JP2002230373A

JP2002230373A - 受発注システムにおける受注方法および受注装置

Info

Publication number: JP2002230373A
Application number: JP2001028658A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Ayukawa; 和広鮎川
Original assignee: Canon Inc; Canon Marketing Japan Inc
Current assignee: Canon Inc; Canon Marketing Japan Inc
Priority date: 2001-02-05
Filing date: 2001-02-05
Publication date: 2002-08-16

Abstract

(57)【要約】【課題】受発注システムにログインする際の識別子に
基づいて、発注リストの項目の一部を受注サーバで作成
することにより、発注リストの内容とデータベースに登
録された顧客情報との照合で不一致の検出を少なくす
る。【解決手段】発注リストの入力項目として、支払い処
理を行う発注元５０１および商品を届け先であるお届け
先５０２の名称と、お届け先の部署名５０３と、お届け
先の所在地を示す情報５０４と、発注担当者を示す情報
５０５とを有している。これらの発注元情報は、受注サ
ーバが、ログイン画面から入力されたユーザＩＤに基づ
いて、データベースに格納された顧客情報の中の顧客特
定情報を検索し、発注リスト画面５００に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の端末からの
発注に際し、発注明細書の作成を容易にする受発注シス
テムにおける受注方法および受注装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、ネットワークを介して商品の
受注または発注をするためのシステムとして、発注用の
複数の端末と、受注サーバと、商品情報、顧客情報等と
ともに発注状況等を登録するデータベースとをネットワ
ークに接続したシステムが知られている。

【０００３】このような受発注システムにおいて、顧客
が商品を発注するためには、発注用の端末で発注リスト
を作成する。発注リストは、受注サーバにおいてあらか
じめ作成された表示画面に従って、顧客が発注用の端末
において記入するのが一般的である。発注リストには、
発注商品の種類、数量、発注元の住所、名称とともに配
達先等の情報が記載されている。発注リストが完成する
と、発注用の端末から受注サーバに送られ、発注リスト
の内容とデータベースに登録された顧客情報とを受注サ
ーバにおいて照合し、受注が完了するようになってい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受発注システムにおいては、顧客が発注用の端末で作成
する発注リストの軽佻な誤りにより、受注サーバにおけ
る照合で不一致が検出されると、発注リストの確認、訂
正や発注リスト作成のやり直し等の多大な労力が発生す
るという問題点があった。特に、法人顧客の場合に、組
織改正に伴う発注元の部署名の変更や、事務所移転に伴
う住所変更によって、発注リストの内容とデータベース
に登録された顧客情報との不一致が生じやすいという問
題点があった。

【０００５】本発明は、この様な問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、受発注システムに
ログインする際の識別子に基づいて、発注リストの項目
の一部を受注サーバで作成することにより、発注リスト
の内容とデータベースに登録された顧客情報との照合で
不一致の検出を少なくするようにした受注方法および受
注装置を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項１に記載の発明は、顧客の
顧客名称と顧客特定情報とを含む顧客情報を格納する記
憶手段を備え、複数の端末から商品の発注を受け付ける
受注システムにおける受注方法において、前記顧客名称
と前記顧客特定情報とを検索する検索ステップと、該検
索ステップで検索された前記顧客名称と前記顧客特定情
報とを出力する出力ステップとを備えることを特徴とす
る。

【０００７】請求項２に記載の発明は、請求項１におい
て、前記顧客名称に含まれる前記顧客の名を修正する修
正ステップを備えることを特徴とする。

【０００８】請求項３に記載の発明は、請求項１または
２において、前記顧客特定情報に含まれる前記顧客のお
届け先の部署名を修正する修正ステップを備えることを
特徴とする。

【０００９】請求項４に記載の発明は、請求項１，２ま
たは３に記載の前記出力ステップは、前記顧客名称と前
記顧客特定情報とに加えた発注リストを出力することを
特徴とする。

【００１０】請求項５に記載の発明は、請求項１におい
て、前記顧客の届け先を変更する変更ステップを含むこ
とを特徴とする。

【００１１】請求項６に記載の発明は、顧客の顧客名称
と、該顧客名称に関連付けられた顧客特定情報とを含む
顧客情報を格納する記憶手段を備え、複数の端末から商
品の発注を受け付ける受注システムにおける受注装置に
おいて、前記顧客の端末から要求を受信する受信手段
と、該受信手段から入力された前記要求に応じて前記顧
客名称と前記顧客特定情報とを検索する検索手段と、該
検索手段から出力された前記顧客名称と前記顧客特定情
報とを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

