JP2002243113A - パルス燃焼装置 - Google Patents

パルス燃焼装置

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JP2002243113A
JP2002243113A JP2001042815A JP2001042815A JP2002243113A JP 2002243113 A JP2002243113 A JP 2002243113A JP 2001042815 A JP2001042815 A JP 2001042815A JP 2001042815 A JP2001042815 A JP 2001042815A JP 2002243113 A JP2002243113 A JP 2002243113A
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pipe
exhaust pipe
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Naotaka Ogawa
尚孝 緒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り出しうる熱エネルギーや運動エネルギー
などの出力を容易に変更可能なパルス燃焼装置を提供す
る。 【解決手段】 多筒型のパルス燃焼装置10は、燃焼室
11と同じ管長の4本の排気管14A〜14Dを有し、
フラッパバルブ13から吸入した空気ARと燃焼噴射バ
ルブ15から噴射する燃料FLで排気ガスEXA等の慣
性力により脈動燃焼が生じる。排気管14B〜14Dの
排気口14BD等には、バタフライバルブ17B等とこ
れを回動させるバルブ回動クランク18B等とからなる
それぞれ排気断面積変更装置19を有する。各排気管1
4B〜14Dを開放・閉塞することで排気断面積を変化
させて、パルス周波数や出力を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脈動的な燃焼を繰
り返すパルス燃焼により、熱エネルギー及び運動エネル
ギーの少なくともいずれかを取り出すことのできるパル
ス燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パルスジェットエンジンやパルス燃焼器
などパルス燃焼を利用したパルス燃焼装置は、構造が簡
単で低NOx排出であるなどの特徴を有していることが
知られている。しかしながら、これらのパルス燃焼装置
では、連続運転時に取り出しうる出力、具体的には熱エ
ネルギーや運動エネルギー(例えば駆動エネルギー、推
力など)の量を変化させることは困難である。そこで、
発明者は既に、特許1874601号及び特願平10−
100752号において、燃焼室内の体積を変化させ
て、取り出しうる出力を変化可能な方法及び装置を提案
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の発明においては、出力を変化させるために、高温の燃
焼室内において部材を移動させる必要があり、部材の材
料選択が困難である上、部材の熱損傷や変形が生じやす
いため、耐久性に難があった。本発明はかかる問題点に
鑑みてなされたものであって、取り出しうる熱エネルギ
ーや運動エネルギーなどの出力を容易に変更可能なパル
ス燃焼装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】しかして
その解決手段は、燃焼室と、この燃焼室に接続された一
または複数の排気管と、上記排気管の管長、及び、上記
排気管の排気断面積または排気断面積、の和の少なくと
もいずれかを変更する変更手段と、を有するパルス燃焼
装置である。
【0005】このパルス燃焼装置によれば、排気管の管
長や排気断面積を変化させる変更手段を有する。パルス
燃焼では、単位時間あたりのパルス燃焼回数、つまり燃
焼の周波数(パルス周波数)は、燃焼室の体積のほか、
排気管(尾管)の長さ(管長)や排気断面積の大小によ
っても影響される。従って、排気管の管長や排気断面積
を変化させれば、燃焼の周波数を変化させることがで
き、パルス燃焼装置の出力、例えばパルスエンジンの駆
動エネルギーやパルス燃焼器の発生する熱エネルギーを
容易に変化させることができる。しかも、高温となる燃
焼室自身の体積を変化させる場合と異なり、燃焼室に比
較して低温の排気管について、その管長や排気断面積を
変化させてパルス周波数を変化させることができるの
で、変更手段に用いる部材の材質選択が容易で、耐久性
が高い。また変更手段の機構を簡単となしうる。
【0006】ここで、パルス燃焼装置としては、パルス
燃焼によって燃焼が持続する装置を指し、パルス燃焼に
よって駆動エネルギー、推力などの出力を取り出すパル
スエンジン、燃料のパルス燃焼によって熱エネルギーを
取り出すパルス燃焼器を含む。また、排気断面積とは、
燃焼室から排出された排気ガスが排気管を通過する際の
排気流路の実効的な断面積を指す。例えば、一定の径を
持つ排気管など管長方向に断面積が一定の排気管におい
ては、排気断面積は排気管の断面積と等しいと考えられ
る。一方、排気管の径が途中で変化している場合など管
長方向に断面積が変化している排気管においては、排気
断面積は排気管のうち最も細径の部分の断面積など排気
管の最小断面積となる。また、排気管内の一部に排気が
通過する際に障害となる障害物を設けた場合や障害とな
る気流を発生させた場合など、排気流路の実効的な断面
積が管長方向の各部で異なる排気管においては、排気断
面積は各部における排気流路の実効的な断面積のうち最
小の断面積で与えられる。
【0007】さらに、上記パルス燃焼装置であって、前
記変更手段は、前記排気管の排気断面積または排気断面
積の和を変更する排気断面積変更手段であるパルス燃焼
装置とすると良い。
【0008】このパルス燃焼装置では、排気断面積を変
化させる排気断面積変更手段を有するので、排気断面積
の変化させることによって、パルス周波数を変化させる
ことができ、パルス燃焼装置の出力、例えばパルスエン
ジンの駆動エネルギーやパルス燃焼器の発生する熱エネ
ルギーを変化させることができる。なお、排気断面積変
更手段としては、排気流路の実効的な断面積を減少させ
る部材を排気口に挿入したり抜出したり、またはその付
近に近づけたり遠ざけたりすることで、排気口付近にお
ける排気流路の実効的な断面積を変化させることで、排
気断面積を変更するものが挙げられる。また、排気管内
あるいは排気口近傍に気体噴射装置を配置し、排気経路
の上流に向けて気体を噴射するとともに、気体噴射装置
を移動させあるいは噴射する気体の圧力を変化させて、
排気管内や排気口近傍における排気経路の実効的な断面
積を変化させるものも挙げられる。また、排気管内に板
状部材を回動可能に配置し、その回動角度によって排気
流路の実効的な断面積を変化させるものも挙げられる。
また、複数の排気管のいずれかを開放あるいは閉塞する
ことで開放されて排気に寄与する排気管の本数、従っ
て、排気断面積を変化させるものも挙げられる。さらに
は、排気管の一部において排気管の径を変える(例え
ば、ゴム等の弾性を有する弾性排気管部を設け、この弾
性排気管部をねじることにより弾性排気管部の径を変更
する。カメラレンズの絞りの如き絞り機構により排気管
の一部の径を変化させるなど)も挙げられる。
【0009】さらに前記のパルス燃焼装置であって、前
記排気管を複数有し、前記排気断面積変更手段は、上記
複数の排気管のうち少なくともいずれかの排気管につい
て、開放・閉塞を切替える排気管開閉手段であるパルス
燃焼装置とすると良い。
【0010】一般に、パルス燃焼装置では、複数の排気
管のうち1つの排気管を閉塞すれば、閉塞された排気管
からは排気されないから、この排気管は燃焼室に接続さ
れた排気管としての働きをしなくなり、残りの排気管か
ら排気される。つまり、複数の排気管を有するパルス燃
焼装置において、一部の排気管を閉塞すれば、その分実
際のパルス燃焼に寄与する排気管の数及び排気断面積を
減らすことができる。このパルス燃焼装置によれば、排
気管開閉手段をそなえるので、複数の排気管のうち少な
くともいずれかの排気管について閉塞・開放を切り替え
ることで、実際に排気を行うことができる排気管の排気
断面積の和を変更することができる。従って、パルス周
波数及び出力を容易に変化させることができる。
【0011】さらに、上記パルス燃焼装置であって、前
記排気断面積変更手段は、排気流路の上流方向に向かっ
て先細となる先端部を備え、前記一の排気管または複数
の排気管のうち少なくともいずれかの排気管について、
排気口から上記排気管内に挿入して、または排気口に近
づけて、上記排気口近傍における排気流路の実効的な断
面積を減少させる変更体と、上記変更体を上記排気口近
傍における排気流路の実効的な断面積を減少させる方
向、及び上記変更体を上記排気口近傍における排気流路
の実効的な断面積を増加させる方向の少なくともいずれ
かの方向に上記変更体を移動させる変更体移動手段と、
を備えるパルス燃焼装置とすると良い。
【0012】このパルス燃焼装置では、排気口から排気
管内に変更体を挿入する、または近づけると、排気口及
びその近傍では変更体が挿入された分(あるいは近づけ
た分)だけ排気の障害となって排気口近傍における排気
流路の断面積が減少する。逆に、変更体を抜出すれば
(あるいは遠ざければ)その分だけ排気は容易となり排
気口近傍における排気流路の断面積が増加する。従っ
て、変更体移動手段で変更体を入れ出しすることで排気
口近傍における排気流路の実効的な断面積を変化させる
ことができるから、排気管全体について見てもその排気
断面積を変化させることができ、パルス燃焼装置のパル
ス周波数や出力を変化させることができる。また、この
パルス燃焼装置では、変更体が先細の先端部を有してい
る。従って、変更体の挿入深さ(あるいは排気口との距
離)を調整することにより、排気口近傍での排気流路の
