JP2002228339A - 円形型・回転式・冷蔵・冷凍庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 近年 冷蔵・冷凍庫は家庭になくてはならな
い物であるがその普及は年々大型化し、容量も大きくな
り、まとめ買いも進む一方で冷蔵・冷凍庫の過信から、
奥の方に入れ込んで食品の鮮度を落し、時として手付か
ずのまま捨てられている事も多いというデーターも有る
位だ一つには奥の方まで見にくく目が届かず頻繁に開け
閉てする為、中の温度が保てず腐敗しやすくなり、又、
前開きの扉は前方の妨げになってぶつかり易い 【解決手段】本発明の冷蔵・冷凍庫は、従来の角型を円
形型に変える事で、内部の構造を変え、中に回転台を取
り付け、左右回転させる事で奥のものを取り出し入れし
易くし、冷気をにがし難くし、前面の扉を横スライド式
として場所をとらず、又その為に引き出し式の物乗せ台
を取り付けられ、冷凍庫も前面を円形にした為前だけで
なく斜めからも取り出せる

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵・冷凍庫の外形
においてもその形態を前面円形とし、後背面は壁面に沿
って平らに直線で後部を機械部とし側面から前面にかけ
て円形として内部に回転台を儲け、回転台の後背面部も
一部直線とし、前中心から左右に４〜５０度の回転でス
トッパーを取り付け手動回転させる冷蔵・冷凍庫

【０００２】扉の前開きを、ワゴン車の横扉と同様の形
態にし、外形の円形型に沿ってスライド式の一方横開き
か、又は左右に観音開きのスライド扉とし扉の裏面や横
の接点にはゴム盤や磁器盤を取り付け、冷気のぬけるの
を防ぎ、スライド扉の為前のスペースが扉で遮られる事
なく使えるので冷蔵庫の下部に物乗せ台を引き出し式に
取り付ける。

【０００３】

【従来の技術】従来より冷蔵・冷凍庫の扉は前開きで前
のスペースは幅広く必要でありぶつかり易く、奥の物の
出し入れが容易で無く、箱型で一方直線の開閉が中の冷
気を逃がし開け閉めによる温度差が激しい為、中の食品
の持ちもよくない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】冷蔵庫は内部の冷気を
極力逃がさぬように食品を保存し内部の物が出来るだけ
解り易く、出し入れし易く、することが望まれる。

【０００５】調理をしたり、食堂としての場所は出来る
だけ、器具類をコンパクトにまとめたいので、冷蔵庫の
扉の開閉で前面の場所を取る事を無くしたい。

【０００６】冷蔵・冷凍庫の出し入れで、一時的に商品
を乗せられる台があると便利であるが前面に開く扉では
邪魔になるので取り付けられる様に解決したい。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明は冷蔵・冷凍庫
においてその形態の前面を円形・又は楕円形とし、後背
部は壁面に添って平らにし、内部の回転台も円形の後背
部の一部を直線にし、円及び楕円の回転台は奥背面部を
直線にし周囲を囲い、幅を縦二分して仕切り、回転台の
前面は開口して縁を１〜２糎付け、手動回転させた時、
奥の角が縁に当たる前の位置でストッパーを取り付け回
転止まりの位置とし、左右に約４〜５０度の回転で内部
の物を出し入れできる。

【０００８】後背部の直線の部分は二分して幅を仕切る
が上部中央の位置から中心軸の下へ向けて斜めにカーブ
した線で仕切り、奥の方は周囲もしきって食品を安定し
て入れられる様にし左右回転によりそれぞれ出し入れし
易くし冷気も無駄に放出させないようにする。中心軸を
低くしたのは回転板の中心を仕切らず低くしてスイカな
どの大きい物が入り易い様にした。また内部が円形のた
め回転させる事により後中央の仕切り板で内部の空気も
回転し、外部へ出にくい

【０００９】冷蔵庫の前面扉はその外形の円に添って、
横にスライドさせる（ワゴン車の横扉と同様）か、両サ
イドに観音開きにし、扉は横へカーブさせ扉の裏面のポ
ケットが出し入れしやすくするのも良い又、卵入れによ
る雑菌の散撒が問題視される向きもあり、下部にした方
がよいと思う

【０００１０】冷蔵庫の下に、物置き台の板を引き出し
て使える様にすると食品の出し入れに便利である。扉を
スライド式にした事で邪魔にならず引き出し式板を付け
られる

【０００１１】冷凍庫に於いてはアーチ型引き出しで縦
二分すると正面だけでなく斜めにも引き出せる。また前
面の半円部分を自由な仕切りとし細かい出し入れに利用
するのもよい。製氷庫も一部に作る。

