JP2002244428A - 現像ブレードとそれを用いた現像装置 - Google Patents

現像ブレードとそれを用いた現像装置

Info

Publication number
JP2002244428A
JP2002244428A JP2001043421A JP2001043421A JP2002244428A JP 2002244428 A JP2002244428 A JP 2002244428A JP 2001043421 A JP2001043421 A JP 2001043421A JP 2001043421 A JP2001043421 A JP 2001043421A JP 2002244428 A JP2002244428 A JP 2002244428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
seal member
blade
developing blade
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001043421A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Akutsu
隆 阿久津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001043421A priority Critical patent/JP2002244428A/ja
Publication of JP2002244428A publication Critical patent/JP2002244428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置に現像ブレードを装着するための部
品点数を少なくして装着効率を上げ、コストダウンを図
る。 【解決手段】 現像ブレード110は現像容器への取付
部11を有する金属部9と、現像剤であるトナーに摩擦
帯電電荷を付与するゴム等の絶縁体部10とを備えてい
る。前記絶縁体部10は取付部11の片面まで一体的に
延長され、それによって現像ブレード110を磁気シー
ル部の表面側から現像容器1に取り付けたときに取付部
11がその延長部10bを介して磁気シール部材に接す
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光ドラムに搬送さ
れる現像剤の層厚を規制すると共に、それに摩擦帯電電
荷を付与するために使用される現像ブレードと、それを
使用した現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から種々の画像形成装置が知られて
おり、中でも電子写真方式による画像形成装置が広く普
及している。電子写真方式の画像形成装置には、電子写
真複写機、電子写真プリンタ(LEDまたはレーザビー
ムによるプリンタ等)、電子写真ファクシミル装置およ
び電子写真ワードプロセッサなどがある。
【0003】図11は従来の画像形成装置である電子写
真複写機の模式的な全体図である。図中、100は画像
担持体としての感光ドラム、101は一次帯電器として
の帯電ローラ、102は露光手段、103は現像装置、
104は転写帯電器としての転写ローラ、105はクリ
ーニング装置、106は定着器、2は現像ローラ、10
9は攪拌部材、110は現像剤規制手段および帯電電荷
付与手段としての現像ブレードである。
【0004】上記の画像形成装置で画像を形成するに
は、先ず画像形成信号によりX方向に回転する感光ドラ
ム100を帯電ローラ101で一様に帯電させ、次いで
露光手段102で画像露光して静電潜像を形成する。こ
の静電潜像は現像領域において現像装置103から一定
層厚で供給される現像剤としてのトナーで現像され、ト
ナー像として顕像化(可視化)する。次に感光ドラム1
00のトナー像は搬送手段で搬送されてくる転写紙P上
に転写ローラ104部分で転写され、次いでその転写紙
Pが搬送手段で定着器106に移送され、そこで加熱加
圧されることにより永久画像として定着される。
【0005】図12は現像装置103の部分拡大断面図
である。図中、1はトナーを収容する現像容器、2は現
像ローラ、3はマグネットローラ、4は磁気シール部
材、5は磁石部、6は弾性シール部材、7はシール部
材、8は可撓性シート部材、9は金属部、10は絶縁体
部、11は取付部である。通常この現像装置103は感
光ドラム100と共にユニット化してプロセスカートリ
ッジを構成し、それを画像形成装置の本体に着脱自在と
することにより、トナーの補給や寿命に達した感光ドラ
ム等の一括交換を可能にしてメンテナンスの容易化を図
っている。
【0006】プロセスカートリッジを構成する現像装置
103において、磁気シール部材4は現像ローラ2の長
手方向(軸方向)両端部にそれぞれ配置され、回転する
現像ローラ2の両端部からトナーが外部に洩れることを
防止している。そして円弧状に形成された磁石部5の内
周面が現像ローラ2の外周面と微小な間隙tを有して対
向し、磁石部5の外側(背面)に設けた弾性シール部材
6が圧縮された状態で現像容器1と接している。
【0007】そのため現像ローラ2の両端部から間隙t
を通って外部へ洩れようとするトナーは、磁石部5の磁
気作用により防止される。また間隙tの存在により摩擦
部分を無くし、現像ローラ2における回転トルクの減少
と安定化を達成している。なお磁気シール部材4と現像
