JP2002236641A - コンテンツ提供方法、動的情報通知方法、コンテンツ送信方法、プログラム、記録媒体、移動通信端末及びサーバ - Google Patents

コンテンツ提供方法、動的情報通知方法、コンテンツ送信方法、プログラム、記録媒体、移動通信端末及びサーバ

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JP2002236641A
JP2002236641A JP2001325599A JP2001325599A JP2002236641A JP 2002236641 A JP2002236641 A JP 2002236641A JP 2001325599 A JP2001325599 A JP 2001325599A JP 2001325599 A JP2001325599 A JP 2001325599A JP 2002236641 A JP2002236641 A JP 2002236641A
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mobile communication
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communication terminal
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Hirobumi Nakayama
博文 中山
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機において動的に変化し得る動的情
報に応じたコンテンツを提供する。 【解決手段】 簡易携帯電話機10は、IPサーバ50
宛のHTTPリクエストを生成するたびに、そのHTT
PヘッダのUserAgentフィールドに自身の通信速度を書
きこむ。IPサーバ50は、HTTPリクエストを受信
すると、そのHTTPヘッダに書き込まれた通信速度に
対応したコンテンツをハードディスク装置55から読み
出し、これを簡易携帯電話機10に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動通信端末に
おいて変化し得る動的情報に応じたコンテンツを該端末
に配信するためのコンテンツ提供方法、動的情報通知方
法、コンテンツ送信方法、プログラム、記録媒体、移動
通信端末及びサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】音声通信のみならず、データ通信を行う
携帯電話機が知られている。最近では、この種の携帯電
話機にいわゆるブラウザが搭載されており、携帯電話機
のユーザは、自身が移動しながらでも、ネットワークに
接続されたサーバが提供する各種コンテンツをブラウジ
ングすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
においては、パーソナルコンピュータのような固定端末
とは異なり、その移動に応じて様々に変化し得る動的情
報が存在する。例えば、セルラ方式に通信網において
は、携帯電話機が新たな無線セル内に移動する度にいわ
ゆるハンドオーバが行われ、無線通信を行う相手となる
基地局が切り替わる。この際、新たに無線通信の相手と
なった基地局における無線チャネルの空き状態に応じ
て、携帯電話機に割り当てられるチャネル数が変化し、
この結果、携帯電話機がデータ通信を行う際の通信速度
が様々に変化し得る。
【0004】しかしながら、このように携帯電話機側で
変化し得る動的情報に応じてコンテンツを提供する仕組
みは未だ提案されていない。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
ものであり、携帯電話機のような移動通信端末において
様々に変化し得る動的情報に応じたコンテンツを当該端
末に配信する仕組みを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1に記載の発明は、移動通信網に収容され
る移動通信端末において動的に変化し得る動的情報に応
じたコンテンツを、前記移動通信網にネットワーク接続
されたサーバから前記移動通信端末に配信するコンテン
ツ提供方法であって、前記移動通信端末において前記動
的情報を検出するステップと、前記移動通信端末におい
て前記検出した動的情報を、前記サーバに送信すべきH
TTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエス
トのヘッダに書き込むステップと、前記動的情報が書き
込まれたHTTPリクエストを前記移動通信端末から前
期移動通信網を介して前記サーバに送信するステップ
と、前記サーバが受信した前記HTTPリクエストのヘ
ッダに書き込まれている前記動的情報を抽出するステッ
プと、前記抽出した動的情報に応じたコンテンツを前記
移動通信網を介して前記移動通信端末に送信するステッ
プと前記移動通信端末において前記送信されたコンテン
ツを受信するステップとを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のコンテンツ提供方法において、前記動的情報は、前記
移動通信端末の通信速度を示す情報であることを特徴と
する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のコンテンツ提供方法において、前記動的情報は、前記
移動通信端末の位置を示す情報であることを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のコンテンツ提供方法において、前記動的情報をHTT
Pリクエストのヘッダに書き込むステップは、前記ヘッ
ダのUserAgentフィールドに前記動的情報を書き込むこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、移動通信網に収
容される移動通信端末において動的に変化し得る動的情
