JP2002237169A - 情報記録管理方法および情報記録管理装置 - Google Patents

情報記録管理方法および情報記録管理装置

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JP2002237169A
JP2002237169A JP2001035163A JP2001035163A JP2002237169A JP 2002237169 A JP2002237169 A JP 2002237169A JP 2001035163 A JP2001035163 A JP 2001035163A JP 2001035163 A JP2001035163 A JP 2001035163A JP 2002237169 A JP2002237169 A JP 2002237169A
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JP2001035163A
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English (en)
Inventor
Yasushi Fujinami
靖 藤波
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のコンテンツを簡易な装置であっても、
記録および管理を容易にすることができる。 【解決手段】 ビデオ情報やオーディオ情報などのコン
テンツ情報を、複数個の記録メディアの中から選択した
ものに記録すると共に、記録したコンテンツ情報の記録
に関する情報をデータベース化して管理する。記録した
コンテンツ情報の記録に関する情報は、記録したコンテ
ンツ情報の所在情報を含む。所在情報は、少なくとも、
コンテンツ情報を記録した記録メディアの識別子と、コ
ンテンツ情報の識別子とを用いて管理する。記録メディ
アの識別子は、記録メディアから読み出した記録メディ
ア毎にユニークな情報そのもの、または、記録メディア
から読み出した記録メディア毎にユニークな情報に基づ
いたものを使用する。あるいは、記録メディアの識別子
は、記録メディアを最初に使用する際にユニークな識別
子を生成して、記録メディアに記録したものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ハード
ディスク装置等の据え置き型記憶装置や光ディスク等の
着脱可能な記録メディアなどの複数個の記録メディアを
用いて、例えば映像情報やオーディオ情報などのコンテ
ンツ情報の記録、管理を行う方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEG(Moving Pictur
e Experts Group)2ビデオ等の符号化
方式の進歩により、圧縮されたビデオ信号をデジタル記
録するシステムが増えつつある。その中で、いわゆるホ
ームサーバという分野が脚光を浴びている。
【0003】現在、ホームサーバーとして議論されてい
るものは、ビデオデッキあるいはパソコン程度の大きさ
の記録装置に、圧縮された映像コンテンツを記録すると
いうものである。ライブラリとして機能させるために、
記録装置には数百タイトル(この明細書で、1タイトル
とは、放送番組の1番組、1個の映画プログラムなどを
意味するものとする)あるいはそれ以上の数のコンテン
ツを記録できるようにするものである。
【0004】なお、この明細書でコンテンツとは、記録
メディア(記録媒体)に記録される映像や音声、文字テ
キストなどの記録内容を指し、その情報をコンテンツ情
報と呼ぶことにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のホーム
サーバ構想には、いくつかの問題点がある。
【0006】まず、第1に、必要とされている容量に対
して現行のハードディスク装置の容量がまだまだ小さい
ことである。例えばDVD(Digital Vide
oDisc)と同等のコンテンツ(4.7ギガバイト)
を数百タイトル記録するためには、数テラバイトにも及
ぶ容量が必要になる。したがって、現行あるいは数年程
度未来のハードディスク装置を使って、このシステムを
構成すると、高価で巨大な機械になってしまう。
【0007】第2に、将来、ハードディスクの記録密度
が上昇すると同時に単価が下がって、上記問題が無視で
きるようになったとしても、ホームサーバ装置が内蔵す
る容量の上限に達した場合には、内部記憶装置としての
ハードディスク装置の増設あるいは交換を行う必要があ
ることである。そして、例えば増設した場合には、記録
メディアが複数になり、記録コンテンツの管理が繁雑に
なる問題がある。また、交換した場合には、コンテンツ
情報を交換後の内部記録装置に移設する必要があり、厄
介である。
【0008】この発明は、以上の問題点を解決すること
ができる情報記録管理方法および装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明による情報記録管理方法は、コンテ
ンツ情報を、複数個の記録メディアの中から選択したも
のに記録すると共に、前記記録したコンテンツ情報の記
録に関する情報をデータベース化して管理する情報記録
管理方法であって、前記記録したコンテンツ情報の記録
に関する情報は、前記記録したコンテンツ情報の所在情
報を含み、前記所在情報は、少なくとも、前記コンテン
ツ情報を記録した記録メディアの識別子と、前記コンテ
ンツ情報の識別子とを用いて管理すると共に、前記記録
メディアの識別子は、前記記録メディアから読み出した
記録メディア毎にユニークな情報そのもの、または、前
記記録メディアから読み出した記録メディア毎にユニー
クな情報に基づいたものを使用することを特徴とする。
【0010】上述の構成の請求項1の発明によれば、デ
ータベースに記録するコンテンツ情報の記録に関する情
報には、記録したコンテンツ情報の所在情報を含むと共
に、その所在情報としては、少なくとも、コンテンツ情
報を記録した記録メディアの識別子と、コンテンツ情報
の識別子とを含むようにしたので、コンテンツ情報の記
録メディアとして、複数個の記録メディアを用いてデー
タベース管理することができる。
【0011】しかも、その場合に、記録メディアの識別
子は、前記記録メディアから読み出した記録メディア毎
にユニークな情報そのもの、または、記録メディアから
読み出した記録メディア毎にユニークな情報に基づいた
ものを使用するので、使用者が識別子を書き込んだりす
る必要がなく、使い勝手が良い。
【0012】また、請求項2の発明の情報記録管理方法
は、コンテンツ情報を、複数個の記録メディアの中から
選択したものに記録すると共に、前記記録したコンテン
ツ情報の記録に関する情報をデータベース化して管理す
る情報記録管理方法であって、前記記録したコンテンツ
情報の記録に関する情報は、前記記録したコンテンツ情
報の所在情報を含み、前記所在情報は、少なくとも、前
記コンテンツ情報を記録した記録メディアの識別子と、
前記記録メディア内で前記コンテンツ情報を識別する可
能とするためのコンテンツ識別子とを用いて管理すると
共に、前記記録メディアの識別子は、前記記録メディア
に対してユニークな識別子を生成して、当該記録メディ
アに記録したものを用いることを特徴とする。
【0013】上述の構成の請求項2の発明によれば、デ
ータベースに記録するコンテンツ情報の記録に関する情
報には、記録したコンテンツ情報の所在情報を含むと共
に、その所在情報としては、少なくとも、前記コンテン
ツ情報を記録した記録メディアの識別子と、前記コンテ
ンツ情報の識別子とを含むようにしたので、コンテンツ
情報の記録メディアとして、複数個の記録メディアを用
いてデータベース管理することができる。
【0014】しかも、その場合に、記録メディアの識別
子は、記録メディアにユニークな識別子を生成して、当
該記録メディアに記録したものを用いるので、使用者が
前記識別子を書き込んだりする必要がなく、使い勝手が
良い。
【0015】また、請求項11の発明の情報記録管理装
置は、コンテンツ情報を、複数個の記録メディアの中か
ら選択したものに記録すると共に、前記記録したコンテ
ンツ情報の記録に関する情報をデータベース化して管理
する情報記録管理装置であって、データベース用メモリ
と、前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報と
して、少なくとも、前記コンテンツ情報を記録した記録
メディアの識別子と、前記コンテンツ情報の識別子とを
含む前記記録したコンテンツ情報の所在情報を、前記デ
ータベース用メモリに書き込む手段と、前記記録メディ
アから読み出した記録メディア毎にユニークな情報その
ものを、または、前記記録メディアから読み出した記録
メディア毎にユニークな情報に基づいたものを、前記記
録メディアの識別子として生成する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0016】上述の構成の請求項11の発明の情報記録
管理装置によれば、データベース用メモリに記録するコ
ンテンツ情報の記録に関する情報には、記録したコンテ
ンツ情報の所在情報を含むと共に、その所在情報として
は、少なくとも、コンテンツ情報を記録した記録メディ
アの識別子と、コンテンツ情報の識別子とを含むように
したので、コンテンツ情報の記録メディアとして、複数
個の記録メディアを用いてデータベース管理することが
できるようになる。
【0017】しかも、その場合に、記録メディアの識別
子は、記録メディアから読み出した記録メディア毎にユ
ニークな情報そのもの、または、記録メディアから読み
出した記録メディア毎にユニークな情報に基づいたもの
を使用するので、使用者が識別子を書き込んだりする必
要がなく、使い勝手が良い。
【0018】また、請求項12の発明の情報記録管理装
置は、コンテンツ情報を、複数個の記録メディアの中か
ら選択したものに記録すると共に、前記記録したコンテ
ンツ情報の記録に関する情報をデータベース化して管理
する情報記録管理装置であって、データベース用メモリ
と、前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報と
して、少なくとも、前記コンテンツ情報を記録した記録
メディアの識別子と、前記コンテンツ情報の識別子とを
含む前記記録したコンテンツ情報の所在情報を、前記デ
ータベース用メモリに書き込む手段と、ユニークな識別
子を前記記録メディアの識別子として生成して、前記記
録メディアに記録すると共に、その記録後は、前記記録
メディアに記録された前記識別子を、前記データベース
用メモリに書き込む前記記録メディアの識別子として用
いる手段と、を備えることを特徴とする。
【0019】上述の構成の請求項12の発明によれば、
データベース用メモリに記録するコンテンツ情報の記録
に関する情報には、記録したコンテンツ情報の所在情報
を含むと共に、その所在情報としては、少なくとも、コ
ンテンツ情報を記録した記録メディアの識別子と、コン
テンツ情報の識別子とを含むようにしたので、コンテン
ツ情報の記録メディアとして、複数個の記録メディアを
用いてデータベース管理することができる。
【0020】しかも、その場合に、記録メディアの識別
子は、例えば記録メディアを最初に使用する際にユニー
クな識別子を生成して、当該記録メディアに記録したも
のを用いるので、使用者が前記識別子を書き込んだりす
る必要がなく、使い勝手が良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明による情報記録管
理方法および情報記録管理装置の実施の形態を、図面を
参照して説明する。以下に説明する実施の形態は、放送
番組を受信、視聴することができると共に、受信した放
送番組を複数個の記録メディアに記録して、ライブラリ
ーを構築することができ、使用者の指示により、そのラ
イブラリーの中から、適宜、選択して再生することがで
きるようにした場合である。
【0022】そして、この実施の形態の場合、記録メデ
ィアとしては、装置に対して着脱不能な記録メディア
(以下、固定式記憶メディアという)と、装置に対して
着脱可能な記録メディア(以下、着脱式記憶メディアと
いう)との2種類の記録メディアを用いる。そして、固
定式記録メディアの例としては、装置が内蔵する内蔵記
憶装置の例としてハードディスク装置を用い、着脱式記
録メディアの例としては、この例では、例えばDVD−
RAMなどの光ディスクを用いる。
【0023】[情報記録管理装置の第1の実施の形態の
構成]図1は、情報記録管理装置の第1の実施の形態と
してのビデオ記録再生装置1の構成を示すブロック図で
ある。この図1に示すビデオ記録再生装置1は、テレビ
放送等により供給されるビデオ信号を、圧縮された状
態、この例では、MPEG2のビットストリームの状態
で、ハードディスクまたは光ディスクに記録すると共
に、記録したコンテンツ情報に関する情報を、ライブラ
リーデータベースとして、データベース用メモリに記憶
するものである。
【0024】また、ビデオ記録再生装置1は、データベ
ース用メモリに記憶されたライブラリーデータを、テレ
ビモニター画面に表示することにより、ユーザに、再生
して視聴するコンテンツを選択させ、選択されたコンテ
ンツを光ディスクあるいはハードディスクから読み出し
て、MPEG2デコーダによりビデオ信号に復号し、テ
レビモニター画面に表示するようにするものである。以
下、図1について、詳細に説明する。
【0025】ビデオ記録再生装置1は、放送(衛星放
送、地上波放送、ケーブル等)信号が入力されるアンテ
ナ端子11と、入力された放送信号を映像・音声信号に
変換するチューナ部12と、映像・音声信号をMPEG
2のビットストリームに変換するMPEG2エンコード
部13と、MPEG2ビットストリームを映像・音声信
号に復号するMPEG2デコード部14と、ビデオスイ
ッチャ15と、ユーザインターフェースのためのビデオ
信号を発生するOSD(On Screen Disp
lay)部16と、出力端子17を備えている。
【0026】また、ビデオ記録再生装置1は、システム
全体を制御する制御部20として、CPU21と、RO
M22と、RAM23とがシステムバス24を介して互
いに接続されたマイクロコンピュータを備える。
【0027】そして、コンテンツのデータベースなどを
格納するメモリ30と、MPEG2ビットストリームを
記録するためのハードディスク装置40および光ディス
クドライブ50と、リモコン受信部60と、キー操作部
70とが、システムバス24に接続されて、設けられて
いる。
【0028】光ディスクドライブ50は、着脱式記録メ
ディアとしての光ディスク3に対する記録再生を行うた
めのものである。リモコン受信部60は、リモコン送信