【００１２】請求項７に記載の発明は、請求項６におい
て、前記顧客名を修正する修正手段を備えたことを特徴
とする。

【００１３】請求項８に記載の発明は、請求項６におい
て、前記顧客のお届け先の部署名を修正する修正手段を
備えたことを特徴とする。

【００１４】請求項９に記載の発明は、請求項６，７ま
たは８に記載の前記出力手段は、前記顧客名称と前記顧
客特定情報とに加えた発注リストを出力することを特徴
とする。

【００１５】請求項１０に記載の発明は、請求項６にお
いて、前記顧客の届け先を変更する変更手段を含むこと
を特徴とする。

【００１６】請求項１１に記載の発明は、顧客の顧客名
称に関連付けられた顧客特定情報とを含む顧客情報を格
納する記憶手段を備え、複数の端末から商品の発注を受
け付ける受発注システムにおける受注装置を制御するプ
ログラムを記憶した記憶媒体であって、前記システムに
対する要求をする要求ステップと、該要求ステップに応
じて、前記システムから受け取った前記顧客名称と前記
顧客特定情報とを表示する表示出力ステップとをコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体であることを特徴とす
る。

【００１７】請求項１２に記載の発明は、複数の端末か
ら商品の発注を受け付ける受発注システムにおける受注
方法において、顧客の端末から識別子を受信する受信ス
テップと、顧客名称と、該顧客名称に関連付けられた識
別子と、該識別子に関連付けられた顧客特定情報とを含
む顧客情報を格納する記憶手段に格納された前記識別子
と、前記受信ステップで受信された識別子とを照合する
照合ステップと、該照合ステップにより前記識別子の照
合が正しく行われた場合に、前記識別子に関連付けられ
た前記顧客名称と前記顧客特定情報とを出力する出力ス
テップと、該出力ステップから出力された前記顧客名称
と前記顧客特定情報とを表示する表示ステップとを備え
ることを特徴とする。

【００１８】請求項１３に記載の発明は、請求項１２に
記載の前記顧客名称は、前記顧客の法人名とお届け先の
部署名とを含むことを特徴とする。

【００１９】請求項１４に記載の発明は、請求項１３に
記載の前記顧客特定情報は、前記顧客の前記お届け先の
部署名ごとに所在地に関わる情報と発注担当者に関わる
情報とを含むことを特徴とする。

【００２０】請求項１５に記載の発明は、請求項１２に
記載の前記表示ステップは、前記顧客名称と前記顧客特
定情報とに加えた発注リストを表示することを特徴とす
る。

【００２１】請求項１６に記載の発明は、請求項１２に
記載の前記表示ステップは、あらかじめ定められたボタ
ンを押下することにより、前記顧客名称と前記顧客特定
情報とに対する前記顧客の変更要求を受け付けることを
特徴とする。

【００２２】請求項１７に記載の発明は、複数の端末か
ら商品の発注を受け付ける受発注システムにおける受注
装置において、顧客の顧客名称と、該顧客名称に関連付
けられた識別子と、該識別子に関連付けられた顧客特定
情報とを含む顧客情報を格納する記憶手段と、前記顧客
の端末から前記識別子を受信する受信手段と、該受信手
段から入力された前記識別子と、前記記憶手段に格納さ
れた前記識別子とを照合する照合手段と、該照合手段に
より前記識別子の照合が正しく行われた場合に、前記識
別子に関連付けられた前記顧客名称と前記顧客特定情報
とを出力する出力手段と、前記出力手段から出力された
前記顧客名称と前記顧客特定情報とを表示する表示手段
とを備えたことを特徴とする。

【００２３】請求項１８に記載の発明は、請求項１７に
記載の前記顧客名称は、前記顧客の法人名とお届け先の
部署名とを含むことを特徴とする。

【００２４】請求項１９に記載の発明は、請求項１８に
記載の前記顧客特定情報は、前記顧客の前記お届け先の
部署名ごとに所在地に関わる情報と発注担当者に関わる
情報とを含むことを特徴とする。

