JP2002243878A - 2つの重ね合わされた表示素子を備えた表示装置のシーケンシャル制御方法 - Google Patents
2つの重ね合わされた表示素子を備えた表示装置のシーケンシャル制御方法Info
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- JP2002243878A JP2002243878A JP2001377022A JP2001377022A JP2002243878A JP 2002243878 A JP2002243878 A JP 2002243878A JP 2001377022 A JP2001377022 A JP 2001377022A JP 2001377022 A JP2001377022 A JP 2001377022A JP 2002243878 A JP2002243878 A JP 2002243878A
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- Electric Clocks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 潜在的顧客が既存のアナログ時計又はデジタ
ル時計との違いを一目で識別できるようにするアナログ
・デジタル時計の制御方法の提案。 【構成】 2つの重ね合わされた上部表示装置(22)
及び下部表示装置(24)を備えた表示アセンブリのシ
ーケンシャル制御方法である。上部表示装置(22)
は、少なくとも液晶表示セル(26)を有し、第1状態
で透明になり前記下部表示装置(24)を可視化し、第
2状態でデータ項目を表示し且つ不透明で反射型になる
ことによって少なくとも部分的に下部表示装置(24)
を覆い隠すようにされる。制御手段は、制御電圧を供給
して上部表示装置を第1状態から第2状態に及び第2状
態から第1状態に移行させる。更に、表示アセンブリ
を、上部表示装置(22)が透明になる状態又は不透明
で反射型になる状態に自動的に切換える動作状態とする
ことによって、表示アセンブリが、上部表示装置(2
2)によりデータを表示するモードと、下部表示装置
(24)によりデータを表示するモードとに交互に移行
するようにさせる。
ル時計との違いを一目で識別できるようにするアナログ
・デジタル時計の制御方法の提案。 【構成】 2つの重ね合わされた上部表示装置(22)
及び下部表示装置(24)を備えた表示アセンブリのシ
ーケンシャル制御方法である。上部表示装置(22)
は、少なくとも液晶表示セル(26)を有し、第1状態
で透明になり前記下部表示装置(24)を可視化し、第
2状態でデータ項目を表示し且つ不透明で反射型になる
ことによって少なくとも部分的に下部表示装置(24)
を覆い隠すようにされる。制御手段は、制御電圧を供給
して上部表示装置を第1状態から第2状態に及び第2状
態から第1状態に移行させる。更に、表示アセンブリ
を、上部表示装置(22)が透明になる状態又は不透明
で反射型になる状態に自動的に切換える動作状態とする
ことによって、表示アセンブリが、上部表示装置(2
2)によりデータを表示するモードと、下部表示装置
(24)によりデータを表示するモードとに交互に移行
するようにさせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの重ね合わさ
れた上部表示装置及び下部表示装置を備えた表示アセン
ブリのシーケンシャル制御方法に係り、特に、前記形式
のアナログ表示アセンブリとデジタル表示アセンブリと
の組合わせを備えた時計の制御方法に関する。
れた上部表示装置及び下部表示装置を備えた表示アセン
ブリのシーケンシャル制御方法に係り、特に、前記形式
のアナログ表示アセンブリとデジタル表示アセンブリと
の組合わせを備えた時計の制御方法に関する。
【0002】
【従来技術】アナログ表示手段とデジタル表示手段との
組合せを備えた所謂アナログ・デジタル時計は、本出願
人名義の欧州特許第0078237号により公知となっ
ている。より詳細には、この時計は、時針及び分針を含
むアナログ時間表示手段を備える。時針及び分針は、こ
れら時計針の文字盤を構成する液晶表示セル上に配置さ
れる。そのセルは、ほぼその中心部に設けられた穴を有
し、時針が固定された第1シャフトと、分針が固定され
た第2シャフトとがその穴を貫通している。制御回路
が、液晶表示セルの端子を通じて制御信号を送ることに
よって、セルは幾つかの形式のデータから選択したデー
タ項目を液晶表示セルの端子を通じて表示する。表示さ
れるデータは、例えば、時、分、及び、秒のような時刻
に関するデータとすることができ、更に、年月日に関す
るデータ、測定時間データ等でもよい。
組合せを備えた所謂アナログ・デジタル時計は、本出願
人名義の欧州特許第0078237号により公知となっ
ている。より詳細には、この時計は、時針及び分針を含
むアナログ時間表示手段を備える。時針及び分針は、こ
れら時計針の文字盤を構成する液晶表示セル上に配置さ
れる。そのセルは、ほぼその中心部に設けられた穴を有
し、時針が固定された第1シャフトと、分針が固定され
た第2シャフトとがその穴を貫通している。制御回路
が、液晶表示セルの端子を通じて制御信号を送ることに
よって、セルは幾つかの形式のデータから選択したデー
タ項目を液晶表示セルの端子を通じて表示する。表示さ
れるデータは、例えば、時、分、及び、秒のような時刻
に関するデータとすることができ、更に、年月日に関す
るデータ、測定時間データ等でもよい。
【0003】アナログ表示装置とデジタル表示装置とを
共に内部に配置したケースを備えた他の形式の電子時計
も知られている。これは、例えば、文字盤上で動く時計
針を備えた従来のアナログ表示装置と、文字盤の下方に
配置され、文字盤に形成された開口を通して見ることが
できる液晶セル等のデジタル表示装置とを備えた時計の
場合である。
共に内部に配置したケースを備えた他の形式の電子時計
も知られている。これは、例えば、文字盤上で動く時計
針を備えた従来のアナログ表示装置と、文字盤の下方に
配置され、文字盤に形成された開口を通して見ることが
できる液晶セル等のデジタル表示装置とを備えた時計の
場合である。
【0004】近年、新しい形式のアナログ・デジタル時
計が出現している。この時計は、アナログ表示装置とデ
ジタル表示装置とで構成された表示アセンブリを備え
る。アナログ表示装置は、文字盤上で動く時針、分針、
及び秒針を有し、一方、デジタル表示装置は、アナログ
表示装置の前方に配置されアナログ表示装置を完全に覆
う液晶表示セルを有する。
計が出現している。この時計は、アナログ表示装置とデ
ジタル表示装置とで構成された表示アセンブリを備え
る。アナログ表示装置は、文字盤上で動く時針、分針、
及び秒針を有し、一方、デジタル表示装置は、アナログ
