JP2002244101A - 液晶表示ユニット - Google Patents

液晶表示ユニット

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JP2002244101A
JP2002244101A JP2001042573A JP2001042573A JP2002244101A JP 2002244101 A JP2002244101 A JP 2002244101A JP 2001042573 A JP2001042573 A JP 2001042573A JP 2001042573 A JP2001042573 A JP 2001042573A JP 2002244101 A JP2002244101 A JP 2002244101A
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cooling
crystal display
display unit
cooling medium
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JP2001042573A
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Inventor
Toshinori Okada
俊範 岡田
Yuka Nakahito
由佳 中人
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化を伴わず、また、冷却性能を低下させ
ることなく、冷却容器の圧力を調圧することができる。 【解決手段】 冷却容器2の上面を開放し、開放された
上面に隔壁部材9を弾性体であるシール部材10によっ
て、冷却容器2の側壁2bに対して上下移動可能に取り
付け、隔壁部材9とシール部材10とで調圧機構11を
構成した。隔壁部材9が、上下移動可能になっているた
め、冷却媒体8の熱膨張を吸収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェク
タ、液晶テレビジョン、投射型ディスプレイ装置等のよ
うにスクリーン上等に所望の映像を投影する液晶表示装
置において、光学手段として使用される液晶表示ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、投射型の液晶表示装置では、複
数の液晶表示素子により構成される液晶パネルに電球等
の光源から発せられる光を照射して、液晶パネルにおけ
る1画素となっている各液晶表示素子毎に光の透過を調
整して、各液晶表示素子を透過した光の偏光をスクリー
ン上等に投射することにより所望の画像を形成してい
る。
【0003】このような液晶表示装置においては、光源
から発せられて、実際にスクリーン上等に投射される光
以外の光が、各液晶表示素子、その周辺の光学素子等に
吸収されて熱となるために、液晶表示素子及びその周辺
の光学素子が加熱されて、それぞれの素子の温度が上昇
する。スクリーン上等への投射光の出力を向上させるた
めに、光源を高輝度化して、光利用効率を向上させる
と、液晶表示素子等の温度はさらに上昇する。
【0004】また、光源からの光を液晶表示素子に入射
させる入射側の光学系において、分離された2方向の直
線偏光の一方を他方の偏光方向に一致するように回転さ
せる偏光変換素子を用いた場合、偏光方向を一方向に揃
えて、スクリーン等に対して光を照射しない全黒表示し
た場合等には、出射側偏光素子における発熱量が大きく
なる。
【0005】液晶表示素子は、一般に、液晶等の光学機
能材料と、この光学機能材料を駆動するための半導体等
の駆動素子とを有しており、これらが正常に動作するた
めには、いずれも所定の温度以下の状態に保つ必要があ
る。また、偏光素子においても、加熱によって損傷する
ことを防ぐために、所定の温度以下の状態に保つ必要が
ある。
【0006】このような液晶表示素子等の加熱による破
損を防止することを目的として、液晶表示素子及びその
周辺の光学素子を冷却する構成を有する液晶表示装置
が、例えば、特開平11−183885号公報に開示さ
れている。
【0007】この液晶表示装置は、光源からの光を駆動
信号である光信号に変換する液晶表示素子と、液晶表示
素子の入射側及び出射側にそれぞれ配置される入射側偏
光素子及び出射側偏光素子と、液晶表示素子から出射さ
れた光信号を投射対象に向けて投射する投射光学系と
