに
番号計画として登録しておく。次に、ログイン特番に続
き、内線電話機4を利用する受付者lDを押下して入力
する(ステップS2)。
【0026】この結果、受付者IDはPBXlのログイ
ン1D信号受付手段15で一旦確保され、PBXlのC
TIインタフェース14やCTlサーバ2のボイスメー
ル制御装置22を通じて、図2に示すような受付者情報
23内の管理データと照合が行われる。すなわち、受付
者は、内線電話機の表示部によって、ログインが正常に
行えたことを確認する(ステップS3)。そして、照合
が正しく行われた場合は、さらに、受付者1Dに対応し
たFFボタン設定データが、図3に示すような情報管理
データとしてFFボタン制御パターンデータべ−ス24
から検索され、PBXlのFFボタン制御手段16に通
知される。
【0027】このような操作の流れにより、受付者は、
最終的に、その受付者に応じた電話機FFボタン運用の
中で電話応対業務を行うことができる。すなわち、ログ
インした受付者IDに対応した内線電話機FFボタンの
設定による運用を開始する(ステップS4)。尚、ステ
ップS3で、受付者IDの照合が正しく行われない場合
は、ログイン不可としてサービスを開始しない。
【0028】図5は、図1に示すボイスメールシステム
において、サービスの利用を終了するログインの操作に
関する動作の流れを示すフロー図である。つまり、サー
ビスの終了時は、図5に示すように、内線電話機4にお
いてログアウトするための特番を入力し(ステップS1
1)、内線電話機4の表示部によってログアウトが正常
に行えたことを確認し(ステップS12)、さらに、内
線電話機4のFFボタンの設定を全てクリアし、新しい
受付者のログイン操作を待つ(ステップS13)。
【0029】サービスの終了時にはこのような操作を行
い、必ずログアウトする必要がある。即ち、ログアウト
した結果、内線電話機4に設定されるFFボタンは全て
クリアされ、新しい受付者のログイン操作を待つことと
なる。
【0030】以上述べたように、本発明における第1の
実施の形態のボイスメールシステムによれば、例えば、
業務時間により、ある内線電話機を利用するオペレータ
が交代する場合について考えると、受付者が交代しても
内線電話機のFFボタンに設定される録音ボックスボタ
ン(例えば、注文、受付、クレーム、その他など)はい
ずれの受付者の場合も同じ録音ボックスボタンに見え
る。しかし、個別の受付者によってログイン操作を行う
ことにより、同じ区分の録音ボックスボタンであって
も、受付者によっで全く別の録音ボックスにメッセージ
を録音したことになり、受付者毎に、また用件別に、効
率よく所望のメッセージを聞き取ることができる。
【0031】次に、図6及び図7を用いて、本発明にお
けるボイスメールシステムの第2の実施の形態について
説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における
ボイスメールシステムの構成図である。第2の実施の形
態のボイスメールシステムは、PBX1については図1
に示す第1の実施の形態の構成と全く同じである。
【0032】一方、CTIサーバ2は、図1に示す第1
の実施の形態の構成に加えて、付加情報蓄積手段26が
追加されている。この付加情報蓄積手段26は、録音メ
ッセージデータべース25へのメッセージ蓄積時にメッ
セージ録音や通話録音のボックス指定の操作を行った受
付者名を同時に蓄積できるようにしている。
【0033】図7は、図6に示す第2の実施の形態のボ
イスメールシステムにおける録音メッセージデータベー
ス25内の情報管理データである。この情報管理データ
には、各ボックス毎に分けて、ボックス内のメッセージ
毎に受付者名が付加情報として蓄積される。例えば、ボ
ックス♯1については、メッセージID[♯11]、録音時
刻[♯11]、内線番号[♯11]、受付者名[♯11]、ボックス
♯2については、メッセージID[♯21]、録音時刻[♯2
1]、内線番号[♯21]、受付者名[♯21]、などというよう
に記録されている。
【0034】メッセージ録音や通話録音のボックス指定
には特別な操作は必要なく、ボックス指定を行った内線
電話機にログインしている受付者名が自動的に付加情報
をしてメッセージ蓄積されていく。
【0035】すなわち、第2の実施の形態のボイスメー