表示装置の前方に配置されアナログ表示装置を完全に覆
う液晶表示セルを有する。
【0005】デジタル表示装置が透明な状態に切換えら
れると、アナログ表示装置が表示するデータは完全に可
視化される。しかし、上部表示装置(デジタル表示装
置)を使用することを選択すると、上部表示装置は、不
透明な反射型となり下部表示装置(アナログ表示装置)
を完全に覆い隠す状態に切換えられる。
れると、アナログ表示装置が表示するデータは完全に可
視化される。しかし、上部表示装置(デジタル表示装
置)を使用することを選択すると、上部表示装置は、不
透明な反射型となり下部表示装置(アナログ表示装置)
を完全に覆い隠す状態に切換えられる。
【0006】従って、デジタル表示装置がデータを表示
しない場合には、時計は従来のアナログ表示装置の外
観、即ち、時計針及び文字盤が透明になったデジタル表
示装置を通して完全に可視化された状態となる。反対
に、デジタル表示装置がデータを表示する場合、時計は
純粋なデジタル時計の外観、即ち、アナログ表示装置の
時計針及び文字盤がデジタル表示装置で完全に覆い隠さ
れ、文字によって表示されるデータのみ可視化された状
態となる。
しない場合には、時計は従来のアナログ表示装置の外
観、即ち、時計針及び文字盤が透明になったデジタル表
示装置を通して完全に可視化された状態となる。反対
に、デジタル表示装置がデータを表示する場合、時計は
純粋なデジタル時計の外観、即ち、アナログ表示装置の
時計針及び文字盤がデジタル表示装置で完全に覆い隠さ
れ、文字によって表示されるデータのみ可視化された状
態となる。
【0007】このように、下部表示装置及び上部表示装
置の一方が他方によって表示されたデータの品質及び可
読性を変化させることなく、下部表示装置及び上部表示
装置のいずれかを選択的に使用することが可能である。
この技術は、現在までに知られているアナログデータと
デジタルデータとを同時に表示するアナログ・デジタル
時計に関する実際の進歩の要因となっているが、必然的
に、同時に表示されるデータの読み取りは難しくなり、
この課題は表示データの密度が高まると一層顕在化す
る。
置の一方が他方によって表示されたデータの品質及び可
読性を変化させることなく、下部表示装置及び上部表示
装置のいずれかを選択的に使用することが可能である。
この技術は、現在までに知られているアナログデータと
デジタルデータとを同時に表示するアナログ・デジタル
時計に関する実際の進歩の要因となっているが、必然的
に、同時に表示されるデータの読み取りは難しくなり、
この課題は表示データの密度が高まると一層顕在化す
る。
【0008】このような新アナログ・デジタル時計が販
売のために展示される場面(例えば、小売店のショウウ
ィンドウ)では、あいにく、これらを従来のアナログ時
計やデジタル時計と識別することはできない。実際に
は、上部表示セルが透明な状態に切換えられ、下部表示
装置の文字盤及び時計針が完全に可視化された場合、時
計は従来のアナログ時計の外観となり、一方、上部表示
セルが不透明で反射型とされてデータを表示する状態に
切換えられた場合には、下部アナログ表示装置が覆い隠
されて時計は純粋なデジタルの外観となる。その結果、
一見したところでは、潜在的顧客即ち小売店の店先を通
る通行人が、上記形式のアナログ・デジタル時計を純粋
なアナログやデジタル時計と識別して、これら新製品の
独創性を十分認識することはできない。
売のために展示される場面(例えば、小売店のショウウ
ィンドウ)では、あいにく、これらを従来のアナログ時
計やデジタル時計と識別することはできない。実際に
は、上部表示セルが透明な状態に切換えられ、下部表示
装置の文字盤及び時計針が完全に可視化された場合、時
計は従来のアナログ時計の外観となり、一方、上部表示
セルが不透明で反射型とされてデータを表示する状態に
切換えられた場合には、下部アナログ表示装置が覆い隠
されて時計は純粋なデジタルの外観となる。その結果、
一見したところでは、潜在的顧客即ち小売店の店先を通
る通行人が、上記形式のアナログ・デジタル時計を純粋
なアナログやデジタル時計と識別して、これら新製品の
独創性を十分認識することはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、潜在的顧客が上記形式のアナログ・デジタル時計を
既存のアナログ時計又はデジタル時計と一目で識別でき
るようにする上記形式のアナログ・デジタル時計の制御
方法を提案し、前記した課題及びその他の課題を克服す
ることにある。
は、潜在的顧客が上記形式のアナログ・デジタル時計を
既存のアナログ時計又はデジタル時計と一目で識別でき
るようにする上記形式のアナログ・デジタル時計の制御
方法を提案し、前記した課題及びその他の課題を克服す
ることにある。
【0010】
【問題を解決するための手段】即ち、本発明は、2つの
重ね合わされた上部表示装置及び下部表示装置を備えた
表示アセンブリのシーケンシャル制御方法であって、前
記上部表示装置は、少なくとも液晶表示セルを有し、第
1状態で透明になり前記下部表示装置を可視化し、第2
状態でデータ項目を表示し且つ不透明で反射型になるこ
とによって少なくとも部分的に前記下部表示装置を覆い
隠すようにするとともに、本制御手段は、制御電圧を供
給して前記上部表示装置を第1状態から第2状態に及び
第2状態から第1状態に移行させるようにするととも
に、更に、前記表示アセンブリを、前記上部表示装置が
透明になる状態又は不透明で反射型になる状態に自動的
に切換える動作状態とすることによって、前記表示アセ
ンブリが、前記上部表示装置によりデータを表示するモ
ードと、前記下部表示装置によりデータを表示するモー
ドとに交互に移行するようにしたシーケンシャル制御方
法に関する。
重ね合わされた上部表示装置及び下部表示装置を備えた
表示アセンブリのシーケンシャル制御方法であって、前
記上部表示装置は、少なくとも液晶表示セルを有し、第
1状態で透明になり前記下部表示装置を可視化し、第2
状態でデータ項目を表示し且つ不透明で反射型になるこ
とによって少なくとも部分的に前記下部表示装置を覆い
隠すようにするとともに、本制御手段は、制御電圧を供
給して前記上部表示装置を第1状態から第2状態に及び
第2状態から第1状態に移行させるようにするととも
に、更に、前記表示アセンブリを、前記上部表示装置が
透明になる状態又は不透明で反射型になる状態に自動的
に切換える動作状態とすることによって、前記表示アセ
ンブリが、前記上部表示装置によりデータを表示するモ
ードと、前記下部表示装置によりデータを表示するモー
ドとに交互に移行するようにしたシーケンシャル制御方
法に関する。
【0011】上記した特徴により、上部表示装置を透明
になる状態と不透明で反射型になる状態とに交互に切換
えることによって、小売店のショウウィンドウの前、又
