JP2002245771A - ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブ、カバー、ベースおよびディスク・ドライブ装置の検査方法 - Google Patents

ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブ、カバー、ベースおよびディスク・ドライブ装置の検査方法

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JP2002245771A
JP2002245771A JP2001036210A JP2001036210A JP2002245771A JP 2002245771 A JP2002245771 A JP 2002245771A JP 2001036210 A JP2001036210 A JP 2001036210A JP 2001036210 A JP2001036210 A JP 2001036210A JP 2002245771 A JP2002245771 A JP 2002245771A
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filter
disk
breather filter
housing
base
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Takayuki Fujiwara
敬行 藤原
Hironori Kitabori
浩紀 北堀
Hiroshi Matsuda
浩 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トップ・カバーをベースに組み付けた後で
も、ブリーザ・フィルタが取付けられているか否かの確
認を容易に行なう。 【解決手段】 ブリーザ・フィルタ14と外部との気体
の流通を行なう外気孔20のほかに、ブリーザ・フィル
タ14が取付けられる領域内にフィルタ確認孔21a,
21bを形成した。HDD1に対するリーク・テスト時
に、外気孔20から例えば加圧気体を供給する。ブリー
ザ・フィルタ14が取付けられていないと、フィルタ確
認孔21a,21bから気体が漏洩する。したがって、
リーク・テスト時の圧力を測定することにより、ブリー
ザ・フィルタ14が取付けられていないことを検知する
ことができる。なお、図2はトップ・カバーを透視して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハード・ディスク・
ドライブに代表されるディスク・ドライブ装置に関し、
特にディスク・ドライブ装置内への粉塵の侵入を阻止す
るためのフィルタの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのデータ記憶手段として最
も一般的なハード・ディスク・ドライブ(以下、HD
D)は、単数または複数の磁気ディスクを同軸上に配置
し、それをスピンドル・モータで駆動する構造を有して
いる。データの読み出し、書き込みは、前記磁気ディス
クに対向して設けた磁気ヘッドにより行なわれ、この磁
気ヘッドはアクチュエータ、一般的にはボイス・コイル
・モータ(以下、VCM)により駆動される。前記磁気
ディスク、磁気ヘッドおよびアクチュエータは、ディス
ク・エンクロージャと呼ばれる筐体に収容されている。
ディスク・エンクロージャは、薄箱状の例えばアルミニ
ウム合金製ベースと、ベースの開口部を封止するトップ
・カバーとから構成される。ベースに対向するトップ・
カバーの面の周囲にはガスケットが設けてあり、このガ
スケットをベースの周壁の先端面に押圧するようにベー
スとトップ・カバーとを組み付けることによって、ディ
スク・エンクロージャ内は気密性を持つことになる。
【0003】ディスク・エンクロージャ内は、磁気ディ
スクの回転駆動その他の影響により温度が上昇する。こ
こで、温度上昇に伴って膨張したディスク・エンクロー
ジャ内の空気がガスケットを押しのけて外部に漏れるも
のと仮定する。ディスク・エンクロージャ内の温度が低
下するとディスク・エンクロージャ内の空気は収縮し、
今度は逆に外部から空気がディスク・エンクロージャ内
に侵入することが想定される。このとき、侵入した空気
に混じって粉塵や気化した有機物あるいは無機物がディ
スク・エンクロージャ内に侵入すると、HDDの使用時
において、磁気ヘッドにこの粉塵やディスク面にて固化
した前記の有機物あるいは無機物が衝突して磁気ヘッド
あるいは磁気ディスクに損傷を与えてしまう。このよう
な粉塵のディスク・エンクロージャ内への侵入を防止す
るために、現実のHDDには、トップ・カバーまたはベ
ースにフィルタを設けている。このフィルタはブリーザ
・フィルタ(Breather Filter)と呼ばれており、温度
上昇・降下によるディスク・エンクロージャ内の空気の
膨張・収縮に伴う外部との空気の流通を行なう流路にな
るとともに、外部からの粉塵や気化した有機物あるいは
無機物の侵入を装置性能に影響が出ない程度の微量にな
るよう削減する。
【0004】図面を参照しつつ従来のブリーザ・フィル
タを説明する。なお、ブリーザ・フィルタは、トップ・
カバーに取付けられる場合と、ベースに取付けられる場
合とがあるが、ここではトップ・カバーに取付けられる
場合について説明する。図13はトップ・カバー100
の裏面を示す平面図である。ここで、トップ・カバー1
00において、ディスク・エンクロージャを構成したと
きに外部に露出する面を表面、ベースに対向しディスク
・エンクロージャ内に臨む面を裏面と言うことにする。
トップ・カバー100の裏面には、ディスク・エンクロ
ージャの気密性を得るためのガスケット101がその周
囲に貼り付けてある。また、トップ・カバー100の裏
面には、ブリーザ・フィルタ102が両面接着テープに