報を、前記移動通信網にネットワーク接続されたサーバ
に通知する動的情報通知方法であって、前記移動通信端
末の動的情報を検出するステップと、前記検出した動的
情報を前記サーバに送信すべきHTTPリクエストのヘ
ッダに書き込むステップと、前記動的情報が書き込まれ
たHTTPリクエストを前記移動通信網を介して前記サ
ーバに送信するステップとを具備することを特徴とす
る。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の動的情報通知方法において、前記動的情報は、前記移
動通信端末の通信速度を示す情報であることを特徴とす
る。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の動的情報通知方法において、前記動的情報は、前記移
動通信端末の位置を示す情報であることを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項5に記載
の動的情報通知方法において、前記動的情報をHTTP
リクエストのヘッダに書き込むステップは、前記ヘッダ
のUserAgentフィールドに前記動的情報を書き込むこと
を特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、移動通信網にネ
ットワーク接続され、該網に収容される移動通信端末に
おいて動的に変化し得る動的情報に応じたコンテンツを
送信するサーバのコンテンツ送信方法であって、前記移
動通信端末から前記コンテンツを要求するためのHTT
Pリクエストを前記移動通信網を介して受信するステッ
プと、前記受信したHTTPリクエストのヘッダに書き
込まれた前記動的情報を読み出すステップと、前記読み
出した動的情報に応じたコンテンツを前記移動通信網を
介して前記移動通信端末に送信するステップとを備える
ことを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項9載の
コンテンツ送信方法において、前記動的情報は、前記移
動通信端末の通信速度を示す情報であることを特徴とす
る。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項9載の
コンテンツ送信方法において、前記動的情報は、前記移
動通信端末の位置を示す情報であることを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項9載の
コンテンツ送信方法において、前記動的情報を読み出す
ステップは、前記ヘッダのUserAgentフィールドから前
記動的情報を読み出すことを特徴とする。
【0018】請求項13に記載に記載の発明は、コンピ
ュータに、移動通信網に収容される移動通信端末におい
て動的に変化し得る動的情報を検出する機能と、前記検
出した動的情報を前記サーバに送信すべきHTTPリク
エストのヘッダに書き込む機能と、前記動的情報が書き
込まれたHTTPリクエストを前記移動通信網にネット
ワーク接続されたサーバに送信する機能とを実現させる
ためのプログラムを提供する。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供する。
【0020】請求項15に記載の発明は、コンピュータ
に、コンテンツを要求するためのHTTPリクエストを
移動通信網に収容される移動通信端末から前記移動通信
網を介して受信する機能と、前記受信したHTTPリク
エストのヘッダに書き込まれた、前記移動通信端末にお
いて動的に変化し得る動的情報を読み出す機能と、前記
読み出した動的情報に応じたコンテンツを前記移動通信
網を介して前記移動通信端末に送信する機能とを実現さ
せるためのプログラムを提供する。
【0021】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供する。
【0022】請求項17に記載の発明は、移動通信網に
収容され、動的に変化し得る動的情報を前記移動通信網
にネットワーク接続されたサーバに通知する移動通信端
末であって、前記動的情報を検出する検出手段と、前記
検出した動的情報を前記サーバに送信すべきHTTPリ
クエストのヘッダに書き込む書込み手段と、前記動的情
報が書き込まれたHTTPリクエストを前記移動通信網
を介して前記サーバに送信する送信手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項18に記載の発明は、移動通信網に
収容される移動通信端末において動的に変化し得る動的
情報に応じたコンテンツを、前記移動通信網を介して前
記移動通信端末に送信するサーバであって、前記動的情
報に対応したコンテンツを記憶する記憶手段と、前記移
動通信端末から前記コンテンツを要求するためのHTT
Pリクエストを前記移動通信網を介して受信する受信手
段と、前記受信したHTTPリクエストのヘッダに書き
込まれた前記動的情報を読み出す読み出し手段と、前記
読み出した動的情報に応じたコンテンツを前記記憶手段
から読み出し、読み出した前記コンテンツを前記携帯電
話機に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。ただし、本発明は、かか
る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々
の変更が可能である。
【0025】A:第1実施形態 まず、この発明の第1実施形態について説明する。第1
実施形態においては、簡易携帯電話機の動的情報として
当該電話機の通信速度を用いる場合を説明する。 A−1:構成 以下、第1実施形態の構成について説明する。 (1)システム全体の構成 図1は、第1実施形態にかかるシステム全体の構成を示
すブロック図である。同図に示すように、このシステム
は、簡易携帯電話機10、移動データ通信網20、アク
セスサーバ30、ローカルエリアネットワーク40及び
IP(Information Provider)サーバ50を主要な構
