JP2002221104A - Egr装置用水分除去装置 - Google Patents

Egr装置用水分除去装置

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JP2002221104A JP2001020661A JP2001020661A JP2002221104A JP 2002221104 A JP2002221104 A JP 2002221104A JP 2001020661 A JP2001020661 A JP 2001020661A JP 2001020661 A JP2001020661 A JP 2001020661A JP 2002221104 A JP2002221104 A JP 2002221104A
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ring
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water droplet
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Mitsuru Urabe
満 浦辺
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Nippon Piston Ring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EGRガス中の水分を除去するためのEGR
装置用水分除去装置の具体的構成の提供。 【解決手段】 水滴収集管10は、排気方向下流側端に
排気側壁10Bが設けられ、周面に水滴を排出するため
の排出口10cが形成される。漏斗部11は、テーパ状
をなして排気方向に内径が拡がることにより導入路11
aが構成され、排気方向下流側端面はV字リング当接部
11Bをなす。V字リング12、13は、排気側壁10
及びV字リング当接部11Bに弾性的に密着してV字リ
ングの内周側のEGRガス通過部1aと、V字リングの
外周側の水滴収集部1bとを画成する。中間リング1
4、15、16はリング状をなし、外周面から半径方向
に突出する複数の凸部14A、15A、16Aが形成さ
れ、その一部は、折り曲げられ、V字リングを支持する
V字リング支持部14B、15B、15C、16Bをな
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EGRガス冷却装置の
排気側に設けられるEGRガス中の水分を除去するため
のEGR装置用水分除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼル機関のNO排出規制
は強化されていく傾向にあり、NO排出量を低減する
ための技術として、EGRは重要な技術である。EGR
において、NO排出量を更に低減するための技術とし
て、例えば特開平9−324707号公報等に記載され
ているように、EGR配管中に冷却装置を設けてEGR
ガスの温度を下げることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、EGRガスの
温度を低下させることにより、EGRガス中の水蒸気が
水滴化して燃焼室内に導入され、ピストンリングやシリ
ンダライナ等に直接水滴のまま付着し、ピストンリング
やシリンダライナの腐食が促進され、ピストンリングや
シリンダライナが摩耗し易いという新たな問題が発生す
る。そこで、EGRガスの冷却装置の排気側で水分を除
去する必要がある。しかし、特開平9−324707号
公報には、具体的なEGR装置用水分除去装置の構成に
ついては何ら記載されていない。
【0004】そこで本発明は、EGRガス中の水分を除
去するためのEGR装置用水分除去装置の具体的構成を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、EGRガス配管を備えたEGR装置にお
けるEGRガス冷却装置の排気側に設けられるEGRガ
ス中の水分を除去するための水分除去装置であって、E
GRガスの排気方向に管状をなして延び、EGRガスを
導入するためのEGRガス入口と、EGRガスを排出す
るためのEGRガス出口が形成された排気側壁とを有
し、水滴を排出するための排出口が周面に形成された水
滴収集管と、EGRガスを該水滴収集管に導入するため
