JP2002244432A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2002244432A
JP2002244432A JP2001045080A JP2001045080A JP2002244432A JP 2002244432 A JP2002244432 A JP 2002244432A JP 2001045080 A JP2001045080 A JP 2001045080A JP 2001045080 A JP2001045080 A JP 2001045080A JP 2002244432 A JP2002244432 A JP 2002244432A
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JP
Japan
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developing
developer
developing device
sleeve
filter member
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JP2001045080A
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English (en)
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Osamu Sato
佐藤  修
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像スリーブや感光体の回転運動で空気の粘
性による連れ回り気流によって大気圧に開放された部位
で生じやすいトナー飛散を抑制できる現像装置を提供す
る。 【解決手段】 現像後に現像ユニット内に回収された現
像剤は、現像スリーブ1が生じさせる反発磁界により現
像スリーブ1上から離脱し、下部現像ケース3の壁面に
沿ってスクリュー4が回転する攪拌搬送部の現像剤に合
流するので、下部現像ケース3の壁面に開口を設け、ケ
ース外部との間にフィルタ部材24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾式電子写真方式
の画像形成装置に用いる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図1は
従来公知のリボルバ型の現像装置とトナー飛散を説明す
るための断面図、図2はその現像装置の現像ユニットの
詳細を示す断面図である。図中1は現像ローラ(スリー
ブ)、2は上部現像ケース、3は下部現像ケース、4は
攪拌搬送部材(スクリュー)、5は感光体、6はトナー
ボトルである。図2は図1の現像装置の要部を拡大して
示す断面図である。7は現像剤、8は現像剤規制手段
(ドクタブレード)である。この従来の現像装置の例に
おいては、リボルバは図中で反時計方向に回転し、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(B
k)の4色をそれぞれ感光体5上に現像する。
【0003】このような現像装置では、感光体5と現像
スリーブ1上の磁気ブラシが接触する現像ニップ領域は
外部へ露出した状態となっている。これは、リボルバが
回転するため、感光体5に対向する領域にリボルバの外
接円(現像スリーブ1表面を最外径とする)よりも凸と
なる部材を設けることができないためである。その結
果、現像領域の上下部も露出し、大気圧に開放された状
態になる。したがって、現像スリーブ1や感光体5が回
転運動をすると、その表面には空気の粘性による連れ回
りによる気流を生じる。現像スリーブ1が大気圧に開放
されているので、現像スリーブ1上の磁気ブラシが空気
抵抗を受けて、キャリアに付着したトナーは離脱しやす
くなる。また現像ニップの上流側では、現像スリーブ1
上の磁気ブラシが感光体5に衝突する。これらが要因と
なってトナー飛散を生じる。
【0004】なお図3に示す現像装置において、9は第
1スリーブ、10は第2スリーブ、11は撹拌ローラ
で、感光体5に対向する第1スリーブ9、第2スリーブ
10の周りの上部現像ケース2、下部現像ケース3は両
スリーブ9、10を覆うように感光体5側へ突出してト
ナーの飛散を抑えている。図中12は現像フィルタであ
る。
【0005】既に述べたように、一般に、現像スリーブ
や感光体が回転運動をすると、その表面には空気の粘性
による連れ回り気流を生じるが、大気圧に開放された部
位ではトナー飛散を生じやすいので、本発明は、上記ト
ナー飛散を抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
現像装置は、上記目的を達成するために、現像スリーブ
から離脱した現像剤の流れの途中に、流入した粘性気流
を排風するフィルタ部材を有することを特徴とする。
【0007】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、現像スリーブ表面近傍の現像剤離れ極と現
像剤汲み上げ極の間の領域に流入した粘性気流を排風す
るフィルタ部材を有することを特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1または2の画像形成装置におい
て、上記フィルタ部材に機械的振動を与える振動付加手
段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すにとどめ重複する説明は省略す
る。図4は、図1の現像装置と同タイプの現像装置に適
用した本発明の一実施形態を示す断面図で、画像形成時
の現像装置の状態を示す。現像スリーブ1の回転方向下
流側には、リボルバ回転時に感光体5との干渉を回避す
るように揺動可能な遮蔽部材20を設けている。これに
より、現像ニップ下流側で粘性気流が有効に作用し、現
像ユニット内部に向かう気流を生成することが可能にな
る。また現像ユニット自体は、ダクト部材21と遮蔽部
材22で囲んであり、リボルバ中央支持部のダクト23
を経由して、本体の排風口から図示しないフィルタ部材
及び排風手段(ファン)を通して機外へ排出される。