を、それぞれ所定の位置に収納した冷却容器を有してい
る。この冷却容器内における各構成部材の間に形成され
る空間には、各構成部材が発する熱を吸収する冷却媒体
が充填されており、熱を吸収した冷却媒体が、冷却容器
内を循環することにより、各構成部材が発する熱を冷却
容器内に拡散して、効率的に外部に放熱するようになっ
ている。
【0008】また、この冷却容器内には、吸熱・昇温に
よって熱膨張する冷却媒体の体積変化を吸収する調圧用
ベローズが設けられており、冷却容器内の冷却媒体の圧
力が一定に保たれるように調整されている。このため、
冷却媒体の体積変化によって、冷却容器が破損すること
が防止される。
【0009】また、実開平1−75289号公報には、
吸熱・昇温によって熱膨張する冷媒によって圧縮されて
内部空気を容器外に排出するとともに、冷媒が降温する
と容器外から吸気して復元するダンバー部材を冷却容器
に設けた液晶冷却器が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記公報にそれぞれ開
示されているように、冷却容器内に冷却媒体を備えた液
晶表示装置においては、冷却媒体の体積変化による液晶
表示素子等の破損を防止するため、冷却容器内部の圧力
を一定に保つ調圧機構が必要不可欠な構成となってい
る。
【0011】このために、特開平11−183885号
公報に開示された液晶表示装置においては、冷却容器内
の冷却媒体の熱膨張による昇圧を吸収する調圧用ベロー
ズを、冷却容器内に設置するためのスペースを設けなけ
ればならず、冷却容器が大型化するという問題がある。
【0012】また、実開平1−75289号公報に開示
された液晶冷却器では、冷却容器内へのダンパー部材の
設置により、冷却容器内の放熱面積が減少するため、冷
却容器の冷却性能が低下するという問題がある。
【0013】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、大型化を伴わず、また、冷却性能を低下させる
ことなく、冷却容器の圧力を調圧することができる液晶
表示装置の液晶表示ユニットを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の液晶表示パネルは、所望の画像光を生成す
る液晶パネルと、該液晶パネルの入射側及び出射側にそ
れぞれ設けられて該液晶パネルに入射される光及び該液
晶パネルから出射される光を偏光制御する偏光素子と、
該液晶パネル及び該偏光素子をそれぞれ所定の位置に収
納するとともに、冷却媒体が封止された冷却容器とを備
えた液晶表示ユニットであって、該冷却媒体の温度変化
による体積変動を吸収する弾性体を有する調圧機構が設
けられており、該調圧機構によって、該冷却媒体と外気
とが隔離されていることを特徴とするものである。
【0015】上記本発明において、前記調圧機構は、前
記冷却容器の側壁に対してスライド可能に設けられた上
壁部を有しており、前記弾性体は、該上壁部を前記冷却
容器の側部に対して上下移動可能に支持していることが
好ましい。
【0016】上記本発明において、前記調圧機構は、前
記冷却容器の上壁部に、該冷却容器の内部側に突出する
ように設けられて、大気に連通する通気経路となる開口
を有する段部を有しており、前記弾性体は、該開口を閉
塞するように該段部に取り付けられていることが好まし
い。
【0017】上記本発明において、前記段部と、前記冷
却容器の上壁部との間に前記冷却媒体が流入する空間が
設けられていることが好ましい。
【0018】上記本発明において、前記弾性体は、前記
冷却媒体の熱膨張によって破損しないように配置されて
いることが好ましい。
【0019】上記本発明において、前記冷却媒体は、予
め、加熱することにより体積が増加した状態にして前記
冷却容器に封入されていることが好ましい。
【0020】上記本発明において、前記調圧機構は、前
記冷却容器の内部に設けられ、開口を有する中空の調圧
室を有し、前記弾性体は、該開口を閉塞して冷却媒体に
接するように取り付けられるとともに、該調圧室の内部
と該冷却容器の外部とが通気経路によって連通されてい
ることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1に係る液晶表示ユニットについて、図面に
基づいて説明する。
【0022】図1は、本実施の形態1の液晶表示ユニッ
ト1を示す断面図、図2は、図1のA−A’線に沿う断
面図をそれぞれ示している。