部4からの、例えば赤外線のリモコン送信信号を受信す
るものである。
【0029】また、システムバス24には、チューナ部
12のMPEG2ビットストリームの出力端、MPEG
2エンコード部13の出力端、MPEG2デコード部1
4の入力端、ハードディスク装置40、光ディスクドラ
イブ50が相互に接続されており、システムバス24
は、映像・音声ビットストリームを伝送するデータバス
の役割をもする。
【0030】また、制御部20は、リモコン受信部60
やキー操作部70からのリモコン信号や操作信号をシス
テムバス24を通じて受けて、チューナ部12へのチャ
ンネル選択制御信号を生成する。制御部20は、また、
OSD部16を制御し、メモリ30に格納されているデ
ータベースの内容を表示する映像信号やユーザインター
フェースのための映像信号を発生させる。さらに、制御
部20は、ビデオスイッチャ15に制御信号を供給す
る。
【0031】チューナ部12は、図示しないが、アナロ
グ放送選局部およびアナログ放送復調部と、デジタル放
送選局部およびデジタル放送復調部とを備える。アナロ
グ放送復調部は、選局したチャンネルの映像・音声信号
を出力する。また、デジタル放送選局部は、受信信号か
ら選局したチャンネルの映像・音声のMPEG2ビット
ストリームを抽出する機能を備える。また、デジタル放
送復調部には、MPEG2デコーダが含まれ、選局した
チャンネルの映像・音声信号を出力する。
【0032】チューナ部12は、選局対象の受信信号が
アナログテレビ放送信号であった場合には、制御部20
からのチャンネル選択制御信号により指定されるチャン
ネルの放送信号を復調し、その復調した映像・音声信号
をビデオスイッチャ15に出力する。また、チューナ部
12は、アナログテレビ放送信号の受信時に、制御部2
0から記録指示があると、復調した映像・音声信号をM
PEG2エンコード部13に出力する機能を備える。M
PEG2エンコード部13は、入力された映像・音声信
号をMPEG2ビットストリームに変換して、システム
バス24に供給する。
【0033】また、チューナ部12は、選局対象の受信
信号がデジタル放送であった場合には、制御部20から
のチャンネル選択制御信号により指定されるチャンネル
の映像・音声信号を受信信号から抽出してデコードし、
ビデオスイッチャ15に出力する。また、チューナ部1
2は、デジタルテレビ放送信号の受信時に、制御部20
から記録指示があると、選局したチャンネルの映像およ
び音声のMPEG2ビットストリームをシステムバス2
4に出力する機能を持つ。
【0034】チューナ部12は、さらに、放送中に含ま
れるEPG(Electoronic Program
Guide:電子番組ガイド)や、データ放送を選り
分ける機能も持つ。これらの情報は、システムバス24
を通じて制御部20に送られる。
【0035】ビデオスイッチャ15は、制御部20から
の制御信号に応じて、チューナ部12、MPEG2デコ
ード部14およびOSD部16の三ケ所からの映像・音
声信号を切り替えたり、混合したりして、出力端子17
に出力する。
【0036】なお、この図1のビデオ記録装置の構成例
では、固定式記憶メディアとしてハードディスク装置、
着脱式記憶メディアとして光ディスクを例に説明してい
るが、その組み合わせに必然は無く、半導体メモリ等を
含めた任意の組み合わせが可能である。
【0037】次に、以上のような構成のビデオ記録再生
装置1の動作を順を追って説明する。
【0038】[選局動作(チャンネルの選択)]ユーザ
が、リモコン送信機4あるいはキー操作部70の電源ス
イッチによりビデオ記録再生装置1の電源を入れると、
その操作信号をリモコン受信部60あるいはキー操作部
70から受け取った制御部20は、ビデオ記録再生装置
1の各所を初期化した後、前回電源が切れたときに視聴
していた放送チャンネルをチューナ部12に指定すると
共に、ビデオスイッチャ15の入力をチューナ部12の
出力に切り替える。
【0039】チューナ部12はアンテナ端子11から入
力される放送信号から指定された放送チャンネルを選び
出して復調する。チューナ部12から出力された映像・
音声信号は、ビデオスイッチャ15を経て出力端子17
に到達し、テレビモニター2により、映像・音声が再生
されて、ユーザに供される。
【0040】ユーザが、リモコン送信機4あるいはキー
操作部70を操作して選局チャンネルを変更すると、リ
モコン受信部60からその操作信号を受け取った制御部
20は、ユーザの指示に従って選局チャンネルを変更
し、チューナ部12にチャンネルの変更を指示する。指
示を受け取ったチューナ部12は選局チャンネルを変更
する。変更されたチャンネルから復調された映像・音声
信号は、チューナ部12からビデオスイッチャ15、出
力端子17を経て、テレビモニター2に供給されて、映
像・音声としてユーザに供される。
【0041】このとき、設定によっては、制御部20
は、ユーザが指定したチャンネル番号あるいは識別名等
をOSD部16に知らせると共に、ビデオスイッチャ1
5にOSD部16からの出力をチューナ部12からの出
力に混合して出力するように指示する。OSD部16で
は、入力された信号を映像信号に変換し、ビデオスイッ
チャ15に出力する。ビデオスイッチャ15は、チュー
ナ部12から入力された映像信号に、OSD部16から
の映像信号を混合して出力する。
【0042】[放送信号の記録]次に、受信した放送番
組のコンテンツ情報を記録メディアに記録するときの動
作について、図2および図3のフローチャートを参照し
ながら説明する。図2およびその続きである図3の処理
ルーチンは、録画ボタンが操作されたときにスタートす
る。この図2および図3に示した処理ルーチンは、制御
部20が実行する処理の流れを示すものである。
【0043】この実施の形態では、ユーザは、録画ボタ
ンを操作する前に、ハードディスク装置40のハードデ
ィスクに記録するのか、光ディスクドライブ50に装填
される光ディスク3に記録するのかの記録メディアの種
類の選択を行なうことができる。この選択動作は、OS
D部16を使ったユーザインターフェースを用いて行う
ものであるが、ここでは、その詳細は省略する。
【0044】なお、この実施の形態においては、ユーザ
が、記録メディアの選択を行わずに、録画ボタンを操作
した場合には、デフォルトで記録メディアとしてハード
ディスク装置40が選択されたものとして記録を行うよ
うにしている。
【0045】図2に示すように、リモコン送信機4ある
いはキー操作部70の録画ボタンが操作されたことを識
別すると、まず、記録メディアの種類の判別をする(ス
テップS101)。そして、記録メディアの種類が固定
式記録メディアであって、ハードディスク装置40が選
択されたと判別したときには、図2のステップS102
以下の処理が行われる。
【0046】<ハードディスク装置への記録;図2>ス
テップS102では、受信中の放送がアナログ放送であ
るか、デジタル放送であるかを判別する。そして、アナ
ログ放送であった場合、リモコン受信部60またはキー
操作部70からの録画の指示を受け取った制御部20
は、MPEG2エンコード部13とハードディスク装置
40に記録を指令する(ステップS103)。
【0047】指令を受けたMPEG2エンコード部13
は、チューナ部12から入力される映像・音声信号をM
PEG2ビットストリームに符号化し、システムバス2
4を経由してハードディスク装置40に入力する。ハー
ドディスク装置40は入力されたMPEG2ビットスト
リームをハードディスクに記録する。
【0048】このとき、制御部20は、OSD部16に
「録画中」を知らせる映像信号の発生を指示する(ステ
ップS104)。OSD部16で発生したユーザインタ
ーフェースのための映像信号は、ビデオスイッチャ15
において、チューナ部12からの映像信号に混合されて
出力される。ユーザは、この「録画中」の表示をテレビ
モニター2の画面で見ることにより、記録動作の実行中
を確認できる。
【0049】ステップS102で、受信中の放送がデジ
タル放送であると判別された場合には、リモコン受信部
60またはキー操作部70からの録画の指示を受け取っ
た制御部20は、チューナ部12とハードディスク装置
40に記録を指令する(ステップS107)。
【0050】指令を受けたチューナ部12は、入力され
た放送信号から抽出した選局中の映像・音声のMPEG
2ビットストリームを、バス24を経由してハードディ
スク装置40に入力する。ハードディスク装置40は入
力されたMPEG2ビットストリームをハードディスク
に記録する。
【0051】このとき、制御部20は、OSD部16に
「録画中」を知らせる信号の発生を指示する(ステップ
S108)。OSD部16で発生したユーザインターフ
ェースのためのビデオ信号は、ビデオスイッチャ15に
おいて、チューナ部12からのビデオ信号に混合されて
出力される。ユーザは、この「録画中」の表示をテレビ
モニター2の画面で見ることにより、記録動作の実行中
を確認できる。
【0052】そして、ユーザがリモコン送信機4または
キー操作部70の停止ボタンを押して、録画を終了させ
た場合には、ビデオ記録再生装置1は、次のような停止
動作を行う。
【0053】すなわち、受信中の放送がアナログ放送で
ある場合には、制御部20は、リモコン受信部60また
はキー操作部70からの録画停止の操作信号を受け取っ
てそれを認識すると(ステップS105)、MPEG2
エンコード部13に符号化の停止を指示する(ステップ
S106)。
【0054】また、受信中の放送がデジタル放送である
場合には、制御部20は、録画停止を認識すると(ステ
ップS109)、チューナ部12にビットストリームの
出力の停止を指示する(ステップS110)。
【0055】そして、ステップS106およびステップ
S110の処理と共に、制御部20は、ハードディスク
装置40にビットストリームをすべて記録し終わってか
ら記録を終了するように指示する(ステップS11
1)。また、OSD部16に対して、「録画中」を知ら
せる映像信号の発生を停止することを指示する(ステッ
プS112)。
【0056】そして、制御部20は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、ハードディスク装置40が採用
している論理フォーマット(例えばFAT(File
Allocation Table)32)に従って変
換し、ハードディスク装置40に記録する(ステップS
113)。このとき、コンテンツには、コンテンツ識別
名が付加される。後に、当該記録されたコンテンツを読
み出して再生するためにアクセスする際には、このコン
テンツ識別名が使用される。
【0057】コンテンツの属性等の情報は、放送聴取中
にEPGやデータ放送の形でチューナ部12に入力され
るので、制御部20は、チューナ部12からそのコンテ
ンツの属性等を取得して、必要に応じて、RAM23に
取り込んでいる。制御部20は、このRAM23に取り
込んであるコンテンツの属性等の情報を読み出して、ハ
ードディスク装置40に記録するものである。
【0058】ここで、この実施の形態において、コンテ
ンツの属性は、タイトル(コンテンツ名)、そのコンテ
ンツの放送チャンネル、コンテンツデータの長さ(時間
やデータ量)、符号化の状態(ビットレートや1サンプ
ル当たりのビット数等)、ジャンル(映画、ドラマ、ス
ポーツなど)等である。
【0059】最後に、記録したコンテンツの所在情報
と、コンテンツ属性の情報とを、データベース用メモリ
30に、コンテンツレコードとして格納する(ステップ
S114)。
【0060】ここで、この実施の形態において、コンテ
ンツの所在情報とは、当該コンテンツが、どの種類の、
どの記録メディアに記録されたかを示す情報であり、後
述もするように、当該コンテンツのコンテンツ識別名
と、固定式の記録メディアか着脱式の記録メディアかの
記録メディア種類と、記録メディアIDとからなる。コ
ンテンツデータベースのコンテンツレコードに関しては
後述する。
【0061】なお、この場合に、記録メディアIDは、
記録メディアとしてのハードディスク装置および光ディ
スクの各々を識別するための識別子である。ハードディ
スク装置の場合には、複数台のハードディスク装置を将
来的に内蔵して用いることも想定している。
【0062】このハードディスク装置の記録メディアI
Dとしては、各ハードディスク装置に記録されている装
置に固有の情報を用いることができる。これは、ハード
ディスク装置のハードディスクから読み出すことにより
取得することができ、それをデータベース用の記録メデ
ィアIDとして用いるようにするものである。
【0063】また、ハードディスク装置の記録メディア
IDとしては、制御部20が、付与したIDを用いるこ
ともできる。すなわち、その場合には、ハードディスク
装置40に対して、制御部20は、録画記録に先立ち、
IDを付与し、それをハードディスク装置40のハード
ディスクに書き込んでおく。そして、各コンテンツのデ
ータベースデータを作成する際には、その書き込んであ
るIDを読み出して、そのハードディスク装置の記録メ
ディアIDとして使用するようにするものである。
【0064】<光ディスクへの記録;図3>ステップS
101での判別の結果、記録メディアが着脱式の光ディ
スクであると判別したときには、図3のステップS12
1以降の処理が行われる。
【0065】ステップS121では、受信中の放送がア
ナログ放送であるか、デジタル放送であるかを判別す
る。そして、アナログ放送であった場合、リモコン受信
部60またはキー操作部70からの録画の指示を受け取
った制御部20は、MPEG2エンコード部13と光デ
ィスクドライブ50に記録を指令する(ステップS12
2)。
【0066】指令を受けたMPEG2エンコード部13
は、チューナ部12から入力される映像・音声信号をM
PEG2ビットストリームに符号化し、システムバス2
4を経由して光ディスクドライブ50に入力する。光デ
ィスクドライブ50は入力されたMPEG2ビットスト
リームを、光ディスク3に記録する。
【0067】このとき、制御部20は、OSD部16に
「録画中」を知らせる映像信号の発生を指示する(ステ
ップS123)。OSD部16で発生したユーザインタ
ーフェースのための映像信号は、ビデオスイッチャ15
において、チューナ部12からの映像信号に混合されて
出力される。ユーザは、この「録画中」の表示をテレビ
モニター2の画面で見ることにより、記録動作の実行中
を確認できる。
【0068】ステップS121で、受信中の放送がデジ
タル放送であると判別された場合には、リモコン受信部
60またはキー操作部70からの録画の指示を受け取っ
た制御部20は、チューナ部12と光ディスクドライブ
50に記録を指令する(ステップS126)。
【0069】指令を受けたチューナ部12は、入力され
