JP2002223175A - 移動体無線装置 - Google Patents

移動体無線装置

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JP2002223175A JP2001353994A JP2001353994A JP2002223175A JP 2002223175 A JP2002223175 A JP 2002223175A JP 2001353994 A JP2001353994 A JP 2001353994A JP 2001353994 A JP2001353994 A JP 2001353994A JP 2002223175 A JP2002223175 A JP 2002223175A
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Koichi Ogawa
晃一 小川
信二 ▲構▼口
Shinji Koguchi
Tsukasa Takahashi
司 高橋
Kenichi Yamada
賢一 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体の小型化を図りつつ、内蔵アンテナの高
さを十分に確保してアンテナ特性を向上させることが可
能な移動体無線装置を提供する。 【解決手段】 地板35を、アンテナエレメント36a
の給電部及び短絡部等のアンテナ特性に関与する部分
(内蔵アンテナ収納部)と、それ以外の部分(回路収納
部)とに分けて構成する。そして、内蔵アンテナ収納部
は、内蔵アンテナ36の高さ(地板35とアンテナエレ
メント36aとの間隔)を十分に確保できるように配置
され、回路収納部は、ディスプレイ32やキー部33の
収納スペースを確保できるように、内蔵アンテナ収納部
に対して筐体正面から奥まった位置に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体無線装置に
関し、より特定的には、携帯電話端末等のように電波の
送受信に使用されるアンテナを内蔵する移動体無線装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の移動体通信に関する
技術が急速に発達している。携帯電話端末においてアン
テナは特に重要なデバイスの1つであり、端末筐体の小
型化に伴ってアンテナも小型化及び内蔵化が要求されて
いる。以下に図面を参照しながら、携帯電話端末に用い
られる従来の移動無線用アンテナの一例について説明す
る。
【0003】図8に、従来の移動無線用アンテナを内蔵
する携帯電話端末(移動体無線装置)の正面図及び側面
断面図を概略的に示す。図8において、従来の携帯電話
端末は、筐体であるケース101と、液晶画面等のディ
スプレイ102と、テンキー等のキー部103と、電池
104と、内蔵アンテナ106と、これらを電気的に接
続する地板105とを備える。内蔵アンテナ106は、
平面状のアンテナエレメント106aと、2つの金属線
106b及び106cとで構成される。この内蔵アンテ
ナ106は、通常、板状逆Fアンテナ (PIFA:Plan
ar Inverted F Antenna)と呼ばれている。アンテナエレ
メント106aには、金属線106bを介して、地板1
05上の給電点107から所定の電圧が供給される(以
下、給電という)。また、アンテナエレメント106a
は、金属線106cを介して、地板105上のグランド
(GND)レベルに接続されている。このとき、アンテ
ナエレメント106aから地板105に下ろした垂線の
長さ(双方の間隔)を、アンテナの高さh0 と定義す
る。
【0004】このような内蔵アンテナ106の共振周波
数や周波数帯域幅等の諸特性は、アンテナエレメント1
06aのサイズ、金属線106b及び106cの各位置
や双方の間隔、及び高さh0 等で決定される。特に、ア
ンテナ特性の優劣は、高さh 0 に大きく関与する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の移動無線用アンテナの構成において、アンテナ
特性を向上させるために高さh0 を大きくすれば、携帯
電話端末の厚みが大きくなり、筐体の小型化が図れない
という課題があった。一方、一般的に、内蔵アンテナ1
06が配置されている地板105部分の反対側には、デ
ィスプレイ102やスピーカ等といった部品が配置され
る。このため、携帯電話端末の厚みを薄くさせるために
