JP2002220360A - ジメチルエーテルの製造法およびその装置 - Google Patents

ジメチルエーテルの製造法およびその装置

Info

Publication number
JP2002220360A
JP2002220360A JP2001059204A JP2001059204A JP2002220360A JP 2002220360 A JP2002220360 A JP 2002220360A JP 2001059204 A JP2001059204 A JP 2001059204A JP 2001059204 A JP2001059204 A JP 2001059204A JP 2002220360 A JP2002220360 A JP 2002220360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
arc plasma
dimethyl ether
synthesis gas
methanol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001059204A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hatanaka
武史 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001059204A priority Critical patent/JP2002220360A/ja
Publication of JP2002220360A publication Critical patent/JP2002220360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な水及び安価な炭素材を原料として、低
コストでDMEの大量生産を可能とするDME合成法お
よびその合成装置を提供する。 【解決手段】 アークプラズマリアクタAPRで多量の
微小アークプラズマの存在下で水と炭素材とを接触反応
させることにより、合成ガスを生成し、合成ガスをメタ
ノール合成槽MRでメタノールを合成した後、メタノー
ル脱水反応塔DHでDMEを合成する。他の実施例にお
いて、合成ガスをDME合成反応塔DMERでDMEに
変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ジメチルエーテ
ルの製造法およびその製造装置に関し、とくに、低公害
燃料として有用なジメチルエーテルの製造法およびその
合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、炭酸ガス排出による地球温暖化
防止の切り札として、火力発電装置、コジェネ装置、燃
料電池や自動車用低公害燃料としてジメチルエーテルの
研究が活発化している。従来、ジメチルエーテルの原料
として合成ガスを利用することが一般的となっている。
【0003】 例えば、米国特許第4098809号、
第4417000号、第4177167号、43754
24号、第5218003号、第5254596号、第
5753716号および第5908963号ならびに特
開平10−182531号には水素および一酸化炭素か
らなる合成ガスからジメチルエーテルを合成するための
触媒およびジメチルエーテルの製造法が提案されてい
る。合成ガスは特開平10−182531に開示されて
いるように天然ガスもしくは石炭ガスの改質により製造
されるのが一般的である。しかし、天然ガスまたは石炭
ガスは採掘や輸送に多大のコストが嵩むため、原料コス
トがきわめて高くなり、ジメチレエーテルを大幅コスト
ダウンして、地球環境対策用に市場拡大を図ることは困
難である。また、これら原料ガスは硫黄分を含有してお
り、大型で設備コストの高い脱硫装置を組み込む必要が
生じ、ジメチルエーテル設備プラントが大型化するとと
もに、製造プロセスが複雑となり、運転コストも高くな
る。しかも、脱硫装置で原料ガスを脱硫しても、硫黄分
を完全に除去することが困難であり、したがって、天然
ガスまたは石炭ガスを利用した合成ガスには微量の硫黄
成分が残存し、これが徐々にシステム内に蓄積されて、
触媒失活成分となる。このため、触媒の交換または再生
工程に多大の費用がかさむことになり、ジメチルエーテ
ルの大幅なコストアップ要因となる。さらに、石炭ガス
または天然ガスの改質工程において、85wt%の原料
が合成ガス用として利用され、15wt%の石炭ガスま
たは天然ガスが改質器の高温エネルギー生成用の燃料と
して利用され、この時大量のCOが発生し、地球温暖
化の大きな要因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 以上のように、従来
のジメチルエーテル製造法およびその装置では製造プラ
ントが大型となって製造プロセスが複雑となり、しかも
原料コストが著しく高くなるため、ジメチルエーテルを
低コストで連続的に大量生産することができない。
【0005】そこで、本発明は安価な水および安価な炭
素材を主原料としてジメチルエーテルを低コストで安定
的に大量生産することが可能なジメチルエーテル製造法