より貼り付けてある。図13にはブリーザ・フィルタ1
02の斜視図もあわせて示している。なお、図13に示
すブリーザ・フィルタ102は、トップ・カバー100
に貼り付けられる面を上にして示している。図14はブ
リーザ・フィルタ102の分解斜視図である。なお、図
14はトップ・カバー100に貼り付けられる面を下に
して示している。図14に示すように、ブリーザ・フィ
ルタ102は、フィルタ・ケース103と、フィルタ・
ケース103内に収容されるフィルタ本体104と、フ
ィルタ本体104の表面を覆う通気性膜105を主たる
構成要素としている。なお、図15にフィルタ・ケース
103の表面(図15(a))および裏面(図15
(b))を示す。図14および図15において、フィル
タ・ケース103は、円形の底壁103aと、底壁10
3aの周囲から立設する周壁103bとから構成され
る。底壁103aの表面には通気溝103a1が、また
裏面には通気溝103a2が形成されている。なお、フ
ィルタ・ケース103における底壁103aの表面とは
図14中下の面をいい、裏面とは図14中の上の面をい
うものとする。底壁103aの表面に形成された通気溝
103a1は底壁103aの中心を始点とする円弧状の
溝であり、底壁103aを貫通する通気孔103a3を
その終点としている。底壁103aの裏面に形成された
通気溝103a2は、通気孔103a3を始点とし、底
壁103aの中心を終点としている。このように、通気
溝103a1と通気溝103a2とは通気孔103a3
により連通している。
【0005】フィルタ・ケース103の底壁103aの
表面には両面接着テープ106が接着され、また裏面に
は両面接着テープ107が接着される。したがって、通
気溝103a1は両面接着テープ106との間で閉空間
を形成し、また通気溝103a2は両面接着テープ10
7の間で閉空間を形成する。ただし、図14に示すよう
に、両面接着テープ106および両面接着テープ107
は、その中心に貫通孔106a、107aが形成されて
いるので、この孔に対応する部分は外部と連通してい
る。フィルタ本体104は、フィルタ・ケース103内
に収容される。このとき、フィルタ本体104は、底壁
103aの裏面に接着された両面接着テープ107によ
り接着、固定される。ただし、フィルタ本体104の固
定は、両面接着テープ107に限らず、フィルタ・ケー
ス103内にリブ等の突起を設け、この突起による機械
的な拘束力によることもできる。フィルタ本体104の
図14中上面には、通気性膜105が貼り付けられ、か
くしてブリーザ・フィルタ102は一体化される。底壁
103aの表面に接着された両面接着テープ106を介
して、ブリーザ・フィルタ102はトップ・カバー10
0に接着される。図16および図17にこの状態を示し
ている。つまり、トップ・カバー100に形成された外
気孔100a、両面接着テープ106の貫通孔106a
およびブリーザ・フィルタ102の中心とを位置合わせ
して、両面接着テープ106によりトップ・カバー10
0にブリーザ・フィルタ102を固定する。
【0006】ディスク・エンクロージャ内の空気が膨張
した際には、以下の経路で空気が外部に流出する。つま
り、ディスク・エンクロージャ内の空気は、通気性膜1
05、フィルタ本体104、両面接着テープ107の貫
通孔107a、通気溝103a2、通気孔103a3、
通気溝103a1、両面接着テープ106の貫通孔10
6aおよびトップ・カバー100の外気孔100aを順
次通過して外部に流出する。一方、ディスク・エンクロ
ージャ内の温度が低下して外部の空気がディスク・エン
クロージャ内に流入するときには、トップ・カバー10
0の外気孔100a、両面接着テープ106の貫通孔1
06a、通気溝103a1、通気孔103a3、通気溝
103a2、両面接着テープ107の貫通孔107a、
フィルタ本体104および通気性膜105を順次通過す
る。流入する空気に粉塵や気化した有機物あるいは無機
物が混じっていても、活性炭を主成分とするフィルタ本
体104および通気性膜105を通過するため、ディス
ク・エンクロージャ内部への粉塵の侵入を装置性能に影
響が出ない程度に微量になるよう削減することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、トップ・カバー
100へのブリーザ・フィルタ102取付けは手作業で
行なわれていた。ところが、ごくまれにブリーザ・フィ
ルタ102の取付けを忘れたままベースと組み付けられ
ることがある。トップ・カバー100とベースとが組み
付けられた後には、ブリーザ・フィルタ102がトップ
・カバー100へ取付けられたか否かの確認をするのは
容易ではない。トップ・カバー100に形成された外気
孔100aからブリーザ・フィルタ102の存在を確認
する方法もあるが、外気孔100aが小径であることか
ら正確な確認方法とはならない。また、ブリーザ・フィ
ルタ102がトップ・カバー100に取付けられていた
としても、両面接着テープ107による接着、取付けが
不十分な場合もあり得る。その場合も、従来はその確認
が容易ではなかった。そこで本発明は、トップ・カバー
100をベースに組み付けた後でも、ブリーザ・フィル
タ102が取付けられているか否かの確認を容易に行な
うことのできる手法を提供することを課題とする。さら
に本発明は、トップ・カバー100をベースに組み付け
た後でも、ブリーザ・フィルタ102が適正にトップ・
カバー100に取付けられているか否かを容易に確認す
ることのできる手法の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来から、トップ・カバ
ー100をベースに組み付けた後に、ディスク・エンク
ロージャ内部の気密性が確保されているかを確認するリ
ーク・テストを実施している。このリーク・テストは、
トップ・カバー100の外気孔100aを介してディス
