JP2002223391A - 固体撮像素子の自動欠陥検出補正装置およびそれを用いた撮像装置 - Google Patents
固体撮像素子の自動欠陥検出補正装置およびそれを用いた撮像装置Info
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Abstract
出荷後に生じた欠陥画素についても、その欠陥画素を検
出し、補正を行う。 【解決手段】 所定の画素と所定の画素の周囲の複数の
画素との信号出力レベルの差を、欠陥画素検出値DIF
Fとして算出し、算出された欠陥画素検出値DIFF
が、予め設定された高レベルの第1の欠陥検出閾値US
ER_THRより大きければ所定の画素を欠陥画素と判
定するとともに、算出された欠陥画素検出値DIFF
が、第1の欠陥検出閾値USER_THRよりも小さく
予め設定された中レベルの第2の欠陥検出閾値THRよ
り大きければ所定の画素を欠陥画素と判定する欠陥検出
回路4と、欠陥検出回路4により検出された欠陥画素か
らの信号出力レベルを補正する欠陥補正回路5と、を具
備する。
Description
存在する欠陥画素の検出して、その欠陥画素の補正を行
う固体撮像素子の自動欠陥検出補正装置に関する。
ージセンサーおよびCCD(Charge Coupl
ed Device)等の固体撮像素子において、半導
体基板上の局所的な結晶欠陥等により欠陥画素が発生す
ることがある。このような欠陥画素は、その欠陥画素か
ら出力される信号出力レベルの大きさが、入射される光
の量に依存しない特異な信号出力レベルを示すために、
欠陥画素から出力される信号により、撮像して得られた
画像の画質が劣化するという問題がある。
の撮像装置では、固体撮像素子内に存在する欠陥画素を
検出し、その欠陥画素に関するアドレスデータ等を不揮
発性メモリー等の記憶装置に記憶させ、撮影時に、この
不揮発性メモリーに記憶されている欠陥画素のアドレス
データ等に基づいて、欠陥画素から出力される信号を補
正している。
した撮像装置の場合、製造段階において撮像装置のレン
ズを遮光し、CMOSイメージセンサーに光が入射され
ない状態で、CMOSイメージセンサーの各画素から出
力される信号と被検査画素の周辺画素から出力される信
号とを比較し、それらの信号出力レベルの値の差が所定
の閾値を越えると、この特異な信号出力レベルを出力し
た画素を欠陥画素として検出する。そして、この欠陥画
素のアドレスデータが不揮発性メモリーに記憶される。
欠陥画素の検出が終了すると、CMOSイメージセンサ
ーと欠陥画素のアドレステータが記憶された不揮発性メ
モリーとが一対となり撮像装置に内蔵されて出荷され
る。そして、ユーザーがこの撮像装置を用いて撮像する
場合には、不揮発性メモリーに記憶されているCMOS
イメージセンサーの欠陥画素のアドレスデータに基づい
て、CMOSイメージセンサーから出力される映像信号
における欠陥画素に対応する信号が欠陥画素の近傍の画
素の信号によって補正される。
に、固体撮像素子の欠陥画素の補正では、製造段階にお
いて撮像装置のレンズを遮光して、CMOSイメージセ
ンサー等に光が入射しない状態で欠陥画素の検出を行
い、欠陥画素のアドレスデータ等をメモリーに記憶しな
ければならない。このため、製造段階での工数が増加す
るという問題がある。また、工場からCMOSイメージ
センサーを搭載した撮像装置の製品の出荷後に、静電破
壊等によって生じるCMOSイメージセンサーの欠陥画
素については補正が出来ないという問題もある。
85号公報では、撮像装置の電源投入時に、撮像装置に
搭載されているレンズの絞りを閉じて遮光状態とし、固
体撮像素子の撮像出力信号によって欠陥画素の検出を行
い、この欠陥画素からの検出信号に基づいて欠陥データ
を記録し保持して、撮影時にこの最新の欠陥データを用
いて欠陥画素の補正を行う欠陥補正装置が開示されてい
る。
に開示されている欠陥補正装置では欠陥画素のアドレス
データ等をメモリーに記憶するため、撮像装置に欠陥画
素のアドレスデータを記憶するためのメモリー等の記憶
