JP2002238184A - エンジン発電機による無停電発電装置 - Google Patents
エンジン発電機による無停電発電装置Info
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- Y02T10/166—
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ等の負荷機器に対して、停電時
等、供給電力をバックアップする無停電発電装置のコン
パクト化を図ることを課題とする。 【解決手段】 無停電発電装置1の非常用発電機3は複
数の電機子巻線20a・20a・・・20bを備え、一
方の電機子巻線20bの出力側にAVR9を装着し、他
方の電機子巻線20a・20a・・・の出力側にはイン
バータ6a・6a・・・を接続する。外部商用電力系統
u1・o1・v1と、インバータ6a・6a・・・から
の発電電力系統u2・v2とを接続し、両系統u1・o
1・v1、u2・v2の電力を単相負荷24・24・2
4へ送電可能とする。また、非常用発電機3にはバッテ
リ電源11が付設され、停電時、該バッテリ電源11で
非常用発電機3を起動するとともに、該バッテリ電源1
1からの電力を単相負荷24・24・24へ供給する。
等、供給電力をバックアップする無停電発電装置のコン
パクト化を図ることを課題とする。 【解決手段】 無停電発電装置1の非常用発電機3は複
数の電機子巻線20a・20a・・・20bを備え、一
方の電機子巻線20bの出力側にAVR9を装着し、他
方の電機子巻線20a・20a・・・の出力側にはイン
バータ6a・6a・・・を接続する。外部商用電力系統
u1・o1・v1と、インバータ6a・6a・・・から
の発電電力系統u2・v2とを接続し、両系統u1・o
1・v1、u2・v2の電力を単相負荷24・24・2
4へ送電可能とする。また、非常用発電機3にはバッテ
リ電源11が付設され、停電時、該バッテリ電源11で
非常用発電機3を起動するとともに、該バッテリ電源1
1からの電力を単相負荷24・24・24へ供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
負荷機器に対して、停電等で電力会社からの電力供給の
停止時に、供給電力をバックアップして、切れ目なく給
電する無停電発電装置に関する。
負荷機器に対して、停電等で電力会社からの電力供給の
停止時に、供給電力をバックアップして、切れ目なく給
電する無停電発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報化杜会の発展に伴い、オフィスや病
院等には、コンピュータや情報通信機器等の負荷機器の
導入は不可欠で、該負荷機器が使用中に突然ダウンする
と、そのデータが消失してしまう等のトラブルが発生
し、そこで、これらの負荷機器のバックアップ電源とし
て、従来、建物の地下等の電気室内に無停電電源装置
(以下、UPS)が配備されていた。該UPSは、停電
等で電力会社からの電力供給が停止した場合に作動し、
非常用発電機を立ち上げるまでの間、該負荷機器に対し
て連続的に電力を供給していた。また、前記UPSに
は、専用の非常用発電機が付設され、災害等、停電が長
時間に及ぶときには、該非常用発電機を立ち上げて、該
UPSを充電しつつ、負荷機器へ給電していた。
院等には、コンピュータや情報通信機器等の負荷機器の
導入は不可欠で、該負荷機器が使用中に突然ダウンする
と、そのデータが消失してしまう等のトラブルが発生
し、そこで、これらの負荷機器のバックアップ電源とし
て、従来、建物の地下等の電気室内に無停電電源装置
(以下、UPS)が配備されていた。該UPSは、停電
等で電力会社からの電力供給が停止した場合に作動し、
非常用発電機を立ち上げるまでの間、該負荷機器に対し
て連続的に電力を供給していた。また、前記UPSに
は、専用の非常用発電機が付設され、災害等、停電が長
時間に及ぶときには、該非常用発電機を立ち上げて、該
UPSを充電しつつ、負荷機器へ給電していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気室
内におけるスペースには限りがあり、UPSの他、非常
用発電機を設置するとなると、その有効スペースが減少
してしまい、望ましくは、高電圧の給電線が敷設される
電気室内は、その通路等メンテナンス用のスペースを広
く確保し、安全を図りたい。また、UPSの容量や、種
類によっては、その入力電源が単相、又は三相に分か
れ、このため非常用発電機も、その電機子巻線が、単相
巻線となる単相機、又は、三相巻の三相機のどちらか一
方を選択して設置しなければならなかった。