た放送信号から抽出した選局中の映像・音声のMPEG
2ビットストリームを、データバス24を経由して光デ
ィスクドライブ50に入力する。光ディスクドライブ5
0は入力されたMPEG2ビットストリームを記録す
る。
【0070】このとき、制御部20は、OSD部16に
「録画中」を知らせる信号の発生を指示する(ステップ
S127)。OSD部16で発生したユーザインターフ
ェースのためのビデオ信号は、ビデオスイッチャ15に
おいて、チューナ部12からのビデオ信号に混合されて
出力される。ユーザは、この「録画中」の表示をテレビ
モニター2の画面で見ることにより、記録動作の実行中
を確認できる。
【0071】そして、ユーザがリモコン送信機4または
キー操作部70の停止ボタンを押して、録画を終了させ
た場合には、ビデオ記録再生装置1は、次のような停止
動作を行う。
【0072】すなわち、受信中の放送がアナログ放送で
ある場合には、制御部20は、リモコン受信部60また
はキー操作部70からの録画停止の操作信号を受け取っ
てそれを認識すると(ステップS124)、MPEG2
エンコード部13に符号化の停止を指示する(ステップ
S125)。
【0073】また、受信中の放送がデジタル放送である
場合には、制御部20は、録画停止を認識すると(ステ
ップS128)、チューナ部12にビットストリームの
出力の停止を指示する(ステップS129)。
【0074】そして、ステップS125およびステップ
S129の処理と共に、制御部20は、光ディスクドラ
イブ50にビットストリームをすべて記録し終わってか
ら記録を終了するように指示する(ステップS13
0)。また、OSD部16に対して、「録画中」を知ら
せる映像信号の発生を停止することを指示する(ステッ
プS131)。
【0075】そして、制御部20は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、光ディスク3が採用している論
理フォーマット(例えばUDF+RTR)に従って変換
し、光ディスク3上に記録する(ステップS132)。
このとき、コンテンツには、コンテンツ識別名が付加さ
れる。後に、当該記録されたコンテンツに読み出して再
生するためにアクセスする際には、このコンテンツ識別
名が使われる。
【0076】前述と同様に、コンテンツの属性等の情報
は、放送聴取中にEPGやデータ放送の形でチューナ部
12に入力されるので、制御部20は、チューナ部12
からそのコンテンツの属性等を取得して、必要に応じ
て、RAM23に取り込んでいる。制御部20は、この
RAM23に取り込んであるコンテンツの属性等の情報
を読み出して、光ディスク3に記録するものである。
【0077】最後に、制御部20は、記録したコンテン
ツの所在情報と、コンテンツ属性の情報とを、データベ
ース用メモリ30に、コンテンツレコードとして格納す
る(ステップS133)。
【0078】光ディスク3を識別するための記録メディ
アIDは、光ディスク3上にデータとして記録されてい
る各光ディスクにユニークな識別情報を用いる。この識
別情報は、通常、光ディスク3にデータとして記録され
ているだけでなく、光ディスク3の表面にユーザが認識
できる形で印刷等によって記録されており、ユーザも認
識することができる。
【0079】なお、光ディスク3の記録メディアIDと
しては、制御部20が、付与したIDを用いることもで
きる。すなわち、その場合には、光ディスク3に対し
て、制御部20は、録画記録に先立ち、IDを付与し、
それを光ディスク3に書き込んでおく。そして、各コン
テンツのデータベースデータを作成する際には、その書
き込んであるIDを、その光ディスクの記録メディアI
Dとして使用するようにするものである。
【0080】この場合、光ディスクを初めて光ディスク
ドライブ50に装填したときに、制御部20は、生成し
た記録メディアIDをその光ディスクに記録するように
する。そのときに、録画が行われたときには、その記録
した記録メディアIDを用いてデータベースの所在情報
を生成する。当該光ディスクを一旦光ディスクドライブ
50から取り出した後、再度、装填したときには、制御
部20は、装填された光ディスクから書き込んである記
録メディアIDを読み出し、データベースの所在情報の
ために用いるようにする。
【0081】[データベースの説明]記録されたコンテ
ンツに関する情報は、メモリ30に保存されているコン
テンツデータベースに記録される。コンテンツデータベ
ースの例を図4に示す。
【0082】コンテンツデータベースには、まず、コン
テンツデータベースに登録されているコンテンツの数が
記録されており、その後に、コンテンツ毎の情報がコン
テンツの数だけ記録されている。ここでコンテンツ一つ
に対応する情報のまとまりを“レコード”と呼ぶ。な
お、この明細書においては、一つのコンテンツは、記録
開始から記録停止までに記録される情報、つまり、一つ
の記録単位を指すものとする。通常、一つのコンテンツ
は一つの放送番組などに対応するものとなる。
【0083】コンテンツデータベースのコンテンツ毎の
レコード情報は大きく二つの部分、すなわち、所在情報
(ロケーション情報)とコンテンツ属性に分類される。
所在情報は、「記録メディア種類」と「記録メディアI
D」と「コンテンツ識別名」の3つのフィールドから構
成される。
【0084】「記録メディア種類」は、記録メディアの
種類を示すフィールドである。このフィールドの値とし
ては、この例では2ビットの情報が割り当てられ、例え
ば、“00”は、記録メディアが固定式記録メディア、
この例では内蔵ハードディスク装置であることを示し、
“01”は、記録メディアが着脱式記録メディア、この
例では光ディスクであることを示す。
【0085】「記録メディアID」はコンテンツが記録
されている記録メディアを特定する識別子であり、記録
メディア毎に重複なく付けられた識別子を記述する。光
ディスク3の場合は、著作権保護の目的のためにディス
ク毎に重複のない識別子(ID)が与えられていると
し、それを流用することとする。
【0086】なお、光ディスクの記録メディアIDとし
て著作権保護目的の重複のないIDが流用できない場合
には、前述したように、制御部20がこのデータベース
のために専用の、重複のないIDを設定することも可能
である。
【0087】一方、ハードディスク装置40に関して
は、記録メディアを特定するという考え方がハードディ
スクに対しては一般的で無いため、この実施の形態で
は、制御部20が、このデータベースのために重複のな
いIDを設定するようにしている。
【0088】「コンテンツ識別名」は、該当メディア上
でコンテンツを特定するための情報である。コンテンツ
をハードディスク装置40や光ディスク3に格納する際
に付加される。これは、該当記録メディア上で重複のな
いIDである。このコンテンツ識別名としては、例え
ば、各記録メディアのおいて、記録される一つ一つのコ
ンテンツに付与される番号を用いることができる。
【0089】記録メディア毎に重複なく付加された「記
録メディアID」と、記録メディア内でコンテンツ毎に
重複なく付加された「コンテンツ識別名」を組み合わせ
て使用することにより、コンテンツデータベースに記録
されているコンテンツと記録メディア上のコンテンツを
一対一に対応させることができる。
【0090】コンテンツ属性は、コンテンツ名、記録日
時、チャンネル、コンテンツデータの長さ(時間やデー
タ量)、符号化の状態(ビットレートや1サンプル当た
りのビット数等)、解説、分類等で構成される。解説の
フィールドには、コンテンツの内容の解説などが記録さ
れる。また、分類のフィールドには、ジャンル(映画、
ドラマ、スポーツなど)などが記録される。これらのコ
ンテンツ属性の情報は、コンテンツデータベースを一覧
表示して、ソート、分類、あるいは操作のために選択す
る際に使用される。
【0091】[選択/再生]以上のようにして、複数の
コンテンツがハードディスク装置40あるいは光ディス
ク3に記録されていて、そのデータベースが生成されて
いる場合において、メモリ30のコンテンツデータベー
スを用いて、所望のコンテンツを選び出し、再生する場
合の動作を、図5〜図7のフローチャートを参照して説
明する。
【0092】ユーザがリモコン送信機4やキー操作部7
0を使用して、データベースのコンテンツ一覧表示を指
示したときに、図5〜図7のフローチャートはスタート
する。図5に示すように、コンテンツ一覧表示の指示を
受け取った制御部20は、メモリ30からコンテンツデ
ータベースを読み出し(ステップS141)、コンテン
ツ属性情報(コンテンツ名、記録日時、チャンネル、分
類(ジャンル)、あるいは記録されている記録メディア
の種類等)を使用してソート、抽出を行い、OSD部1
6に入力する(ステップS142)。
【0093】OSD部16では、入力された情報を映像
信号に変換し、ビデオスイッチャ15に入力する。ビデ
オスイッチャ15では、このOSD部16からの映像信
号が、チューナ部12あるいはMPEG2デコード部1
4の映像信号出力と混合されて出力端子17より出力さ
れる。これにより、テレビモニター2の画面には、コン
テンツデータベースに記憶されているコンテンツの一覧
が表示されるので、ユーザはその一覧によりデータベー
スの内容を確認することができる。そして、ユーザは、
このコンテンツの一覧表示を用いて、再生したいコンテ
ンツを選択指定することにより、そのコンテンツの再生
を実行することができる。
【0094】制御部20は、リモコン受信部60および
キー操作部70からのユーザの操作情報を監視して、ユ
ーザによる再生したい所定のコンテンツの選択操作が行
われたかどうかを判別し(ステップS143)、コンテ
ンツの選択操作がなされなかったと判別したときには、
表示条件の変更がなされたかどうか判別する(ステップ
S144)。表示条件の変更もなされていないと判別し
たときには、コンテンツ一覧表示の終了指示があったか
どうか判別する(ステップS145)。
【0095】コンテンツ一覧表示の終了指示があったと
判別したときには、OSD部16へのコンテンツ一覧を
表示するための表示用データのOSD部への供給を停止
し、OSD部16からのコンテンツ一覧表示のための映
像信号の出力を停止させる(ステップS146)。そし
て、このコンテンツ一覧処理ルーチンを終了する。コン
テンツ一覧表示の終了指示がなかったと判別したときに
は、コンテンツ選択操作があったかどうかの判別をする
ステップS143に戻る。
【0096】ユーザがリモコン送信機4またはキー操作
部70を通じて表示条件を変更する操作をすると、制御
部20は、ステップS144で、その変更指示を判別
し、ステップS142に戻り、その変更指示に従ってデ
ータベースのソート、抽出を変更する。その変更結果は
OSD部16により映像信号に変換され、最終的にテレ
ビモニター2によりユーザに供される。ここで云う表示
条件とは、コンテンツ名や記録日時、チャンネルによる
ソートや、特定のキーワードを含むコンテンツ名の抽出
などが考えられる。この動作は、例えばパーソナルコン
ピュータの所定のOS(Operating Syst
em)におけるファイル操作プログラムの一覧表示にお
けるソート条件変更などと同様である。
【0097】ユーザが、テレビモニター2の画面に表示
されたコンテンツ一覧を見ながらリモコン送信機4また
はキー操作部70を使用して、例えば、コンテンツ一覧
上でカーソルを移動するなど、コンテンツの選択操作を
すると、制御部20は、ステップS143でその選択操
作が行われたことを判別し、選択中の一つのコンテンツ
を、例えば反転表示やハイライト表示するなどして、そ
れが選択中であるであることを識別表示する(ステップ
S147)。
【0098】その後、ユーザがリモコン送信機4または
キー操作部70で再生ボタンを押したとすると、それが
ステップS148で判別される。リモコン受信部60ま
たはキー操作部70から再生の指示を受け取った制御部
20は、選択指定されているコンテンツを再生するため
の準備を始める。
【0099】すなわち、制御部20は、まず、選択され
たコンテンツに対するレコードをメモリ30内のコンテ
ンツデータベースから探し出す。次に、探し出したコン
テンツのレコードの所在情報の「記録メディア種類」の
フィールドを参照し、それが“00”(内蔵ハードディ
スク装置)であるか、“01”(光ディスク)であるか
を判別する(ステップS150)。
【0100】再生のために選択されたコンテンツの「記
録メディア種類」が“00”、つまり選択されたコンテ
ンツが内蔵ハードディスク装置に記録されていた場合に
は、図6のフローチャートに示すような再生動作を行
う。
【0101】制御部20は、まず、「記録メディアI
D」から内蔵ハードディスク装置を特定する(ステップ
S151)。内蔵ハードディスク装置が一台だけの場合
には、このステップS151は、単なる確認作業として
行われる。内蔵ハードディスク装置が複数ある場合に
は、複数のハードディスク装置の中から対象のコンテン
ツが記録されているハードディスク装置が特定される。
ここではハードディスク装置40にコンテンツが記録さ
れていたとする。
【0102】次に、制御部20は、ハードディスク装置
40からハードディスク装置40が採用している論理フ
ォーマット(例えばFAT32)の情報を読み出す(ス
テップS152)。次に、制御部20は、読み出した情
報から、該当コンテンツの「コンテンツ識別名」を探し
出し、ハードディスク内での配置の情報を確認し(ステ
ップS153)、ハードディスク装置40に対して該当
コンテンツ情報の出力を指示する(ステップS15
4)。
【0103】そして、制御部20は、ハードディスク装
置40から出力された該当コンテンツのビットストリー
ムは、バス24を経由してMPEG2デコード部14に
入力するように制御する(ステップS155)。MPE
G2デコード部14では、ハードディスク装置40から
読み出されたMPEG2ビットストリームをデコードし
て映像・音声信号を復号し、ビデオスイッチャ15に入
力する。
【0104】同時に、制御部20は、OSD部16に、
再生中であること、および再生中のコンテンツ名などを
知らせる信号の発生を指示すると共に、ビデオスイッチ
ャ15に、OSD部16の出力を復調された映像信号に
混合するように指示する(ステップS156)。したが
って、OSD部16で発生した映像信号は、ビデオスイ
ッチャ15によりMPEG2デコード部14からのビデ
オ信号と混合され、出力端子17を経てテレビモニター
2に供給され、ユーザに供される。
【0105】そして、ユーザがリモコン送信機4または
キー操作部70で停止ボタンを押すと、それがステップ
S157で判別され、ハードディスク装置40からのコ
ンテンツの読み出しを停止する指示をすると共に、OS
D部16からの「再生中」の信号の発生を停止させる指
