JP2002238162A - 分散電源用発電機の出力方法 - Google Patents
分散電源用発電機の出力方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関により自家発電する分散電源用発電
機において、その電力消費機器(負荷)への出力方法を
改良する。 【解決手段】 同期発電機3に複数の電機子巻線20a
・20a・・・を設け、一方の電機子巻線20aの出力
側に自動電圧調整装置9を装着して定電圧に調整し、そ
の出力である発電電力系統U2・V2・W2、又は、外
部商用電力系統U1・V1・W1の何れか一方に切り換
えて三相負荷25・25へ給電し、また、他方の電機子
巻線20a・20a・・・の出力側にはダイオード21
a・21a・・・、コンデンサ22a・22a・・・、
及びインバータ6a・6a・・・・・・を接続して、そ
の三相出力を整流・平滑した後、交流変換し、その出力
である発電電力系統u2・v2と、外部商用電力系統u
1・o1・v1とを系統連係させて、単相負荷24・2
4・24に給電する。
機において、その電力消費機器(負荷)への出力方法を
改良する。 【解決手段】 同期発電機3に複数の電機子巻線20a
・20a・・・を設け、一方の電機子巻線20aの出力
側に自動電圧調整装置9を装着して定電圧に調整し、そ
の出力である発電電力系統U2・V2・W2、又は、外
部商用電力系統U1・V1・W1の何れか一方に切り換
えて三相負荷25・25へ給電し、また、他方の電機子
巻線20a・20a・・・の出力側にはダイオード21
a・21a・・・、コンデンサ22a・22a・・・、
及びインバータ6a・6a・・・・・・を接続して、そ
の三相出力を整流・平滑した後、交流変換し、その出力
である発電電力系統u2・v2と、外部商用電力系統u
1・o1・v1とを系統連係させて、単相負荷24・2
4・24に給電する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関により自
家発電する分散電源用発電機に関し、詳しくは、該分散
電源用発電機から電力消費機器(負荷)への出力方法に
関する。
家発電する分散電源用発電機に関し、詳しくは、該分散
電源用発電機から電力消費機器(負荷)への出力方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、病院や工場等においては、電力消
費機器(負荷)への送電系統に、外部商用電源の商用電
力系統と、発電機の発電電力系統とを接続し、該負荷の
需要電力を賄うとともに、発電に伴い発電機で生じる排
熱を回収し、該回収熱を利用し水の熱交換を行う、コジ
ェネレーションシステムが広く使用されるようになって
いる。
費機器(負荷)への送電系統に、外部商用電源の商用電
力系統と、発電機の発電電力系統とを接続し、該負荷の
需要電力を賄うとともに、発電に伴い発電機で生じる排
熱を回収し、該回収熱を利用し水の熱交換を行う、コジ
ェネレーションシステムが広く使用されるようになって
いる。
【0003】従来、前記負荷へは、発電機からの発電電
力と、外部商用電力とを系統連系させて給電されるか、
あるいは、発電電力、又は、外部商用電力に切り換えて
給電されていた。すなわち、前者では、発電電力を、コ
ジェネレーションシステム内部に備えたインバータによ
って、外部商用電力と合わせて需要電力になるように制
御し、発電電力系統と、該商用電力系統とを、系統連系
させた上で、負荷への給電が行われ、一方、後者では、
電源切換器の入力側に、発電電力系統と、外部商用電力
系統とが接続されて、出力側に負荷への送電系統が接続
されて、該電源切換器の切り換えにより、発電電力、又
は外部商用電力の何れか一方を負荷へ供給していた。
力と、外部商用電力とを系統連系させて給電されるか、
あるいは、発電電力、又は、外部商用電力に切り換えて
給電されていた。すなわち、前者では、発電電力を、コ
ジェネレーションシステム内部に備えたインバータによ
って、外部商用電力と合わせて需要電力になるように制
御し、発電電力系統と、該商用電力系統とを、系統連系
させた上で、負荷への給電が行われ、一方、後者では、
電源切換器の入力側に、発電電力系統と、外部商用電力
系統とが接続されて、出力側に負荷への送電系統が接続
されて、該電源切換器の切り換えにより、発電電力、又
は外部商用電力の何れか一方を負荷へ供給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記発電機
には、その電機子巻線が、単相巻線となる単相機、又
は、三相巻の三相機のどちらか一方が選択されることと
なり、前者の単相機にあっては、電源切換器を介して単
相負荷へ給電する場合、発電機の利用率を向上させるに
は、該電源切換器に対して該単相負荷を並列に接続する
必要があり、そのため電源切換器から単相負荷への配線