内におけるスペースには限りがあり、UPSの他、非常
用発電機を設置するとなると、その有効スペースが減少
してしまい、望ましくは、高電圧の給電線が敷設される
電気室内は、その通路等メンテナンス用のスペースを広
く確保し、安全を図りたい。また、UPSの容量や、種
類によっては、その入力電源が単相、又は三相に分か
れ、このため非常用発電機も、その電機子巻線が、単相
巻線となる単相機、又は、三相巻の三相機のどちらか一
方を選択して設置しなければならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。すなわち、請求項1に記載の如く、内
燃機関により自家発電する発電機において、該発電機は
複数の電機子巻線を備え、一方の電機子巻線の出力側に
自動電圧調整装置を装着し、他方の電機子巻線の出力側
にはインバータを接続する。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。すなわち、請求項1に記載の如く、内
燃機関により自家発電する発電機において、該発電機は
複数の電機子巻線を備え、一方の電機子巻線の出力側に
自動電圧調整装置を装着し、他方の電機子巻線の出力側
にはインバータを接続する。
【0005】また、請求項2記載の如く、前記インバー
タからの出力送電系統と、外部商用電源からの送電系統
とを接続し、負荷機器に対し、両系統からの給電を可能
にする。
タからの出力送電系統と、外部商用電源からの送電系統
とを接続し、負荷機器に対し、両系統からの給電を可能
にする。
【0006】そして、請求項3記載の如く、内燃機関に
より自家発電する発電機において、該発電機のインバー
タのバックアップ電源と、発電機のエンジン始動用の電
源とを、共通の電源で構成する。
より自家発電する発電機において、該発電機のインバー
タのバックアップ電源と、発電機のエンジン始動用の電
源とを、共通の電源で構成する。
【0007】また、請求項4記載の如く、内燃機関によ
り自家発電する発電機において、該発電機にバックアッ
プ電源を付設し、発電機が始動するまでの間、負荷に対
して該バックアップ電源からの電力を交流変換して出力
する。
り自家発電する発電機において、該発電機にバックアッ
プ電源を付設し、発電機が始動するまでの間、負荷に対
して該バックアップ電源からの電力を交流変換して出力
する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る無停電発電
装置1の回路図であり、該無停電発電装置1はオフィス
や病院等、その建物の地下等の電気室内に配備され、災
害・停電等によって外部商用電源40からの電力供給が
遮断された場合、即座にバッテリ電源11から給電して
バックアップを行い、コンピュータ等の単相負荷24・
24・24に対して、連続的に電力を供給する。前記無
停電発電装置1は、主として原動機2、非常用発電機
3、バッテリ電源11、システムコントローラ5等から
構成されている。
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る無停電発電
装置1の回路図であり、該無停電発電装置1はオフィス
や病院等、その建物の地下等の電気室内に配備され、災
害・停電等によって外部商用電源40からの電力供給が
遮断された場合、即座にバッテリ電源11から給電して
バックアップを行い、コンピュータ等の単相負荷24・
24・24に対して、連続的に電力を供給する。前記無
停電発電装置1は、主として原動機2、非常用発電機
3、バッテリ電源11、システムコントローラ5等から
構成されている。
【0009】非常用発電機3は、原動機2の駆動シャフ
トにつながる回転軸12に、直流電源で励磁される界磁
巻線を有する回転子(図示略)を備え、固定子(図示
略)に備えた電機子から、三相出力を取り出す構成とし
ている。発電機3には、電機子として電機子巻線20a
・20a・・・20bが備えられており、電機子は三相
電力を出力する複数巻線としている。電機子巻線20a
・20a・・・20bの配置は、分巻型、タンデム型の
いずれの配置でも良い。
トにつながる回転軸12に、直流電源で励磁される界磁
巻線を有する回転子(図示略)を備え、固定子(図示
略)に備えた電機子から、三相出力を取り出す構成とし
ている。発電機3には、電機子として電機子巻線20a
・20a・・・20bが備えられており、電機子は三相
電力を出力する複数巻線としている。電機子巻線20a
・20a・・・20bの配置は、分巻型、タンデム型の
いずれの配置でも良い。
【0010】そして、前記界磁巻線(回転子)の回転に
より電磁誘導を発生させ、電機子巻線20a・20a・