は、陳列台の前に立ち止まった潜在的顧客は、表示アセ
ンブリが第1データ表示モードと、第1モードとは異な
る第2データ表示モードとの間を自動的に移行するよう
にした2つの重ね合せられた表示装置を備えた表示アセ
ンブリの独創性に注意を向ける。この現象で通行人の目
を引くことによって、通行人の関心を当該製品に向けさ
せることになろう。
になる状態と不透明で反射型になる状態とに交互に切換
えることによって、小売店のショウウィンドウの前、又
は、陳列台の前に立ち止まった潜在的顧客は、表示アセ
ンブリが第1データ表示モードと、第1モードとは異な
る第2データ表示モードとの間を自動的に移行するよう
にした2つの重ね合せられた表示装置を備えた表示アセ
ンブリの独創性に注意を向ける。この現象で通行人の目
を引くことによって、通行人の関心を当該製品に向けさ
せることになろう。
【0012】他の特徴によれば、本発明は、アナログデ
ータ表示装置と、前記アナログデータ表示装置の前方に
配置され、前記アナログデータ表示装置を少なくとも部
分的に覆うデジタル表示装置とで構成される表示アセン
ブリのシーケンシャル制御方法であって、前記表示アセ
ンブリを、前記上部表示装置がアナログデータ表示モー
ドとデジタルデータ表示モードとに自動的に且つ交互に
移行する動作モードとするようにしたシーケンシャル制
御方法に関する。
ータ表示装置と、前記アナログデータ表示装置の前方に
配置され、前記アナログデータ表示装置を少なくとも部
分的に覆うデジタル表示装置とで構成される表示アセン
ブリのシーケンシャル制御方法であって、前記表示アセ
ンブリを、前記上部表示装置がアナログデータ表示モー
ドとデジタルデータ表示モードとに自動的に且つ交互に
移行する動作モードとするようにしたシーケンシャル制
御方法に関する。
【0013】こうして、デジタル表示装置でデータを表
示しない場合には、時計は従来のアナログ時計の外観に
なる。反対に、デジタル表示装置でデータを表示する場
合には、時計は純粋なデジタル時計の外観になる。時計
がアナログ時計の外観からデジタル時計の外観に、及び
デジタル時計の外観からアナログ時計の外観に自動的に
移行するのを見れば、潜在的顧客は、この時計が従来の
純粋なアナログ時計又はデジタル時計と違うことにすぐ
気が付き、設計上の独創性、革新的で魅力的な外観、そ
の使い易さ等から生み出されるこの時計の利点の全て十
分認識できるであろう。
示しない場合には、時計は従来のアナログ時計の外観に
なる。反対に、デジタル表示装置でデータを表示する場
合には、時計は純粋なデジタル時計の外観になる。時計
がアナログ時計の外観からデジタル時計の外観に、及び
デジタル時計の外観からアナログ時計の外観に自動的に
移行するのを見れば、潜在的顧客は、この時計が従来の
純粋なアナログ時計又はデジタル時計と違うことにすぐ
気が付き、設計上の独創性、革新的で魅力的な外観、そ
の使い易さ等から生み出されるこの時計の利点の全て十
分認識できるであろう。
【0014】本発明の他の特徴によれば、上部表示装置
及び下部表示装置は、約0.5ヘルツの繰り返し速度で
自動的且つ交互に起動される。この繰り返し速度は、フ
ラッシュ現象が人間の目で認識できるのに十分高い速度
であるが、人間の目がアナログモード表示及びデジタル
モード表示を各々識別できる範囲の速度である。
及び下部表示装置は、約0.5ヘルツの繰り返し速度で
自動的且つ交互に起動される。この繰り返し速度は、フ
ラッシュ現象が人間の目で認識できるのに十分高い速度
であるが、人間の目がアナログモード表示及びデジタル
モード表示を各々識別できる範囲の速度である。
【0015】本発明の他の特徴及び利点は、添付図面と
ともに、本発明による方法の実施例である、これに絶対
に限定されないものとして例示される以下の詳細な説明
を読むことにより明らかになると考える。
ともに、本発明による方法の実施例である、これに絶対
に限定されないものとして例示される以下の詳細な説明
を読むことにより明らかになると考える。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、時間関連データのアナ
ログ表示装置の上方に配置されたデジタルデータ表示装
置を備えたアナログ−デジタル時計を、時間関連データ
のアナログ表示モードからデジタル表示モードへ又はそ
の逆への自動的移行を制御することから成る総括的発明
思想に基づく。デジタルデータが、一定の時間間隔で、
時間データのアナログ表示に移行するようにオンオフで
切換わる現象は、例えば、小売店のショウウィンドウの
前を通り過ぎる潜在的顧客の注意を引きつけ、彼の関心
を当該製品に抱かせ、彼がこの形式の製品と、アナログ
データ専用又はデジタルデータ専用の時計、又はアナロ
グデータとデジタルデータとを同時に表示する時計との
違いを即座に認識できるようにするためのものである。
ログ表示装置の上方に配置されたデジタルデータ表示装
置を備えたアナログ−デジタル時計を、時間関連データ
のアナログ表示モードからデジタル表示モードへ又はそ
の逆への自動的移行を制御することから成る総括的発明
思想に基づく。デジタルデータが、一定の時間間隔で、
時間データのアナログ表示に移行するようにオンオフで
切換わる現象は、例えば、小売店のショウウィンドウの
前を通り過ぎる潜在的顧客の注意を引きつけ、彼の関心
を当該製品に抱かせ、彼がこの形式の製品と、アナログ
データ専用又はデジタルデータ専用の時計、又はアナロ
グデータとデジタルデータとを同時に表示する時計との
違いを即座に認識できるようにするためのものである。
【0017】本発明は、腕時計等の時計を参照して説明
される。しかし、本発明がこの用途に限定されず、例え
ば、測定機器等のデータ表示を必要とする他の用途を含
む範囲の使用においても有用であることは言うまでもな
い。
される。しかし、本発明がこの用途に限定されず、例え
ば、測定機器等のデータ表示を必要とする他の用途を含
む範囲の使用においても有用であることは言うまでもな
い。
【0018】図1を参照すると、腕時計形式の時計の全
体が参照番号1で示される。この時計1は、従来通りの
形態で、裏蓋4を有するケース2を備え、ケース2の中
に電子時計ムーブメント6、及び、接点バネ10を介し
て裏蓋4に載置された電池8が配置されている。電子時
計ムーブメント6は、文字盤18上を動く秒針12、分
針14、及び、時針16用の駆動装置(図示しない)と
制御回路を介してつながれる電子計時回路を有する。ま
た、ケース2は、従来通りの形態で、文字盤18全体を
覆うクリスタル20によって密閉される。
体が参照番号1で示される。この時計1は、従来通りの
形態で、裏蓋4を有するケース2を備え、ケース2の中
に電子時計ムーブメント6、及び、接点バネ10を介し
て裏蓋4に載置された電池8が配置されている。電子時
計ムーブメント6は、文字盤18上を動く秒針12、分