に漏斗状をなして排気方向に内径が拡がる導入路が形成
され、該水滴収集管のEGRガス入口側に該水滴収集管
と同軸的に接続され、排気側端は該水滴収集管内に位置
して該水滴収集管の軸と垂直な当接壁をなし、該当接壁
に該導入路が開口する漏斗部と、断面V字で角部が内周
側に向いたリング状をなし、外周部の最大径部分の径が
該水滴収集管の内径よりも小さく、内周部の最大径部分
の径が該漏斗部の導入路の開口径と同じかそれよりも大
きく、該水滴収集管内部に設けられ、該EGRガス配管
内の脈動圧力によりわずかに変形可能な材料により構成
される少なくとも一つのV字リングと、該V字リングを
該水滴収集管と同軸の位置に保持するためのV字リング
支持部とを有し、該V字リングのうちの一つのV字リン
グのEGRガス入口側端面は、該漏斗部の該当接壁に弾
性的に密着し、該一つのV字リングのEGRガス出口側
端面又は他のV字リングのEGRガス出口側端面は、該
水滴収集管の該排気側壁に弾性的に密着し、該V字リン
グの内周面によりEGRガス通過部が画成されるととも
に、該V字リングの外周面と該水滴収集管の内周面とに
より水滴収集部が画成され、該EGRガス配管内のガス
圧の脈動に起因した該V字リングの脈動的な変形によ
り、該EGRガス通過部と該水滴収集部とが断続的に連
通するEGRガス中の水分を除去するためのEGR装置
用水分除去装置を提供している。
【0006】このとき、該V字リングは同軸的に複数配
列され、隣接する該V字リングの間には中間リングが設
けられ、該中間リングはリング状をなすと共に該水滴収
集管と同軸的に配置され、外周面から半径方向に突出し
互いに周方向に離間した複数の凸部が形成され、該複数
の凸部先端で規定される外径が該水滴収集管の内径と略
等しく、該複数のV字リング同士は該中間リングを介し
て互いに弾性的に密着するのが好ましい。
【0007】また、該中間リングの凸部は少なくとも6
個設けられ、該中間リングの凸部のうち少なくとも3個
は、該V字リング支持部をなし、該V字リング支持部を
なす凸部は、支持すべき該V字リングの存在する方向へ
該水滴収集管の軸方向へ向けて折り曲げられて、V字リ
ングの外周部と係合するのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によるEGR
ガス中の水分を除去するためのEGR装置用水分除去装
置について図1乃至図3に基づき説明する。図1は、本
実施の形態による水分除去装置が組込まれるEGR装置
の概略を示す図である。エンジン2で燃焼された後のE
GRガスは、EGRガス配管3内を通過して、EGRガ
ス冷却装置4にて冷却され、EGRガス冷却装置4の排
気側に設けられた水分除去装置1内部を通過して、合流
部3Aにて空気と新しい燃料ガスの混合気体に合流し、
インタークーラー5を経て再びエンジン2の燃焼室へ送
られる。なお、このとき、エンジン2で燃焼されたガス
の一部は、マフラー6を通じて外へ排出される。水分除
去装置1は、水平方向に延びるEGRガス配管3BとE
GRガス配管3Cとの間に備えられる。
【0009】図2は、本実施の形態による水分除去装置
1の断面図であり、図3は、水分除去装置1の分解斜視
図である。水分除去装置1は、水滴収集管10と、漏斗
部11と、2つのV字リング12、13と、3つの中間
リング14、15、16とより構成される。
【0010】水滴収集管10は、EGRガス配管3Cの
排気方向上流側に接続され、EGRガスの排気方向を軸
として管状をなして延びる。水滴収集管10の排気方向
上流側端には、EGRガスを導入するためのEGRガス
入口10aが開口している。EGRガス入口10a近傍
の内周面には、雌ネジ10Aが形成される。水滴収集管
10の排気方向下流側端には、EGRガス配管3CにE
GRガスを排出するためのEGRガス出口10bが形成
された排気側壁10Bが設けられる。また、水滴収集管
10の周面であって鉛直方向下方端には、内壁に付着し
た水滴を排出するための排出口10cが形成される。排
出口10cは管10Cを介してマフラー6に接続され
る。
【0011】漏斗部11は、全体として外形が漏斗状を
なし、その一端がEGRガス冷却装置4に接続されるE
GRガス配管3Bに接続され、他端部が水滴収集管10
のEGRガス入口10a側に水滴収集管10と同軸的に
接続される。そしてEGRガスを水滴収集管10内部に
導入するための導入路11aが、テーパ状をなして排気