【0023】この液晶表示ユニット1は、上面が開放さ
れた中空の直方体状に形成された冷却容器2を有してい
る。この冷却容器2は、その一部もしくは全体が良熱伝
導性の金属、例えば、Fe、Cu、Al、Mg等、また
は、これらを含む合金により形成されており、前後左右
の各側壁2bには、それぞれ開口2aが形成されてい
る。
【0024】冷却容器2における開口2aが設けられた
4つの側壁2bにおける3つの側壁2bには、それぞ
れ、所定波長の光が入射し、他の1つの側壁2bの開口
2aから、図2に矢印Bで示すように、光が出射する。
この光が出射する開口2aが、設けられた側壁2bを、
以下、後側側壁2bとし、この後側側壁2bに対向する
側壁を前側側壁2bとする。
【0025】冷却容器2の前側側壁2b及びその前側側
壁2bにそれぞれ直交する左右の各側壁2bに形成され
た各開口2aには、入射側偏光素子3がそれぞれ設けら
れており、冷却容器2の内部には、各入射側偏光素子3
に対向して、3つの液晶パネル5がそれぞれ設けられて
いる。また、前側側壁2bに対向した後側側壁2bに形
成された開口2aには、出射側ガラス板4が設けられて
いる。
【0026】冷却容器2の中央部には、それぞれの液晶
パネル5に対向するように立方体形状の合成光学素子6
が設けられており、この合成光学素子6の各液晶パネル
5に対向する面には、出射側偏光素子7がそれぞれ設け
られている。
【0027】各入射側偏光素子3及び出射側ガラス板4
が各開口2aに設けられた冷却容器2は、密閉状態にな
っており、その内部には、例えば、エチレングリコール
等の屈折率がガラスに比較的近い特性を有する液体が、
冷却媒体8として密封されている。
【0028】この冷却容器2の開放された上面には、隔
壁部材9が設けられている。隔壁部材9は、冷却容器2
の各側壁2b内に、上下方向へのスライド可能に嵌合さ
れており、隔壁部材9の外周縁に沿って取り付けられた
弾性体であるシール部材10によって、冷却容器2の各
側壁2bに対して上下方向にスライド移動可能に取り付
けられている。このように、図1における点線で囲まれ
た隔壁部材9とシール部材10とによって、冷却容器2
内の冷却媒体8の熱膨張による冷却容器2内の圧力の増
加を防止する調圧機構11が形成されている。
【0029】また、隔壁部材9の上面及び冷却容器2の
下面の外側には、冷却容器2を外気との自然空冷または
強制空冷により放熱して冷却するための冷却フィン12
がそれぞれ取り付けられている。
【0030】図3は、隔壁部材9とシール部材10とに
よって形成される調圧機構11を拡大して示す断面図で
ある。
【0031】隔壁部材9の外周縁に沿って取り付けられ
たシール部材10は、図3に示すように、シール部材押
さえ具13とネジ14とによって、冷却容器2の前後左
右の各側壁2bに取り付けられている。隔壁部材9は、
その上部に設けられた冷却フィン12によって効率良く
放熱するために、例えば、Fe、Cu、Al、Mg等の
金属、あるいは、これらの金属を含む合金等の良熱伝導
性の材質により形成されている。シール部材10を構成
する弾性体は、隔壁部材9が冷却媒体8によって上下方
向に所定距離L1だけスライドし得る弾性を有する材
質、例えば、ゴム、形状記憶合金等によって形成されて
いる。
【0032】なお、シール部材10と冷却容器2の各側
壁2bとの固定は、本実施の形態1では、シール部材押
さえ具13とネジ14とを用いているが、この固定方法
に代えて、接着剤等により直接、冷却容器2の各側壁2
bに接着しても良い。
【0033】この液晶表示ユニット1は、3板式のプロ
ジェクタに使用されるようになっており、冷却容器2の
各液晶パネル4がそれぞれ設けられた3つの各側壁2b
には、図示しない光源から発光された光を3分割して得
られるR、G、Bに対応した波長の光が、それぞれ照射
される。合成光学手段6は、各表示パネル5からそれぞ
れ入射されたR、G、Bの透過光を合成して、冷却容器
2の後側側壁2bに設けられた出射側ガラス4から冷却
容器2の外部に出射する。この出射光は、図示しない投
射レンズ等を透過した後、所望の画像がスクリーン等に
照射される。
【0034】液晶表示パネル4の駆動により、各液晶パ
ネル5、各入射側偏光素子3、各出射側偏光素子7のそ
れぞれに発生する熱は、直接、冷却容器2の各側壁2b
に伝達される一部の熱を除き、大部分が、冷却媒体8に
吸収される。熱を吸収して温度上昇した冷却媒体8は、
冷却容器2内を自然対流により移動し、その移動の間