針14、及び、時針16用の駆動装置(図示しない)と
制御回路を介してつながれる電子計時回路を有する。ま
た、ケース2は、従来通りの形態で、文字盤18全体を
覆うクリスタル20によって密閉される。
【0019】更に、時計1は、2つの重ね合わされた上
部表示装置22及び下部表示装置24を有する表示アセ
ンブリを備える。時計1に組み込まれたこの表示アセン
ブリは、本明細書では、その主要手段についてのみ簡潔
に説明する。この表示アセンブリのより詳細な説明とし
て、出願人名義の欧州特許第0926574号を参照さ
れたい。
部表示装置22及び下部表示装置24を有する表示アセ
ンブリを備える。時計1に組み込まれたこの表示アセン
ブリは、本明細書では、その主要手段についてのみ簡潔
に説明する。この表示アセンブリのより詳細な説明とし
て、出願人名義の欧州特許第0926574号を参照さ
れたい。
【0020】図1に示す例では、下部表示装置24が、
時間に関する表示手段、特に、時計針12、14、16
と文字盤18で構成されるアナログ時間表示手段を有す
る。言うまでもなく、下部表示装置24は、液晶型等の
デジタル表示装置で構成してもよい。また、下部表示装
置24は、出願人名義の欧州特許第B−0078237
号に開示される組合せ等のアナログ表示手段とデジタル
表示手段の組合せ、又は、例えば、絵、図形等の装飾要
素を備えることも可能である。
時間に関する表示手段、特に、時計針12、14、16
と文字盤18で構成されるアナログ時間表示手段を有す
る。言うまでもなく、下部表示装置24は、液晶型等の
デジタル表示装置で構成してもよい。また、下部表示装
置24は、出願人名義の欧州特許第B−0078237
号に開示される組合せ等のアナログ表示手段とデジタル
表示手段の組合せ、又は、例えば、絵、図形等の装飾要
素を備えることも可能である。
【0021】上部表示装置22は、光バルブ28の上方
に配置された表示セル26で構成された2重構造を有
し、上部表示装置22は、下部表示装置24とクリスタ
ル20との間に拡がっている。図示の例では、上部表示
装置22は、文字盤18の表面全体を覆っている。
に配置された表示セル26で構成された2重構造を有
し、上部表示装置22は、下部表示装置24とクリスタ
ル20との間に拡がっている。図示の例では、上部表示
装置22は、文字盤18の表面全体を覆っている。
【0022】上部表示装置22は、クリスタル20と光
バルブ28との間に配置された表示セル26及び光バル
ブが、セル26とバルブ28の第1切換え状態で透明に
なることによって、下部表示装置24、即ち、図示の例
の時間針12、14、16、及び文字盤18を可視化す
るようにされる。
バルブ28との間に配置された表示セル26及び光バル
ブが、セル26とバルブ28の第1切換え状態で透明に
なることによって、下部表示装置24、即ち、図示の例
の時間針12、14、16、及び文字盤18を可視化す
るようにされる。
【0023】更に、上部表示装置22は、第2切換え状
態で、表示セル26がアルファベット数字式等のデータ
項目を表示するとともに、光バルブ28が不透明になる
ことにより下部表示装置24を少なくとも部分的に覆い
隠すようにされる。表示セル26及び光バルブ28の第
1状態から第2状態への切換え又はその逆の切換えは、
ムーブメント6に一体化された制御手段によって行なわ
れ、この制御手段は、従来型コネクタ30a、30bに
よってセル26及びバルブ28に接続され、それらに制
御電圧を供給する。
態で、表示セル26がアルファベット数字式等のデータ
項目を表示するとともに、光バルブ28が不透明になる
ことにより下部表示装置24を少なくとも部分的に覆い
隠すようにされる。表示セル26及び光バルブ28の第
1状態から第2状態への切換え又はその逆の切換えは、
ムーブメント6に一体化された制御手段によって行なわ
れ、この制御手段は、従来型コネクタ30a、30bに
よってセル26及びバルブ28に接続され、それらに制
御電圧を供給する。
【0024】特定の実施形態では、セル26は、液晶型
表示セルとされる。セルは、透明前面基板32、透明後
方基板34、及び密閉フレーム36を有し、密閉フレー
ム36は、スペーシング手段と密閉手段を構成して、基
板32、34と協働して液晶の入った密閉空間を区画す
る。基板32、34の対向面には、インジウム/錫酸化
物等で形成した複数の透明電極38、40が設けられ
る。図示の例では、前方基板32は、数字の形とされた
複数の電極を支持しており、これら電極の各々によって
アルファベット文字や数字が表示できる領域が構成され
る。一方、後方基板34は、その全面に拡がる電極を支
持する。電極38及び40は、この空間の外側に設けら
れた接点パッド42を介してコネクタ30aに接続され
る。
表示セルとされる。セルは、透明前面基板32、透明後
方基板34、及び密閉フレーム36を有し、密閉フレー
ム36は、スペーシング手段と密閉手段を構成して、基
板32、34と協働して液晶の入った密閉空間を区画す
る。基板32、34の対向面には、インジウム/錫酸化
物等で形成した複数の透明電極38、40が設けられ
る。図示の例では、前方基板32は、数字の形とされた
複数の電極を支持しており、これら電極の各々によって
アルファベット文字や数字が表示できる領域が構成され
る。一方、後方基板34は、その全面に拡がる電極を支
持する。電極38及び40は、この空間の外側に設けら
れた接点パッド42を介してコネクタ30aに接続され
る。
【0025】電極40と特定の電極38とを通じて電圧
が印加されたり、それが遮断されたりすると、これら電
極38、40間の液晶は、この液晶の形式、及び/又
は、セル関連付けられた偏光子の有無及び配置に応じ
て、吸収状態から透明状態に、及び、その逆に交互に移
行する。従って、明るい色彩のデータを暗い背景に又は
暗いデータを明るい背景に表示することが可能である。
が印加されたり、それが遮断されたりすると、これら電
極38、40間の液晶は、この液晶の形式、及び/又
は、セル関連付けられた偏光子の有無及び配置に応じ
て、吸収状態から透明状態に、及び、その逆に交互に移
行する。従って、明るい色彩のデータを暗い背景に又は
暗いデータを明るい背景に表示することが可能である。
【0026】図示の例では、セル26は、TN型液晶と
され、その基板32及び34の各々の外面は、交差する
方向の偏光子(図示しない)を備えている。従って、セ
ル26は、電極38、40の端子を通して電圧が印加さ
れない場合(非切換え状態)には、完全に透明の状態、
即ち、第1切換え状態になり、電極38、40の端子を
通して電圧が印加される(切換え状態)には、吸収又は
拡散状態、即ち、第2切換え状態となる。
され、その基板32及び34の各々の外面は、交差する
方向の偏光子(図示しない)を備えている。従って、セ
ル26は、電極38、40の端子を通して電圧が印加さ