およびその製造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の第1概念によ
れば、ジメチルエーテル製造法は原料水供給口と合成ガ
ス取出口とを有する絶縁ケーシングと、絶縁ケーシング
内に形成されたアークプラズマ反応室と、アークプラズ
マ反応室に配置された多相交流電極とを備えたアークプ
ラズマリアクタを準備する工程と;アークプラズマ反応
室内に炭素材を充填して炭素材の隙間に微小アーク通路
を形成する工程と;アーク電極にアーク電力を供給して
微小アーク通路内にアークプラズマを発生させる工程
と;原料水供給口から原料水または水蒸気を微小アーク
通路内に通過させてアークプラズマの存在下で水蒸気と
炭素材の炭素とを接触反応させ、水素および一酸化炭素
を含む合成ガスを生成する工程と;合成ガス取出口から
合成ガスを取出して合成ガスを冷却する工程と;メタノ
ール合成反応槽に合成ガスを導入してメタノール触媒と
接触させてメタノールを合成する工程と;メタノールを
メタノール脱水触媒と接触させてジメチルエーテルを形
成する工程と;を備える。
【0007】 本発明の第2概念によれば、ジメチルエ
ーテル製造法が原料水供給口と合成ガス取出口とを有す
る絶縁ケーシングと、絶縁ケーシング内に形成されたア
ークプラズマ反応室と、アークプラズマ反応室に配置さ
れたアーク電極とを備えたアークプラズマリアクタを準
備する工程と;アークプラズマ反応室内に炭素材を充填
して炭素材の隙間に微小アーク通路を形成する工程と;
アーク電極にアーク電力を供給して微小アーク通路内に
アークプラズマを発生させる工程と;原料水供給口から
原料水または水蒸気を微小アーク通路内に通過させてア
ークプラズマの存在下で水蒸気と炭素材の炭素とを接触
反応させ、水素および一酸化炭素を含む合成ガスを生成
する工程と;合成ガス取出口から合成ガスを取出して合
成ガスを冷却する工程と;ジメチルエーテル合成反応槽
に合成ガスを導入して合成ガスをジメチルエーテル触媒
と接触させてジメチルエーテルを合成する工程と;をそ
なえることにより達成される。
【0008】本発明の第3概念によれば、ジメチルエー
テル製造装置が炭素材原料投入口と、原料水供給口と、
合成ガス用アウトレットとを有する絶縁ケーシングと、
絶縁ケーシング内に形成されたアークプラズマ反応室
と、アークプラズマ反応装置に配置されたアーク電極
と、アークプラズマ反応装置内に充填された炭素材の隙
間に形成された微小アーク通路とを有するアークプラズ
マリアクタと;原料水を原料水投入口に供給する原料水
供給ポンプと;炭素材を炭素材原料投入口に供給する炭
素材供給装置と;アーク電極にアーク電力を供給して微
小アーク通路内にアークプラズマを発生させて、微小ア
ーク通路内で水蒸気と炭素材とを接触反応させ、合成ガ
スを生成するプラズマ電源と;アークプラズマリアクタ
に接続されて合成ガスからメタノールを合成するメタノ
ール合成反応槽と;メタノール反応槽に接続されてメタ
ノールをジメチルエーテルに変換するメタノール脱水反
応槽と;を備えることにより達成される。
【0009】 本発明の第4概念によれば、ジメチルエ
ーテル製造装置が炭素材原料投入口と、原料水供給口
と、合成ガス用アウトレットとを有する絶縁ケーシング
と、絶縁ケーシング内に形成されたアークプラズマ反応
室と、アークプラズマ反応装置に配置されたアーク電極
と、アークプラズマ反応装置内に充填された炭素材の隙
間に形成された微小アーク通路とを有するアークプラズ
マリアクタと;原料水を原料水投入口に供給する原料水
供給ポンプと;炭素材を炭素材原料投入口に供給する炭
素材供給装置と;アーク電極にアーク発生電力を供給し
て微小アーク通路内にアークプラズマを発生させて、微
小アーク通路内で水蒸気と炭素材とを接触反応させ、合
成ガスを生成する多相交流電源と;アークプラズマリア
クタに接続されて合成ガスからジメチルエーテルを合成
するジメチルエーテル合成反応槽と;を備えることによ
り達成される。
【0010】
【作用】 本発明のジメチルエーテルの製造法およびそ
の製造装置によれば、アークプラズマリアクタ内に形成
された微小アーク通路を固形状炭素材により構成して、
微小アーク通路内にスパークによる微小アークプラズマ
を大量に発生させ、水蒸気を微小アーク通路内に導入し
てアークプラズマの存在下で水蒸気と炭素材の炭素とを
接触反応させて次式で示されるように硫黄分を全く含ま
ない一酸化炭素と水素からなる合成ガスを効率的に生成
する。
【0011】C+HO→Co+H (1) Co+HO→CO+H (2)
【0012】 次に(1)、(2)の反応で得られた合
成ガスを利用して、ジメチルエーテル(以下、DMEと
略称する)の合成反応は下記の三つの化学平衡反応によ
って進行する。
【0013】 メタノール合成反応:Co+2H→CHOH (3) メタノール脱水反応:2CHOH→CHOCH+HO (4) 水性ガスシフト反応:HO + H + CO (5)
【0014】 上記(3)、(4)、(5)の反応式を
本発明の第1実施例のDME製造法では二段法で実行
し、第2実施例のDME製造法では単独(一段法)で行
う。
【0015】
【発明の実施の形態】 以下本発明の望ましい実施例に
よるDME製造装置につき図面を参照しながら説明す
る。図1において、DME製造装置10は炭素材を供給