を細かく分割しなければならず、その設計、及び配線工
事が猥雑になるという問題点があった。また、単相負荷
にはコンピューター等のように、その電力供給を無瞬断
で行いたいものもあり、そのため、該電源切換器に、瞬
断を防止する機構を介設する必要もある。一方、後者の
三相機では、三相インバータを介して商用電力と系統連
系させるのであるが、この三相インバータには高性能の
ものが必要で、その取り付けが大掛かりとなって、コス
ト的にも給電効率においても不利であった。そして、単
相負荷と三相負荷とが並存する環境においては、単相負
荷が優先され、発電機により発生した三相交流を有効に
利用されていない。本発明では、単相機と三相機との一
長一短を鑑み、両機の特性を活かした分散電源用発電機
を提供することを課題とする。
には、その電機子巻線が、単相巻線となる単相機、又
は、三相巻の三相機のどちらか一方が選択されることと
なり、前者の単相機にあっては、電源切換器を介して単
相負荷へ給電する場合、発電機の利用率を向上させるに
は、該電源切換器に対して該単相負荷を並列に接続する
必要があり、そのため電源切換器から単相負荷への配線
を細かく分割しなければならず、その設計、及び配線工
事が猥雑になるという問題点があった。また、単相負荷
にはコンピューター等のように、その電力供給を無瞬断
で行いたいものもあり、そのため、該電源切換器に、瞬
断を防止する機構を介設する必要もある。一方、後者の
三相機では、三相インバータを介して商用電力と系統連
系させるのであるが、この三相インバータには高性能の
ものが必要で、その取り付けが大掛かりとなって、コス
ト的にも給電効率においても不利であった。そして、単
相負荷と三相負荷とが並存する環境においては、単相負
荷が優先され、発電機により発生した三相交流を有効に
利用されていない。本発明では、単相機と三相機との一
長一短を鑑み、両機の特性を活かした分散電源用発電機
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。すなわち、請求項1に記載の如く、内
燃機関により自家発電する分散電源用発電機において、
該発電機は複数の電機子巻線を備え、一方の電機子巻線
の出力側に自動電圧調整装置を装着して定電圧に調整
し、その三相出力、又は、外部商用電源からの三相出力
の何れか一方に切り換えて三相負荷へ給電し、また、他
方の電機子巻線の出力側には整流器とインバータとを接
続して、その三相出力を整流・平滑した後、交流変換
し、その出力と、外部商用電源からの出力とを系統連系
させて、負荷に給電する。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。すなわち、請求項1に記載の如く、内
燃機関により自家発電する分散電源用発電機において、
該発電機は複数の電機子巻線を備え、一方の電機子巻線
の出力側に自動電圧調整装置を装着して定電圧に調整
し、その三相出力、又は、外部商用電源からの三相出力
の何れか一方に切り換えて三相負荷へ給電し、また、他
方の電機子巻線の出力側には整流器とインバータとを接
続して、その三相出力を整流・平滑した後、交流変換
し、その出力と、外部商用電源からの出力とを系統連系
させて、負荷に給電する。
【0006】また、請求項2に記載の如く、前記一方の
電機子巻線からの送電系統と、前記外部商用電源からの
送電系統とを電源切換器に接続し、該電源切換器を切り
換えて、該一方の電機子巻線の三相出力、又は、外部商
用電源からの三相出力の何れか一方を三相負荷へ給電す
る。
電機子巻線からの送電系統と、前記外部商用電源からの
送電系統とを電源切換器に接続し、該電源切換器を切り
換えて、該一方の電機子巻線の三相出力、又は、外部商
用電源からの三相出力の何れか一方を三相負荷へ給電す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る発電機シ
ステム1の回路図であり、該発電機システム1は、例え
ば、工場や病院等、その敷地内の一廓に構設されるコジ
ェネレーションシステムに用いられている。前記発電機
システム1は、主として原動機2、同期同期発電機3、
システムコントローラ5等から構成されている。
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る発電機シ
ステム1の回路図であり、該発電機システム1は、例え
ば、工場や病院等、その敷地内の一廓に構設されるコジ
ェネレーションシステムに用いられている。前記発電機
システム1は、主として原動機2、同期同期発電機3、
システムコントローラ5等から構成されている。
【0008】原動機2付近には、ラジエータファン7が
備えられ、該ラジエータファン7からの送風により原動
機2が冷却されている。また、原動機2には、スタータ
10を備え、該スタータ10への電力供給は、後述する
送電系統u3・v3(発電電力系統u2・v2を含む)から