方向に内径の拡がる構造をなす。漏斗部11のEGRガ
ス排気側の外周面は、外形が一定な円柱部をなし、水滴
収集管10の排気方向上流側端に形成された雌ネジ10
Aに螺合可能な雄ネジ11Aが螺刻されている。また、
EGRガス排気側端面は、水滴収集管10の軸と垂直な
V字リング当接壁11Bをなし、V字リング当接壁11
Bには、EGRガス導入路11aが開口する。
【0012】V字リング12は、断面V字で角部が内周
側に向いたリング状をなし、外周部の最大径部分の径
が、水滴収集管10の内径よりも小さく、内周部の最大
径部分の径が、V字リング当接壁11Bに開口する導入
路11aの開口径と同じかそれよりも大きく、EGR配
管内の脈動圧力に合わせ、わずかに変形する素材で構成
される。V字リング13もV字リング12と同一の構造
をなし、V字リング12と同軸的にかつV字リング12
よりも水滴収集管10の排気側壁10Bに近く位置す
る。
【0013】中間リング14、15、16は、V字リン
グ12、13を挟み込むようにして、水滴収集管11の
内部に、水滴収集管11と同軸的に設けられる。中間リ
ング14は、V字リング当接壁11BとV字リング12
との間に介装され、リング状をなし、外周面から半径方
向に突出し、周方向に互いに離間した複数の凸部14A
が設けられている。中間リング14の凸部14Aの先端
で規定される外径は、水滴収集管10の内径と略一致す
る。また、中間リング14の凸部14Aは、中間リング
14の中心軸から外周方向に対し120°方向おきに3
箇所、V字リング12側へ直角に折り曲げられ、V字リ
ング12を支持するV字リング支持部14Bを構成す
る。V字リング支持部14Bの内周側面を結ぶ円周の径
は、V字リング12の最大径部分の外径と略一致する。
【0014】中間リング15、16も、中間リング14
と略同一の構造をなす。中間リング15は、V字リング
12とV字リング13の間に介装され、中間リング16
は、V字リング13と水滴収集管10の排気側壁10B
との間に介装される。中間リング15の外周面に設けら
れた凸部15Aは、中間リング15の中心軸から120
°方向おきに3箇所、V字リング12側に直角に折り曲
げられ、V字リング12を支持するV字リング支持部1
5Bをなす。一方で、V字リング12側へ直角に折り曲
げられたV字リング支持部15Bから60°方向離れた
位置の3箇所の凸部15Aは、V字リング13側へ直角
に折り曲げられ、V字リング13を支持するV字リング
支持部15Cをなす。V字リング13のEGRガス下流
側に配置された中間リング16の外周面に設けられた凸
部16Aは、中間リング16の中心軸から120°方向
おきに3箇所、V字リング13側へ直角に折り曲げら
れ、V字リング13を支持するV字リング支持部16B
をなす。
【0015】V字リング支持部14B、15B、15
C、16Bにより、V字リング12、13は、水滴収集
管10の内部に、水滴収集管10と同軸的に設けられ
る。水滴収集管10の内周面に形成された雌ネジ10A
と、漏斗部11の外周面に螺刻された雄ネジ11Aとが
螺合することにより、図2に示されるように、V字リン
グ12は、中間リング14を介して漏斗部11のV字リ
ング当接壁11Bに弾性的に密着し、V字リング13
は、中間リング16を介して水滴収集管10の排気側壁
10Bに弾性的に密着し、V字リング12とV字リング
13とは中間リング15を介して互いに密着する。これ
により、水滴収集管10の内部は、V字リング12と1
3の内周面により画成され、ガス導入路11a及びEG
Rガス出口10bに連通するEGRガス通過部1aと、
V字リング12、13の外周面と水滴収集管10の内周
面とにより画成される水滴収集部1bとに分割される。
【0016】本実施の形態の水分除去装置1の動作につ
いて説明する。EGRガスは、図2の矢印A方向に沿っ
てEGRガス配管3Bから水分除去装置1の漏斗部11
のガス導入路11a内へ導入される。このとき、ガス導
入路11aの内周面は、排気方向に内径が拡がるので、
内径が拡がるにつれ、EGRガスの流速が遅くなる。次
に、流速が遅くなったEGRガスは水滴収集管10内の
EGRガス通過部1a内に導入されるが、このとき、E
GRガス冷却装置4内にてEGRガスを冷却した際にE
GRガス中に析出した水滴が、V字リング12、13の
内周面に付着する。そして、V字リング12、13の内
周面に付着した水滴は、重力によりV字リングの最下端