ク・エンクロージャ内に気体を吹き込み、その気体の圧
力を測定することにより、ディスク・エンクロージャ内
部の気密性が確保されているか否か判断する試験であ
る。なお、リーク・テストとしては、ディスク・エンク
ロージャ内を減圧することにより気密性が確保されてい
るか否かを判断することもできる。本発明者は、このリ
ーク・テストを利用して、ブリーザ・フィルタ102が
取付けられているか否かの判断を行なうことができない
か検討した。その結果、トップ・カバー100のブリー
ザ・フィルタ102を取付け、配置する領域内に貫通孔
を形成しておくことにより、ブリーザ・フィルタ102
が取付けられているか否かをリーク・テスト時に確認で
きることを知見した。この貫通孔はブリーザ・フィルタ
102が取付けられている場合には封止されるため、リ
ーク・テスト時にこの貫通孔から外部に漏れることはな
い。ところが、ブリーザ・フィルタ102が取付けられ
ていない場合には、吹き込まれた気体はこの貫通孔から
漏れ出るから、圧力を測定することにより、ブリーザ・
フィルタ102が取付けられていないことを知ることが
できる。
【0009】本発明は以上の知見に基づくものであり、
回転軸を中心に回転駆動しかつデータを記憶するディス
ク状媒体と、前記ディスク状媒体に対してデータの読み
出し、書き込みを行なうヘッドを装着するとともに回動
軸を中心に回動するアクチュエータと、前記ディスク状
媒体および前記アクチュエータとを収容する筐体と、前
記筐体内部と外部との気体の流通を行ないかつ前記筐体
に取付けられるフィルタと、を備え、前記筐体は、外部
と前記フィルタとの気体の流通を行なうための第1の通
気路と、前記フィルタが取付けられる領域内に形成され
た第2の通気路とを備えたことを特徴とするディスク・
ドライブ装置である。
【0010】本発明のディスク・ドライブ装置におい
て、前記筐体は、複数の前記第2の通気路を備えること
ができる。また本発明のディスク・ドライブ装置におい
て、複数の前記第2の通気路は、前記第1の通気路を中
心にして対称の位置に形成することができる。本発明
は、フィルタの取付け有無のみならず、フィルタが十分
に取付けられているかを判断することもできる。その場
合、後述するように、第2の通気路を複数形成し、ある
いは第1の通気路を中心にして対称の位置に形成するこ
とにより、取付け不良をより精度よく検知することがで
きる。
【0011】本発明のディスク・ドライブ装置の典型適
用例として、HDDがある。したがって本発明は、磁気
的にデータを記憶する磁気ディスクと、前記磁気ディス
クを回転駆動するスピンドル・モータと、前記磁気ディ
スクに対してデータの記憶・再生を行なうための磁気ヘ
ッドを有し、前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対し
てシークしかつピボットを中心に回動するロータリ・ア
クチュエータと、前記磁気ディスク、前記スピンドル・
モータおよび前記ロータリ・アクチュエータとを収容す
るとともに、開口を有する箱型のベースと前記開口を封
止するカバーとを含むディスク・エンクロージャと、前
記ディスク・エンクロージャと外部との気体の流通を行
ないかつ前記ディスク・エンクロージャに取付けられる
ブリーザ・フィルタと、を備え、前記ディスク・エンク
ロージャは、外部と前記ブリーザ・フィルタとの気体の
流通を行なうための気体流通路と、前記ブリーザ・フィ
ルタを前記ディスク・エンクロージャに取付けるために
必要な領域内に形成された貫通路とを備えたことを特徴
とするハード・ディスク・ドライブを提供する。本発明
のハード・ディスク・ドライブにおいて、ブリーザ・フ
ィルタをディスク・エンクロージャに取付けるために必
要な領域内に貫通路を形成したことにより、リーク・テ
ストの際に、ブリーザ・フィルタの取付け有無、あるい
はブリーザ・フィルタの取付け不良を検知することがで
きる。なお本発明において、ブリーザ・フィルタをディ
スク・エンクロージャに取付るために必要な領域とは、
ブリーザ・フィルタのディスク・エンクロージャに対す
る投影面に限らない。例えば、ブリーザ・フィルタをデ
ィスク・エンクロージャに取付けるために用いる部材、
例えば両面接着テープの投影面をも包含する。通常、先
に説明したように、ブリーザ・フィルタの取付け面と両
面接着テープとの面積はほぼ一致するが、ブリーザ・フ
ィルタの取付け面よりも両面接着テープの面積が大きい
ような場合には、ブリーザ・フィルタのディスク・エン
クロージャに対する投影面の範囲外であっても両面接着
テープの投影面内に前記貫通路を形成すれば、本発明を
機能させることができる。
【0012】したがって、本発明のハード・ディスク・
ドライブにおいて、前記ブリーザ・フィルタは前記ディ
スク・エンクロージャに接着材(例えば、両面接着テー
プ)によって取付けられる場合には、前記領域は前記接
着材が施される領域となる。ハード・ディスク・ドライ
ブのディスク・エンクロージャは、カバーとベースとか
ら基本的に構成される。したがって、本発明のハード・
ディスク・ドライブにおいて、前記気体流通路および前
記貫通路を前記カバーに形成し、かつ前記ブリーザ・フ
ィルタを前記カバーに取付けることができる。さらに、
前記気体流通路および前記貫通路を前記ベースに形成
し、かつ前記ブリーザ・フィルタを前記ベースに取付け
ることができる。
【0013】本発明は、前述のハード・ディスク・ドラ
イブ以外に、ハード・ディスク・ドライブのディスク・
エンクロージャを構成するカバーとしても提供される。
すなわち本発明のカバーは箱状のベースとともにハード
・ディスク・ドライブのディスク・エンクロージャを構
成しかつブリーザ・フィルタが所定の位置に取付けられ
るカバーであって、平板状のカバー本体と、前記カバー
本体に形成された前記ブリーザ・フィルタへの通気を可
能にする第1の通気路と、前記カバー本体に形成される