示を行なう(ステップS158)。そして、MPEG2
デコード部14のデコードを停止し(ステップS15
9)、ビデオスイッチャ15にチューナ部12からの信
号を出力するように指示し(ステップS160)、上述
した再生の動作を終了する。
【0106】次に、再生のために選択されたコンテンツ
の「メディア種類」が“01”、つまり選択されたコン
テンツが光ディスクに記録されていた場合を、図7のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0107】制御部20は、まず、光ディスクドライブ
50に光ディスクが挿入されているかを確認する(ステ
ップS161)。光ディスクドライブ50に光ディスク
が挿入されていない場合には、制御部20は、OSD部
16を使って『“XXXX(記録メディアID)”を装
填して下さい。』というメッセージをテレビモニター2
に表示する(ステップS174)。そして、光ディスク
の装填を待ち受ける(ステップS175)。
【0108】ステップS161で光ディスクが装填され
ていたと判別された場合、あるいは、ステップS175
で新たに光ディスクが装填されたと判別された場合、制
御部20は、光ディスクドライブ50を操作して、装填
されている光ディスクの記録メディアIDを得る(ステ
ップS162)。そして、取得した記録メディアID
が、所望の数値、つまり、該当コンテンツの記録されて
いる光ディスクの記録メディアIDであるか否か判別す
る(ステップS163)。取得した記録メディアID
が、所望の数値でなかった場合には、制御部20は、光
ディスクドライブ50を操作して、現在装填されている
光ディスクを排出する(ステップS173)。そして、
その後、ステップS174以降に進み、上述のように、
新たな光ディスクの装填を待つ。
【0109】ステップS163で、装填されている光デ
ィスクの記録メディアIDが、該当コンテンツが記録さ
れている光ディスクの記録メディアIDと等しかった場
合、制御部20は、光ディスクドライブ50を操作し
て、光ディスクから、当該光ディスクの採用している論
理フォーマット(例えばUDF(UniversalD
isc Format)+RTR)の情報を読み出す
(ステップS164)。そして、制御部20は、読み出
した情報から、該当コンテンツの「コンテンツ識別名」
を探し出し、光ディスク内での配置の情報を確認し(ス
テップS165)、光ディスクドライブ50に対して該
当コンテンツの出力を指示する(ステップS166)。
【0110】そして、制御部20は、光ディスクドライ
ブ50から出力された該当コンテンツのビットストリー
ムは、バス24を経由してMPEG2デコード部14に
入力するように制御する(ステップS167)。MPE
G2デコード部14では、光ディスク3から読み出され
たMPEG2ビットストリームをデコードして映像・音
声信号を復号し、ビデオスイッチャ15に入力する。
【0111】同時に、制御部20は、OSD部16に、
「再生中」であること、および再生中のコンテンツ名な
どを知らせる信号の発生を指示すると共に、ビデオスイ
ッチャ15に、OSD部16の出力を復調された映像信
号に混合するように指示する(ステップS168)。し
たがって、OSD部16で発生した映像信号は、ビデオ
スイッチャ15によりMPEG2デコード部14からの
ビデオ信号と混合され、出力端子17を経てテレビモニ
ター2に供給され、ユーザに供される。
【0112】そして、ユーザがリモコン送信機4または
キー操作部70で停止ボタンを押すと、それがステップ
S169で判別され、光ディスク3からのコンテンツの
読み出しを停止する指示をすると共に、OSD部16か
らの「再生中」の信号の発生を停止させる指示を行なう
(ステップS170)。そして、MPEG2デコード部
14のデコードを停止し(ステップS171)、ビデオ
スイッチャ15にチューナ部12からの信号を出力する
ように指示し(ステップS172)、上述した再生の動
作を終了する。
【0113】[データベース非登録フラグ(EXPOR
TING_FLAG)について]ここまでの説明では割
愛してきたが、ハードディスク装置のハードディスクお
よび光ディスクは、そのメディアはいずれかのデータベ
ースに登録されているかどうかを示す1ビットのフラグ
(データベース非登録フラグ:以下、このフラグをEX
PORTING_FLAGという)を持っている。この
実施の形態では、EXPORTING_FLAGが
“0”の場合、その記録メディアはいずれかのデータベ
ースに登録されていることを示す。また、EXPORT
ING_FLAGが“1”の場合、その記録メディアは
いずれのデータベースにも登録されていない孤立してい
る記録メディアであり、データベース間を移動中である
ことを示す。
【0114】データベースに登録されている光ディスク
と、登録されていない、いわばデータベース間を移動中
の光ディスクを明確に区別するメカニズム(情報)を持
つことにより、複数のデータベース間で同一の光ディス
クを登録してしまうことや、それを原因とするデータベ
ースの混乱を防ぐことができる。
【0115】なお、ここでは1ビットのフラグを用いて
“登録されている/いない”を示しているが、その他、
例えば、光ディスクを登録したデータベースのIDなど
を、各光ディスクに記録しておくなどというような方法
でも同様の効果を得ることができる。
【0116】これまでの説明に使用した光ディスクやハ
ードディスク装置40のハードディスクが持つEXPO
RTING_FLAGは、いずれも値“0”であり、そ
れぞれの記録メディアが、ビデオ記録再生装置1のメモ
リ30に格納されているデータベースに登録されている
ことを示している。
【0117】図8のフローチャートを参照して、EXP
ORTING_FLAGによる動作について説明する。
【0118】まず、光ディスク3が光ディスクドライブ
50に装填されたかどうか判別する。光ディスクドライ
ブ50に光ディスク3が装填されると、光ディスクドラ
イブ50は、その旨を制御部20に通知するので、制御
部20は、光ディスク3が装填されたことを検知する
(ステップS181)。
【0119】光ディスク3が光ディスクドライブ50に
装填されていないと判別したときには、OSD部16を
制御して、光ディスクの装填を促すメッセージをテレビ
モニター2に映出するようにする(ステップS18
2)。
【0120】光ディスクドライブ50に光ディスクが装
填されると、制御部20は、光ディスクからEXPOR
TING_FLAGと記録メディアIDを読み込む(ス
テップS183)。そして、EXPORTING_FL
AGが“1”であるかどうか判別する(ステップS18
4)。
【0121】EXPORTING_FLAGが“1”で
ある場合、前述したように、そのディスクは孤立してお
り、データベース間を移動中である。このため、制御部
20は、ユーザに提示する動作の選択肢として、「その
光ディスクを自身のデータベースに取り込むこと」(こ
の処理をこの明細書ではインポートと称する)や再生な
どをユーザに対して提示する(ステップS185)。
【0122】EXPORTING_FLAGが“0”で
ある場合には、記録メディアIDが自身のデータベース
中にあるかどうか判別する(ステップS186)。記録
メディアIDが自身のデータベース中にある場合には、
その光ディスクはビデオ記録再生装置1が管理するもの
である。このため、制御部20は、ユーザに提示する動
作の選択肢として、再生や、「光ディスクのコンテンツ
を内蔵ハードディスク装置に取り込むこと」(この処理
をこの明細書ではチェックインと称する)や再生などを
ユーザに対して提示する(ステップS187)。
【0123】EXPORTING_FLAGが“0”で
あるが、記録メディアIDが自身のデータベース中にな
い場合には、その光ディスクはビデオ記録再生装置1以
外のビデオ記録再生装置が管理するものである。このた
め、制御部20は、ユーザに提示する動作の選択肢とし
て、再生および「他所のディスクを自身のデータベース
に強制的に取り込む」(この処理をこの明細書では強制
インポートと称する)などをユーザに対して提示する
(ステップS188)。
【0124】なお、強制インポートは、本来、緊急避難
的な動作である。例えば、データベースが破損してしま
った後に、残った光ディスクを改めて登録する時など
に、強制インポートの要求が発生する。
【0125】[チェックアウト/チェックインおよびエ
クスポート/インポートについて]以上説明したビデオ
記録再生装置1においては、記録メディアとして固定式
記録メディアであるハードディスク装置と、着脱式記録
メディアである光ディスクとを一つのコンテンツデータ
ベースで管理するようにしている。
【0126】そこで、この実施の形態のビデオ記録再生
装置1においては、コンテンツの移動の扱いについて
は、一つのコンテンツデータベース内におけるものと、
異なるコンテンツデータベース間におけるものとがあ
る。前者は、一つのデータベース内でコンテンツが固定
式記録メディアと着脱式記録メディアとの間を移動する
こと(チェックアウト/チェックイン)であり、後者は
データベース間のコンテンツのやり取り(エクスポート
/インポート)である。
【0127】なお、コピー(複製)は、コンテンツを複
製してデータベースのレコードを一つ増やすことと考え
られるので、この明細書では説明を省略する。
【0128】この明細書で、「チェックアウト」とは、
データベースに登録されているコンテンツのうち、実体
が内蔵ハードディスク装置内に記録されているコンテン
ツの実体を、光ディスクへ移動し、さらにデータベース
中のレコードもそれに従って変更する処理をいう。
【0129】この実施の形態のデータベース構成と制御
方法では、ビデオ記録再生装置1本体内のハードディス
ク装置に記録されているコンテンツと、光ディスクに記
録されて外部に置かれたコンテンツを同列に扱っている
が、ライブラリ内でのアクセス性を考えた場合には、内
蔵ハードディスク装置の方が、光ディスクの装填などの
手間がなく、アクセス速度が速いので、有利であると考
えられる。
【0130】このため、チェックアウトにより、あるコ
ンテンツを光ディスクに書き出すという動作は、ライブ
ラリ内でのアクセス性を他のコンテンツに譲るという意
味合いになる。つまり、コンテンツの消去等によりライ
ブラリとしての機能を落とすこと無しに、チェックアウ
トの処理により、後日の視聴を確保したいコンテンツを
光ディスクに移動させることで、他のコンテンツが内蔵
ハードディスク装置に記録されることを許し、システム
全体のアクセス性を上昇させることができるものであ
る。
【0131】この実施の形態では、一つのコンテンツが
分割されて複数の光ディスクに記録される状態は想定せ
ず、一つのコンテンツは必ず1枚の光ディスクに記録さ
れることを前提としている。このため、チェックアウト
(および後述するエクスポートの場合も同様)におい
て、コンテンツの容量が記録しようとしている光ディス
クの空き容量より大きい場合には、コンテンツを再圧縮
して小さくすることにより、対象の光ディスクに記録で
きるようにする。
【0132】「チェックイン」は、逆に、データベース
に登録されているコンテンツのうち、実体が光ディスク
に記録されているコンテンツの実体を、内蔵ハードディ
スク装置に移動し、さらにデータベース中のレコードも
それに従って変更する処理をいう。つまり、データベー
スには登録されたままで、実体が記録されている場所
が、記録再生装置1の外部の光ディスクから、記録再生
装置1の内部のハードディスク装置に移動する。このチ
ェックインの処理により、そのコンテンツをアクセスす
るのにかかる時間は短くなる。
【0133】「エクスポート」は、自データベースに登
録されているコンテンツを、他所のデータベースへの移
動のために、光ディスクに書き出し、自データベースか
らはそのコンテンツに該当するレコードを削除する処理
である。この場合に、光ディスクのEXPORTING
_FLAGは“1”とされ、どこのデータベースにも属
していない(データベースの移動中である)ことを示す
ものとなる。
【0134】「エクスポート」に際して、コンテンツの
実体が光ディスクにチェックアウトされており、その光
ディスクをそのままエクスポートする場合には、実体の
移動は発生しない。すなわち、該当光ディスクのEXP
ORTING_FLAGを“1”とし、データベースの
該当レコードを削除することで「エクスポート」が完了
する。
【0135】「インポート」は、光ディスクに記録され
ている「エクスポート」された所属データベースが存在
しないコンテンツを、データベースに登録することをい
う。このとき、データベースには、新しいレコードが作
成される。光ディスクのまま保存する場合には、その光
ディスクのEXPORTING_FLAGが“0”とさ
れる。内蔵ハードディスク装置にコンテンツを記録する
際には、光ディスクからコンテンツが移動される。
【0136】[チェックアウトの動作]「チェックアウ
ト」の動作を、図9およびその続きである図10を参照
して説明する。
【0137】例えば、ユーザは、OSD部16で制御部
20の指示により作成され、テレビモニター2に表示さ
れたユーザインターフェース画像において、ハードディ
スク装置40の残り容量に余裕が無いことを知り、一部
のコンテンツを「チェックアウトする」と決定したと仮
定する。このとき、ユーザは、リモコン送信機4または
キー操作部70を操作して、チェックアウトの指示に先
立ち、前述のようにしてテレビモニター2に、コンテン
ツの一覧を表示させる。
【0138】コンテンツの一覧表示では、コンテンツが
記録されている記録メディアが内蔵ハードディスク装置
か、あるいは光ディスクかが情報として表示される。そ
こで、ユーザは、内蔵ハードディスク装置に記録されて
いるコンテンツの一つを選択し、「チェックアウト」を
指令する。
【0139】チェックアウトの指示は、リモコン送信機
4またはキー操作部70のボタンあるいはテレビモニタ
ー2に表示されたユーザインターフェースのメニューな
どを使って行われる。なお、ここでは、光ディスクドラ
イブ50には、十分な空き容量を持つ光ディスクが装填
されていると仮定する。
【0140】リモコン受信部60またはキー操作部70
からの連絡を受けた制御部20は、まず、初めに、「チ
ェックアウト」の対象として選択されたコンテンツに対
するレコードをメモリ30内のデータベースから探し出
す(ステップS191)。
【0141】制御部20は、次に、「記録メディアI
D」のフィールドの情報から内蔵ハードディスク装置を
特定する(ステップS192)。このステップS192
での処理は、内蔵ハードディスクが一台だけの場合に
は、単なる確認作業として行われる。内蔵ハードディス
ク装置が複数ある場合には、複数のハードディスク装置
から対象のコンテンツが記録されているハードディスク