・・20bにそれぞれ電圧が生じるようにしている。該
電機子巻線20a・20a・・・20bには、3つの出
力端子が設けられており、該電機子巻線20a・20a
・・・20bより三相電力が出力される。尚、非常用発
電機3では、回転子に界磁巻線を備え、固定子に電機子
を備える構成(回転界磁型)としたが、回転子に電機子
を備え、固定子に界磁巻線を備える構成(回転電機子
型)としてもよい。
より電磁誘導を発生させ、電機子巻線20a・20a・
・・20bにそれぞれ電圧が生じるようにしている。該
電機子巻線20a・20a・・・20bには、3つの出
力端子が設けられており、該電機子巻線20a・20a
・・・20bより三相電力が出力される。尚、非常用発
電機3では、回転子に界磁巻線を備え、固定子に電機子
を備える構成(回転界磁型)としたが、回転子に電機子
を備え、固定子に界磁巻線を備える構成(回転電機子
型)としてもよい。
【0011】非常用発電機3には自動電圧調整装置(以
下、AVR)9が備えられており、前記界磁巻線への供
給電力を制御するようにしている。該AVR9は、界磁
巻線によって励磁される磁場の大きさを調節して、電機
子巻線20a・20a・・・20bから出力される電圧
値を一定とする。
下、AVR)9が備えられており、前記界磁巻線への供
給電力を制御するようにしている。該AVR9は、界磁
巻線によって励磁される磁場の大きさを調節して、電機
子巻線20a・20a・・・20bから出力される電圧
値を一定とする。
【0012】非常用発電機3からの三相出力30a・3
0a・・・は、ダイオード21a・21a・・・、及び
コンデンサ22a・22a・・・により整流・平滑さ
れ、インバータ6a・6a・・・の直流入力部に接続さ
れる。そして、該インバータ6a・6a・・・の出力側
には、発電電力系統u2・v2が接続される。
0a・・・は、ダイオード21a・21a・・・、及び
コンデンサ22a・22a・・・により整流・平滑さ
れ、インバータ6a・6a・・・の直流入力部に接続さ
れる。そして、該インバータ6a・6a・・・の出力側
には、発電電力系統u2・v2が接続される。
【0013】上記非常用発電機3の三相出力30a・3
0a・・・からの出力線の一つには、コンデンサ22a
とインバータ6aとの間で、バッテリ電源11と、単相
三線の商用電力系統u1・v1からの送電系統u4・v
4とが並列に接続される。
0a・・・からの出力線の一つには、コンデンサ22a
とインバータ6aとの間で、バッテリ電源11と、単相
三線の商用電力系統u1・v1からの送電系統u4・v
4とが並列に接続される。
【0014】また、送電系統u4・v4には交流−直流
変換器13が介設され、常時、商用電力系統u1・v1
からの電力が交流−直流変換器13、インバータ6aを
介して単相負荷24・24・24へ出力されている。
変換器13が介設され、常時、商用電力系統u1・v1
からの電力が交流−直流変換器13、インバータ6aを
介して単相負荷24・24・24へ出力されている。
【0015】一方、非常用発電機3からの三相出力30
bは、前記AVR9を介して後述する発電電力系統U2
・V2・W2へ接続される。
bは、前記AVR9を介して後述する発電電力系統U2
・V2・W2へ接続される。
【0016】以上に述べた無停電発電装置1の主構成要
素である原動機2、非常用発電機3、インバータ6a・
6a・・・、ラジエータファン7、バッテリ電源11
は、システムコントローラ5によりその制御が行われ
る。さらに、該システムコントローラ5の動作状態を表
示・変更等を行う操作表示器28、及び遠隔操作表示器
29により、無停電発電装置1の管理を行うように構成
されている。
素である原動機2、非常用発電機3、インバータ6a・
6a・・・、ラジエータファン7、バッテリ電源11
は、システムコントローラ5によりその制御が行われ
る。さらに、該システムコントローラ5の動作状態を表
示・変更等を行う操作表示器28、及び遠隔操作表示器
29により、無停電発電装置1の管理を行うように構成
されている。
【0017】そうして、電気室内へは外部商用電源40
からの単相三線200Vの商用電力系統u1・o1・v
1が引かれ、該単相三線の商用電力系統u1・v1(U
相、V相)に、無停電発電装置1からの発電電力系統u
2・v2が並列に接続される。以上の商用電力系統u1
・o1・v1、及び、発電電力系統u2・v2が、送電
系統u3・o3・v3を介して単相負荷24・24・2
4へ接続されている。
からの単相三線200Vの商用電力系統u1・o1・v
1が引かれ、該単相三線の商用電力系統u1・v1(U
相、V相)に、無停電発電装置1からの発電電力系統u
