JP2002222394A - カードリーダ装置 - Google Patents

カードリーダ装置

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JP2002222394A
JP2002222394A JP2001018486A JP2001018486A JP2002222394A JP 2002222394 A JP2002222394 A JP 2002222394A JP 2001018486 A JP2001018486 A JP 2001018486A JP 2001018486 A JP2001018486 A JP 2001018486A JP 2002222394 A JP2002222394 A JP 2002222394A
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Norishige Kanai
律薫 金井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過剰な電力供給によってICカードの内部素
子が破壊されることを防止することができるカードリー
ダ装置を提供する。 【解決手段】 カードリーダ装置19のコンパレータ2
2,23は、通信プレート9R(+),9R(−)を介
して静電結合したICカードより送信される信号に重畳
されているリップルのレベルを検出し、電圧制御回路2
6は、そのリップルのレベルに応じて、正弦波発生回路
27及び送電コイル8によってICカード側に供給する
電源電力の大きさを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる密着型の
ICカードに記録されているデータを読み出すためのカ
ードリーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図7は、密着型のICカード1
と、そのICカード1に記録されているデータを読み出
すカードリーダ装置2との一構成例を概略的に示すもの
である。カードリーダ装置2の外観を示す図5におい
て、カードリーダ装置2は、基台3に立設されているカ
ード収納部4に設けられているスリット5よりICカー
ド1を挿入することで、ICカード1をカードリーダ装
置2と密着させた状態でデータの転送等の通信を行うよ
うになっている。
【0003】図6及び図7に示すように、ICカード1
側には、受電コイル6と4枚の通信プレート7(R
(+),R(−),T(+),T(−))が配置されて
おり、カード収納部4内部のICカード1に対向する面
側には、送電コイル8と4枚の通信プレート9(R
(+),R(−),T(+),T(−))が配置されて
いる。そして、ICカード1は、カード収納部4に収納
された状態において、送電コイル8と受電コイル6とが
電磁結合することで送信される例えば正弦波状の信号に
より電源電力とクロック信号との供給を受けると共に、
カードリーダ装置2側の通信プレート9と自身に設けら
れている通信プレート7とが静電結合することにより通
信を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICカード
1側に供給される電力の大きさは、カードリーダ装置2
との密着状態(実際には、両者間には極僅かな空隙が存
在する)に応じて変化する場合がある。また、例えば、
カード収納部4とICカード1との間の「遊び」が大き
い場合でもICカード1側に必要な電力が確実に供給さ
れるように、カードリーダ装置2側において送信電力を
大きめに設定する場合や、メーカー毎や或いは各個別の
ICカード1の受電コイル6の巻数(インダクタンス)
が夫々異なる場合も想定される。
【0005】そして、以上のようなばらつきの要因が存
在する結果、ICカード1側に供給される電力が大き過
ぎる状態になると、内部のマイクロコンピュータ等の素
子が発熱して破壊されるおそれがある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、過剰な電力供給によってICカード
の内部素子が破壊されることを防止することができるカ
ードリーダ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカードリ
ーダ装置によれば、リップルレベル検出手段は、通信プ
レートを介して静電結合することでICカードより送信
される信号に重畳されているリップルのレベルを検出す
る。そして、供給電力制御手段は、前記リップルのレベ
ルに応じて、受電コイルと電磁結合することでICカー
ドに供給する電源電力の大きさを制御する。
【0008】即ち、ICカード側では、カードリーダ装
置側より送信される交流信号を電源部において整流平滑
することで内部回路の動作用電源を生成するが、前記交
流信号のレベルが大き過ぎると、電源部において平滑し
きれなかったリップルが通信プレートを介してICカー
ド側より送信される信号にも重畳されるようになる。従
って、カードリーダ装置側において、ICカード側から
の送信信号に重畳されているリップルのレベルに応じて
供給する電源電力の大きさを制御すれば、その電源電力
の大きさが適切な値となるように調整することができ、
