JP2002244696A - 音声認識による制御装置 - Google Patents

音声認識による制御装置

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JP2002244696A
JP2002244696A JP2001042729A JP2001042729A JP2002244696A JP 2002244696 A JP2002244696 A JP 2002244696A JP 2001042729 A JP2001042729 A JP 2001042729A JP 2001042729 A JP2001042729 A JP 2001042729A JP 2002244696 A JP2002244696 A JP 2002244696A
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JP
Japan
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voice
recognition
control command
input
command obtained
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JP2001042729A
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Noriyuki Tsunashima
則幸 綱島
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音による音声認識の誤りにより誤動作が生じ
ることを防止する。 【解決手段】入力された音声パターンを辞書用メモリの
音声パターンと比較する手段と、雑音レベルを検出する
手段と、音声出力手段とを備え、雑音レベルが所定値未
満であるときに入力された音声認識を行って得られた制
御コマンドをそのまま実行し、雑音レベルが前記所定値
以上であるとき、音声認識を行って得られた制御コマン
ドが発音されたか否かを確認する音声を前記音声出力手
段により発音し、認識結果が合致しているとの音声入力
があったときは音声認識を行って得られた制御コマンド
を実行し、認識結果が合致していないとの音声入力があ
ったときは音声認識を行って得られた制御コマンドを実
行することなく音声入力待ちとなるように構成したし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は音声認識による制
御装置に係わり、特に、音声認識の誤りにより誤動作が
生じることを防止した制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音声によるコマンドを認識して装
置をコントロールする音声認識装置の例を図3に示す。
図に示すマイクロホン1に入力された音声は電気信号に
変換されてアンプ2で増幅されてA/Dコンバータ3で
デジタル信号に変換される。
【0003】そのデジタル信号はマイクロコンピュータ
4に入力されて辞書用メモリ5に記憶されている音声の
パターンと比較されて入力された音声が認識される。こ
のように認識された音声によるコマンドにより図示して
いない装置を制御する。
【0004】図4により上記音声認識装置の動作を説明
する。音声認識ソフトが起動されると、先ず、ステップ
S10において、音声が入力されたか否かを判断し、音
声が入力されるとステップS11に移行する。ステップ
S11では辞書用メモリ5に記憶されている音声のパタ
ーンと入力された音声のパターンとの比較により音声認
識処理を行い、次に、ステップS12で認識結果得られ
たコマンドにより他の装置を制御して音声認識動作を終
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】音声認識装置で音声を
認識する場合、騒音が大きくなるにつれて音声認識の誤
動作が発生しやすくなる。上記した従来の音声認識によ
る制御装置では騒音による音声の誤認識が考慮されてい
ないため、騒音が高い場合、音声誤認識により思いもよ
らない動作が行われ使用者に心理的負担をかけるという
問題があった。
【0006】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、騒音により音声
認識の誤りが発生する恐れのあるときは、音声が誤って
認識されたか否かを確認してから制御動作を行わせる音
声認識による制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の音声認識によ
る制御装置は、入力された音声パターンを辞書用メモリ
の音声パターンと比較する手段と、雑音レベルを検出す
る手段と、音声出力手段とを備え、雑音レベルが所定値
未満であるときに入力された音声認識を行って得られた
制御コマンドをそのまま実行し、雑音レベルが前記所定
値以上であるとき、音声認識を行って得られた制御コマ
ンドが発音されたか否かを確認する音声を前記音声出力
手段により発音し、認識結果が合致しているとの音声入
力があったときは音声認識を行って得られた制御コマン
ドを実行し、認識結果が合致していないとの音声入力が
あったときは音声認識を行って得られた制御コマンドを
実行することなく音声入力待ちとなるように構成したも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である音声認識
装置を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施
例である音声認識装置を示すブロック図である。図に示
すマイクロホン1に入力された音声は電気信号に変換さ
れてアンプ2で増幅されてA/Dコンバータ3でデジタ
ル信号に変換される。
【0009】そのデジタル信号はマイクロコンピュータ
4に入力されて辞書用メモリ5に記憶されている音声の
パターンと比較されて入力された音声が認識される。音
声認識したコマンドにより図示していない装置を制御す
る。音声合成装置6はマイクロコンピュータ4に制御さ
れて所定の音声を合成してスピーカ7に発声させる。
【0010】図2により上記音声認識装置の動作を説明
する。先ず、装置が起動されると、音声が入力されるま
でステップS1を繰り返して音声が入力されるとステッ
プS2に移行する。ステップS2では入力された音声の
パターンと制御コマンドのパターンとが比較されて音声
認識処理が実行され、ステップS3に移行する。
【0011】ステップS3では現在入力されている騒音
のレベルが所定値未満であるか否かが判断される。騒音
レベルは例えばマイクロコンピュータ4が所定周波数領
域の音のレベルにより判断する。
【0012】騒音のレベルが所定値未満である場合はス
テップS8に移行し、そうでない場合はステップS4に
移行する。ステップS4ではステップS2で認識した制
御コマンドが合っているか否かを話者に問うメッセージ
を音声合成装置6に出力させ、スピーカ7で発音させて
ステップS5に移行する。
【0013】ステップS5では音声が入力されるまでス
テップS5を繰り返して音声が入力されるとステップS
6に移行する。ステップS6では入力された音声のパタ
ーンと動作確認語彙のパターンとが比較されて音声認識
処理が実行され、ステップS7に移行する。
【0014】ステップS7では認識された音声が実行を
肯定するものか否かが判断され、肯定するものであれば
ステップS8に移行し、音声が誤認識されており、実行
を否定する音声が入力された場合はステップS1に移行
する。ステップS8では認識された音声のコマンドによ
り装置を制御してこのルーチンを終了する。
【0015】このように騒音が大きく音声を誤認識する
恐れがあるときには、音声が正しく認識されたことを確
認して認識されたコマンドにより制御するので、誤動作
が防止される。
【0016】
【発明の効果】この発明の音声認識による制御装置によ
れば、騒音による音声誤認識による誤動作が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である音声認識装置を示すブ
ロック図である。
【図2】同音声認識装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】従来の音声認識装置の例を示すブロック図であ
る。
【図4】同音声認識装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 マイクロホン 2 アンプ 3 A/Dコンバータ 4 マイクロコンピュータ 5 辞書用メモリ 6 音声合成装置 7 スピーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された音声パターンを辞書用メモリの
    音声パターンと比較する手段と、雑音レベルを検出する
    手段と、音声出力手段とを備え、雑音レベルが所定値未
    満であるときに入力された音声認識を行って得られた制
    御コマンドをそのまま実行し、雑音レベルが前記所定値
    以上であるとき、音声認識を行って得られた制御コマン
    ドが発音されたか否かを確認する音声を前記音声出力手
    段により発音し、認識結果が合致しているとの音声入力
    があったときは音声認識を行って得られた制御コマンド
    を実行し、認識結果が合致していないとの音声入力があ
    ったときは音声認識を行って得られた制御コマンドを実
    行することなく音声入力待ちとなるように構成した音声
    認識による制御装置。
JP2001042729A 2001-02-20 2001-02-20 音声認識による制御装置 Pending JP2002244696A (ja)

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