とともに前記ブリーザ・フィルタが前記カバーに適切に
取付けられた場合に封止される第2の通気路と、を備え
たことを特徴とする。本発明のカバーにおいて、前記第
2の通気路は、前記ブリーザ・フィルタが前記カバーに
取付けられていない場合には、封止されない位置に形成
される。
【0014】本発明は、ブリーザ・フィルタをベース側
に設けることを許容する。したがって本発明は、平板状
のカバーとともにハード・ディスク・ドライブのディス
ク・エンクロージャを構成しかつブリーザ・フィルタが
所定の位置に取付けられるベースであって、底面および
側壁とからなる箱状のベース本体と、前記ベース本体の
底面に形成された前記ブリーザ・フィルタへの通気を可
能にする第1の通気路と、前記ベース本体の底面であっ
てかつ前記ブリーザ・フィルタの取付け予定領域内に形
成される第2の通気路と、を備えることを特徴とするベ
ースを提供する。本発明のベースにおいて、前記第2の
通気路を、前記第1の通気路を取り囲むように形成する
ことができる。そうすると、後述するように、ブリーザ
・フィルタの取付け不良の検知精度を向上することがで
きる。
【0015】本発明は、前述のように、従来のハード・
ディスク・ドライブについて行なっていたリーク・テス
トにおいて、ブリーザ・フィルタの取付けが適切か否か
判断する点に新規性を有している。したがって、データ
を記憶するディスク状媒体および前記ディスク状媒体に
対してデータの読み出し、書き込みを行なうヘッドを収
容する筐体と、前記筐体内部に取付けられかつ外部との
通気性を保ちつつろ過機能を果たすフィルタと、を備え
るディスク・ドライブ装置の検査方法であって、前記筐
体内を加圧または減圧する加・減圧ステップと、前記筐
体内の圧力を測定する測定ステップと、測定された前記
圧力の値に基づき、前記フィルタの取付けが適切か否か
判断する判断ステップと、を備えることを特徴とするデ
ィスク・ドライブ装置の検査方法を提供する。本発明の
ディスク・ドライブ装置の検査方法において、前記筐体
は、前記フィルタの取付けが適切でない場合において、
前記加・減圧ステップで、前記筐体内を加圧した場合に
は前記筐体内部の気体が外部に漏洩し、また前記筐体内
を減圧した場合には外部から前記筐体内部に気体が流入
する通気路を備えることができる。また本発明のディス
ク・ドライブ装置の検査方法において、前記フィルタの
取付けが適切か否かは、前記フィルタが前記筐体に取付
けられていないことおよび/または前記フィルタの前記
筐体への取付けが不十分であることを包含する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明のディスク・ドライブ
装置をハード・ディスク・ドライブ(HDD)1に適用
した例について図面を参照しつつ説明する。図1は本実
施の形態によるHDD1を構成するディスク・エンクロ
ージャ4の構成を示す斜視図、図2は本実施の形態にか
かるHDD1の内部を示す斜視図である。なお、図2は
トップ・カバー3を透視している。図1〜図2に示すよ
うに、HDD1は底浅箱型のアルミニウム合金製ベース
2の開口部をトップ・カバー3で封止してディスク・エ
ンクロージャ4を構成する。トップ・カバー3の裏面に
は、ガスケット5が貼り付けてある。ガスケット5は、
例えばフッ素ゴムにより構成することができる。トップ
・カバー3は、ガスケット5を介してベース2にビス止
めされるため、ディスク・エンクロージャ4内は気密化
される。このディスク・エンクロージャ4内には、図2
に示すように、ベース2のほぼ中央にハブイン構造のス
ピンドル・モータ6が設けられている。このスピンドル
・モータ6のハブ(図示せず)の上面にはガラスまたは
Al基板からなる磁気ディスク7がスペーサ(図示せ
ず)を介して同軸上に積層してトップ・クランプ8で固
定装着される。磁気ディスク7は、スピンドル・モータ
6により回転駆動される。
【0017】また、ディスク・エンクロージャ4内に
は、アクチュエータ9が設けられている。このアクチュ
エータ9は一端部にデータの読み出し、書き込みを行な
う磁気ヘッド10を有し、中間部がピボット軸11を介
してベース2上に支持され、ピボット軸11の回りに回
動自在とされる。アクチュエータ9の他端部にはVCM
(ボイス・コイル・モータ)用コイルが設けられ、この
VCM用コイルとともに機能すべくディスク・エンクロ
ージャ4内に設けられるVCM12によって、アクチュ
エータ9が回動される。ベース2外面(下面)には、回
路基板としての図示しないカードが取付けられ、このカ
ードはベース2の外半面を覆うような大きさの矩形とさ
れる。前記カードとスピンドル・モータ6との間ではモ
ータ駆動用の電力、信号等の入出力が行なわれ、カード
とアクチュエータ9との間ではVCM用コイルへの動力
や磁気ヘッド10の読み取り等のための電力、信号の入
出力が行なわれる。このカードとアクチュエータ9との
間の入出力は、フレキシブルケーブル(FPC)を介し
て行なわれる。本実施の形態のHDD1はヘッド・ロー
ド・アンロード型と称されるディスク・ドライブ装置で
ある。このヘッド・ロード・アンロード型HDDは非動
作時に、ランプ・ブロック13にアクチュエータ9を保
持させるものである。動作時にはアクチュエータ9が駆
動することにより磁気ヘッド10はランプ・ブロック1
3から磁気ディスク7に向けて移動し、磁気ディスク7
上をシークする。
【0018】ベース2は、その外周に周壁2aが立設し
ている。ベース2は以下のように複数の区域に区画され
ている。つまり、周壁2aに囲まれた領域には、磁気デ
ィスク7および磁気ディスク7を回転駆動するためのス
ピンドル・モータ6からなるディスク・アセンブリを収
容する媒体収容室としてのディスク収容室2bと、磁気
ヘッド10を磁気ディスク7上にシークするためのアク
チュエータ機構を収容するアクチュエータ収容室2cを
