JP2002223471A - 位置情報送信装置、携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並びにプログラム - Google Patents

位置情報送信装置、携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並びにプログラム

Info

Publication number
JP2002223471A
JP2002223471A JP2001285742A JP2001285742A JP2002223471A JP 2002223471 A JP2002223471 A JP 2002223471A JP 2001285742 A JP2001285742 A JP 2001285742A JP 2001285742 A JP2001285742 A JP 2001285742A JP 2002223471 A JP2002223471 A JP 2002223471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
received
position information
time
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001285742A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Machida
基宏 町田
Toshiaki Sugimura
利明 杉村
Masaji Katagiri
雅二 片桐
Seita Otsuji
清太 大辻
Masaru Ota
賢 太田
Tetsuya Hamada
哲也 浜田
Masayuki Tsuda
雅之 津田
Keitoku Isoda
佳徳 礒田
Atsuki Tomioka
淳樹 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2001285742A priority Critical patent/JP2002223471A/ja
Publication of JP2002223471A publication Critical patent/JP2002223471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗号化された情報を複写して別の場所におい
て発信する成りすましによる偽りの情報の発信を無効に
する。 【解決手段】 位置情報送信装置は、携帯端末に固有
の、または任意の送信先情報を受信し、位置情報に送信
先情報と現在の日時情報とを付加した送信情報を作成
し、それを秘密鍵で暗号化して送信する。携帯端末は、
自己の携帯端末に固有の、または任意の情報を送信し、
その後に送信された暗号化された情報を受信し、受信情
報を公開鍵で復号化し、復号化された受信情報の中の自
己の携帯端末に固有の、または任意の情報が正しいか否
かを判定し、正しくなければ復号化された受信情報を利
用せず、正しい場合は、復号化された受信情報の中の日
時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲内か
否かを判定し、許容範囲内であれば復号化された受信情
報を利用し、許容範囲外であれば復号化された受信情報
を破棄または保留ファイルに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末(携帯電
話、PHS等)に位置情報を送信する位置情報送信装置、
携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並び
にプログラムに関する。また、本発明は、携帯端末に対
する位置測定サービス、電子広告、歩行者ナビゲーショ
ン等に好適である。
【0002】
【従来の技術】携帯端末が位置情報を取得する手段とし
ては、携帯端末にGPS(Global Positioning System)
等の位置測位機能をもたす方法、および通信設備等の基
地局等の発信機と通信する位置測位機能を持たす方法が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来方法では、携帯端末自体が位置測位機能を有する
か、または通信事業者がアンテナ等の通信設備を設置
し、携帯端末の位置情報を管理する必要があった。ま
た、携帯端末が位置測位機能を持つ前者の場合には、人
工衛星等からの電波が届きにくい地下街やビルの谷間等
の場所では測位できないという点があった。また、通信
設備により測位を行う後者の場合には、測位エリアが大
きく、測位精度が100mほどと大まかになるという点
があった。また、より精度良く通信設備を設置しようと
する場合には、通信事業者が自ら設備をきめ細かく増設
する必要があった。
【0004】そこで、より精度よく通信設備を設置する
ビーコン等を用いた測位方法(特願2000−2245
40号)が本出願人により提案されている。この提案方
法は、より精度良く位置情報を携帯端末に対して送信す
ることができる。また、この提案方法は、公開鍵方式に
よる暗号化技術により情報を暗号化することにより、偽
者による位置情報配信を防ぐことができる。しかし、暗
号化された情報をそのまま複写し、別の場所にて発信す
る所謂成りすましにより、偽りの情報を発信できるとい
う、さらに解決すべき課題があった。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなられたもの
で、その目的は、成りすましによる偽りの情報の発信を
無効にし、かつその偽情報を防いだ信頼性を保った環境
において、携帯端末に対して位置情報を送信して、携帯
端末のユーザの便宜を図ることにある。
【0006】また、本発明の付随する目的は、従来の位
置測定サービスが行えなかったビル内の移動中での携帯
端末の測位を可能とするとともに、携帯端末に対して広
告等の各種メッセージ情報を送信して、携帯端末のユー
ザの便宜を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の通信システムの発明は、携帯端末の位置
情報を測定する位置測定装置と、前記位置測定装置で測
定した位置情報を受信し、該位置情報に現在の日時情報
を付加した送信情報を作成し、該送信情報を秘密鍵で暗
号化して送信する位置情報送信装置と、前記位置情報送
信装置から送信された前記暗号化された情報を受信し、
該暗号化された受信情報を公開鍵で復号化し、復号化さ
れた受信情報の中の前記日時情報と現時点の日時の差が
予め設定した許容範囲内か否かを判定し、該許容範囲内
であれば該復号化された受信情報を利用し、該許容範囲
外であれば該復号化された受信情報を利用しない携帯端
末とを有することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項2の通信
システムの発明は、携帯端末の位置情報を測定する位置
測定装置と、前記位置測定装置で測定した位置情報を受
信し、携帯端末から送信された該携帯端末に固有の、ま
たは任意の送信先情報を受信し、該位置情報に該送信先
情報と現在の日時情報とを付加した送信情報を作成し、
該送信情報を秘密鍵で暗号化して送信する位置情報送信
装置と、前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端末
に固有の、または任意の情報を送信し、その後に該位置
情報送信装置から送信された前記暗号化された情報を受
信し、該暗号化された受信情報を公開鍵で復号化し、復
号化された受信情報の中の前記自己の携帯端末に固有
の、または任意の情報が正しいか否かを判定し、正しく
なければ該復号化された受信情報を利用せず、正しい場
合は、該復号化された受信情報の中の前記日時情報と現
時点の日時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定
し、該許容範囲内であれば該復号化された受信情報を利