に、冷却媒体8の熱が、冷却容器2の各側壁2b、下面
及び隔壁部材9に伝達される。冷却媒体8から冷却容器
2に伝達された熱は、冷却容器2の上面及び下面にそれ
ぞれ設けられた冷却フィン12によって、外気と熱交換
されて冷却媒体8が冷却される。
【0035】また、隔壁部材9が、シール部材10によ
って冷却容器2の各側壁2bに対して上下方向にスライ
ド可能になっているため、冷却容器2内の冷却媒体8が
加熱によって熱膨張しても、隔壁部材9が上方へスライ
ドすることによって冷却媒体8の体積膨張が吸収され
る。その結果、冷却容器2内の液晶パネル5等が、冷却
媒体8によって加圧されて破損することが防止される。
【0036】なお、隔壁部材9上に設置されている冷却
フィン12は、隔壁部材9の上下方向のスライドによっ
て隔壁部材9と分離することがないように、隔壁部材9
に固定されるか、または、隔壁部材9と一体的に形成さ
れる。
【0037】上記のような調圧機構11を有することに
より、調圧ベローズ等の調圧装置を冷却容器2内に設置
する必要がなく、しかも、冷却容器2の放熱面積を減少
させることなく、冷却容器2を所定の冷却性能に維持す
ることができる。
【0038】また、冷却媒体8の圧力は、冷却容器2の
上面全体に嵌合された隔壁部材9の内面全体に加わるた
めに、隔壁部材9の上下方向へのスライド距離L1を小
さくすることができ、この結果、冷却容器2が大型化す
ることを防止できる。
【0039】例えば、冷却容器2を約60×60×60
mm3の体積の直方体とし、その内部へ約100ccの
冷却媒体8を封入した場合、冷却媒体8の加熱により、
冷却媒体8に約5%の体積膨張が発生すると、隔壁部材
9の冷却媒体8に対向する表面積が、約60×60mm
2であるので、冷却媒体8の膨張体積を吸収するために
隔壁部材9が上方にスライドする距離L1は、約1.4
mmとなる。このように、冷却媒体8が膨張しても、冷
却容器2の大きさは、ほとんど変化しない。
【0040】図4は、本実施の形態1の他の例における
液晶表示ユニット1の断面図を示しており、図5は、図
4に示す液晶表示ユニットの調圧機構11を拡大して示
す断面図である。
【0041】この液晶表示ユニット1の調圧機構11で
は、隔壁部材9の外周縁に沿って、下方に延びる案内突
条9aが全周にわたって設けられている。他の構成は、
上記の液晶表示ユニット1と同様であるので、詳しい説
明は省略する。
【0042】前述の図1に示す液晶表示ユニット1の調
圧機構11では、隔壁部材9は、冷却容器2の各側壁2
bの上部によって案内されており、隔壁部材9が上下方
向にスライドする際に、隔壁部材9が、水平方向に対し
て傾斜した状態になると、隔壁部材9と各側壁2bとの
間に形成された隙間のために、隔壁部材9が冷却容器2
の各々の側壁2bに引っかかって上下方向にスライドで
きなくなるおそれがある。これは、隔壁部材9の厚みが
薄いこと、隔壁部材9と冷却容器2の各側壁2bとの間
の隙間が大きいことに起因する。
【0043】しかし、この問題を解決するために、隔壁
部材9の厚みを厚くすると、冷却容器2内の冷却媒体8
の熱は、隔壁部材9の厚さの増大により、冷却容器2内
から隔壁部材9を介して冷却フィン12に伝わる熱経路
における熱抵抗が大きくなり、冷却容器2の冷却性能が
低下する。
【0044】これに対して、図4に示す液晶表示装置の
調圧機構11では、隔壁部材9には、冷却容器2におけ
る各側壁2bの上端部の内面に沿って案内突条9aが形
成されているため、隔壁部材9が冷却容器2の各側壁2
bに引っかかることなく、スムーズに上下方向にスライ
ドする。しかも、隔壁部材9は、案内突条9aを設ける
ことによって薄くすることができ、冷却容器2の冷却性
能を向上させることができる。
【0045】なお、上記の調圧機構11における隔壁部
材9は、冷却媒体8の温度上昇による体積膨張時に、隔
壁部材9が冷却容器2から外れて破損することがないよ
うに、冷却媒体8の膨張を吸収するように、その位置が
位置決めされて製造される。
【0046】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2に係る液晶表示ユニット1について、図面に基づい
て説明する。
【0047】図6は、本実施の形態2の液晶表示ユニッ
ト1の断面図、図7は、図6に示す液晶表示ユニット1
の調圧機構11を拡大して示す断面図である。
【0048】この調圧機構11は、中空の立方体状に形