トランス11を介して行われている。
備えられ、該ラジエータファン7からの送風により原動
機2が冷却されている。また、原動機2には、スタータ
10を備え、該スタータ10への電力供給は、後述する
送電系統u3・v3(発電電力系統u2・v2を含む)から
トランス11を介して行われている。
【0009】同期発電機3は、原動機2の駆動シャフト
につながる回転軸12に、電機子巻線20a・20a・
・・20bを有する回転子(図示略)を備え、該電機子
巻線20a・20a・・・20bに対応する固定子(図
示略)から三相出力30a・30a・・・30bを取り
出す構成としている。
につながる回転軸12に、電機子巻線20a・20a・
・・20bを有する回転子(図示略)を備え、該電機子
巻線20a・20a・・・20bに対応する固定子(図
示略)から三相出力30a・30a・・・30bを取り
出す構成としている。
【0010】同期発電機3からの三相出力30a・30
a・・・は、ダイオード21a・21a・・・及びコン
デンサ22a・22a・・・により整流・平滑され、イ
ンバータ6a・6a・・・の直流入力部に接続される。
そして、該インバータ6a・6a・・・からは、発電電
力系統u2・v2が出力されている。一方、同期発電機
3からの三相出力30bは、自動電圧調整装置(AV
R)9により定電圧に調整され、後述する発電電力系統
U2・V2・W2へ出力されている。
a・・・は、ダイオード21a・21a・・・及びコン
デンサ22a・22a・・・により整流・平滑され、イ
ンバータ6a・6a・・・の直流入力部に接続される。
そして、該インバータ6a・6a・・・からは、発電電
力系統u2・v2が出力されている。一方、同期発電機
3からの三相出力30bは、自動電圧調整装置(AV
R)9により定電圧に調整され、後述する発電電力系統
U2・V2・W2へ出力されている。
【0011】以上に述べた発電機システム1の主構成要
素である原動機2、同期発電機3、インバータ6a・6
a・・・はシステムコントローラ5によりその制御が行
われている。さらに、該システムコントローラ5の動作
状態を表示・変更等を行う操作表示器28及び遠隔操作
表示器29により、発電機システム1のシステムの管理
を行うように構成している。
素である原動機2、同期発電機3、インバータ6a・6
a・・・はシステムコントローラ5によりその制御が行
われている。さらに、該システムコントローラ5の動作
状態を表示・変更等を行う操作表示器28及び遠隔操作
表示器29により、発電機システム1のシステムの管理
を行うように構成している。
【0012】また、敷地内へは外部商用電源40からの
単相三線200Vの商用電力系統u1・o1・v1が引
かれ、該単相三線の商用電力系統u1・o1・v1(U
相、O相、V相)に、発電機システム1からの発電電力
系統u2・o2・v2が並列に接続される。以上の商用
電力系統u1・o1・v1、及び、発電電力系統u2・
o2・v2の電力が、送電系統u3・o3・v3を通り
単相負荷24・24・24へ送電されている。
単相三線200Vの商用電力系統u1・o1・v1が引
かれ、該単相三線の商用電力系統u1・o1・v1(U
相、O相、V相)に、発電機システム1からの発電電力
系統u2・o2・v2が並列に接続される。以上の商用
電力系統u1・o1・v1、及び、発電電力系統u2・
o2・v2の電力が、送電系統u3・o3・v3を通り
単相負荷24・24・24へ送電されている。
【0013】また、商用電力系統u1・v1には、負荷
電流検出用変流器CT1・CT2が設けられている。
電流検出用変流器CT1・CT2が設けられている。
【0014】前記負荷電流検出用変流器CT1・CT2
により、商用電力系統u1・v1の電力値を、複数台備
えたインバータ6a・6a・・・のうちの一台のインバ
ータ(マスター)6aが算出する。そして、該インバー
タ(マスター)6aが、商用電力系統u1・v1の電力
値が一定とするために、単相負荷24・24・24に供
給するインバータ6a・6a・・・の合計出力を演算
し、合計出力をインバータ6a・6a・・・の台数で割
った出力を計算する。
により、商用電力系統u1・v1の電力値を、複数台備
えたインバータ6a・6a・・・のうちの一台のインバ
ータ(マスター)6aが算出する。そして、該インバー
タ(マスター)6aが、商用電力系統u1・v1の電力
値が一定とするために、単相負荷24・24・24に供
給するインバータ6a・6a・・・の合計出力を演算
し、合計出力をインバータ6a・6a・・・の台数で割
った出力を計算する。
【0015】複数台のインバータ6a・6a・・・はマ
ルチドロップ方式で通信されており、商用電力系統u1
・v1の電力値を算出するインバータ(マスター)6a
が、他のインバータ(スレイブ)6a・6a・・・へ出
力設定値を送信する。そして、該インバータ(スレイ