容器1の間のトナー洩れは弾性シール部材6により防止
される。
【0008】現像ブレード110は現像ローラ2の軸方
向長さとほぼ同じ長さを有する細長の形状を有し、現像
容器1に取り付けるための取付部11を有する金属部9
と、その金属部9の下部に連結された絶縁体部10を備
えている。絶縁体部10はゴムなどの可撓性と電気絶縁
性を有する材料で作られ、現像ローラ2に接してその上
に搬送されるトナーの層厚を規制すると共に、トナーに
摩擦帯電電荷を付与する作用を有する。
【0009】図13は磁気シール部材4の拡大斜視図で
ある。永久磁石材料で作られた磁石部5は円弧状部分と
それから延長する直線部分を有し、さらにその直線部の
先端部にはL型に形成された装着部5aが形成されてい
る。また磁石部5の背面に沿ってゴムなどの弾性材料に
よって作られた弾性シール部材6が積層されている。
【0010】図14は現像ブレード110を背面側から
見た拡大斜視図である。L型の細長い板状に形成された
金属部9の両端部にはそれぞれ取付部11が形成され、
各取付部11にビス孔11aと貫通孔11bが設けられ
ている。さらに金属部9における取付部11の部分より
内側には下方に延長した連結部9aが形成されている。
一方、絶縁体部10は、成形時に前記金属部の連結部9
aに取り付くように成形されることにより金属部9に連
結される。
【0011】図15は磁気シール部材4とその周辺の各
シール部材を現像容器1に装着する状態を示す斜視図、
図16はその装着途中の断面図、図17は装着後の状態
を示す斜視図である。磁気シール部材4を現像容器1に
装着するには、先ず図16のようにその弾性シール部材
6を圧縮させながら現像容器1の開口部に押し込むが、
その際、磁石部5における取付部5aの上面を開口部上
方に設けた装着面1aに当接するように入れ込む。なお
磁気シール部材4の長手方向の位置決めは、現像容器1
の開口部上方左右に設けた取付溝部1b(図15)に磁
気シール部材4を入れ込むことによって行われる。
【0012】現像容器1における開口部の上方には当接
面1cが設けられ(図15)、その当接面1cに発泡ゴ
ムの板材などで作られた細長い弾性体のシール部材7を
接着材などによって貼着する。このシール部材7は後述
の方法により装着される現像ブレード110と現像容器
1の間からトナーが洩れることを防止するために使用さ
れる。さらに現像容器1における開口部の下方から張り
出した当接面1hにポリエチレンテレフタレート(PE
T)などの可撓性プラスチックシート材で作られた可撓
性シート部材8を接着剤などによって貼着する。この可
撓性シート部材8は現像ローラの下部と現像容器1との
間からトナーが洩れることを防止するために使用され
る。図17はこのように磁気シール部材4、シール部材
7および可撓性シート部材8を現像容器1の開口部に取
り付けた状態である。
【0013】図17に示されている磁気シール部材4
は、その弾性シール部材6が磁石部5と現像容器1の間
で圧縮されて押しつぶされた状態で装着されているの
で、そのままであると弾性シール部材6の弾性により磁
気シール部材4が現像容器1から外れる方向に力が加わ
った不安定な状態になっている。しかしこの不安定性は
次に説明する現像ブレード110の装着によって解消さ
れる。
【0014】図18は図17の現像容器1に現像ブレー
ド110を装着する状態を示す斜視図、図19はその部
分拡大斜視図である。これらの図において、現像容器1
における開口部両側の上部には現像ブレード110をビ
ス締めするためのビス孔1dと位置決め用のボス1e,
1fがそれぞれ設けられる。一方、前述したように現像
ブレード110の左右一対の取付部11にはそれぞれビ
ス孔1dに対応するビス孔11a、ボス1fに対応する
貫通孔11bが設けられる。さらにそれら取付部11と
現像容器1との間に介在させる一対の絶縁性のシート部
材12が用意され、それら絶縁性のシート部材12には
前記ビス孔1d、ボス1e,1fに対応する3つの貫通
孔12a,12b、12cが形成されている。
【0015】図18に示すように、現像ブレード110
は絶縁性のシート部材12を介して現像容器1にビス締
めして取り付けられ、それらの位置決めは2つのボス1
e,1fと貫通孔11b、12b,12c等によって行
われる。そしてその状態からさらに現像ローラ2を装着
することによって、図11のような形態になる。
【0016】次に、前記絶縁性のシート部材12の作用
について説明する。現像ローラ2にはトナーを感光ドラ
ム100に搬送するため、現像バイアスとして高圧交流
電圧が常に印加され、現像ローラ2に対して磁気シール
部材4が微小間隙tを維持して配設される。そのため現
像ローラ2と磁気シール部材4の間は等価コンデンサで
接続された状態になっており、その結果、現像ローラ2
と磁気シール部材4は定常的には同電位になっている。
【0017】しかし上記の状態で現像動作時の振動など
により現像ブレード110の金属部9と磁気シール部材
4が互いに接触したり離反したりすると、電位関係が不
安定になって電気的ノイズを発生するおそれがある。そ
のような電気的ノイズは画像形成装置の制御部に使用さ
れているマイコン等の電子部品に誤動作を与える恐れが
あるので好ましくない。そこで上記絶縁性のシート部材
12を使用することにより、現像ブレード110と磁気
シール部材4の間の絶縁性を安定且つ確実にし電気的ノ
イズの発生を防止している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