断面積を調整可能であるため、パルス燃焼装置のパルス
周波数や出力をより細かく変化させることができる。
【0013】なお、変更体の形状としては、先細形状と
されていればよく、先端部分以外は一定太さの長い棒状
のものが挙げられる。また、先端部を先細形状とするの
みでなく、後方に向けても細くされた、例えば紡錘形状
の変更体を用いることもできる。変更体移動手段として
は、排気口近傍における排気流路の実効的な断面積を減
少させ、あるいは増加させる方向に変更体を移動させる
ことの出来るものであればよい。例えば、変更体を排気
口から排気管内に挿入する方向、及び変更体を排気管内
から抜出する方向の少なくともいずれかの方向、または
変更体を排気口に近づける方向、及び変更体を排気管か
ら遠ざける方向の少なくともいずれかの方向、に変更体
を移動させる変更体移動手段とすると良い。また、上記
したように、変更体移送手段は、一方向への移動、つま
り、変更体を排気口から排気管内に挿入する(または排
気管に近づける)方向への移動のみ、あるいは変更体を
排気管から抜出する(または排気管から遠ざける)方向
への移動のみ、を行うもののほか、両方向への移動、つ
まり、変更体を排気口から排気管内に入れ出し(あるい
は接近・隔離)のいずれの方向にも移動可能であるもの
も含まれる。
【0014】さらに、上記パルス燃焼装置であって、前
記排気管内に前記変更体を挿入した際に、この変更体を
排気管の径方向所定位置に保持する板状の保持フィンで
あって、排気管の軸に平行に配置された保持フィンを備
えるパルス燃焼装置とするのが好ましい。変更体にはパ
ルス燃焼装置の排気ガスが当たり、燃焼の際の衝撃波が
衝突することもある。従って、変更体の保持が不十分な
場合には、排気ガスの気流や衝撃波によって変更体が振
動する危険性がある。これに対し、上記パルス燃焼装置
では、板状の保持フィンにより変更体を安定して排気管
内に保持することができる。しかも、保持フィンは排気
管の軸(変更体の軸線)に平行に配置されているので、
排気ガスの流通の障害になりにくい。なお、変更体を保
持する径方向所定位置としては、適宜の位置を選択する
ことができるが、例えば、排気管の略中心とするのが好
ましい。
【0015】さらに、前記したパルス燃焼装置であっ
て、前記排気断面積変更手段は、気体を噴射する気体噴
射装置であって、前記一の排気管または複数の排気管の
うち少なくともいずれかの排気管について、排気口から
上記排気管内に配置されまたは上記排気口に近づけて配
置され、前記排気流路の上流側に向かって気体を噴射す
る気体噴射装置と、上記気体噴射装置を上記排気口から
上記排気管内に挿入する方向、及び上記気体噴射装置を
上記排気管内から抜出する方向の少なくともいずれかの
方向に、または上記気体噴射装置を上記排気口に近づけ
る方向、及び上記気体噴射装置を上記排気口から遠ざけ
る方向の少なくともいずれかの方向に、上記気体噴射装
置を移動させる気体噴射装置移動手段と、を備えるパル
ス燃焼装置とすると良い。
【0016】このパルス燃焼装置では、気体噴射装置に
よって、排気流路の上流側、つまり管長方向燃焼室側に
向かって気体を噴射することにより、気体噴射装置近傍
の排気管のうち気体噴射装置近傍の排気流路において排
気流路の断面積を実効的に減少させる。しかも、気体噴
射装置は気体噴射装置移動手段により移動可能である。
従って、気体噴射装置移動手段で気体噴射装置を移動さ
せ、排気管の排気断面積を変化させれば、パルス燃焼装
置のパルス周波数や出力を容易に変化させることができ
る。しかも、気体噴射装置は、排気管内に挿入され、あ
るいは排気口付近に近づけて配置されるので、高温の排
気ガスが周囲を流れるが、気体噴射装置から気体を噴射
するので、噴射した気体の気流によって直接高温の排気
ガスが気体噴射装置に触れることが防止されるため、気
体噴射装置の熱による損傷を防止することもできる。
【0017】なお、気体噴射装置移動手段としては、一
方向への移動、つまり、気体噴射装置を排気口から排気
管内に挿入する(または排気管に近づける)方向への移
動のみ、あるいは気体噴射装置を排気管から抜出する
(または排気管から遠ざける)方向への移動のみ、を行
うもののほか、両方向への移動、つまり、気体噴射装置
を排気口から排気管内に入れ出し(あるいは接近・隔
離)のいずれの方向にも移動可能であるものも含まれ
る。また、気体噴射装置から噴射する気体としては、空
気、窒素、二酸化炭素、水蒸気などを用いることができ
る。水蒸気を用いる場合には、パルス燃焼装置により水
を加熱して水蒸気を生成すると、気体のボンベ等を別途
用意する必要がなく都合がよい。
【0018】さらに、前記のパルス燃焼装置であって、
前記排気断面積変更手段は、気体を噴射する気体噴射装
置であって、前記一の排気管または複数の排気管のうち
少なくともいずれかの排気管について、上記排気管内に
配置されまたは上記排気口に近づけて配置され、前記排
気流路の上流側に向かって気体を噴射する気体噴射装置
と、上記気体噴射装置から噴射する上記気体の噴射圧力
を変化させる圧力変化手段と、を備えるパルス燃焼装置
とすると良い。
【0019】このパルス燃焼装置では、気体噴射装置に
よって、排気流路の上流側、つまり管長方向燃焼室側に
向かって気体を噴射することにより、排気管のうち気体
噴射装置近傍の排気流路において排気流路の断面積を実
効的に減少させる。しかも、圧力変化手段により気体の
噴射圧力を変化させうる。従って、圧力変化手段で気体
の噴射圧力を変化させることで、排気管の排気断面積を
変化させて、パルス燃焼装置のパルス周波数や出力を容
易に変化させることができる。しかも、気体噴射装置
は、排気管内に配置され、あるいは排気口付近に近づけ
て配置されるので、高温の排気ガスがその周囲を流れる
が、気体噴射装置から気体を噴射するので、噴射した気
体の気流によって直接高温の排気ガスが気体噴射装置に
触れることが防止されるため、気体噴射装置の熱により
損傷を防止することもできる。その上、気体の噴射圧力
を変化させて排気管の排気断面積を変化させるので、気
体噴射装置を移動させる移動機構が不要であるから、構
造が簡単になり、信頼性もさらに高くできる。
【0020】なお、圧力変化手段としては、噴射する気
体の圧力を所望の圧力に調整して気体噴射装置に導くこ
とが出来るものであればいずれものでも良く、例えば、
気体のレギュレータなどを用いることができる。また、
気体噴射装置から噴射する気体としては、空気、窒素、
二酸化炭素、水蒸気などを用いることができる。水蒸気
を用いる場合には、パルス燃焼装置により水を加熱して
水蒸気を生成すると、気体のボンベ等を別途用意する必
要がなく都合がよい。
【0021】あるいは、前記のパルス燃焼装置であっ
て、前記排気断面積変更手段は、前記一の排気管または
複数の排気管のうち少なくともいずれかの排気管につい
て、上記排気管内に配置され、管長方向に略直交する回
動軸を有し、回動により管長方向の投影面積が変化し
て、排気流路の実効的な断面積を変化させる板状の変更
体と、上記板状の変更体を回動させる変更体回動手段
と、を備えるパルス燃焼装置とするのが好ましい。
【0022】このパルス燃焼装置では、板状の変更体が
排気管内で回動可能となっている。従って、板状の変更
体を回動させて、排気管の管長方向つまり排気の流線と
板状の変更体とを平行とした場合には、管長方向の投影
面積が最も小さくなり、排気流路の断面積が最も大きく
(全開)なる。一方、板状の変更体を回動させて、排気
管の管長方向と板状の変更体とを垂直とした場合には、
管長方向の投影面積が最も大きくなり、排気流路の断面
積が最も小さくなる。従って、板状の変更体を回動させ
ることにより、排気流路の実効的な断面積を変化させる
ことができるので、パルス燃焼装置のパルス周波数や出
力を変化させることができる。但し、排気管が一つの場
合には、あるいは複数の排気管のいずれにも板状の変更
体及び変更体回動手段を備える場合には、少なくとも一
つの排気管については、排気流路の実効的な断面積を最
も小さくした場合でも全閉(すなわち排気断面積=0)
とならないように、回動範囲を制限したり、板状の変更
体に開口を設けたりするのが好ましい。すべての排気管
について全閉となった場合には、パルス燃焼装置は持続
して運転できなくなるからである。
【0023】なお、変更体回動手段としては、板状の変
更体を所望の角度に回動させうる機構を有するものであ
ればいずれのものでも良いが、ハンドル、モータ、ギヤ
機構、これらの組み合わせなどが挙げられる。また板状
の変更体は、例えば蝶番のように、2つ以上の板状体を
有し、変更体回動手段により2つの板状体が対称に開く
ようにされたものなども挙げられる。
【0024】またさらに、上記パルス燃焼装置であっ
て、前記板状の変更体が、前記排気管の排気口近傍に配
置されてなるパルス燃焼装置とするのが好ましい。排気
管には高温の排気ガスが流通し、パルス燃焼に伴って発
生する衝撃波も進行する。しかし、燃焼室から離れるに
従い、燃焼室の直近よりも排気の温度も下がり、衝撃波
の強さも小さくなっている。従って、排気口近傍に板状
の変更体を配置すれば、排気ガスの熱、衝撃波による劣
化や変形などを抑制して、板状の変更体の寿命を長くす
ることができると共に、耐熱性や強度などの低い安価な
材料でも板状の変更体を構成することができるようにな
る。
【0025】さらに、前記パルス燃焼装置であって、前
記変更手段は、前記排気管の管長を変更する管長変更手
段であるパルス燃焼装置とすると良い。
【0026】このパルス燃焼装置では、管長を変化させ
る管長変更手段を有するので、管長の変化に伴い、パル
ス燃焼装置の単位時間あたりのパルス燃焼回数、つまり
パルス周波数を変化させることができ、パルス燃焼装置
の出力、例えばパルスエンジンの駆動エネルギーやパル
ス燃焼器の発生する熱エネルギーを容易に可変できる。
なお、管長変更手段としては、排気管が2重、3重など
の多重管であり、各管同士の重なりを調整することによ