ブ)6a・6a・・・は、該インバータ(マスター)6
aからの出力設定値に合わせるように出力制御を行う。
ルチドロップ方式で通信されており、商用電力系統u1
・v1の電力値を算出するインバータ(マスター)6a
が、他のインバータ(スレイブ)6a・6a・・・へ出
力設定値を送信する。そして、該インバータ(スレイ
ブ)6a・6a・・・は、該インバータ(マスター)6
aからの出力設定値に合わせるように出力制御を行う。
【0016】このような構成で、単相負荷24・24・
24へは、同期発電機3からの発電電力系統u2・o2
・v2と、商用電力系統u1・o1・v1とを系統連系
させて、給電が行われる。特に、コンピュータ等、瞬断
が好ましくない単相負荷24・24・24にあっては、
この系統連系は有効で、安定して給電を行うことがで
き、信頼性の向上を図ることができる。
24へは、同期発電機3からの発電電力系統u2・o2
・v2と、商用電力系統u1・o1・v1とを系統連系
させて、給電が行われる。特に、コンピュータ等、瞬断
が好ましくない単相負荷24・24・24にあっては、
この系統連系は有効で、安定して給電を行うことがで
き、信頼性の向上を図ることができる。
【0017】さらに、敷地内へは外部商用電源41から
の三相三線200Vの商用電力系統U1・V1・W1が
引かれており、該商用電力系統U1・V1・W1、及
び、発電機システム1からの発電電力系統U2・V2・
W2とを電源切換器8の入力側へ接続し、該電源切換器
8の出力側には三相負荷25・25への送電系統を接続
する。尚、ポンプ等、三相負荷25・25に対しては、
特に瞬断を防止しなくてもよいため、前記電源切換器8
は簡易な構成のものでよい。
の三相三線200Vの商用電力系統U1・V1・W1が
引かれており、該商用電力系統U1・V1・W1、及
び、発電機システム1からの発電電力系統U2・V2・
W2とを電源切換器8の入力側へ接続し、該電源切換器
8の出力側には三相負荷25・25への送電系統を接続
する。尚、ポンプ等、三相負荷25・25に対しては、
特に瞬断を防止しなくてもよいため、前記電源切換器8
は簡易な構成のものでよい。
【0018】こうして、三相負荷25・25へは、電源
切換器8を切り換えて、商用電力系統U1・V1・W
1、又は、発電電力系統U2・V2・W2の何れか一方
の三相出力が供給される。
切換器8を切り換えて、商用電力系統U1・V1・W
1、又は、発電電力系統U2・V2・W2の何れか一方
の三相出力が供給される。
【0019】以上、本発明の実施の形態であり、このよ
うな発電機システム1では、1台の同期発電機3で単相
負荷24・24・24、並びに三相負荷25・25へ発
電電力を供給することができ、汎用性が高いものとな
る。
うな発電機システム1では、1台の同期発電機3で単相
負荷24・24・24、並びに三相負荷25・25へ発
電電力を供給することができ、汎用性が高いものとな
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。すなわち、請求項1のよ
うに、内燃機関により自家発電する分散電源用発電機に
おいて、該発電機は複数の電機子巻線を備え、一方の電
機子巻線の出力側に自動電圧調整装置を装着して定電圧
に調整し、その三相出力、又は、外部商用電源からの三
相出力の何れか一方に切り換えて三相負荷へ給電し、ま
た、他方の電機子巻線の出力側には整流器とインバータ
とを接続して、その三相出力を整流・平滑した後、交流
変換し、その出力と、外部商用電源からの出力とを系統
連系させて、負荷に給電することで、1台の発電機で単
相負荷、並びに三相負荷へ発電機出力を給電することが
でき、汎用性が向上する。前者の単相負荷、特に、コン
ピュータ等、瞬断が好ましくない単相負荷にあっては、
発電機出力と、商用電力との系統連系は有効で、安定し
て給電が行え、信頼性の向上を図ることができる。一
方、ポンプ等、後者の三相負荷に対しては、高性能のイ
ンバータや、瞬断を防止した電源切換器を使うことな
く、簡単な構成で給電でき、発電機システムの簡素化を
図ることができる。
ような効果を奏するのである。すなわち、請求項1のよ
うに、内燃機関により自家発電する分散電源用発電機に
おいて、該発電機は複数の電機子巻線を備え、一方の電
機子巻線の出力側に自動電圧調整装置を装着して定電圧
に調整し、その三相出力、又は、外部商用電源からの三
相出力の何れか一方に切り換えて三相負荷へ給電し、ま
た、他方の電機子巻線の出力側には整流器とインバータ
とを接続して、その三相出力を整流・平滑した後、交流
変換し、その出力と、外部商用電源からの出力とを系統
連系させて、負荷に給電することで、1台の発電機で単
相負荷、並びに三相負荷へ発電機出力を給電することが
でき、汎用性が向上する。前者の単相負荷、特に、コン
ピュータ等、瞬断が好ましくない単相負荷にあっては、
発電機出力と、商用電力との系統連系は有効で、安定し