2・v2が並列に接続される。以上の商用電力系統u1
・o1・v1、及び、発電電力系統u2・v2が、送電
系統u3・o3・v3を介して単相負荷24・24・2
4へ接続されている。
【0018】このような構成で、単相負荷24・24・
24へは、商用電力系統u1・o1・v1、若しくは、
バッテリ電源11、又は非常用発電機3からの発電電力
系統u2・v2から給電が行われる。
24へは、商用電力系統u1・o1・v1、若しくは、
バッテリ電源11、又は非常用発電機3からの発電電力
系統u2・v2から給電が行われる。
【0019】さらに、電気室内へは外部商用電源41か
らの三相三線200Vの商用電力系統U1・V1・W1
が引かれており、該商用電力系統U1・V1・W1、及
び、発電機システム1からの発電電力系統U2・V2・
W2とを電源切換器8の入力側へ接続し、該電源切換器
8の出力側には三相負荷25・25への送電系統を接続
する。尚、ポンプ等、三相負荷25・25に対しては、
特に瞬断を防止しなくてもよいため、前記電源切換器8
は簡易な構成のものでよい。
らの三相三線200Vの商用電力系統U1・V1・W1
が引かれており、該商用電力系統U1・V1・W1、及
び、発電機システム1からの発電電力系統U2・V2・
W2とを電源切換器8の入力側へ接続し、該電源切換器
8の出力側には三相負荷25・25への送電系統を接続
する。尚、ポンプ等、三相負荷25・25に対しては、
特に瞬断を防止しなくてもよいため、前記電源切換器8
は簡易な構成のものでよい。
【0020】こうして、停電等の非常時には、三相負荷
25・25への電力供給は、電源切換器8によって、商
用電力系統U1・V1・W1から発電電力系統U2・V
2・W2へと切り換えられる。
25・25への電力供給は、電源切換器8によって、商
用電力系統U1・V1・W1から発電電力系統U2・V
2・W2へと切り換えられる。
【0021】次に、図2に示す無停電発電装置1の起動
に係るフローチャートを参照しながら、停電等、非常時
における、コンピュータ等の単相負荷24・24・24
への電力供給を説明する。
に係るフローチャートを参照しながら、停電等、非常時
における、コンピュータ等の単相負荷24・24・24
への電力供給を説明する。
【0022】停電等により外部商用電源40からの電力
供給が遮断されると(ステップS1)、図示せぬ保護継
電器により検出され、これにより即座にバッテリ電源1
1からインバータ6aへ給電されて、瞬断することなく
単相負荷24・24・24への供給電力をバックアップ
する(ステップS2)。バッテリ電源11からの直流電
力は、インバータ6aにより交流電力に変換された後、
単相負荷24・24・24へ供給され、尚、このとき、
ポンプ等、特に瞬断を防止しなくてもよい三相負荷25
・25については、商用電源41からの電力供給が遮断
されて一時停電することとなり、ここで、電源切換器8
が発電電力系統U2・V2・W2側へ切り換えられる。
供給が遮断されると(ステップS1)、図示せぬ保護継
電器により検出され、これにより即座にバッテリ電源1
1からインバータ6aへ給電されて、瞬断することなく
単相負荷24・24・24への供給電力をバックアップ
する(ステップS2)。バッテリ電源11からの直流電
力は、インバータ6aにより交流電力に変換された後、
単相負荷24・24・24へ供給され、尚、このとき、
ポンプ等、特に瞬断を防止しなくてもよい三相負荷25
・25については、商用電源41からの電力供給が遮断
されて一時停電することとなり、ここで、電源切換器8
が発電電力系統U2・V2・W2側へ切り換えられる。
【0023】また、このとき同時にバッテリ電源11か
らの直流電力によって原動機2のスタータ10が触発さ
れ、原動機2を起動して、非常用発電機3を立ち上げる
(ステップS3)。また、ラジエータファン7が起動し
て原動機2を冷却し、こうして非常用発電機3からの発
電電力が単相負荷24・24・24、及び三相負荷25
・25へ供給され始めると、前記システムコントローラ
5からの制御信号により前記バッテリ電源11からの放
電が停止し、該発電電力により該バッテリ電源11は充
電され始める(ステップS4)。
らの直流電力によって原動機2のスタータ10が触発さ
れ、原動機2を起動して、非常用発電機3を立ち上げる
(ステップS3)。また、ラジエータファン7が起動し
て原動機2を冷却し、こうして非常用発電機3からの発
電電力が単相負荷24・24・24、及び三相負荷25
・25へ供給され始めると、前記システムコントローラ
5からの制御信号により前記バッテリ電源11からの放
電が停止し、該発電電力により該バッテリ電源11は充
電され始める(ステップS4)。