ルシステムによれば、メッセージ録音や通話録音を行っ
たメッセージを長期間保存する場合、内容の確認の為に
特定のメッセージを再度聞き取りたい事態が発生したと
する。そのような場合、メッセージに付加されている情
報をもとに検索することによって、膨大なメッセージが
あっても瞬時に目的とするメッセージを選択して聞き取
ることができる。すなわち、付加情報として通話録音や
メッセージ録音を行った受付者名が蓄積されるようにす
れば、受付者名をキーワードとして、録音メッセージを
効率よく探してメッセージを聞き取ることができる。
【0036】次に、図8〜図10を用いて、本発明にお
けるボイスメールシステムの第3の実施例の形態につい
て説明する。図8は、本発明の第3の実施の形態におけ
るボイスメールシステムの構成図である。図8に示す第
3の実施の形態のボイスメールシステムの構成は、PB
X1については、図1に示す第1の実施の形態の構成と
全く同じである。
【0037】一方、CTIサーバ2は、図1に示す第1
の実施の形態の構成に加えて電話機表示情報27が追加
されている。この電話機表示情報27によって、メッセ
ージ録音や通話録音のボックス指定の操作を行った際
に、内線電話機4の表示部に表示するボックス一覧をロ
グインしている受付者に応じた表示ができるようになっ
ている。
【0038】図9は、図8のボイスメールシステムにお
ける電話機表示情報27内の情報管理データである。す
なわち、各受付者ID毎に電話機表示情報が記録されて
おり、例えば、受付者ID[100]は、電話機表示情報と
して[五十音順]が内線電話機4の表示部に表示され、受
付者ID[101]は、電話機表示情報として[お気に入り]
が内線電話機4の表示部に表示されている。
【0039】図10は、図8に示す第3の実施の形態の
ボイスメールシステムにおける内線電話機の表示例を示
す図である。つまり、図10は、第3の実施の形態のボ
イスメールシステムにおいて、メッセージ録音や通話録
音のボックス指定の操作を行う際の内線電話機の表示の
例を示している。例えば、図9に示すような電話機表示
情報について説明すれば、受付者ID[100]でログイン
した電話機の表示情報は、図10の左図のように五十音
順の表示内容となっており、受付者ID[101]でログイ
ンした電話機の表示情報は、図10の右図にようなタイ
トルのお気に入りの表示内容となっている。
【0040】すなわち、第3の実施の形態のボイスメー
ルシステムによれば、次にような効果を呈することがで
きる。ボイスメールは、電話機のFFボタンだけでな
く、内線電話機の表示部を利用したボックスの宛先指定
が可能である。そこで、この宛先指定に表示される内容
を、電話応対する受付者に応じた内容によって表示する
ことにより、宛先指定がより簡単に早く行えるようにな
り、スムーズに効率の良い電話応対を行うことができ
る。
【0041】次に、図11を用いて、本発明におけるボ
イスメールシステムの第4の実施の形態について説明す
る。図11は、本発明の第4の実施の形態におけるボイ
スメールシステムの構成図である。図11に示す第4の
実施の形態のボイスメールシステムの構成は、PBX1
については図1に示す第1の実施の形態の構成と全く同
じである。
【0042】一方、CTIサーバ2は、図1に示す第1
の実施の形態の構成に加えて着信分配制御装置28が付
加されている。この着信分配制御装置28により、利用
する受付者情報を着信分配機能における受付者情報と共
有できるようになっている。
【0043】着信分配機能とは、コールセンターシステ
ムに必要とされ受付者の状態を判断して自動的に呼を振
り分ける機能を意味する。この機能の実現には受付者の
状態管理が必要とされ、本発明における様なログイン操
作を行うことが一般的である。
【0044】すなわち、第4の実施の形態のボイスメー
ルシステムによれば、コールセンターシステムなどにお
いて、着信分配機能やボイスメール機能を導入する場
合、内線電話機を利用する受付者は、利用する機能を意
識することなく、一度のログインやログアウト操作を行
うだけで、それぞれの機能のサービスを開始したり終了
することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のボイスメ
ールシステムによれば、同じ区分の録音ボックスボタン
であっても、受付者毎に、個別に、所望のメッセージを