装置が特定される。ここではハードディスク装置40に
対象コンテンツが記録されていたと仮定する。
【0142】制御部20は、ハードディスク装置40か
らハードディスクが採用している論理フォーマット(例
えばFAT32)の情報を読み出す(ステップS19
3)。制御部20は、読み出した情報から、該当コンテ
ンツの「コンテンツ識別名」を探し出し、ハードディス
ク装置40内での配置の情報を確認し(ステップS19
4)、ハードディスク装置40に対して該当コンテンツ
の出力を指示する(ステップS195)。同時に、制御
部20は、光ディスクドライブ50に対して、入力され
るデータを記録するように指示する(ステップS19
6)。
【0143】ハードディスク装置40から出力された該
当コンテンツのビットストリームは、バス24を経由し
て光ディスクドライブ50に入力される。光ディスクド
ライブ50は、入力されたビットストリームを光ディス
ク3に記録する。
【0144】このとき、テレビモニター2の画面には、
OSD部16が制御部20により制御されて、「チェッ
クアウト実行中」が表示される(ステップS196)。
【0145】ハードディスク装置40からの該当コンテ
ンツの出力が終了すると、ハードディスク装置40から
制御部20に対してその旨を知らせる信号が入る。制御
部20は、これにより、該当コンテンツのハードディス
ク装置40からの読み出しの終了を判別し(ステップS
198)、光ディスクドライブ50にビットストリーム
をすべて記録し終わってから記録を終了するように指示
する(ステップS199)。
【0146】同時に、制御部20は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、光ディスク3が採用している論
理フォーマット(例えばUDF+RTR)に従って変換
し、光ディスク3上に記録する(ステップS200)。
このとき、記録されたコンテンツにはコンテンツ識別名
が付加される。
【0147】この「コンテンツ識別名」はチェックアウ
トの際に変更する必然性は特に無いと思われるが、既に
光ディスク3に記録されているコンテンツの名前と、重
複する等の理由で異なる名前が使用されたときなどに変
更は有り得る。後に該当コンテンツにアクセスする場合
には、この識別名が使われる。また、光ディスク3のE
XPORTING_FLAGを“0”に設定する(ステ
ップS201)。
【0148】さらに、制御部20は、メモリ30内のデ
ータベース内の該当するコンテンツに対するレコードの
フィールドのうち、記録メディアに関連する以下の3つ
のフィールドをそれぞれ以下のように変更する(ステッ
プS202)。
【0149】「記録メディア種類」は、光ディスクを表
す“01”とする。「記録メディアID」は“光ディス
クの識別子”となる。また、「コンテンツ識別名」は
“該当コンテンツを表す識別子”となる。
【0150】最後に、制御部20は、ハードディスク装
置40に記録されている該当コンテンツを消去する(ス
テップS203)。これにより、ハードディスク装置4
0の空き容量に余裕ができる。
【0151】[チェックインの動作]次に、「チェック
イン」の動作を、図11およびその続きである図12を
参照して説明する。
【0152】チェックインの指示に先立ち、ユーザは、
リモコン送信機4またはキー操作部70を操作してコン
テンツの一覧をテレビモニター2の画面に表示させる。
コンテンツの一覧表示では、記録されている場所(内蔵
ハードディスク装置あるいは光ディスク)も情報として
表示される。ユーザは、光ディスクに記録されているコ
ンテンツの一つを選択し、「チェックイン」を指令す
る。チェックインの指示はリモコン送信機4またはキー
操作部70のボタンあるいはメニューなどを使って行わ
れる。なお、ここでは、内蔵ハードディスク装置40は
十分な空き容量を持つものとする。
【0153】制御部20は、まず、初めに、「チェック
イン」の対象として選択されたコンテンツに対するレコ
ードをメモリ30内のデータベースから探し出す(ステ
ップS211)。そして、光ディスクドライブ50に光
ディスクが装填されているかどうかを確認する(ステッ
プS212)。光ディスクドライブ50に光ディスクが
装填されていない場合には、制御部20は、OSD部1
6を使って『“XXXX(記録メディアID)”を装填
して下さい。』というメッセージをテレビモニター2に
表示する(ステップS216)。そして、光ディスクの
装填を待ち受ける(ステップS217)。
【0154】ステップS212で光ディスクが装填され
ていたと判別された場合、あるいは、ステップS217
で新たに光ディスクが装填されたと判別された場合、制
御部20は、光ディスクドライブ50を操作して、装填
されている光ディスクの記録メディアIDを得る(ステ
ップS213)。そして、取得した記録メディアID
が、所望の数値、つまり、該当コンテンツの記録されて
いる光ディスクの記録メディアIDであるか否か判別す
る(ステップS214)。取得した記録メディアID
が、所望の数値でなかった場合には、制御部20は、光
ディスクドライブ50を操作して、現在装填されている
光ディスクを排出する(ステップS215)。そして、
その後、ステップS216以降に進み、上述のように、
新たな光ディスクの装填を待つ。
【0155】ステップS214で、装填されている光デ
ィスクの記録メディアIDが、該当コンテンツが記録さ
れている光ディスクの記録メディアIDと等しかった場
合、制御部20は、光ディスクドライブ50を操作し
て、光ディスクから当該光ディスクが採用している論理
フォーマット(例えばUDF+RTR)の情報を読み出
す(ステップS221)。なお、ここで、光ディスクは
データベースに登録されているので、EXPORTIN
G_FLAGは“0”になっているはずである。
【0156】次に、制御部20は読み出した光ディスク
の論理フォーマットの情報から、該当コンテンツの「コ
ンテンツ識別名」を探し出し、光ディスク内での配置の
情報を確認し(ステップS222)、光ディスクドライ
ブ50に対して該当コンテンツの出力を指示する(ステ
ップS223)。同時に、制御部20は、ハードディス
ク装置40に対して、入力されるデータを記録するよう
に指示する(ステップS224)。
【0157】これにより、光ディスクドライブ50から
出力された該当コンテンツのビットストリームは、バス
24を経由してハードディスク装置40に入力する。ハ
ードディスク装置40は入力されたビットストリームを
記録する。このとき、テレビモニター2の画面には、O
SD部16が制御部20により制御されることにより、
「チェックイン実行中」が表示される(ステップS22
5)。
【0158】光ディスクドライブ50からの該当コンテ
ンツの出力が終了すると、光ディスクドライブ50から
制御部20に対してその旨を知らせる信号が入る。制御
部20は、これにより、該当コンテンツの光ディスクド
ライブ50からの読み出しの終了を判別し(ステップS
226)、ハードディスク装置40にビットストリーム
をすべて記録し終わってから記録を終了するように指示
する(ステップS227)。
【0159】同時に、制御部20は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、ハードディスク装置40の採用
している論理フォーマット(例えばFAT32)に従っ
て変換し、ハードディスク装置40に記録する(ステッ
プS228)。このとき、コンテンツにはコンテンツ識
別名が付加される。「コンテンツ識別名」はチェックア
ウトの際に変更する必然性は特に無いと思われるが、す
でにハードディスク装置40に記録されているコンテン
ツの名前と重複する等の理由で異なる名前が使用された
時などに変更は有り得る。後に該当コンテンツにアクセ
スする場合には、このコンテンツ識別名が使われる。な
お、ハードディスク装置40のEXPORTING_F
LAGは“0”に設定されている。
【0160】次に、制御部20は、メモリ30内のデー
タベース内の該当するコンテンツに対するレコードのフ
ィールドのうち、記録メディアに関連する以下の3つの
フィールドをそれぞれ以下のように変更する(ステップ
S229)。
【0161】「記録メディア種類」はハードディスク装
置を表す“00”とする。「記録メディアID」は“ハ
ードディスク装置40の識別子(メディアID)」とな
る。また、「コンテンツ識別名」は“該当コンテンツを
表す識別子”となる。
【0162】最後に、制御部20は、光ディスクに記録
されている該当コンテンツを消去する(ステップS23
0)。
【0163】[コンテンツのデータベース間の移動]次
に、コンテンツのデータベース間の移動について説明す
る。この場合、この実施の形態では、移動対象のコンテ
ンツを前の(該当コンテンツが今所属している)データ
ベースからチェックアウトし、新しいデータベースに対
してチェックインするようにする。
【0164】<エクスポートの動作>ビデオ記録再生装
置1からコンテンツを「エクスポート」する際の動作
を、図13およびその続きである図14のフローチャー
トを参照して説明する。
【0165】ユーザは、まず、リモコン送信機4または
キー操作部70を操作してコンテンツの一覧を表示させ
る。その後、ユーザは、リモコン送信機4またはキー操
作部70とユーザーインターフェースを使って、エクス
ポートするコンテンツを選択し、「エクスポート」を指
令する。すると、制御部20は、図13の処理ルーチン
を開始する。
【0166】まず、制御部20は、「エクスポート」の
対象として選択されたコンテンツに対するレコードをメ
モリ30内のデータベースから探し出す(ステップS2
31)。コンテンツのレコードが見つかったら、その所
在情報を参照して、該当コンテンツがハードディスク装
置40にあるのか、光ディスク3にあるのかを判別する
(ステップS232)。
【0167】対象コンテンツが内蔵ハードディスク装置
に在る場合と、光ディスクに在る場合、また、対象コン
テンツが光ディスクに在る場合には、それが他のコンテ
ンツと一緒に記録されているかどうかにより、エクスポ
ートの動作を、以下3つの場合に分けて説明する。
【0168】(1)「エクスポート」指示されたコンテ
ンツ(以下、このコンテンツを該当コンテンツという)
が、内蔵ハードディスクに記録されていた場合:ステッ
プS232で、該当コンテンツがハードディスク装置4
0に記録されていると判別されたときには、制御部20
は、空き光ディスクが、光ディスクドライブ50に装填
されているか否かを判別し(ステップS233)、装填
されていないと判別したときには、OSD部16を使用
して、光ディスクドライブ50へ空きディスクの装填を
促すメッセージをテレビモニター2に表示するように制
御する(ステップS234)。
【0169】ステップS233で、空きディスクが装填
されたことを確認すると、制御部20は、該当コンテン
ツを光ディスク上にチェックアウトする。チェックアウ
トに関しては、図9および図10を参照して既に説明し
た通りである。ただし、制御部20は、図10のステッ
プS201での処理に代えて、光ディスクのEXPOR
TING_FLAG=“1”とすると共に、図10のス
テップS202の処理に代えて、メモリ30に含まれる
データベースから該当コンテンツに対するレコードを削
除するようにする(ステップS235)。
【0170】(2)「エクスポート」を指令された該当
コンテンツが、光ディスクに単独で記録されていた場
合:すなわち、ステップS232で、該当コンテンツが
光ディスクに記録されていると判別された場合、制御部
20は、OSD部16を使用して、光ディスクドライブ
50へ該当コンテンツの含まれる光ディスクの装填を促
すメッセージをテレビモニター2に表示する(ステップ
S236)。そして、記録メディアIDを用いて、該当
光ディスクが装填されたか否かを判別し(ステップS2
37)、該当する光ディスクが装填されたことを確認す
ると、その光ディスクには、該当コンテンツのみが記録
されているのかどうか判別する(ステップS238)。
【0171】そして、その光ディスクには、該当コンテ
ンツのみが記録されていると判別したときには、メモリ
30に含まれるデータベースから該当コンテンツに対す
るレコードを削除し(ステップS239)、同時に、光
ディスクのEXPORTING_FLAG=“1”とす
る(ステップS240)。この処理により、わざわざコ
ンテンツの実体を移動させることなく、エクスポートが
できる。
【0172】(3)「エクスポート」を指令された該当
コンテンツが、光ディスクに他のコンテンツと一緒に記
録されていた場合:ステップS238で、光ディスクに
は、該当コンテンツのみではなく、他のコンテンツも一
緒に記録されていると判別したときには、制御部20
は、該当コンテンツを一旦ハードディスク装置40にチ
ェックインする(ステップS241)。チェックインの
動作に関しては、図11および図12を用いて既に説明
した通りである。
【0173】チェックインの終了後、制御部20は、O
SD部16を使用して、光ディスクドライブ50に、空
き光ディスクの装填を促すメッセージをテレビモニター
2に表示するようにする(ステップS242)。
【0174】そして、空き光ディスクが装填されたかど
うかを判別し(ステップS243)、空き光ディスクが
装填されたことを確認すると、制御部20は、該当コン
テンツを空き光ディスク上にチェックアウトする。ただ
し、このとき、制御部20は、図10のステップS20
1での処理に代えて、光ディスクのEXPORTING
_FLAG=“1”とすると共に、図10のステップS
202の処理に代えて、メモリ30に含まれるデータベ
ースから該当コンテンツに対するレコードを削除するよ
うにする(ステップS244)。
【0175】<インポートの動作>以上のようにして
「エクスポート」したコンテンツを、「インポート」す
る際の動作を、図15およびその続きである図16を参
照して説明する。
【0176】ビデオ記録再生装置1は、ユーザによっ
て、「エクスポート」されたコンテンツが記録されてい
る光ディスクが光ディスクドライブ50に装填されるの
を待つ(ステップS251)。そして、光ディスクドラ
イブ50から、光ディスクが装填されたことを示す信号
を受けると、制御部20は、光ディスクに記録されてい
るEXPORTING_FLAGを読み込む(ステップ
S252)。光ディスクがエクスポートされたものであ
れば、このEXPORTING_FLAGの値は、
“1”となっているので、そうなっているかどうかを判
別する(ステップS253)。
【0177】EXPORTING_FLAGの値が
“0”であって、装填された光ディスク3がエクスポー
トされたものではないと判別したときには、通常の再生
等の処理に移行する。この場合、光ディスク3に記録さ
