JP2002231657A - 白金膜及びその製造方法 - Google Patents

白金膜及びその製造方法

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JP2002231657A
JP2002231657A JP2001029681A JP2001029681A JP2002231657A JP 2002231657 A JP2002231657 A JP 2002231657A JP 2001029681 A JP2001029681 A JP 2001029681A JP 2001029681 A JP2001029681 A JP 2001029681A JP 2002231657 A JP2002231657 A JP 2002231657A
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Yoshinori Takayama
佳典 高山
Hiroto Uchida
寛人 内田
Katsumi Ogi
勝実 小木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面の平滑性を向上する。ステップカバレッ
ジ性に優れる。 【解決手段】 半導体基板に形成された微細な溝又は穴
に堆積された白金膜が、溝又は穴の周囲の膜厚をt0
溝又は穴の底部の膜厚をtb、溝又は穴の側部の膜厚を
sとするとき、tb/t0=0.7〜1.0及びts/t
0=0.7〜1.0であって、溝周囲の中心線表面平均
粗さが5〜50Åである。この白金膜は金属白金をター
ゲット材にしてスパッタリングにより溝にシード膜を形
成した後、シード膜上に有機金属化学蒸着法によりジメ
チル白金シクロオクタジエン等の有機白金化合物の蒸気
の分解により製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板に形成
された微細な溝又は穴に堆積された白金膜及びその製造
方法に関する。更に詳しくは、半導体メモリーデバイス
の誘電体キャパシタ用電極、半導体基板のコンタクトや
配線等として用いられ、カバレッジ性が良好で、かつ平
滑性に優れた白金膜及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体基板の誘電体メモリー
用の電極材料として用いられている白金膜は、真空蒸着
法やスパッタリングなどの物理蒸着法(Physical Vapor
Deposition、以下、PVD法という。)、熱分解による
有機金属化学蒸着法(Metal Organic Chemical Vapor D
eposition、以下、MOCVD法という。)、湿式のめ
っき法等により製造されている。
【0003】半導体基板において、形成された微細な溝
又は穴に白金膜のような金属膜等を成膜するとき、溝又
は穴の底部で膜の厚さと、溝又は穴の周囲の部分での膜
の厚さの比率をステップカバレッジといい、図5に示す
ように、溝又は穴の周囲の膜厚をt0、溝又は穴の底部
の膜厚をtb、溝又は穴の側部の膜厚をtsとするとき、
ボトムカバレッジ=tb/t0、サイドカバレッジ=ts
/t0と定義される。この値が1に近いほどカバレッジ
性がよく、1より小さいほどカバレッジ性が悪い。絶縁
膜に微細な穴を形成して金属膜を埋込むことにより、上
部構造と下部構造の電気的接続(コンタクト)をとるこ
とがよく行われている。この時カバレッジ性が悪いと、
微細な穴に白金のような金属で埋込む際に巣(pore)が
できてしまうため、コンタクトの信頼性に影響を及ぼ
す。膜の製造方法のうち、PVD法よりMOCVD法の
ほうが回り込みに優れるため、一般的にカバレッジ性は
よい。
【0004】白金膜の製造方法の1つであるMOCVD
法は、金属原料である有機金属化合物を減圧下で加熱し
て気化させ、その蒸気を成膜室に輸送して基板上で熱分
解させることにより、生成した金属を基板上に付着させ
る方法である。このMOCVD法は、他の膜製造方法に
比べて、カバレッジ性に優れているため、白金膜の製造
方法として一般的に行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記MOCV
D法を用いて製造された白金膜は、表面に凹凸が形成さ
れてしまうため、表面の平滑さが低下する問題があっ
た。また、半導体基板に形成された微細な溝又は穴に白
金膜を形成する場合、溝又は穴の周囲に一様な厚さの膜
を形成できても、溝又は穴の側部や底部には膜を形成す
るための原料物質が到達できず、不足して膜厚が薄くな
ってしまうため、ステップカバレッジ性が安定しない不
具合もあった。
【0006】本発明の目的は、表面の平滑性を向上した
白金膜及びその製造方法を提供することにある。本発明
の別の目的は、ステップカバレッジ性に優れた白金膜及
びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
半導体基板に形成された微細な溝又は穴に堆積された白
金膜において、溝又は穴の周囲の膜厚をt0、溝又は穴
の底部の膜厚をtb、溝又は穴の側部の膜厚をtsとする
とき、 tb/t0=0.7〜1.0 ……(1) ts/t0=0.7〜1.0 ……(2) であって、溝又は穴周囲の中心線表面平均粗さが5〜5
0Åであることを特徴とする白金膜である。請求項1に
係る発明では、白金膜が式(1)で示されるボトムカバ