【０００１２】

【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照して説明すると、図１は斜視図で下段を冷凍庫
（１）中段を冷凍庫（１）と製氷室（２）。その上に物
乗せ台（３）を引き出し式にて配し上段を冷蔵庫（４）
冷蔵庫のスライド扉（５）によって構成される。扉は左
右二枚の両開きにしても良く、扉の裏ポケットが使い易
い冷蔵庫内部の回転台（６）の前面半分は１〜２糎の縁
を受け皿（１０）とし手動回転させる。回転台の後半分
は周囲を上まで仕切り（７）二分して奥の品物を安定し
て出し入れし易くする図２は冷蔵庫の内部回転台の斜視
図で奥の方半分は仕切り（７）で周囲を囲い中心軸
（８）とカーブさせてしきる。前面半分は１〜２糎の縁
を付け、受け皿（１０）とする図３は取りはずし自由な
二段の付属品で、中心軸（８）に取り付け周囲の足は回
転台の縁に接して（１２）止まるようにする図４は冷蔵
庫の上部より見た断面図。左右観音開きの前面扉（５）
と内部の回転台の形状とストッパー（９）の位置図５は
縦に仕切った冷凍庫の引き出し図で、引き出し口の厚み
（１１）

【０００１３】

【発明の効果】冷蔵・冷凍庫の形を円形又は楕円形にし
たことで扉をスライド式にする事ができ調理場のスペー
スを取らず、ぶつかる事も無く、冷蔵庫内部の回転台も
後背面部は仕切り、更に奥だけ二分して仕切る事で回転
させると冷気も回転し逃げにくくなる、奥背面部は角型
のため品物が収納しやすく治まりやすい。前面は左右に
４〜５０度の回転でストッパーまでの手動回転され奥の
品物も十分見易く、取りだし入れし易く、中心軸を低く
した事でスイカなどの大きい物も入れられる。又扉が邪
魔にならないので引き出式の台板も物の出し入れに使え
る。冷凍庫も縦割りに二分すると正面及び斜めにも引き
出せて使用できる。前面カーブした所は仕切りを取り外
し出来るようにし、手前に小出しする品物をいれる様に
すると便利である。

【手続補正書】

【提出日】平成１３年５月９日（２００１．５．９）

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】追加

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明・冷蔵庫・内部回転台・斜視図

【図３】本発明・冷蔵庫・内部回転台棚板・斜視図

【図４】 （イ） （ロ） 本発明・冷蔵庫・回転部の断面図

【図５】本発明・製氷庫と冷凍庫の断面図

【符号の説明】 （１） 冷凍庫 （２） 製氷庫 （３） 物乗せ台（引き出し板） （４） 冷蔵庫 （５） 冷蔵庫・スライド扉 （６） 冷蔵庫・回転台 （７） 冷蔵庫・回転台の後部 （８） 冷蔵庫・回転台の中心軸 （９） 冷蔵庫・回転台のストッパー （１０） 冷蔵庫・回転台の全面受け （１１） 冷蔵庫・回転台の後部二分仕切り板 （１２） 冷蔵庫・回転台の棚板はめ込み固定部 （１３） 製氷庫・引き出し口

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図 １】

【図 ２】

【図 ３】

【図 ４】

【図 ５】

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項 １】冷蔵・冷凍庫に於て形態を円型にする事
   を特徴とし外部の後背面は、平面で壁面に設し、後部及
   び底面を機械部とし側面から前面にかけて円形・または
   楕円形とする冷蔵・冷凍庫。
2. 【請求項 ２】冷蔵庫には回転する軸を有する回転台を
   内部に設置し奥背面部は直線にし奥側面部まで周囲を囲
   って立ち上げ奥は左右を二分して上部より回転台中心軸
   の下部へ向けて斜にカーブして仕切り左右回転でそれぞ
   れに背面部の角が壁面に当たる手前にストッパーを取り
   付け前中心から左右に約４〜５０度の回転となり、前面
   部は回転台の縁を１〜２糎、縁をつけて前面開口し手動
   回転する事を特徴とする円形型冷蔵・冷凍庫。
3. 【請求項 ３】冷蔵・冷凍庫の開閉扉をスライド式にワ
   ゴン車の横扉と同様とした事を特徴とし、外形の円に添
   って一方に横引きか、又は左右へスライドさせる観音開
   きとし、扉の周囲をゴム及び磁器により内部の冷気をの
   がさず使用する事を特徴とする冷蔵・冷凍庫