れている装置IDが、自装置の装置IDと一致していれ
ば、前述と同様にしてコンテンツの再生が可能である。
【0178】EXPORTING_FLAGの値が
“1”であって、装填された光ディスクがエクスポート
されていると判断したときは、制御部20は、光ディス
クに記録されているコンテンツを自装置のデータベース
に登録するかどうか、ユーザに問い合わせるため、OS
D部16を使ってメッセージを発生し、テレビモニター
2に表示させる(ステップS254)。
【0179】制御部20は、この表示に対してユーザが
「インポート」を指示したかどうか判別し(ステップS
255)、「インポート」を指示しないときには、この
処理ルーチンは終了する。
【0180】また、ユーザがリモコン送信機4またはキ
ー操作部70を使って、該当コンテンツの「インポー
ト」を指示したときには、そのインポート指示は、イン
ポート後にハードディスク装置40にチェックインする
という指示を伴うものであるかどうか判別する(ステッ
プS256)。
【0181】(1)インポートのみ ステップS255およびステップS256を通じた判断
が、ユーザの指示がインポートのみである場合には、光
ディスクに記録されている形のままでコンテンツをデー
タベースに登録することを意味する。この場合には、制
御部20は、光ディスクドライブ50を操作して、光デ
ィスクから当該光ディスクが採用している論理フォーマ
ット(例えばUDF+RTR)の情報を読み出す(ステ
ップS257)。
【0182】そして、制御部20は、メモリ30にある
データベースに、新しいレコードを用意する。この新し
いレコードは、インポートする光ディスクに記録されて
いる全てのコンテンツについて作成される(ステップS
258)。この場合に、制御部20は、各コンテンツに
対するレコードのフィールドのうち、コンテンツの所在
情報に関連する以下の3つのフィールドは、それぞれ以
下のように設定する。
【0183】「記録メディア種類」は、光ディスクを表
す“01”とする。「記録メディアID」は“光ディス
クの識別子(メディアID)”となる。また、「コンテ
ンツ識別名」は“該当コンテンツを表す識別子”とな
る。また、それ以外のコンテンツの属性に関するフィー
ルドには、光ディスクから読み出した情報を書き込む。
【0184】最後に、制御部20は、光ディスクのEX
PORTING_FLAGを、“0”に変更し、データ
ベースに登録したことを表すようにする。
【0185】(2)インポートしてチェックイン ステップS255およびステップS256を通じた判断
が、ユーザの指示がインポートしてチェックインすると
云うことだった場合には、光ディスクに記録されている
コンテンツをデータベースに登録すると共に、内蔵ハー
ドディスクに読み込むことを意味する。
【0186】この場合には、まず、ハードディスク装置
40のハードディスクの空き容量が十分であるか否か判
別し(ステップS260)、容量が十分でなかったとき
には、OSD部16を用いて、ハードディスク装置40
のハードディスクの空き容量が不足している旨のメッセ
ージをテレビモニター2に表示し(ステップS26
1)、この処理ルーチンを終了する。
【0187】ハードディスク装置40が十分な空き容量
を有していると判別されたときには、制御部20は、光
ディスクドライブ50を操作して、光ディスクから当該
光ディスクの採用している論理フォーマット(例えばU
DF+RTR)の情報を読み出す(ステップS26
2)。
【0188】そして、制御部20は、読み出した光ディ
スクの論理フォーマットの情報から、該当コンテンツの
「コンテンツ識別名」を探し出し、光ディスク内での配
置の情報を確認し(ステップS263)、光ディスクド
ライブ50に対して該当コンテンツの出力を指示する
(ステップS264)。同時に、制御部20は、ハード
ディスク装置40に対して、入力されるデータを記録す
るように指示する(ステップS265)。
【0189】すると、光ディスクドライブ50から出力
された該当コンテンツのビットストリームは、バス24
を経由してハードディスク装置40に入力する。ハード
ディスク装置40は、入力されたビットストリームを記
録する。このとき、テレビモニター2の画面には、OS
D部16が制御部20により制御されることにより、
「チェックイン実行中」が表示される(ステップS26
6)。
【0190】光ディスクドライブ50からの該当コンテ
ンツの出力が終了すると、光ディスクドライブ50から
制御部20に対してその旨を知らせる信号が入る。制御
部20は、これにより、該当コンテンツの光ディスクド
ライブ50からの読み出しの終了を判別し(ステップS
267)、ハードディスク装置40にビットストリーム
をすべて記録し終わってから記録を終了するように指示
する(ステップS268)。
【0191】同時に、制御部20は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、ハードディスク装置40の採用
している論理フォーマット(例えばFAT32)に従っ
て変換し、ハードディスク装置40上に記録する(ステ
ップS269)。このとき、コンテンツにはコンテンツ
識別名が付加される。「コンテンツ識別名」はインポー
トの際に変更する必然性は特に無いと思われるが、すで
にハードディスク装置40に記録されているコンテンツ
の名前と重複する等の理由で異なる名前が使用された時
などに変更は有り得る。後に該当コンテンツにアクセス
する場合には、この識別名が使われる。なお、ハードデ
ィスク装置40のEXPORTING_FLAGは
“0”に設定されている。
【0192】また、制御部20は、メモリ30にあるデ
ータベースに新しいレコードを用意する。この新しいレ
コードは、インポートしてハードディスク装置40にチ
ェックインする光ディスクに記録されている全てのコン
テンツについて作成される(ステップS270)。この
場合に、制御部20は、各コンテンツに対するレコード
のフィールドのうち、コンテンツの所在情報に関連する
以下の3つのフィールドは、それぞれ以下のように設定
する。
【0193】「記録メディア種類」はハードディスク装
置を表す“00”とする。「記録メディアID」は“ハ
ードディスク装置40の識別子(メディアID)”とな
る。また、「コンテンツ識別名」は“該当コンテンツを
表す識別子”となる。また、それ以外のコンテンツの属
性に関するフィールドは、光ディスクから読み出した情
報を書き込む。
【0194】最後に、制御部20は、光ディスクに記録
されている該当コンテンツを消去する(ステップS27
1)。これにより、光ディスク上に記録されているコン
テンツがなくなった場合(ステップS272)、EXP
ORTING_FLAGを“0”に設定する(ステップ
S273)。
【0195】[他所のメディアをインポート]他のビデ
オ記録再生装置で「チェックアウト」された光ディスク
を「インポート」する際の動作について説明する。すな
わち、この場合には、他のデータベースで管理されてい
てエクスポートされた訳ではないコンテンツを、強制的
にインポートするものである。
【0196】本来「チェックアウト」されたコンテンツ
が記録されている光ディスクは、何処かのデータベース
に登録されているから、そのままインポートすると、異
なるデータベースに重複登録されて、管理が厄介になる
ので避けるべきである。まさに、これを避けるために、
この実施の形態では、EXPORTING_FLAGを
導入しているのである。
【0197】しかし、前述もしたように、データベース
が破損した場合などにおいては、「チェックアウト」と
いう形で光メディアに退避してあったコンテンツのデー
タベースへの再登録が必要になる。そこで、この実施の
形態では、エクスポートされてはいないコンテンツ(光
ディスク)の強制インポートを可能にしている。この強
制インポートの動作を、図17およびその続きである図
18を参照して説明する。
【0198】ユーザは、他のビデオ記録再生装置により
「チェックアウト」されているコンテンツが記録されて
いる光ディスクを、ビデオ記録再生装置1の光ディスク
ドライブ50に装填するので、制御部20は、光ディス
クドライブ50からの信号により、それを判別する(ス
テップS281)。
【0199】そして、制御部20は、光ディスクに記録
されているEXPORTING_FLAGを読み込む
(ステップS282)。そして、そのEXPORTIN
G_FLAGが“1”であるかどうか判別し、“1”で
あれば、前述した通常のインポート処理を行う。
【0200】しかし、この場合、光ディスクはエクスポ
ートされていないため、そのEXPORTING_FL
AGは“0”となっている。制御部20は、光ディスク
のメディアIDを読み取って(ステップS284)、メ
モリ30に格納されているデータベースの各コンテンツ
のレコードが持つ記録メディアIDのフィールドの値と
比較し、自装置のデータベース内の光ディスクであるか
否かを判別する(ステップS285)。
【0201】自装置のデータベース内の光ディスクであ
るときには、再生やチェックイン等の処理に移行する。
【0202】光ディスクが他のビデオ記録再生装置でチ
ェックアウトされている場合には、ビデオ記録再生装置
1のデータベースには、その光ディスクの記録メディア
IDの記録は無いから、他所で登録されている光ディス
クであると判る。
【0203】ステップS282〜ステップS285まで
の処理により、EXPORTING_FLAGと記録メ
ディアIDの値により、光ディスクドライブ50に装填
された光ディスクのコンテンツが、他のデータベースで
管理されているものであって、チェックアウトされてい
るものであると判断した制御部20は、光ディスクのコ
ンテンツを、自装置のデータベースに入れるかどうかユ
ーザに問い合わせるため、OSD部16を使ってメッセ
ージを発生し、テレビモニター2に表示させる(ステッ
プS286)。
【0204】制御部20は、この表示に対してユーザが
「インポート」を指示したかどうか判別し(ステップS
287)、「インポート」を指示しないときには、この
処理ルーチンは終了する。
【0205】また、ユーザがリモコン送信機4またはキ
ー操作部70を使って、該当コンテンツの「インポー
ト」を指示したときには、そのインポート指示は、イン
ポート後にハードディスク装置40にチェックインする
という指示を伴うものであるかどうか判別する(ステッ
プS288)。
【0206】(1)他所のメディアをインポート:イン
ポートのみ ステップS287およびステップS288を通じた判断
が、ユーザの指示がインポートのみであった場合には、
光ディスクに記録されている形のままでコンテンツをデ
ータベースに登録することを意味する。この場合には、
制御部20は、光ディスクドライブ50を操作して、光
ディスクから当該光ディスクが採用している論理フォー
マット(例えばUDF+RTR)の情報を読み出す(ス
テップS289)。
【0207】そして、制御部20は、メモリ30にある
データベースに、新しいレコードを用意する。この新し
いレコードは、インポートする光ディスクに記録されて
いる全てのコンテンツについて作成される(ステップS
290)。この場合に、制御部20は、各コンテンツに
対するレコードのフィールドのうち、コンテンツの所在
情報に関連する以下の3つのフィールドは、それぞれ以
下のように設定する。
【0208】「記録メディア種類」は、光ディスクを表
す“01”とする。「記録メディアID」は“光ディス
クの識別子(メディアID)”となる。また、「コンテ
ンツ識別名」は“該当コンテンツを表す識別子”とな
る。また、それ以外のコンテンツの属性に関するフィー
ルドには、光ディスクから読み出した情報を書き込む。
【0209】この場合には、光ディスクのEXPORT
ING_FLAGは、“0”であるので、通常のインポ
ートの場合と異なり、EXPORTING_FLAGの
変更は行わない。
【0210】(2)他所のメディアをインポート:イン
ポートしてチェックイン ステップS287およびステップS288を通じた判断
が、ユーザの指示がインポートしてチェックインすると
云うことだった場合には、光ディスクに記録されている
コンテンツをデータベースに登録すると共に、内蔵ハー
ドディスク装置に読み込むことを意味する。
【0211】この場合には、まず、ハードディスク装置
40のハードディスクの空き容量が十分であるか否か判
別し(ステップS291)、容量が十分でなかったとき
には、OSD部16を用いて、ハードディスク装置40
のハードディスクの空き容量が不足している旨のメッセ
ージをテレビモニター2に表示し(ステップS29
2)、この処理ルーチンを終了する。
【0212】ハードディスク装置40が十分な空き容量
を有していると判別されたときには、制御部20は、光
ディスクドライブ50を操作して、光ディスクから当該
光ディスクの採用している論理フォーマット(例えばU
DF+RTR)の情報を読み出す(ステップS29
3)。
【0213】そして、制御部20は、読み出した光ディ
スクの論理フォーマットの情報から、該当コンテンツの
「コンテンツ識別名」を探し出し、光ディスク内での配
置の情報を確認し(ステップS294)、光ディスクド
ライブ50に対して該当コンテンツの出力を指示する
(ステップS295)。同時に、制御部20は、ハード
ディスク装置40に対して、入力されるデータを記録す
るように指示する(ステップS296)。
【0214】すると、光ディスクドライブ50から出力
された該当コンテンツのビットストリームは、バス24
を経由してハードディスク装置40に入力される。ハー
ドディスク装置40は入力されたビットストリームを記
録する。このとき、テレビモニター2の画面には、OS
D部16が制御部20により制御されることにより、
「チェックイン実行中」が表示される(ステップS29
7)。
【0215】光ディスクドライブ50からの該当コンテ
ンツの出力が終了すると、光ディスクドライブ50から
制御部20に対してその旨を知らせる信号が入る。制御
部20は、これにより、該当コンテンツの光ディスクド
ライブ50からの読み出しの終了を判別し(ステップS
298)、ハードディスク装置40にビットストリーム
をすべて記録し終わってから記録を終了するように指示
する(ステップS299)。
【0216】同時に、制御部20は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、ハードディスク装置40の採用
している論理フォーマット(例えばFAT32)に従っ
て変換し、ハードディスク装置40上に記録する(ステ
ップS300)。このとき、コンテンツにはコンテンツ
識別名が付加される。「コンテンツ識別名」はインポー
トの際に変更する必然性は特に無いと思われるが、すで
にハードディスク装置40に記録されているコンテンツ
の名前と重複する等の理由で異なる名前が使用された時