れない場合(非切換え状態)には、完全に透明の状態、
即ち、第1切換え状態になり、電極38、40の端子を
通して電圧が印加される(切換え状態)には、吸収又は
拡散状態、即ち、第2切換え状態となる。
【0027】第1切換え状態でセル26が透明状態にな
り、第2切換え状態でセル26が吸収又は拡散状態にな
る限り、セル26を他の形式とすることができるのは言
うまでもない。
り、第2切換え状態でセル26が吸収又は拡散状態にな
る限り、セル26を他の形式とすることができるのは言
うまでもない。
【0028】以下の説明では、図1により説明した構成
要素と同一の構成要素、同一の参照符号で示される。図
2を参照すれば、腕時計型の時計の全体が参照番号44
で示される。上述した時計と同様に、この腕時計44
は、電子時計ムーブメント6及び電池8が配置された裏
蓋4を有するケース2を備える。電池8は、接点バネ1
0を介して裏蓋4に載置される。ムーブメント6は、文
字盤18上で動く秒針12、分針14、及び時針16用
の駆動装置(図示しない)と関連付けられる。ケース2
は、従来通りの形態で、クリスタル20によって密封さ
れる。
要素と同一の構成要素、同一の参照符号で示される。図
2を参照すれば、腕時計型の時計の全体が参照番号44
で示される。上述した時計と同様に、この腕時計44
は、電子時計ムーブメント6及び電池8が配置された裏
蓋4を有するケース2を備える。電池8は、接点バネ1
0を介して裏蓋4に載置される。ムーブメント6は、文
字盤18上で動く秒針12、分針14、及び時針16用
の駆動装置(図示しない)と関連付けられる。ケース2
は、従来通りの形態で、クリスタル20によって密封さ
れる。
【0029】更に、時計44は、2つの重なられた上部
表示装置46及び下部表示装置48を有する表示アセン
ブリを備える。図示の例では、下部表示装置48は、時
計針12、14、16及び文字盤18で構成されるアナ
ログ時間表示手段等の時間関連の表示手段を有する。
表示装置46及び下部表示装置48を有する表示アセン
ブリを備える。図示の例では、下部表示装置48は、時
計針12、14、16及び文字盤18で構成されるアナ
ログ時間表示手段等の時間関連の表示手段を有する。
【0030】この下部表示装置48は、液晶型等のデジ
タル表示装置によって構成することも可能であるのはは
言うまでもない。また、表示装置48は、出願人名義の
上記欧州特許第B−0078237号に開示される組合
せ等のアナログ表示手段とデジタル表示手段の組合せ、
又は、例えば、絵、図形等の装飾要素を有することも可
能である。
タル表示装置によって構成することも可能であるのはは
言うまでもない。また、表示装置48は、出願人名義の
上記欧州特許第B−0078237号に開示される組合
せ等のアナログ表示手段とデジタル表示手段の組合せ、
又は、例えば、絵、図形等の装飾要素を有することも可
能である。
【0031】時計44に組み込まれた表示装置は、本明
細書では、その主要手段についてのみ簡潔に説明する。
この表示アセンブリのより詳細な説明として、出願人名
義の欧州特許第0939331号を参照されたい。
細書では、その主要手段についてのみ簡潔に説明する。
この表示アセンブリのより詳細な説明として、出願人名
義の欧州特許第0939331号を参照されたい。
【0032】本発明によれば、上部表示装置46は、セ
ル50を含むとともに、下部表示装置48とクリスタル
20との間に拡がっている。図示の例では、上部表示装
置46は、文字盤18の表面の全体を覆っている。代替
的実施形態によれば、上部表示装置46が、時計44の
クリスタル20を構成することができるのはは言うまで
もない。上部表示装置44は、第1切換え状態で表示セ
ル50が透明になることによって、下部表示装置48、
即ち、時計針12、14、16及び文字盤18により表
示されるデータを可視化させる。更に、上部表示装置4
6は、第2切換え状態で、表示セル50がアルファベッ
ト数字式等のデータ項目を表示するようになる。
ル50を含むとともに、下部表示装置48とクリスタル
20との間に拡がっている。図示の例では、上部表示装
置46は、文字盤18の表面の全体を覆っている。代替
的実施形態によれば、上部表示装置46が、時計44の
クリスタル20を構成することができるのはは言うまで
もない。上部表示装置44は、第1切換え状態で表示セ
ル50が透明になることによって、下部表示装置48、
即ち、時計針12、14、16及び文字盤18により表
示されるデータを可視化させる。更に、上部表示装置4
6は、第2切換え状態で、表示セル50がアルファベッ
ト数字式等のデータ項目を表示するようになる。
【0033】表示セル50の第1状態から第2状態に又
はその逆の切換えは、電子時計ムーブメント6に一体化
された制御手段によって行なわれ、この制御手段は、従
来型コネクタ30a、30bによってセル50に接続さ
れ、それらに制御電圧を供給する。セル50は、第2状
態において分散型又は反射型となる液晶表示セルとされ
る。
はその逆の切換えは、電子時計ムーブメント6に一体化
された制御手段によって行なわれ、この制御手段は、従
来型コネクタ30a、30bによってセル50に接続さ
れ、それらに制御電圧を供給する。セル50は、第2状
態において分散型又は反射型となる液晶表示セルとされ
る。
【0034】特定の実施形態では、セル50は、ツイス
トネマチック(TN)型液晶セルとされる。このセル5
0は、透明前方基板52、透明後方基板54、及び密閉
フレーム56を有し、密閉フレーム56は、スペーシン
グ手段と密封手段を構成し、基板52、54と協働して
液晶の入った密閉空間を区画する。基板52及び54の
対向面には、インジウム/錫酸化物等で形成した複数の
透明電極58、60が設けられる。図示の例では、前方
基板52は、数字の形とされた複数の電極58を支持し
ており、これら電極の各々のよってアルファベット文字
や数字が表示できる領域が構成される。一方、後方基板
54は、その全面に拡がる電極60を支持する。電極5
8及び60は、この空間の外側に設けられた接点パッド
42を介してコネクタ30aに接続される。更に、セル
50は、クリスタル20側に線形偏光子62を、文字盤
18側にコレステリックフィルム66と関連付けた四分
の一波長板64を備える。
トネマチック(TN)型液晶セルとされる。このセル5
0は、透明前方基板52、透明後方基板54、及び密閉
フレーム56を有し、密閉フレーム56は、スペーシン
グ手段と密封手段を構成し、基板52、54と協働して
液晶の入った密閉空間を区画する。基板52及び54の
対向面には、インジウム/錫酸化物等で形成した複数の
透明電極58、60が設けられる。図示の例では、前方
基板52は、数字の形とされた複数の電極58を支持し
ており、これら電極の各々のよってアルファベット文字
や数字が表示できる領域が構成される。一方、後方基板