成としている。以下、ローカルエリアネットワークをL
ANと略称する。
【0026】簡易携帯電話機10は、例えばPHS(登
録商標:Personal Handyphone System)と呼ばれる移
動通信端末であり、図示せぬ移動電話網の通話サービス
を受けるほか、移動データ通信網20の基地局21との
間で無線通信を行って該網20のデータ通信サービスを
受ける。この簡易携帯電話機10は、移動データ通信網
20を介して、通信速度32kbps或いは64kbp
sのデータ通信が可能である。簡易携帯電話機10は、
文書閲覧ソフトいわゆるブラウザを搭載しており、移動
データ通信網20及びLAN40を介して、IPサーバ
50が提供するコンテンツを取得し、これを表示するよ
うになっている。
【0027】移動データ通信網20は、各々の無線セル
に在圏する簡易携帯電話機10と無線通信を行う基地局
21のほか、交換局(図示略)及びこれらを結ぶ通信線
(図示略)によって構成されており、簡易携帯電話機1
0に対して無線によるデータ通信サービスを提供する。
この移動データ通信網20は、アクセスサーバ30を介
してLAN40に接続されている。アクセスサーバ30
は、これら移動データ通信網20及びLAN40との間
で双方向のデータ授受を中継する機能を備ええている。
【0028】IPサーバ50はLAN40に接続されて
いる。このIPサーバ50は、簡易携帯電話機10のブ
ラウザを用いて参照可能なHTML(Hyper Text Mar
kupLanguage)形式で記述されたコンテンツを記憶して
おり、簡易携帯電話機10からの要求に応じて当該電話
機10の通信速度に対応したコンテンツを送信する機能
を備えている。
【0029】(2)簡易携帯電話機10の構成 次に、図2に示すブロック図を参照しながら、簡易携帯
電話機10の構成について説明する。同図に示すよう
に、簡易携帯電話機10は、CPU11、ROM(Read
OnlyMemory)12、SRAM(Static Random Acce
ss Memory)13、送受信部14、ユーザインタフェー
ス部15、及びこれらを相互に接続するバス16から構
成される。
【0030】送受信部14は、図示せぬアンテナや通信
制御回路等によって構成されており、移動データ通信網
20の基地局21と無線通信を行う。送受信部14は、
音声通信を行う際には、通信速度32kbpsでの無線
通信が可能なチャネルを1つ利用するようになっている
が、データ通信を行う際には、上記チャネルを1つ又は
2つ利用することにより、通信速度32kbps又は6
4kbpsでのデータ通信を基地局21と行うようにな
っている。
【0031】ROM12には各種の制御プログラム等が
格納されており、CPU11は、これら制御プログラム
を読み出して簡易携帯電話機10の各部を制御する。こ
の際、SRAM13は、CPU121のワークエリアと
して用いられる。ROM12に格納される制御プログラ
ムには、送受信部14によって実現される通信速度を示
す通信速度情報をSRAM13に記憶し、これをIPサ
ーバ50へのリクエスト信号に書き込むための通信速度
通知プログラム12aがある。CPU11は、この通信
速度通知プログラム12aを実行することにより、送受
信部14によって実現されている通信速度をIPサーバ
50に通知することが可能になっている。より具体的に
は、簡易携帯電話機10からIPサーバ50へ送信され
るHTTPリクエストのヘッダ内の「UserAgent」フィ
ールドに、32Kbps或いは64kbpsのいずれか
の通信速度情報が書き込まれるようになっている。
【0032】ユーザインタフェース部13は、受信した
コンテンツ等の各種情報を表示するための液晶ディスプ
レイ、ユーザが各種の入力操作を行うためのキーパッ
ド、ユーザが通話を行うためのマイク及びスピーカ(い
ずれも図示略)からなる。なお、スピーカは、IPサー
バ50から提供されるコンテンツが音楽データの場合に
は、その音楽データに基づいた楽音を再生するためにも
用いられる。
【0033】(3)IPサーバ50の構成 次に、IPサーバ50の構成について説明する。図3
は、IPサーバ50の構成を示すブロック図である。同
図に示すように、IPサーバ50は、CPU51、RO
M52、RAM53、通信部54、ハードディスク装置
55、及びこれらを相互に接続するバス56からなる。
【0034】通信部54は、LAN40との接続インタ
フェースや通信制御回路からなり、LAN40及び移動
データ通信網20を介して簡易携帯電話機10とデータ
通信を行う。ROM53には各種制御プログラム等が格
納されており、CPU51は、これら制御プログラムを
読み出して制御処理を実行する。この際、RAM53
は、CPU51のワークエリアとして用いられる。
【0035】ハードディスク装置55は、コンテンツを
表すHTML形式のデータ(以下、HTMLデータと呼
ぶ)を記憶するためのコンテンツ記憶部55aという記
憶エリアを有するほか、記憶しているHTMLデータを
簡易携帯電話機10に配信するためのコンテンツ配信プ
ログラム55bを記憶している。コンテンツ記憶部55
aには、1種類のコンテンツに対して割り当てられた1
つのディレクトリ内に、通信速度32kbpsと通信速
度64kbpsのそれぞれに対応したHTMLデータを
格納した2種類のデータファイルが記憶されている。こ
こで、通信速度64kbpsに対応するHTMLデータ
はより大容量のデータであり、通信速度32kbpsに
対応したHTMLデータはより低容量のデータである。
【0036】例えば、コンテンツに画像データが含まれ
る場合、通信速度64kbpsに対応する画像データ
は、解像度や色調などの画質が通信速度32kbpsに
対応する画像データより向上したものである。特に画像
データが動画像の場合には、通信速度64kbpsに対
応する画像データは、より多くのコマ数からなるデータ
であってもよい。また、コンテンツに音楽データが含ま
れる場合には、通信速度64kbpsに対応する音楽デ