成された冷却容器2の上面が、上部壁2cによって閉塞
されており、その上部壁2cの略中央部分に、冷却容器
2の内側に突出する円筒状の段部22が形成されてい
る。段部22には、直径D1の開口が上下方向に貫通し
て形成されている。
【0049】冷却容器2の上部壁2cに形成された開口
21は、外気に連通する通気経路となっている。段部2
2の下端には、上下に湾曲可能になった弾性体により形
成された隔離部材23が取り付けられており、開口21
と冷却容器2内の冷却媒体8とを隔離している。
【0050】この隔離部材23は、図7に示すように、
段部22の下端部において開口21の周囲に形成された
凹部22aに嵌合する隔離部材押さえ具24によって、
段部22の凹部22aを覆うように取り付けられてい
る。隔離部材押さえ具24は、ネジ25によって、段部
22に取り付けられている。
【0051】隔離部材23に使用される材質としては、
例えば、ゴム、形状記憶合金等が用いられる。また、隔
離部材23の段部22への固定は、本実施の形態2で
は、隔離部材押さえ具24とネジ25とを用いている
が、接着剤等により直接、段部22へ接着しても良い。
【0052】その他の構成は、実施の形態1で説明した
液晶表示ユニット1と同様であるので、詳しい説明は省
略する。
【0053】本実施の形態2の液晶表示ユニット1で
は、加熱した冷却媒体8が体積膨張しても、段部22に
取り付けられた隔離部材23が、上下方向に湾曲するこ
とによって、冷却媒体8の体積膨張を吸収することがで
き、冷却媒体8の加圧によって、冷却容器2内の液晶パ
ネル等の破損を防止することができる。
【0054】本実施の形態2の液晶表示ユニット1の調
圧機構11では、冷却容器2の上部壁2cにおいて、隔
離部材23を設けている段部22のみを冷却容器2の内
側に厚く形成して、段部22に、直径D1、上下方向の
長さLの開口21を形成しているために、開口21によ
って冷却媒体8の膨張を吸収する空間が確保される。ま
た、段部22以外の上部壁2cの部分は、薄い一定の厚
さlになっているので、冷却容器2内の冷却媒体8の熱
は、薄くなった上部壁2cを介して、冷却容器2内から
冷却フィン12に確実に伝わる。このように、上部壁2
cは段部22が形成された部分のみが厚くなっているた
めに、冷却媒体8の熱経路における熱抵抗が大きくなら
ず、冷却容器2の冷却性能を向上させることができる。
【0055】例えば、60×60×60mm3の体積の
直方体状の冷却容器2の内部に、約100ccの冷却媒
体8を封入し、加熱により冷却媒体8の体積が約5%膨
張した場合に、開口21の断面形状が円形であって、冷
却媒体8の体積膨張を吸収するための開口21の上下方
向長さLが5mmであるとすると、冷却媒体8の体積膨
張分を吸収するために、開口21は、約36mm以上の
直径D1を有することが必要となり、調圧機構11が冷
却容器2の上部壁2cの面積の半分以上を占めることと
なる。
【0056】この場合、開口21の上下方向長さLとし
て5mmを得るために、段部22を設けることなく、冷
却容器2の上部壁2cの厚さlを全体にわたって5mm
とすると、冷却容器2の上面部分における熱抵抗が増大
し、冷却容器2の冷却性能を低下させることになる。
【0057】本実施の形態2では、所定の上下方向長さ
の開口を形成するために、上部壁2cの一部を厚くして
段部22を形成しているために、冷却性能が低下するお
それがない。
【0058】なお、本実施の形態2では、開口21の形
状を円形として説明したが、多角形、楕円等の他の形状
としてもよい。
【0059】図8には、本実施の形態2の他の液晶表示
ユニットの調圧機構11を拡大した断面図を示してい
る。
【0060】この調圧機構11は、冷却容器2の上部壁
2cに形成された開口21の上端部には、冷却媒体8側
となる下端側の直径よりも小さな直径d1の通気孔21
aによって外部と連通している(d1<D1)。したが
って、開口21の上端面は通気孔21aを除いて覆われ
ている。他の構成は、図7に示す調圧機構11と同一で
あるので詳しい説明は省略する。
【0061】図7に示す調圧機構11では、開口21の
直径D1が、外気側と冷却媒体8とで一定になっている
ため、開口21の上下方向長さ(段部22の厚さL)が
冷却容器2の大きさのために制限されて、冷却媒体8の
体積膨張を吸収するために開口21の直径D1を大きく
すると、冷却容器2の上面側の放熱面積が、大きく形成
された開口21の直径D1のために小さくなる。