ICカードが加熱して破壊に至ることを防止することが
できる。
【0009】請求項2記載のカードリーダ装置によれ
ば、供給電力制御手段は、リップルレベル検出手段によ
って検出される複数段階のレベルに応じて電源電力の大
きさを制御するので、電源電力の大きさが適切な値とな
るように段階的に調整を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1乃至図4を参照して説明する。尚、図5乃至図7と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異な
る部分についてのみ説明する。図2は、従来構成と同様
のICカード1について電気的構成を示す機能ブロック
図である。受電コイル6の両端は、電圧レギュレート回
路(直流電源生成回路)11及びクロック再生回路12
の入力端子に接続されている。
【0011】電圧レギュレート回路11は、後述するカ
ードリーダ装置より3.6MHz程度の正弦波(例え
ば、標準で30Vp-p )として送信される電磁信号を受
電コイル6を介して受信すると、その信号を全波整流し
て平滑することで直流電源(例えば、5V)を生成し、
ICカード1内の各電気的構成部に供給するようになっ
ている。また、クロック再生回路12は、カードリーダ
装置より送信される交流信号に基づいて矩形波状のクロ
ック信号を再生すると処理部13に供給するようになっ
ている。
【0012】リセット検出回路14は、電圧レギュレー
ト回路11が生成した直流電源のレベルが下限値を下回
ると、処理部13にリセット信号を出力するようになっ
ている。処理部13は、CPUを中心として構成されて
おり、EEPROMなどで構成されるメモリ部15から
ICカード1の識別コードやその他の保持データなどを
読み出すようになっている。
【0013】受信側の通信プレート7R(+),7R
(−)は、差動増幅器16の非反転入力端子,反転入力
端子に接続されており、差動増幅器16は、両入力端子
に与えられる信号を差動増幅して処理部13の入力ポー
トに出力するようになっている。また、処理部13の出
力ポートは、非反転増幅器17及び反転増幅器18の入
力端子に共通に接続されている。そして、これらの増幅
器17,18は、処理部13が出力する信号を夫々非反
転増幅,反転増幅した信号を送信用の通信プレート7T
(+),7T(−)に出力するようになっている。
【0014】一方、図1は、カードリーダ装置19の本
発明の要旨にかかる部分の電気的構成を示す図である。
ICカード1の通信プレート7T(+),7T(−)に
対向する部位に位置する受信用の通信プレート9R
(+),9R(−)は、差動増幅器20の非反転入力端
子,反転入力端子に夫々接続されており、差動増幅器2
0は、両入力端子に与えられる信号を差動増幅して処理
部21の入力ポートに出力するようになっている。尚、
具体的には図示しないが、差動増幅器20は、ヒステリ
シス特性を有するように正帰還がかけられている。処理
部21は、処理部13と同様にCPUを中心として構成
されている。
【0015】また、通信プレート9R(+),9R
(−)は、コンパレータ(リップルレベル検出手段)2
2,23の非反転入力端子に夫々接続されている。これ
らのコンパレータ22,23の反転入力端子には、基準
電圧Vref1,Vref2が夫々与えられており、コンパレー
タ22,23は、詳細は後述するが、ICカード1に電
源が供給された場合に通信プレート9R(+),9R
(−)に現れるリップルを検出するために設けられてい
る。
【0016】通信プレート9R(+),9R(−)に
は、ICカード1が密着していない状態において、差動
増幅器20の入力側に帰還がかけられていることにより
バイアス電圧Vb+,Vb-が印加されている。そして、基
準電圧Vref1,Vref2は、以下のように設定されてい
る。 Vref1=Vb++Vr1 Vref2=Vb-+Vr2 ここで、Vr1,Vr2は、リップルを異なるレベルで検出
するための電圧であり、例えば、Vr1=0.5V,Vr2
=1.0V,に設定されている。
【0017】コンパレータ22,23の出力端子は、A
NDゲート24,25の一方の入力端子に接続されてお
り、ANDゲート24,25の他方の入力端子には、処
理部21が出力する検出許可信号が与えられている。そ
して、ANDゲート24,25の出力端子は、電圧制御
回路(供給電力制御手段)26の入力端子に夫々接続さ
れている。
【0018】電圧制御回路26は、例えば降圧チョッパ
回路などで構成されており、ANDゲート24,25を
介して与えられるコンパレータ22,23の出力信号に
応じて正弦波発生回路27に発振用の駆動電圧を変化さ
せて出力するようになっている。正弦波発生回路27
は、処理部21より与えられる発信制御信号に応じて送
電コイル28よりICカード1に電磁信号として送信す
る正弦波の発振を行うようになっており、その正弦波の
振幅レベルは、電圧制御回路26より与えられる駆動電
圧に応じて設定される。
【0019】尚、カードリーダ装置19の送信側の回路
は図示を省略している。また、処理部21は、ICカー
ド1より読み出したデータを、必要に応じて通信用イン
ターフェイスを介し、外部装置(例えば、ホストコンピ
ュータ等,何れも図示せず)に対して送信するようにな