するための炭素原料投入装置12と、水原料供給ポンプ
P1と、炭素材原料と水原料から合成ガスを生成するア
ークプラズマリアクタAPRと、原料水と合成ガスを熱
交換して原料水を予熱するための第1熱交換器H1と、
合成ガスを冷却するための冷却器C1と、開閉弁V1
と、気水分離器S1と、凝縮水を原料水と合流させるた
めのリサイクルライン13と、合成ガスを加圧するため
のコンプレッサCMと、メタノール合成触媒を充填した
メタノール反応槽MRと、メタノールからDMEを合成
するメタノール脱水反応槽DHと、反応生成物を冷却す
る第2熱交換器H2と、メタノールをさらに冷却するた
めの冷却器C2と、減圧弁EVと、DME精留塔DT
と、冷却器C3と、DME回収タンクDMETと、リボ
イラB1と、メタノール蒸留塔METと、冷却器C4
と、リボイラB2と、冷却器C5と、リサイクルガスを
アークプラズマリアクタAPRに循環するリサイクルラ
イン15と、メタノールをメタノール脱水反応槽DHに
循環するリサイクルライン17と、生成水をリサイクル
ライン13に合流させるリサイクルライン19と、回収
塔Meと、循環ポンプP2,P3とを備える。メタノー
ル合成触媒としては例えば、60wt−%CuO,30
wt−%ZnO,10wt−%Al203からなる触媒
が用いられ、メタノール脱水反応触媒としてはγアルミ
ナ等の固体酸触媒が用いられる。
【0016】 図2は図1のアークプラズマリアクタA
PRの具体的構造を示す。図2において、アークプラズ
マリアクタAPRは炭素原料投入装置12に接続された
アークプラズマ反応装置14と、多相交流電源からなる
プラズマ電源16と、冷却器H1とを備える。原料投入
装置12は粉末状、ペレット状または塊状黒鉛、粒状活
性炭、あるいはカーボンパウダー等の炭素原料を貯蔵す
るホッパ20と、スクリュウフィーダ22と、ロータリ
バルブ24とを備え、プラズマ反応装置14内に炭素原
料を連続投入する。プラズマ反応装置14は耐熱性のセ
ラミックからなる円筒状外部絶縁ケーシング26と、ア
ークプラズマ反応室34を備える内部絶縁ケーシング3
2とを備え、その上端部にボルト30により装着された
絶縁性電極ホルダー28を備える。アークプラズマ反応
室34内に粒状炭素材が供給されると、多数の微小アー
ク通路35がプラズマアーク反応室34内に形成され、
微小アーク通路内ではスパークによる多量の微小プラズ
マアークがプラズマアーク反応室内35内に均一に発生
する。このとき、原料水はプラズマアーク反応室35の
上流側で高温により水蒸気となり、この水蒸気が微小ア
ーク通路を通過する間に炭素材の炭素と接触反応して前
述の反応式の如く合成ガスが生成される。
【0017】絶縁ホルダー28は捧状多相交流電極3
6、38、40を支持する。絶縁ケーシング32の下部
にはアーク発生用熱電子を放出するための円板状接地電
極42が配置される。内部絶縁ケーシング32の内部に
円筒状アークプラズマ反応室34が形成される。接地電
極42は絶縁ケーシング26の下端部に形成された電極
ホルダー78により支持され、ボルト80で固定され
る。電極ホルダー28は炭素原料投入装置12に接続さ
れた炭素材供給口50を備える。絶縁ケーシング26の
上部には原料水または水蒸気を導入するための原料水供
給口52がアーク電極36、38、40の上部付近に
隣接して配置される。その理由は、原料水または水蒸気
によってアーク電極を効果的に冷却してアーク電極の異
常温度上昇を防止するためである。内部ケーシング32
の外周にはスパイラル状冷却通路54からなる冷却部6
3が形成され、これら冷却通路は連通路64により互い
に連通している。絶縁ケーシング26はインレット74
およびアウトレット76を備え、これらはそれぞれ冷却
通路54にそれぞれ連通している。絶縁ケーシング26
の下端部を構成するフランジ部78にはボルト80を介
してエンドプレート82が固定され、これらの間にシー
ル材83が配置される。アークプラズマ反応室41の下
端部には0.2乃至0.5μmの平均開口を有するフイ
ルタ84がエンドプレート82により支持されている。
エンドプレート82は合成ガスアウトレット86を備え
る。
【0018】三相交流電極36、38、40は三相交流
電源16に接続され、この中性点に接地電極42が接続
される。三相交流電源16から三相交流電極36、3
8、40と中性電極42との間に、出力周波数50−6
0Hz、出力電圧30−150V,出力電流100−2
00Aの三相交流電力が給電される。このとき、三相交
流電極36、38、40のうち、2つの電極と3つの電
極から交互に中性電極42に電流が流れ、炭素原料の隙
間にスパークによるアークプラズマが発生する。三相交
流電流の位相に応じて、プラズマアークの発生位置が連
続的に変化し、炭素原料の隙間には常時多量の電離イオ
ンが存在し、接地電極42からは常時熱電子が放出され
るため、プラズマアークが常に安定して発生する。
【0019】図1、図2に基いて、本発明による望まし
い実施例によるDMEの製造法につき、以下の通り説明
する。
【0020】ステップ1(以下、STと略す):原料水
供給口52と合成ガス取出口86とを有する絶縁ケーシ
ング32と、絶縁ケーシング内に形成されたアークプラ
ズマ反応室34と、アークプラズマ反応室に配置された