ータは、音質がより向上したものである。また、コンテ
ンツにテキストデータが含まれる場合には、通信速度3
2kbpsに対応したデータは、通信速度64kbps
に対応したテキストデータから一部のテキストを間引き
したものである。
【0037】IPサーバ50のCPU51は、簡易携帯
電話機10から受信したHTTPリクエストから、コン
テンツを指定するためのURLを抽出するとともに、そ
のヘッダ内のUserAgentフィールドに書き込まれている
通信速度情報を抽出する。そして、CPU51は、ハー
ドディスク装置55を参照して、抽出したURLによっ
て指定されるディレクトリ内から、抽出した通信速度情
報に対応するHTMLデータのデータファイルを読み出
して、これを簡易携帯電話機10に送信するようになっ
ている。
【0038】A−2:動作 次に、上記構成からなる第1実施形態の動作について説
明する。以下では、まず、簡易携帯電話機10が通信速
度を検出して通知する動作について説明した後、システ
ム全体の動作の一例について述べる。
【0039】(1)簡易携帯電話機10による通信速度
の検出 図4は、簡易携帯電話機10のCPU11が通信速度を
検出する動作を示すフローチャートである。簡易携帯電
話機10の送受信部14がCPU11の命令により無線
通信を開始するとともに、CPU11は通信通知検出プ
ログラムを起動し、これにより図4に示すフローが開始
される。まず、CPU11は、送受信部14を監視する
ことにより、32kbps又は64kbpsのいずれか
の通信速度を検出し(ステップS1)、検出した通信速
度が前回検出した通信速度(即ちSRAM13に記憶さ
れている通信速度情報が示す通信速度)と比較し、変化
したか否かを判断する(ステップS2)。この判断の結
果、通信速度が変化していれば(ステップS2;Ye
s)、CPU11はSRAM13内の所定の記憶エリア
に記憶されている通信速度情報を、ステップS1におい
て検出した通信速度を示す通信速度情報に更新し(ステ
ップS3)、CPU11の処理はステップS1に戻る。
一方、ステップS2の判断の結果、通信速度が変化して
いなければ(ステップS2;No)、CPU11の処理
はステップS1に戻る。このようにして、送受信部14
が通信を行っている間は常時、通信速度が検出され、S
RAM13に記憶されるようになっている。
【0040】(2)簡易携帯電話機10による通信速度
の通知 次に、簡易携帯電話機10のCPU11が通信速度をI
Pサーバ50に通知する動作について説明する。CPU
11が通信速度通知プログラムを起動すると、前述した
図4に示すフローの他、図5に示すフローが開始され
る。まず、CPU11は、IPサーバ50に対しHTT
Pリクエストを送信すべきか否かを判断する(ステップ
S11)。例えば、ユーザの操作によってIPサーバ5
0へのアクセス要求がなされた場合、HTTPリクエス
トを送信すべきと判断され(ステップS11;Ye
s)、CPU11はSRAM13内の所定の記憶エリア
に記憶している通信速度情報を読み出す(ステップS1
2)。次いで、CPU11は、読み出した通信速度情報
を、IPサーバ50に送信すべきHTTPリクエストの
ヘッダに書き込む(ステップS13)。この際、前述し
たように、UserAgentフィールドに通信速度情報が書き
込まれることになる。そして、CPU11は、通信速度
情報が書き込まれたHTTPリクエストをIPサーバ5
0に送信し(ステップS14)、ステップS11に戻
る。
【0041】(3)システム全体の動作例 次に、図6に示すシーケンス図を用いて、システム全体
の動作の一例について説明する。まず、ユーザは簡易携
帯電話機10のキーパッドを用いて所望のIPサーバ5
0のURLを入力し、アクセスを要求する操作を行う。
この操作に応じて、簡易携帯電話機10は、通話モード
からデータ通信モードとなり、入力されたURLを含む
HTTPリクエストを生成する。この生成処理の際に、
簡易携帯電話機10は、上述した通信速度通知プログラ
ムが実行されることによってSRAM13に記憶された
通信速度情報(ここでは、32kbpsとする)を読み
出し、これをHTTPリクエストのヘッダ内のUserAgen
tフィールドに書き込む(ステップS31)。そして、
簡易携帯電話機10は、32kbpsという通信速度情
報が書き込まれたHTTPリクエストをIPサーバ50
へ送信する(ステップS32)。
【0042】IPサーバ50は、このHTTPリクエス
トを受信すると、コンテンツ配信プログラム55bを起
動し、ヘッダ内のUserAgent内に書き込まれている通信
速度情報32kbpsを抽出する。そして、IPサーバ
50は、ハードディスク装置55内のコンテンツ記憶部
55aを参照し、HTTPリクエストに含まれるURL
によって指定されるディレクトリから、通信速度情報3
2kbpsに対応するHTMLデータを読み出し、読み
出したHTMLデータを簡易携帯電話機10に送信する
(ステップS33)。
【0043】簡易携帯電話機10は、HTMLデータを
受信すると、これを解釈し、コンテンツとして液晶ディ
スプレイに表示する(ステップS34)。表示されたコ
ンテンツには、HTMLのアンカータグによってリンク
が張られている。ユーザがこのリンクが張られている箇
所をキー操作で選択すると、これに応じて、簡易携帯電
話機10は、上記アンカータグによって関連付けられて
いるURLを含むHTTPリクエストを生成する(ステ
ップS35)。この生成処理においても、上記と同様
に、簡易携帯電話機10は、SRAM13に記憶してい
る通信速度情報をHTTPリクエストのヘッダ内のUser
Agentフィールドに書き込む。ここでは、前述のステッ
プS31において読み出された通信速度32kbpsか
ら、時間の経過とともに通信速度64kbpsに変化し
ていたものと仮定し、通信速度情報として64kbps
を書き込むものとする。そして、簡易携帯電話機10
は、64kbpsという通信速度情報が書き込まれたH
TTPリクエストをIPサーバ50へ送信する(ステッ
プS36)。