の内周面、即ち、中間リング14、15、16とV字リ
ング12、13との接点近傍のC位置(図2)に収集さ
れる。
【0017】ここで、EGR配管内の圧力は、エンジン
2からEGRガスが排出される度に上昇、下降を繰返し
脈動している。V字リング12、13はこの脈動圧力に
対しわずかに変形可能な素材で構成されているので、E
GR管内の圧力が上昇した際には、V字リング12、1
3の変形により、V字リング12、13と中間リング1
4、15、16との間に隙間が生じ、EGRガス通過部
1aと水滴収集部1bとが連通する。このとき、この隙
間を通じて、EGR配管内のEGRガスが僅かに水滴収
集部1b側に排出されると共に、C位置に存在した水滴
が水滴収集部1b側に噴出する。そして、V字リング1
2、13の外周側に噴出した水滴及びEGRガスは、中
間リング15の外周側に形成された凸部15A、15A
間の隙間を通り抜けて排出口10cに到り管10Cを介
してマフラー6へ送られ、排気ガスと共に外部へ排出さ
れる。このようにして水滴が除去されたEGRガスは、
図図1、図2の矢印B方向に沿ってEGRガス出口10
bからEGRガス配管3Cへ排出される。
【0018】本発明による水分除去装置は上述した実施
の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で
種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態
ではV字リングを2つ設けたが、V字リングの個数は任
意である。ただし、隣り合うV字リング同士の間には中
間リングを設けなければならない。また、V字リングと
V字リングの間に設けられる中間リング15は、外周に
設けられた隣接する凸部間に隙間を設け、水滴等の流通
が可能なようにしなければならないが、水滴収集管10
の両端部に相当する位置に設けられる2つの中間リング
14、16については、V字リング支持部を構成するた
めに折り曲げられる凸部さえ設けられていれば、複数の
凸部間に十分な隙間が形成されておらずともよい。
【0019】また、本実施の形態では中間リングの中心
軸から120°方向おきに3箇所、凸部を折り曲げた
が、折り曲げられる凸部の数、位置は、V字リングを保
持可能な限り任意である。
【0020】また、本実施の形態では中間リングの凸部
を折り曲げることによりV字リング支持部を構成した
が、例えば水滴収集管の内周面に突起を設けて、V字リ
ング支持部を構成してもよい。更に、上述した実施の形
態において、中間リング14、16を省略し、排気側壁
10Bと漏斗部11のV字リング当接壁11Bに突起を
設けてV字リング支持部を構成して、V字リングを水滴
収集管と同軸となるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載のEGR装置用水分除去装
置によれば、EGRガス冷却装置の排気側に設けられる
ので、EGRガス冷却装置内にてEGRガスを冷却した
際にEGRガス中に析出した水分を効率よく除去するこ
とができる。また、EGRガスの排気方向に延び、漏斗
状をなして排気方向に内径の拡がる漏斗部を有するの
で、EGRガスの流速が遅くなり、水分の除去を十分に
行うことができる。更に、V字リングはEGRガス配管
内の脈動圧力によりわずかに変形可能な材料により構成
されるので、EGRガス配管内の圧力が変動する毎に、
V字リングの変形により、V字リングとV字リングとの
間又は、V字リングとV字リング当接壁の間、又はV字
リングと排気側壁の間に隙間が生じ、この隙間を通じ
て、水滴が水滴収集部側に漏出するので、EGRガス系
内で発生した水分を良好に系外に排出することができ
る。
【0022】請求項2記載のEGR装置用水分除去装置
によれば、V字リングを複数有し、各V字リングとV字
リングとの間には、リング状をなし、外周面から半径方
向に突出する複数の凸部が形成された中間リングが配置
され、各凸部間には周方向の隙間があるので、各V字リ
ングの軸方向両端部から排出された水滴が、凸部と凸部
の間を通り抜けて水滴収集管の排出口へ流れ込むことが
できる。また、複数のV字リング同士は中間リングを介
して互いに弾性的に密着するので、確実にEGRガス通
過部と水滴収集部とが画成される。
【0023】請求項3記載のEGR装置用水分除去装置
によれば、中間リングの凸部を利用してV字リング支持
部を構成しているので、簡単な構造にてV字リングを水