り全体の管長を変更可能としたもの、排気管の一部が蛇
腹部となっており、この蛇腹部を伸長、短縮させるも
の、排気管として長さの違う複数の排気管を備えてお
り、いずれの排気管を排気に用いるかの切り替えを行う
ものなどが挙げられる。
【0027】さらに、上記請求項7に記載のパルス燃焼
装置であって、前記排気管は、複数の管同士の少なくと
も一部が径方向に互いに重なる多重管であり、前記管長
変更手段は、上記排気管の管長が伸長する方向、及び上
記排気管の管長が短縮する方向の少なくともいずれかの
方向に、上記複数の管の少なくともいずれかの管を移動
させる管移動手段であるパルス燃焼装置とするのが好ま
しい。
【0028】このパルス燃焼装置では、排気管は多重管
であり、複数の管同士の少なくとも一部が径方向に互い
に重なっており、管長方向への伸長または短縮の少なく
ともいずれかが可能である。また、管移動手段は、管同
士の重なりを小さくして排気管の管長が伸長する方向、
及び管同士の重なりを大きくして排気管の管長が短縮す
る方向の少なくともいずれかの方向に、複数の管の少な
くともいずれかの管を移動させる。従って、管移動手段
で排気管の管長を伸縮させることで、容易にパルス燃焼
装置のパルス周波数や出力を変化させることができる。
【0029】さらに、前記のパルス燃焼装置であって、
前記排気管は、少なくとも一部に管長方向に伸縮可能な
蛇腹部を有し、前記管長変更手段は、上記蛇腹部を伸長
させて上記排気管の管長が伸長する方向、及び上記蛇腹
部を短縮させて上記排気管の管長が短縮する方向の少な
くともいずれかの方向に、上記蛇腹部の長さを変更する
蛇腹部長さ変更手段であるパルス燃焼装置とするのが好
ましい。
【0030】このパルス燃焼装置では、排気管は蛇腹部
を有し、蛇腹部長さ変更手段は蛇腹部を伸長させて排気
管の管長が伸長する方向、及び蛇腹部を短縮させて排気
管の管長が短縮する方向の少なくともいずれかの方向
に、蛇腹部の長さを変更する。従って、蛇腹部長さ変更
手段で蛇腹部、従って、排気管全体の管長を伸長あるい
は短縮させることで、容易にパルス燃焼装置のパルス周
波数や出力を変化させることができる。
【0031】さらに、前記のパルス燃焼装置であって、
前記排気管は、互いに管長の異なる複数の排気管を含
み、前記管長変更手段は、上記管長の異なる複数の排気
管のうちから選択したいずれかの排気管を開放すると共
に、上記開放した排気管と異なる管長の排気管をいずれ
も閉塞して、開放する排気管と閉塞する排気管とを切り
替える開閉排気管切替手段であるパルス燃焼装置とする
と良い。
【0032】このパルス燃焼装置では、排気管は互いに
管長の異なる複数の排気管を含み、開閉排気管切替手段
は開放する排気管と閉塞する排気管を切り替える。従っ
て、管長の長い排気管を開放した場合(パルス周波数:
低)と管長の短い排気管を開放した場合(パルス周波
数:高)を切り替えるなど、容易にパルス燃焼装置のパ
ルス周波数や出力を変化させることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の第1の実
施形態について、図1を参照して説明する。本実施形態
1のパルス燃焼装置10は、燃焼室11と複数の排気管
14,具体的には4本の同じ長さの排気管14A,14
B,14C,14Dとを有する多筒型のパルス燃焼装置
である。燃焼室11には、フラッパバルブ13のフラッ
プ13Fを通じて吸気口12から空気ARを取り入れ、
燃焼噴射バルブ15から噴射される燃料FLにイグナイ
タ16で着火することで燃料FLが爆発燃焼し、各排気
管14A〜14Dからそれぞれ排気ガスEXA〜EXD
が排出される。その排気ガスEXA等の慣性力により以
降は、公知の如く自励的に脈動燃焼(パルス燃焼)が生
じる。
【0034】このパルス燃焼装置10は、このようなパ
ルス燃焼機構に加えて、4本の排気管14A〜14Dの
うち、3本の排気管14B,14C,14Dの排気口1
4BD,14CD,14DD付近に、それぞれ排気管1
4B等を閉塞・開放することにより排気管14全体から
見たときの排気断面積を変更する排気断面積変更装置1
9を有する。この排気断面積変更装置19(19B,1
9C,19D)は、具体的には、それぞれの排気管14
B等を閉塞・開放するバタフライバルブ17B,17
C,17Dとこれを回動させるバルブ回動クランク18
B,18C,18Dとからなる。
【0035】このように、排気管14B,14C,14
Dにそれぞれ排気断面積変更装置19B,19C,19
Dを備えている。そこで、例えば、いずれの排気断面積
変更装置19B等についてもバタフライバルブ17B等
を全開しておけば、4本の排気管14A〜14Dすべて
がパルス燃焼における排気に与ることとなり、この状態
でのパルス周波数fは、4本の排気管14A等の持つ断
面積の和の関数となる。一方、いずれかの排気管を閉塞
した場合、例えば、排気管14Dについて、排気断面積
変更装置19Dで閉塞、つまりバタフライバルブ17D
をバルブ回動クランク18Dで回動させて全閉した場合
には、排気管14Dからの排気ガスEXDは発生しない
ため、開放から閉塞への変更時の過渡変動を除けば、排
気管14Dはパルス燃焼に寄与しないこととなり、排気
管の実効的な断面積が減少したこととなる。従って、こ
の状態でのパルス周波数fは、3本の排気管14A〜1
4Cの持つ断面積の和の関数となり、排気管14Dを閉
塞する前よりも、パルス周波数fが低下する。これによ
り、パルス燃焼装置10で取り出しうる熱エネルギーや
運動エネルギーなどの出力を減少させることができる。
さらに、排気管14Cを排気断面積変更装置19Dで閉
塞すれば、パルス燃焼に寄与するのが排気管14A,1
4Bの2本となり、パルス周波数fを低下させ、パルス
燃焼装置10の出力を減少させることができる。
【0036】なお、このパルス燃焼装置のパルス周波数
fを求める近似式としてホルムヘルツの共鳴振動の式f
=(a/2π)√(At/(Lt・Vc))が知られて
いる。ここで、aは音速、Atは排気管の断面積(多筒
の場合は断面積の和)、Ltは排気管の長さ、Vcは燃
焼室の体積である。この式からも明らかなように、パル
ス周波数fは排気管の断面積At(上式では排気管の断
面積Atの平方根)に関係していることは明らかであ
り、複数ある排気管のいずれかを閉塞することにより、
排気管の実効的な断面積の減少させるとパルス周波数が
低下することが理解できる。
【0037】具体的に数値を上げて説明する。排気管1
4A等として長さLt及び断面積Atの等しいものを使
用し、燃焼室11の体積Vc=2000cm3、排気管
14A〜14Dの長さLt=1280mm、各排気管1
4A〜14Dの断面積At=464mm2のパルス燃焼
装置10を用いて調査した。まず、4本の排気管14A
〜14Dのいずれをも開放したときは、パルス周波数f
=63Hzであった。これに対し、排気管14D,14
Cを閉塞し、2本の排気管14A,14Bのみを開放し
た場合、即ち、排気断面積を当初の1/2に減少させた
場合には、パルス周波数f=48Hzに低下した。
【0038】このように、本実施形態1のパルス燃焼装
置10では、排気断面積変更装置19Dによって排気管
14B〜14Dを開放あるいは閉塞することによって、
パルス周波数fを変化させることができ、従って、パル
ス燃焼装置10の出力を増減することができる。しか
も、排気管14B〜14Dが比較的長いため、排気口1
4BD等の付近での排気ガスEXB等の温度も低下して
おり、パルス燃焼に伴って発生する衝撃波の大きさも減
衰して小さくなっている。このため、バタフライバルブ
17B等やその回動軸であるバルブ回動クランク18B
等の材質として、SUS302など比較的安価な金属材
料を用いても、排気ガスの熱で溶解したり変形したりす
ることはなく、排気断面積変更装置19B等の耐久性を
高くできる。
【0039】なお、排気管14Aには排気断面積変更装
置を設けていない。容易に理解できるように、排気管1
4A〜14Dのすべてを閉塞してしまうと、パルス燃焼
の継続が不可能となるため、少なくとも排気管14Aで
の排気を確保するためである。また、各排気管14B〜
14Dの閉塞・開放に伴って、燃焼噴射バルブ15から
噴射される燃料FLの噴射量を適宜調整することより、
さらに適切な燃焼状態を実現することが可能である。さ
らに、上記実施形態1では、各排気管14A〜14Dと
して、断面積Atが等しいものを使用したが、断面積の
異なる排気管を燃焼室11に接続することもできる。互
いに断面積の異なる複数の排気管を接続すれば、閉塞す
る排気管を適宜組み合わせることで、排気管全体の排気
断面積をさらに多段階に変更することができるので、パ
ルス燃焼装置10のパルス周波数f及び出力をさらに多
段階に増減することができ、より好ましい。また、上記
したように、排気断面積変更装置19B等、特にバタフ
ライバルブ17B等は燃焼室11からできるだけ離して
排気口付近に設置するのが好ましいが、材質、パルス燃
焼装置全体の寸法、要求される耐久性等を考慮し、排気
管の途中あるいは排気管の入口(流入口)付近に設けた
形態も採用することができる。
【0040】(実施形態2)次いで、本発明の第2の実
施形態について、図2〜図5を参照して説明する。この
パルス燃焼装置20は、燃焼室21と1本の排気管24
とを有する。燃焼室21には、フラッパバルブ23のフ
ラップ23Fを通じて吸気口22から空気ARを取り入
れ、燃焼噴射バルブ25から噴射される燃料FLにイグ
ナイタ26で着火することで燃料FLが爆発燃焼し、排
気ガスEXが排気管24から排出され、その慣性力によ
り以降は、公知の如く自励的に脈動燃焼(パルス燃焼)
が生じる。
【0041】このパルス燃焼装置20は、このようなパ
ルス燃焼機構に加えて、排気管24の排気口24D付近
に、この排気管24の排気断面積を変更する排気断面積
変更装置29を有する。この排気断面積変更装置29
は、具体的には、変更体27とこれを移動させる変更体