【0044】IPサーバ50は、このHTTPリクエス
トを受信すると、このヘッダ内のUserAgentに書き込ま
れている通信速度情報64kbpsを抽出する。そし
て、IPサーバ50は、ハードディスク装置55内のコ
ンテンツ記憶部55aを参照し、上記HTTPリクエス
トに含まれるURLによって指定されるディレクトリか
ら通信速度情報64kbpsに対応するHTMLデータ
を読み出し、読み出したHTMLデータを簡易携帯電話
機10に送信する(ステップS37)。
【0045】簡易携帯電話機10は、HTMLデータを
受信すると、これを解釈し、コンテンツとして液晶ディ
スプレイに表示する(ステップS38)。このコンテン
ツは、64kbpsに対応したコンテンツであるので、
画像データが含まれていればその画質はより向上したも
のであり、音楽データが含まれていればその音質はより
向上したものである。そして、さらに、表示されている
コンテンツ上でリンクを張られている箇所がユーザによ
って選択されると、これに応じて、簡易携帯電話機10
はリンク先のURLを含むHTTPリクエストを生成す
る(ステップS39)。この生成処理においても、上記
と同様に、簡易携帯電話機10は、通信速度情報(ここ
では、32kbpsとする)をHTTPリクエストのヘ
ッダ内のUserAgentフィールドに書き込み、このHTT
PリクエストをIPサーバ50へ送信する(ステップS
40)。
【0046】以下、上記と同様の処理が繰り返し実行さ
れる。即ち、簡易携帯電話機10は、HTTPリクエス
トを生成するたびに、そのヘッダ内のUserAgentに通信
速度情報を書きこみ、IPサーバ50はその通信速度情
報に対応したコンテンツを簡易携帯電話機10に送信す
るのである。
【0047】以上述べた第1実施形態によれば、簡易携
帯電話機10は、刻々と移り変わる通信速度情報をHT
TPリクエストを送信する度にIPサーバ50に通知す
ることにより、自身の通信速度に最適のコンテンツを受
信することができる。
【0048】B.第2実施形態 次に、この発明の第2実施形態について説明する。この
第2実施形態においては、簡易携帯電話機の動的情報と
して、簡易携帯電話機10の位置情報を用いた場合を説
明する。
【0049】B−1:構成 まず、第2実施形態の構成について説明する。システム
全体の構成は、前述した第1実施形態と異なる点は無い
ので説明を省略する。
【0050】(1)簡易携帯電話機10の構成 図7は、第2実施形態に係る簡易携帯電話機10の構成
を示すブロック図である。同図において、前述した第1
実施形態と同様の構成には同一の符号を付しており、こ
れらについては説明を省略する。本実施形態が第1実施
形態と異なる点は、ROM12内に、簡易携帯電話機1
0が在圏している無線エリアを管轄する基地局21(以
下、在圏基地局と呼ぶ)の識別情報(以下、基地局ID
と呼ぶ)をSRAM13記憶し、これをHTTPリクエ
ストのヘッダに書き込むための基地局ID通知プログラ
ム12bが備えられているところである。この第2実施
形態では、在圏基地局の基地局IDを用いて簡易携帯電
話機10の位置を表すこととする。
【0051】この簡易携帯電話機10の動作モードに
は、基地局IDをIPサーバ50に通知する通知モード
と、これを通知しない非通知モードとがあり、このモー
ド切替はユーザの操作によって適宜切り替えられるよう
になっている。このように動作モードをユーザが切り替
えることによってユーザが意図しない位置通知を防止す
ることが可能となり、ユーザのプライバシーが保護され
ることになる。
【0052】(2)IPサーバ50の構成 図8は、第2実施形態に係るIPサーバ50の構成を示
すブロック図である。同図において、前述した第1実施
形態と同様の構成には同一の符号を付しており、これら
については説明を省略する。本実施形態が第1実施形態
と異なる点は、ハードディスク装置55内のコンテンツ
記憶部55aが、簡易携帯電話機10の位置に関連しな
いコンテンツの他、基地局IDが示す基地局21が存在
する場所に関連した位置関連コンテンツを当該基地局I
Dに対応して記憶するところである。
【0053】IPサーバ50のCPU51は、簡易携帯
電話機10からHTTPリクエストを受信すると、この
HTTPリクエストに含まれるURLを参照し、そのU
RLによって指定されるコンテンツが簡易携帯電話機の
位置情報を必要とするか否かを判断し、必要な場合にの
み、基地局IDに対応するコンテンツを読み出して、こ
れを簡易携帯電話機10に送信する。一方、URLによ
って指定されるコンテンツが簡易携帯電話機の位置情報
を必要としない場合には、そのURLによって指定され
るコンテンツを読み出して、そのまま簡易携帯電話機1
0に送信するようになっている。このため、IPサーバ
のSRAM13には、位置情報を必要とするコンテンツ
を指定するURLをテーブル形式で保持しており、CP
U51はこのテーブルを参照して簡易携帯電話機10の
位置情報の必要性の有無を判断する
【0054】B−2:動作 (1)簡易携帯電話機10が基地局IDを検出する動作 図9は、第2実施形態の簡易携帯電話機10のCPU1
1が基地局IDを検出する動作を示すフローチャートで
ある。簡易携帯電話機10の送受信部14がCPU11
の命令により無線通信を開始するとともに、CPU11
は基地局ID通知プログラムを起動し、これにより図9
に示すフローが開始される。まず、CPU11は、送受
信部14を監視することにより、基地局21から報知さ
れる基地局IDを検出し(ステップS41)、検出した
基地局IDが前回検出した基地局IDと変化したか否か
を判断する(ステップS42)。ここで、基地局IDが
変化していれば(ステップS42;Yes)、CPU1
1は、検出した基地局IDをSRAM13に記憶し(ス
テップS43)、ステップS41に戻る。
【0055】(2)簡易携帯電話機10が基地局IDを
通知する動作 図10は、簡易携帯電話機10のCPU11がIPサー
バ50に基地局IDを通知する動作を示すフローチャー
トである。CPU11が基地局ID通知プログラムを起