【0010】図5に、図4の現像装置の現像ユニットの
詳細を示す。現像後に現像ユニット内に回収された現像
剤は、現像スリーブ1が生じさせる反発磁界により現像
スリーブ1上から離脱し、下部現像ケース3の壁面に沿
ってスクリュー4が回転する攪拌搬送部の現像剤に合流
する。下部現像ケース3の壁面には開口を有し、ケース
外部との間にフィルタ部材24を有する。
【0011】このフィルタ部材24は、現像剤7中のト
ナーを遮断し、空気を通す性質のもので、例えば日東電
工(株)製ミクロテックスが利用できる。このフィルタ
部材24にはトナーが付着しても通気性を損なうことが
ないが、現像剤7の流れから離れた位置に置いてある。
下部現像ケース3の壁面を伝う現像剤は、磁界の拘束を
受けるのとスクリュー4の回転に伴う液面変化のため、
フィルタ部材24側に流入する可能性は低い。現像剤7
の流れと共に流入した粘性気流は、このフィルタ部材2
4を通して外部に排出されるので、現像ユニット内部が
粘性気流によって内圧が上昇飽和し、逆に噴き出し気流
を生じることを防止して、安定した粘性気流(吸い込み
気流)を生じることになる。
【0012】図6は本発明に係る現像装置の第2実施形
態の現像ユニットを示す断面図である。本実施形態は、
現像スリーブ1上の反発磁界(現像剤離れ磁極)と現像
剤汲み上げ磁極との間の空間に、フィルタ部材24を有
するダクト25を挿入して構成してある。このダクト2
5に、図示せぬファンによって吸引すれば、現像スリー
ブ1の表面近傍の粘性気流を最も有効に外部に排出でき
る。なお、このダクト25にスクレーパを装着すれば、
離脱した現像剤が再び汲み上げ磁極から現像領域に進入
して画像上の不具合(濃度低下など)を起こすことをも
防止できる。
【0013】図7は本発明に係る現像装置の第3実施形
態の現像ユニットを示す断面図である。本実施形態は、
フィルタ部材24を上部に配置した例である。この場
合、現像剤汲み上げにより、粘性気流から遠い位置で、
しかもより強力に吸引する必要がある。また、リボルバ
動作のため、フィルタ部材24上に現像剤が堆積するの
で、フィルタ性能を維持するため、圧電素子や小型モー
タによる振動負荷手段26を設置する。振動不可手段は
先の実施形態でも採用可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る現像装置は、以
上説明してきたように、フィルタ部材への現像剤付着を
抑えながら、粘性気流に伴う内圧上昇を回避することが
可能であるという効果がある。
【0015】同請求項2に係る現像装置においては、以
上説明してきたように、上記共通の効果に加え、粘性気
流が最も強い領域で排風でき、内圧上昇を効率よく抑え
ることができ、現像ユニットの大型化を防止できるとい
う効果がある。
【0016】同請求項3に係る現像装置においては、以
上説明してきたように、上記共通の効果に加え、フィル
タ部材に付着してしまった現像剤を落とし、フィルタ性
能を維持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来公知のリボルバ型の現像装置とトナー飛散
を説明するための断面図である。
【図2】図1の現像装置の現像ユニットの詳細を示す断
面図である。
【図3】従来の他の現像装置の断面図である。
【図4】図1の現像装置と同タイプの現像装置に適用し
た本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図5】図4の現像装置の現像ユニットの詳細を示す断
面図である。
【図6】本発明に係る現像装置の第2実施形態の現像ユ
ニットを示す断面図である。
【図7】本発明に係る現像装置の第3実施形態の現像ユ
ニットを示す断面図である。
【符号の説明】
1 現像ローラ(スリーブ) 2 上部現像ケース 3 下部現像ケース 4 攪拌搬送部材(スクリュー) 5 感光体 6 トナーボトル 7 現像剤 8 現像剤規制手段(ドクタブレード) 9 第1スリーブ 10 第2スリーブ 11 撹拌ローラ 12 現像フィルタ 20 遮蔽部材 21 ダクト部材 22 遮蔽部材 23 ダクト 24 フィルタ部材 25 ダクト 26 振動負荷手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像スリーブから離脱した現像剤の流れ
    の途中に、流入した粘性気流を排風するフィルタ部材を
    有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 現像スリーブ表面近傍の現像剤離れ極と
    現像剤汲み上げ極の間の領域に流入した粘性気流を排風
    するフィルタ部材を有することを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の画像形成装置におい
    て、上記フィルタ部材に機械的振動を与える振動付加手
    段を設けたことを特徴とする現像装置。
JP2001045080A 2001-02-21 2001-02-21 現像装置 Pending JP2002244432A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7103298B2 (en) 2003-02-20 2006-09-05 Ricoh Company, Ltd. Toner scatter suppressing developing device, image formation apparatus and process cartridge
JP2007328138A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成ユニット、画像形成ユニットの引き出し方法、及び画像形成ユニットの装着方法
JP2010107899A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Kyocera Mita Corp 現像装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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