っている。
【0020】次に、本実施例の作用について説明する。
図3は、ICカード1とカードリーダ装置19との間で
行われる通常の通信シーケンスの一例を示すものであ
る。カードリーダ装置19の処理部21は、一定間隔毎
に発信制御信号を出力し、正弦波発生回路27を駆動し
て送電コイル8より電力を送信しており、ICカード1
が密着状態となるまで待機している(図3参照)。
【0021】そして、ユーザがICカード1をカードリ
ーダ装置19のカード収納部に挿入して密着状態にさせ
ると、送電コイル8及び受電コイル6を介して電力が供
給され処理部13が起動する。すると、処理部13は、
メモリ部15に記憶されている識別コードを読み出して
カードリーダ装置19側に送信する(図3参照)。カ
ードリーダ装置19の処理部21は、ICカード1の識
別コードを受信して照合すると、ICカード1のメモリ
部15に記憶されているデータを送信させるためのコマ
ンドをICカード1側に送信する(図3参照)。
【0022】ICカード1の処理部13は、カードリー
ダ装置19より送信されたコマンドを認識すると、メモ
リ部15に記憶されているデータを読み出して送信カー
ドリーダ装置19側に送信する(レスポンス,図3参
照)。そして、カードリーダ装置19の処理部21は、
ICカード1より送信されたデータを受信すると、その
時点から所定期間だけICカード1に対する電力の送信
を停止させる(図3参照)。
【0023】即ち、ユーザは、カードリーダ装置19側
の図示しない表示器などによりカードリーダ装置19が
ICカード1のデータを読み取ったことを認識して、図
3の期間にICカード1をカードリーダ装置19のカ
ード収納部より取り出す。それから、カードリーダ装置
19は、図3に示す状態に戻る。
【0024】図4は、図3のからに移行する場合に
おける、ICカード1の送信用の通信プレート7T
(+),7T(−)における送信信号,及びカードリー
ダ装置19の通信プレート9R(+),9R(−)にお
ける受信信号,差動増幅器20の出力信号,並びに検出
許可信号,発振制御信号の各波形を示すものである。但
し、カードリーダ装置19より送信される電力が若干大
きい場合である。
【0025】ICカード1の処理部13は、電力が供給
されると、図3において識別コードを送信する直前に
ハイレベルの信号を出力し続けるようになっている。そ
の結果、図4(a),(b)に示すように、通信プレー
ト7T(+),7T(−)の信号レベルは夫々ハイ
(H),ロウ(L)に固定される。この時点で、カード
リーダ装置19よりICカード1に供給される電力が若
干大きい場合には、通信プレート7T(+),7T
(−)の信号レベルにリップルが観測される。
【0026】即ち、受電コイル6を介して受信した信号
は電圧レギュレート回路11において整流・平滑される
が、ICカード1のサイズの関係から、電圧レギュレー
ト回路11に用いる平滑用のコンデンサには容量が十分
大きいものを用いることができない。従って、供給され
る電力が適正な範囲であれば直流電源波形を平滑しきる
ことができるが、電力が若干大きくなると平滑しきれな
くなったリップルが送信信号に重畳されることになる。
【0027】そして、図4(c),(d)に示すよう
に、この時カードリーダ装置19の通信プレート9R
(+),9R(−)においても、静電結合によってリッ
プルVrが観測される。そこで、カードリーダ装置19
の処理部21は、図4(f)に示すように、この期間に
合わせて検出許可信号を出力する。すると、コンパレー
タ22,23における比較結果がANDゲート24,2
5を介して電圧制御回路26に与えられる。
【0028】即ち、通信プレート9R(+),9R
(−)において観測されるリップルのレベルVr に応じ
てコンパレータ22,23の出力信号レベルは以下のよ
うに定まる。 コンパレータ22 コンパレータ23 0<Vr ≦0.5V L L 0.5V<Vr ≦1.0V H L 1.0V<Vr H H
【0029】そして、電圧制御回路26は、コンパレー
タ22,23の出力信号レベルに応じて正弦波発生回路
27に与える発振用の駆動電圧Vd を以下のように変化
させる。 コンパレータ22 コンパレータ23 駆動電圧Vd L L 標準レベル H L 1ステップ低下 H H 2ステップ低下 ここで、「1ステップ低下」とは、駆動電圧Vd を標準
レベル(30Vp-p )から1ステップ(例えば1.5
V)低下させることであり、「2ステップ低下」とは、
駆動電圧Vd を標準レベルから2ステップ(3.0V)
低下させることである。
【0030】このようにして、図3のからに移行す
る間にカードリーダ装置19の通信プレート9R
(+),9R(−)において所定レベル以上のリップル
が検出された場合には、ICカード1側に送電させる電
力レベルが若干少なくなるように制御される。その結
果、図3のに移行した時点では、図4(a)〜(d)
に示すように、リップルは観測されなくなる。
【0031】尚、処理部21による検出許可信号の出力
は図3のに移行する直前で停止するが、電圧制御回路
26は、コンパレータ22,23の出力信号レベルを検
出許可信号が出力されている期間中にラッチして、その
後も、同じレベルの駆動電圧Vd を出力し続ける。
【0032】また、図3のフェイズにおいて、ICカ