絶縁性のシート部材12を特別に用意して使用すること
は、それだけ部品点数と保管等の手間などが増え、装着
に際しての位置決めも必要になり、また組み立て工数も
増加してコストアップになるという問題があった。さら
に、現像ブレード110と現像容器1の間からトナーが
洩れることを防止するため、図18に示すように現像容
器1における開口部の上部にシール部材7を貼着してい
るが、これについても部品点数や組み立て工数の増加等
の問題を抱えている。そこで本発明はこれら従来の現像
ブレードにおける問題を解決することを課題とし、その
ための新しい現像ブレードを提供することを第1の目的
とする。
【0019】本発明はさらに、前記新しい現像ブレード
を使用した現像装置を提供することを第2の目的とす
る。本発明はさらに、前記現像装置を組み込んだプロセ
スカートリッジを提供することを第3の目的とする。本
発明は更にまた、前記プロセスカートリッジを装着した
画像形成装置を提供することを第4の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る本発明に係る第1の発明の代表的な構成は、現像容器
に回転自在に支持されて感光ドラム上に現像剤を搬送す
る現像ローラと、前記現像ローラにおける長手方向両端
部の外周面に間隙部を形成して対向配置された磁気シー
ル部材とを有する現像装置に使用され、現像ローラ周面
の現像剤の層厚を規制すると共にその現像剤に摩擦帯電
電荷を付与する現像ブレードにおいて、前記現像ブレー
ドは現像容器への取付部を有する金属部と、現像剤に摩
擦帯電電荷を付与する絶縁体部とを備え、前記絶縁体部
は前記取付部の片面まで一体的に延長され、それによっ
て現像ブレードを磁気シール部材の表面側から現像容器
に取り付けたときに取付部がその延長部を介して磁気シ
ール部材に接するようになっていることを特徴とする。
【0021】上記現像ブレードの好ましい実施の形態で
は、前記絶縁体部がさらに金属部における現像容器と接
触する部分まで一体的に延長され、それによって現像ブ
レードを磁気シール部材の表面側から現像容器に取り付
けたとき、取付部がその延長部を介して磁気シール部材
に接し、且つ、金属部と現像容器の間にその延長部が介
在されることを特徴とする。
【0022】また、第2の目的を達成する本発明に係る
第2の発明は、上記いずれかの現像ブレードを取り付け
たことを特徴とする現像装置である。
【0023】さらに、第3の目的を達成する本発明に係
る第3の発明は、上記現像装置と感光ドラムをユニット
化したことを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0024】さらに、第4の目的を達成する本発明に係
る第4の発明は、上記プロセスカートリッジを装着した
画像形成装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は本発明
の第1の実施形態における現像ブレードの斜視図であ
り、図14に示した従来の現像ブレード110と同じ部
分には同一符号が付されている。この例が図12と異な
る部分は金属部9に形成された取付部11の片面(背
面、すなわち磁気シール部材4と接する面))まで絶縁
体部1が一体的に延長されている点であり、そのほかは
同様に構成される。
【0026】絶縁体部10はゴムなどの可撓性と電気絶
縁性を有する材料で成形加工等により作られ、細長い肉
厚の本体部10aと、その本体部10aにおける両側上
部より一体的に延長した薄肉でL状の延長部10bを有
する。そして絶縁体部10は成形時に金属部9に取り付
くように成形されることにより、金属部9と絶縁体部1
0が互いに連結される。そしてこの延長部10bが図1
9に示されている絶縁性のシート部材12の機能を代替
する。
【0027】図2は本発明の現像ブレード110を使用
する現像装置103に磁気シール部材4を装着している
状態を示す部分断面図、図3はさらに装着を進行させた
状態の断面図である。現像装置103とその現像容器
1、磁気シール部材4、さらに弾性のシール部材7と可
撓性シート部材8等は、図12、図13に示した従来の
ものと同様に構成され、現像容器1への磁気シール部材
4やシール部材7、可撓性シート部材8等の装着方法も
同様であるので、ここではそれらの説明は省略する。
【0028】図4は磁気シール部材4、およびシール部
材7と可撓性シート部材8を装着した現像容器1に、現
像ブレード110(さらには現像ローラ2)を装着する
状態を(図18に準じて)示す斜視図、図5は図4にお
ける現像容器1の部分拡大斜視図である。これらの図に
おいて、現像ブレード110における取付部11に設け
た貫通孔11bに現像容器1のボス1fを挿入し、ビス
孔11aにビス(不図示)を挿通し、そのビスを現像容
器1のビス孔1dにねじ込んで締め付けることにより、
現像ブレード110が現像容器1に装着される。
【0029】図6は現像容器1に現像ブレード110を
装着した状態を示す断面図である。現像ブレード110
における取付部11は、絶縁体部10の延長部10bを
介して磁気シール部材4に接しており、それによって現
像ブレード110と磁気シール部材4の間に安定した絶
縁性が確保されている。また現像ブレード110の背面
はシール部材7を介して現像容器1に接しており、それ
によって現像ブレード110と現像容器1との間のトナ
ー洩れを防止している。
【0030】しかし、上記のように弾性を有する延長部
10bを介して現像ブレード110の取付部11を磁気