は、内蔵アンテナ106の低背化(高さh0 の小寸法
化)が必須事項となる。しかし、この場合、アンテナエ
レメント106aと地板105との容量性結合が増加し
て整合が取りづらくなり、アンテナ特性が劣化するとい
う課題があった。
【0006】それ故に、本発明の目的は、筐体の小型化
を図りつつ、内蔵アンテナの高さを十分に確保してアン
テナ特性を向上させることが可能な移動体無線装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、電波の送受信に使用されるアンテナを内蔵する
移動体無線装置であって、接地レベルを持つ地板と、地
板上に配置された内蔵アンテナとを構成要素に備え、内
蔵アンテナは、装置の倒立姿勢において、上端部側に給
電部を設け、地板との間隔が、下端部よりも上端部の方
が大きくなるように配置されることを特徴とする。
【0008】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、内蔵アンテナは、平面アンテナであり、地板
との間隔が上側端部ほど高くなるように、こう配を設け
て配置されることを特徴とする。
【0009】第3の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、内蔵アンテナは、複数の平面からなるアンテ
ナであり、地板との間隔が上側端部ほど高くなるよう
に、複数の平面が階段状に構成されることを特徴とす
る。
【0010】第4の発明は、第2及び第3の発明に従属
する発明であって、内蔵アンテナは、アンテナエレメン
ト、所定の電圧が供給される給電接続部及び地板と接地
される短絡接続部を構成要素とする板状逆Fアンテナで
あり、給電接続部及び短絡接続部が、上端部側に配置さ
れることを特徴とする。
【0011】上記のように、第1〜第4の発明によれ
ば、給電部の高さを高くして特性の向上を図ることが可
能になると共に、アンテナ下側部と地板との距離を近づ
けることで容量性を増加させ、アンテナの共振周波数を
低下させることが期待できる。また、使用時には移動体
無線装置の下側部分を手で保持させることが期待できる
上、デザイン性も向上する。
【0012】第5の発明は、第1〜第4の発明に従属す
る発明であって、内蔵アンテナと地板との間にシールド
ケースを配置することを特徴とする。
【0013】第6の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、内蔵アンテナは、シールドケース上に配置さ
れた支持台によって固定されることを特徴とする。
【0014】上記のように、第5及び第6の発明によれ
ば、シールドケースの高さ又はシールドケースと内蔵ア
ンテナとの距離を調整することにより、容量性結合を制
御することが可能となるため、アンテナのインピーダン
ス整合を取り易くすることが期待できる。また、支持台
により内蔵アンテナを固定することで、アンテナ特性を
安定に保つことが可能となる。
【0015】第7の発明は、第1〜第4の発明に従属す
る発明であって、装置の外観形状を決定するケースが、
内蔵アンテナの形状に合わせて造形されることを特徴と
する。
【0016】上記のように、第7の発明によれば、移動
体無線装置のデザイン性が向上すると共に、移動体無線
装置が手で保持される際に、指でアンテナ部分が覆われ
ないようにする効果が期待できる。
【0017】第8の発明は、第7の発明に従属する発明
であって、ケースは、少なくとも内蔵アンテナを収納す
る第1の部分とそれ以外の第2の部分とで構成され、内
蔵アンテナは、第1の部分に一体化して構成されること
を特徴とする。
【0018】上記のように、第8の発明によれば、内蔵
アンテナをケースに精度よく固定させてアンテナ共振周
波数の低下量を一定にすることができ、アンテナ特性を
安定させかつ帯域特性のマージンを少なくさせることが
可能となる。
【0019】第9の発明は、電波の送受信に使用される
アンテナを内蔵する移動体無線装置であって、アンテナ
収納用地板と回路部用地板とからなる地板と、アンテナ
収納用地板上に配置された内蔵アンテナとを構成要素に
備え、アンテナ収納用地板の表面と回路部用地板の表面
とが、同一平面上にないように構成されることを特徴と
する。
【0020】第10の発明は、第1〜第4の発明に従属
する発明であって、地板は、内蔵アンテナを配置させる
アンテナ収納用地板と、それ以外の回路部用地板とから