装置を搭載する必要がある。また、補正できる欠陥画素
の数は、欠陥画素のアドレスデータの記憶を行う不揮発
性メモリー等の記憶装置の記憶容量に依存するという問
題もある。
であり、その目的は、生産時において工数を増やすこと
なく、また、出荷後に生じた欠陥画素についても、欠陥
画素のアドレスデータ等を記憶するメモリー等の記憶装
置を搭載することなく検出して、補正を行うことができ
る固体撮像素子の自動欠陥検出補正装置を提供すること
にある。
自動欠陥検出補正装置は、固体撮像素子内の欠陥画素を
検出し、検出された欠陥画素を補正する固体撮像素子の
自動欠陥検出補正装置であって、所定の画素と該所定の
画素の周囲の複数の画素との信号出力レベルの差を、欠
陥画素検出値として算出し、算出された該欠陥画素検出
値が、予め設定された高レベルの第1の欠陥検出閾値よ
り大きければ該所定の画素を欠陥画素と判定するととも
に、算出された該欠陥画素検出値が、第1の欠陥検出閾
値よりも小さく予め設定された中レベルの第2の欠陥検
出閾値より大きければ該所定の画素を欠陥画素と判定す
る欠陥検出手段と、該欠陥検出手段により検出された欠
陥画素からの信号出力レベルを補正する欠陥補正手段
と、を具備することを特徴とする。
出力レベルと周囲の複数の画素の信号出力レベルの最大
値との差である。
画素の信号出力レベルの最大値と最小値との差である周
辺画素指数に所定の値を乗じた値である。
出力レベルを、該欠陥画素の近傍の画素からの信号出力
レベルの平均値に置換する。
れかに記載の固体撮像素子の自動欠陥検出補正装置を有
する。
の実施の形態を説明する。
素子の自動欠陥検出補正装置が搭載された撮像装置の概
略ブロック図である。図1に示すの撮像装置は、被写体
を結像させるレンズ1および固体撮像素子であるCMO
Sイメージセンサー2を有し、CMOSイメージセンサ
ー2の出力が自動欠陥検出補正装置12に入力されてい
る。自動欠陥検出補正装置12は、CMOSイメージセ
ンサー2の出力が直接入力される欠陥検出回路4を有し
ており、この欠陥検出回路4には、CMOSイメージセ
ンサー2の出力が水平走査期間の走査を遅延させる2H
ライン遅延器3を介して入力されている。欠陥画素を検
出する欠陥検出回路4の出力は、欠陥画素を補正する欠
陥補正回路5に与えられており、欠陥補正回路5の出力
がディジタル信号処理回路6に与えられている。ディジ
タル信号処理回路6は、入力された信号に種々の信号処
理を行い、YUVディジタル信号として出力する。
介して、CMOSイメージセンサー2に入力される。こ
の入射光は、CMOSイメージセンサー2において光電
変換されて電気信号となり、その電気信号は、相関2重
サンプリング処理(CDS:Correlated D
ouble Sampling)、オートゲインコント
ロール(AGC:自動利得制御)、A/D変換等の処理
が行われる回路(図示せず)を経てディジタル信号とし
て出力される。このディジタル信号には、CMOSイメ
ージセンサー2に欠陥画素が存在する場合に、その欠陥
画素からの信号も含まれている。欠陥画素が存在するラ
インをAとすると、この信号Aは、ディジタル処理を施
された状態で欠陥検出回路4に与えられるとともに、2
Hライン遅延器3を経て欠陥画素が存在するラインから
2水平期間遅延された信号Bとされて、欠陥検出回路4
に与えられている。
れる信号レベルと周囲の画素から出力される信号レベル
との差を求めることによって、欠陥画素を検出し、検出
された欠陥画素から出力される信号は、欠陥補正回路5
に入力されて、欠陥画素に近接する画素から出力される
信号に基づいて補正が行われて、ディジタル信号処理回
路6を経てYUVディジタル信号として出力される。
補正装置にて使用するCMOSイメージセンサー2の色
フィルターの構成図である。Rは、赤色透過のフィルタ
ー7、Bは、青色透過のフィルター8、Gは、緑色透過
のフィルター9を示し、赤色透過のフィルター7と緑色
透過のフィルター9とを水平方向(x方向)に交互に繰
り返す第1フィルター列10と、緑色透過のフィルター