多相交流電極36、38、40、42とを備えたアーク
プラズマリアクタAPRを準備する。
【0021】 ST2: アークプラズマ反応室内34
に固形状炭素材を充填して固形状炭素材の隙間に微小ア
ーク通路35を形成する。
【0022】 ST3: アーク電極36、38、4
0、42に多相交流電力を供給して微小アーク通路内3
5内に1300℃〜2300℃の微小アークプラズマを
発生させる。
【0023】 ST4: 原料水供給口52から原料水
または水蒸気H20を微小アーク通路35内に通過させ
てアークプラズマの存在下で水蒸気と炭素材の炭素とを
高温下で接触反応させ、前述の反応式(1)、(2)の
如く水素および一酸化炭素を含む合成ガスを生成する。
【0024】 ST5: 合成ガス取出口86から合成
ガスを取出して熱交換器H1と冷却器C1とで合成ガス
を冷却して気水分離機Sで合成ガスと生成水とを分離す
る。
【0025】 ST6: 生成水はリサイクルライン1
3を介してアークプラズマリアクタAPRにリサイクル
原料として循環する。
【0026】 ST7: 合成ガスをメタノール合成反
応槽MRに導入して、そこで100〜120気圧,22
0°〜280℃の条件下で上記反応式(3)により、合
成ガスからメタノールを合成する。
【0027】 ST18: メタノールをメタノール脱
水反応槽DHに導入して、250°〜300℃の条件下
で上記反応式(4)、(5)により、DMEを合成す
る。
【0028】 ST19: 第2熱交換器H2および冷
却器C2により、DMEを冷却し、減圧弁EVで9.5
〜11.5気圧まで減圧してDME精留塔DTに給送す
る。DMEはDNE精留塔DTの頂部から冷却器C3に
送られ、ここで冷却されてDMEタンクDMETに回収
される。DMEの一部はスクラブ用にDME精留塔DT
に供給される、なお、DMEタンクDMETの頂部から
未反応リサイクルガスをリサイクルライン15を介して
アークプラズマリアクタAPRに循環する。
【0029】 ST20: DME精留塔DTの底部か
らメタノール水溶液を取出して、その一部をリボイラB
1で150°〜250℃に加熱して該底部に循環させ
る。メタノール水溶液の残部はメタノール蒸留塔MET
に供給し、ここでメタノールを蒸発させてこれを冷却器
C4で冷却してメタノール回収塔METにメタノールM
eOHを回収する。メタノール精留塔METの底部はリ
ボイラBで102°〜110℃に維持される。
【0030】 ST21: メタノールタンクMETの
メタノールMeOHはポンプP3およびリサイクルライ
ン17を介してメタノール脱水反応槽DHに循環利用さ
れる。
【0031】 ST22: メタノール蒸留塔METの
底部から取出した生成水は冷却器C5で60°〜90℃
まで冷却された後、リサイクル原料として循環ポンプP
2およびリサイクルライン19を介してリサイクルライ
ン13に合流され、アークプラズマリアクタAPRに循
環される。
【0032】次に、図1のDME製造装置10の作用に
つき説明する。図1において、先ず、スクリュウフイー
ダ22およびロータリバルブ24を駆動して、アークプ
ラズマリアクタAPR内に粒状活性炭等の炭素材を所定
レベルまで充填する。そのとき、ロータリバルブ24お
よびスクリュウフイーダ22を停止する。次に、原料水
供給ポンプP1を駆動するとともに、プラズマアークリ
アクタAPRのアーク電極に三相交流電力を供給する。
この時、原料水供給口52からアークプラズマ反応室に
供給された原料水はその上流付近で高温により水蒸気に
変換されて多量の微小流に分割されて多量の微小アーク
通路内に流入し、水蒸気の微小流はアークプラズマ反応
室の上流から下流にかけて通過する。この状態におい
て、前述したように、合成ガスSGが生成され、アウト
レット86から第1冷却器H1で冷却され、次いで、水
冷式の冷却器C1で60°から90℃まで冷却され、開
閉弁V1を介して気水分離器S1で合成ガスSGから水
分が凝縮水として分離される。凝縮水は原料水に混合さ
れて第1熱交換器H1及びアークプラズマリアクタAP
Rの冷却部63で余熱された後、原料水供給口52に給
送される。一方、合成ガスSGはコンプレッサCoで1
00〜120気圧まで加圧された後、メタノール反応槽
MRに導入される。この反応槽MRは冷却水CWで22
0°〜280℃に維持される。メタノールはメタノール
脱水塔DHに送られ、そこで脱水反応が行われて、DM
Eが合成される。DMEは第2熱交換器H2および冷却
器C2で冷却され、減圧弁EVで減圧してDME精留塔
DTに供給される。このとき、未反応ガスはライン15
を介してアークプラズマリアクタAPRに循環される。
メタノール水溶液は次いでメタノール精留塔METに給
送され、そこでメタノールMeOHと生成水HOとに
分離される。このとき、生成水はポンプP2およびリサ
イクルライン19を介してリサイクルライン13に合流
され、給水ポンプP1から供給される原料水と混合して
再利用される。
【0033】 図2は本発明の第2実施例によるDME
製造装置の概略図を示し、図1と同一部材には同一符合
が用いられる。図2において、DME合成は一段式で行
われ、そのために、DME製造装置10はコンプレッサ
Coに接続されたDME合成塔DMERを備える。その
他は図1の実施例と同一のため、これらの説明は省略す