なり、アンテナ収納用地板の表面と回路部用地板の表面
とが、同一平面上にないように構成されることを特徴と
する。
【0021】第11の発明は、第10の発明に従属する
発明であって、アンテナ収納用地板と回路部用地板と
が、側壁を介して電気的に接続されることを特徴とす
る。
【0022】上記のように、第9〜第11の発明によれ
ば、地板をアンテナ収納用地板と回路部用地板とから構
成し、回路部用地板を他のデバイスが収納可能なように
アンテナ収納用地板平面と異なる平面に配置させる。こ
れにより、移動体無線装置の厚みを増やすことなく内蔵
アンテナの高さを確保することが可能となり、特性の向
上が期待できる。
【0023】第12の発明は、第10及び第11の発明
に従属する発明であって、アンテナ収納用地板と回路部
用地板との接続部近傍に、スリットを設けることを特徴
とする。
【0024】第13の発明は、第12の発明に従属する
発明であって、スリットの長さを、所望する共振周波数
の1/4波長にすることを特徴とする。
【0025】上記のように、第12及び第13の発明に
よれば、回路部用地板を見込んだインピーダンスが最大
となる。従って、回路部用地板と無関係に内蔵アンテナ
の設計を行うことが可能となり、汎用性の向上が期待で
き、大量生産向きの構造となる。
【0026】第14の発明は、第1〜第13の発明に従
属する発明であって、内蔵アンテナと地板との間の一部
又は全てに、誘電体材料を充填することを特徴とする。
【0027】上記のように、第14の発明によれば、誘
電体材料を充填することでアンテナの小型化が図れ、か
つ内蔵アンテナを地板上に安定して固定することが可能
となる。
【0028】第15の発明は、第1〜第10の発明に従
属する発明であって、内蔵アンテナは、少なくとも2つ
周波数で共振することを特徴とする。
【0029】第16の発明は、第15の発明に従属する
発明であって、内蔵アンテナは、地板に接地される第1
の共振周波数帯域を決定する短絡接続部及び第2の共振
周波数帯域を決定する短絡接続部を備え、これら短絡接
続部の導通を制御することによって、いずれか一方の共
振周波数帯域を選択的にカバーできることを特徴とす
る。
【0030】上記のように、第16の発明によれば、1
つの内蔵アンテナで、異なる2つの共振周波数帯域内の
いずれか一方の共振周波数帯域を選択的にカバーできる
構成を実現することが可能となる。
【0031】第17の発明は、第15の発明に従属する
発明であって、内蔵アンテナは、地板に接地される第1
の共振周波数帯域を決定する短絡接続部と、第2の共振
周波数帯域を決定するスロットとを備え、アンテナエレ
メント部とスロット部との作用によって、2つの共振周
波数帯域を同時にカバーできることを特徴とする。
【0032】上記のように、第17の発明によれば、本
来のアンテナエレメント部分で第1の共振周波数帯域を
カバーし、スロット部分によって第2の共振周波数帯域
をカバーすることができるので、1つの内蔵アンテナ
で、同時に2つの共振周波数帯域をカバーできる構成を
実現することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を、図
面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る移動体無線装置の構造を概略的に示す正面図及び側
面断面図である。図1において、第1の実施形態に係る
移動体無線装置は、筐体であるケース11と、液晶画面
等のディスプレイ12と、テンキー等のキー部13と、
電池14と、内蔵アンテナ16と、これらを電気的に接
続する地板15とを備える。内蔵アンテナ16は、平面
状のアンテナエレメント16aと、2つの金属線16b
及び16cとで構成される。アンテナエレメント16a
には、金属線16bを介して、地板15上の給電点17
から給電される。また、アンテナエレメント16aは、
金属線16cを介して、地板15上のグランド(GN
D)レベルに接続されている。なお、回路基板のGND
パターンを地板として動作させることが可能なことは、
言うまでもない。また、導体からなるケースやシャーシ
を地板として使用可能であることは、当然のことであ
る。さらに、導体でないケースやシャーシに導電性材料
を塗布することにより地板として使用可能であること
は、当然のことである。
【0034】このとき、アンテナエレメント16aから
地板15に下ろした垂線の長さをアンテナの高さと定義
し、アンテナ上端での高さをh1 と、アンテナ下端での
