JP2002243576A - 超音波漏洩検出装置 - Google Patents

超音波漏洩検出装置

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JP2002243576A
JP2002243576A JP2001039191A JP2001039191A JP2002243576A JP 2002243576 A JP2002243576 A JP 2002243576A JP 2001039191 A JP2001039191 A JP 2001039191A JP 2001039191 A JP2001039191 A JP 2001039191A JP 2002243576 A JP2002243576 A JP 2002243576A
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JP
Japan
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ultrasonic
microphone
fluid
leakage
leak
Prior art date
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JP2001039191A
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English (en)
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Yoshihiko Uzaki
吉彦 宇崎
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体の漏洩を目視できる超音波漏洩検出装置
を提供する。 【解決手段】 超音波漏洩検出装置1は、指向性を有す
る超音波マイクロホン7と、超音波マイクロホン7で検
出した電気信号を処理する信号処理回路14と、信号処
理回路14で処理した信号を出力する表示部16及びヘ
ッドホン19と、超音波マイクロホン7の指向方向と同
一方向に光ビームを出射する光源8と、超音波マイクロ
ホン7の指向方向と同一方向の映像を映すためのカメラ
9と、設備の漏洩位置から外部に漏洩する流体によって
泡が形成される液体を設備の漏洩位置の外面に塗布する
ための塗布手段としてのスプレー缶31と、少なくとも
超音波マイクロホン7とスプレー缶31を配設したプロ
ーブ2と、を具備する。設備の漏洩位置から外部に漏洩
する流体によって泡が形成される液体をスプレー缶31
の塗布ノズル36から設備の漏洩位置に塗布することに
より、漏洩位置に形成される泡によって流体の漏洩を目
視することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントや工場な
どにおいて数多く設置されている流体配管系や密閉され
た容器体等の各種設備の漏洩位置を探知するときに用い
る超音波漏洩検出装置に関する。
【0002】プラントや工場などの設備においては、最
少の消費エネルギーで最大の生産量を得ると共に最高の
生産品質を維持するために、漏洩の有無を定期的に検出
することが非常に重要となる。設備に漏洩が生じると、
漏洩個所から超音波が発生するので、この超音波を指向
性を有する超音波マイクロホンを用いた超音波漏洩検出
装置で検出することにより、漏洩位置を探知することが
できる。
【0003】
【従来の技術】従来の超音波漏洩検出装置は、例えば特
開平7−253377号公報に示されている。ここに開
示された超音波漏洩検出装置は、携帯型のプローブに、
指向性を有する超音波マイクロホンと、該超音波マイク
ロホンで検出した電気信号を処理する信号処理回路と、
該信号処理回路で処理した信号を可視的に出力する出力
部と、を配設したものである。
【0004】この超音波漏洩検出装置は、プローブを片
手で把持し、プローブの向きを徐々に変化させて、すな
わち、指向性を有する超音波マイクロホンの指向方向を
徐々に変化させて使用する。測定すべき設備から流体が
外部に漏洩している場合には、超音波マイクロホンの指
向方向が漏洩位置の方向に近づいたときに、漏洩位置か
ら放射される超音波が超音波マイクロホンによって電気
信号として検出され、この電気信号が信号処理回路で増
幅等処理されて出力部に可視的に出力される。そして、
超音波マイクロホンの指向方向が漏洩位置と一致したと
きに出力部の出力値が最大になるので、このときの超音