動すると、前述の図9に示すフローの他、図10に示す
フローが開始される。まず、CPU11は、IPサーバ
50に対しHTTPリクエストを送信すべきか否かを判
断する(ステップS51)。ここで、HTTPリクエス
トを送信すべき場合には(ステップS51;Yes9、
CPU11はSRAM13の所定エリアに記憶している
基地局IDを読み出す(ステップS52)。次いで、C
PU11は、送信すべきHTTPリクエストのヘッダ
に、読み出した基地局IDを書き込む(ステップS5
3)。この際、ヘッダ内のUserAgentフィールドに基地
局IDが書き込まれることになる。そして、CPU11
は、基地局IDが書き込まれたHTTPリクエストをI
Pサーバ50に送信し(ステップS54)、ステップS
51に戻る。
【0056】(3)システム全体の動作例 次に、図11に示すシーケンス図を用いて、システム全
体の動作の一例について説明する。この第2実施形態が
前述した第1実施形態と異なる点は、簡易携帯電話機1
0がHTTPリクエストを生成するたびにそのヘッダに
在圏基地局の基地局IDを書きこんでこれをIPサーバ
に通知し、IPサーバ50は、このHTTPリクエスト
に含まれるURLを参照し、そのURLによって指定さ
れるコンテンツが簡易携帯電話機の位置情報を必要とす
るか否かを判断し、必要な場合にのみ、基地局IDに対
応するコンテンツを読み出して、これを簡易携帯電話機
10に送信するところである。即ち、前述したように、
HTTPリクエストに含まれるURLによって指定され
るコンテンツが必ずしも位置に関連したコンテンツであ
る場合と、そうではない場合がある。この両者に対応す
るために、簡易携帯電話機10側ではHTPPリクエス
トに基地局IDを常に書き込んでおき、IPサーバ50
側がその基地局IDを利用してコンテンツを提供するか
否かを判断するのである。
【0057】例えば、図11において、簡易携帯電話機
10は、HTTPリクエストを生成する際に、基地局I
D(ここでは、BS001とする)をヘッダのUserAgen
tフィールドに書き込み(ステップS61)、このHT
TPリクエストをIPサーバ50へ送信する(ステップ
S62)。IPサーバ50は、このHTTPリクエスト
を受信すると、このHTTPリクエストに含まれるUR
Lによって提供されるコンテンツが簡易携帯電話機の位
置情報を必要とするか否かを、前述したテーブルを参照
して判断する。ここで、位置情報が必要な場合には、I
Pサーバ50は、HTTPリクエストのヘッダに含まれ
る基地局ID「BS001」を抽出し、ハードディスク
装置55のコンテンツ記憶部55aから基地局ID「B
S001」に対応するコンテンツを読み出し、簡易携帯
電話機10に送信する(ステップS63)。簡易携帯電
話機10は、コンテンツを受信すると、これを液晶ディ
スプレイに表示する(ステップS64)。一方、位置情
報が必要でない場合には、IPサーバ50は、HTTP
リクエストに含まれる基地局ID「BS001」を参照
することなく、URLによって指定されるコンテンツを
ハードディスク装置55のコンテンツ記憶部55aから
読み出し、これを簡易携帯電話機10に送信する。
【0058】以上述べた第2実施形態によれば、簡易携
帯電話機は、HTTPリクエストを生成するたびに、そ
のヘッダに自身の位置情報として基地局IDを書きこ
み、IPサーバ50はその基地局IDに対応したコンテ
ンツを簡易携帯電話機10に送信する。即ち、刻々と移
り変わる簡易携帯電話機10の位置をユーザの操作を必
要とすることなくIPサーバ50に通知し、その位置に
対応したコンテンツを取得することができる。
【0059】C:変形例 既述の通り、本発明は上述した実施形態に限定されず、
以下のような種々の変更が可能である。 (1)簡易携帯電話機10の形態 第1及び第2実施形態では、ユーザが用いる端末として
簡易携帯電話機を採用していたが、これに限定されな
い。要は、移動データ通信網20のようなセルラ網に収
容される移動通信端末であればよく、例えば、PDC
(Personal Digital Cellular)方式の携帯電話機
や、無線機能を備えたPDA(Personal Digital Ass
istants)等であってもよい。また、次世代携帯電話と
して知られているIMT-2000(International Mobile Tel
ecommunication 2000)方式の携帯電話機を用いること
ももちろん可能である。このIMT-2000方式によれば、1
44kbps〜2Mbpsの通信速度が実現可能であ
り、通信速度によって送受信できるコンテンツの容量に
かなりの差が生じる。従って、本発明の効果はより顕著
になるといえる。
【0060】(2)IPサーバ50の設置形態 第1及び第2実施形態において、IPサーバ50は、L
AN40に接続されたものに限定されず、インターネッ
トに接続されていてもよい。この場合、インターネット
は、データ中継を司るゲートウェイを介して、移動デー
タ通信網20或いはLAN40に接続される。
【0061】(3)簡易携帯電話機の位置情報 第2実施形態において、簡易携帯電話機10の位置を在
圏基地局の基地局IDを用いて特定していたが、これに
限定されない。例えば、簡易携帯電話機10が、GPS
(Global Positioning System)機能を搭載している
場合には、このGPSによって得られる緯度経度情報を
用いてもよい。
【0062】(4)動的情報の種類 第1及び第2実施形態においては、動的情報として、簡
易携帯電話機10の通信速度情報と、簡易携帯電話機1
0の位置情報を用いていたが、これに限定されることは
ない。例えば、簡易携帯電話機10のメモリのキャッシ
ュサイズが動的に変化し得るような構成であれば、その
キャッシュサイズをIPサーバ50に通知し、IPサー
バ50はこれに応じたコンテンツを送信するようにして
もよい。
【0063】(5)動的情報を書き込むフィールド 第1及び第2実施形態において、通信速度情報や位置情