用し、該許容範囲外であれば該復号化された受信情報を
利用しない携帯端末とを有することを特徴とする。
【0009】ここで、前記位置測定装置の替わりに、前
記位置情報を入力する位置情報入力装置を用い、前記位
置情報送信装置は該位置情報入力装置から前記位置情報
を受信することを特徴とすることができる。
【0010】また、前記位置情報送信装置は、各種メッ
セージ情報を加えて前記送信情報を作成し、該送信情報
の一部または全部を秘密鍵で暗号化して送信することを
特徴とすることができる。
【0011】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、携帯端末に位置情報を送信する位置情報送信装置で
あって、現時点の日時情報を取得する日時情報取得手段
と、前記日時情報取得手段により取得した日時情報を位
置情報に付加して送信情報として作成する作成手段と、
前記作成手段によって作成した送信情報を秘密鍵で暗号
化する暗号化手段と、前記暗号化手段によって暗号化し
た情報を送信する送信手段とを具備することを特徴とす
る。
【0012】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、携帯端末に位置情報を送信する位置情報送信装置で
あって、位置情報を受信し、携帯端末に固有の、または
任意の送信先情報とを受信する受信手段と、現時点の日
時情報を取得する日時情報取得手段と、前記受信手段に
より受信した送信先情報、前記日時情報取得手段により
取得した日時情報、前記受信手段により受信した位置情
報、および各種メッセージ情報を送信情報として作成す
る作成手段と、前記作成手段によって作成した送信情報
を秘密鍵で暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段に
よって暗号化した情報を送信する送信手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、位置情報送信装置から位置情報を受信する携帯端末
であって、前記位置情報送信装置から送信された暗号化
された情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信
した前記暗号化された受信情報を公開鍵で復号化する復
号化手段と、前記複合化手段で復号化された受信情報の
中にある日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許
容範囲内か否かを判定する判定手段と、前記判定手段で
前記許容範囲内であると判定したときに前記復号化され
た受信情報を利用する手段と、前記判定手段で前記許容
範囲外であると判定したときに前記復号化された受信情
報を利用しない手段とを有することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、位置情報送信装置から位置情報を受信する携帯端末
であって、前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端
末に固有の、または任意の情報を送信する送信手段と、
前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記暗
号化された受信情報を公開鍵で復号化する復号化手段
と、前記複合化手段で復号化された受信情報の中にある
自己の携帯端末に固有の、または任意の情報が正しいか
否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段
で正しくないと判定したときに前記該復号化された受信
情報を利用しない手段と、前記第1の判定手段で正しい
と判定したときに前記復号化された受信情報の中にある
日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲内
か否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手
段で前記許容範囲内であると判定したときに前記復号化
された受信情報を利用する手段と、前記第2の判定手段
で前記許容範囲外であると判定したときに前記復号化さ
れた受信情報を利用しない手段とを有することを特徴と
する。
【0015】上記目的を達成するため、請求項9の通信
方法の発明は、携帯端末の位置情報を測定するステップ
と、前記測定した位置情報を受信し、該位置情報に現在
の日時情報を付加した送信情報を作成し、該送信情報を
秘密鍵で暗号化して送信するステップと、前記暗号化さ
れた情報を受信し、該暗号化された受信情報を公開鍵で
復号化し、復号化された受信情報の中の前記日時情報と
現時点の日時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判
定し、該許容範囲内であれば該復号化された受信情報を
利用し、該許容範囲外であれば該復号化された受信情報
を利用しないステップとを有することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項10の通
信方法の発明は、携帯端末の位置情報を測定するステッ
プと、前記測定した位置情報を受信し、携帯端末から送
信された該携帯端末に固有の、または任意の送信先情報
を受信し、該位置情報に該送信先情報と現在の日時情報
とを付加した送信情報を作成し、該送信情報を秘密鍵で
暗号化して送信するステップと、自己の携帯端末に固有
の、または任意の情報を送信し、その後に送信された前
記暗号化された情報を受信し、該暗号化された受信情報
を公開鍵で復号化し、復号化された受信情報の中の前記
自己の携帯端末に固有の、または任意の情報が正しいか
否かを判定し、正しくなければ該復号化された受信情報
を利用せず、正しい場合は、該復号化された受信情報の
中の前記日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許
容範囲内か否かを判定し、該許容範囲内であれば該復号
化された受信情報を利用し、該許容範囲外であれば該復
号化された受信情報を利用しないステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、携帯端末に位置情報を送信する位置情報送信方法
であって、現時点の日時情報を取得する日時情報取得ス
テップと、前記日時情報取得ステップで取得した日時情
報を位置情報に付加して送信情報として作成する作成ス
テップと、前記作成ステップで作成した送信情報を秘密
鍵で暗号化する暗号化ステップと、前記暗号化ステップ
で暗号化した情報を送信する送信ステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、携帯端末に位置情報を送信する位置情報送信方法
であって、位置情報を受信し、携帯端末に固有の、また
は任意の送信先情報とを受信する受信ステップと、現時
点の日時情報を取得する日時情報取得ステップと、前記
受信ステップで受信した送信先情報、前記日時情報取得
ステップで取得した日時情報、前記受信手段ステップで
受信した位置情報、および各種メッセージ情報を送信情
報として作成する作成ステップと、前記作成ステップで
作成した送信情報を秘密鍵で暗号化する暗号化ステップ
と、前記暗号化ステップで暗号化した情報を送信する送
信ステップとを有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、位置情報送信装置から位置情報を受信する携帯端
末の通信方法であって、前記位置情報送信装置から送信
された暗号化された情報を受信する受信ステップと、前
記受信ステップで受信した前記暗号化された受信情報を
公開鍵で復号化する復号化ステップと、前記複合化ステ
ップで復号化された受信情報の中にある日時情報と現時
点の日時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定す
る判定ステップと、前記判定ステップで前記許容範囲内
であると判定したときに前記復号化された受信情報を利