シール部材4に接した状態で、現像ブレード110を現
像容器1にビスでなんらの工夫もせずに締め付けると、
延長部10bの弾性により現像ブレード110の装着位
置が締付方向にずれる可能性がある。
【0031】本実施形態ではそれを回避するため、図5
に示すようにこの例ではビス孔1dの周囲にリング状の
突部1gが形成されている。この突部1gの厚さ(突出
高さ)は延長部10bの厚さより僅かに薄くされ、その
表面が現像ブレード110における取付部11に対する
取付面とされる。一方、延長部10bは突部1gに接す
る部分には設けない。このような突部1gを設けること
により、特別な工夫をしなくても現像ブレード110は
正確に位置決めされて現像容器1に装着されるので、装
着を効率的に行うことができる。
【0032】図7は図6の現像容器1に更に現像ローラ
2を装着した状態を示す断面図である。現像ローラ2の
下部と現像容器1の間から外部に洩れるトナーは当接面
1dに設けた可撓性シート部材8のシール作用により防
止される。現像容器1内にはトナー(T)が収容され、
そのトナーはマグネットローラ3の磁気作用によりY方
向に回転する現像ローラ2上に引き付けられる。現像ロ
ーラ2上のトナーは現像ブレード110の絶縁体部10
により層厚を規制されると共に摩擦帯電電荷を付与さ
れ、次いでX方向に回転する感光ドラム100の近傍に
運ばれ、静電潜像が形成された感光ドラム100上に搬
送されて現像が行われる。
【0033】この第1の実施形態によれば、磁気シール
部材4と現像ブレード110間を安定に絶縁するための
絶縁シート部材12が不要になる。そのため部品点数が
少なくなり、装着性(組立性)が良いので装着に要する
工数も少なくなりコストダウンを図ることができる。
【0034】(第2の実施形態)図8は本発明の第2の
実施形態における現像ブレードの斜視図であり、図1に
示した現像ブレード110と同じ部分には同一符号が付
されている。図1の現像ブレードと異なる部分は、絶縁
体部10の延長部10bが取付部11の片面部分に加え
て金属部9が現像容器1の当接面1cに対向する全ての
面を含めて一体的に延長されている点である。
【0035】それによって現像ブレード110を磁気シ
ール部材4の表面側から現像容器1に取り付けたとき、
金属部9と磁気シール部材4の間、および金属部9と現
像容器1の間に一体的に延長された絶縁性を有する延長
部10bが介在されるので、絶縁シート部材12を使用
しなくても、それらの間に安定した電気絶縁状態を確保
でき、またシール部材7を使用しなくても現像ブレード
110と現像容器1との間のトナー漏れを防止できる。
【0036】図9は図8の現像ブレード110が装着さ
れる現像容器1の部分拡大斜視図である。この図が第1
の実施形態である図5と異なる部分は、現像容器1にお
ける開口部の上部に設けた当接面1cにシール部材7を
装着しないという点である。なおこの例においても、延
長部10bの弾性により現像ブレード110の装着位置
が締付方向にずれることを防止するため、ビス孔1dの
周囲に図5と同様なリング状の突部1gが形成されてい
る。そしてこの突部1gの表面が現像ブレード110に
おける取付部11に対する取付面とされる。
【0037】さらに、図10は図8の現像ブレード11
0を現像容器1に装着した状態の断面図を第1の実施形
態である図7に準じて示したものである。
【0038】この第2の実施形態によれば、磁気シール
部材4と現像ブレード110間を安定に絶縁するための
絶縁シート部材12、および現像ブレード110と現像
容器1の間からのトナーの洩れを防止するための弾性の
シール部材7が不要になる。そのため、第1の実施形態
より更に部品点数を少なくすることができ、装着性(組
立性)も向上するので、より一層のコストダウンを図る
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る現像ブ
レードは、その絶縁体部が金属体における取付部の片面
まで一体的に延長され、現像ブレードを磁気シール部材
の表面側から現像容器に取り付けたときに、取付部がそ
の延長部を介して磁気シール部材に接するようになって
いることを特徴とする。そのため磁気シール部材と現像
ブレード間を安定に絶縁するための絶縁シート部材が不
要になるので、部品点数が少なくなり、装着性(組立
性)が良いので装着に要する工数も少なくなりコストダ
ウンを図ることができる。
【0040】また、上記現像ブレードにおいて、前記絶
縁体部をさらに金属部における現像容器と対向する部分
まで一体的に延長し、それによって現像ブレードを磁気
シール部材の表面側から現像容器に取り付けたとき、取
付部がその延長部を介して磁気シール部材に接し、且
つ、金属部と現像容器の間にその延長部を介在させるこ
とができる。そのように構成すると、磁気シール部材と
現像ブレード間を安定に絶縁するための絶縁シート部
材、および現像ブレードと現像容器の間からのトナーの
洩れを防止するための弾性のシール部材がいずれも不要
になる。そのため更に部品点数を少なくすることがで
き、装着性(組立性)も向上するので、より一層のコス
トダウンを図ることができる。
【0041】そしてこれら本発明の現像ブレードを使用
して現像装置やプロセスカートリッジを構成することが
でき、さらにそのプロセスカートリッジを装着した画像
形成装置を構成することができ、結果としてそれらのコ
ストダウンも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における現像ブレード