【００２５】請求項２０に記載の発明は、請求項１７に
記載の前記表示手段は、前記顧客名称と前記顧客特定情
報とに加えた発注リストを表示することを特徴とする。

【００２６】請求項２１に記載の発明は、請求項１７に
記載の前記表示手段は、あらかじめ定められたボタンを
押下することにより、前記顧客名称と前記顧客特定情報
とに対する前記顧客の変更要求を受け付けることを特徴
とする。

【００２７】請求項２２に記載の発明は、複数の端末か
ら商品の発注を受け付ける受発注システムにおける受注
装置を制御するプログラムを記憶した記憶媒体であっ
て、前記顧客の端末から前記識別子を受信する受信ステ
ップと、該受信ステップから入力された前記識別子と、
顧客名称と、該顧客名称に関連付けられた識別子と、該
識別子に関連付けられた顧客特定情報とを含む顧客情報
を格納する記憶手段に格納された前記識別子とを照合す
る照合ステップと、該照合ステップにより前記識別子の
照合が正しく行われた場合に、前記識別子に関連付けら
れた前記顧客名称と前記顧客特定情報とを出力する出力
ステップと、前記出力ステップから出力された前記顧客
名称と前記顧客特定情報とを表示する表示ステップとを
コンピュータに実行させるためのプログラムを記憶した
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であることを特徴
とする。

【００２８】請求項２３に記載の発明は、請求項２２に
記載の前記記憶媒体は、コンピュータが読むことができ
るプログラムを格納したフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光磁気ディスク、光ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、
ＣＤ−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯ
Ｍであることを特徴とする。

【００２９】請求項２４に記載の発明は、請求項２２に
記載の前記記憶媒体は、コンピュータに着脱可能である
ことを特徴とする。

【００３０】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。

【００３１】図１は、本発明にかかる受発注システムの
一実施例を示す概略図である。この受発注システムにお
いては、商品情報、顧客情報等とともに発注状況等を登
録するデータベースを含む受注サーバ１０１と、顧客の
発注用の端末１０３−１〜１０３−ｎとがインターネッ
ト１０２を介して接続されている。受注サーバー１０１
は、インターネット１０２を介して接続された顧客の端
末１０３−１〜１０３−ｎからの発注要求に応じて、デ
ータベースから必要な情報を取り出し、受注処理を実行
する。

【００３２】図２は、本発明にかかる受注サーバのハー
ドウェア構成の一例を示すブロック図である。受注サー
バは、後述したメモリに記憶された制御手順を実行する
プログラムにより、受注サーバ全体の制御を行う中央処
理装置（ＣＰＵ）２０１と、ＣＰＵ２０１により実行さ
れる図７,８に示す制御手順を示すプログラムが格納さ
れたＲＯＭ２０２と、プログラムの実行に必要な一時デ
ータ格納領域を提供するＲＡＭ２０３とを備え、これら
がバス２０４を介して接続されている。また、受注サー
バは、受注サーバの保守用のデータを入力するための入
力装置２０６と、保守のための表示装置２０８と、イン
ターネットとの接続を行う通信装置２０７と、商品情
報、顧客情報等とともに発注状況等を登録するデータベ
ースとしての補助記憶装置２１０とを備え、これらがバ
ス２０４とインタフェースバス２０５を介してＣＰＵ２
０１に接続されている。

【００３３】図３は、本発明にかかる顧客の端末のハー
ドウェア構成の一例を示すブロック図である。顧客の端
末は、端末全体の制御を行う中央処理装置（ＣＰＵ）３
０１と、ＣＰＵ３０１により実行され、図９に示す制御
手順を示すプログラムが格納されたＲＯＭ３０２と、プ
ログラムの実行に必要な一時データ格納領域を提供する
ＲＡＭ３０３とを備え、これらがバス３０４を介して接
続されている。また、顧客の端末は、端末のデータを入
力するための入力装置３０６と、インターネットとの接
続を行う通信装置３０７と、表示画面を生成する画像表
示装置３０８と、表示画面のカーソルを制御するカーソ
ル制御装置３０９と、商品情報、顧客情報等とともに発
注状況等を登録するデータベースとしての記憶装置３１
０とを備え、これらがバス３０４とインタフェースバス
３０５を介してＣＰＵ３０１に接続されている。