54は、その全面に拡がる電極60を支持する。電極5
8及び60は、この空間の外側に設けられた接点パッド
42を介してコネクタ30aに接続される。更に、セル
50は、クリスタル20側に線形偏光子62を、文字盤
18側にコレステリックフィルム66と関連付けた四分
の一波長板64を備える。
【0035】第1切換え状態でセル50が透明状態にな
り、第2切換え状態でセル50が不透明で反射又は拡散
状態になる限り、セル50を他の形式とすることができ
るのは言うまでもない。
り、第2切換え状態でセル50が不透明で反射又は拡散
状態になる限り、セル50を他の形式とすることができ
るのは言うまでもない。
【0036】このようにして、アナログ表示装置及びデ
ジタル表示装置で構成される表示アセンブリを備えた腕
時計1又は44が得られる。各々参照符号24又は48
で示されるアナログ表示装置は、文字盤18上で動く秒
針12、分針14、及び、時針16を備え、一方、各々
参照符号22又は46で示されるデジタル表示装置は、
アナログ表示装置24又は48の前方に配置されそれを
完全に覆う各々参照符号26又は50で示される液晶表
示セルを備える。
ジタル表示装置で構成される表示アセンブリを備えた腕
時計1又は44が得られる。各々参照符号24又は48
で示されるアナログ表示装置は、文字盤18上で動く秒
針12、分針14、及び、時針16を備え、一方、各々
参照符号22又は46で示されるデジタル表示装置は、
アナログ表示装置24又は48の前方に配置されそれを
完全に覆う各々参照符号26又は50で示される液晶表
示セルを備える。
【0037】デジタル表示装置22又は46が透明な状
態に切換えられると、アナログ表示装置24又は48に
より表示されるデータは完全に可視化される。しかし、
上部表示装置22又は46の使用を選択すれば、上部表
示装置22又は46は不透明で反射型になり下部表示装
置を完全に覆い隠す状態に切換えられる。
態に切換えられると、アナログ表示装置24又は48に
より表示されるデータは完全に可視化される。しかし、
上部表示装置22又は46の使用を選択すれば、上部表
示装置22又は46は不透明で反射型になり下部表示装
置を完全に覆い隠す状態に切換えられる。
【0038】デジタル表示装置により表示されるデータ
が存在しない場合には、時計は従来型アナログ時計の外
観となる状態、即ち、時計針12、14、16及び文字
盤18が、透明とされたデジタル表示装置22又は24
を介して完全に可視化された状態となる。反対に、デジ
タル表示装置22又は46によりデータが表示される
と、時計は純粋なデジタル時計の外観となる状態、即
ち、アナログ表示装置24又は48の時計針12、1
4、16及び文字盤18は、デジタル表示装置22又は
46によって完全に覆い隠され、デジタル表示装置22
又は46により表示されるデータのみが可視化される状
態となる。
が存在しない場合には、時計は従来型アナログ時計の外
観となる状態、即ち、時計針12、14、16及び文字
盤18が、透明とされたデジタル表示装置22又は24
を介して完全に可視化された状態となる。反対に、デジ
タル表示装置22又は46によりデータが表示される
と、時計は純粋なデジタル時計の外観となる状態、即
ち、アナログ表示装置24又は48の時計針12、1
4、16及び文字盤18は、デジタル表示装置22又は
46によって完全に覆い隠され、デジタル表示装置22
又は46により表示されるデータのみが可視化される状
態となる。
【0039】このように、上述した時計1、44を、選
択に応じて純粋なデジタルの外観又は純粋なアナログの
外観とすることができるので、時計1、44と、単なる
デジタル時計又は単なるアナログ時計との違いを、又
は、同時にアナログデータ及びデジタルデータを表示す
る時計との違いさえも明確にすることが可能となる。
択に応じて純粋なデジタルの外観又は純粋なアナログの
外観とすることができるので、時計1、44と、単なる
デジタル時計又は単なるアナログ時計との違いを、又
は、同時にアナログデータ及びデジタルデータを表示す
る時計との違いさえも明確にすることが可能となる。
【0040】しかし、一見しただけでは、本特許出願に
記載された時計と、従来の純粋なアナログ時計又は純粋
なデジタル時計とを識別することは不可能である。その
ため、例えば、小売店のショウウィンドウの前で立ち止
まる潜在的購買者又は通行人が、このような時計を既存
のアナログ時計又はデジタル時計と、一見して識別でき
るようにする手段が探られてきた。
記載された時計と、従来の純粋なアナログ時計又は純粋
なデジタル時計とを識別することは不可能である。その
ため、例えば、小売店のショウウィンドウの前で立ち止
まる潜在的購買者又は通行人が、このような時計を既存
のアナログ時計又はデジタル時計と、一見して識別でき
るようにする手段が探られてきた。
【0041】そこで、本発明によれば、各々参照符号2
2又は46で示される上部表示装置、及び、各々参照符
号24又は48で示される下部表示装置を備えた上述の
形式の表示アセンブリのためのシーケンシャル制御方法
が提案する。この方法は、上部表示装置を透明になる状
態に又は不透明で反射型になる状態に自動的に切換わ
り、表示アセンブリが、上部表示装置でデータを表示す
る第1モードから、下部表示装置でデータを表示する第
2モードに交互に移行する段階を含む。従って、通行人
の目は、この現象によって引きつけられ、彼が当該製品
に興味を抱くようになるはずである。
2又は46で示される上部表示装置、及び、各々参照符
号24又は48で示される下部表示装置を備えた上述の
形式の表示アセンブリのためのシーケンシャル制御方法
が提案する。この方法は、上部表示装置を透明になる状
態に又は不透明で反射型になる状態に自動的に切換わ
り、表示アセンブリが、上部表示装置でデータを表示す
る第1モードから、下部表示装置でデータを表示する第
2モードに交互に移行する段階を含む。従って、通行人
の目は、この現象によって引きつけられ、彼が当該製品
に興味を抱くようになるはずである。
【0042】本発明が意図する範囲では、「自動切換
え」と言う用語は、例えば、前記時計の押しボタンを押
すことによって、時計への外部作用を必要とすることな
く、上部表示装置が透明になる状態に又は不透明で反射
型になる状態に交互に切換えられて、下部表示装置で表
示されるデータが、上部表示装置で表示されるデータに
置き換えられ、見ている人に周期的に現れたり消えたり
する自立した動作モードに時計が入るようにする方法を
意味する。
え」と言う用語は、例えば、前記時計の押しボタンを押
すことによって、時計への外部作用を必要とすることな
く、上部表示装置が透明になる状態に又は不透明で反射
型になる状態に交互に切換えられて、下部表示装置で表
示されるデータが、上部表示装置で表示されるデータに