レッジ及び式(2)で示されるサイドカバレッジが上記
数値範囲内で、かつ中心線表面平均粗さが5〜50Åで
あるので、ステップカバレッジ性に優れ、かつ表面の平
滑性が向上する。
【0008】請求項2に係る発明は、半導体基板に形成
された微細な溝又は穴に白金膜を堆積する白金膜の製造
方法において、金属白金をターゲット材にしてスパッタ
リングにより溝にシード膜を形成した後、シード膜上に
MOCVD法により有機白金化合物の蒸気の分解により
白金膜を形成することを特徴とする白金膜の製造方法で
ある。請求項2に係る発明では、半導体基板をMOCV
D法により白金膜を形成する前にスパッタリングにより
シード膜を形成することにより、均一でかつ平滑性に優
れた白金膜が得られる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明であって、有機白金化合物がジメチル白金シクロオク
タジエン(以下、Me2PtCODという。)、ジメチ
ル白金ジメチルシクロオクタジエン、トリメチル(シク
ロペンタジエニル)白金(IV)、トリメチル(メチルシク
ロペンタジエニル)白金(IV)、トリメチル(ジメチルシ
クロペンタジエニル)白金(IV)又はトリメチル(エチル
シクロペンタジエニル)白金(IV)である製造方法であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。本実施の形態では白金膜の製造は主に、スパ
ッタリング工程とMOCVD工程の2工程に分けられ
る。先ず、ドライエッチング等により表面に微細な溝又
は穴を形成した半導体基板を用意し、この基板表面に形
成された微細な溝又は穴に、金属白金をターゲット材に
してスパッタリングを行い、溝に厚さ3〜10nmのシ
ード膜を形成する。
【0011】図3に一般的なスパッタリング装置を示
す。真空容器11はガス入口12及び真空排気口13を
有し、この容器11内部には平行に平板構造の電極1
4,16が設けられる。電極14,16は容器外部で直
流電源又は高周波電源17と繋がれて、接地される。陰
極14はターゲット材18が設置可能になっており、陽
極16は基板19が設置できるように基板ホルダも兼ね
た構造となっている。先ず、陰極14にターゲット材1
8である金属白金が、陽極16には基板19がそれぞれ
設置される。真空容器11内を1.0×10-4〜3.0
×10-4Pa程度に保ち、真空容器内部の雰囲気が10
〜50sccmとなるようにArガス21をガス入口1
2より導入する。次に、電極に直流又は高周波電界を加
えると、容器内部に導入したArガス21内でグロー放
電が発生してArイオン22が生ずる。このグロー放電
により生じたArイオン22は陰極14の負電圧に引か
れて加速され、陰極14の金属白金18を衝撃してこれ
をスパッタ蒸発させる。スパッタ蒸発した金属白金の原
子23は陽極16に保持された基板19上に到達して白
金膜が形成される。
【0012】蒸発した金属白金の原子の平均自由工程は
ターゲット−基板間の距離とほぼ等しいため、原料物質
である金属白金の原子はArガス分子と何回か衝突しな
がら基板に入射する。そのため基板に斜めに、かついろ
いろな方向から入射する原子が多くなり、段部の被覆性
(ステップカバレッジ)が良好となる。また入射するイ
オンのエネルギは約数〜10kVであり、スパッタリン
グされた原料の中性粒子の平均エネルギが数十eVと大
きく、基板、下地膜との密着性に優れる。
【0013】このスパッタリング工程では厚さ3〜10
nmのシード膜を基板表面に島状に形成する。スパッタ
リング時間は基板の種類、溝の形状、処理条件等により
異なるが、30〜120秒であり、30〜60秒が好ま
しい。30秒未満であると、形成されるシード膜の膜厚
が薄く、不均一となる。また、120秒を越えるとシー
ド膜の膜厚が厚くなり過ぎ、後述するMOCVD工程で
の成膜に不具合を生じる。形成するシード膜の膜厚は3
〜10nmである。好ましくは3〜5nmである。シー
ド膜の膜厚が3nm未満であると、後述するMOCVD
工程において、表面に凹凸が形成されてしまう、表面の
平滑さが低下する等の不具合を生じる。またシード膜の
膜厚が10nmを越えると前記溝又は穴の周囲の膜厚t
0が厚くなるため、後述するMOCVD工程で成膜され
るCVD膜のステップカバレッジ性が低下するといった
不具合を生じる。
【0014】次に、スパッタリングで基板表面に形成さ
れたシード膜上にMOCVD法により有機白金化合物の
蒸気の分解により白金膜を形成する。有機白金化合物と
してはMe2PtCOD、ジメチル白金ジメチルシクロ
オクタジエン、トリメチル(シクロペンタジエニル)白
金(IV)、トリメチル(メチルシクロペンタジエニル)白
金(IV)、トリメチル(ジメチルシクロペンタジエニル)
白金(IV)、トリメチル(エチルシクロペンタジエニル)
白金(IV)等が挙げられる。有機白金化合物を溶解する有
機溶媒としては、テトラヒドロフラン(THF)、2−
メチルテトラヒドロフラン等が挙げられる。
【0015】図4に示すように、MOCVD装置は、チ
ャンバ30と蒸気発生装置31を備える。チャンバ30
の内部にはヒータ32が設けられ、ヒータ32上には基
板33が保持される。このチャンバ30の内部は圧力計
34及びニードルバルブ36を備える配管37により真
空引きされる。蒸気発生装置31は原料容器38を備
え、この原料容器38は有機白金化合物を有機溶媒に溶
解した液を貯蔵する。原料容器38にはガス流量調節装