【００３４】顧客の端末は、図９に示す様に、受注サー
バから送られてくる表示すべき情報をチェックして、そ
れを表示装置に送り表示させ、また表示された欄を埋め
る情報が入力装置から入力されたら受注サーバに送信す
る処理を行う。

【００３５】このような構成により、実施例の作動を説
明する。顧客の発注用の端末１０３からの接続要求は、
インターネット１０２を介して受注サーバ１０１に入
り、受注サーバ１０１内では通信装置２０７と、インタ
フェースバス２０５と、バス２０４とを介してＣＰＵ２
０１に情報が送られる。ＣＰＵ２０１は、これに対し、
制御手順に従って、ステップＳ７０１でメモリよりログ
イン画面の情報を読み出し、それをインターネットを介
して顧客の端末１０３へ送信する。顧客の端末１０３−
ｎは、図９に示す様に、ネットから情報を受信したか否
かを判断して、この場合、受注サーバからログイン情報
を受信し、それを表示装置に出力して表示し顧客の入力
を待つ。

【００３６】顧客は、ログイン画面の所望の欄に必要な
情報をステップＳ９０３で入力手段から入力し、ステッ
プＳ９０４で端末内のメモリに取り込み、接続要求と同
様にステップＳ９０５で送信チェックをして、ステップ
Ｓ９０６でＣＰＵ２０１に送信する。このようにして図
８のステップＳ７０２でＣＰＵ２０１は、ユーザＩＤの
照合をして、照合が一致すれば、ステップＳ７０４に移
る。

【００３７】次にステップＳ７０４で受注サーバ１０１
は、ユーザＩＤに基づいて、記憶装置２１０に形成した
データべ−スを検索して、顧客情報を出力する。次にス
テップＳ７０５で図５に示す如く、発注リストに顧客情
報を加えて、表示する。端末の方では、発注リストの情
報を受け取り、かかる受信情報をチェックして表示装置
３０８に送り、発注リストを表示する。端末側では、発
注リストに項目を入れるために、該当する欄にカーソル
を動かし、入力装置３０６より情報を入力して、送信す
る。

【００３８】次に受注サーバ側のステップＳ７０６で項
目データが送られてきたかをチェックして、項目に対応
したデータが送られてきたら、項目に対応するデータを
付加して、再び端末に発注リストを送り、ステップＳ９
０１，Ｓ９０２で表示装置３０８で表示させる。選択ボ
タンが操作されたかをチェックして、もしそうであれ
ば、取り込み処理をする。受注サーバ１０１は、顧客の
端末１０３の表示装置３０８の表示画面を用いて、顧客
の端末１０３へ情報を提供したり、顧客からの情報の入
力を促す。

【００３９】また、ＣＰＵ２０１は、顧客の端末１０３
に提供される表示画面に図示の如くボタンを設定し、顧
客がボタンを押下する操作を受信し、補助記憶装置２１
０に格納された商品情報、顧客情報、発注状況等を検索
し、抽出した上で、顧客の端末１０３の表示装置へ情報
を提供することにより、対話形式の受注または発注作業
を進めていく。これら機能は、ＲＯＭ２０２に格納され
たプログラムを、ＣＰＵ２０１が実行することにより達
成される。

【００４０】前述のログインについて，図４を参照し
て、更に説明する。図４は、ログイン画面の一例を示し
た図である。ログイン画面４００は、受注サーバにより
提供される表示画面であり、本実施例では、顧客を特定
するためのユーザＩＤ４０１と、セキュリティを確保す
るためにパスワード４０２の欄にそれぞれの値を入力す
ることとしている。受注サーバの補助記憶装置２１０の
データベースには、顧客情報が記憶されている。かかる
顧客情報は、このユーザＩＤ４０１と関連付けて顧客名
称と顧客特定情報を格納している。顧客特定情報には、
ユーザＩＤ、パスワードの他に顧客の名称、住所等が格
納されている。ＣＰＵ２０１は、ログイン画面から入力
されたユーザＩＤ４０１から、補助記憶装置２１０に格
納された顧客情報の中のユーザＩＤを検索し、パスワー
ド４０２の照合を行って、ログインの許可／不許可を判
定する。

