JP2002230632A - 自動販売機の外扉上部支持装置 - Google Patents

自動販売機の外扉上部支持装置

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JP2002230632A
JP2002230632A JP2001027583A JP2001027583A JP2002230632A JP 2002230632 A JP2002230632 A JP 2002230632A JP 2001027583 A JP2001027583 A JP 2001027583A JP 2001027583 A JP2001027583 A JP 2001027583A JP 2002230632 A JP2002230632 A JP 2002230632A
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JP
Japan
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door
pin
vending machine
side hinge
hinge plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001027583A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kagawa
敏昭 加川
Kazuhisa Tomoda
一寿 共田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防盗効果を向上させることができながら、自
動販売機を2段積みする場合などでも、頑丈な梱包材を
用いなくても済む自動販売機の自動販売機の外扉上部支
持装置を提供する。 【解決手段】 自動販売機本体5の上面に取付けた本体
側ヒンジ板21と、外扉1の上面に取付けた扉側ヒンジ
板22と、本体側ヒンジ板21および扉側ヒンジ板22
を通して上下方向に挿通されるヒンジピン23と、外扉
1近傍において扉側ヒンジ板22より垂下する姿勢で一
体的に固定されてヒンジピン23の下部を受ける筒状部
24と、この筒状部24において外扉1が設けられてい
る側から挿入されてヒンジピン23が筒状部24から抜
けることを防止する抜け止めピン25とを備えて、外扉
を開じた状態では、抜け止めピン25を外すことができ
ないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の外扉
上部支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接客面に設けられる外扉は、商品が収納
されている自動販売機本体に対して、上部と下部とにそ
れぞれ設けられたヒンジ構造部を介して回転自在に支持
されている。
【0003】上部のヒンジ構造部は以下のような構成に
なっている。図5〜図8に示すように、外扉1の上面1
aには扉側ヒンジ板2が固定用取付ねじ3で取付けら
れ、扉側ヒンジ板2の端部寄り箇所には上方に突出する
ヒンジ軸4が一体的に設けられている。自動販売機本体
5の上面5aには固定用取付ボルト6により本体側ヒン
ジ板7が取付けられ、この本体側ヒンジ板7の端部寄り
箇所にはヒンジ軸4を挿通させる挿通孔7aが形成され
ている。そして、本体側ヒンジ板7の挿通孔7aに下方
から上向きにヒンジ軸4が挿通された状態で、ヒンジ軸
4の先端に形成されたねじ軸部4aに固定用ナット8が
ねじ込まれ、さらに、ヒンジ軸4の先端部における固定
用ナット8のねじ込み箇所の上方部分に、周方向1つ割
りの回転止めおよび抜け止め用スプリングピン9が挿し
込まれている。そして、盗難などを図ろうとして固定用
ナット8を取り外すことが行われないように、この上か
ら防盗用のカバー10で覆っている。
【0004】なお、図5における10aはカバー取付ね
じで、本体側ヒンジ板7の下方から防盗用のカバー10
を固定して、防盗用のカバー10が簡単には外れないよ
うに図られている。図5における11は、ヒンジ軸4に
嵌入した状態で扉側ヒンジ板2と本体側ヒンジ板7との
間に介装される平座金である。また、固定用取付ボルト
6は、自動販売機本体5の内部からナット(図示せず)
がねじ込まれるなどして本体側ヒンジ板7に固定される
ようになっており、固定用取付ボルト6としては、例え
ば、頭部が外側から回転できないような鍋蓋形状で、そ
の下方に角形の回り止め部6aが設けられ、本体側ヒン
ジ板21に組付けた際に、外部から回転できないような
構造のものが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
上部のヒンジ部において、防盗用のカバー10で覆った
構造を採用した場合でも、防盗用のカバー10と本体側
ヒンジ板7との間にバールなどを差し込むことで、防盗
用のカバー10をめくり開けることが比較的容易にで
き、この後は外部に露出したスプリングピン9や固定用
ナット8を取り外すことが可能となるため、防盗性があ
まり向上しなかった。