置39を介してキャリアガス導入管41が接続され、ま
た原料容器38には供給管42が接続される。供給管4
2にはニードルバルブ43及び溶液流量調節装置44が
設けられ、供給管42は気化室46に接続される。気化
室46にはニードルバルブ51、ガス流量調節装置48
を介してキャリアガス導入管49が接続される。気化室
46は更に配管47によりチャンバ30に接続される。
この装置では、キャリアガスがキャリアガス導入管41
から原料容器38内に導入され、原料容器38に貯蔵さ
れている原料溶液を供給管42により気化室46に搬送
する。気化室46で気化されて蒸気となった有機白金化
合物は、更にキャリアガス導入管48から気化室46へ
導入されたキャリアガスにより配管47を経てチャンバ
30内に供給される。チャンバ30内において、原料有
機白金化合物の蒸気を熱分解させ、これにより生成した
白金を加熱された基板33上に堆積させて白金膜を形成
する。
【0016】上記工程を行うことにより、厚さ10〜2
00nmの白金膜が基板33上に形成される。得られた
白金膜はtb/t0=0.7〜1.0及びts/t0=0.
7〜1.0を満たし、かつ、溝又は穴の周囲の中心線表
面平均粗さが5〜50Åである。製造された白金膜のス
テップカバレッジは走査型電子顕微鏡(Scanning Elect
ron Microscope、以下、SEMという。)によりt0
b及びtsの厚さをそれぞれ測定することにより求める
ことができる。溝又は穴の周囲の中心線表面平均粗さ
は、原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope:AF
M)や走査型トンネル顕微鏡(Scanning Tunneling Mic
roscope、以下、STMという。)等により溝又は穴の
周囲の凹凸を測定することにより求めることができる。
【0017】この中心線表面平均粗さRaは、粗さ曲線
からその中心線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、
図6に示すように、この抜き取り部分の中心線をx軸、
縦倍率の方向をy軸とし、粗さ曲線をy=f(x)で表
したとき、下記式(3)によって求められる数値をオン
グストローム(Å)で表したものである。
【0018】
【数1】
【0019】中心線表面平均粗さRaは上記式(3)よ
り明らかなように、抜き取り部分の中心線の下側に、表
れるf(x)の部分を中心線で折り返したときにできる
図6の斜線の部分の面積を測定長さLで除した数値であ
る。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。 <実施例1>半導体基板としてトレンチ構造を有する熱
酸化膜付SiO2を用意した。またターゲット材には純
度99.99%の純度の金属白金を用意した。先ず、図
3に示すスパッタリング装置の陽極にある基板ホルダに
この半導体基板を保持した。同様に、ターゲット材を陰
極に設置した。基板温度は常温に保持した。次いで、真
空容器の内部圧力を2.8×10-4Paに減圧し、Ar
雰囲気が30sccmとなるようにArガスをガス入口
より導入した。次に、電極に電流を流して、真空容器内
部にArイオンを生じさせて陰極の金属白金をスパッタ
蒸発させた。このスパッタ蒸発させた金属白金の原子を
陽極に保持した基板上に蒸着させ白金のシード膜を形成
した。このときのプレスパッタ出力は800W、プレス
パッタ時間は30秒、スパッタ出力は800W、スパッ
タ時間は1秒である。続いて、有機白金化合物としてM
e2PtCODを用意した。このMe2PtCODをT
HF溶媒に溶解して濃度0.1MのMe2PtCOD溶
液を調製した。先ず、スパッタリング装置によりシード
膜を形成した半導体基板を図4に示すMOCVD装置の
チャンバ内に導入した。また、濃度0.1MのMe2P
tCOD溶液を原料容器に貯蔵した。次いで、ヒータ温
度を315〜400℃に昇温して、基板の温度を240
〜315℃に保持した。また、チャンバ内圧力を532
Pa未満に減圧した。次に、キャリアガスを流して原料
容器に貯蔵した有機白金化合物を0.5ml/minの
流量で100℃に設定した気化器に導入して有機白金化
合物を気化させ、この蒸気をチャンバ内に導入した。キ
ャリアガスとしてはチャンバ内にArガスを150〜2
40sccmとなるように導入した。有機白金化合物の
熱分解を促進させ、かつ白金膜中の残存炭素を除くた
め、更にチャンバ内にO2ガスを10〜100sccm
となるように導入した。これらのガスを導入し、チャン
バ内の圧力が100〜500Paとなるように圧力を調
整した。チャンバ内に導入した有機白金化合物を熱分解
し、この熱分解により得られた白金を基板上に堆積させ
て白金膜を製造した。
【0021】<比較例1>スパッタリングによりシード
膜を形成しない以外は実施例1と同一の半導体基板を用
意し、同様の条件で半導体基板に白金膜を形成した。 <比較評価>実施例1及び比較例1の白金膜が形成され
た半導体基板をSEM及びSTMにより測定した。実施
例1及び比較例1の模式部分断面図を図1及び図2にそ
れぞれ示す。図1及び図2より実施例1及び比較例1の
ステップカバレッジと溝周囲の中心線表面平均粗さをそ
れぞれ求めた。実施例1はtb/t0=1.0、ts/t0
=0.9、溝周囲の中心線表面平均粗さ30Åであっ
た。また比較例1はtb/t0=0.8、ts/t0=0.