聞き取ることができる。例えば、受付者が代わっても、
電話機のFFボタンに設定される録音ボックスボタン
は、何れの受付者の場合も同じに見える。しかし、それ
ぞれの受付者がログイン操作を行うことにより、同じ区
分の録音ボックスボタンであっても受付者毎に別の録音
ボックスにメッセージを録音したことになり、受付者毎
に所望のメッセージを聞き取ることができる。
【0046】また、本発明のボイスメールシステムによ
れば、受付者は、大量のメッセージから所望のメッセー
ジの検索を迅速に行い、目的のメッセージを容易に聞き
取ることができる。例えば、メッセージ録音や通話録音
を行ったメッセージを長期間保存する場合、内容の確認
の為に特定のメッセージを再度聞き取りたい場合などが
発生する。その場合、メッセージに付加された情報(付
加情報)をもとに検索をすれば、膨大なメッセージの中
から瞬時に目的とするメッセージを聞き取ることができ
る。付加情報として通話録音やメッセージ録音を行った
受付者名が蓄積されるようにすれば、受付者名をキーワ
ードとして、録音メッセージを効率よく探してメッセー
ジを聞き取ることができる。
【0047】さらに、本発明のボイスメールシステムに
よれば、内線電話機の表示部に表示された宛先指定によ
って、効率よく電話対応を行うことができる。すなわ
ち、ボイスメールは電話機のFFボタンだけでなく内線
電話機の表示部を利用したボックスの宛先指定が可能で
ある。この宛先指定に表示される内容を、電話応対する
受付者に応じた内容によって表示させることにより、宛
先指定がより簡単に早く行えるようになり、スムーズで
効率の良い電話応対を行うことができる。
【0048】さらに、本発明のボイスメールシステムに
よれば、コールセンターシステムなどにおいて着信分配
機能やボイスメール機能を導入する場合、内線電話機を
利用する受付者は、利用する機能を意識することなく一
度のログインやログアウト操作を行うだけで、それぞれ
の機能のサービスを開始したり終了したりすることがで
きる。
【0049】このように、本発明のボイスメールシステ
ムによれば、内線電話機で電話応対をする受付者が、そ
れぞれ個別のIDを入力してその内容を活用することに
よって、受付者に応じた木目細やかなサービス機能を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるボイスメー
ルシステムの構成図
【図2】図1に示すボイスメールシステムの受付者情報
内の情報管理データ
【図3】図1に示すボイスメールシステムのFFボタン
制御パターンデータべース内の情報管理データ
【図4】図1に示すボイスメールシステムにおいて、サ
ービスの利用を開始するログインの操作に関する動作の
流れを示すフロー図
【図5】図1に示すボイスメールシステムにおいて、サ
ービスの利用を終了するログインの操作に関する動作の
流れを示すフロー図
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるボイスメー
ルシステムの構成図
【図7】図6に示すボイスメールシステムにおける録音
メッセージデータベース内の情報管理データ
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるボイスメー
ルシステムの構成図
【図9】図8に示すボイスメールシステムにおける電話
機表示情報内の情報管理データ
【図10】図8に示すボイスメールシステムにおける内
線電話機の表示例を示す図
【図11】本発明の第4の実施の形態におけるボイスメ
ールシステムの構成図
【図12】従来のボイスメールシステムの一実施例を示
す構成図
【符号の説明】
1 PBX 2 CTIサーバ 3 一般公衆網 4 内線電話機 11 局線インタフェース 12 電話機インタフェース 13 中央処理装置 14 CTIインタフェース 15 ログインID信号受付手段 16 FFボタン制御手段 21 オペレーティングシステム 22 ボイスメール制御装置 23 受付者情報 24 FFボタン制御パターンデータべ−ス 25 録音メッセージデータベース 26 付加情報蓄積手段 27 電話機表示情報 28 着信分配制御装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB01 AD01 AD05 