【0062】図8に示す調圧機構11では、冷却容器2
の上面側の放熱面積を確保するために、開口21の上端
部を直径d1の通気孔21aを除いて覆っているため
に、上部壁2cの通気孔21aの部分でのみ放熱面積が
減少しているにすぎず、冷却容器2の所定の冷却性能を
確保することができる。
【0063】なお、上記の調圧機構11における隔離部
材23は、冷却媒体8の温度上昇による体積膨張時に、
隔離部材23が冷却容器2から外れて破損することがな
いように、冷却媒体8の膨張時における隔壁部材23の
湾曲量に対応して、その寸法が、予め調整されている。
【0064】また、冷却媒体8を、液晶表示ユニットの
駆動状態において、液晶パネル6、偏光素子3等が破損
しない最大の体積膨張状態になるように、例えば、60
〜70℃まで加熱した状態で、冷却媒体8を冷却容器2
に注入することにより、液晶表示ユニット1の駆動時
に、調圧機構11の隔離部材23が冷却容器2の外部へ
漏出するおそれがなく、また、隔離部材23が破損する
おそれがない。
【0065】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3に係る液晶表示ユニット1について、図面に基づい
て説明する。
【0066】図9は、本実施の形態3の液晶表示ユニッ
ト1を示す断面図、図10は、図9に示す液晶表示ユニ
ット1の調圧機構11を拡大して示す断面図をそれぞれ
示している。
【0067】この液晶表示ユニット1では、立方体形状
に形成された冷却容器2における上部壁2cの略中央部
分に冷却容器2の内側に突出する調圧機構11が設けら
れている。
【0068】この調圧機構11は、図10に示すよう
に、上部壁2cの中央部に取り付けられた円柱状の支持
部31と、支持部31の下端部に同心状に設けられた円
柱状の段部22とを有しており、段部22の直径D2が
支持部31の直径d2よりも大きくなっている。段部2
2内には、隔離部材23が設けられている。この段部2
2と冷却容器2の上部壁2cとの間の支持部31の周囲
には、冷却媒体8が流入されている。
【0069】他の構成は、実施の形態1に説明した液晶
表示ユニット1と同一の構成であるので詳しい説明は省
略する。
【0070】本実施の形態3の液晶表示ユニット1で
は、隔離部材23が設けられた段部22が上部壁2cと
間隙をあけて形成されているために、段部22と上部壁
2cとの間に冷却媒体8が流入する。したがって、冷却
容器2の上部壁2cは、支持部31を除いて、冷却媒体
8に接しているために、図8に示すように、冷却容器2
の上部壁2cに段部22を形成する場合に比べて冷却容
器2の上部壁2cに冷却媒体8が接する面積が大きくな
り、冷却容器2の所定の冷却性能を確保することができ
る。
【0071】次に、本実施の形態3のように、上記の調
圧機構11を有する冷却容器2の上部壁2cを簡易に製
造する方法について、図11に基づいて説明する。
【0072】図10に示すように、支持部31及び段部
22を有する調圧機構11を、一般的に考えられるよう
に、切削、鋳造等により、上部壁2cと一体的に製造す
る場合には、上部壁2cと段部22との間に支持部31
を形成するための製造工程を含むために、その製造工程
は複雑化する。このため、図11に示すように、調圧機
構11と、冷却容器2の上部壁2cとを、それぞれ別個
に製造し、その後、上部壁2cに形成された開口32内
に、支持部31を挿入して、溶接、接着等により接合す
れば、それぞれの部品の製造が単純化され、製造工程が
複雑化するおそれがない。
【0073】また、冷却媒体8を、液晶表示ユニットの
駆動状態において、液晶パネル6、偏光素子3等が破損
しない最大の体積膨張状態になるように、例えば、60
〜70℃まで加熱した状態で、冷却媒体8を冷却容器2
に注入することにより、液晶表示ユニット1の駆動時
に、調圧機構11の隔離部材23が冷却容器2の外部へ
漏出するおそれがなく、また、隔離部材23が破損する
おそれがない。
【0074】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4に液晶表示ユニット1について、図面に基づいて説
明する。
【0075】図12は、本実施の形態4の液晶表示ユニ
ット1を示す断面図、図13は、図12に示す液晶表示
ユニット1の調圧機構11を拡大して示す断面図をそれ
ぞれ示している。
【0076】この液晶表示ユニット1の調圧機構11
は、図12及び13に示すように、上面が閉塞された中