高さをh2 とする。この場合、h1 >h2 となるよう
に、地板15に対してアンテナエレメント16aが傾い
て配置されている。また、金属線16b及び16cは、
その長さが下端高さh2 より長くなるように、内蔵アン
テナ16の(すなわち、筐体の)上側部に配置されてい
ることが重要である。
【0035】このように、金属線16bがアンテナエレ
メント16aと接続する部分(給電部)及び金属線16
cがアンテナエレメント16aと接続する部分(短絡
部)におけるアンテナの高さを、下端高さh2 よりも高
くすることで、インピーダンス整合を取り易くすること
が可能となり、アンテナ特性の向上が期待できる。ま
た、アンテナの下端高さh2 を低くして地板15に近づ
けることで、アンテナエレメント16aと地板15との
容量性結合が増加し、アンテナの共振周波数を低下させ
ることが可能となる。従って、これによりアンテナの小
型化が期待できる。
【0036】内蔵アンテナ16をこのような構造で配置
した場合には、移動体無線装置のケース11の背面部
を、図1に示すようなアンテナエレメント16aの傾き
に合わせたこう配を持つ形状にする。ケース11をこう
配を持つ形状にすることにより、内蔵アンテナ16(の
下端高さh2 部分)の低背化に加えて、さらに移動体無
線装置のケース11の背面部をなめらかに形成すること
が可能となる。よって、移動体無線装置のデザイン性が
向上すると共に、移動体無線装置が手で保持される際
に、指でアンテナ部分が覆われないようにする効果が期
待できる。
【0037】ここで、図1に示した内蔵アンテナ16
を、地板15側に固着させずに、こう配を持つ形状を有
するケース11側に一体化させる構造によって、上述し
た移動体無線装置を構成することが可能である。この場
合における移動体無線装置の構造例を、図2に示す。な
お、図2において図1と同じ構成部分には、同一の参照
符号を付している。図2に示す移動体無線装置の筐体
は、ケース21及び内蔵アンテナ26を含む内蔵アンテ
ナ一体ケース22で構成される。内蔵アンテナ26は、
アンテナエレメント26aと、金属線である給電ピン2
6b及び短絡ピン26cとで構成される。内蔵アンテナ
一体ケース22の内側には、アンテナエレメント26a
が貼り付け等によって固着されており、アンテナエレメ
ント26aには、給電ピン26b及び短絡ピン26cが
電気的に接続されている。そして、この構造の内蔵アン
テナ一体ケース22がケース21側に装着されると、給
電ピン26bが給電点17に電気的に接続され、短絡ピ
ン26cが地板15上のグランド面に電気的に接続され
る。
【0038】このように、内蔵アンテナをケースと一体
化することにより、アンテナエレメント26aと内蔵ア
ンテナ一体ケース22との空隙を、精度よく調整するこ
とが可能となる。一般的に、移動体無線装置のケースは
誘電体材料で構成されているため、アンテナ近傍にケー
スを近づけるとアンテナの共振周波数が低下する。この
共振周波数の低下量は、ケースとアンテナとの距離で変
化するため、内蔵アンテナをケースに精度よく固定させ
て低下量を一定にすることで、アンテナ特性が安定しか
つ帯域特性のマージンを少なくさせることが可能とな
る。
【0039】また、図1に示した内蔵アンテナ16と地
板15との間に、シールドケースを配置することが考え
られる。この場合における移動体無線装置の構造例を、
図3に示す。なお、図3において図1と同じ構成部分に
は、同一の参照符号を付している。図3に示す移動体無
線装置は、シールドケース18及びアンテナ支持台19
をさらに備える。アンテナエレメント16aは、アンテ
ナ支持台19によって地板15上に配置されたシールド
ケース18と固定されている。このとき、シールドケー
ス18の内側には、無線回路部が配置されているものと
する。本来、シールドケース18は、アンテナにおける
放射電波のかぶり等の影響から無線回路部を保護する目
的で使用されるが、この場合は、シールドケース18の
高さ又はシールドケース18とアンテナエレメント16
aとの距離を調整することにより、容量性結合を制御す
ることが可能となるため、アンテナのインピーダンス整
合を取り易くすることが期待できる。また、アンテナ支
持台19により内蔵アンテナ16を固定することで、内
蔵アンテナ16の特性を安定に保つことが可能となる。
また、アンテナ支持台19を誘電体材料で構成すること
により、アンテナの共振周波数を低下させることが可能