滴収集管内で同軸的に支持することができ、V字リング
の外周側に容易に水滴収集部を画成でき、水滴を集める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるEGR装置用水分除去装置
が組込まれたEGR装置を示す概略図。
【図2】本発明の実施の形態によるEGR装置用水分除
去装置を示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態によるEGR装置用水分除
去装置を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 水分除去装置 1a EGRガス通過部 1b 水滴収集部 10 水滴収集管 10a EGRガス入口 10b EGRガス出口 10c 排出口 10B 排気側壁 11 漏斗部 11a 導入路 11B V字リング当接壁 12、13 V字リング 14、15、16 中間リング 14A、15A、16A 凸部 14B、15B、15C、16B V字リング支持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EGRガス配管を備えたEGR装置にお
    けるEGRガス冷却装置の排気側に設けられるEGRガ
    ス中の水分を除去するための水分除去装置であって、 EGRガスの排気方向に管状をなして延び、EGRガス
    を導入するためのEGRガス入口と、EGRガスを排出
    するためのEGRガス出口が形成された排気側壁とを有
    し、水滴を排出するための排出口が周面に形成された水
    滴収集管と、 EGRガスを該水滴収集管に導入するために漏斗状をな
    して排気方向に内径が拡がる導入路が形成され、該水滴
    収集管のEGRガス入口側に該水滴収集管と同軸的に接
    続され、排気側端は該水滴収集管内に位置して該水滴収
    集管の軸と垂直な当接壁をなし、該当接壁に該導入路が
    開口する漏斗部と、 断面V字で角部が内周側に向いたリング状をなし、外周
    部の最大径部分の径が該水滴収集管の内径よりも小さ
    く、内周部の最大径部分の径が該漏斗部の導入路の開口
    径と同じかそれよりも大きく、該水滴収集管内部に設け
    られ、該EGRガス配管内の脈動圧力によりわずかに変
    形可能な材料により構成される少なくとも一つのV字リ
    ングと、 該V字リングを該水滴収集管と同軸の位置に保持するた
    めのV字リング支持部とを有し、 該V字リングのうちの一つのV字リングのEGRガス入
    口側端面は、該漏斗部の該当接壁に弾性的に密着し、 該一つのV字リングのEGRガス出口側端面又は他のV
    字リングのEGRガス出口側端面は、該水滴収集管の該
    排気側壁に弾性的に密着し、 該V字リングの内周面によりEGRガス通過部が画成さ
    れるとともに、該V字リングの外周面と該水滴収集管の
    内周面とにより水滴収集部が画成され、該EGRガス配
    管内のガス圧の脈動に起因した該V字リングの脈動的な
    変形により、該EGRガス通過部と該水滴収集部とが断
    続的に連通することを特徴とするEGRガス中の水分を
    除去するためのEGR装置用水分除去装置。
  2. 【請求項2】 該V字リングは同軸的に複数配列され、
    隣接する該V字リングの間には中間リングが設けられ、
    該中間リングはリング状をなすと共に該水滴収集管と同
    軸的に配置され、外周面から半径方向に突出し互いに周
    方向に離間した複数の凸部が形成され、該複数の凸部先
    端で規定される外径が該水滴収集管の内径と略等しく、
    該複数のV字リング同士は該中間リングを介して互いに
    弾性的に密着することを特徴とする請求項1記載のEG
    R装置用水分除去装置。
  3. 【請求項3】 該中間リングの凸部は少なくとも6個設
    けられ、該中間リングの凸部のうち少なくとも3個は、
    該V字リング支持部をなし、該V字リング支持部をなす
    凸部は、支持すべき該V字リングの存在する方向へ該水
    滴収集管の軸方向へ向けて折り曲げられて、V字リング
    の外周部と係合することを特徴とする請求項2記載のE
    GR装置用水分去装置。
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