て給電が行え、信頼性の向上を図ることができる。一
方、ポンプ等、後者の三相負荷に対しては、高性能のイ
ンバータや、瞬断を防止した電源切換器を使うことな
く、簡単な構成で給電でき、発電機システムの簡素化を
図ることができる。
【0021】また、請求項2のように、前記一方の電機
子巻線からの送電系統と、前記外部商用電源からの送電
系統とを電源切換器に接続し、該電源切換器を切り換え
て、該一方の電機子巻線の三相出力、又は、外部商用電
源からの三相出力の何れか一方を三相負荷へ給電するこ
とで、ポンプ等の三相負荷にあっては、特に瞬断を防止
しなくてもよいため、該電源切換器を簡易な構成のもの
とすることができ、コストの削減を図ることができる。
子巻線からの送電系統と、前記外部商用電源からの送電
系統とを電源切換器に接続し、該電源切換器を切り換え
て、該一方の電機子巻線の三相出力、又は、外部商用電
源からの三相出力の何れか一方を三相負荷へ給電するこ
とで、ポンプ等の三相負荷にあっては、特に瞬断を防止
しなくてもよいため、該電源切換器を簡易な構成のもの
とすることができ、コストの削減を図ることができる。
【図1】本発明に係る発電機システム1の回路図であ
る。
る。
1 発電機システム 3 同期発電機 6a インバータ 8 電源切換器 9 自動電圧調整装置 20a・20b 電機子巻線 21a ダイオード 22a コンデンサ 24 単相負荷 25 三相負荷 30a・30b 三相出力 40 外部商用電源(単相三線) 41 外部商用電源(三相三線) u1・o1・v1 商用電力系統 u2・v2 発電電力系統 u3・o3・v3 送電系統 U1・V1・W1 商用電力系統 U2・V2・W2 発電電力系統
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G066 HA30 HB02 HB04 5H590 AA01 AA03 CA07 CA21 CA26 CC01 CC24 CC34 CD01 CD03 CE02 CE04 DD64 EB02 FA06 FA08 HA02 HA04 HA06 HB03
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関により自家発電する分散電源用
発電機において、該発電機は複数の電機子巻線を備え、
一方の電機子巻線の出力側に自動電圧調整装置を装着し
て定電圧に調整し、その三相出力、又は、外部商用電源
からの三相出力の何れか一方に切り換えて三相負荷へ給
電し、また、他方の電機子巻線の出力側には整流器とイ
ンバータとを接続して、その三相出力を整流・平滑した
後、交流変換し、その出力と、外部商用電源からの出力
とを系統連系させて、負荷に給電することを特徴とする
分散電源用発電機の出力方法。 - 【請求項2】 前記一方の電機子巻線からの送電系統
と、前記外部商用電源からの送電系統とを電源切換器に
接続し、該電源切換器を切り換えて、該一方の電機子巻
線の三相出力、又は、外部商用電源からの三相出力の何
れか一方を三相負荷へ給電することを特徴とする請求項
1記載の分散電源用発電機の出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035241A JP2002238162A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 分散電源用発電機の出力方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001035241A JP2002238162A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 分散電源用発電機の出力方法 |
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JP2002238162A true JP2002238162A (ja) | 2002-08-23 |
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JP (1) | JP2002238162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009514490A (ja) * | 2003-07-05 | 2009-04-02 | アルストム テクノロジー リミテッド | 高速発電機用の周波数変換器 |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035241A patent/JP2002238162A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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