となり、アンテナの小型化が期待できることは言うまで
もない。
【0040】なお、本実施形態では、内蔵アンテナ16
の上側部(筐体上部)ほど地板15との間隔(高さ)が
大きくなる移動体無線装置の構造例を示した。しかし、
この構造以外にも、例えばデザイン性向上のために筐体
上端に丸みを付けることや、地板15との容量性結合を
増加させるためにアンテナエレメント16aに導体壁を
設けること等が考えられ、これらの場合にも同様の効果
が期待できることは当然のことである。
【0041】以上のように、本発明の第1の実施形態に
係る移動体無線装置は、内蔵アンテナの高さを確保する
ため、地板と内蔵アンテナとの間隔が上側部ほど大きく
なるようなこう配形状を持たせ、給電部を上側部に配置
した構成にする。これにより、給電部の高さを高くして
特性の向上を図ることが可能になると共に、アンテナ下
側部と地板との距離を近づけることで容量性を増加さ
せ、アンテナの共振周波数を低下させることが期待でき
る。また、使用時には移動体無線装置の下側部分を手で
保持させることが期待できる上、デザイン性も向上す
る。
【0042】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態に係る移動体無線装置の構造を概略的に示す
正面図及び側面断面図である。図4において、第2の実
施形態に係る移動体無線装置は、筐体であるケース31
と、液晶画面等のディスプレイ32と、テンキー等のキ
ー部33と、電池34と、内蔵アンテナ36と、これら
を電気的に接続する地板35とを備える。内蔵アンテナ
36は、平面状のアンテナエレメント36aと、2つの
金属線36b及び36cとで構成される。アンテナエレ
メント36aには、金属線36bを介して、地板35上
の給電点37から給電される。また、アンテナエレメン
ト36aは、金属線36cを介して、地板35上のグラ
ンド(GND)レベルに接続されている。
【0043】このとき、地板35を、内蔵アンテナ36
の金属線36bがアンテナエレメント36aと接続する
部分(給電部)及び金属線36cがアンテナエレメント
36aと接続する部分(短絡部)等のアンテナ特性に関
与する部分(内蔵アンテナ収納部)と、それ以外の部分
(回路収納部)とに分けて構成する。そして、内蔵アン
テナ収納部は、所望のアンテナ特性に応じて、内蔵アン
テナ36の高さ(地板35とアンテナエレメント36a
との間隔)を十分に確保できるように配置される。回路
収納部は、ディスプレイ32やキー部33の収納スペー
スを確保できるように、内蔵アンテナ収納部に対して筐
体正面から奥まった位置に配置される。このような構造
にすれば、内蔵アンテナ36の高さh3 を確保した状態
でディスプレイ32やキー部33の収納スペースを確保
することができ、ケース31の厚みを薄くすることが可
能となる。
【0044】ここで、地板35を、例えばアンテナ収納
用地板と回路部用地板という具合に複数の地板で構成す
ることが考えられる。この場合における地板の構造例
を、図5に示す。なお、図5において図4と同じ構成部
分には、同一の参照符号を付している。図5において、
地板は、アンテナ収納用地板38と、回路部用地板39
とからなる。アンテナ収納用地板38は、地板38a、
側壁38b及び接合部38cとで構成される。地板38
aは、側壁38bを介して接合部38cと接続されてい
る。内蔵アンテナ36は、地板38a上に配置される。
この場合、最初に内蔵アンテナ36をアンテナ収納用地
板38上に配置させた後、そのアンテナ収納用地板38
を接合部38cを介して回路部用地板39に接続させる
製造手法を用いることができるので、アンテナ部分(ア
ンテナ収納用地板38+内蔵アンテナ36)を独立で製
作することが可能となり、生産性の向上が期待できる。
【0045】本第2の実施形態においては、アンテナ収
納用地板38と回路部用地板39とを、その表面が同一
平面上に存在しないように別々に形成/配置されている
ことが特徴である。なお、側壁38bとアンテナエレメ
ント36aとの間隔を制御することで、容量性結合を制
御しかつインピーダンス整合を容易に取ることが可能と
なる。また、接合部38cと回路部用地板39との接続
は、電気的に接続されていれば接触させるだけであって
もよい。
【0046】なお、図6に示すように、アンテナ収納用
地板38の接合部38c及び回路部用地板39上の導体
パターン39aの形状を変更することで、アンテナ収納
用地板38と回路部用地板39とを接続させる部分にス