置き換えられ、見ている人に周期的に現れたり消えたり
する自立した動作モードに時計が入るようにする方法を
意味する。
【0043】表示アセンブリが、アナログ表示装置24
又は48、及び、アナログ表示装置の前方に配置され少
なくとも部分的にそれを覆うデジタル表示装置26、2
8、又は50によって構成される場合、デジタル表示装
置が透明になりアナログ表示装置が完全に見える状態
に、又は、デジタル表示装置が不透明かつ反射型となり
アナログ表示装置を完全に覆い隠すことによってデジタ
ル表示装置がデータを表示する状態に、デジタル表示装
置を交互に切換えることによって、表示アセンブリは、
アナログデータ表示モードからデジタルデータ表示モー
ドに自動的且つ交互に移行される。
又は48、及び、アナログ表示装置の前方に配置され少
なくとも部分的にそれを覆うデジタル表示装置26、2
8、又は50によって構成される場合、デジタル表示装
置が透明になりアナログ表示装置が完全に見える状態
に、又は、デジタル表示装置が不透明かつ反射型となり
アナログ表示装置を完全に覆い隠すことによってデジタ
ル表示装置がデータを表示する状態に、デジタル表示装
置を交互に切換えることによって、表示アセンブリは、
アナログデータ表示モードからデジタルデータ表示モー
ドに自動的且つ交互に移行される。
【0044】そのため、時計がアナログデータ表示モー
ドからデジタルデータ表示モードに、及びその逆に自動
的に移行するのを見ると、潜在的購買者は、この時計
と、従来の単なるアナログ時計又は単なるデジタル時計
との顕著な違いを即座に理解することができる。
ドからデジタルデータ表示モードに、及びその逆に自動
的に移行するのを見ると、潜在的購買者は、この時計
と、従来の単なるアナログ時計又は単なるデジタル時計
との顕著な違いを即座に理解することができる。
【0045】図3は、上部表示装置22又は46が透明
になり、各々参照符号24又は48で示されるアナログ
表示装置で表示された時間関連データが見える状態に、
及び、上部表示装置22又は46がデータ項目を表示す
るとともに反射型で不透明になりアナログ表示装置を覆
い隠す状態に、交互に且つ自動的に切換えられる図1及
び図2に示す腕時計と同様な腕時計の一連の平面図であ
る。図3で示す腕時計が図1で説明した形式の時計であ
れば、その腕時計は、光バルブ28の上方に配置された
表示セル26で構成された2重構造を備え、第1切換え
状態で、表示セル26及び光バルブ28が透明になり、
下部表示装置24で表示されるデータが可視化される一
方、第2状態では、表示セル26がデータ項目を表示す
るとともに、光バルブ28が不透明になり下部表示装置
24を覆い隠す。反対に、図3の腕時計が、図2を参照
して説明された形式の時計であれば、その腕時計は単一
表示セル50を備え、選択に応じ、第1切換え状態で、
表示セル50が透明になり下部表示装置48で表示され
たデータを可視化するか、又は、第2切換え状態で、表
示セル50がデータ項目を表示するとともに不透明で反
射型になり、下部表示装置48で表示されるデータを覆
い隠す。アナログ・デジタル表示シーケンスは、0.5
ヘルツの繰り返し速度で図3の矢印で示す順序で交互に
自動的に続く。
になり、各々参照符号24又は48で示されるアナログ
表示装置で表示された時間関連データが見える状態に、
及び、上部表示装置22又は46がデータ項目を表示す
るとともに反射型で不透明になりアナログ表示装置を覆
い隠す状態に、交互に且つ自動的に切換えられる図1及
び図2に示す腕時計と同様な腕時計の一連の平面図であ
る。図3で示す腕時計が図1で説明した形式の時計であ
れば、その腕時計は、光バルブ28の上方に配置された
表示セル26で構成された2重構造を備え、第1切換え
状態で、表示セル26及び光バルブ28が透明になり、
下部表示装置24で表示されるデータが可視化される一
方、第2状態では、表示セル26がデータ項目を表示す
るとともに、光バルブ28が不透明になり下部表示装置
24を覆い隠す。反対に、図3の腕時計が、図2を参照
して説明された形式の時計であれば、その腕時計は単一
表示セル50を備え、選択に応じ、第1切換え状態で、
表示セル50が透明になり下部表示装置48で表示され
たデータを可視化するか、又は、第2切換え状態で、表
示セル50がデータ項目を表示するとともに不透明で反
射型になり、下部表示装置48で表示されるデータを覆
い隠す。アナログ・デジタル表示シーケンスは、0.5
ヘルツの繰り返し速度で図3の矢印で示す順序で交互に
自動的に続く。
【0046】図4は、デジタル表示装置26、28又は
50、及び、アナログ表示装置12、14、16及び1
8を間欠的に同時に可視化される様子を示す図3の平面
図と類似の時計の一連の平面図であり、例えば、デジタ
ル表示装置の半分のみがデータを表示するように電気的
に制御されて、一方、アナログの時間関連データの表示
装置が見えるようにするために前記デジタル表示装置の
残りの半分は透明のままとされる。このような動作モー
ドは、販売者によってショウウィンドウに飾られる前
に、又は、ユーザがこの拡張機能を彼の仲間に見せたい
と思えばユーザ自身によって起動される。アナログ・デ
ジタル表示シーケンスは、約0.5ヘルツで周期的に交
互に続くのが好ましく、この速度は、店のショウウィン
ドウの中を吟味する潜在的顧客の注意を引くには十分な
繰り返し速度であり、また、観察者がアナログ表示及び
デジタル表示の詳細を評価できる速度でもある。
50、及び、アナログ表示装置12、14、16及び1
8を間欠的に同時に可視化される様子を示す図3の平面
図と類似の時計の一連の平面図であり、例えば、デジタ
ル表示装置の半分のみがデータを表示するように電気的
に制御されて、一方、アナログの時間関連データの表示
装置が見えるようにするために前記デジタル表示装置の
残りの半分は透明のままとされる。このような動作モー
ドは、販売者によってショウウィンドウに飾られる前
に、又は、ユーザがこの拡張機能を彼の仲間に見せたい
と思えばユーザ自身によって起動される。アナログ・デ
ジタル表示シーケンスは、約0.5ヘルツで周期的に交
互に続くのが好ましく、この速度は、店のショウウィン
ドウの中を吟味する潜在的顧客の注意を引くには十分な
繰り返し速度であり、また、観察者がアナログ表示及び
デジタル表示の詳細を評価できる速度でもある。
【0047】図5は、本発明の方法を実施するための電
子回路の構成図である。本図には、水晶発振器70の両
端子に接続された電子計時回路68が示されている。計
時回路68は、一般的な形で、周波数分周回路72を介
して、例えば、アナログの時間関連データの下部表示装
置24又は48を構成する時計針12、14及び16を
駆動するために必要な機械動力を供給するモータ76用
駆動装置74と接続される。また、周波数分周回路72
は、上部表示装置22又は46の制御手段78に、所望