【0006】また、防盗用のカバー10が自動販売機本
体5よりも上方に突出する構造となるため、自動販売機
を搬送時などに2段積みする場合に、この防盗用のカバ
ー10などの突出部分を保護すべく、この突出部分より
も上方まで延びる頑丈な梱包材が必要となって、コスト
アップとなっていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、防盗
性を向上させることができながら、自動販売機を2段積
みする場合などでも、頑丈な梱包材を用いなくても済む
自動販売機の外扉上部支持装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の自動販売機の外扉上部支持装置は、自動販売
機本体の上面に取付けた本体側ヒンジ板と、外扉の上面
に取付けた扉側ヒンジ板と、本体側ヒンジ板および扉側
ヒンジ板を通して上下方向に挿通されるヒンジピンと、
外扉近傍において扉側ヒンジ板より垂下する姿勢で一体
的に固定されてヒンジピンの下部を受ける筒状部と、こ
の筒状部において外扉が設けられている側から挿入され
てヒンジピンが筒状部から抜けることを防止する抜け止
めピンとを備えたことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、筒状部における外扉が
設けられている側から抜け止めピンが挿入されているた
め、外扉を開けて、扉側ヒンジ板から外扉を取り外した
状態でないと、抜け止めピンを外すことができず、防盗
性を向上させることができる。また、ヒンジピンが、本
体側ヒンジ板および扉側ヒンジ板を通して上下方向に挿
通され、筒状部で受けられて下方に突出する姿勢で配置
されるため、本体側ヒンジ板より上方にはあまり突出し
ない構造を実現でき、自動販売機を2段積みする場合な
どでも、自動販売機本体の大きさに応じた簡易な梱包材
で済む。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。なお、従来の自動販売機と
略同機能のものには同符号を付している。
【0011】この自動販売機においても、接客面に設け
られる外扉1は、商品が収納されている自動販売機本体
5に対して、上部と下部とにそれぞれ設けられたヒンジ
構造部(上部のみ図示)を介して回転(開閉)自在に支
持されている。
【0012】本発明の実施の形態にかかる自動販売機の
外扉上部支持装置としての上部のヒンジ構造部20は、
自動販売機本体5の上面5aに固定用取付ボルト6によ
り取付けられて固定された本体側ヒンジ板21と、外扉
1の上面1aに固定用取付ねじ28により取付けられて
固定された扉側ヒンジ板22と、本体側ヒンジ板21お
よび扉側ヒンジ板22にそれぞれ形成した挿通孔21
a,22aを通して上方から下方に向けて挿通されるヒ
ンジピン23と、外扉1の近傍において扉側ヒンジ板2
2より垂下する姿勢で溶接などにより一体的に固定され
てヒンジピン23の下部を受ける筒状部24と、この筒
状部24において外扉1が設けられている側から挿入さ
れてヒンジピン23が筒状部24から抜けることを防止
する抜け止めピン25とを備えている。
【0013】ヒンジピン23は、上部に頭部23aが形
成されているとともに、下部にねじ部23bが形成され
ている。そして、頭部23aにはヒンジピン23をねじ
込む際に用いる治具(図示せず)を挿し込むための穴部
23cが設けられ、また、下端部には抜け止めピン25
が挿入されるピン孔23dが形成されている。
【0014】筒状部24は、ヒンジピン23のねじ部2
3bがねじ込まれるねじ孔24fが形成されているとと
もに、底部を有する形状であり、外扉1よりも側方に延
びる扉側ヒンジ板22の端部から下方に向けて配設され
て固着されている。また、この実施の形態においては、
筒状部24の上部が扉側ヒンジ板22の挿通孔22a
(図2参照)内まで延設されて、筒状部24に形成した
ヒンジピン挿入孔24aにより、挿入されるヒンジピン
23を良好に案内するようになっている。しかし、これ
に限るものではなく、筒状部24を扉側ヒンジ板22の
挿通孔22a内まで延設させずに、単に扉側ヒンジ板2
2の下方に垂下する姿勢とし、扉側ヒンジ板22の挿通
孔22aをヒンジピン23の直径に見合った径としても
よい。
【0015】筒状部24の下部には、抜け止めピン25
が挿入される抜け止めピン挿入孔24bが、外扉1が設
けられている側からヒンジピン挿入孔24aへ向けて横
方向に設けられている。この抜け止めピン挿入孔24b
は筒状部24における外扉1が設けられている側のみ形
成されており、反対側に貫通するような構造とはされて
いない。
【0016】図1に示すように、抜け止めピン25は周
方向1つ割りの弾性を有する筒形状とされ、弾性変形さ
れた状態で抜け止めピン挿入孔24bおよびピン孔23
dに跨って挿し込まれている。なお、抜け止めピン25
が筒状部24に挿入されるピン挿入孔24bは、抜け止
めピン25が外力を受けない状態での直径より少しだけ
小さい径とされ、抜け止めピン25がピン挿入孔24b
に挿入された際には抜け止めピン25が圧入されて密着