波マイクロホンの指向方向により漏洩位置を探知するこ
とができる。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来技術の超音
波漏洩検出装置は、出力部の出力値が最大になったとき
の超音波マイクロホンの指向方向により漏洩位置を探知
することができるものであるが、漏洩位置から流体が漏
洩していることを目視できない問題点があった。従って
本発明の技術的課題は、流体の漏洩を目視できる超音波
漏洩検出装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、指向性を有す
る超音波マイクロホンと、該超音波マイクロホンで検出
した電気信号を処理する信号処理回路と、該信号処理回
路で処理した信号を可視的にかつ/あるいは可聴的に出
力する出力部と、設備の漏洩位置から外部に漏洩する流
体によって泡が形成される液体を設備の漏洩位置の外面
に塗布する塗布手段と、少なくとも前記超音波マイクロ
ホンと前記塗布手段とが配設されるプローブと、を具備
した、超音波漏洩検出装置にある。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の本発明の技術的手段によれ
ば、設備の漏洩位置の外面に漏洩流体によって泡が形成
される液体を塗布手段で塗布することにより、漏洩位置
に形成される泡を目視することができ、これにより、流
体の漏洩を目視することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1に本発明の超音波漏洩検出装置の外観図
を示し、図2に本発明の超音波漏洩検出装置の電気的回
路のブロック図を示し、図3に図1のA−A端面図を示
し、図4に図1のB−B端面図を示す。超音波漏洩検出
装置1のプローブ2はピストル形状で、縦断面が楕円形
の上部3と、横断面が円筒形の前方下部4と、横断面が
ほぼ四角形の後方下部5と、から成る。前方下部4と後
方下部5の外径はそれぞれ片手で把持できる程度の大き
さである。
【0009】上部3の左端部6に、図3に示すように、
測定すべき設備から発せられる超音波を検出するための
指向性を有する超音波マイクロホン7と、超音波マイク
ロホン7の指向方向と同一方向に光ビームを出射するた
めのレーザポインタなどの光源8と、を配設する。超音
波マイクロホン7は正六角形の頂点に位置し、光源8は
6つの超音波マイクロホン7の中心(正六角形の重心)
に位置する。
【0010】超音波マイクロホン7の指向方向の映像を
映すためのデジタルカメラなどのカメラ9をねじ10で
取付部材11に固定し、上部3の右側部に固定した取付
板12にねじ13で取付部材11を固定することによ
り、カメラ9をプローブ2に着脱可能に配設する。カメ
ラ9はねじ13を中心に取付部材11を回転させて取付
板12に固定することにより、図1において、左右に傾
斜させてプローブ2に配設することができる。
【0011】前方下部4内に、下端開口から塗布手段と
してのスプレー缶31を収容し、キャップ32で塞ぐ。
前方下部4の周壁上部は、前方側に塗布開口33を、後
方側に指挿入開口34を有する。指挿入開口34から例
えば人差指を挿入してスプレー缶31の操作ボタン35
を押すことにより、スプレー缶31の塗布ノズル36か
ら、設備の漏洩位置から外部に漏洩する流体によって泡
が形成される石鹸水等の液体が前方下部4の塗布開口3
3を通して設備の漏洩位置に塗布される。
【0012】プローブ2内に、信号処理回路14を配設
する。上部3の右端面15に、図4に示すように、信号
処理回路14で処理した信号を可視的に表示するための
液晶パネル構成等の表示部16と、複数の押しボタンキ
ー構成の操作部17と、を配設する。後方下部5の左上
端部に電源スイッチ18を配設する。上部3に信号処理
回路14で処理した信号をヘッドホン19等に可聴的に
出力するための出力端子20と、パソコン21等と連結
するための入出力端子22と、を配設する。
【0013】信号処理回路14は増幅部23とフィルタ
部24と検波部25と整流部26とオートボリュームコ
ントロール部27とレーザ駆動部28と記憶部29及び
CPU(中央演算処理部)30とからなる。超音波マイ
クロホン7は、増幅部23、フィルタ部24、検波部2
5、整流部26、CPU30を通して表示部16に連結
する。また検波部25及びCPU30は、オートボリュ
ームコントロール部27、出力端子20を通してヘッド
ホン19に連結する。またCPU30は、レーザ駆動部