備えている。
【0019】トップ・カバー3の裏面には、HDD1の
外部に対する気密性を保持するためのガスケット5が貼
り付けてある。また、トップ・カバー3にはブリーザ・
フィルタ14が取付けてある。ブリーザ・フィルタ14
の構造は、図14で説明したものと同様の構造を有して
いるため、その説明は省略する。トップ・カバー3に
は、ブリーザ・フィルタ14と外部とを連通させるため
の第1の通気路としての外気孔20が形成されている。
外気孔20は、トップ・カバー3に形成された貫通孔で
ある。また、外気孔20の周囲には、外気孔20より僅
かに小径な、第2の通気路としてのフィルタ確認孔21
a,21bが形成されている。フィルタ確認孔21a,
21bもまた、トップ・カバー3に形成された貫通孔で
ある。図3は、ブリーザ・フィルタ14近傍を示す断面
図である。図3に示すように、ブリーザ・フィルタ14
は、接着材としての両面接着テープ22によりトップ・
カバー3に取付けられている。この際、トップ・カバー
3に形成された外気孔20とブリーザ・フィルタ14の
中心とが一致するように、ブリーザ・フィルタ14はト
ップ・カバー3に対して取付けられる。また、フィルタ
確認孔21a,21bは、ブリーザ・フィルタ14が取
付けられる領域内に形成されていることがわかる。この
ことは、フィルタ確認孔21a,21bが、ブリーザ・
フィルタ14をトップ・カバー3に取付けるために必要
な領域に形成されていることを意味する。図3に示すよ
うに、フィルタ確認孔21a,21bは、ブリーザ・フ
ィルタ14が取付けられている場合には、ブリーザ・フ
ィルタ14によって封止されることになる。
【0020】ここで、リーク・テストは、ブリーザ・フ
ィルタ14を介してHDD1内部に加圧気体を導入しつ
つ、圧力を測定する検査である。このリーク・テスト
は、従来は、ディスク・エンクロージャ4内の気密性、
より具体的にはガスケット5が有効に機能しているか否
かを確認するために行なわれていた。ところが、本実施
の形態によれば、ディスク・エンクロージャ4内の気密
性のみならず、ブリーザ・フィルタ14がトップ・カバ
ー3に取付けられているか否かの検査をすることができ
る。図4は、ブリーザ・フィルタ14がトップ・カバー
3に取付けられたHDD1に対してリーク・テストを行
なっている状況を示す断面図である。また、図5は、ブ
リーザ・フィルタ14がトップ・カバー3に取付けられ
ていないHDD1に対してリーク・テストを行なってい
る状況を示す断面図である。図4に示すように、ブリー
ザ・フィルタ14がトップ・カバー3に取付けられてい
ると、リーク・テスト用チューブ23から供給される加
圧気体(矢印で示す)は、ブリーザ・フィルタ14を介
してディスク・エンクロージャ4内に供給される。ここ
で、フィルタ確認孔21a,21bは、ブリーザ・フィ
ルタ14、より具体的にはブリーザ・フィルタ14をト
ップ・カバー3に取付けるための両面接着テープ22に
より封止されている。したがって、ディスク・エンクロ
ージャ4内に導入された気体は、外部に漏洩するとすれ
ば、ガスケット5とベース2との間ということになる。
なお、フィルタ確認孔21a,21bは、リーク・テス
ト中に、リーク・テスト用チューブ23によって閉塞さ
れてはいけない。図4に示すような形態のリーク・テス
ト用チューブ23を用いる場合には、フィルタ確認孔2
1a,21bを形成する上でこの点も考慮する必要があ
る。一方、図5に示すように、ブリーザ・フィルタ14
がトップ・カバー3に取付けられていないとすると、リ
ーク・テスト用チューブ23から供給される加圧気体
(矢印で示す)の一部は、トップ・カバー3のフィルタ
確認孔21a,21bから外部に漏洩する。フィルタ確
認孔21a,21bから外部への気体の漏洩は、リーク
・テスト用チューブ23から供給される加圧気体の圧力
を検知することにより容易に判断することができる。具
体的な判断手法の1例は以下の通りである。
【0021】例えば、ガスケット5によるベース2およ
びトップ・カバー3間の気密性が確保され、かつブリー
ザ・フィルタ14が取付けられている場合の基準圧力を
V1とする。実際にリーク・テストを行なったときの圧
力がV1と一致すれば、そのHDD1は合格品として扱
われる。実際にリーク・テストを行なったときの圧力
が、V1より低いV2の場合には、ガスケット5による
ベース2およびトップ・カバー3間の気密性が確保され
ていないか、またはブリーザ・フィルタ14が取付けら
れていないことが想定される。そのときには、トップ・
カバー3をベース2から取り外してトップ・カバー3の
裏面を確認することにより、ブリーザ・フィルタ14が
取付けられているか否か確認することができる。ブリー
ザ・フィルタ14が取付けられていれば、リーク・テス
トでV2が検出された原因が、ガスケット5によるベー
ス2およびトップ・カバー3間の気密性が確保されてい
ないためと判断することができる。他に以下の手法もあ
る。ガスケット5によるベース2およびトップ・カバー
3間の気密性が確保されているが、ブリーザ・フィルタ
14が取付けられていない場合の圧力V3を予め測定し
ておく。また、ブリーザ・フィルタ14が取付けられて
いるが、ガスケット5によるベース2およびトップ・カ
バー3間の気密性が確保されていない場合の圧力V4を
予め測定しておく。さらに、ガスケット5によるベース
2およびトップ・カバー3間の気密性が確保されておら
ず、くわえてブリーザ・フィルタ14が取付けられてい
ない場合の圧力V5を予め測定しておく。そうすれば、
リーク・テスト時に測定された圧力と、V1,V3,V
4およびV5とを比較することにより、当該HDD1が
合格品であるか否かを判断することが、また不合格品の
場合の原因を予測することができる。
【0022】一方、前述した従来のトップ・カバー10
0では、本実施の形態のようにリーク・テストによって