用するステップと、前記判定ステップで前記許容範囲外
であると判定したときに前記復号化された受信情報を利
用しないステップとを有することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、位置情報送信装置から位置情報を受信する携帯端
末の通信方法であって、前記位置情報送信装置に対して
自己の携帯端末に固有の、または任意の情報を送信する
送信ステップと、前記位置情報送信装置から送信された
暗号化された情報を受信する受信ステップと、前記受信
ステップで受信した前記暗号化された受信情報を公開鍵
で復号化する復号化ステップと、前記複合化ステップで
復号化された受信情報の中にある自己の携帯端末に固有
の、または任意の情報が正しいか否かを判定する第1の
判定ステップと、前記第1の判定ステップで正しくない
と判定したときに前記該復号化された受信情報を利用し
ないステップと、前記第1の判定ステップで正しいと判
定したときに前記復号化された受信情報の中にある日時
情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲内か否
かを判定する第2の判定ステップと、前記第2の判定ス
テップで前記許容範囲内であると判定したときに前記復
号化された受信情報を利用するステップと、前記第2の
判定ステップで前記許容範囲外であると判定したときに
前記復号化された受信情報を利用しないステップとを有
することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項15の発
明は、携帯端末に位置情報を送信する位置情報送信装置
をコンピュータにより制御するためのプログラムを記録
した記録媒体であって、該プログラムはコンピュータに
対して、現時点の日時情報を取得させ、取得した日時情
報を位置情報に付加して送信情報として作成させ、作成
した送信情報を秘密鍵で暗号化させ、暗号化した情報を
送信させることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項16の発
明は、携帯端末に位置情報を送信する位置情報送信装置
をコンピュータにより制御するためのプログラムを記録
した記録媒体であって、該プログラムはコンピュータに
対して、位置情報を受信させ、携帯端末に固有の、また
は任意の送信先情報を受信させ、現時点の日時情報を取
得させ、受信した送信先情報、取得した日時情報、受信
した位置情報、および各種メッセージ情報を送信情報と
して作成させ、作成した送信情報を秘密鍵で暗号化さ
せ、暗号化した情報を送信させることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項17の発
明は、位置情報送信装置から位置情報を受信する携帯端
末をコンピュータにより制御するためのプログラムを記
録した記録媒体であって、該プログラムはコンピュータ
に対して、前記位置情報送信装置から送信された暗号化
された情報を受信させ、受信した前記暗号化された受信
情報を公開鍵で復号化させ、復号化された受信情報の中
にある日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容
範囲内か否かを判定させ、前記許容範囲内であると判定
したときに前記復号化された受信情報を利用させ、前記
許容範囲外であると判定したときに前記復号化された受
信情報を利用させないことを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、位置情報送信装置から位置情報を受信する携帯端
末をコンピュータにより制御するためのプログラムを記
録した記録媒体であって、該プログラムはコンピュータ
に対して、前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端
末に固有の、または任意の情報を送信させ、前記位置情
報送信装置から送信された暗号化された情報を受信さ
せ、受信した前記暗号化された受信情報を公開鍵で復号
化させ、復号化された受信情報の中にある自己の携帯端
末に固有の、または任意の情報が正しいか否かを判定さ
せ、正しくないと判定したときに前記該復号化された受
信情報を利用させず、正しいと判定したときに前記復号
化された受信情報の中にある日時情報と現時点の日時の
差が予め設定した許容範囲内か否かを判定させ、前記許
容範囲内であると判定したときに前記復号化された受信
情報を利用させ、前記許容範囲外であると判定したとき
に前記復号化された受信情報を利用させないことを特徴
とする。
【0025】また、上記目的を達成するため、請求項1
9〜24のプログラムの発明は、それぞれ請求項9〜1
4の方法の発明に対応し、それぞれ請求項9〜14に記
載のステップを有するプログラムであることを特徴とす
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0027】図1は,本発明の一実施形態に係る位置情
報送信装置を説明するための図である。位置情報送信装
置20は、携帯端末(携帯電話、PHS等)10に位置情
報を送信する。本実施形態に係る位置情報送信装置20
は、位置情報の送信に微弱電波(Bluetooth(登録商
標))を用いる。なお、Bluetooth(ブルートゥース)
はパソコンや電話などの機器間の小型・高速・低電力の
無線通信規格であって、赤外線より波長の長いマイクロ
波を使うため、間に障害物が合っても通信できる。本実
施形態においては、通信のコネクションとしてBluetoot
h上のIP(Internet Protocol)を用い、転送プロトコ
ルとしてはHTTP(Hypertext TransportProtocol;
インターネットでハイパーテキストを転送する方式)を
用い、コンテンツ(位置情報等)記述にはXML(Extensi
ble Markup Language)およびHTML(Hypertext Makeup
Language)を用い、コンテンツ内容保証として電子公開
鍵を用いている。ただし、他の通信方式、記述方式を用
いることもできる。
【0028】このような位置情報送信装置20を設置す
ることにより、今まで位置測位手段の無かった所でも、
位置測位を行うことが可能になる。また、従来の位置測
位技術を、エリア的に補完したり(室内、地下室等)、
精度的に補完する(より高精度)だけではなく、カテゴ
リー(バスの中、劇場の中)を送信することで、マナー
モード通信への自動切換え等の端末制御など、位置依存
のサービスを提供する際の補完を行うことができる。ま
た、本実施形態に係る位置情報送信装置20は、位置情
報の他に、広告等のメッセージ情報を送信することも可
能である。
【0029】なお、位置情報送信装置20のハードウエ
ア自体は、送受信部、記憶部、制御部を備えた一般的な
構成のものを利用できるので、そのハードウエア構成に
ついての図示と詳細な説明は省略する。
【0030】図2は、本発明に係る上記の位置情報送信
装置20から携帯端末10に送信する情報の暗号化の一
例を説明する図である。図2の例では、情報の暗号化を
行う前に、その情報の内容に保証人マークである例えば
“ABC”を付加するようにしている。位置情報送信装置
20が送付情報にこの保証人マークを付与することで、
信頼のある情報であることを示すことができる。
【0031】位置情報送信装置20は、保証人マークを
付加した後に、内容保証鍵(秘密鍵)によって送付情報
の一部の暗号化を行っている。暗号化する情報は必要な
一部でも良く、また情報全部を暗号化しても良い。暗号
化された情報は、位置情報送信装置20から携帯端末1
0に送信される。
【0032】位置情報送信装置20から上記の暗号化さ
れた情報を受信した携帯端末10では、内容検証鍵(公
開鍵)によりその情報を復号化する。内容検証鍵は、携
帯端末10に内蔵するようにしてもよいし、ネットワー
クを介して位置情報送信装置20から携帯端末10が受
け取るようにしても良い。内容検証鍵(公開鍵)で情報
の復号化が行えることで情報が信頼できるものであるこ