報のような動的情報を書き込むフィールドとしてUserAg
entフィールドを用いていたが、これに限定されるわけ
ではなく、他のフィールドであってもよい。
【0064】(6)動的情報の通知タイミング 第1及び第2実施形態では、簡易携帯電話機10がHT
TPリクエストを送信する度にそのヘッダに動的情報を
書き込んでいた。しかし、これに限らず、簡易携帯電話
機10は通信開始時の最初のHTTPリクエスト送信時
にのみ、動的情報を書き込むようにしてもよい。一方、
IPサーバ50は、開始された通信が終了するまでは、
通信開始時に受け取った動的情報に応じたコンテンツを
簡易携帯電話機10に提供する。
【0065】(7)コンテンツの記述言語 第1及び第2実施例においては、IPサーバ50が記憶
するコンテンツはHTML形式としたが、これに限定さ
れるわけではなく、例えばXML(ExtensibleMarkup
Language)等の他の記述言語を用いるものであってもよ
い。
【0066】(8)記録媒体の形態 第1及び第2実施例の簡易携帯電話機20及びIPサー
バ50において実行されるプログラム(処理)は、当該
プログラムが記録された磁気テープ、磁気ディスク、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、光記録媒体、光磁気記
録媒体、DVD(Digital Versatile Disk)、RAM
(Random Access Memory)等の様々な記録媒体から読
み取られることによって実行することができる。
【0067】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、移動通
信端末において検出した動的情報をサーバに送信すべき
HTTPリクエストのヘッダに書き込み、サーバがこの
動的情報に応じたコンテンツを移動通信端末に送信する
ので、移動通信端末において様々に変化し得る動的情報
に適したコンテンツを配信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態に係るシステム全体
の構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施形態における簡易携帯電話機の構成
を示すブロック図である。
【図3】 第1実施形態におけるIPサーバの構成を示
すブロック図である。
【図4】 第1実施形態における簡易携帯電話機が通信
速度を検出する動作を示すフローチャート図である。
【図5】 第1実施形態における簡易携帯電話機が通信
速度を通知する動作を示すフローチャート図である。
【図6】 第1実施形態におけるシステム全体の動作の
一例を示すシーケンス図である。
【図7】 この発明の第2実施形態における簡易携帯電
話機の構成を示すブロック図である。
【図8】 第2実施形態におけるIPサーバの構成を示
すブロック図である。
【図9】 第2実施形態における簡易携帯電話機が通信
速度を検出する動作を示すフローチャート図である。
【図10】 第2実施形態における簡易携帯電話機が通
信速度を通知する動作を示すフローチャート図である。
【図11】 第2実施形態におけるシステム全体の動作
の一例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10・・・携帯電話機(移動通信端末) 11・・・CPU(検出手段、書込み手段、送信手
段)、12・・・ROM(記録媒体)、12a・・・通
信速度通知プログラム、12b・・・基地局ID通知プ
ログラム、13・・・SRAM、14・・・送受信部
(検出手段、送信手段)、15・・・ユーザインタフェ
ース、20・・・移動データ通信網(移動通信網)、2
1・・・基地局、30・・・アクセスサーバ、40・・
・LAN、50・・・IPサーバ、51・・・CPU
(受信手段、読み出し手段、送信手段)、52・・・R
OM、53・・・RAM、54・・・通信部(受信手
段、送信手段)、55・・・ハードディスク装置(記録
媒体)、55a・・・コンテンツ記憶部(記憶手段)、
55b・・・コンテンツ配信プログラム。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信網に収容される移動通信端末に
    おいて動的に変化し得る動的情報に応じたコンテンツ
    を、前記移動通信網にネットワーク接続されたサーバか
    ら前記移動通信端末に配信するコンテンツ提供方法であ
    って、 前記移動通信端末において前記動的情報を検出するステ
    ップと、 前記移動通信端末において前記検出した動的情報を、前
    記サーバに送信すべきHTTP(Hyper Text Transfe
    r Protocol)リクエストのヘッダに書き込むステップ
    と、 前記動的情報が書き込まれたHTTPリクエストを前記
    移動通信端末から前期移動通信網を介して前記サーバに
    送信するステップと、 前記サーバが受信した前記HTTPリクエストのヘッダ
    に書き込まれている前記動的情報を抽出するステップ
    と、 前記抽出した動的情報に応じたコンテンツを前記移動通
    信網を介して前記移動通信端末に送信するステップと前
    記移動通信端末において前記送信されたコンテンツを受
    信するステップとを備えることを特徴とするコンテンツ
    提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンテンツ提供方法に
    おいて、 前記動的情報は、前記移動通信端末の通信速度を示す情
    報であることを特徴とするコンテンツ提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコンテンツ提供方法に
    おいて、 前記動的情報は、前記移動通信端末の位置を示す情報で
    あることを特徴とするコンテンツ提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のコンテンツ提供方法に