9と青色透過のフィルター8とを水平方向に交互に繰り
返す第2フィルター列11とが垂直方向(y方向)にも
交互に繰り返し配置されている。第1フィルター列10
のGと第2フィルター列11のGとは、垂直方向に重な
らないように配置されている。このフィルター配列は、
一般にベイヤー配列として用いられている。
央部に配置されている赤色透過のフィルター7に対応し
た画素に注目し、注目画素をXおよび信号出力レベルを
Pとする。注目画素Xを含む第1フィルター列10にお
いて、画素の両側に位置する色透過のフィルター7の部
分を画素2および画素3、それぞれの信号出力レベルを
それぞれP2およびP3、さらに、それらの画素2およ
び画素3の両側に位置する赤色透過フィルター7部分の
画素を画素1および画素4、それぞれの信号出力レベル
をそれぞれP1およびP4とする。また、注目画素Xを
有する第1フィルター列10の上方に第2フィルター列
11を挟んで配置された第1フィルター列10において
注目画素Xの上方に配置されている赤色透過のフィルタ
ー7の画素を画素5、その信号出力レベルをP5とす
る。
て説明する。CMOSイメージセンサー2から出力さ
れ、欠陥画素として検出を行う画素を含んでいる信号A
は、画素1、画素2、画素3、画素4および画素Xを含
む第1フィルター列10であるL1ラインの信号であ
り、L1ラインの信号である欠陥画素が存在する信号A
から2水平期間遅延された信号Bが2Hライン遅延器3
から出力される。信号Bは、画素5を有する水平方向の
フィルター列であるL2のラインの信号である。
て行われる。図3は、欠陥検出処理の手順を示すフロー
チャートである。図3を参照して、図2に示されたCM
OSイメージセンサー2の色フィルターの配置図の中に
存在する注目画素Xについて欠陥の検出処理を行う場合
について説明する。
る画素Xと周辺の画素1〜5との信号出力レベルの大き
さを比較し、画素Xの信号出力レベルPが周辺の画素1
〜5のいずれか1つの信号出力レベル(P1〜P5)よ
りも小さい場合は、画素Xは正常画素であると判断され
検出処理が終了する。
の画素1〜5の全ての信号出力レベル(P1〜P5)よ
りも大きければ、ステップS2において、画素1〜5の
各信号出力レベル(P1〜P5)の最大値と最小値との
差である周辺画素指数FLATと、画素Xの信号出力レ
ベルPと周辺の画素1〜5の信号出力レベル(P1〜P
5)の最大値との差である欠陥画素検出値DIFFを算
出する。
Xが欠陥画素であるかの検出を行う。この場合、注目画
素Xとその周辺の画素1〜5との信号出力レベルが図4
(a)〜(c)に示す関係があるとする。図4(a)
は、画素Xの位置に対して水平方向(x方向)に配置さ
れている画素1〜4と画素Xとの信号出力レベルの比較
を示すグラフであり、図4(b)は、画素Xの位置に対
して垂直方向(y方向)に配置されている画素5と画素
Xとの信号出力レベルの比較を示すグラフである。図4
(a)および(b)より、画素1〜5の信号出力レベル
(P1〜P5)の最大値が画素3のP3であり、欠陥画
素検出値DIFFは、画素Xと画素3との信号出力レベ
ルの差(P−P3)で表される。図4(c)は、各画素
1〜5のそれぞれの信号出力レベルを示すグラフであ
り、このグラフより、画素1〜5の各信号出力レベル
(P1〜P5)の最大値と最小値は、最大値が画素3の
P3、最小値が画素2のP2となり、周辺画素指数FL
ATは、画素3と画素2との信号出力レベルの差(P3
−P2)で表される。
高レベルである場合の第1の欠陥検出処理について説明
する。注目している画素Xの信号出力レベルPと周辺の
画素1〜5の信号出力レベル(P1〜P5)の最大値と
の差である欠陥画素検出値DIFF(P−P3:図4
(a)参照)がユーザーの要求に応じて決定される第1
の欠陥検出閾値USER_THRより大きい場合には、
注目している画素Xを欠陥画素であると判定する。第1
の欠陥検出閾値USER_THRの値を所定値以上に設
定することによって、信号出力レベルが高レベルである
欠陥画素を確実に検出できる。