【００４１】前述の発注リストの作動説明を更に図５を
参照して説明する。図５は、発注リスト画面の一例を示
した図である。発注リスト画面５００は、受注サーバで
提供される表示画面であり、発注リストの入力項目とし
て、支払い処理を行う発注元５０１および商品の届け先
であるお届け先５０２の名称と、お届け先の部署名５０
３と、お届け先の所在地を示す情報５０４と、発注担当
者を示す情報５０５とを有している。ここで、これらの
発注元情報は、ＣＰＵ２０１が、ログイン画面から入力
されたユーザＩＤ４０１に基づいて、補助記憶装置２１
０に格納された顧客情報の中の顧客特定情報を検索し、
発注リスト画面５００に表示する。

【００４２】従って、顧客は、発注リスト作成に際し
て、これら情報を入力する必要がなくなるので、発注作
業が容易になると共に、軽佻な誤りにより、発注リスト
の訂正や作成のやり直し等の作業を軽減できる。一方
で、顧客において、発注元情報の一部を変更したい場合
もあることから、変更のための入力画面に切替えるため
の変更ボタン５０６が設けられている。

【００４３】また、顧客が発注する商品は、一覧表形式
で発注商品欄５０７に示される。顧客は発注商品を選択
するために、商品選択方式指定メニューボタン５０８に
より指定した、所定の商品検索画面から商品を選択する
ことができる。上述した発注元情報と、発注商品欄５０
７に所定の事項が記入されたところで、顧客は、受注サ
ーバに対して発注作業を行うことができる。

【００４４】図６は、お届け先変更画面の一例を示した
図であるお届け先変更画面６００は、受注サーバ１０１
で提供される表示画面であり、発注リスト画面５００に
おいて、変更ボタン５０６ｂを押下した場合に表示され
る画面である。お届け先変更画面６００の入力項目は、
発注リスト画面５００における発注元情報のうち、お届
け先に関する項目と同じである。ＣＰＵ２０１が、補助
記憶装置２１０に格納された顧客情報の中の顧客特定情
報を検索し、発注リスト画面５００に表示した発注元と
お届け先が異なる場合に、顧客においてお届け先の変更
が可能となる。支払い処理を行う発注元５０１は、補助
記憶装置２１０に格納された顧客情報の中の顧客特定情
報に記憶されているものに限られるが、商品の届け先で
あるお届け先５０２はこれに限られず、任意に設定でき
ることにより利便性が向上する。ＯＫボタン６０１の押
下により、変更されたお届け先情報が受注サーバに送ら
れる。顧客によって変更されたお届け先情報は、ＣＰＵ
２０１が、発注リスト画面５００に表示する。

【００４５】以下図面を参照してお届け先変更の作動を
フローにしたがって説明する。図７に示す手順の中で、
ステップＳ７０６で、変更ボタン５０６ｂがクリックさ
れると、図８のステップＳ８０１の判断で、ＹＥＳとな
り、ステップＳ８０２に移り、受注サーバ１０１より、
変更画面が端末に送信され、端末側のステップＳ９０
１，９０２の処理で端末の表示装置３０８上で、図６に
示す画面が表示される。次に、ステップＳ９０３，９０
４の処理で端末の入力装置３０６からお届け先のデータ
が入力されると、そのデータが受注サーバ側に取り込ま
れ、再び、端末側の変更画面に届け先が付加された画面
が表示され、それでよければ、端末側の画面右下のＯＫ
をクリックすることで、端末側の入力情報が受注サーバ
側でステップＳ８０３，８０４で受け取られ、それがス
テップＳ８０６で顧客情報が変更され、データベースに
登録される。

【００４６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客の顧客名称と、顧客名称に関連付けられた識別子
と、識別子に関連付けられた顧客特定情報とを含む顧客
情報を格納する記憶手段と、顧客の端末から識別子を受
信する受信手段と、受信手段から入力された識別子と、
記憶手段に格納された識別子とを照合する照合手段と、
照合手段により識別子の照合が正しく行われた場合に、
識別子に関連付けられた顧客名称と顧客特定情報とを出
力する出力手段と、出力手段から出力された顧客名称と
顧客特定情報とを表示する表示手段とを備えたので、発
注リストの項目の一部を受注サーバで作成することによ
り、発注リストの内容とデータベースに登録された顧客
情報との照合で不一致の検出を少なくすることが可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる受発注システムの一実施例を示
す概略図である。