    おいて、 前記動的情報をHTTPリクエストのヘッダに書き込む
    ステップは、前記ヘッダのUserAgentフィールドに前記
    動的情報を書き込むことを特徴とするコンテンツ提供方
    法。
  5. 【請求項5】 移動通信網に収容される移動通信端末に
    おいて動的に変化し得る動的情報を、前記移動通信網に
    ネットワーク接続されたサーバに通知する動的情報通知
    方法であって、 前記移動通信端末の動的情報を検出するステップと、 前記検出した動的情報を前記サーバに送信すべきHTT
    Pリクエストのヘッダに書き込むステップと、 前記動的情報が書き込まれたHTTPリクエストを前記
    移動通信網を介して前記サーバに送信するステップとを
    具備することを特徴とする動的情報通知方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の動的情報通知方法にお
    いて、 前記動的情報は、前記移動通信端末の通信速度を示す情
    報であることを特徴とする動的情報通知方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の動的情報通知方法にお
    いて、 前記動的情報は、前記移動通信端末の位置を示す情報で
    あることを特徴とする動的情報通知方法。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の動的情報通知方法にお
    いて、 前記動的情報をHTTPリクエストのヘッダに書き込む
    ステップは、前記ヘッダのUserAgentフィールドに前記
    動的情報を書き込むことを特徴とする動的情報通知方
    法。
  9. 【請求項9】 移動通信網にネットワーク接続され、該
    網に収容される移動通信端末において動的に変化し得る
    動的情報に応じたコンテンツを送信するサーバのコンテ
    ンツ送信方法であって、 前記移動通信端末から前記コンテンツを要求するための
    HTTPリクエストを前記移動通信網を介して受信する
    ステップと、 前記受信したHTTPリクエストのヘッダに書き込まれ
    た前記動的情報を読み出すステップと、 前記読み出した動的情報に応じたコンテンツを前記移動
    通信網を介して前記移動通信端末に送信するステップと
    を備えることを特徴とするコンテンツ送信方法。
  10. 【請求項10】 請求項9載のコンテンツ送信方法にお
    いて、 前記動的情報は、前記移動通信端末の通信速度を示す情
    報であることを特徴とするコンテンツ送信方法。
  11. 【請求項11】 請求項9載のコンテンツ送信方法にお
    いて、 前記動的情報は、前記移動通信端末の位置を示す情報で
    あることを特徴とするコンテンツ送信方法。
  12. 【請求項12】 請求項9載のコンテンツ送信方法にお
    いて、 前記動的情報を読み出すステップは、前記ヘッダのUser
    Agentフィールドから前記動的情報を読み出すことを特
    徴とするコンテンツ送信方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、 移動通信網に収容される移動通信端末において動的に変
    化し得る動的情報を検出する機能と、 前記検出した動的情報を前記サーバに送信すべきHTT
    Pリクエストのヘッダに書き込む機能と、 前記動的情報が書き込まれたHTTPリクエストを前記
    移動通信網にネットワーク接続されたサーバに送信する
    機能とを実現させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のプログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、 コンテンツを要求するためのHTTPリクエストを移動
    通信網に収容される移動通信端末から前記移動通信網を
    介して受信する機能と、 前記受信したHTTPリクエストのヘッダに書き込まれ
    た、前記移動通信端末において動的に変化し得る動的情
    報を読み出す機能と、 前記読み出した動的情報に応じたコンテンツを前記移動
    通信網を介して前記移動通信端末に送信する機能とを実
    現させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のプログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 移動通信網に収容され、動的に変化し
    得る動的情報を前記移動通信網にネットワーク接続され
    たサーバに通知する移動通信端末であって、 前記動的情報を検出する検出手段と、 前記検出した動的情報を前記サーバに送信すべきHTT
    Pリクエストのヘッダに書き込む書込み手段と、 前記動的情報が書き込まれたHTTPリクエストを前記
    移動通信網を介して前記サーバに送信する送信手段とを
    具備することを特徴とする移動通信端末。
  18. 【請求項18】 移動通信網に収容される移動通信端末
    において動的に変化し得る動的情報に応じたコンテンツ
    を、前記移動通信網を介して前記移動通信端末に送信す
    るサーバであって、 前記動的情報に対応したコンテンツを記憶する記憶手段
    と、 前記移動通信端末から前記コンテンツを要求するための
    HTTPリクエストを前記移動通信網を介して受信する
    受信手段と、 前記受信したHTTPリクエストのヘッダに書き込まれ
    た前記動的情報を読み出す読み出し手段と、 前記読み出した動的情報に応じたコンテンツを前記記憶
    手段から読み出し、読み出した前記コンテンツを前記携
    帯電話機に送信する送信手段とを備えることを特徴とす
    るサーバ。
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