ブリーザ・フィルタ102がトップ・カバー100に取
付けられているか否かを判断することができない。図1
1および図12に基づいてこのことを説明する。図11
は、ブリーザ・フィルタ102がトップ・カバー100
に取付けられたHDDに対してリーク・テストを行なっ
ている状況を示す断面図である。また、図12は、ブリ
ーザ・フィルタ102がトップ・カバー100に取付け
られていないHDDに対してリーク・テストを行なって
いる状況を示す断面図である。図11および図12に示
すように、トップ・カバー100には、本実施の形態が
備えているフィルタ確認孔21a,21bに相当する貫
通孔が設けられていない。図11に示すように、ブリー
ザ・フィルタ102がトップ・カバー100に取付けら
れていると、リーク・テスト用チューブ23から供給さ
れる加圧気体(矢印で示す)は、ブリーザ・フィルタ1
02を介してディスク・エンクロージャ内に供給され
る。また、図12に示すように、ブリーザ・フィルタ1
02がトップ・カバー100に取付けられていないとき
には、リーク・テスト用チューブ23から供給される加
圧気体(矢印で示す)は、直接ディスク・エンクロージ
ャ内に流入する。このとき、流入した気体が外部に漏洩
するとすれば、トップ・カバー100と図示しないベー
スとの間から漏洩する。そのときに測定される圧力は、
トップ・カバー100とベースとの間の気密性が確保さ
れている場合に比べて低くなる。ところが、外部に漏洩
する個所がトップ・カバー100とベースとの間に限ら
れるから、ブリーザ・フィルタ102の取付け有無の判
断材料とはならない。
【0023】次に、以上説明した本実施の形態(以下、
第1の実施形態)の変形例(以下、第2の実施形態)に
ついて説明する。なお、第2の実施形態については、第
1の実施形態との主たる相違点についてのみ説明する。
図6〜図8は第2の実施形態を説明するための図であ
る。図6〜図8において、第1の実施形態と同様の部分
については、同一の符号を付してその説明は省略する。
図6において、円筒状をなすブリーザ・フィルタ14の
1端面には、トップ・カバー3にブリーザ・フィルタ1
4を取付けるためのリング状の両面接着テープ24,2
5とが貼り付けられている。第2の実施形態は、このよ
うに径の異なる2つのリング状の両面接着テープ24,
25を用いる点に特徴を有している。図7はリング状の
両面接着テープ24,25によってブリーザ・フィルタ
14を取付けたHDD1についてリーク・テストを行な
っている状態を示す断面図である。図7に示すように、
トップ・カバー3に形成されたフィルタ確認孔21a,
21bに、両面接着テープ24と25との間の間隙が対
応する。図7は、トップ・カバー3に対してブリーザ・
フィルタ14が適切に取付けられた場合を示しており、
リーク・テスト用チューブ23から供給される加圧気体
(矢印で示す)は、ブリーザ・フィルタ14を介してデ
ィスク・エンクロージャ4内に供給される。ここで、フ
ィルタ確認孔21a,21bは、ブリーザ・フィルタ1
4によってディスク・エンクロージャ4内と隔離され
る。つまり、フィルタ確認孔21a,21bは、ブリー
ザ・フィルタ14によって、実質的に封止される。この
状態は、第1の実施形態と同様である。図8は、両面接
着テープ25に接着不良が生じているHDD1について
リーク・テストを行なっている状態を示す断面図であ
る。リーク・テスト用チューブ23から供給される加圧
気体(矢印で示す)は、ブリーザ・フィルタ14を介し
てディスク・エンクロージャ4内に供給される。供給さ
れた気体の一部は、矢印で示すように、両面接着テープ
25の接着不良部分からブリーザ・フィルタ14とトッ
プ・カバー3との間に流入し、さらにフィルタ確認孔2
1a,21bから外部に漏洩する。この気体の外部への
漏洩は、第1の実施形態で説明したように、加圧気体に
ついての圧力測定によって検知することができる。つま
り、第2の実施形態の構成を採用することにより、トッ
プ・カバー3への取付けが不十分なブリーザ・フィルタ
14の存在を容易に検知することができる。
【0024】以上説明した第1の実施形態および第2の
実施形態では、外気孔20の周囲に2つのフィルタ確認
孔21a,21bを対称の位置に形成した例を示した。
しかし、フィルタ確認孔21a,21bはこの形態に限
定されない。例えば、図9(第3の実施形態)または図
10(第4の実施形態)に示すような形態とすることも
できる。なお、図9および図10において、第1および
第2の実施形態と同一の部分については、同一の符号を
付している。図9および図10は、トップ・カバー3の
裏面を示す部分平面図である。図9および図10におい
て、外気孔20の周囲を取り囲む鎖線による円は、ブリ
ーザ・フィルタ14の取付けが予定されている領域を示
している。図9に示す第3の実施形態は、外気孔20を
中心にした円弧状のフィルタ確認孔26を形成した例で
ある。このフィルタ確認孔26は、プレス加工による打
ち抜きによって形成することができる。また、図10に
示す第4の実施形態は、外気孔20を中心にして、対称
の位置に4つのフィルタ確認孔27a,27b,27c
および27dを形成した例である。図9に示した第3の
実施形態および図10に示した第4の実施形態のよう
に、外気孔20を取り囲むようにフィルタ確認孔26等
を形成すれば、ブリーザ・フィルタ14の取付け不良の
検知をより精度よく行なうことができる。つまり、円形
の確認孔が1つのみ形成した場合には、ブリーザ・フィ
ルタ14がトップ・カバー3に取付けられていないこと
を検知することは確実にできる。しかし、取付けが不十
分な場合には、フィルタ確認孔26等から取付けが不十
分な部位が離間していると、それを検知できない場合が
ある。これに対して、第3の実施形態および第4の実施
形態のように、外気孔20を取り囲むようにフィルタ確
認孔26等を形成しておけば、フィルタ確認孔26等か