移動装置28とからなる。このうち、変更体27は、図
3(a),(b)に示すように、先端部27AF及び後
端部27ABがそれぞれ先細形状された紡錘形をなした
変更体本体27Aと、この変更体本体27Aの周囲に放
射状に固着され、先端部27AFよりも先端側(図3
(a)中左側)に突出して変更体本体27Aの軸27A
Xに平行に設けられた長方形板状の保持フィン27Bと
を備える。この保持フィン27Bの外側面27BTは、
図3(c)に示すように、排気管24に排気口24D側
から変更体27を挿入するに際して、排気管内壁24H
と当接しつつ案内するように、変更体本体27Aの軸2
7AXに平行にされている。
【0042】この保持フィン27Bにより、変更体本体
27Aは排気管24のほぼ中心に位置するように、つま
り、軸27AXが排気管24の排気口24D付近におけ
る軸にほぼ一致するように挿入される。また、保持フィ
ン27Bにより変更体本体27Aは排気管24のほぼ中
心に保持され、排気ガスEXの通過あるいは衝撃波の通
過によって、変更体本体27Aが排気管24の径方向に
振動するのを抑制している。さらに、図3(b)から容
易に理解できるように、保持フィン27Bは変更体本体
27Aの軸27AXに従って排気管24の軸が平行に配
置されており、排気ガスEXの流通を保持フィン27B
で妨げることを防止されている。
【0043】この変更体27は、さらに変更体本体27
Aの後方(図2、図3(a)中右側)に棒状の繰り出し
棒部27Cを有している。図2に示すように、繰り出し
棒部27Cは、変更体移動装置28の対向するローラ2
8Rに挟まれており、このローラ28Rの回転によって
繰り出し棒部27Cと共に変更体27全体が矢印MVに
示す方向(図中左右方向)に移動する。従って、変更体
移動装置28による繰り出し棒部27Cの繰り出し量の
調整により、排気口24Dから排気管24内部への変更
体本体27Aの挿入量を調整できるようになっている。
【0044】このような排気断面積変更装置29を用い
て、変更体本体27Aの先端部27AFを排気口24D
から排気管内部へ挿入すると、図4(a)に示すよう
に、排気ガスEXの流線EXRが排気口24D付近で密
になる。図4(b)に示すように、排気管24の断面積
24DSに対して、変更体27Aの先端部27AFの断
面積27AFSの分だけ排気に寄与する断面積(開口面
積)が減少することになるからである。これにより、排
気管24の排気口24D付近を除く他の部分(排気口1
4D付近より燃焼室11側の部分)の断面積は変化しな
いものの、排気口24D付近における排気流路の実効的
な断面積が減少し、排気管24で排気可能な排気ガスE
Xの量が減少するため、排気管24についての排気断面
積(排気流路の実効的な断面積)を減少させることにな
る。かくして、パルス燃焼装置20のパルス周波数fが
低下する。
【0045】従って、変更体本体27Aを矢印MV(図
中左右方向)に移動させることにより、排気口24D近
傍における排気流路の実効的な断面積を増減させ、排気
管24の排気断面積を増減し、パルス燃焼装置20のパ
ルス周波数fを増減することができる。これにより、パ
ルス燃焼装置20で取り出しうる熱エネルギーや運動エ
ネルギーなどの出力を容易に増減することができる。し
かも、変更体本体27Aの先端部27AFは先細形状と
なっているため、パルス燃焼に伴って排気管24内を伝
わる衝撃波が当たっても、受ける衝撃は小さくなってお
り、熱と衝撃による変形などに対する耐久性が高い。ま
た、衝撃波が変更体27に衝突して燃焼室21側に戻
り、パルス燃焼に変調を生じさせる危険性も少なくされ
ている。
【0046】なお、上記実施形態2では、変更体本体2
7Aを排気口24Dよりも内部(上流側、つまり燃焼室
21側)に向けて挿入し、排気断面積を変化させた。し
かし、図4(a)から容易に理解できるように、変更体
本体27Aの断面積の大きさや排気ガスEXの流速など
によっては、変更体本体27Aを排気口24Dに近づけ
るだけで排気ガスEXの気流に影響を生じ、実質的に排
気断面積を減少させることができる場合もある。従っ
て、このような場合には、変更体移動装置28を用いて
変更体本体27Aを排気口に接近・隔離するようにして
も良く、これによっても、パルス燃焼装置のパルス周波
数fや出力を変化させることができる。また、実施形態
1において説明したように、排気管24の長さを大きく
することで、排気口24D等の付近での排気ガスEXの
温度を低下させることができ、パルス燃焼に伴って発生
する衝撃波も減衰させてその大きさを小さくすることが
できる。従って、耐熱性、耐久性等を考慮し、上記変更
体本体27Aのように先端部を先細形状としない形状の
変更体をも用いることができる。
【0047】(変形形態1)次いで上記実施形態2を変
形した変形形態1について説明する。なお、実施形態2
と同様な部分についての説明は省略する。上記実施形態
2では、先端部27AFのほか、後端部27ABも先細
形状とされた紡錘形の変更体本体27Aに排気方向の後
方(図4(a)中右側)に棒状の繰り出し棒部27Cを
備える変更体27を用いた。しかし、変更体本体27の
後方は、排気ガスEXの流れを乱さない形状とされてい
れば良く、細くする必要はない。例えば、図5に示すよ
うに、変更体37全体が一定の太さ(一定径)の棒状
で、先端部37AFのみ先細形状としたものを用いても
良い。例えば、燃焼室21の体積Vc=934cm3
排気管24の長さLt=2640mm、排気管24の断
面積At=452mm2(内径24mm)のパルス燃焼
装置30を用い、直径25mm、先端部37AFの先端
角α=45度の変更体37を排気口24Dを挿入・抜出
して、排気口24Dにおける排気ガスEXの流路の断面
積を変化させ、パルス周波数fを調査した。その結果、
全開、即ち、排気口における断面積(開口面積)A=4
52mm2においてはパルス周波数f=56Hz、A=
228mm2ではf=54Hz、A=126mm2ではf
=45Hzとなった。
【0048】このように、本変形形態1のパルス燃焼装
置30では、変更体37を排気管24に挿入すること
で、パルス周波数fを変化させることができ、従って、
パルス燃焼装置10の出力を容易に増減することができ
る。しかも、変更体本体37Aの先端部37AFは先細
形状となっているため、パルス燃焼に伴って排気管24
内を伝わる衝撃波が当たっても、受ける衝撃は小さくな
っており、熱と衝撃による変形などに対する耐久性が高
い。また、衝撃波が変更体27に衝突して燃焼室21側
に戻り、パルス燃焼に変調を生じさせる危険性も少なく
されている。このため、変更体本体37Aの材質とし
て、比較的安価な炭素鋼を用いたにも拘わらず、排気ガ
スの熱や衝撃波で溶解したり変形したりすることもな
く、排気断面積変更装置29、特に変更体本体27Aの
耐久性が高いことが確認できた。なお、この変更体37
においても、上述の実施形態1と同様に、保持フィンを
形成することが好ましい。保持フィンを形成することに
より、排気管24への挿入の案内が容易になる、変更体
37の振動が防止されるなどの利点が同様に得られるか
らである。
【0049】(実施形態3)次いで、第3の実施形態に
ついて、図6を参照して説明する。上記実施形態2及び
変形形態1では、排気口24Dから内部(上流)に向か
って変更体27,37を挿入して、排気管24の排気断
面積を変化させ、パルス周波数f及び出力を変化させ
た。しかし、排気ガスEXの排気流路の実効的な断面積
を変化させれば足りる。そこで、本実施形態3では、排
気口24Dから燃焼室21側に向かって、別途のガスを
噴射して、排気ガスEXの流路の断面積を小さくする。
なお、実施形態2と同様な部分についての説明は省略す
る。
【0050】即ち、本実施形態3のパルス燃焼装置40
は、実施形態2のパルス燃焼装置20における排気断面
積変更装置29に代えて、図6に示す排気断面積変更装
置49を備える。この排気断面積変更装置49は、気体
噴射装置47とこれを移動させる移動装置48とからな
る。気体噴射装置47は、繰り出し管47Pと噴射ノズ
ル47Nからなり、コンプレッサ41で生成され、配管
42を経由して供給された圧縮空気Gを、繰り出し管4
7Pを通じて噴射ノズル47Nから噴射する。また、繰
り出し管47Pは、移動装置48の対向するローラ48
Rに挟まれており、このローラ48Rの回転によって繰
り出し管47Pと共に噴射ノズル47Nが矢印MVに示
す方向(図中左右方向)に移動する。従って、移動装置
48による繰り出し管47Pの繰り出し量の調整によ
り、排気口24Dと噴射ノズル47Nとの間隔、あるい
は、排気管24内部への噴射ノズル47Nの挿入量を調
整できるようになっている。
【0051】このような排気断面積変更装置49を用い
て、噴射ノズル47Nを排気口24D付近に配置し、あ
るいは排気口24Dから排気管内部へ挿入し、排気流路
の上流側(燃焼室21側)に向けて圧縮空気Gを噴射さ
せると、図6に示すように、破線で示す圧縮空気Gの流
線GRの存在により、排気ガスEXの流線EXRが排気
口24D付近で密になる。これにより、排気口24D付
近における排気流路の実効的な断面積が減少し、排気管
24で排気可能な排気ガスEXの量が減少するため、排
気管24についての排気断面積が減少する。かくして、
パルス燃焼装置40のパルス周波数fが低下する。
【0052】しかも、容易に理解できるように、噴射ノ
ズル47Nを矢印MV(図中左右方向)に移動させる
と、圧縮空気Gの流れ及び排気ガスEXの流れが変わ
り、排気口24D近傍における排気流路の実効的な断面
積を増減させることができる。従って、排気管24の排
気断面積を増減し、パルス燃焼装置40のパルス周波数
fを増減することができる。これにより、パルス燃焼装
置40で取り出しうる熱エネルギーや運動エネルギーな
どの出力を容易に増減することができる。さらに、噴射
ノズル47Nからは圧縮空気Gが噴射されており、図中
破線の流線GRで示すように、圧縮空気Gが噴射ノズル