リット40を設けることが考えられる。このとき、スリ
ット40の長さwを1/4λ(波長)とすることで、回
路部用地板39を見込んだインピーダンスが最大とな
る。従って、回路部用地板39と無関係に内蔵アンテナ
36の設計を行うことが可能となり、汎用性の向上が期
待でき、大量生産向きの構造となる。なお、図6では、
スリット40の長さw及び幅dの調整を、接合部38c
及び導体パターン39aの形状を変更することで行う例
を説明したが、それ以外のパラメータを用いてスリット
を調整しても構わない。また、図6では、アンテナ収納
用地板38と回路部用地板39との間にスリット40を
設ける例を示したが、これに限定されるものではない。
側壁38bがない状態、すなわち上記第1の実施形態で
説明した地板15の場合でも、スリットを設けることが
可能であることは言うまでもない。
【0047】さらに、スリットによる経路長を調整し
て、内蔵アンテナの特性を最適化することが考えられ
る。この場合、スリットは1つに限定されない。例え
ば、複数個のスリットを設けることで、地板のサイズを
等価的に大きくさせることが可能となる。また、地板上
の電流分布が大きい部分に対して電流の経路を横切るよ
うにスリットを設けることで、地板のサイズを等価的に
より大きくさせることが可能となることは言うまでもな
い。
【0048】なお、本第2の実施形態で示した構成と第
1の実施形態で示した構成とを組み合わせた構造が可能
なことは言うまでもない。このような構造の場合には、
アンテナの高さをより高くして特性の向上を図ることが
可能となる。
【0049】以上のように、本発明の第2の実施形態に
係る移動体無線装置は、地板を内蔵アンテナ収納部と回
路収納部とから構成し、回路収納部を他のデバイスが収
納可能なように内蔵アンテナ収納部平面と異なる平面に
配置させる。これにより、移動体無線装置の厚みを増や
すことなく内蔵アンテナの高さを確保することが可能と
なり、特性の向上が期待できる。
【0050】なお、上記第1及び第2の実施形態では、
内蔵アンテナが板状逆Fアンテナである場合の構成例を
示したが、本発明はこれに限定されるものではない。第
1の実施形態については、内蔵アンテナの電流分布が最
大となる部分、すなわちアンテナの高さを決定する部分
を他の部分に比べて高くなるようにこう配形状を設ける
構造にすることで、同様の効果が期待できることは当然
のことである。また、こう配形状ではなく階段状にする
ことでアンテナの高さの高い部分と低い部分とを形成し
ても、同様の効果が得られる。また、第2の実施形態に
ついては、内蔵アンテナの電流分布が最大となる部分、
すなわちアンテナの高さを決定する部分だけを他の部分
に比べて高くなる構造にすることで、同様の効果が期待
できることは当然のことである。
【0051】また、上記第1及び第2の実施形態では、
移動体無線装置のアンテナが1つである場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、本発明の内蔵アンテナを収納タイプのホイップア
ンテナと併用させることや、内蔵アンテナを複数個併用
させることが考えられるのは当然のことであり、この場
合についても同じ効果が期待できる。なお、本移動体無
線装置が複数の周波数帯をカバーできることは当然のこ
とである。例えば、アンテナを複数併用する場合には、
各共振周波数帯域が異なるように構成させることが可能
である。また、複数の周波数帯をカバーできるアンテナ
を用いる場合には、例えば、第1の共振周波数帯域用の
短絡部(又は給電部)と第2の共振周波数帯域用の短絡
部(又は給電部)との2つを、アンテナエレメント上に
設け、短絡部の導通(又は給電部の給電)を選択的に制
御することによって、第1又は第2のいずれかの共振周
波数帯域をカバーすることが可能となる。また、アンテ
ナエレメントにスロットを設け、本来のアンテナエレメ
ントで第1の共振周波数帯域を、スロット部分によって
第2の共振周波数帯域をという具合に、同時に2つの共
振周波数帯域をカバーすることが可能となる。
【0052】さらに、内蔵アンテナと地板との間の一部
又は全てに誘電体材料を充填することでアンテナの小型
化が図れ、かつ内蔵アンテナを地板上に安定して固定す
ることが可能となることは言うまでもない。
【0053】最後に、上記第1及び第2の実施形態に係
る移動体無線装置に指掛け部を設けた筐体形状の一例
を、図7に示す。図7における移動体無線装置の筐体