る。
【0034】DME合成塔DMERはDME合成触媒を
分散したスラリー床を備え、DME合成触媒はメタノー
ル合成触媒と、メタノール脱水触媒と、水性ガスシフト
触媒とを備える。
【0035】 メタノール合成触媒としては酸化銅一酸
化亜鉛、酸化亜鉛一酸化クロム、等がある。メタノール
脱水触媒としてはγアルミナ、シリカ、ゼオライトなど
がある。水性ガスシフト触媒としては酸化銅一酸化亜
鉛、酸化銅一酸化クロム一酸化亜鉛、酸化一酸化クロム
などが利用される。
【0036】 媒体油は沸点が150℃以上で低比重の
水不溶性反応溶媒のアルコール、ケトン、軽油、F/T
合成油が用いられる。反応条件は170°〜280℃の
温度と、50〜150ataの圧力が採用される。
【0037】 本発明の第2実施例によれば、加圧され
た合成ガスをDME合成塔DMERの底部から供給し、
DME合成触媒と接触反応させ、DMEを合成する。こ
のとき、反応塔の上層から取出したDMEを冷却器C2
で冷却された後、減圧弁EVで減圧された後、DME精
留塔DTに送られ、以後、前述のサイクルが繰り返され
る。なお、メタノール回収タンクMETのメタノールは
リサイクルライン17を介してDME合成塔DMERの
底部に循環される。
【0038】上記実施例において、三相交流電極もしく
は絶縁ケーシングに温度センサを装着して温度信号を発
生させ、コンピュータに記憶させた最適基準温度信号と
比較してインバータからなる三相交流電源の出力周波数
を所定レベルに制御することによりアークプラズマ反応
室内の作動温度を常時安定したレベルに維持するように
してもよい。また、原料水供給ポンプP1にインバータ
を介して電力を供給し、リサイクル原料水の供給量に応
じてインバータの出力周波数を自動的に制御しても良
い。
【0039】本発明のDME製造法およびその装置によ
れば、前述の従来技術に対して次のような特長をそなえ
る。 (1)DME原料が極めて安価な水と安価な炭素材とを
利用するため、原料コストを大幅に低減して、DMEの
大幅コストダウンが可能となる。 (2)小型高性能のアークプラズマリアクタを用いて、
大量の合成ガスを生成するようにしたため、DMEの生
産効率が高い。 (3)炭素材は全て合成ガス生成用にのみ利用され、改
質器の燃焼用燃料として利用されないため、原料の利用
効率が極めて高い。 (4)アークプラズマリアクタは従来の燃焼方式の改質
器よりも、高温の作動温度(1300°〜2300℃)
となるため、炭素材と水との利用効率が高まるととも
に、リアクタ反応湿内の作動温度により、合成ガス中の
H2/Co比率を変えられるため、DME製造プラント
の運転制御の最適化が容易となる。 (5) 従来方式では定期的に合成ガス生成プロセスを
中断して空気を改質器に供給して炭化水素燃料を燃焼さ
せる複雑なプロセスが必要であるが、本発明方法及び装
置ではこれらの複雑な工程が不要なため、DME製造プ
ラントの運転制御が極めて簡略化され、運転コストも大
幅コストダウンが可能となる。 (6)従来技術においては、改質器が燃焼方式を採用し
ているため、改質器の作動温度をDME製造プラントの
運転状況に応じて高速応答で制御することが困難である
のに対して、本発明ではアーク電極への供給電圧を変化
させるだけで改質器の温度を瞬時制御することが可能な
ため、改質器の温度応答性が高く、効率的なDMEの大
量生産が可能となる。 (7)従来技術ではDME精製時に発生する水を装置外
部に廃棄しているため、環境負荷が高くなり,その分、
環境対策費がメタノールのコストアップ要因となる。本
発明では、DME精製時に副生する水を原料としてリサ
イクルしているため、環境負荷が極めて低い。 (8)従来の燃焼方式を採用した改質工程ではDME製
造プラントの立ち上げや運転停止に長時間が必要である
が、本発明の方式では、アーク電極への電力供給遮断と
ポンプの電源オンオフのみでDME製造プラントの立ち
上げ並びに運転停止を瞬時に実行でき、特に、地震その
他の緊急対策時に極めて安全となり、周辺住民への安全
対策上有利である。 (9) 従来方式では製造設備が全体的に極めて大型と
なり、運転コストも高いため、製造プラントへの投資額
が極めて大きくなり、そのため、投資回収が困難とな
る。これに対して、本発明の製造装置は小型、コンパク
ト、高性能であり、しかも、製造プロセスが簡略化され
るため、投資回収を短期間にできる。
【0040】上記実施例において、アークプラズマリア
クタは原料水を上流から供給して合成ガスを下流に設け
た合成ガスアウトレットから取出すものとして説明した
が、炭素材の種類によってスラグの発生量が多いときは
原料水供給口をリアクタの下流側に設け、合成ガスアウ
トレットをリアクタの上流に設けてサイクロンでスラグ
と合成ガスを分離するようにしても良い。また、プラズ
マアークリアクタは棒状の三相交流電極を利用したもの
として説明したが、三相交流電極を軸方向に間隔を置い
て配置された円筒状電極とその中央部に配置された捧状
接地電極により構成しても良い。
【0041】
【発明の効果】 以上より、明らかなように、本発明の
DME製造法およびDME製造装置によれば、きわめて
安価な原料の利用を可能にして極めて低コストでDME
の大量生産が可能であり、実用上の貢献度が極めて高