47Nの周りを流れるため、噴射ノズル47Nには高温
の排気ガスEXが直接触れることがない。従って、噴射
ノズル47Nの温度上昇が抑えられる。また、圧縮空気
Gが噴射ノズル47Nの周りを流れるため、排気管24
内を伝わる衝撃波が直接噴射ノズル47Nに衝突するこ
とも防止される。このため、噴射ノズル47Nが受ける
衝撃は小さくされ、熱と衝撃による変形などに対する耐
久性を高くすることができる。また、圧縮空気Gが噴射
されているため、衝撃波が噴射ノズル47Nに衝突して
燃焼室21側に戻り、パルス燃焼に変調を生じさせる危
険性も少なくされている。
【0053】なお、噴射ノズル47Nの移動範囲(排気
口24Dとの間隔あるいは排気口24Dからの挿入量)
は、噴射する圧縮空気Gの圧力や噴射量、排気管24の
径、長さなどに応じて、所望のパルス周波数fや出力が
得られる適宜な範囲とすれば良い。また、上記実施形態
3では、コンプレッサ41で生成した圧縮空気Gを噴射
したが、ボンベから圧縮された窒素、二酸化炭素、空気
などを導いて噴射させても良い。また、このパルス燃焼
装置40の発生する熱を熱交換機によって取り出し、水
を沸騰させて高圧の水蒸気を生成し、これを導いた水蒸
気を噴射ノズル47Nから噴射させても良い。具体的に
は、排気管24や燃焼室21を水が流通するパイプで囲
んだ熱交換機を形成しておき、排気管24や燃焼室21
から発生する熱でパイプ内の水を沸騰させる。このよう
にすると、別途のコンプレッサやボンベを配備する必要
が無く、熱交換機に水を供給することで水蒸気を生成で
きるため、機器が簡単に設置できる利点がある。
【0054】(実施形態4)次いで、本発明の第4の実
施形態について、図7を参照して説明する。上記実施形
態3では、噴射ノズル47Nから圧縮空気Gを噴射する
と共に、移動装置48で噴射ノズル47Nを移動させ
て、排気管24の排気断面積を変化させた。これに対
し、本実施形態4では、燃焼室21側に向かって、別途
のガス(圧縮空気G)を噴射すると共に、ガスの噴射圧
力を変化させ、排気ガスEXの流路の断面積を変化させ
る点で異なる。なお、実施形態2,3と同様な部分につ
いての説明は省略する。
【0055】即ち、本実施形態4のパルス燃焼装置50
は、実施形態3のパルス燃焼装置40における排気断面
積変更装置49に代えて、図7に示す排気断面積変更装
置59を備える。この排気断面積変更装置59は、気体
噴射装置57とこれに供給する圧縮空気Gの圧力を調整
するレギュレータ58とからなる。レギュレータ58
は、コンプレッサ51で生成され、配管52を経由して
供給された圧縮空気Gを所望の圧力に調整して導入管5
7Pに送出する。気体噴射装置57は、上述の導入管5
7Pと噴射ノズル57Nからなり、導入管57Pを通じ
て導入された圧縮空気Gを噴射ノズル57Nから噴射す
る。
【0056】このような排気断面積変更装置59の噴射
ノズル57Nを排気管24の適当な位置に設置する、具
体的には、排気管24の適当位置に穿孔した貫通孔24
Hに導入管57Pを挿通し、排気流路の上流側(燃焼室
21側)に向けて圧縮空気Gを噴射できるように噴射ノ
ズル57Nを配置する。本実施形態では、図7に示すよ
うに、排気管24の略中心に噴射ノズル57Nを位置さ
せている。この噴射ノズル57Nから圧縮空気Gを噴射
させると、図7に示すように、破線で示す圧縮空気Gの
流線GRの存在により、排気ガスEXの流線EXRが噴
射ノズル57Nの側方付近で密になり、噴射ノズル57
N付近における排気流路の実効的な断面積が減少する。
従って、排気管24で排気可能な排気ガスEXの量が減
少するため、排気管24についての排気断面積が減少す
る。かくして、パルス燃焼装置50のパルス周波数fが
低下する。
【0057】しかも、容易に理解できるように、噴射ノ
ズル57Nから噴射する圧縮空気Gの圧力を高くすると
圧縮空気Gの流れる部分が拡がる、つまり流線GRが拡
がるので、排気ガスEXが流れにくくなる。逆に、圧縮
空気Gの圧力を低くすると排気ガスEXが流れ易くな
る。このように、圧縮空気Gの圧力を変化させれば、圧
縮空気Gの流れ及び排気ガスEXの流れが変わるから、
噴射ノズル57N付近における排気流路の実効的な断面
積を増減させることができる。従って、排気管24の排
気断面積を増減し、パルス燃焼装置50のパルス周波数
fを増減することができる。これにより、パルス燃焼装
置50で取り出しうる熱エネルギーや運動エネルギーな
どの出力を容易に増減することができる。
【0058】しかも、実施形態3の噴射ノズル47Nと
同様に、噴射ノズル57Nからは圧縮空気Gが噴射され
ており、図中破線の流線GRで示すように、圧縮空気G
が噴射ノズル57Nの周りを流れるから、噴射ノズル5
7Nに高温の排気ガスEXが直接触れるのが防止され、
噴射ノズル57Nの温度上昇が抑えられる。また、圧縮
空気Gが噴射ノズル57Nの周りを流れるため、排気管
24内を伝わる衝撃波が直接噴射ノズル57Nに衝突す
ることも防止される。このため、噴射ノズル57Nが受
ける衝撃は小さくされ、熱と衝撃による変形などに対す
る耐久性を高くすることができる。また、圧縮空気Gが
噴射されているため、衝撃波が噴射ノズル57Nに衝突
して燃焼室21側に戻り、パルス燃焼に変調を生じさせ
る危険性も少なくされている。
【0059】なお、レギュレータ58で調整する圧縮空
気Gの圧力範囲は、噴射ノズル57Nの噴射特性、排気
管24の径などに応じて、所望のパルス周波数fや出力
が得られる適宜な範囲とすれば良い。また、噴射ノズル
57Nの位置は、適宜の位置とすることができるが、前
記したように、排気ガスEXが低温になることや衝撃波
の強さが減衰することなどから、排気口24Dの近傍に
設けるのが好ましい。また、上記実施形態4では、排気
管24に貫通孔24Hを穿孔して導入管57Pを挿通し
た。しかし、例えば、前述した実施形態3と同様に、排
気口24Dから噴射ノズル57Nを挿入しても良い。つ
まり、図6に示す排気断面積変更装置49において、移
動装置48に代えて、レギュレータ58を設け、噴射す
る圧縮空気Gの圧力を変化させるようにしても良い。さ
らには、移動装置48と共にレギュレータ58を設け
て、噴射ノズル47の移動と噴射する圧縮空気Gの圧力
変化とにより、パルス周波数fや出力をさらに細かく調
整可能とし、あるいは調整域を拡げることもできる。ま
た、上記実施形態4でも、コンプレッサ51で生成した
圧縮空気Gを噴射したが、実施形態3の説明において記
載したのと同様に、ボンベから圧縮された窒素、二酸化
炭素、空気などを導いて噴射させても良い。また、この
パルス燃焼装置50の発生する熱を熱交換機によって取
り出し、水を沸騰させて高圧の水蒸気を生成し、これを
導いて水蒸気を噴射ノズル57Nから噴射させても良
い。
【0060】(実施形態5)次いで、本発明の第5の実
施形態について、図8,図9を参照して説明する。前記
した実施形態2では、排気口24Dから内部に変更体2
7(変更体本体27A)を挿入すると共に、変更体移動
装置28で変更体27を移動させて、排気管24の排気
断面積を変化させていた。これに対し、本実施形態5で
は、排気断面積変更装置29に代えて、排気断面積変更
装置69を備える点で異なる。なお、実施形態2と同様
な部分についての説明は省略する。
【0061】図9に示す排気断面積変更装置69は、排
気口24D付近の排気管24内に配置された板状の変更
体67とこれを回動させる回動クランク68とからな
る。板状の変更体67は、図9に示すように、排気管2
4の内径よりも径小の外周縁67Pを有する円板形状を
なす。回動クランク68は、排気口24に穿孔した2つ
の貫通孔24H1,24H2に挿通されて、排気管24
に略直交する回動軸AXをなし、板状の変更体67が固
着された軸部68AXと、クランク状に折れ曲がって軸
部68AXの回動を容易にするクランク部68Kと、こ
の端部に取り付けられたハンドル部68Hとを有する。
【0062】容易に理解できるように、回動クランク6
8のハンドル部68Hを軸AXを中心として図中矢印の
ように回動させると、軸部68AXと共に板状の変更体
67が回動し、この変更体67の管長方向の投影面積が
変化する。従って、排気ガスEXの排気され易さが変化
する。つまり、排気流路の実効的な断面積を変化させる
ことができる。但し、板状の変更体67は、上述のよう
に排気管24の内径より小さい円板状であるので、いず
れの角度に回動させても排気管24を完全に閉塞してし
まうことはなく、パルス燃焼装置60のパルス燃焼は継
続できるようにされている。
【0063】このような排気断面積変更装置69を用い
ても、板状の変更体67を回動させて管長方向の投影面
積を大きくすると、排気口24D付近における排気流路
の実効的な断面積が減少し、排気管24で排気可能な排
気ガスEXの量が減少するため、排気管24についての
排気断面積が減少する。かくして、パルス燃焼装置60
のパルス周波数fが低下する。しかも、容易に理解でき
るように、板状の変更体67を軸AXの周りに回動させ
ることによって、その管長方向の投影面積を増減するこ
とができるため、排気口24D近傍における排気流路の
実効的な断面積を増減させることができる。従って、排
気管24の排気断面積を増減し、パルス燃焼装置60の
パルス周波数fを増減することができる。これにより、
パルス燃焼装置60で取り出しうる熱エネルギーや運動
エネルギーなどの出力を容易に増減することができる。
【0064】なお、板状の変更体67の大きさや形状
は、排気管24の径、長さ、燃焼室21の体積などに応
じて、所望のパルス周波数fや出力が得られる適宜な範
囲とすれば良い。また、上記実施形態5では、回動クラ
ンク68を端部に設けたハンドル部68Hで手動により
回動させて、板状の変更体67の回動角度を変更するも
のとしたしかし、他の機構、例えばステッピングモータ
等を用いて軸部68AXを回動させて板状の変更体67
の回動角度を変更しても良い。また、上記実施形態5で