28を通して光源8に連結し、入出力端子22を通して
パソコン21と連結する。またCPU30にカメラ9及
び操作部17を連結する。
【0014】測定すべき設備の漏洩位置検出に際して、
プローブ2の後方下部5を片手で把持し、例えば人差指
で電源スイッチ18を押してオン状態にする。そして、
操作部17の二重丸のキーを押すと、レーザ駆動部28
を介してレーザポインタなどの光源8からレーザビーム
などの光ビームが出射される。この光ビームのスポット
が測定すべき設備に対して超音波マイクロホン7の指向
方向を指し示すので、超音波マイクロホン7の指向方向
を正確に検知できる。
【0015】そしてプローブ2の上部3の左端部6側を
設備の方向に向け向きを徐々に変化させることにより、
指向性を有する超音波マイクロホン7の指向方向を徐々
に変化させる。測定すべき設備から流体が漏洩している
場合には、超音波マイクロホン7の指向方向が漏洩位置
の方向に近づいたときに、漏洩位置から放射される超音
波が超音波マイクロホン7によって電気信号として検出
され、信号処理回路14に送られる。
【0016】この超音波マイクロホン7によって検出さ
れた電気信号は、増幅部23で増幅され、フィルタ部2
4を通して検波部25で検波され、整流部26で整流さ
れ、CPU30で処理されて表示部16に表示される。
また検波部24で検波された電気信号は、オートボリュ
ームコントロール部27で一定以上の信号が絞られて出
力端子20を通してヘッドホン19に出力される。この
オートボリュームコントロール部26により、突然のエ
アーブローなどによる異常音から耳を守ることができ
る。
【0017】超音波マイクロホン7の指向方向が漏洩位
置と一致すると感度が最大になるので、表示部16やヘ
ッドホン19の出力値と光ビームのスポットにより漏洩
位置を正確に探知できる。そして、プローブ2の前方下
部4を片手で把持し、指挿入開口34から例えば人差指
を挿入してスプレー缶31の操作ボタン35を押し、ス
プレー缶31の塗布ノズル36から、設備の漏洩位置か
ら外部に漏洩する流体によって泡が形成される液体を前
方下部4の塗布開口33を通して設備の漏洩位置に塗布
することにより、漏洩位置に形成される泡によって流体
の漏洩を目視する。そして、必要であればカメラ9の角
度を調節し、この目印を付けた漏洩位置をカメラ9で映
すことにより正確な漏洩位置を記録する。カメラ9の映
像は記憶部29に記憶され、入出力端子22を通してパ
ソコン21等に出力される。
【0018】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本発明によれば、設備の漏洩位置の外面に漏
洩流体によって泡が形成される液体を塗布手段で塗布す
ることにより、漏洩位置に形成される泡によって流体の
漏洩を目視することができる超音波漏洩検出装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波漏洩検出装置の実施例を示す外
観図。
【図2】本発明の超音波漏洩検出装置の電気的回路を示
すブロック図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図1のB−B断面図。
【符号の説明】
1 超音波漏洩検出装置 2 プローブ 7 超音波マイクロホン 8 光源 9 カメラ 14 信号処理回路 16 表示部 17 操作部 18 電源スイッチ 19 ヘッドホン 21 パソコン 23 増幅部 24 フィルタ部 25 検波部 26 整流部 27 オートボリュームコントロール部 28 レーザ駆動部 29 記憶部 30 CPU 31 スプレー缶 33 塗布開口 34 指挿入開口 35 操作ボタン 36 塗布ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指向性を有する超音波マイクロホンと、
    該超音波マイクロホンで検出した電気信号を処理する信
    号処理回路と、該信号処理回路で処理した信号を可視的
    にかつ/あるいは可聴的に出力する出力部と、設備の漏
    洩位置から外部に漏洩する流体によって泡が形成される
    液体を設備の漏洩位置の外面に塗布する塗布手段と、少
    なくとも前記超音波マイクロホンと前記塗布手段とが配
    設されるプローブと、を具備した、超音波漏洩検出装
    置。
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