【0024】そうして、外部商用電源40からの電力供
給の遮断が復旧すると(ステップS5)、単相負荷24
・24・24、及び三相負荷25・25・25へは商用
電力が再び供給されることとなり、ここで、前記システ
ムコントローラ5から非常用発電機3へ制御信号が出力
されて、該非常用発電機3の運転が停止される(ステッ
プS6)。
給の遮断が復旧すると(ステップS5)、単相負荷24
・24・24、及び三相負荷25・25・25へは商用
電力が再び供給されることとなり、ここで、前記システ
ムコントローラ5から非常用発電機3へ制御信号が出力
されて、該非常用発電機3の運転が停止される(ステッ
プS6)。
【0025】以上、本発明の実施の形態であり、このよ
うな無停電発電装置1は、特に、コンピュータ等、停電
等が好ましくない単相負荷24・24・24にあっては
有効で、常時、安定して給電を行うことができ、信頼性
の向上を図ることができる。
うな無停電発電装置1は、特に、コンピュータ等、停電
等が好ましくない単相負荷24・24・24にあっては
有効で、常時、安定して給電を行うことができ、信頼性
の向上を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。すなわち、請求項1のよ
うに、内燃機関により自家発電する発電機において、該
発電機は複数の電機子巻線を備え、一方の電機子巻線の
出力側に自動電圧調整装置を装着し、他方の電機子巻線
の出力側にはインバータを接続することで、1台の発電
機で単相負荷、並びに三相負荷へ発電機出力を給電する
ことができ、汎用性が向上する。前者の単相負荷、特
に、コンピュータ等、瞬断が好ましくない単相負荷にあ
っては、無停電で給電が行え、信頼性の向上が図れる。
一方、ポンプ等、後者の三相負荷に対しては、発電電力
を直接、出力することができ、三相インバータ等の機器
が不要となって、コストの削減を図ることができる。
ような効果を奏するのである。すなわち、請求項1のよ
うに、内燃機関により自家発電する発電機において、該
発電機は複数の電機子巻線を備え、一方の電機子巻線の
出力側に自動電圧調整装置を装着し、他方の電機子巻線
の出力側にはインバータを接続することで、1台の発電
機で単相負荷、並びに三相負荷へ発電機出力を給電する
ことができ、汎用性が向上する。前者の単相負荷、特
に、コンピュータ等、瞬断が好ましくない単相負荷にあ
っては、無停電で給電が行え、信頼性の向上が図れる。
一方、ポンプ等、後者の三相負荷に対しては、発電電力
を直接、出力することができ、三相インバータ等の機器
が不要となって、コストの削減を図ることができる。
【0027】また、請求項2のように、前記インバータ
からの出力送電系統と、外部商用電源からの送電系統と
を接続し、コンピュータ等、瞬断が好ましくない負荷機
器に対し、両系統からの給電を可能にすることで、無停
電で給電が行え、信頼性の向上を図ることができる。
からの出力送電系統と、外部商用電源からの送電系統と
を接続し、コンピュータ等、瞬断が好ましくない負荷機
器に対し、両系統からの給電を可能にすることで、無停
電で給電が行え、信頼性の向上を図ることができる。
【0028】そして、請求項3のように、内燃機関によ
り自家発電する発電機において、該発電機のインバータ
のバックアップ電源と、発電機のエンジン始動用の電源
とを、共通の電源で構成することで、部品点数が減ら
せ、また、該バックアップ電源は発電機に内設するた
め、従来、発電機とは別に設けていた大容量のバッテリ
が不要となり、コストの削減を図ることができる。
り自家発電する発電機において、該発電機のインバータ
のバックアップ電源と、発電機のエンジン始動用の電源
とを、共通の電源で構成することで、部品点数が減ら
せ、また、該バックアップ電源は発電機に内設するた
め、従来、発電機とは別に設けていた大容量のバッテリ
が不要となり、コストの削減を図ることができる。
【0029】また、請求項4のように、内燃機関により
自家発電する発電機において、該発電機にバックアップ
電源を付設し、発電機が始動するまでの間、負荷に対し
て該バックアップ電源からの電力を交流変換して出力す
ることで、従来、発電機とは別に設けていた大容量のバ
ッテリが不要となり、該バックアップ電源と発電機とを
連動連係させることで、長時間の停電に対しても、瞬断
することなく負荷機器へ給電でき、信頼性が向上する。
自家発電する発電機において、該発電機にバックアップ
電源を付設し、発電機が始動するまでの間、負荷に対し
て該バックアップ電源からの電力を交流変換して出力す
ることで、従来、発電機とは別に設けていた大容量のバ
ッテリが不要となり、該バックアップ電源と発電機とを