は、排気断面積変更装置69、特に板状の変更体67を
排気口24Dの近傍に設けた例を示した。このように排
気口の近傍に設けること、つまり燃焼室からできるだけ
離れた位置に設けるのが好ましい。排気管24には高温
の排気ガスEXが流通し、パルス燃焼に伴って発生する
衝撃波も進行する。しかし、燃焼室から離れた排気口付
近では、燃焼室の直近よりも排気の温度も下がり、衝撃
波の大きさも小さくなっている。従って、排気口24D
の近傍に板状の変更体67を配置すれば、排気ガスの
熱、衝撃波による劣化や変形などを抑制して、板状の変
更体の寿命を長くすることができる共に、耐熱性や強度
などの低い安価な材質でも板状の変更体67を構成する
ことができるようになるからである。但し、板状の変更
体67等の材質の選択、あるいは排気管の長さ、求めら
れる耐久性等によっては、排気断面積変更装置69(板
状の変更体67)を排気管24の途中部分に形成するこ
ともできる。
【0065】さらに、上記実施形態5では、排気管とし
て1本の排気管24を備えるものについて示したが、複
数の排気管を有するパルス燃焼装置に適用することもで
きる。例えば、前述した実施形態1のパルス燃焼装置1
0(図1参照)において、排気断面積変更装置19B,
19C,19Dの少なくともいずれか、例えば、排気断
面積変更装置19Bのバタフライバルブ17Bを、実施
形態5における板状の変更体67に変更することによ
り、パルス周波数fや出力をさらに細かく調整可能と
し、あるいは調整域を拡げることもできる。また、バタ
フライバルブ17B等の開度を全開と全閉の中間にする
ことでも、同様に調整することができる。但し、すべて
の排気管について全閉とするとパルス燃焼の継続不能と
なるので、パルス燃焼装置に応じた最低の排気断面積を
確保するように制御する、あるいはいずれかの排気管
(実施形態1では排気管14A)について閉塞されない
構造とすると良い。
【0066】(変形形態2)次いで、実施形態5を変形
した変形形態2について、図10を参照して説明する。
上記実施形態5では、排気断面積変更装置69は円板状
の変更体67を備える。これに対し、本変形形態2で
は、円板状の変更体67に代えて、リング板状の変更体
77を備える点で異なる。なお、実施形態2,5と同様
な部分についての説明は省略または簡略化する。
【0067】即ち、本変形形態2のパルス燃焼装置70
は、図10に示す排気断面積変更装置79を備え、この
排気断面積変更装置79は、排気口24D付近の排気管
24内に配置されたリング板状の変更体77とこれを回
動させる回動クランク78とからなる。リング板状の変
更体77は、図10に示すように、略中央に円形の貫通
孔77Hを有し、外周縁77Pは排気管24の内径より
わずかに径小とされている。一方、回動クランク78
は、上記実施形態5と同様に、排気口24の貫通孔24
H1,24H2に挿通され、排気管24に略直交する回
動軸AXを有し、リング板状の変更体77が固着された
軸部78AXと、クランク部78K及びハンドル部78
Hとを有する。
【0068】実施形態5と同様に、回動クランク78の
ハンドル部78Hを軸AXを中心として図中矢印のよう
に回動させると、軸部78AXと共にリング板状の変更
体77が回動し、この変更体77の管長方向の投影面積
が変化する。従って、排気流路の実効的な断面積を変化
させることができる。但し、リング板状の変更体77
は、貫通孔77Hを有しているので、いずれの角度に回
動させても排気管24を完全に閉塞してしまうことはな
く、パルス燃焼装置70のパルス燃焼は継続できるよう
にされている。
【0069】このような排気断面積変更装置79を用い
ても、排気口24D付近における排気流路の実効的な断
面積が減少し、排気管24で排気可能な排気ガスEXの
量が減少するため、排気管24についての排気断面積が
減少する。かくして、パルス燃焼装置70のパルス周波
数fが低下する。しかも、容易に理解できるように、板
状の変更体77を軸AXの周りに回動させることによっ
て、その管長方向の投影面積を変更することができるた
め、排気口24D近傍における排気流路の実効的な断面
積を増減させることができる。従って、排気管24の排
気断面積を増減し、パルス燃焼装置70のパルス周波数
fを増減することができる。これにより、パルス燃焼装
置70で取り出しうる熱エネルギーや運動エネルギーな
どの出力を容易に増減することができる。
【0070】なお、板状の変更体77に形成する貫通孔
77Hの大きさや形状は、排気管24の径、長さ、燃焼
室21の体積などに応じて、所望のパルス周波数fや出
力が得られる適宜な範囲とすれば良い。また、実施形態
5と同様に、変更体77の回動角度をモータその他の機
構を用いて変更しても良い。さらに、実施形態5と同様
に、複数の排気管を有するパルス燃焼装置に適用するこ
ともできる。
【0071】(変形形態3)次いで、実施形態5を変形
した変形形態3について、図11を参照して説明する。
上記実施形態5及び変形形態2では、回動クランク6
8,78を回動させることにより回動軸AXの周りに回
動する板状の変更体67,77を備えていた。これに対
し、本変形形態3では、回動クランク88を回転させる
と、一対の板状変更体87(87A,87B)が蝶番の
ように第1回動軸87X1を中心に開き角βが変更され
るように構成されている点で異なる。なお、実施形態
2,5と同様な部分についての説明は省略または簡略化
する。
【0072】即ち、本変形形態3のパルス燃焼装置80
は、図11に示す排気断面積変更装置89を備える。こ
の排気断面積変更装置89は、排気口24D付近の排気
管24内に配置された蝶番状の変更体87とこれを回動
させる回動クランク88とからなる。蝶番状の変更体8
7は、図11(b)に示すように、板状の第1変更体8
7A及び第2変更体87Bとが第1ピントル87Pによ
って軸支されて、第1回動軸87X1の周りに蝶番状に
開閉可能となっている。また、第1変更体87Aは、右
ネジ孔が形成された第1ナット部87Cと、第2ピント
ル(図示しない)によって回動可能に軸支されている。
また、第2変更体87Bは、左ネジ孔が形成された第2
ナット部87Dと、第3ピントル(図示しない)によっ
て回動可能に軸支されている。一方、回動クランク78
は、上記実施形態5と同様に、排気口24の貫通孔24
H1,24H2に挿通され、排気管24に略直交する回
動軸AXを有する軸部88AXと、クランク部88K及
びハンドル部88Hとを有する。
【0073】ここで、軸部88AXは2つの領域、即
ち、図11(a)中上方の第1軸部88AX1と第2軸
部88AX2とに分けられ、第1軸部88AX1には右
ネジの雄ねじ88S1が、また、第2軸部88AX2に
は左ネジの雄ねじ88S2が形成されている。そして、
第1軸部88AX1には第1ナット部87Cが螺合さ
れ、第2軸部88AX2には第2ナット部87Dが螺合
されている。このため、ハンドル部88Hを軸AXの周
りに回転させると、軸部88AXが回転し、第1ナット
部87Cと第2ナット部87Dとが逆向きに移動するた
め、例えば図11(a)中に破線で示す如く、第1変更
体87Aと第2変更体87Bとがなす開き角βが変化す
る。従って、排気管24における排気流路の実効的な断
面積を変化させることができる。但し、図11(b)に
示すように、第1変更体87A及び第2変更体87B
は、略矩形状としてあるので、開き角βを大きくする
と、ついには円筒状の排気管24の内壁に角部が当接す
るため、それ以上は開くことができなくなる。この状態
でも排気管24を完全に閉塞してしまうことはないか
ら、パルス燃焼装置80のパルス燃焼は継続できる。
【0074】このような排気断面積変更装置89を用い
ても、排気口24D付近における排気流路の実効的な断
面積が減少し、排気管24で排気可能な排気ガスEXの
量が減少するため、排気管24についての排気断面積が
減少する。かくして、パルス燃焼装置80のパルス周波
数fが低下する。しかも、容易に理解できるように、開
き角βを変化させることによって、第1変更体87A及
び第2変更体87Bの管長方向の投影面積を変更するこ
とができるため、排気口24D近傍における排気流路の
実効的な断面積を増減させることができる。従って、排
気管24の排気断面積を増減し、パルス燃焼装置80の
パルス周波数fを増減することができる。これにより、
パルス燃焼装置80で取り出しうる熱エネルギーや運動
エネルギーなどの出力を容易に増減することができる。
さらにこの変更体87は、管長方向燃焼室側(上流側)
に向かって先細の凸形状(三角形状)となるため、衝撃
波が変更体87に当たり反射して燃焼室側に戻ることが
防止されている。
【0075】なお、第1変更体87A及び第2変更体8
7Bの大きさや形状は、排気管24の径、長さ、燃焼室
21の体積などに応じて、所望のパルス周波数fや出力
が得られる適宜な範囲とすれば良い。また、実施形態5
と同様に、回動軸88AXをモータその他の機構を用い
て回転させて、変更体87の開き角βを変化させても良
い。さらに、実施形態5と同様に、複数の排気管を有す
るパルス燃焼装置に適用することもできる。
【0076】(実施形態6)次いで、本発明の第6の実
施形態について、図12を参照して説明する。上記実施
形態1〜5及び変形形態1〜3では、いずれも排気断面
積変更装置19等を備え、排気管14,24の排気断面
積を変更体27等で変更した。これに対し、本実施形態
6では、排気管94を二重管とすると共に、その一方の
管を移動させる管移動装置を備える点で異なる。なお、
前述の各実施形態1,2等と同様な部分についての説明
は省略あるいは簡略化する。
【0077】即ち、本実施形態6のパルス燃焼装置90
は、実施形態2に示したパルス燃焼装置20と同様に、
燃焼室91と1本の排気管94とを有する。燃焼室91
には、フラッパバルブ93のフラップ93Fを通じて吸
気口92から空気ARを取り入れ、燃焼噴射バルブ95
から噴射される燃料FLにイグナイタ96で着火するこ