【図２】本発明にかかる受注装置のハードウェア構成の
一例を示すブロック図である。

【図３】本発明にかかる端末のハードウェア構成の一例
を示すブロック図である。

【図４】本発明にかかる受注装置のログイン画面の一例
を示した図である。

【図５】本発明にかかる受注装置の発注リスト画面の一
例を示した図である。

【図６】本発明にかかる受注装置のお届け先変更画面の
一例を示した図である。

【図７】本発明にかかる受注装置の発注リストフローを
示した図である。

【図８】本発明にかかる受注装置のお届け先変更フロー
を示した図である。

【図９】本発明にかかる顧客の端末装置の処理手順のフ
ローを示した図である。

【符号の説明】

１０１受注サーバ１０２インターネット１０３発注用の端末２０１，３０１ＣＰＵ２０２，３０２ＲＯＭ２０３，３０３ＲＡＭ２０４，３０４バス２０５，３０５インタフェースバス２０６，３０６入力装置２０７，３０７通信装置２０８，３０８表示装置３０９カーソル制御装置２１０，３１０補助記憶装置４００ログイン画面４０１ユーザＩＤ４０２パスワード５００発注リスト画面５０１発注元５０２お届け先５０３お届け先の部署名５０４お届け先の所在地を示す情報５０５発注担当者を示す情報５０６変更ボタン５０７発注商品欄５０８商品選択方式指定メニューボタン６００お届け先変更画面６０１ＯＫボタン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】顧客の顧客名称と顧客特定情報とを含む
顧客情報を格納する記憶手段を備え、複数の端末から商
品の発注を受け付ける受発注システムにおける受注方法
において、前記顧客名称と前記顧客特定情報とを検索する検索ステ
ップと、該検索ステップで検索された前記顧客名称と前記顧客特
定情報とを出力する出力ステップとを備えることを特徴
とする受発注システムにおける受注方法。
【請求項２】前記顧客名称に含まれる前記顧客の名を
修正する修正ステップを備えることを特徴とする請求項
１に記載の受発注システムにおける受注方法。
【請求項３】前記顧客特定情報に含まれる前記顧客の
お届け先の部署名を修正する修正ステップを備えること
を特徴とする請求項１または２に記載の受発注システム
における受注方法。
【請求項４】前記出力ステップは、前記顧客名称と前
記顧客特定情報とに加えた発注リストを出力することを
特徴とする請求項１，２または３に記載の受発注システ
ムにおける受注方法。
【請求項５】前記顧客の届け先を変更する変更ステッ
プを含むことを特徴とする請求項１に記載の受発注シス
テムにおける受注方法。
【請求項６】顧客の顧客名称と、該顧客名称に関連付
けられた顧客特定情報とを含む顧客情報を格納する記憶
手段を備え、複数の端末から商品の発注を受け付ける受
発注システムにおける受注装置において、前記顧客の端末から要求を受信する受信手段と、該受信手段から入力された前記要求に応じて前記顧客名
称と前記顧客特定情報とを検索する検索手段と、該検索手段から出力された前記顧客名称と前記顧客特定
情報とを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする
受発注システムにおける受注装置。
【請求項７】前記顧客名を修正する修正手段を備えた
ことを特徴とする請求項６に記載の受発注システムにお
ける受注装置。
【請求項８】前記顧客のお届け先の部署名を修正する
修正手段を備えたことを特徴とする請求項６に記載の受
発注システムにおける受注装置。
【請求項９】前記出力手段は、前記顧客名称と前記顧
客特定情報とに加えた発注リストを出力することを特徴
とする請求項６，７または８に記載の受発注システムに
おける受注装置。
【請求項１０】前記顧客の届け先を変更する変更手段
を含むことを特徴とする請求項６に記載の受発注システ
ムにおける受注装置。
【請求項１１】顧客の顧客名称に関連付けられた顧客
特定情報とを含む顧客情報を格納する記憶手段を備え、
複数の端末から商品の発注を受け付ける受発注システム
における受注装置を制御するプログラムを記憶した記憶
媒体であって、前記システムに対する要求をする要求ステップと、該要求ステップに応じて、前記システムから受け取った
前記顧客名称と前記顧客特定情報とを表示する表示出力
ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項１２】複数の端末から商品の発注を受け付け
る受発注システムにおける受注方法において、顧客の端末から識別子を受信する受信ステップと、顧客名称と、該顧客名称に関連付けられた識別子と、該