とが分かるとともに、復号化された情報に内容保証マー
クが付加されていることを確認することで、更に情報が
信頼できるものであることが分かる。
【0033】図3は、前述の成りすましをした位置情報
送信装置による携帯端末への情報配信の例を示す図であ
る。図3に示す位置情報送信装置30は、別の場所に設
置されている位置情報送信装置20から送信されている
上記の暗号化された送信情報を予め取得・複製し、それ
を宛先の携帯端末10に送信するという行為を実行する
ものとする。携帯端末10は、受信した情報を内容検証
鍵(公開鍵)で情報を復号化する。携帯端末10のユー
ザは、公開鍵での復号化が行えたため、受信した情報は
信頼できると判定されるが、実際には、実際の位置とは
異なる誤った位置情報を現在地として取得したことにな
り、成りすましをした位置情報送信装置30からの偽の
情報を受信してしまったことになる。
【0034】図4は、本発明による位置情報送信装置2
0が送信する情報の構成の一例を示す図である。図4の
フォーマット例では、送信される情報40には、位置情
報に、緯度経度の精度レベルおよびカテゴリー他、位置
情報の信頼性に関する情報(設置保証レベル)が含まれ
ている。緯度や経度の精度レベルおよびカテゴリーにつ
いては、例えば携帯端末10のユーザが緯度や経度の入
力の際に同時に入力することができる。位置情報の信頼
性に関する情報(ここでは、設置保証レベル)について
は、例えば保証人(位置情報送信装置センタの運営者
等)が付加するようにすることができる。
【0035】図4中、「N34.40.22.72」は緯度、「±10
0m」は精度レベル、「E136.28.57.52」は経度、「B」
は設置保証レベル、「劇場」はカテゴリーである。精度
レベルとしては、例えば、セルIDレベルでは10km、
PHSレベルでは数100m、首都圏住所レベルでは10
0m、DGPSレベルでは10mとすることができる。ま
た、設置保証レベルは、例えば、Aが保証人が設置し現
地調査済み、Bが保証人が書類審査した位置情報送信装
置(位置情報、発振身元の確認済み)、Cが自由設置と
することができる。また、カテゴリーには、電車内、劇
場・映画館・コンサートホール、病院・診療所、学校・
予備校等とすることができる。
【0036】そして、送信される情報40には、広告等
のメッセージ情報が付加情報として付加されている。ま
た、送信される情報40には、送信先の携帯端末10か
ら送信されてきた送信先固有(例えば、携帯端末IDや電
話番号)の送信先情報、または任意(例えば乱数関数に
て発生した数字列や文字列)の送信先情報と、現在日時
が付加される。「成りすまし」を防止するための任意の
送信先情報と現在日時はどちらか片方の情報だけでもよ
いし、また両方付加されていてもよい。現在日時は位置
情報送信装置20の内部の時計から取得することができ
る。
【0037】次に、図5および図6のフローチャートを
参照して、本発明の一実施形態において、送信先情報と
現在日時の両方が送信情報40に付加される場合の、位
置情報送信装置20と携帯端末10の動作について説明
する。
【0038】図5のフローチャートは、位置情報送信装
置20における情報送信に係る処理の流れの一例を示
す。位置情報送信装置20は位置情報の送信先の携帯端
末10があるか無いかを定常的に判定する判定処理ステ
ップ51を一定周期で繰り返す。
【0039】通信先があった場合は、送信先情報取得処
理ステップ52において、携帯端末10からこの携帯端
末固有(例えば、携帯端末IDや電話番号)の送信先情
報、または任意(例えば乱数関数にて発生した数字列や
文字列)の送信先情報を取得する。
【0040】次の日時情報取得処理ステップ53では、
位置情報送信装置20内にある時計から現在の日時情報
を取得する。
【0041】続いて、送信情報作成処理ステップ54に
おいて、当該携帯端末10の現在位置を示す位置情報
と、広告等のメッセージ情報と、上記の送信先情報取得
処理ステップ52で取得した送信先情報と、日時取得処
理ステップ53で取得した日時情報とから図4で示すよ
うな送信情報40を作成する。
【0042】次の秘密鍵で暗号化する処理ステップ55
では、内容保証鍵によって送信情報40の一部または全
部を暗号化する処理を実行する。
【0043】続いて、情報配信処理ステップ56におい
て、上記の暗号化処理ステップ55で暗号化された送信
情報を送信先の携帯端末10に送信する。
【0044】図6のフローチャートは、上記の位置情報
送信装置20から送られた位置情報を受信する携帯端末
10の処理の流れの一例を示す。携帯端末10は位置情
報を送信してくる位置情報送信装置20があるか無いか
を定常的に判断する判定処理ステップ61を行い、位置
情報を送信してくる位置情報送信装置20があった場合
には、自己情報送信処理ステップ62において、送信し
てくる位置情報送信装置20に対して自身の携帯端末固
有(例えば、携帯端末IDや電話番号)の情報、または任
意(例えば乱数関数にて発生した数字列や文字列)の情
報を送信する。続いて、携帯端末10は情報受信処理ス
テップ63において、位置情報送信装置20からの暗号
化された上記の送信情報40を受信する。
【0045】続いて、公開鍵で復号化する処理ステップ
64において、この携帯端末10は受信した情報を内容
検証鍵(公開鍵)で情報を復号化する。内容検証鍵は、
前述のように携帯端末10に内蔵するようにしてもよい
し、このネットワークを介して携帯端末10が受け取る
ようにしても良い。
【0046】次に、自己情報は正しいか否かを判断する
処理ステップ65において、位置情報送信装置20から
受信して複合化した情報は、予め自己情報送信処理ステ
ップ62において位置情報送信装置20に対して送信し
ていた情報か否かを判断する。
【0047】上記の複合化した情報と予め送信していた
情報とが同じ情報であった場合には、判定処理ステップ
66において、位置情報送信装置20から受信して複合
化した情報内の日時情報と、現在の日時との時間差が予
め定めた許容値のα秒以内かどうかを判断する。すなわ
ち、この判定処理ステップ66では、日時情報と現日時
との時間差を計算し、算出したその時間差が予め決めら
れている基準の許容値(閾値)αよりも小さい場合は、
受信した日時情報が信頼できると判断する。このよう
に、日時情報と現日時との時間差はα以内かを判断する
処理ステップ66において、日時情報と現日時との時間
差がα以内であった場合には、受信情報を利用する処理
ステップ67の所定の処理を行う。
【0048】一方、自己情報は正しいか否かを判断する
処理ステップ65において、位置情報送信装置20から
受信して複合化した情報と、予め自己情報送信処理ステ
ップ62において位置情報送信装置20に対して送信し
ていた情報とが一致せず、自己情報は正しくないと判断
した場合、あるいはまた、日時情報と現日時との時間差
はα以内かを判断する処理ステップ66において、日時
情報と現日時との時間差がα以内でないと判断した場合
には、「成りすまし」の可能性が高いので、処理ステッ
プ68において、位置情報送信装置20から受信した情
報を破棄または保留ファイルに格納してその受信情報を
利用しないようにする処理を行う。
【0049】(他の実施の形態)なお、本発明の目的
は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウエア
のプログラムコードを記録した記録媒体(記憶媒体)
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータが記録媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し、実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から
読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形
態の機能を実現することになり、そのプログラムコード
を記録した記録媒体は本発明を構成することになる。そ