とで燃料FLが爆発燃焼し、排気ガスEXが排気管94
から排出され、その慣性力により以降は、公知の如く自
励的に脈動燃焼(パルス燃焼)が生じる。
【0078】排気管94は、板状の変更体67は、図1
2に示すように、燃焼室91に接続されている第1排気
管94Aと、この排気管94Aの外径よりわずかに内径
が大きく、従って、第1排気管94Aの一部を内部に収
納できる第2排気管94Bの2つの管からなる二重構造
の排気管である。また、第2排気管94Bは、管移動装
置99により図中に矢印MVで示す方向(左右方向)に
移動可能となっており、これにより、排気管94全体の
長さLtを伸縮可能となっている。具体的には、管移動
装置99は、管移動機構97とモータ98とをそなえて
いる。この管移動機構97は、第2排気管94Bに固着
されネジ孔を有するスライダ97Aと、スライダ97A
のネジ孔に螺合するネジ軸97Bとからなる。従って、
ネジ軸97Bをモータ98によって回転させることで、
スライダ97Aと共に第2排気管94Bが矢印MVに示
す方向に移動するため、第1排気管94Aと第2排気管
94Bとの重なりを小さくあるいは大きくして排気管9
4全体の長さLtを伸長、あるいは短縮させることがで
きる。
【0079】ここで、パルス燃焼装置90のパルス周波
数fは、排気管94の長さLtが長いほど低くなること
が知られている。前記したホルムヘルツの共鳴振動の式
f=(a/2π)√(At/(Lt・Vc))において
も、パルス周波数fは排気管の長さLt(上式では排気
管の長さLtの逆数の平方根)に関係していることは明
らかであり、排気管の長さを長くするとパルス周波数が
低下することが理解できる。
【0080】従って、第2排気管94Bを矢印MV(図
中左右方向)に移動させることにより、排気管94の長
さLtを増減させ、パルス燃焼装置90のパルス周波数
fを増減することができる。これにより、パルス燃焼装
置90で取り出しうる熱エネルギーや運動エネルギーな
どの出力を容易に増減することができる。しかも、本実
施形態6のパルス燃焼装置90では、排気管94を二重
管構造とし、その一方の第2排気管94Bを管長方向に
移動させるだけで、パルス周波数fや出力を増減するこ
とができるため、構造が簡単である。
【0081】なお、上記実施形態6では、排気管94と
して二重の排気管94A,94Bからなるものを用い
た。しかし、さらに多重の排気管を用いることもでき
る。また、多重管のうち移動させる管は、燃焼室91か
ら離れた管を移動させるのが好ましい。排気ガスEXの
熱によって、排気管も高温となる場合があるが、燃焼室
から離れるほど排気ガスEXの温度が下がり、排気管の
温度も低くなるからである。
【0082】(実施形態7)次いで、第7の実施形態に
ついて、図13を参照して説明する。上記実施形態6で
は、二重の排気管94を用い、このうちの第2排気管9
4Bを移動させて、排気管94の長さを変更した。これ
に対し、本実施形態7では、排気管104の一部に伸縮
可能な蛇腹部104Bを設けると共に、この蛇腹部10
4Bを伸縮させてその長さを変更する点で異なる。な
お、前述の各実施形態6等と同様な部分についての説明
は省略あるいは簡略化する。
【0083】即ち、本実施形態7のパルス燃焼装置10
0は、実施形態6のパルス燃焼装置90における排気管
94に代えて、図13に示す排気管104を備える。こ
の排気管104は、燃焼室101に接続される第1管部
104Aと、この第1管部104Aに接続し矢印MVに
示す方向(図中左右方向)に伸縮可能な蛇腹部104B
と、この蛇腹部104Bに接続し排気口104Dを構成
する第3管部104Cとからなる。第3管部104C
は、蛇腹部104Bの伸縮に伴い、矢印MVで示す方向
(図中左右方向)に移動可能となっている。これによ
り、排気管94全体の長さLtを伸縮可能となってい
る。
【0084】第3管部104Cには、実施形態6の第2
排気管94Bと同様に、スライダ107Bが固着されて
いる。蛇腹部長さ変更装置109は、蛇腹部長さ変更機
構107とモータ108とを備える。蛇腹部長さ変更機
構107は、第3管部104Cに固着されネジ孔を有す
る上述のスライダ107Aと、スライダ107Aに形成
されたネジ孔に螺合するネジ軸107Bとからなる。ネ
ジ軸107Bをモータ108で回転させると、スライダ
107Aと共に第3管部104Cが矢印MVに示す方向
に移動するため、蛇腹部104Bが伸縮し、排気管10
4全体の長さLtを伸長、あるいは短縮させることがで
きる。
【0085】従って、第3管部104Cを矢印MV(図
中左右方向)に移動させ、蛇腹部104Bを伸縮させる
ことにより、排気管104の長さLtを増減させ、パル
ス燃焼装置100のパルス周波数fを増減することがで
きる。これにより、パルス燃焼装置100で取り出しう
る熱エネルギーや運動エネルギーなどの出力を容易に増
減することができる。しかも、本実施形態7のパルス燃
焼装置100では、排気管104の一部に蛇腹部104
Bを設けた構造とし、この蛇腹部104Bを伸縮させる
だけで、パルス周波数fや出力を増減することができる
ため、構造が簡単である。
【0086】なお、蛇腹部104Bは燃焼室91から離
れた位置に設けるのが好ましい。排気ガスEXの熱によ
って、排気管も高温となる場合があるが、燃焼室から離
れるほど排気ガスEXの温度が下がり、排気管の温度も
低くなるから、蛇腹部104Bに耐熱性の低い部材を用
いるても良くなるからである。
【0087】(実施形態8)次いで、第8の実施形態に
ついて、図14を参照して説明する。上記実施形態6,
7では、1本の排気管について、二重の排気管94A,
94Bとしたり、一部に蛇腹部104Bを設けたりし
て、排気管の長さLtを変化させた。これに対し、本実
施形態8では、複数の長さの異なる排気管を設けると共
に、利用する排気管を選択して開放し、利用しない他の
排気管は閉塞することで、排気管の長さを選択して切り
替える点で異なる。なお、前述の各実施形態1〜7等と
同様な部分についての説明は省略あるいは簡略化する。
【0088】即ち、本実施形態7のパルス燃焼装置11
0は、実施形態1のパルス燃焼装置10と同様に、燃焼
室111と複数の排気管114(具体的には4本)とを
有する多筒型のパルス燃焼装置である。但し、実施形態
1と異なり、4本の排気管114A,114B,114
C,114Dは互いに異なる長さ(管長)LtA,Lt
B,LtC,LtDを有している。また、各排気管11
4A等の排気孔114AD近傍には、それぞれバタフラ
イバルブ117A〜117D及びバルブ回動クランク1
18A〜118Dを備える開閉排気管切替装置119A
〜119Dが配置されている。なお、本実施形態では、
排気管の長さは、図14から容易に理解できるように、
LtA<LtB<LtC<LtDの関係となるように構
成してある。
【0089】しかして、本実施形態8では、パルス燃焼
を行う際には、いずれか1本の排気管のみが開放(全
開)され、他の排気管はバルブ回動クランク118A〜
118Dによりバタフライバルブ117A〜117Dを
回動させて閉塞(全閉)される。このため、燃焼室11
1にフラッパバルブ113のフラップ113Fを通じて
吸気口112から空気ARを取り入れ、燃焼噴射バルブ
115から噴射される燃料FLにイグナイタ116で着
火することで燃料FLが爆発燃焼し、各排気管114A
〜114Dのいずれかから排気ガスEXA〜EXDが排
出される。その排気ガスEXA等の慣性力により以降
は、公知の如く自励的に脈動燃焼(パルス燃焼)が生じ
る。
【0090】この際に生じるパルス周波数fは、開放さ
れている排気管の長さLtによって決定される。閉塞さ
れた排気管は、排気ガスEXA等が流通しないため、パ
ルス燃焼に寄与しないからである。例えば、第1排気管
114Aのみを開放し、他の排気管114B〜114D
をバタフライバルブ117B〜117Dを回動させて閉
塞した場合には、第1排気管114Aの長さLtAに応
じたパルス周波数fAとなる。同様に、第2排気管11
4Bのみを開放すれば、長さLtBに応じたパルス周波
数fBとなる。第3排気管114Cのみを開放すれば、
長さLtCに応じたパルス周波数fCとなる。また、第
4排気管114Dのみを開放すれば、長さLtDに応じ
たパルス周波数fDとなる。上記したように、LtA<
LtB<LtC<LtDの関係があるので、パルス周波
数fはfA>fB>fC>fDとなる。
【0091】従って、現在開放されている排気管を閉塞
すると共に、閉塞されている排気管のいずれかを開放す
ることで、排気管として作用する排気管を切り替えれ
ば、排気管の長さLtを増減させることができ、パルス
燃焼装置110のパルス周波数fを増減することができ
る。これにより、パルス燃焼装置110で取り出しうる
熱エネルギーや運動エネルギーなどの出力を容易に増減
することができる。なお、開閉排気管切替装置119A
等、特にバタフライバルブ117A等は燃焼室111か
らできるだけ離して排気口114AD等の付近に設置す
るのが好ましいが、材質、パルス燃焼装置全体の寸法、
要求される耐久性等を考慮し、排気管の途中あるいは排
気管の入口(流入口)付近に設けた形態も採用すること
ができる。
【0092】また、本実施形態8においては、バタフラ
イバルブ117A等の開度を全開または全閉にして、排
気管114A等を開放あるいは閉塞のいずれかの状態の
みを選択した。しかし、実施形態5においても説明した
ように、バタフライバルブ117A等の開度を全開と全
閉の中間にすることで、排気断面積を変化させてさらに
細かく調整することもできる。すべての排気管について
全閉とならないようにすると良いことも同様である。ま
た、本実施形態8では、開閉排気管切替装置119A等
において、バルブ回動クランク118A等を用いて各バ
タフライバルブ117A等を手動で回動させて各バタフ
ライバルブ117A等の開度(全閉〜全開)を決定した
が、他の機構、例えばステッピングモータ等を用いてバ