などに変更は有り得る。後に該当コンテンツにアクセス
する場合には、この識別名が使われる。なお、ハードデ
ィスク装置40のEXPORTING_FLAGは
“0”に設定されている。
【0217】また、制御部20は、メモリ30にあるデ
ータベースに新しいレコードを用意する。この新しいレ
コードは、インポートしてハードディスク装置40にチ
ェックインする光ディスクに記録されている全てのコン
テンツについて作成される(ステップS361)。この
場合に、制御部20は、各コンテンツに対するレコード
のフィールドのうち、コンテンツの所在情報に関連する
以下の3つのフィールドは、それぞれ以下のように設定
する。
【0218】「記録メディア種類」はハードディスク装
置を表す“00”とする。「記録メディアID」は“ハ
ードディスク装置40の識別子(メディアID)”とな
る。また、「コンテンツ識別名」は“該当コンテンツを
表す識別子”となる。また、それ以外のコンテンツの属
性に関するフィールドは、光ディスクから読み出した情
報を書き込む。
【0219】最後に、制御部20は、光ディスクに記録
されている該当コンテンツを消去する(ステップS30
2)。なお、この場合には、光ディスクのEXPORT
ING_FLAGは、“0”であるので、通常のインポ
ートの場合と異なり、EXPORTING_FLAGの
変更は行わない。
【0220】[情報記録管理装置の第2の実施の形態;
光ディスクチェンジャを持つ場合の実施の形態] [情報記録管理装置の第2の実施の形態の構成]図19
に示すビデオ記録再生装置5は、図1に示したビデオ記
録再生装置1の光ディスクドライブ50の代わりに光デ
ィスクチェンジャ80を備えている。ビデオ記録再生装
置5のその他の構成は、図1のビデオ記録再生装置1と
全く同様である。
【0221】光ディスクチェンジャ80は、システムバ
ス24に接続されており、図1で説明した光ディスクド
ライブ50と同様に、MPEG2ビットストリームの記
録再生を行う。また、光ディスクチェンジャ80は、そ
の内部に複数の光ディスクを格納することが可能であ
り、制御部20の指令により記録再生の対象とする光デ
ィスクを交換することができる。
【0222】また、図19の構成では、光ディスクチェ
ンジャ80に装填されているすべての光ディスクの「記
録メディアID」が制御部20のRAM23に蓄えられ
ている。これは、光ディスクチェンジャ80に装填され
ているすべての光ディスクをそれぞれ一回ずつ再生状態
におき、そのとき得られた「記録メディアID」を、制
御部20のRAM23が保存するものである。また、光
ディスクチェンジャ80に対する光ディスクの装填/排
出の際に、上述した記録メディアIDの情報が整備され
る。
【0223】以下、図19のビデオ記録再生装置5の動
作を光ディスクチェンジャ80に関連する部分を中心に
説明する。
【0224】[光ディスクへの記録]光ディスクチェン
ジャ80に装填された光ディスクに対して録画する場合
の動作を説明する。ユーザは、リモコン送信機4または
キー操作部70を使用して録画先(録画データの格納場
所)として、光ディスクチェンジャ80に装填されてい
る複数の光ディスクの内の1枚の光ディスクを指定す
る。この動作は、OSD部16を使ったユーザインター
フェースによるものであり、ユーザはテレビモニター2
に表示された光ディスクチェンジャ80中の光ディスク
の一覧より、十分な空き容量を持つ光ディスクを選択す
るようにする。
【0225】制御部20から指令を受けた光ディスクチ
ェンジャ80は、その内部でディスクの入れ替えを行
い、格納されている複数の光ディスクの内、指定された
光ディスクを内部ドライブにセットして記録再生が行え
る状態にする。
【0226】ユーザは、改めてリモコン送信機4または
キー操作部70の録画ボタンを押して、ビデオ記録再生
装置5に対して録画の指示を与える。受信中の放送がア
ナログ放送であった場合、リモコン受信部60またはキ
ー操作部70から録画の指示を受け取った制御部20
は、MPEG2エンコード部13と光ディスクチェンジ
ャ80に記録を指令する。
【0227】指令を受けたMPEG2エンコード部13
は、チューナ部12から入力される映像・音声信号をM
PEG2ビットストリームに符号化し、システムバス2
4を経由して光ディスクチェンジャ80に入力する。光
ディスクチェンジャ80は入力されたMPEG2ビット
ストリームを、内部ドライブにセットされている光ディ
スクに記録する。
【0228】受信中の放送がデジタル放送であった場合
には、リモコン受信部60またはキー操作部70から録
画の指示を受け取った制御部20は、チューナ部12と
光ディスクチェンジャ80に記録を指令する。指令を受
けたチューナ部12は、入力された放送信号から抽出し
た選局中の映像・音声のMPEG2ビットストリーム
を、システムバス24を経由して光ディスクチェンジャ
80に入力する。光ディスクチェンジャ80は、入力さ
れたMPEG2ビットストリームを、内部ドライブにセ
ットした光ディスクに記録する。
【0229】このとき、制御部20は、OSD部16に
録画中を知らせる信号の発生を指示する。OSD部16
で発生したユーザインターフェースのためのビデオ信号
は、ビデオスイッチャ15において、チューナ部12か
らのビデオ信号に混合されて出力される。ユーザは、こ
の録画中の表示をテレビモニター2の画面で見ることに
より、記録動作の実行中を確認できる。
【0230】そして、ユーザがリモコン送信機4または
キー操作部70の停止ボタンを押して、録画を終了させ
た場合には、ビデオ記録再生装置5は、次のような停止
動作を行う。
【0231】リモコン受信部またはキー操作部70か
ら、録画停止信号を受け取った制御部20は、受信中の
放送がアナログ放送の場合には、MPEG2エンコード
部13に符号化の停止を指示し、また、受信中の放送が
デジタル放送の場合には、チューナ部12にビットスト
リームの出力の停止を指示する。同時に、制御部20
は、光ディスクチェンジャ80にビットストリームをす
べて記録し終わってから記録を終了するように指示す
る。また、OSD部16に対して映像信号の発生を停止
することを指示する。
【0232】同時に、制御部20は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、光ディスクが採用している論理
フォーマット(例えばUDF+RTR)に従って変換
し、光ディスク上に記録する。このとき、コンテンツに
はコンテンツ識別名が付加される。後に該当コンテンツ
にアクセスする場合には、このコンテンツ識別名が使わ
れる。
【0233】さらに、制御部20は、第1の実施の形態
と同様にして、記録されたコンテンツの属性等の情報
を、メモリ30に保存されているコンテンツデータベー
スに記録する。主な情報は、光ディスクD1を識別する
ためのID、およびコンテンツ識別名、コンテンツの属
性(タイトル、長さ、符号化の状態等)である。
【0234】[選択/再生]データベースから所望のコ
ンテンツを選び出して再生する場合の動作について、光
ディスクチェンジャ80を持つビデオ記録再生装置5の
場合を説明する。なお、再生のためのコンテンツの選択
の動作と、再生のために選択されたコンテンツの「メデ
ィア種類」が“00”でハードディスク装置40の場合
は、図5および図6を用いて説明した第1の実施の形態
の場合のビデオ記録再生装置1の動作と同じなので、こ
こでは割愛する。
【0235】そして、この第2の実施の形態の再生の説
明においては、第1の実施の形態のビデオ記録再生装置
1において、図7の光ディスクドライブ50の部分を用
いた動作に代わって、図20に示す光ディスクチェンジ
ャ80を用いた動作を説明するものである。
【0236】制御部20は、光ディスクチェンジャ80
に装填されている複数の光ディスクの中に、ユーザによ
り選択指定されたコンテンツが記録されている該当光デ
ィスクが含まれているかどうかを確認する(ステップS
311)。これは、制御部20が管理している、光ディ
スクチェンジャ80に装填されている全ての光ディスク
の「記録メディアID」一覧と、必要とされる(該当)
光ディスクの「記録メディアID」を比較することでな
される。
【0237】ステップS311で、光ディスクチェンジ
ャ80内に該当ディスクが装填されていないと判別され
たときには、光ディスクチェンジャ80に空きが有っ
て、ディスクを装填できるかどうか判別する(ステップ
S312)。
【0238】空きが無い場合には、制御部20は、OS
D部16を使って、排出すべきディスクを指定するよう
にユーザに要求する(ステップS313)。この要求に
応じて、ユーザが排出すべきディスクをリモコン送信機
4やキー操作部70を使って指定する。制御部20は、
この排出すべきディスクの指定を認識すると(ステップ
S314)、指定されたディスクを排出し(ステップS
315)、さらにチェンジャ80に装填されているディ
スクについて管理している「記録メディアID」一覧を
書き換える(ステップS316)。
【0239】次に、制御部20は、OSD部16を使っ
て『“XXXX(記録メディアID)”を装填して下さ
い。』というメッセージをテレビモニター2に表示する
(ステップS317)。ここで、記録メディアIDは、
該当コンテンツの記録されている光ディスクを特定する
ためのメディアIDである。そして、新しいディスクの
装填を待ち受ける(ステップS318)。新たに光ディ
スクが装填されたと判別したときには、制御部20は、
光ディスクチェンジャ80を操作して、装填されている
光ディスクのメディアIDを得、管理している「記録メ
ディアID」一覧を書き換える(ステップS319)。
そして、ステップS311に戻る。
【0240】一方、ステップS312で、光ディスクチ
ェンジャ80に空きがあると判別した場合は、ステップ
S317に飛んで、制御部20は、OSD部16を使っ
て『“XXXX(記録メディアID)”を装填して下さ
い。』というメッセージをテレビモニター2に表示す
る。そして、次のステップS318でディスクの装填を
待ち受け、ディスクの装填を確認すると、装填されてい
る光ディスクの記録メディアIDを得、管理している
「記録メディアID」一覧を書き換え(ステップS31
9)た後、ステップS311に戻る。
【0241】そして、ステップS311で、光ディスク
チェンジャ80に装填されている光ディスク群の中に、
該当光ディスクがあると判別したときには、制御部20
から指令を受けた光ディスクチェンジャ80は、その内
部でディスクの入れ替えを行い、格納されている複数の
光ディスクの内、該当光ディスクを内部ドライブにセッ
トして記録再生が行える状態にする(ステップS32
0)。
【0242】そして、制御部20は、光ディスクチェン
ジャ80を操作して、その該当光ディスクから、当該光
ディスクが採用している論理フォーマット(例えばUD
F+RTR)の情報を読み出す(ステップS321)。
そして、読み出した情報から、該当コンテンツの「コン
テンツ識別名」を探し出し、該当光ディスク内での配置
の情報を確認し(ステップS322)、光ディスクチェ
ンジャ80に対して該当コンテンツの出力を指示する
(ステップS323)。
【0243】このとき、制御部20は、光ディスクチェ
ンジャ80から出力された該当コンテンツのビットスト
リームは、バス24を経由してMPEG2デコード部1
4に入力されるように制御する(ステップS324)。
MPEG2デコード部14では、MPEG2ビットスト
リームをデコードして映像・音声信号に復号し、ビデオ
スイッチャ15に入力する。
【0244】同時に、制御部20は、OSD部16に再
生中であること、および再生中のコンテンツ名などを知
らせる信号の発生を指示し(ステップS325)、ま
た、OSD部16の出力を復調された映像信号に混合す
るように指示する(ステップS326)。したがって、
OSD部16で発生した映像信号は、ビデオスイッチャ
15によりMPEG2デコード部14からのビデオ信号
と混合され、出力端子14を経てテレビモニター2に供
給され、ユーザに供される。
【0245】そして、ユーザがリモコン送信機4または
キー操作部70で停止ボタンを押すと、それがステップ
S326で判別され、光ディスクからのコンテンツの読
み出しを停止する指示をすると共に、OSD部16から
の「再生中」の信号の発生を停止させる指示を行なう
(ステップS327)。そして、MPEG2デコード部
14のデコードを停止し(ステップS328)、ビデオ
スイッチャ15にチューナ部12からの信号を出力する
ように指示し(ステップS329)、上述した再生の動
作を終了する。
【0246】なお、以上の実施の形態の説明において
は、放送信号を受信して記録メディアに記録する場合に
ついて説明したが、この発明は放送信号の記録に限られ
るものではない。例えば、固定式の記録メディアと、着
脱式の記録メディアを用いるビデオカメラにも適用可能
である。
【0247】また、記録するコンテンツ情報は、映像情
報やオーディオ情報に限らず、テキスト情報やプログラ
ムなどであってもよい。
【0248】また、上述の実施の形態では、データベー
ス用メモリは、ビデオ記録再生装置が内蔵するようにし
たが、データベース用メモリは、ビデオ記録再生装置に
対してネットワークを介して接続されている、例えばパ
ーソナルコンピュータなどの装置に設けておき、適宜、
ビデオ記録再生装置から、ネットワークを介してアクセ
スすることができるようにしておいても、勿論よい。
【0249】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、大量のコンテンツを記録して管理する場合に、比較
的簡易な装置によって、容易に管理することができる。
特に、固定式の記録メディアだけでなく、着脱式の記録
メディアを用いるようにすることにより、内蔵する固定
式の記録メディアとして大容量のものを殊更に備える必
要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報記録管理装置の第1の実施
の形態のブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における録画動作を説明する
ためのフローチャートの一部を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における録画動作を説明する
ためのフローチャートの一部を示す図である。
【図4】第1の実施の形態におけるデータベースの一例
を説明するための図である。
【図5】第1の実施の形態におけるコンテンツ選択およ
び再生動作を説明するためのフローチャートの一部を示
す図である。
【図6】第1の実施の形態におけるコンテンツ選択およ
び再生動作を説明するためのフローチャートの一部を示
す図である。