の信号出力レベルが凹凸のない均一な場合では、欠陥画
素検出値DIFFが第1の欠陥検出閾値USER_TH
Rよりも小さい値でも、目視において非常に目立つ欠陥
画素が存在する。このような欠陥画素を検出するために
は、第1の欠陥検出閾値USER_THRをさらに小さ
くすればよい。ところが第1の欠陥検出閾値USER_
THRを小さい値に設定すると、画素からの信号出力レ
ベルが凹凸のある複雑なパターンを持った被写体におい
ては、正常な画素の信号出力レベルと周辺の画素の信号
出力レベルの最大値との差である欠陥画素検出値DIF
Fが、第1の欠陥検出閾値USER_THRよりも大き
くなる可能性が生じ、正常な画素までも欠陥画素と誤判
定することになる。
ベルが中レベルである場合の欠陥画素の検出が第2の検
出処理として行われる。第2の検出処理では、欠陥画素
を検出するために第2の欠陥検出閾値THRを用いる。
第2の欠陥検出閾値THRは、(1)式で与えられる。
USRは、ユーザーの要求により任意に設定できる係数
である。注目画素Xの信号出力レベルと周辺の画素の信
号出力レベルの最大値との差である欠陥画素検出値DI
FFが、第2の欠陥検出閾値THRより大きい場合で
は、注目画素Xを欠陥画素として検出する。周辺画素指
数FLATの値が0(ゼロ)の場合は、注目画素Xの周
辺の画素の画像は、被写体表面が信号出力レベルの凹凸
のない均一な画像であると考えられる。また、周辺画素
指数FLATが0から大きくなるにつれて、注目画素X
の周辺は、被写体表面が信号出力レベルの凹凸のある複
雑なパターンをもつ映像であると推定できる。注目して
いる画素Xの周辺が、凹凸のない均一な画像の場合は、
より多くの欠陥画素の検出を行うためには、第2の欠陥
検出閾値THRをより小さい値にすれば良く、注目画素
Xの周辺が信号出力レベルの凹凸のある複雑なパターン
の場合は、欠陥画素の誤判定を防ぐためには第2の欠陥
検出閾値THRをより大きい値にすれば良い。
検出量である(1)式に示す第2の欠陥検出閾値THR
においてユーザーの要求により任意に設定できる係数R
EF_USRの値を設定し、第2の欠陥検出値閾値TH
Rの値を算出する。そして、ステップS5において、欠
陥画素検出値DIFFが第2の欠陥検出閾値THRより
小さい場合には、画素Xは、正常画素であると判断され
欠陥検出処理を終了する。
陥検出閾値THRより大きい場合には、ステップS6に
て、注目している画素Xが点光源のような被写体の中心
でないかを判定する。被写体が点光源のようなものであ
る場合には、画素Xと周辺の画素1〜4との信号出力レ
ベルは、図5に示すように、画素Xからの信号出力レベ
ルが最も大きくなり、画素Xから離れるにつれて信号出
力レベルは、小さくなると考えられる。これより、周辺
の画素1および画素2の信号出力レベルは、P1<P2
の不等式を満足し、周辺の画素3および画素4の信号出
力レベルは、P4<P3の不等式を満足する。したがっ
て、Pl>P2またはP3<P4の条件を満足しない場
合は、画素Xは、点光源のような被写体の中心であり正
常画素であると判断され、検出処理が終了する。
れかを満足する場合には、ステップS7において、画素
2と画素1との信号出力レベルの差(P1−P2)、ま
たは、画素3と画素4との信号出力レベルの差(P4−
P3)が、ユーザーの要求に対応して決定される第3の
欠陥検出閾値LIGHTよりも小さい場合は、画素Xの
周辺が信号出力レベルの凹凸のない均一なパターンであ
るにも関わらず、画素Xの信号出力レベルが周囲の画素
1〜4の信号出力レベルより突出していると考えられる
ので、画素Xが欠陥画素であると判断される。そして、
画素2と画素1との信号出力レベルの差(P1−P
2)、または、画素3と画素4との信号出力レベルの差
(P4−P3)が第3の欠陥検出閾値LIGHTよりも
大きい場合は、画素Xは、正常画素であると判断され欠
陥検出処理を終了する。
路5において注目画素Xが欠陥画素と判定された場合、
リアルタイムで注目している画素Xの周辺にある同色フ
ィルターの画素2と画素3の信号出力レベルの平均値P