空の直方体状の冷却容器2内における一つのコーナー部
に設けられており、中空直方体状に形成された調圧室形
成体41を有しており、調圧室形成体41の内部が調圧
室41aになっている。調圧室形成体41は、冷却容器
2のコーナー部に整合状態で嵌合されている。図13に
示すように、調圧室形成体41の上面部には、開口が形
成されており、その開口に弾性体によって構成された隔
離部材23が取り付けられている。隔離部材23は、中
空になっている調圧室形成体41の内部と冷却容器2の
内部とを隔離している。また、調圧室形成体41には、
冷却容器2の側壁2bに対向した側部に開口が形成され
ており、側部に形成された開口は、冷却容器2の側壁2
bに形成された通気経路43を介して、外部に連通して
いる。
【0077】他の構成は、実施の形態1に説明した液晶
表示ユニット1と同一の構成を有しているので、詳しい
説明は省略する。
【0078】本実施の形態4では、冷却容器2の内部に
簡単な構造の調圧機構11を設けており、冷却媒体8の
熱膨張により、隔離部材23が変形して、調圧室形成体
41内の空気が調圧室41aを通り外部に排出される。
これにより、冷却媒体8の膨張が吸収される。その結
果、冷却容器2の大型化を伴わずに冷却容器2を調圧す
ることができる。また、冷却容器2の上部の放熱面積が
減少しないため、冷却容器2の冷却性能を維持すること
ができる。
【0079】また、図14には、本実施の形態4の他の
液晶表示ユニット1の断面図、図15には、図14に示
す液晶表示ユニット1の調圧機構11を拡大した断面図
をそれぞれ示している。
【0080】図14に示す液晶表示ユニット1では、調
圧機構11の保持部材41が合成光学素子6上に取り付
けられており、側部に形成された開口と冷却容器2の1
つの側壁2bに形成された開口2dとが管状の通気経路
44にて連通している。
【0081】冷却容器2の内部において、調圧機構11
が最も効果的に冷却媒体8の体積膨張を吸収することが
できる部分は、加熱された冷却媒体8が上昇流を形成す
ることから、冷却容器2の上部側である。図14に示す
調圧機構11は、冷却容器2内の上部側である合成光学
素子6上に設けられているために、冷却媒体8の膨張を
効率良く吸収することができる。
【0082】なお、本実施の形態4では、調圧機構11
を冷却容器2の1つのコーナー部または合成光学素子6
上に設けているが、調圧機構11を設ける位置は、この
位置に限定するものではなく、冷却容器2内部における
光路を遮ることがなければ、他の位置に設けてもよい。
【0083】また、本実施の形態4の調圧機構11を、
冷却容器2の外部に突出するように設け、冷却媒体8が
冷却容器2の外部に膨張する連通ようにしても、冷却媒
体8の熱膨張による冷却容器2内の各部材の破損を防止
することができる。
【0084】以上に説明した実施の形態1〜4の液晶表
示ユニットは、いずれも3板式のプロジェクタとして用
いられる液晶表示ユニットについて説明したが、冷却媒
体を充填した冷却容器中に液晶パネル等を収納する構成
を有するものであれば、単板式等の他のプロジェクタと
して用いられる液晶表示ユニットにも適用できる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶表示ユ
ニットは、液晶パネル等を収納する冷却容器内に封入さ
れた冷却媒体と外気とを隔離するように設けられた弾性
体を有する調圧機構を設け、この調圧機構の弾性体が、
冷却媒体の温度上昇による体積変動を吸収するため、液
晶表示ユニットの冷却容器の大型化を伴わずに、冷却容
器の冷却性能を維持することができ、冷却容器内の圧力
を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の液晶表示ユニットの概
略構成を示す断面図である。
【図2】図1のA−A’線に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1の液晶表示ユニットの調
圧機構を示す拡大図である。
【図4】本発明の実施の形態1の他の液晶表示ユニット
を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1の他の液晶表示ユニット
の調圧機構を示す拡大図である。
【図6】本発明の実施の形態2の液晶表示ユニットを示
す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2の調圧機構を示す拡大図