識別子に関連付けられた顧客特定情報とを含む顧客情報
を格納する記憶手段に格納された前記識別子と、前記受
信ステップで受信された識別子とを照合する照合ステッ
プと、該照合ステップにより前記識別子の照合が正しく行われ
た場合に、前記識別子に関連付けられた前記顧客名称と
前記顧客特定情報とを出力する出力ステップと、該出力ステップから出力された前記顧客名称と前記顧客
特定情報とを表示する表示ステップとを備えることを特
徴とする受発注システムにおける受注方法。
【請求項１３】前記顧客名称は、前記顧客の法人名と
お届け先の部署名とを含むことを特徴とする請求項１２
に記載の受発注システムにおける受注方法。
【請求項１４】前記顧客特定情報は、前記顧客の前記
お届け先の部署名ごとに所在地に関わる情報と発注担当
者に関わる情報とを含むことを特徴とする請求項１３に
記載の受発注システムにおける受注方法。
【請求項１５】前記表示ステップは、前記顧客名称と
前記顧客特定情報とに加えた発注リストを表示すること
を特徴とする請求項１２に記載の受発注システムにおけ
る受注方法。
【請求項１６】前記表示ステップは、あらかじめ定め
られたボタンを押下することにより、前記顧客名称と前
記顧客特定情報とに対する前記顧客の変更要求を受け付
けることを特徴とする請求項１２に記載の受発注システ
ムにおける受注方法。
【請求項１７】複数の端末から商品の発注を受け付け
る受発注システムにおける受注装置において、顧客の顧客名称と、該顧客名称に関連付けられた識別子
と、該識別子に関連付けられた顧客特定情報とを含む顧
客情報を格納する記憶手段と、前記顧客の端末から前記識別子を受信する受信手段と、該受信手段から入力された前記識別子と、前記記憶手段
に格納された前記識別子とを照合する照合手段と、該照合手段により前記識別子の照合が正しく行われた場
合に、前記識別子に関連付けられた前記顧客名称と前記
顧客特定情報とを出力する出力手段と、前記出力手段から出力された前記顧客名称と前記顧客特
定情報とを表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
る受発注システムにおける受注装置。
【請求項１８】前記顧客名称は、前記顧客の法人名と
お届け先の部署名とを含むことを特徴とする請求項１７
に記載の受発注システムにおける受注装置。
【請求項１９】前記顧客特定情報は、前記顧客の前記
お届け先の部署名ごとに所在地に関わる情報と発注担当
者に関わる情報とを含むことを特徴とする請求項１８に
記載の受発注システムにおける受注装置。
【請求項２０】前記表示手段は、前記顧客名称と前記
顧客特定情報とに加えた発注リストを表示することを特
徴とする請求項１７に記載の受発注システムにおける受
注装置。
【請求項２１】前記表示手段は、あらかじめ定められ
たボタンを押下することにより、前記顧客名称と前記顧
客特定情報とに対する前記顧客の変更要求を受け付ける
ことを特徴とする請求項１７に記載の受発注システムに
おける受注装置。
【請求項２２】複数の端末から商品の発注を受け付け
る受発注システムにおける受注装置を制御するプログラ
ムを記憶した記憶媒体であって、前記顧客の端末から前記識別子を受信する受信ステップ
と、該受信ステップから入力された前記識別子と、顧客名称
と、該顧客名称に関連付けられた識別子と、該識別子に
関連付けられた顧客特定情報とを含む顧客情報を格納す
る記憶手段に格納された前記識別子とを照合する照合ス
テップと、該照合ステップにより前記識別子の照合が正
しく行われた場合に、前記識別子に関連付けられた前記
顧客名称と前記顧客特定情報とを出力する出力ステップ
と、前記出力ステップから出力された前記顧客名称と前記顧
客特定情報とを表示する表示ステップとをコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体。
【請求項２３】前記記憶媒体は、コンピュータが読む
ことができるプログラムを格納したフロッピー（登録商
標）ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光デ
ィスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ＲＯＭであることを特徴とする請求
項２２に記載の記憶媒体。
【請求項２４】前記記憶媒体は、コンピュータに着脱
可能であることを特徴とする請求項２２に記載の記憶媒
体。