のプログラムコードを記録し、またテーブル等の変数デ
ータを記録する記録媒体としては、例えばフロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
不揮発性のメモリカードなどを用いことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位置情報を受信する携帯端末固有な、または任意の送信
先情報と現在日時情報とを、位置情報と各種メッセージ
情報に付加して秘密鍵で暗号化するようにしたので、暗
号化された情報をそのまま複写して別の場所において発
信する成りすましによる偽りの情報の発信を無効にする
ことが可能となる。
【0051】従って、本発明によれば、成りすましによ
る偽りの情報を防止可能な信頼性を保った環境におい
て、携帯端末に対して位置情報を送信して、携帯端末の
ユーザの便宜を図ること、また携帯端末に対して広告等
の各種メッセージ情報を送信して、携帯端末のユーザの
便宜を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における位置情報送信装置
を説明するための模式図である。
【図2】位置情報送信装置から携帯端末に送信する情報
の暗号化を説明する概念図である。
【図3】成りすましをした位置情報送信装置による携帯
端末への情報配信を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施形態における位置情報送信装置
が送信する情報の構成の一例を示すフォーマット図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態における位置情報送信装置
の情報送信処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態における位置情報を受信す
る携帯端末の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯端末 20 位置情報送信装置 30 位置情報送信装置 40 送信される情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片桐 雅二 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 大辻 清太 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 太田 賢 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 浜田 哲也 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 津田 雅之 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 礒田 佳徳 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 富岡 淳樹 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K067 AA32 BB04 DD17 EE02 FF03 FF05 HH22 HH24 JJ52

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末の位置情報を測定する位置測定
    装置と、 前記位置測定装置で測定した位置情報を受信し、該位置
    情報に現在の日時情報を付加した送信情報を作成し、該
    送信情報を秘密鍵で暗号化して送信する位置情報送信装
    置と、 前記位置情報送信装置から送信された前記暗号化された
    情報を受信し、該暗号化された受信情報を公開鍵で復号
    化し、復号化された受信情報の中の前記日時情報と現時
    点の日時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定
    し、該許容範囲内であれば該復号化された受信情報を利
    用し、該許容範囲外であれば該復号化された受信情報を
    利用しない携帯端末とを有することを特徴とする通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 携帯端末の位置情報を測定する位置測定
    装置と、 前記位置測定装置で測定した位置情報を受信し、携帯端
    末から送信された該携帯端末に固有の、または任意の送
    信先情報を受信し、該位置情報に該送信先情報と現在の
    日時情報とを付加した送信情報を作成し、該送信情報を
    秘密鍵で暗号化して送信する位置情報送信装置と、 前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端末に固有
    の、または任意の情報を送信し、その後に該位置情報送
    信装置から送信された前記暗号化された情報を受信し、
    該暗号化された受信情報を公開鍵で復号化し、復号化さ
    れた受信情報の中の前記自己の携帯端末に固有の、また
    は任意の情報が正しいか否かを判定し、正しくなければ
    該復号化された受信情報を利用せず、正しい場合は、該
    復号化された受信情報の中の前記日時情報と現時点の日
    時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定し、該許
    容範囲内であれば該復号化された受信情報を利用し、該
    許容範囲外であれば該復号化された受信情報を利用しな
    い携帯端末とを有することを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 前記位置測定装置の替わりに、前記位置
    情報を入力する位置情報入力装置を用い、前記位置情報
    送信装置は該位置情報入力装置から前記位置情報を受信
    することを特徴とする請求項1または2に記載の通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記位置情報送信装置は、各種メッセー
    ジ情報を加えて前記送信情報を作成し、該送信情報の一
    部または全部を秘密鍵で暗号化して送信することを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 携帯端末に位置情報を送信する位置情報
    送信装置であって、 現時点の日時情報を取得する日時情報取得手段と、 前記日時情報取得手段により取得した日時情報を位置情
    報に付加して送信情報として作成する作成手段と、 前記作成手段によって作成した送信情報を秘密鍵で暗号
    化する暗号化手段と、 前記暗号化手段によって暗号化した情報を送信する送信
    手段とを具備することを特徴とする位置情報送信装置。
  6. 【請求項6】 携帯端末に位置情報を送信する位置情報
    送信装置であって、 位置情報を受信し、携帯端末に固有の、または任意の送
    信先情報とを受信する受信手段と、 現時点の日時情報を取得する日時情報取得手段と、 前記受信手段により受信した送信先情報、前記日時情報
    取得手段により取得した日時情報、前記受信手段により
    受信した位置情報、および各種メッセージ情報を送信情
    報として作成する作成手段と、 前記作成手段によって作成した送信情報を秘密鍵で暗号
    化する暗号化手段と、 前記暗号化手段によって暗号化した情報を送信する送信
    手段とを具備することを特徴とする位置情報送信装置。
  7. 【請求項7】 位置情報送信装置から位置情報を受信す
    る携帯端末であって、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記暗号化された受信情報を公
    開鍵で復号化する復号化手段と、 前記複合化手段で復号化された受信情報の中にある日時