は、ケース41に指掛け部41aを設けている。ここ
で、テーパ形状の指掛け部41aは、アンテナ特性に影
響する内蔵アンテナ収納部分とその他の部分との間に設
けられる。これにより、移動体無線装置が手で保持され
る際に、筐体の下側部が保持されることを期待できると
共に、ケース上側の横幅を広くできるため内蔵アンテナ
の横幅を広くとることが可能となり、アンテナ特性の向
上が期待できる。また、アンテナ近傍に指を掛けること
に起因する通話時におけるアンテナ特性の劣化を防ぐこ
とが可能になる。第1の実施形態に係る移動体無線装置
では、ディスプレイを大きくすることが可能となり、情
報端末としての使い勝手が向上する。なお、指掛け部を
複数個備えることができることは当然のことであり、指
のサイズに合わせた指掛け部を複数個並べて配置するこ
とで握り易さが向上し、移動体無線装置を保持する位置
を限定することが可能となり、アンテナ近傍に指を掛け
させないように導くことが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る移動体無線装置
の構造を概略的に示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る移動体無線装置
の他の構造を概略的に示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る移動体無線装置
の他の構造を概略的に示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る移動体無線装置
の構造を概略的に示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る移動体無線装置
の他の構造を概略的に示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る移動体無線装置
の他の構造を概略的に示す図である。
【図7】本発明の第1及び第2の実施形態に係る移動体
無線装置に適用可能な筐体形状の一例を概略的に示す図
である。
【図8】従来の移動体無線装置の構造を概略的に示す図
である。
【符号の説明】
11,21,31,41,101…ケース 12,32,102…ディスプレイ 13,33,103…キー部 14,34,104…電池 15,35,38a,105…地板 16,26,36,106…内蔵アンテナ 16a,26a,36a,106a…アンテナエレメン
ト 16b,16c,36b,36c,106b,106c
…金属線 17,37,107…給電点 18…シールドケース 19…アンテナ支持台 22…内蔵アンテナ一体ケース 26b…給電ピン 26c…短絡ピン 38…アンテナ収納用地板 38b…側壁 38c…接合部 39…回路部用地板 39a…導体パターン 40…スリット 41a…指掛け部
フロントページの続き (72)発明者 小川 晃一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲構▼口 信二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 司 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 山田 賢一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J045 AA05 AB05 DA08 MA04 NA03 5J047 AA04 AA07 AB13 FD01 5K011 AA03 AA06 JA01 KA13 5K023 AA07 BB03 LL01 LL05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波の送受信に使用されるアンテナを内
    蔵する移動体無線装置であって、 接地レベルを持つ地板と、 前記地板上に配置された内蔵アンテナとを構成要素に備
    え、 前記内蔵アンテナは、装置の倒立姿勢において、上端部
    側に給電部を設け、前記地板との間隔が、下端部よりも
    上端部の方が大きくなるように配置されることを特徴と
    する、移動体無線装置。
  2. 【請求項2】 前記内蔵アンテナは、平面アンテナであ
    り、前記地板との間隔が前記上側端部ほど高くなるよう
    に、こう配を設けて配置されることを特徴とする、請求
    項1に記載の移動体無線装置。