い。しかも、本発明によれば、排水等の有害物質の排出
がないため、環境負荷が極めて少ない。さらに、DME
の原料となる水と炭素材は極めて長期にわたって調達が
可能なため、DMEを低コストで長期にわたって安定供
給が可能となり、エネルギー戦略上有利となる。また、
本発明装置は小型、コンパクト、高性能であるため、消
費地に隣接して、DME製造プラントを設置することが
可能となり、輸送コストの大幅低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る望ましい第1実施例によるジメチ
ルエーテル製造装置の概略図を示す。
【図2】図1のアークプラズマリアクタの断面図を示
す。
【図3】本発明の第2実施例のジメチルエーテル製造装
置の概略図を示す。
【符号の説明】
12 炭素材投入装置、13,15,19 リサイクル
ライン、 24 ロータリバルブ、 APR アークプ
ラズマリアクタ、H1 第1熱交換器、C1冷却器、S
気水分離器、Co コンプレッサ、DH メタノール
脱水反応槽、H2 第2熱交換器、C2 冷却器、EV
減圧弁、DT DME精留塔、METメタノール精留
塔、DEMR DEM合成塔

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料水供給口と合成ガス取出口とを有す
    る絶縁ケーシングと、絶縁ケーシング内に形成されたア
    ークプラズマ反応室と、アークプラズマ反応室に配置さ
    れたアーク電極とを備えたアークプラズマリアクタを準
    備する工程と;アークプラズマ反応室内に固形状炭素材
    を充填して固形状炭素材の隙間に微小アーク通路を形成
    する工程と;アーク電極にアーク発生電力を供給して微
    小アーク通路内に微小アークプラズマを発生させる工程
    と;原料水供給口から原料水または水蒸気を微小アーク
    通路内に通過させてアークプラズマの存在下で水蒸気と
    炭素材の炭素とを接触反応させ、水素および一酸化炭素
    を含む合成ガスを生成する工程と;合成ガス取出口から
    合成ガスを取出して合成ガスを冷却する工程と;メタノ
    ール合成反応槽に合成ガスを導入してメタノール触媒と
    接触させてメタノールを合成する工程と;メタノールを
    メタノール脱水触媒と接触させてジメチルエーテルを形
    成する工程と;からなるジメチルエーテルの製造法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、合成ガスを
    冷却して合成ガス中の水分を凝縮水として分離回収する
    工程と;凝縮水をアークプラズマリアクタに循環する工
    程と;合成ガスを加圧してメタノール合成反応槽に供給
    する工程とをさらに備えるジメチルエーテルの製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、さらに、ジメチルエ
    ーテルをジメチルエーテル精留塔に導入してジメチルエ
    ーテルとリサイクルガスならびにメタノール水溶液とに
    分離する工程と;リサイクルガスをアークプラズマリア
    クタに循環させる工程と;メタノール水溶液をリサイク
    ルメタノールと生成水とに分離する工程と;生成水をア
    ークプラズマリアクタに循環する工程と;を備えるジメ
    チルエーテルの製造法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、リサイクルメタノー
    ルをメタノール脱水触媒に循環させる工程をさらに備え
    るジメチルエーテルの製造法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、アークプラズマリア
    クタがアークプラズマ反応室の外周に配置された冷却部
    を備え、原料水が冷却部で余熱される工程をさらに備え
    るジメチルエーテルの製造法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、アーク電極が絶縁ケ
    ーシングにより支持された三相交流電極と、三相交流電
    極から間隔を置いて配置された接地電極とを備え、三相
    電極と接地電極との間で同時に複数のアークプラズマが
    発生することを特徴とするジメチルエーテルの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 原料水供給口と合成ガス取出口とを有す
    る絶縁ケーシングと、絶縁ケーシング内に形成されたア
    ークプラズマ反応室と、アークプラズマ反応室に配置さ
    れたアーク電極とを備えたアークプラズマリアクタを準
    備する工程と;アークプラズマ反応室内に固形状炭素材
    を充填して固形状炭素材の隙間に微小アーク通路を形成
    する工程と;アーク電極にアーク発生電力を供給して微
    小アーク通路内に微小アークプラズマを発生させる工程
    と;原料水供給口から原料水または水蒸気を微小アーク
    通路内に通過させてアークプラズマの存在下で水蒸気と
    炭素材の炭素とを接触反応させ、水素および一酸化炭素