ら取付けが不十分な部位が離間しているという可能性が
極めて小さくなる。したがって、取付けが不十分な部位
の存在の検知をより精度よく行なうことができる。な
お、本発明において、ブリーザ・フィルタ14が取付け
られていない場合および両面接着テープの接着不良等に
よる取付けが不十分な場合の両者を、取付けが適切でな
い、あるいは不適切であると総称する。
【0025】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、従来からHDD1に対して行なっていたリーク・テ
ストを実行することにより、ブリーザ・フィルタ14が
取付けられているか、あるいはその取付け状態に不良が
存在しないか、を容易に確認することができる。なお、
以上の実施の形態では、トップ・カバー3にブリーザ・
フィルタ14を取付ける例について説明した。しかし、
ベース2にブリーザ・フィルタ14を取付けるタイプの
HDDも存在し、このタイプのHDDにおいては、外気
孔をベース2に形成するとともに、フィルタ確認孔をこ
れまでの説明に準じてベース2に形成すればよいことは
いうまでもない。この場合、ブリーザ・フィルタ14
は、ベース2の底面に貼り付けられるから、第1の通気
路としての外気孔および第2の通気路としてのフィルタ
確認孔は、図1に示すベース2の底面に形成すればよ
い。この場合、第2の通気路としてのフィルタ確認孔
は、ブリーザ・フィルタ14が取付けられる予定領域内
に形成される。また、以上の実施の形態では、ディスク
・エンクロージャ4内に加圧気体を供給する、つまりデ
ィスク・エンクロージャ4内を加圧するリーク・テスト
の例について説明した。しかし、リーク・テストは、デ
ィスク・エンクロージャ4内を減圧することによっても
実現することができ、その場合であっても本発明の効果
を享受できることはいうまでもない。さらに、以上の実
施の形態においては、円筒形のブリーザ・フィルタ14
について説明を行なったが、本発明に用いるブリーザ・
フィルタ14は円筒形に限らない。例えば、三角柱等の
多角形断面を有するブリーザ・フィルタ14を用いるこ
ともできる。そして、その場合には、ブリーザ・フィル
タ14の内部構造、例えば通気溝も他の形態を採ること
になるから、第1の通気路および第2の通気路をそれに
合致するように形成すればよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トップ・カバーをベースに組み付けた後でも、ブリーザ
・フィルタが取付けられているか否かの確認を容易に行
なうことができる。また本発明によれば、トップ・カバ
ーをベースに組み付けた後でも、ブリーザ・フィルタが
適正にトップ・カバーに取付けられているか否かを容易
に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態によるHDDを構成するディ
スク・エンクロージャの構成を示す斜視図である。
【図2】 第1の実施形態によるHDDの内部を示す斜
視図である。
【図3】 第1の実施形態によるブリーザ・フィルタ取
付け部分の断面図である。
【図4】 第1の実施形態によるリーク・テスト時のブ
リーザ・フィルタ取付け部分を示す断面図である。
【図5】 第1の実施形態によるリーク・テスト時のブ
リーザ・フィルタ取付け部分を示す断面図である。
【図6】 第2の実施形態によるブリーザ・フィルタを
示す斜視図である。
【図7】 第2の実施形態によるリーク・テスト時のブ
リーザ・フィルタ取付け部分を示す断面図である。
【図8】 第2の実施形態によるリーク・テスト時のブ
リーザ・フィルタ取付け部分を示す断面図である。
【図9】 第3の実施形態による貫通孔の形成例を示す
平面図である。
【図10】 第4の実施形態による貫通孔の形成例を示
す平面図である。
【図11】 従来のHDDによるリーク・テスト時のブ
リーザ・フィルタ近傍を示す断面図である。
【図12】 従来のHDDによるリーク・テスト時のブ
リーザ・フィルタ近傍を示す断面図である。
【図13】 従来のトップ・カバーの裏面を示す平面図
である。
【図14】 従来のブリーザ・フィルタを示す分解斜視
図である。
【図15】 従来のブリーザ・フィルタを構成するフィ
ルタ・ケースを示す平面図であり、(a)は表面を、
(b)は裏面を示す。
【図16】 従来のトップ・カバーにブリーザ・フィル
タを取付けた状態を示す断面図である。
【図17】 従来のトップ・カバーの断面図である。
【符号の説明】
1…ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、2…ベー
ス、3…トップ・カバー、4…ディスク・エンクロージ
ャ、5…ガスケット、6…スピンドル・モータ、7…磁
気ディスク、8…トップ・クランプ、9…アクチュエー
タ、10…磁気ヘッド、11…ピボット軸、12…VC
M、13…ランプ・ブロック、14…ブリーザ・フィル
タ、20…外気孔、21a,21b,26,27a,2
7b,27c,27d…フィルタ確認孔、22,24,
25…両面接着テープ、23…リーク・テスト用チュー
フロントページの続き (72)発明者 藤原 敬行 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 北堀 浩紀 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 松田 浩 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を中心に回転駆動しかつデータを
    記憶するディスク状媒体と、 前記ディスク状媒体に対してデータの読み出し、書き込
    みを行なうヘッドを装着するとともに回動軸を中心に回
    動するアクチュエータと、 前記ディスク状媒体および前記アクチュエータとを収容
    する筐体と、 前記筐体内部と外部との気体の流通を行ないかつ前記筐