連動連係させることで、長時間の停電に対しても、瞬断
することなく負荷機器へ給電でき、信頼性が向上する。
【図1】本発明に係る無停電発電装置1の回路図。
【図2】無停電発電装置1の起動に係るフローチャー
ト。
ト。
1 発電機システム 3 非常用発電機 6a インバータ 9 自動電圧調整装置 11 バッテリ電源 20a・20b 電機子巻線 21a ダイオード 22a コンデンサ 24 単相負荷 25 三相負荷 30a・30b 三相出力 40 外部商用電源(単相三線) 41 外部商用電源(三相三線) u1・o1・v1 商用電力系統 u2・v2 発電電力系統 u3・o3・v3 送電系統 u4・v4 送電系統 U1・V1・W1 商用電力系統 U2・V2・W2 発電電力系統
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関により自家発電する発電機にお
いて、該発電機は複数の電機子巻線を備え、一方の電機
子巻線の出力側に自動電圧調整装置を装着し、他方の電
機子巻線の出力側にはインバータを接続したことを特徴
とするエンジン発電機による無停電発電装置。 - 【請求項2】 前記インバータからの出力送電系統と、
外部商用電源からの送電系統とを接続し、負荷機器に対
し、両系統からの給電を可能にしたことを特徴とする請
求項1記載のエンジン発電機による無停電発電装置。 - 【請求項3】 内燃機関により自家発電する発電機にお
いて、該発電機のインバータのバックアップ電源と、発
電機のエンジン始動用の電源とを、共通の電源で構成し
たことを特徴とするエンジン発電機による無停電発電装
置。 - 【請求項4】 内燃機関により自家発電する発電機にお
いて、該発電機にバックアップ電源を付設し、発電機が
始動するまでの間、負荷に対して該バックアップ電源か
らの電力を交流変換して出力することを特徴とするエン
ジン発電機による無停電発電装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035242A JP2002238184A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | エンジン発電機による無停電発電装置 |
PCT/JP2002/001052 WO2002065620A1 (fr) | 2001-02-13 | 2002-02-07 | Systeme d'energie electrique muni d'une generatrice entrainee par moteur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001035242A JP2002238184A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | エンジン発電機による無停電発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002238184A true JP2002238184A (ja) | 2002-08-23 |
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ID=18898714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001035242A Pending JP2002238184A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | エンジン発電機による無停電発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002238184A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US11539216B2 (en) | 2021-03-15 | 2022-12-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Voltage control inverter, power source apparatus, energy control system, and voltage control method |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035242A patent/JP2002238184A/ja active Pending
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