である。
【図8】本発明の実施の形態2の他の調圧機構を示す拡
大図である。
【図9】本発明の実施の形態3の液晶表示ユニットを示
す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態3の液晶表示ユニットの
調圧機構を示す拡大図である。
【図11】本発明の実施の形態3の調圧機構を作製する
方法を示す斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態4の液晶表示ユニットを
示す断面図である。
【図13】本発明の実施の形態4の液晶表示ユニットの
調圧機構を示す拡大図である。
【図14】本発明の実施の形態4の他の液晶表示ユニッ
トを示す断面図である。
【図15】本発明の実施の形態4の他の液晶表示ユニッ
トの調圧機構を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 液晶表示ユニット 2 冷却容器 3 入射側偏光素子 4 出射側ガラス板 5 液晶パネル 6 合成光学素子 7 出射側偏光素子 8 冷却媒体 9 隔壁部材 10 シール部材 11 調圧機構 12 冷却フィン 13 シール部材押さえ具 14 ネジ 21 開口 22 段部 23 隔離部材 24 隔離部材押さえ具 25 ネジ 31 支持部 41 調圧室形成体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の画像光を生成する液晶パネルと、
    該液晶パネルの入射側及び出射側にそれぞれ設けられて
    該液晶パネルに入射される光及び該液晶パネルから出射
    される光を偏光制御する偏光素子と、該液晶パネル及び
    該偏光素子をそれぞれ所定の位置に収納するとともに、
    冷却媒体が封止された冷却容器とを備えた液晶表示ユニ
    ットであって、 該冷却媒体の温度変化による体積変動を吸収する弾性体
    を有する調圧機構が設けられており、該調圧機構によっ
    て、該冷却媒体と外気とが隔離されていることを特徴と
    する液晶表示ユニット。
  2. 【請求項2】 前記調圧機構は、前記冷却容器の側壁に
    対してスライド可能に設けられた上壁部を有しており、
    前記弾性体は、該上壁部を前記冷却容器の側部に対して
    上下移動可能に支持している、請求項1に記載の液晶表
    示ユニット。
  3. 【請求項3】 前記調圧機構は、前記冷却容器の上壁部
    に、該冷却容器の内部側に突出するように設けられて、
    大気に連通する通気経路となる開口を有する段部を有し
    ており、前記弾性体は、該開口を閉塞するように該段部
    に取り付けられている、請求項1に記載の液晶表示ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記段部と、前記冷却容器の上壁部との
    間に前記冷却媒体が流入する空間が設けられている、請
    求項3に記載の液晶表示ユニット。
  5. 【請求項5】 前記弾性体は、前記冷却媒体の熱膨張に
    よって破損しないように配置されている、請求項2また
    は3に記載の液晶表示ユニット。
  6. 【請求項6】 前記冷却媒体は、予め、加熱することに
    より体積が増加した状態にして前記冷却容器に封入され
    ている、請求項3または4に記載の液晶表示ユニット。
  7. 【請求項7】 前記調圧機構は、前記冷却容器の内部に
    設けられ、開口を有する中空の調圧室を有し、前記弾性
    体は、該開口を閉塞して冷却媒体に接するように取り付
    けられるとともに、該調圧室の内部と該冷却容器の外部
    とが通気経路によって連通されている、請求項1に記載
    の液晶表示ユニット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100587595C (zh) * 2002-10-25 2010-02-03 华微半导体(上海)有限责任公司 图像传感器中平面滤色器的制作方法
US10656508B2 (en) 2018-01-30 2020-05-19 Seiko Epson Corporation Projector and operation control method
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