JP2002229462A - 断熱材比較装置 - Google Patents

断熱材比較装置

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JP2002229462A
JP2002229462A JP2001024595A JP2001024595A JP2002229462A JP 2002229462 A JP2002229462 A JP 2002229462A JP 2001024595 A JP2001024595 A JP 2001024595A JP 2001024595 A JP2001024595 A JP 2001024595A JP 2002229462 A JP2002229462 A JP 2002229462A
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JP
Japan
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insulating material
heat insulating
thermally insulating
heat
foam
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001024595A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Yamamoto
龍彦 山本
Shingo Kubo
新吾 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱材の違いを容易に把握でき、その違いを印
象づけることができる断熱材比較装置を提供する。 【解決手段】装置本体2内に隣接して設けられた発泡系
断熱材3と繊維系断熱材4とに、それぞれ水鉄砲5によ
る水をかけることができるようになされ、それぞれの断
熱材3、4の防水性の違いを比較できるようになされた
断熱材比較装置1。装置本体内に隣接して設けられた発
泡系断熱材3と繊維系断熱材4とに、それぞれ高温に熱
された熱球が当接できるようになされ、それぞれの断熱
材の耐熱性の違いを比較できるようになされた断熱材比
較装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なった二種類の
断熱材の防水性や耐熱性を比較確認する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅建物の床や壁になどに採
用されている断熱材としては、ロックウールなどの繊維
系断熱材、またはポリスチレンフォームなどの発泡系断
熱材が使用されている。
【0003】これらの断熱材の違いは、住宅建物のカタ
ログに紹介したり、展示住宅に訪れた購入予定者に、口
頭で説明したりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際の床や壁
などに使用されている断熱材は、外観上は見えないた
め、その性能の違いは、カタログに紹介したり、口頭で
説明したりしても、実感することができないといった不
都合を生じることとなる。
【0005】また、カタログに紹介したり、口頭で説明
したりする場合、容易に理解してもらいにくく、説明に
時間がかかって煩わしくなる。
【0006】さらに、カタログの紹介や口頭での説明の
場合、単に性能の違いなどを数値で把握するだけになっ
てしまうので、それぞれの断熱材の違いを印象づけるこ
とができないといった不都合を生じることとなる。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、断熱材の違いを容易に把握でき、その違いを
印象づけることができる断熱材比較装置を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の断熱材比較装置は、装置本体内に隣接して設
けられた発泡系断熱材と繊維系断熱材とに、それぞれ噴
水手段による水をかけることができるようになされ、そ
れぞれの断熱材の防水性の違いを比較できるようになさ
れたものである。
【0009】また、上記課題を解決するための本発明の
断熱材比較装置は、装置本体内に隣接して設けられた発
泡系断熱材と繊維系断熱材とに、それぞれ高温に熱され
た熱球が当接できるようになされ、それぞれの断熱材の
耐熱性の違いを比較できるようになされたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 −防水性− 図1は断熱材比較装置1の全体構成の概略を示してい
る。
【0011】すなわち、この断熱材比較装置1は、装置
本体2に、発泡系断熱材3と、繊維系断熱材4とが隣接
して設けられ、それぞれ発泡系断熱材3および繊維系断
熱材4に、水鉄砲5の水をかけることができるようにな
されている。
【0012】装置本体2は、防水性のある有底箱型に形
成された水受皿21の後壁面22と両側壁面23とが上
方に延設されて構成されている。このうち、両側壁面2
3は側方からの視認性が良いように透明体となされてい
る。
【0013】発泡系断熱材3は、実際に断熱材として使
用されているポリスチレンフォームなどが使用される。
この発泡系断熱材3は、約20cm×20cm程度の四
角形状に切断され、上記装置本体2の後壁面22に貼設
される。
【0014】繊維系断熱材4は、実際に断熱材として使
用されているロックウールなどが使用される。この繊維
系断熱材4は、上記発泡系断熱材3と同じ約20cm×
20cm程度の四角形状に切断され、上記装置本体2の
後壁面22に貼設される。
【0015】この状態で、発泡系断熱材3と繊維系断熱
材4とは、後壁面22に隣接するように貼設される。
【0016】水鉄砲5は、不使用時に装置本体2の水受
皿21に載置しておき、後壁面22に貼設された発泡系
断熱材3と繊維系断熱材4とに向けて噴水可能なもので
あれば、特に限定されるものではなく、幼児玩具の水鉄
砲5などを使用することができる。
【0017】このようにして構成される断熱材比較装置
1によって、発泡系断熱材3と繊維系断熱材4との違い