の斜視図である。
【図2】図1の現像ブレード110が使用される現像装
置103に磁気シール部材4を装着している状態を示す
部分断面図である。
【図3】図2から更に装着を進行させた状態の断面図で
ある。
【図4】磁気シール部材4等を装着した現像容器1に図
1の現像ブレード110を装着する状態を示す分解斜視
図である。
【図5】図4における現像容器1の部分拡大斜視図であ
る。
【図6】図1の現像ブレード110を現像容器1に装着
した状態を示す断面図である。
【図7】図6の現像容器1にさらに現像ローラ2を装着
した状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における現像ブレード
の斜視図である。
【図9】図8の現像ブレード110を装着する現像容器
1の部分拡大斜視図である。
【図10】図10は図8の現像ブレード110を現像容
器1に装着した状態の断面図を示す断面図である。
【図11】従来の画像形成装置である電子写真複写機の
模式的な全体図である
【図12】図11に示す現像装置103の部分拡大断面
図である。
【図13】図12に示す現像装置103における磁気シ
ール部材4の拡大斜視図である。
【図14】図12に示す現像装置103における現像ブ
レード110を背面側から見た拡大斜視図である。
【図15】図12に示す磁気シール部材4とその周辺の
各シール部材を現像容器1に装着する状態を示す分解斜
視図である。
【図16】図15から磁気シール部材4を現像容器1に
装着する途中の状態を示す斜視図である。
【図17】図16から磁気シール部材4を現像容器1に
装着した状態を示す斜視図である。
【図18】図17の現像容器1に現像ブレード110を
装着する状態を示す分解斜視図である。
【図19】図18の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 現像容器 1a 装着面 1b 取付溝部 1c 当接面 1d ビス孔 1e ボス 1f ボス 1g 突部 1h 当接面 2 現像ローラ 3 マグネットローラ 4 磁気シール部材 5 磁石部 6 弾性シール部材 7 シール部材 8 可撓性シート部材 9 金属部 9a 連結部 10 絶縁体部 10a 本体部 10b 延長部 10c 連結溝部 11 取付部 11a ビス孔 11b 貫通孔 12 シート部材 100 感光ドラム 101 帯電ローラ 102 露光手段 103 現像装置 104 転写ローラ 105 クリーニング装置 106 定着器 109 攪拌部材 110 現像ブレード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像容器に回転自在に支持されて感光ド
    ラム上に現像剤を搬送する現像ローラと、前記現像ロー
    ラにおける長手方向両端部の外周面に間隙部を形成して
    対向配置された磁気シール部材とを有する現像装置に使
    用され、現像ローラ周面の現像剤の層厚を規制すると共
    にその現像剤に摩擦帯電電荷を付与する現像ブレードに
    おいて、前記現像ブレードは現像容器への取付部を有す
    る金属部と、現像剤に摩擦帯電電荷を付与する絶縁体部
    とを備え、前記絶縁体部は前記取付部の片面まで一体的
    に延長され、それによって現像ブレードを磁気シール部
    材の表面側から現像容器に取り付けたときに取付部がそ
    の延長部を介して磁気シール部材に接するようになって
    いることを特徴とする現像ブレード。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体部は、さらに金属部における
    現像容器と接触する部分まで一体的に延長され、それに
    よって現像ブレードを磁気シール部材の表面側から現像
    容器に取り付けたとき、取付部がその延長部を介して磁
    気シール部材に接し、且つ、金属部と現像容器の間にそ
    の延長部が介在されることを特徴とする請求項1に記載
    の現像ブレード。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の現像ブ
    レードを取り付けたことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の現像装置と感光ドラム
    をユニット化したことを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたプロセスカートリ
    ッジが装着されることを特徴とする画像形成装置。
JP2001043421A 2001-02-20 2001-02-20 現像ブレードとそれを用いた現像装置 Pending JP2002244428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043421A JP2002244428A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 現像ブレードとそれを用いた現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043421A JP2002244428A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 