される一方、ヒンジピン23のピン孔23dはピン挿入
孔24bよりも若干大きな径とされて、ピン孔23dへ
の抜け止めピン25の挿入が比較的容易に行えるように
図られている。
【0017】また、図1における26は、ヒンジピン2
3が挿通された姿勢でヒンジピン23の頭部23aと本
体側ヒンジ板21との間に介装される平座金、27はヒ
ンジピン23が挿通された姿勢で本体側ヒンジ板21と
扉側ヒンジ板22との間に介装される平座金、29は本
体側ヒンジ板21と自動販売機本体5との間に介装され
るパッキンである。
【0018】上記構成において、上部のヒンジ構造部2
0は、以下のようにして組付けられる。まず、本体側ヒ
ンジ板21の挿通孔21aにヒンジピン23および平座
金26を上方から組付ける。次に、ヒンジピン23に下
方から、平座金27と扉側ヒンジ板22の筒状部24と
を挿入させる(筒状部24はねじ込みながら挿入させ
る)とともに、抜け止めピン25を筒状部24の抜け止
めピン挿入孔24bおよびヒンジピン23のピン孔23
dに挿入して、ヒンジピン23に扉側ヒンジ板22や筒
状部24が係合した状態とさせる。この後、固定用取付
ねじ28により扉側ヒンジ板22を外扉1に取付けて固
定する。そして最後に、外扉1に取付けられた上部のヒ
ンジ構造部20の本体側ヒンジ板21を固定用取付ボル
ト6により自動販売機本体5の上面5aに取付け、自動
販売機本体5の内部から固定用取付ボルト6にナット
(図示せず)をねじ込むなどして本体側ヒンジ板21を
固定する。
【0019】上記構成により、筒状部24における外扉
1が設けられている側から抜け止めピン25が挿入され
ており、抜け止めピン25が挿入されている筒状部24
の抜け止めピン挿入孔24bは、外扉1に近い側のみ形
成されて、反対側に貫通していない構造であるため、外
扉1を開けて、扉側ヒンジ板22から外扉1を取り外さ
ない限り、抜け止めピン25を外すことができず、した
がって、ヒンジピン23を取り外すことができない。こ
れにより、販売待機状態で外部からバールやグラインダ
ーなどで破壊しようとしても、従来構造に比べて数倍の
強度を有することとなり、防盗性を向上させることがで
きる。
【0020】また、ヒンジピン23が、本体側ヒンジ板
21および扉側ヒンジ板22を通して上下に挿通され、
筒状部24で受けられて下方に突出する姿勢で配置され
るため、本体側ヒンジ板21より上方にはヒンジピン2
3の頭部23aだけが突出するだけで、あまり突出しな
い構造を実現できる。したがって、自動販売機を搬送時
などに2段積みする場合などでも、自動販売機本体5の
大きさに応じた簡易な梱包材で済み、コストアップを防
止できる。
【0021】なお、上記実施の形態においては、筒状部
24を扉側ヒンジ板22に固着して一体化した場合を述
べたが、これに限るものではなく、筒状部24と扉側ヒ
ンジ板22とをはじめから一体形成した部品を用いても
よい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、扉側ヒン
ジ板より垂下する筒状部を設け、筒状部における外扉が
設けられている側から抜け止めピンを挿入させることに
より、防盗性を向上させることができる。また、本体側
ヒンジ板より上方にはあまり突出しない構造を実現でき
て、自動販売機を2段積みする場合などでも、自動販売
機本体の大きさに応じた簡易な梱包材で済み、コストア
ップを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動販売機の上部
を示す斜視図である。
【図2】同自動販売機の上部のヒンジ構造部の一部切欠
正面図である。
【図3】同ヒンジ構造部の平面図である。
【図4】同ヒンジ構造部の側面図である。
【図5】従来の自動販売機の上部を示す斜視図である。
【図6】同従来の自動販売機の上部のヒンジ構造部の一
部切欠正面図である。
【図7】同ヒンジ構造部の平面図である。
【図8】同ヒンジ構造部の側面図である。
【符号の説明】
1 外扉 5 自動販売機本体 20 ヒンジ構造部(外扉上部支持装置) 21 本体側ヒンジ板 22 扉側ヒンジ板 23 ヒンジピン 24 筒状部 25 抜け止めピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体の上面に取付けた本体側
    ヒンジ板と、外扉の上面に取付けた扉側ヒンジ板と、本
    体側ヒンジ板および扉側ヒンジ板を通して上下方向に挿
    通されるヒンジピンと、外扉近傍において扉側ヒンジ板
    より垂下する姿勢で一体的に固定されてヒンジピンの下
    部を受ける筒状部と、この筒状部において外扉が設けら
    れている側から挿入されてヒンジピンが筒状部から抜け
    ることを防止する抜け止めピンとを備えた自動販売機の
    外扉上部支持装置。
JP2001027583A 2001-02-05 2001-02-05 自動販売機の外扉上部支持装置 Pending JP2002230632A (ja)

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