【図7】第1の実施の形態におけるコンテンツ選択およ
び再生動作を説明するためのフローチャートの一部を示
す図である。
【図8】第1の実施の形態における光ディスクのデータ
ベース管理の一例を説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】第1の実施の形態において、固定式の記録メデ
ィアから着脱式の記録メディアへのコンテンツの移動動
作を説明するためのフローチャートの一部を示す図であ
る。
【図10】第1の実施の形態において、固定式の記録メ
ディアから着脱式の記録メディアへのコンテンツの移動
動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図11】第1の実施の形態において、着脱式の記録メ
ディアから固定式の記録メディアへのコンテンツの移動
動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図12】第1の実施の形態において、着脱式の記録メ
ディアから固定式の記録メディアへのコンテンツの移動
動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図13】第1の実施の形態において、他のデータベー
スへコンテンツを移動させるための動作を説明するため
のフローチャートの一部を示す図である。
【図14】第1の実施の形態において、他のデータベー
スへコンテンツを移動させるための動作を説明するため
のフローチャートの一部を示す図である。
【図15】第1の実施の形態において、他のデータベー
スからのコンテンツの登録の動作を説明するためのフロ
ーチャートの一部を示す図である。
【図16】第1の実施の形態において、他のデータベー
スからのコンテンツの登録の動作を説明するためのフロ
ーチャートの一部を示す図である。
【図17】第1の実施の形態において、他のデータベー
スからのコンテンツの登録の動作を説明するためのフロ
ーチャートの一部を示す図である。
【図18】第1の実施の形態において、他のデータベー
スからのコンテンツの登録の動作を説明するためのフロ
ーチャートの一部を示す図である。
【図19】この発明による情報記録管理装置の第2の実
施の形態のブロック図である。
【図20】第2の実施の形態におけるコンテンツ選択お
よび再生動作を説明するためのフローチャートの一部を
示す図である。
【符号の説明】
1…ビデオ記録再生装置、2…テレビモニター、3…光
ディスク、4…リモコン送信機、12…チューナ部、1
3…MPEG2エンコード部、14…MPEG2デコー
ド部、15…ビデオスイッチャ、16…OSD部、20
…制御部、24…システムバス、30…データベース用
メモリ、40…ハードディスク装置、50…光ディスク
ドライブ、60…リモコン受信部、80…光ディスクチ
ェンジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/781 510L 5/781 Fターム(参考) 5C052 AA02 AB03 AB04 AC08 CC01 DD04 5D044 CC09 DE23 DE37 DE48 5D077 AA22 AA23 EA40 5D110 AA13 AA14 AA21 AA29 BB06 BB23 BB24 DA04 DA09 DB07 DD06 DD13 DD16 DE04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツ情報を、複数個の記録メディア
    の中から選択したものに記録すると共に、前記記録した
    コンテンツ情報の記録に関する情報をデータベース化し
    て管理する情報記録管理方法であって、 前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報は、前
    記記録したコンテンツ情報の所在情報を含み、前記所在
    情報は、少なくとも、前記コンテンツ情報を記録した記
    録メディアの識別子と、前記コンテンツ情報の識別子と
    を用いて管理すると共に、 前記記録メディアの識別子は、前記記録メディアから読
    み出した記録メディア毎にユニークな情報そのもの、ま
    たは、前記記録メディアから読み出した記録メディア毎
    にユニークな情報に基づいたものを使用することを特徴
    とする情報記録管理方法。
  2. 【請求項2】コンテンツ情報を、複数個の記録メディア
    の中から選択したものに記録すると共に、前記記録した
    コンテンツ情報の記録に関する情報をデータベース化し
    て管理する情報記録管理方法であって、 前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報は、前
    記記録したコンテンツ情報の所在情報を含み、前記所在
    情報は、少なくとも、前記コンテンツ情報を記録した記
    録メディアの識別子と、前記記録メディア内で前記コン
    テンツ情報を識別する可能とするためのコンテンツ識別
    子とを用いて管理すると共に、 前記記録メディアの識別子は、前記記録メディアに対し
    てユニークな識別子を生成して、当該記録メディアに記
    録したものを用いることを特徴とする情報記録管理方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、 前記記録メディアは、記録装置に対して着脱可能な着脱
    式記録メディアであることを特徴とする情報記録管理方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、 前記記録メディアは、記録装置に対して着脱可能な着脱
    式記録メディアと、着脱不能な固定式記録メディアとを
    含み、 前記記録したコンテンツ情報の所在情報には、記録メデ
    ィアが着脱式か、固定式かを区別するための記録メディ
    アの種類の情報が含まれることを特徴とする情報記録管
    理方法。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2において、 前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報には、
    前記記録されたコンテンツ情報の検索を可能とするため
    の前記記録したコンテンツ情報の属性情報を含むことを
    特徴とする情報記録管理方法。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項2において、 前記複数個の記録メディアは、いずれかのデータベース
    に当該記録メディアが登録されているかどうかを示す情
    報を備えていることを特徴とする情報記録管理方法。
  7. 【請求項7】請求項4において、 前記着脱式記録メディアと、前記固定式記録メディアと
    の間で、記録されているコンテンツ情報の移動を可と
    し、前記移動があった時には、前記データベースの前記
    所在情報を書き換えると共に、移動元の記録メディアの
    前記コンテンツ情報の実体を消去することを特徴とする
    情報記録管理方法。
  8. 【請求項8】請求項6において、 いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録され
    ているかどうかを示す情報が、いずれのデータベースに
    も登録されていないことを示している記録メディアに対
    して、前記データベースに管理されているコンテンツ情
    報の記録を可とすると共に、当該記録が行われた時に
    は、前記データベースから前記記録されたコンテンツ情
    報のレコードを消去することを特徴とする情報記録管理
    方法。
  9. 【請求項9】請求項6において、 いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録され
    ているかどうかを示す情報が、いずれのデータベースに
    も登録されていないことを示している記録メディアか
    ら、当該記録メディアに記録されているコンテンツ情報
    を前記データベースが管理している記録メディアに移動
    すると共に、前記データベースを更新することを特徴と
    する情報記録管理方法。
  10. 【請求項10】請求項6において、 いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録され
    ているかどうかを示す情報が、いずれのデータベースに
    も登録されていないことを示している記録メディアの、
    前記いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録
    されているかどうかを示す情報を、いずれかのデータベ
    ースに登録されていることを示す情報に変更すると共
    に、データベースを更新することにより、前記記録メデ
    ィアを、前記更新したデータベースに登録することを特
    徴とする情報記録管理方法。
  11. 【請求項11】コンテンツ情報を、複数個の記録メディ
    アの中から選択したものに記録すると共に、前記記録し
    たコンテンツ情報の記録に関する情報をデータベース化
    して管理する情報記録管理装置であって、 データベース用メモリと、 前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報とし
    て、少なくとも、前記コンテンツ情報を記録した記録メ
    ディアの識別子と、前記コンテンツ情報の識別子とを含
    む前記記録したコンテンツ情報の所在情報を、前記デー
    タベース用メモリに書き込む手段と、 前記記録メディアから読み出した記録メディア毎にユニ
    ークな情報そのものを、または、前記記録メディアから
    読み出した記録メディア毎にユニークな情報に基づいた
    ものを、前記記録メディアの識別子として生成する手段
    と、 を備えることを特徴とする情報記録管理装置。
  12. 【請求項12】コンテンツ情報を、複数個の記録メディ
    アの中から選択したものに記録すると共に、前記記録し
    たコンテンツ情報の記録に関する情報をデータベース化
    して管理する情報記録管理装置であって、 データベース用メモリと、 前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報とし
    て、少なくとも、前記コンテンツ情報を記録した記録メ
    ディアの識別子と、前記コンテンツ情報の識別子とを含
    む前記記録したコンテンツ情報の所在情報を、前記デー
    タベース用メモリに書き込む手段と、 ユニークな識別子を前記記録メディアの識別子として生
    成して、前記記録メディアに記録すると共に、その記録
    後は、前記記録メディアに記録された前記識別子を、前
    記データベース用メモリに書き込む前記記録メディアの
    識別子として用いる手段と、 を備えることを特徴とする情報記録管理装置。
  13. 【請求項13】請求項11または請求項12において、 前記記録メディアは、装置に対して着脱可能な着脱式記
    録メディアであることを特徴とする情報記録管理装置。
  14. 【請求項14】請求項11または請求項12において、 前記記録メディアは、装置に対して着脱可能な着脱式記
    録メディアと、着脱不能な固定式記録メディアとを含
    み、 前記記録したコンテンツ情報の所在情報には、記録メデ
    ィアが着脱式か、固定式かを区別するための記録メディ
    アの種類の情報が含まれることを特徴とする情報記録管
    理装置。
  15. 【請求項15】請求項11または請求項12において、 前記記録したコンテンツ情報の記録に関する情報には、
    前記記録されたコンテンツ情報の検索を可能とするため
    の前記記録したコンテンツ情報の属性情報を含むことを
    特徴とする情報記録管理装置。
  16. 【請求項16】請求項11または請求項12において、 前記複数個の記録メディアは、いずれかのデータベース
    に当該記録メディアが登録されているかどうかを示す情
    報を備えていることを特徴とする情報記録管理装置。
  17. 【請求項17】請求項14において、 前記着脱式記録メディアと、前記固定式記録メディアと
    の間で、記録されているコンテンツ情報の移動を可と
    し、前記コンテンツ情報の移動を行った時に、前記デー
    タベースの前記所在情報を書き換えると共に、移動元の
    記録メディアの前記コンテンツ情報の実体を消去する手
    段を備えることを特徴とする情報記録管理装置。
  18. 【請求項18】請求項16において、 いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録され
    ているかどうかを示す情報が、いずれのデータベースに
    も登録されていないことを示している記録メディアに対
    して、前記データベースに管理されているコンテンツ情
    報の記録を行うと共に、当該記録が行われた時には、前
    記データベースから前記記録されたコンテンツ情報のレ
    コードを消去する手段を備えることを特徴とする情報記
    録管理装置。
  19. 【請求項19】請求項16において、 いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録され
    ているかどうかを示す情報が、いずれのデータベースに
    も登録されていないことを示している記録メディアか
    ら、当該記録メディアに記録されているコンテンツ情報
    を前記データベースが管理している記録メディアに移動
    すると共に、前記データベースを更新する手段を備える
    ことを特徴とする情報記録管理装置。
  20. 【請求項20】請求項16において、 いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録され
    ているかどうかを示す情報が、いずれのデータベースに
    も登録されていないことを示している記録メディアの、
    前記いずれかのデータベースに当該記録メディアが登録
    されているかどうかを示す情報を、いずれかのデータベ
    ースに登録されていることを示す情報に変更すると共
    に、データベースを更新することにより、前記記録メデ
    ィアを、前記更新したデータベースに登録する手段を備
    えることを特徴とする情報記録管理装置。
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