を比較するには、水受皿21に載置された水鉄砲5を持
って、後壁面22に貼設された発泡系断熱材3と繊維系
断熱材4とに向けて、それぞれ噴水すればよい。
【0018】すると、発泡系断熱材3は、水をはじくこ
ととなるが、繊維系断熱材4は、水を吸水してしまうこ
ととなるので、発泡系断熱材3の方が防水性に優れてい
るといったことを、目視により容易に把握できることと
なる。
【0019】なお、本実施の形態では、断熱材比較装置
1は、水鉄砲5によって水をかけるようになされている
が、水鉄砲5の代わりに、装置本体2の水受皿21に噴
水管(図示省略)などの噴水手段を設けて、この噴水管
(図示省略)からボタン操作などによって発泡系断熱材
3および繊維系断熱材4に水をかけるようにしたもので
あってもよい。 −耐熱性− 図2は他の断熱材比較装置1aの全体構成の概略を示し
ている。図2において、図1に示す断熱材比較装置1と
同部材には同符号を付して説明を省略する。
【0020】この断熱材比較装置1aは、装置本体6
に、発泡系断熱材3と、繊維系断熱材4とが隣接して設
けられ、それぞれ発泡系断熱材3および繊維系断熱材4
に、高温に熱された熱球7を当接することができるよう
になされている。
【0021】装置本体6は、断熱性を有する箱型に形成
され、側壁面61と前壁面62とが透明体となされ、装
置本体6内が視認可能となされている。また、床面63
には、上記と同様に約20cm×20cm程度の大きさ
となされた発泡系断熱材3と繊維系断熱材4とが、それ
ぞれ隣接して貼設される。
【0022】熱球7は、棒体71の先端に設けるように
なされている。この棒体71は、装置本体6の上面開口
部60に設けられた基台70のスリーブ72を貫通して
上方に突設するようになされており、この突設された部
分にレバー73が設けられている。給電線74からの電
気加熱によって高温に熱することができるようになされ
ている。この熱球7は、レバー73を伸ばしてスリーブ
72の中に棒体71を押し込んだり引き上げたりするこ
とで、昇降させることができるようになされている。
【0023】このようにして構成される断熱材比較装置
1aによって、発泡系断熱材3と繊維系断熱材4との違
いを比較するには、まず、装置本体6の床面63の上に
貼設された発泡系断熱材3の上方に基台70を移動さ
せ、レバー73の操作によって、高温に熱した熱球7を
発泡系断熱材3に当接させる。
【0024】同様に、装置本体6の床面63の上に貼設
された繊維系断熱材4の上方に基台70を移動させ、レ
バー73の操作によって、高温に熱した熱球7を繊維系
断熱材4に当接させる。
【0025】すると、発泡系断熱材3は、黒煙を発して
溶けながら燃えてしまうこととなるが、繊維系断熱材4
は、黒ずむ程度で燃えないので、繊維系断熱材4の方が
耐熱性に優れているといったことを、目視により容易に
把握できることとなる。
【0026】上記図1に示す断熱材比較装置1および図
2に示す断熱材比較装置1aは、住宅展示棟などの内部
に設置して使用される。これにより、住宅展示棟などで
働くセールスマンは、見学に訪れた見学者などに説得力
のある説明をすることができ、見学者も発泡系断熱材3
と繊維系断熱材4との違いについて理解を深めることが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の本発
明によると、発泡系断熱材と繊維系断熱材とに、それぞ
れ噴水手段による水を実際にかけてみるてことで、それ
ぞれの断熱材の防水性の違いを目視で比較確認すること
ができる。
【0028】また、請求項2記載の本発明によると、発
泡系断熱材と繊維系断熱材とに、それぞれ高温に熱され
た熱球を当接することで、それぞれの断熱材の耐熱性の
違いを目視で比較確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係る断熱材比較装置の全体
構成の概略を示す斜視図である。
【図2】本発明の請求項2に係る断熱材比較装置の全体
構成の概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 断熱材比較装置 1a 断熱材比較装置 2 装置本体 3 発泡系断熱材 4 繊維系断熱材 5 水鉄砲(噴水手段) 6 装置本体 7 熱球

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に隣接して設けられた発泡系
    断熱材と繊維系断熱材とに、それぞれ噴水手段による水
    をかけることができるようになされ、それぞれの断熱材
    の防水性の違いを比較できるようになされたことを特徴
    とする断熱材比較装置。
  2. 【請求項2】 装置本体内に隣接して設けられた発泡系
    断熱材と繊維系断熱材とに、それぞれ高温に熱された熱
    球が当接できるようになされ、それぞれの断熱材の耐熱
    性の違いを比較できるようになされたことを特徴とする
    断熱材比較装置。
JP2001024595A 2001-01-31 2001-01-31 断熱材比較装置 Pending JP2002229462A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104155214A (zh) * 2014-08-08 2014-11-19 浙江新澳纺织股份有限公司 一种羊毛纱线拒水性的测试方法
JP2015014557A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 公益財団法人鉄道総合技術研究所 多孔質材料の品質評価方法および装置
JP2015022191A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 大和ハウス工業株式会社 試験体の防火性能展示装置
JP2015169854A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 大和ハウス工業株式会社 試験体の防火性能展示装置

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