oaveが(2)式のより得られる。
(2)式により得られた平均値の信号出力レベルPoave
に置き換えることによって、欠陥画素の補正が実施され
る。そして、CMOSイメージセンサー2の有効画素の
すべてについて、第1の検出処理、第2の検出処理の2
つの検出処理を実施することにより、高レベルの信号出
力レベルを持つ欠陥画素、中レベルの信号出力レベルを
持つ欠陥画素を、自動的に精度良く検出でき、しかも欠
陥画素の補正を行うことができる。
欠陥検出補正装置では、欠陥画素のアドレスデータ等を
記憶するための記憶装置を用いずに、欠陥検出回路によ
って欠陥画素の検出し、その後、連続して欠陥補正回路
によって欠陥画素の信号出力レベルを補正することが簡
便に精度良く実施できる。
出補正装置を搭載した撮像装置では、メモリー等の記憶
装置が搭載されていないために、記憶容量による補正で
きる欠陥画素数の制約が無く、さらに、製造出荷後の経
時変化によって生じる欠陥画素についても補正が可能と
なり、利便性が向上する。
正装置は、所定の画素と所定の画素の周囲の複数の画素
との信号出力レベルの差を、欠陥画素検出値として算出
し、算出された欠陥画素検出値が、予め設定された高レ
ベルの第1の欠陥検出閾値より大きければ所定の画素を
欠陥画素と判定するとともに、算出された欠陥画素検出
値が、第1の欠陥検出閾値よりも小さく予め設定された
中レベルの第2の欠陥検出閾値より大きければ所定の画
素を欠陥画素と判定する欠陥検出手段と、欠陥検出手段
により検出された欠陥画素からの信号出力レベルを補正
する欠陥補正手段と、を具備することによって、メモリ
ー等の記憶装置を搭載することなく、製造出荷後に生じ
た欠陥画素についても、その欠陥画素を検出し、その
後、連続して欠陥画素の補正を行うことができる。
る補正できる欠陥画素の数の制約が無くなり、製造出荷
後の経時変化によって生じる欠陥画素についても補正が
可能となり利便性の向上する。
陥検出補正装置の概略ブロック図である。
イメージセンサーの色フィルターの配置図である。
るフローチャートである。
素1〜5との信号出力レベルの比較を示すグラフであ
る。(c)は、画素1〜5の信号出力レベルの比較を示
すグラフである。
の信号出力レベルの比較を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 固体撮像素子内の欠陥画素を検出し、検
出された欠陥画素を補正する固体撮像素子の自動欠陥検
出補正装置であって、 所定の画素と該所定の画素の周囲の複数の画素との信号
出力レベルの差を、欠陥画素検出値として算出し、算出
された該欠陥画素検出値が、予め設定された高レベルの
第1の欠陥検出閾値より大きければ該所定の画素を欠陥
画素と判定するとともに、算出された該欠陥画素検出値
が、第1の欠陥検出閾値よりも小さく予め設定された中
レベルの第2の欠陥検出閾値より大きければ該所定の画
素を欠陥画素と判定する欠陥検出手段と、 該欠陥検出手段により検出された欠陥画素からの信号出
力レベルを補正する欠陥補正手段と、 を具備することを特徴とする固体撮像素子の自動欠陥検
出補正装置。 - 【請求項2】 前記欠陥画素検出値は、所定の画素の信
号出力レベルと周囲の複数の画素の信号出力レベルの最
大値との差である請求項1に記載の固体撮像素子の自動
欠陥検出補正装置。 - 【請求項3】 前記第2の欠陥検出閾値は、周囲の複数
の画素の信号出力レベルの最大値と最小値との差である
周辺画素指数に所定の値を乗じた値である請求項1に記
載の固体撮像素子の自動欠陥検出補正装置。 - 【請求項4】 前記欠陥補正手段は、欠陥画素からの信
号出力レベルを、該欠陥画素の近傍の画素からの信号出
力レベルの平均値に置換する請求項1に記載の固体撮像
素子の自動欠陥検出補正装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の固体撮
像素子の自動欠陥検出補正装置を有する撮像装置。
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