    情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲内か否
    かを判定する判定手段と、 前記判定手段で前記許容範囲内であると判定したときに
    前記復号化された受信情報を利用する手段と、 前記判定手段で前記許容範囲外であると判定したときに
    前記復号化された受信情報を利用しない手段とを有する
    ことを特徴とする携帯端末。
  8. 【請求項8】 位置情報送信装置から位置情報を受信す
    る携帯端末であって、 前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端末に固有
    の、または任意の情報を送信する送信手段と、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記暗号化された受信情報を公
    開鍵で復号化する復号化手段と、 前記複合化手段で復号化された受信情報の中にある自己
    の携帯端末に固有の、または任意の情報が正しいか否か
    を判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段で正しくないと判定したときに前記
    該復号化された受信情報を利用しない手段と、 前記第1の判定手段で正しいと判定したときに前記復号
    化された受信情報の中にある日時情報と現時点の日時の
    差が予め設定した許容範囲内か否かを判定する第2の判
    定手段と、 前記第2の判定手段で前記許容範囲内であると判定した
    ときに前記復号化された受信情報を利用する手段と、 前記第2の判定手段で前記許容範囲外であると判定した
    ときに前記復号化された受信情報を利用しない手段とを
    有することを特徴とする携帯端末。
  9. 【請求項9】 携帯端末の位置情報を測定するステップ
    と、 前記測定した位置情報を受信し、該位置情報に現在の日
    時情報を付加した送信情報を作成し、該送信情報を秘密
    鍵で暗号化して送信するステップと、 前記暗号化された情報を受信し、該暗号化された受信情
    報を公開鍵で復号化し、復号化された受信情報の中の前
    記日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲
    内か否かを判定し、該許容範囲内であれば該復号化され
    た受信情報を利用し、該許容範囲外であれば該復号化さ
    れた受信情報を利用しないステップとを有することを特
    徴とする通信方法。
  10. 【請求項10】 携帯端末の位置情報を測定するステッ
    プと、 前記測定した位置情報を受信し、携帯端末から送信され
    た該携帯端末に固有の、または任意の送信先情報を受信
    し、該位置情報に該送信先情報と現在の日時情報とを付
    加した送信情報を作成し、該送信情報を秘密鍵で暗号化
    して送信するステップと、 自己の携帯端末に固有の、または任意の情報を送信し、
    その後に送信された前記暗号化された情報を受信し、該
    暗号化された受信情報を公開鍵で復号化し、復号化され
    た受信情報の中の前記自己の携帯端末に固有の、または
    任意の情報が正しいか否かを判定し、正しくなければ該
    復号化された受信情報を利用せず、正しい場合は、該復
    号化された受信情報の中の前記日時情報と現時点の日時
    の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定し、該許容
    範囲内であれば該復号化された受信情報を利用し、該許
    容範囲外であれば該復号化された受信情報を利用しない
    ステップとを有することを特徴とする通信方法。
  11. 【請求項11】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信方法であって、 現時点の日時情報を取得する日時情報取得ステップと、 前記日時情報取得ステップで取得した日時情報を位置情
    報に付加して送信情報として作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成した送信情報を秘密鍵で暗号化
    する暗号化ステップと、 前記暗号化ステップで暗号化した情報を送信する送信ス
    テップとを有することを特徴とする位置情報送信方法。
  12. 【請求項12】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信方法であって、 位置情報を受信し、携帯端末に固有の、または任意の送
    信先情報とを受信する受信ステップと、 現時点の日時情報を取得する日時情報取得ステップと、 前記受信ステップで受信した送信先情報、前記日時情報
    取得ステップで取得した日時情報、前記受信手段ステッ
    プで受信した位置情報、および各種メッセージ情報を送
    信情報として作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成した送信情報を秘密鍵で暗号化
    する暗号化ステップと、 前記暗号化ステップで暗号化した情報を送信する送信ス
    テップとを有することを特徴とする位置情報送信方法。
  13. 【請求項13】 位置情報送信装置から位置情報を受信
    する携帯端末の通信方法であって、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した前記暗号化された受信情報
    を公開鍵で復号化する復号化ステップと、 前記複合化ステップで復号化された受信情報の中にある
    日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲内
    か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップで前記許容範囲内であると判定したと
    きに前記復号化された受信情報を利用するステップと、 前記判定ステップで前記許容範囲外であると判定したと
    きに前記復号化された受信情報を利用しないステップと
    を有することを特徴とする携帯端末の通信方法。
  14. 【請求項14】 位置情報送信装置から位置情報を受信
    する携帯端末の通信方法であって、 前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端末に固有
    の、または任意の情報を送信する送信ステップと、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した前記暗号化された受信情報
    を公開鍵で復号化する復号化ステップと、 前記複合化ステップで復号化された受信情報の中にある
    自己の携帯端末に固有の、または任意の情報が正しいか
    否かを判定する第1の判定ステップと、 前記第1の判定ステップで正しくないと判定したときに
    前記該復号化された受信情報を利用しないステップと、 前記第1の判定ステップで正しいと判定したときに前記
    復号化された受信情報の中にある日時情報と現時点の日
    時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定する第2
    の判定ステップと、 前記第2の判定ステップで前記許容範囲内であると判定
    したときに前記復号化された受信情報を利用するステッ
    プと、 前記第2の判定ステップで前記許容範囲外であると判定
    したときに前記復号化された受信情報を利用しないステ
    ップとを有することを特徴とする携帯端末の通信方法。
  15. 【請求項15】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信装置をコンピュータにより制御するためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコン
    ピュータに対して、 現時点の日時情報を取得させ、 取得した日時情報を位置情報に付加して送信情報として
    作成させ、 作成した送信情報を秘密鍵で暗号化させ、 暗号化した情報を送信させることを特徴とする記録媒
    体。
  16. 【請求項16】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信装置をコンピュータにより制御するためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコン
    ピュータに対して、 位置情報を受信させ、携帯端末に固有の、または任意の
    送信先情報を受信させ、 現時点の日時情報を取得させ、 受信した送信先情報、取得した日時情報、受信した位置
    情報、および各種メッセージ情報を送信情報として作成
    させ、 作成した送信情報を秘密鍵で暗号化させ、 暗号化した情報を送信させることを特徴とする記録媒
    体。
  17. 【請求項17】 位置情報送信装置から位置情報を受信
    する携帯端末をコンピュータにより制御するためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコ
    ンピュータに対して、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信させ、 受信した前記暗号化された受信情報を公開鍵で復号化さ
    せ、 復号化された受信情報の中にある日時情報と現時点の日
    時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定させ、 前記許容範囲内であると判定したときに前記復号化され
    た受信情報を利用させ、 前記許容範囲外であると判定したときに前記復号化され
    た受信情報を利用させないことを特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 位置情報送信装置から位置情報を受信
    する携帯端末をコンピュータにより制御するためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコ
    ンピュータに対して、 前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端末に固有
    の、または任意の情報を送信させ、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信させ、 受信した前記暗号化された受信情報を公開鍵で復号化さ
    せ、 復号化された受信情報の中にある自己の携帯端末に固有
    の、または任意の情報が正しいか否かを判定させ、 正しくないと判定したときに前記該復号化された受信情
    報を利用させず、 正しいと判定したときに前記復号化された受信情報の中
    にある日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容
    範囲内か否かを判定させ、 前記許容範囲内であると判定したときに前記復号化され
    た受信情報を利用させ、 前記許容範囲外であると判定したときに前記復号化され
    た受信情報を利用させないことを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信装置をコンピュータにより制御するためのプログ
    ラムであって、該プログラムは、 携帯端末の位置情報を測定するステップと、 前記測定した位置情報を受信し、該位置情報に現在の日
    時情報を付加した送信情報を作成し、該送信情報を秘密
    鍵で暗号化して送信するステップと、 前記暗号化された情報を受信し、該暗号化された受信情
    報を公開鍵で復号化し、復号化された受信情報の中の前
    記日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲
    内か否かを判定し、該許容範囲内であれば該復号化され
    た受信情報を利用し、該許容範囲外であれば該復号化さ
    れた受信情報を利用しないステップとを有することを特
    徴とするプログラム。
  20. 【請求項20】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信装置をコンピュータにより制御するためのプログ
    ラムであって、該プログラムは、 携帯端末の位置情報を測定するステップと、 前記測定した位置情報を受信し、携帯端末から送信され
    た該携帯端末に固有の、または任意の送信先情報を受信
    し、該位置情報に該送信先情報と現在の日時情報とを付
    加した送信情報を作成し、該送信情報を秘密鍵で暗号化
    して送信するステップと、 自己の携帯端末に固有の、または任意の情報を送信し、
    その後に送信された前記暗号化された情報を受信し、該
    暗号化された受信情報を公開鍵で復号化し、復号化され
    た受信情報の中の前記自己の携帯端末に固有の、または
    任意の情報が正しいか否かを判定し、正しくなければ該
    復号化された受信情報を利用せず、正しい場合は、該復
    号化された受信情報の中の前記日時情報と現時点の日時
    の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定し、該許容
    範囲内であれば該復号化された受信情報を利用し、該許
    容範囲外であれば該復号化された受信情報を利用しない
    ステップとを有することを特徴とするプログラム。
  21. 【請求項21】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信装置をコンピュータにより制御するためのプログ
    ラムであって、該プログラムは、 現時点の日時情報を取得する日時情報取得ステップと、 前記日時情報取得ステップで取得した日時情報を位置情
    報に付加して送信情報として作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成した送信情報を秘密鍵で暗号化
    する暗号化ステップと、 前記暗号化ステップで暗号化した情報を送信する送信ス
    テップとを有することを特徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 携帯端末に位置情報を送信する位置情
    報送信装置をコンピュータにより制御するためのプログ
    ラムであって、該プログラムは、 携帯端末に位置情報を送信する位置情報送信方法であっ
    て、 位置情報を受信し、携帯端末に固有の、または任意の送
    信先情報とを受信する受信ステップと、 現時点の日時情報を取得する日時情報取得ステップと、 前記受信ステップで受信した送信先情報、前記日時情報
    取得ステップで取得した日時情報、前記受信手段ステッ
    プで受信した位置情報、および各種メッセージ情報を送
    信情報として作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成した送信情報を秘密鍵で暗号化
    する暗号化ステップと、 前記暗号化ステップで暗号化した情報を送信する送信ス
    テップとを有することを特徴とするプログラム。
  23. 【請求項23】 位置情報送信装置から位置情報を受信
    する携帯端末をコンピュータにより制御するためのプロ
    グラムであって、該プログラムは、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した前記暗号化された受信情報
    を公開鍵で復号化する復号化ステップと、 前記複合化ステップで復号化された受信情報の中にある
    日時情報と現時点の日時の差が予め設定した許容範囲内
    か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップで前記許容範囲内であると判定したと