    を含む合成ガスを生成する工程と;合成ガス取出口から
    合成ガスを取出して合成ガスを冷却する工程と;ジメチ
    ルエーテル合成反応槽に合成ガスを導入して合成ガスを
    ジメチルエーテル触媒と接触させてジメチルエーテルを
    合成する工程と;からなるジメチルエーテルの製造法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、さらに、合成ガスを
    冷却して合成ガス中の水分を凝縮水として分離回収する
    工程と;凝縮水をアークプラズマリアクタに循環する工
    程と;合成ガスを加圧してジメタノール合成反応槽に供
    給する工程とをさらに備えるジメチルエーテルの製造
    法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、さらに、ジメチルエ
    ーテルをジメチルエーテル精留塔に導入してジメチルエ
    ーテルとリサイクルガスならびにメタノール水溶液とに
    分離する工程と;リサイクルガスをアークプラズマリア
    クタに循環させる工程と;メタノール水溶液をリサイク
    ルメタノールと生成水とに分離する工程と;生成水をア
    ークプラズマリアクタに循環する工程と;を備えるジメ
    チルエーテルの製造法。
  10. 【請求項10】 請求項7において、アーク電極が絶縁
    ケーシングにより支持された三相交流電極と、三相交流
    電極から間隔を置いて配置された接地電極とを備え、三
    相電極と接地電極との間で同時に複数のアークプラズマ
    が発生することを特徴とするジメチルエーテルの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 炭素材原料投入口と、原料水供給口
    と、合成ガス用アウトレットとを有する絶縁ケーシング
    と、絶縁ケーシング内に形成されたアークプラズマ反応
    室と、アークプラズマ反応装置に配置されたアーク電極
    と、アークプラズマ反応装置内に充填された炭素材の隙
    間に形成された微小アーク通路とを有するアークプラズ
    マリアクタと;原料水を原料水投入口に供給する原料水
    供給ポンプと;炭素材を炭素材原料投入口に供給する炭
    素材供給装置と;アーク電極にアーク発生電力を供給し
    て微小アーク通路内にアークプラズマを発生させて、微
    小アーク通路内で水蒸気と炭素材とを接触反応させ、合
    成ガスを生成するプラズマ電源と;アークプラズマリア
    クタに接続されて合成ガスからメタノールを合成するメ
    タノール合成反応槽と;メタノール反応槽に接続されて
    メタノールをジメチルエーテルに変換するメタノール脱
    水反応槽と;を備えるジメチルエーテル製造装置。
  12. 【請求項12】 炭素材原料投入口と、原料水供給口
    と、合成ガス用アウトレットとを有する絶縁ケーシング
    と、絶縁ケーシング内に形成されたアークプラズマ反応
    室と、アークプラズマ反応装置に配置されたアーク電極
    とを備えるアークプラズマリアクタと;アークプラズマ
    反応装置内に充填されて隙間に多量の微小アーク通路を
    形成する固形状炭素材と;原料水を原料水投入口に供給
    する原料水供給ポンプと;炭素材を炭素材原料投入口に
    供給する炭素材供給装置と;アーク電極にアーク発生電
    力を供給して微小アーク通路内にアークプラズマを発生
    させて、微小アーク通路内で水蒸気と炭素材とを接触反
    応させ、合成ガスを生成するプラズマ電源と;アークプ
    ラズマリアクタに接続されて合成ガスからジメチルエー
    テルを合成するジメチルエーテル合成反応槽と;を備え
    るジメチルエーテル製造装置。
JP2001059204A 2001-01-29 2001-01-29 ジメチルエーテルの製造法およびその装置 Pending JP2002220360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001059204A JP2002220360A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 ジメチルエーテルの製造法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001059204A JP2002220360A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 ジメチルエーテルの製造法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002220360A true JP2002220360A (ja) 2002-08-09

Family