AF06 AF08 GA02 GA05 GA12 5K024 AA72 BB04 BB05 CC04 DD03 EE01 EE04 FF03 GG03 GG05 GG08 GG11 GG12 GG13 5K049 AA03 AA15 BB04 BB17 BB21 CC11 FF01 FF32 FF40 FF47 GG12 KK02 KK12 5K101 KK05 LL01 MM02 MM03 NN02 NN07 NN15 NN18 NN21 NN23 PP03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話録音やメッセージ録音において利用
    される電話機ワンタッチ録音ボタンを、受付者に応じて
    設定するボイスメールシステムであって、 内線電話機のログイン操作によって受付者IDを登録す
    ることにより、受付者に応じた内容で前記電話機ワンタ
    ッチ録音ボタンを設定できるように構成されたことを特
    徴とするボイスメールシステム。
  2. 【請求項2】 前記内線電話機に接続されるPBXと、
    前記PBXと連携してボイスメール機能を果たすCTI
    サーバとによって構成され、 前記PBXは、 一般公衆網に接続される局線インタフェースと、 前記内線電話機に接続される電話機インタフェースと、 前記CTIサーバと接続されるCTIインタフェース
    と、 前記PBX全体を制御する中央処理装置と、 前記内線電話機からログインされた受付者IDを受信す
    るログインID信号受信手段と、 ログイン操作を行った受付者IDに応じた電話機FFボ
    タンを制御するFFボタン制御手段とを備え、 前記CTlサーバは、 アプリケーションのべースとなるオペレーティングシス
    テムと、 前記PBXからの通話系の音声情報を録音するボイスメ
    ール全体を制御するボイスメール制御装置と、 前記PBXからの通話系の音声情報を蓄積する録音メッ
    セージデータべ−スと、 前記内線電話機からログインされた受付者IDを受け付
    け情報とする受付者情報と、 受付者に応じた電話機FFボタンを自動設定するFFボ
    タン制御パターンデータべースとを備え、 前記内線電話機からログインされた受付者IDに応じ
    て、前記FFボタン制御パターンを設定できるように構
    成されたことを特徴とする請求項1に記載のボイスメー
    ルシステム。
  3. 【請求項3】 前記録音メッセージデータべースへのメ
    ッセージ蓄積時に、メッセージ録音や通話録音のボック
    ス指定の操作を行った受付者名を同時に蓄積する付加情
    報蓄積手段を備え、 ログインされた受付者IDを利用して、メッセージ録音
    や通話録音操作を行った受付者を特定できるように構成
    したことを特徴とする請求項2に記載のボイスメールシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 メッセージ録音や通話録音のボックス指
    定の操作を行う際に、前記内線電話機の表示部へ、ログ
    インされた受付者IDに応じてボックス一覧を表示させ
    る電話機表示情報を備え、 ログインされた受付者lDを利用して、前記ボイスメー
    ル制御装置および前記中央処理装置の制御により、メッ
    セージ録音や通話録音時または聞き取り時に、前記内線
    電話機の表示部へ、受付者に応じたボックス番号の一覧
    を表示させるように構成したことを特徴とする請求項2
    に記載のボイスメールシステム。
  5. 【請求項5】 受付者情報を判断して呼の自動振り分け
    を行う着信分配機能を有する着信分配制御装置を備え、 前記CTIサーバ上に用意される前記着信分配制御装置
    の受付者情報と連携して、ログインされた受付者IDを
    前記ボイスメール制御装置および前記着信分配制御装置
    の両者で利用できるように構成したことを特徴とする請
    求項2に記載のボイスメールシステム。
JP2001035530A 2001-02-13 2001-02-13 ボイスメールシステム Pending JP2002247211A (ja)

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