7、溝周囲の中心線表面平均粗さは100Åであった。
【0022】図2より明らかなように、比較例1では基
板表面に形成された白金膜表面の形状は凹凸になってお
り、溝周囲の中心線表面平均粗さも大きい。また、凹凸
を有するため、表面モフォロジーも悪い。これに対して
実施例1の白金膜は、図1より明らかなように、半導体
基板の溝に沿って白金膜が形成されており、溝周囲の中
心線表面平均粗さが小さいため膜の平滑性が高く、ステ
ップカバレッジ性も優れることが判る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、金
属白金をターゲット材にしてスパッタリングにより半導
体基板に形成された微細な溝又は穴にシード膜を形成
し、このシード膜上に有機金属化学蒸着法により有機白
金化合物の蒸気の分解により白金膜を形成するため、ス
パッタリングにより形成されたシード膜が種となって膜
形成を促進するため、均一に白金膜が形成される。その
結果、表面の平滑性が向上し、ステップカバレッジ性に
優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の半導体基板の溝に成膜した白金膜の
模式部分断面図。
【図2】比較例1の半導体基板の溝に成膜した白金膜の
模式部分断面図。
【図3】スパッタリング装置の概略図。
【図4】MOCVD装置の概略図。
【図5】基板の溝に膜を形成した際のステップカバレッ
ジの説明図。
【図6】表面粗さの粗さ曲線と中心線表面平均粗さRa
を示す図。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01L 21/203 H01L 21/88 M (72)発明者 小木 勝実 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4K029 AA06 BA13 BD01 CA05 DC03 4K030 AA11 AA14 AA16 BA01 BB13 CA04 FA10 HA04 LA15 4M104 BB06 DD08 DD37 DD43 EE14 HH13 HH20 5F033 HH07 MM12 PP02 PP11 PP15 PP33 QQ09 WW00 XX00 XX02 5F103 AA08 DD28 HH03 LL14 RR06 RR10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成された微細な溝又は穴
    に堆積された白金膜において、 前記溝又は穴の周囲の膜厚をt0、前記溝又は穴の底部
    の膜厚をtb、前記溝又は穴の側部の膜厚をtsとすると
    き、 tb/t0=0.7〜1.0 ……(1) ts/t0=0.7〜1.0 ……(2) であって、前記溝又は穴の周囲の中心線表面平均粗さが
    5〜50Åであることを特徴とする白金膜。
  2. 【請求項2】 半導体基板に形成された微細な溝又は穴
    に白金膜を堆積する白金膜の製造方法において、 金属白金をターゲット材にしてスパッタリングにより前
    記溝にシード膜を形成した後、前記シード膜上に有機金
    属化学蒸着法により有機白金化合物の蒸気の分解により
    白金膜を形成することを特徴とする白金膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 有機白金化合物がジメチル白金シクロオ
    クタジエン、ジメチル白金ジメチルシクロオクタジエ
    ン、トリメチル(シクロペンタジエニル)白金(IV)、ト
    リメチル(メチルシクロペンタジエニル)白金(IV)、ト
    リメチル(ジメチルシクロペンタジエニル)白金(IV)又
    はトリメチル(エチルシクロペンタジエニル)白金(IV)
    である請求項2記載の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7399501B2 (en) 2002-11-06 2008-07-15 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor manufacturing process
US7678241B2 (en) 2002-01-24 2010-03-16 Seiko Epson Corporation Film forming apparatus, substrate for forming oxide thin film and production method thereof

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