ード1の処理部13は、図4(a)に示すように送信信
号を一旦ロウレベルにして識別コードの送信を開始する
が、図4(b)に示す通信プレート9T(−)において
は、その反転信号が現れる。この場合、カードリーダ装
置19の通信プレート9R(+),9R(−)では、図
4(c),(d)に示すように、通信プレート7T
(+),7T(−)との静電結合によってICカード1
側の信号の微分波形が現れる。
【0033】そして、差動増幅器20は、通信プレート
9T(+),9T(−)の信号レベルを差動増幅して出
力するので、その出力信号波形は、図4(e)に示すよ
うに図4(a)の通信プレート7T(+)と同様の波形
となる。この差動増幅器20の出力信号が、処理部21
の入力ポートに与えられることで、ICカード1とカー
ドリーダ装置19との通信が行われる。尚、カードリー
ダ装置19よりICカード1側にコマンドが送信される
場合も、ICカード1側の通信プレート7R(+),7
R(−)に現れる波形は同様の微分波形となり、差動増
幅器16の出力信号も差動増幅器20と同様にして出力
される。
【0034】以上のように本実施例によれば、カードリ
ーダ装置19のコンパレータ22,23は、通信プレー
ト9R(+),9R(−)を介してICカード1より送
信される信号に重畳されているリップルのレベルVr を
検出し、電圧制御回路26は、そのリップルのレベルV
r に応じて、正弦波発生回路27及び送電コイル8を介
してICカード1側に供給する電源電力の大きさを制御
するようにした。従って、前記電源電力の大きさが適切
な値となるように調整することができ、ICカード1の
処理部13などの内部素子が加熱して破壊に至ることを
防止することができる。
【0035】そして、2つのコンパレータ22,23に
よってリップルレベルVr を2段階で検出し、電圧制御
回路26は、その2段階のレベルに応じて電源電力の大
きさを制御するので、電源電力の大きさが適切な値とな
るようにより段階的に調整を行うことができる。また、
通信プレート9R(+),9R(−)にコンパレータ2
2,23を夫々配置することによって、差動増幅器20
の入力側の対称性が良好となるので、受信信号レベルの
検出精度が低下することを防止できる。
【0036】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。コンパレータ22,23は、カード
リーダ装置19側の受信信号レベルの検出精度に問題が
なければ、何れか一方だけに設けてもよい。また、通信
プレート9R(+),9R(−)の夫々に,2個ずつ,
4個ずつ設けて、夫々異なるリップルレベルを検出させ
るようにしても良い。リップルレベルの検出は、ICカ
ードとの通信開始前に限ることなく、通信の合間に行う
ようにしても良い。検出するリップルレベルは、送信電
力の大きさやその他の規格値など、個別の設計に応じて
適宜設定すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、カードリーダ装置の
本発明の要旨にかかる部分の電気的構成を示す図
【図2】ICカードの電気的構成を示す機能ブロック図
【図3】ICカードとカードリーダ装置との間で行われ
る通常の通信シーケンスの一例を示す図
【図4】図3のからに移行する場合における、各部
の信号波形を示す図
【図5】従来のカードリーダ装置の外観を示す図
【図6】ICカードの平面図
【図7】ICカードとカードリーダ装置とが対向した状
態を示す斜視図
【符号の説明】
1はICカード、7及び9は通信プレート、19はカー
ドリーダ装置、22及び23はコンパレータ(リップル
レベル検出手段)、26は電圧制御回路(供給電力制御
手段)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁結合によって外部装置より電源供給
    を受けるための受電コイルと、静電結合によって前記外
    部装置との間で通信を行うための通信プレートとを備え
    てなるICカードと通信を行い、前記ICカードに記憶
    されているデータの内容を読み出すためのカードリーダ
    装置において、 前記通信プレートを介して静電結合した状態で前記IC
    カードより送信される信号に重畳されているリップルの
    レベルを検出するためのリップルレベル検出手段と、 このリップルレベル検出手段によって検出されるリップ
    ルのレベルに応じて、前記受電コイルを介して電磁結合
    した状態で前記ICカードに対して供給する電源電力の
    大きさを制御する供給電力制御手段とを備えたことを特
    徴とするカードリーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記リップルレベル検出手段は、前記リ
    ップルのレベルを複数段階で検出することが可能に構成
    されており、 前記供給電力制御手段は、前記リップルレベル検出手段
    によって検出される複数段階のレベルに応じて、前記電
    源電力の大きさを制御することを特徴とする請求項1記
    載のカードリーダ装置。
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