ID=18918803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001059204A Pending JP2002220360A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 ジメチルエーテルの製造法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002220360A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100331571A1 (en) * 2009-06-24 2010-12-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Molding and method for producing the same, and catalyst and method for producing the same
RU2526622C1 (ru) * 2013-04-30 2014-08-27 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Казанский национальный исследовательский технологический университет" Способ получения диметилового эфира
JP2017505224A (ja) * 2014-01-07 2017-02-16 リンデ アクチエンゲゼルシャフトLinde Aktiengesellschaft ジメチル反応器の生成物ストリームから形成されたガス混合物の分離技術による加工処理

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100331571A1 (en) * 2009-06-24 2010-12-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Molding and method for producing the same, and catalyst and method for producing the same
RU2526622C1 (ru) * 2013-04-30 2014-08-27 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Казанский национальный исследовательский технологический университет" Способ получения диметилового эфира
JP2017505224A (ja) * 2014-01-07 2017-02-16 リンデ アクチエンゲゼルシャフトLinde Aktiengesellschaft ジメチル反応器の生成物ストリームから形成されたガス混合物の分離技術による加工処理

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002226877A (ja) 代替天然ガスの製造法およびその装置
EP2883940B1 (en) Method and device for biomass gasification by cycling of carbon dioxide without oxygen
KR101658512B1 (ko) 합성 가스를 발생시키기 위한 방법 및 시스템
JP2002226873A (ja) 液体燃料油の製造法およびその装置
Bromberg et al. Plasma reformer-fuel cell system for decentralized power applications
KR20020054366A (ko) 탄소질 물질로부터의 수소생성
WO2008069251A1 (ja) バイオマスからの液体燃料製造装置および製造方法
JP6652694B2 (ja) プラズマアーク炉および応用
CN110167874A (zh) 用于增加由蒸汽甲烷重整器产生的合成气中一氧化碳含量的系统和方法
JP2001080902A (ja) 水素製造装置
JP2002226201A (ja) 水素の製造法およびその装置
JPWO2012067222A1 (ja) メタノールの製造方法
JP2002220360A (ja) ジメチルエーテルの製造法およびその装置
JP2002226870A (ja) メタノールの製造法およびその装置
JP2004137149A (ja) 燃料の蒸気改質用装置ならびにシステム、および燃料を改質する方法
CN102530866A (zh) 制氢装置
CN111971416A (zh) 产生用于加氢甲酰化反应的合成气的方法
JP2001122812A (ja) メタノール製造装置及び製造方法
WO2013061040A2 (en) Gas-to-liquid technology
US11021373B2 (en) Ammonia production plant and ammonia production method
JP2002220351A (ja) ブタンおよびプロパンの製造法およびその装置
JP5396749B2 (ja) グリセリン改質装置および改質方法
JP2002327186A (ja) 代替天然ガスの製造法およびその装置
JP5886443B2 (ja) 合成ガスの生成方法及び装置
WO2024004464A1 (ja) メタノール製造方法及びメタノール製造装置