    きに前記復号化された受信情報を利用するステップと、 前記判定ステップで前記許容範囲外であると判定したと
    きに前記復号化された受信情報を利用しないステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  24. 【請求項24】 位置情報送信装置から位置情報を受信
    する携帯端末をコンピュータにより制御するためのプロ
    グラムであって、該プログラムは、 前記位置情報送信装置に対して自己の携帯端末に固有
    の、または任意の情報を送信する送信ステップと、 前記位置情報送信装置から送信された暗号化された情報
    を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した前記暗号化された受信情報
    を公開鍵で復号化する復号化ステップと、 前記複合化ステップで復号化された受信情報の中にある
    自己の携帯端末に固有の、または任意の情報が正しいか
    否かを判定する第1の判定ステップと、 前記第1の判定ステップで正しくないと判定したときに
    前記該復号化された受信情報を利用しないステップと、 前記第1の判定ステップで正しいと判定したときに前記
    復号化された受信情報の中にある日時情報と現時点の日
    時の差が予め設定した許容範囲内か否かを判定する第2
    の判定ステップと、 前記第2の判定ステップで前記許容範囲内であると判定
    したときに前記復号化された受信情報を利用するステッ
    プと、 前記第2の判定ステップで前記許容範囲外であると判定
    したときに前記復号化された受信情報を利用しないステ
    ップとを有することを特徴とするプログラム。
JP2001285742A 2000-11-24 2001-09-19 位置情報送信装置、携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並びにプログラム Pending JP2002223471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001285742A JP2002223471A (ja) 2000-11-24 2001-09-19 位置情報送信装置、携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並びにプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000358439 2000-11-24
JP2000-358439 2000-11-24
JP2001285742A JP2002223471A (ja) 2000-11-24 2001-09-19 位置情報送信装置、携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002223471A true JP2002223471A (ja) 2002-08-09

Family

ID=26604567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001285742A Pending JP2002223471A (ja) 2000-11-24 2001-09-19 位置情報送信装置、携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002223471A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136342A (ja) * 2008-10-20 2010-06-17 Koninkl Kpn Nv 移動体ネットワークにおけるサービスのcliなりすましに対する保護
JP2013537007A (ja) * 2010-08-30 2013-09-26 エヌエイチエヌ ビジネス プラットフォーム コーポレーション Ipアドレスに対する地域情報決定システム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136342A (ja) * 2008-10-20 2010-06-17 Koninkl Kpn Nv 移動体ネットワークにおけるサービスのcliなりすましに対する保護
JP2013537007A (ja) * 2010-08-30 2013-09-26 エヌエイチエヌ ビジネス プラットフォーム コーポレーション Ipアドレスに対する地域情報決定システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8695080B2 (en) Information terminal apparatus, information processing apparatus and information communication system
KR100640449B1 (ko) 이동 통신 단말의 부가 기능 제한 방법 및 시스템
US8086536B2 (en) Location based licensing
JP4246698B2 (ja) 無線情報装置及び無線情報装置が地理データにアクセス可能にする方法
US20090088181A1 (en) Apparatus and a Method for Locating User Equipment
JP4330628B2 (ja) ロケーションベースアプリケーションに従って移動局のロケーション判断を容易にするための装置及び関連方法
CN1714595B (zh) 一种分发移动设备的位置数据的方法
US8612425B2 (en) Apparatus, method and medium for transmission and/or reception of digital content based on time or location information
JP2019518205A (ja) 到来角決定のためのワイヤレス通信
CN104604198A (zh) 保护数据库以防盗版攻击
US8744488B2 (en) Location restricted content delivery over a network
JP4962237B2 (ja) 携帯装置の位置に関する情報とファイル用暗号鍵とを管理するためのプログラムおよび方法
CN101604013A (zh) 一种跟踪定位方法及装置
US20200296652A1 (en) Methods and apparatuses for beacon assisted low power localization
US9218622B2 (en) System and method of decoupling and exposing computing device originated location information
US20040092269A1 (en) Determining location information in cellular network
CN102017512A (zh) 位置信息验证
JP4103465B2 (ja) 情報端末装置、情報処理装置、及び情報送受信システム
CN101227746A (zh) 一种基于移动通信网络的a-gps定位系统和方法
JP2009118355A (ja) 個人情報管理システム、移動通信端末、個人情報管理方法及び制御プログラム
CA2614534A1 (en) An apparatus and a method for locating user equipment
JP2002223471A (ja) 位置情報送信装置、携帯端末、通信システム、通信方法および記録媒体並びにプログラム
JP5960035B2 (ja) 位置情報システム
JP4599791B2 (ja) 情報機器
KR101084798B1 (ko) 이동통신망을 이용한 위치 추적 장치 및 그 제어 방법