の周波数、例えば、0.5ヘルツの信号を送る。その信
号により、この制御手段78は、同じ0.5ヘルツの周
波数の制御電圧を光バルブ28又は表示セル50に印加
して、光バルブ28又は表示セル50が透明になり下部
表示装置24又は48が現れる状態から、それらが不透
明で反射型になり、前記下部表示装置24又は48を覆
い隠して、アルファベット数字式のデータを表示する状
態に移行させる。
子回路の構成図である。本図には、水晶発振器70の両
端子に接続された電子計時回路68が示されている。計
時回路68は、一般的な形で、周波数分周回路72を介
して、例えば、アナログの時間関連データの下部表示装
置24又は48を構成する時計針12、14及び16を
駆動するために必要な機械動力を供給するモータ76用
駆動装置74と接続される。また、周波数分周回路72
は、上部表示装置22又は46の制御手段78に、所望
の周波数、例えば、0.5ヘルツの信号を送る。その信
号により、この制御手段78は、同じ0.5ヘルツの周
波数の制御電圧を光バルブ28又は表示セル50に印加
して、光バルブ28又は表示セル50が透明になり下部
表示装置24又は48が現れる状態から、それらが不透
明で反射型になり、前記下部表示装置24又は48を覆
い隠して、アルファベット数字式のデータを表示する状
態に移行させる。
【0048】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲を逸脱することなくその変
更又は変形を考え得ることは言うまでもない。特に、使
用者自身が、上部表示装置が交互に不透明になってデー
タを表示して下部表示装置を覆い隠したり、透明になっ
て下部表示装置が現れるようにする、切換えの繰り返し
速度を調整できるようにすることも可能である。
ものではなく、本発明の範囲を逸脱することなくその変
更又は変形を考え得ることは言うまでもない。特に、使
用者自身が、上部表示装置が交互に不透明になってデー
タを表示して下部表示装置を覆い隠したり、透明になっ
て下部表示装置が現れるようにする、切換えの繰り返し
速度を調整できるようにすることも可能である。
【図1】2つの重ね合わされた上部表示装置表示装置及
び下部表示装置を備えた表示アセンブリを組み込んだ腕
時計の断面図であり、ここで、前記上部表示装置は、光
バルブ上に配置されたデジタル表示セルで構成された2
重構造を有し、前記下部表示装置は、文字盤上を動く時
計針で構成されたアナログ時刻表示手段を有する。
び下部表示装置を備えた表示アセンブリを組み込んだ腕
時計の断面図であり、ここで、前記上部表示装置は、光
バルブ上に配置されたデジタル表示セルで構成された2
重構造を有し、前記下部表示装置は、文字盤上を動く時
計針で構成されたアナログ時刻表示手段を有する。
【図2】2つの重ね合わされた上部表示装置表示装置及
び下部表示装置を備えた表示アセンブリを組み込んだ腕
時計の断面図であり、ここで、前記上部表示装置は、第
1状態で透明になるとともに、第2状態で拡散型又は反
射型になるようにされたセルを有し、前記下部表示装置
は、文字盤上を移動する時計針で構成されたアナログ時
刻表示手段を有する。
び下部表示装置を備えた表示アセンブリを組み込んだ腕
時計の断面図であり、ここで、前記上部表示装置は、第
1状態で透明になるとともに、第2状態で拡散型又は反
射型になるようにされたセルを有し、前記下部表示装置
は、文字盤上を移動する時計針で構成されたアナログ時
刻表示手段を有する。
【図3】上部表示装置が、透明になってアナログ表示装
置で表示されたデータを可視化する状態と、データ項目
を表示し、反射型で不透明になりアナログ表示装置を覆
い隠す状態とに交互に切換えられる様子を示す、図1及
び図2の腕時計と同様な腕時計の一連の平面図である。
置で表示されたデータを可視化する状態と、データ項目
を表示し、反射型で不透明になりアナログ表示装置を覆
い隠す状態とに交互に切換えられる様子を示す、図1及
び図2の腕時計と同様な腕時計の一連の平面図である。
【図4】デジタル表示装置とアナログ表示装置とが間欠
的に同時に可視化される様子を示す、図3の平面図と同
様な一連の平面図である。
的に同時に可視化される様子を示す、図3の平面図と同
様な一連の平面図である。
【図5】本発明による方法の実施に必要とされる電子回
路の構成図である。
路の構成図である。
22、46 上部表示装置 24、48 下部表示装置 26、28、50 液晶表示セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA06 AB02 AB06 EA01 EB01 EF01 EG00 EH01 2F082 AA00 CC01 CC03 DD10 EE03 FF03 2H089 HA31 QA11 QA16 UA09 2H091 FA14Y LA11 LA16 MA10
Claims (3)
- 【請求項1】 2つの重ね合わされた上部表示装置(2
2、46)と下部表示装置(24、48)を備えた表示
アセンブリのシーケンシャル制御方法であって、前記上
部表示装置(22、46)は、少なくとも液晶表示セル
(26、28、50)を有し、第1状態で透明になり前
記下部表示装置(24、48)を可視化し、第2状態で
データ項目を表示し且つ不透明で反射型になることによ
って少なくとも部分的に前記下部表示装置(24、4
8)を覆い隠し、制御手段が、制御電圧を供給して前記
上部表示装置を第1状態から第2状態に及び第2状態か
ら第1状態に移行させるようにし、更に、前記表示アセ
ンブリを、前記上部表示装置(22、46)が透明にな
る状態又は不透明で反射型になる状態に自動的に切換え
る動作状態とすることによって、前記表示アセンブリ
が、前記上部表示装置(22、46)によりデータを表
示するモードと、前記下部表示装置(24、48)によ
りデータを表示するモードとに交互に移行するようにし
たことを特徴とするシーケンシャル制御方法。 - 【請求項2】 前記表示アセンブリは、アナログデータ
表示装置(12、14、16、18)と、前記アナログ
データ表示装置(12、14、16、18)の前方に配
置され、前記アナログデータ表示装置を少なくとも部分
的に覆うデジタル表示装置(26、28、50)とで構
成され、前記表示アセンブリは、その表示アセンブリが
アナログデータ表示モードとデジタルデータ表示モード
とに自動的に且つ交互に移行する動作モードとにされる
ことを特徴とする請求項1に記載のシーケンシャル制御
方法。 - 【請求項3】 上部表示装置(22、46)及び下部表
示装置(24、48)は、約0.5ヘルツの繰り返し速
度で自動的且つ交互に起動されることを特徴とする請求
項1又は2に記載のシーケンシャル制御方法。。
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