    体に取付けられるフィルタと、を備え、 前記筐体は、外部と前記フィルタとの気体の流通を行な
    うための第1の通気路と、前記フィルタが取付けられる
    領域内に形成された第2の通気路とを備えたことを特徴
    とするディスク・ドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体は、複数の前記第2の通気路を
    備えることを特徴とする請求項1に記載のディスク・ド
    ライブ装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記第2の通気路は、前記第1の
    通気路を中心にして対称の位置に形成されることを特徴
    とする請求項2に記載のディスク・ドライブ装置。
  4. 【請求項4】 磁気的にデータを記憶する磁気ディスク
    と、 前記磁気ディスクを回転駆動するスピンドル・モータ
    と、 前記磁気ディスクに対してデータの記憶・再生を行なう
    ための磁気ヘッドを有し、前記磁気ヘッドを前記磁気デ
    ィスクに対してシークしかつピボットを中心に回動する
    ロータリ・アクチュエータと、 前記磁気ディスク、前記スピンドル・モータおよび前記
    ロータリ・アクチュエータとを収容するとともに開口を
    有する箱型のベースと前記開口を封止するカバーとを含
    むディスク・エンクロージャと、 前記ディスク・エンクロージャと外部との気体の流通を
    行ないかつ前記ディスク・エンクロージャに取付けられ
    るブリーザ・フィルタと、を備え、 前記ディスク・エンクロージャは、外部と前記ブリーザ
    ・フィルタとの気体の流通を行なうための気体流通路
    と、前記ブリーザ・フィルタを前記ディスク・エンクロ
    ージャに取付けるために必要な領域の範囲内に形成され
    た貫通路とを備えたことを特徴とするハード・ディスク
    ・ドライブ。
  5. 【請求項5】 前記ブリーザ・フィルタは前記ディスク
    ・エンクロージャに接着材によって取付けられ、 前記領域は、前記接着材が施される領域であることを特
    徴とする請求項4に記載のハード・ディスク・ドライ
    ブ。
  6. 【請求項6】 前記気体流通路および前記貫通路が前記
    カバーに形成され、かつ前記ブリーザ・フィルタは前記
    カバーに取付けられることを特徴とする請求項4に記載
    のハード・ディスク・ドライブ。
  7. 【請求項7】 前記気体流通路および前記貫通路が前記
    ベースに形成され、かつ前記ブリーザ・フィルタは前記
    ベースに取付けられることを特徴とする請求項4に記載
    のハード・ディスク・ドライブ。
  8. 【請求項8】 箱状のベースとともにハード・ディスク
    ・ドライブのディスク・エンクロージャを構成しかつブ
    リーザ・フィルタが所定の位置に取付けられるカバーで
    あって、 平板状のカバー本体と、 前記カバー本体に形成された前記ブリーザ・フィルタへ
    の通気を可能にする第1の通気路と、 前記カバー本体に形成されるとともに前記ブリーザ・フ
    ィルタが前記カバーに適切に取付けられた場合に封止さ
    れる第2の通気路と、 を備えたことを特徴とするカバー。
  9. 【請求項9】 前記第2の通気路は、前記ブリーザ・フ
    ィルタが前記カバーに取付けられていない場合には、封
    止されない位置に形成されたことを特徴とする請求項8
    に記載のカバー。
  10. 【請求項10】 平板状のカバーとともにハード・ディ
    スク・ドライブのディスク・エンクロージャを構成しか
    つブリーザ・フィルタが所定の位置に取付けられるベー
    スであって、 底面および側壁とからなる箱状のベース本体と、 前記ベース本体の底面に形成された前記ブリーザ・フィ
    ルタへの通気を可能にする第1の通気路と、 前記ベース本体の底面であってかつ前記ブリーザ・フィ
    ルタの取付け予定領域内に形成される第2の通気路と、
    を備えることを特徴とするベース。
  11. 【請求項11】 前記第2の通気路は、前記第1の通気
    路を取り囲むように形成されることを特徴とする請求項
    10に記載のベース。
  12. 【請求項12】 データを記憶するディスク状媒体およ
    び前記ディスク状媒体に対してデータの読み出し、書き
    込みを行なうヘッドを収容する筐体と、前記筐体内部に
    取付けられかつ外部との通気性を保ちつつろ過機能を果
    たすフィルタと、を備えるディスク・ドライブ装置の検
    査方法であって、 前記筐体内を加圧または減圧する加・減圧ステップと、 前記筐体内の圧力を測定する測定ステップと、 測定された前記圧力の値に基づき、前記フィルタの取付
    けが適切か否か判断する判断ステップと、を備えること
    を特徴とするディスク・ドライブ装置の検査方法。
  13. 【請求項13】 前記筐体は、 前記フィルタの取付けが適切でない場合において、 前記加・減圧ステップで、前記筐体内を加圧した際には
    前記筐体内部の気体が外部に漏洩し、また前記筐体内を
    減圧した際には外部から前記筐体内部に気体が流入する
    通気路を備えていることを特徴とする請求項12に記載
    のディスク・ドライブ装置の検査方法。
  14. 【請求項14】 前記フィルタの取付けが適切か否か
    は、前記フィルタが前記筐体に取付けられていないこと
    および/または前記フィルタの前記筐体への取付けが不
    十分であることを包含することを特徴とする請求項12
    に記載のディスク・ドライブ装置の検査方法。
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