  3. 【請求項3】 前記内蔵アンテナは、複数の平面からな
    るアンテナであり、前記地板との間隔が前記上側端部ほ
    ど高くなるように、当該複数の平面が階段状に構成され
    ることを特徴とする、請求項1に記載の移動体無線装
    置。
  4. 【請求項4】 前記内蔵アンテナは、アンテナエレメン
    ト、所定の電圧が供給される給電接続部及び前記地板と
    接地される短絡接続部を構成要素とする板状逆Fアンテ
    ナであり、当該給電接続部及び短絡接続部が、前記上端
    部側に配置されることを特徴とする、請求項2又は3に
    記載の移動体無線装置。
  5. 【請求項5】 前記内蔵アンテナと前記地板との間にシ
    ールドケースを配置することを特徴とする、請求項1〜
    4のいずれかに記載の移動体無線装置。
  6. 【請求項6】 前記内蔵アンテナは、前記シールドケー
    ス上に配置された支持台によって固定されることを特徴
    とする、請求項5に記載の移動体無線装置。
  7. 【請求項7】 装置の外観形状を決定するケースが、前
    記内蔵アンテナの形状に合わせて造形されることを特徴
    とする、請求項1〜4のいずれかに記載の移動体無線装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ケースは、少なくとも前記内蔵アン
    テナを収納する第1の部分とそれ以外の第2の部分とで
    構成され、前記内蔵アンテナは、当該第1の部分に一体
    化して構成されることを特徴とする、請求項7に記載の
    移動体無線装置。
  9. 【請求項9】 電波の送受信に使用されるアンテナを内
    蔵する移動体無線装置であって、 アンテナ収納用地板と回路部用地板とからなる地板と、 前記アンテナ収納用地板上に配置された内蔵アンテナと
    を構成要素に備え、 前記アンテナ収納用地板の表面と前記回路部用地板の表
    面とが、同一平面上にないように構成されることを特徴
    とする、移動体無線装置。
  10. 【請求項10】 前記地板は、前記内蔵アンテナを配置
    させるアンテナ収納用地板と、それ以外の回路部用地板
    とからなり、前記アンテナ収納用地板の表面と回路部用
    地板の表面とが、同一平面上にないように構成されるこ
    とを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の移動
    体無線装置。
  11. 【請求項11】 前記アンテナ収納用地板と前記回路部
    用地板とが、側壁を介して電気的に接続されることを特
    徴とする、請求項10に記載の移動体無線装置。
  12. 【請求項12】 前記アンテナ収納用地板と前記回路部
    用地板との接続部近傍に、スリットを設けることを特徴
    とする、請求項10又は11に記載の移動体無線装置。
  13. 【請求項13】 前記スリットの長さを、所望する共振
    周波数の1/4波長にすることを特徴とする、請求項1
    2に記載の移動体無線装置。
  14. 【請求項14】 前記内蔵アンテナと前記地板との間の
    一部又は全てに、誘電体材料を充填することを特徴とす
    る、請求項1〜13のいずれかに記載の移動体無線装
    置。
  15. 【請求項15】 前記内蔵アンテナは、少なくとも2つ
    周波数で共振することを特徴とする、請求項1〜10の
    いずれかに記載の移動体無線装置。
  16. 【請求項16】 前記内蔵アンテナは、前記地板に接地
    される第1の共振周波数帯域を決定する短絡接続部及び
    第2の共振周波数帯域を決定する短絡接続部を備え、こ
    れら短絡接続部の導通を制御することによって、いずれ
    か一方の共振周波数帯域を選択的にカバーできることを
    特徴とする、請求項15に記載の移動体無線装置。
  17. 【請求項17】 前記内蔵アンテナは、前記地板に接地
    される第1の共振周波数帯域を決定する短絡接続部と、
    第2の共振周波数帯域を決定するスロットとを備え、ア
    ンテナエレメント部とスロット部との作用によって、2
    つの共振周波数帯域を同時にカバーできることを特徴と
    する、請求項15に記載の移動体無線装置。
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