現像ブレードとそれを用いた現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002244428A true JP2002244428A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18905586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001043421A Pending JP2002244428A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 現像ブレードとそれを用いた現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002244428A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016105151A (ja) * 2014-11-21 2016-06-09 株式会社リコー 現像装置及び画像形成装置
JP7484218B2 (ja) 2020-02-28 2024-05-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 現像装置および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016105151A (ja) * 2014-11-21 2016-06-09 株式会社リコー 現像装置及び画像形成装置
JP7484218B2 (ja) 2020-02-28 2024-05-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 現像装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10095161B2 (en) Accommodating container, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US9229371B2 (en) Developer container, developing cartridge, process cartridge and image forming apparatus
US8139972B2 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP2597024Y2 (ja) 現像装置
EP0549400A2 (en) Developing apparatus and process cartridge having same
US6141508A (en) Developing apparatus and process cartridge
US9857733B2 (en) Sealing member having a seal portion and a supporting portion
US7110697B2 (en) Developer layer thickness regulating device for a developing unit
US20150248079A1 (en) Developer container, developing device, process cartridge and image forming apparatus
US20210048766A1 (en) Development cartridge having sealing member
JP2021107866A (ja) 現像装置
JP2007188109A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
JP2002244428A (ja) 現像ブレードとそれを用いた現像装置
JP2001060041A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
US9164429B2 (en) Developing device capable of restraining leakage of developing agent
KR0157514B1 (ko) 화상형성장치의 프로세스유닛
JP2001022179A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
JP2008225456A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2021107867A (ja) 現像装置
JP2001027846A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
US11086252B1 (en) Developing device and image forming apparatus having housing including a metal portion
JP3323066B2 (ja) 画像形成装置の作像ユニット
JP2001027845A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
JP4731697B2 (ja) 剤封入容器の製造方法、現像装置の製造方法
JP2007148168A (ja) 現像装置及び現像装置の組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080116