タフライバルブ117A等を回動させて開度を変更して
も良い。さらには、あるバタフライバルブ(例えばバタ
フライバルブ117A)の全開から全閉への切替と、他
のあるバタフライバルブ(例えばバタフライバルブ11
7B)の全閉から全開への切替とが連動、あるいは同期
して行えるように、モータ等の駆動シーケンスを設定し
た開閉排気管切替装置を用いることもできる。
【0093】以上において、本発明を実施形態1〜8及
び変形形態1〜3に即して説明したが、本発明は上記実
施形態等に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでも
ない。例えば、排気管14,24等においては、排気口
14D,24Dなどにおいて、排気管の径が変わらない
タイプの排気管について示したが、排気口近傍で徐々に
径大となるような部分(いわゆるスカート部)をさらに
設けた排気管を用いることもできる。また、上述の各実
施形態等では、例えば変更体27を排気口に挿入・抜出
してパルス燃焼装置のパルス周波数及び出力を増減し
た。しかし、パルス周波数及び出力を一方向に徐々に変
化させるように制御することもできる。即ち、パルス周
波数及び出力を順次低下させるように制御する、例え
ば、変更体27を挿入する方向にのみ移動させることも
できる。あるいはパルス周波数及び出力を順次上昇させ
るように制御する、例えば、あるいは挿入されている変
更体27を抜出する方向にのみ移動させることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1にかかるパルス燃焼装置の概要を示
す説明図である。
【図2】実施形態2にかかるパルス燃焼装置の概要を示
す説明図である。
【図3】(a)は排気口に挿入する変更体の側面図、
(b)は正面図、(c)は排気管に挿入した状態を示す
説明図である。
【図4】(a)は排気管に変更体を挿入した状態におけ
る排気ガスの流れを示す説明図、(b)は排気口近傍に
おける断面図である。
【図5】変形形態1にかかるパルス燃焼装置のうち、変
更体を排気管に挿入した状態を示す説明図である。
【図6】実施形態3にかかるパルス燃焼装置のうち、排
気管と気体噴射装置およびこれを移動させる移動装置等
との関係を示す説明図である。
【図7】実施形態4にかかるパルス燃焼装置のうち、排
気管と気体噴射装置および噴射する気体の圧力を変化さ
せるレギュレータ等との関係を示す説明図である。
【図8】実施形態5にかかるパルス燃焼装置の概要を示
す説明図である。
【図9】実施形態5にかかるパルス燃焼装置のうち、排
気管と板状の変更体およびこれを回動させる回動クラン
クとの関係を示す説明図である。
【図10】変形形態2にかかるパルス燃焼装置のうち、
排気管と板状の変更体およびこれを回動させる回動クラ
ンクとの関係を示す説明図である。
【図11】変形形態3にかかるパルス燃焼装置のうち、
(a)は排気管と板状の変更体およびこれを回動させる
回動クランクとの関係を示す説明図、(b)は板状の変
更体および回動クランクの要部の斜視図である。
【図12】実施形態6にかかるパルス燃焼装置の概要を
示す説明図である。
【図13】実施形態7にかかるパルス燃焼装置の概要を
示す説明図である。
【図14】実施形態8にかかるパルス燃焼装置の概要を
示す説明図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70,80,9
0,100,110パルス燃焼装置 11,21,91,111 燃焼室 14B,14C,14D,24,94,104,114
A,114B,114C,114D 排気管 14BD,14CD,14DD,24D,114AD,
114BD,114CD,114DD 排気口 114B 蛇腹部 17B,17C,17D バタフライバルブ 18B,18C,18D バルブ回動クランク 27,37 変更体 27A 変更体本体 27AF 先端部 27B 保持フィン 28 変更体移動装置(変更体移動手段) 47,57 気体噴射装置 48 移動装置(気体噴射装置移動手段) 58 レギュレータ(圧力変更手段) 67,77,87 板状の変更体 68,78,88 回動クランク(変更体回動手段) 19,29,49,49,69,79,89 排気断面
積変更装置(排気断面積変更手段、変更手段) 97 管移動機構 99 管移動装置(管移動手段、管長変更手段、変更手
段) 107 蛇腹部長さ変更機構 109 蛇腹部長さ変更装置(蛇腹部長さ変更手段、管
長変更手段、変更手段) 117A,117B,117C,117D バタフライ
バルブ 118A,118B,118C,118D バルブ回動
クランク 119 開閉排気管切替装置(開閉排気管切替手段,管
長変更手段、変更手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼室と、 この燃焼室に接続された一または複数の排気管と、 上記排気管の管長、及び、 上記排気管の排気断面積または排気断面積の和、 の少なくともいずれかを変更する変更手段と、を有する
    パルス燃焼装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のパルス燃焼装置であっ
    て、 前記変更手段は、前記排気管の排気断面積または排気断
    面積の和を変更する排気断面積変更手段であるパルス燃
    焼装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のパルス燃焼装置であっ
    て、 前記排気管を複数有し、 前記排気断面積変更手段は、上記複数の排気管のうち少
    なくともいずれかの排気管について、開放・閉塞を切替
    える排気管開閉手段であるパルス燃焼装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のパルス燃焼装置であっ
    て、 前記排気断面積変更手段は、 排気流路の上流方向に向かって先細となる先端部を備
    え、前記一の排気管または複数の排気管のうち少なくと
    もいずれかの排気管について、排気口から上記排気管内
    に挿入して、または排気口に近づけて、上記排気口近傍
    における排気流路の実効的な断面積を減少させる変更体
    と、 上記変更体を上記排気口近傍における排気流路の実効的
    な断面積を減少させる方向、及び上記変更体を上記排気
    口近傍における排気流路の実効的な断面積を増加させる
    方向の少なくともいずれかの方向に上記変更体を移動さ
    せる変更体移動手段と、を備えるパルス燃焼装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載のパルス燃焼装置であっ
    て、 前記排気断面積変更手段は、 気体を噴射する気体噴射装置であって、前記一の排気管
    または複数の排気管のうち少なくともいずれかの排気管
    について、排気口から上記排気管内に配置されまたは上
    記排気口に近づけて配置され、前記排気流路の上流側に
    向かって気体を噴射する気体噴射装置と、 上記気体噴射装置を上記排気口から上記排気管内に挿入
    する方向、及び上記気体噴射装置を上記排気管内から抜
    出する方向の少なくともいずれかの方向に、または上記
    気体噴射装置を上記排気口に近づける方向、及び上記気
    体噴射装置を上記排気口から遠ざける方向の少なくとも
    いずれかの方向に、上記気体噴射装置を移動させる気体
    噴射装置移動手段と、を備えるパルス燃焼装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載のパルス燃焼装置であっ
    て、 前記排気断面積変更手段は、 気体を噴射する気体噴射装置であって、前記一の排気管
    または複数の排気管のうち少なくともいずれかの排気管
    について、上記排気管内に配置されまたは上記排気口に
    近づけて配置され、前記排気流路の上流側に向かって気
    体を噴射する気体噴射装置と、 上記気体噴射装置から噴射する上記気体の噴射圧力を変
    化させる圧力変化手段と、を備えるパルス燃焼装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載のパルス燃焼装置であっ
    て、 前記変更手段は、前記排気管の管長を変更する管長変更
    手段であるパルス燃焼装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のパルス燃焼装置であっ
    て、 前記排気管は、互いに管長の異なる複数の排気管を含
    み、 前記管長変更手段は、上記管長の異なる複数の排気管の
    うちから選択したいずれかの排気管を開放すると共に、
    上記開放した排気管と異なる管長の排気管をいずれも閉
    塞して、開放する排気管と閉塞する排気管とを切り替え
    る開閉排気管切替手段であるパルス燃焼装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127890A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 General Electric Co <Ge> 燃料希薄入口領域を備えたパルスデトネーションシステム
EP3173387A1 (de) * 2015-11-26 2017-05-31 DENNERT PORAVER GmbH Verfahren und anlage zur herstellung von mono- oder multizellulär expandierten partikeln aus einem glasartigen oder keramischen material

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