JP2002219182A - 遠赤外線腫瘍治療具 - Google Patents

遠赤外線腫瘍治療具

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JP2002219182A
JP2002219182A JP2001055898A JP2001055898A JP2002219182A JP 2002219182 A JP2002219182 A JP 2002219182A JP 2001055898 A JP2001055898 A JP 2001055898A JP 2001055898 A JP2001055898 A JP 2001055898A JP 2002219182 A JP2002219182 A JP 2002219182A
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far
infrared
far infrared
infrared radiation
mats
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JP2001055898A
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Toshiyuki Uchida
敏幸 内田
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TOKYO KAKEN KK
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TOKYO KAKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガン細胞等の腫瘍の治療に適切な治療具を提
供する。 【解決手段】 遠赤外線放射物質と磁気発生物質を含有
するスポンジ体をベースとした二枚一組の温熱マット1
・1’と、タイマーボックス4、中間スイッチ7を有す
る入力コード6で構成し、二枚の温熱マット1・1’に
よって遠赤外線の深達力が相反する方向から患部に直接
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠赤外線照射光熱
と磁気を同時放射して人体に発生した腫瘍を治療する遠
赤外線腫瘍治療具に関する。
【0002】
【従来の技術】遠赤外線を利用した健康器具は、細胞を
活性化することによって酵素の働きを促進し代謝産物の
排泄を円滑にすることを所期できるという観点から近時
注目されるようになった。いわゆる遠赤外線温浴機器も
そのひとつであり、室内に設置して全身を機器内部に数
十分間入浴すれば遠赤効果によって健康回復が図られる
というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の温浴機器は全身
の活性化につながるものとは言え、遠赤外線が空間波長
となって体に照射するものであるからガンや腫瘍などの
重篤な部位に集中して治療することを目的としたものと
は異なり腫瘍の消失・緩和に即効性を期待するには十分
とはいえない憾みがある。
【0004】このような現状に鑑みて本発明者は、遠赤
外線を利用してその良さを十分に発揮するとともに磁気
による相乗効果と温熱によって人体に発生した患部の治
療に効果的に作用するべく意図したものを先に提案した
(実用新案登録第3041702号)が、該技術は患部
に対する遠赤外線が一方向からの照射であるため深達力
の及ぶ部位には有効であっても深達力にもおのずから限
界があるため患部の位置、腫瘍の程度によっては遺憾な
がら治療に十分な効果を期し得ないという問題点がある
のを見い出した。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、二枚
一組とした温熱マット1・1’を備えることとし、温熱
マット1・1’に通電するコード2を接続するためのタ
イマーボックス4と、タイマーボックス4に取り付け且
つ中間スイッチ7を有する入力コード6で構成し、二枚
の温熱マット1・1’によって遠赤外線の深達力が相反
する方向から患部に直接することを技術手段としたもの
で、前記温熱マット1・1’は、遠赤外線放射物質と磁
気発生物質を混合焼成したスポンジ体10をベースとし
てその片面に、スポンジ体から発する遠赤外線の波長の
深達性を助長し熱伝導性を高めることのできる、片面に
錫箔12を張り付けた発熱板11を一体状に重合したこ
とを主旨としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明を説明する
と、1・1’は上下に配置した二枚一組の温熱マットで
あり、夫々の内面(対面する側)が肌側となる。このマ
ット1・1’にはコード2が取り付けられ、後記するよ
うにコード2を介して通電したマット1・1’は所定温
度まで高められる。
【0007】コード2の端部にあるプラグ3は、AC1
00V出力のタイマーボックス4にある差し込み口5に
差し込まれ、またタイマーボックス4に取り付けている
AC100Vの入力コード6は中間スイッチ7を備え、
入力コード6の差し込みプラグ8は室内のコンセント
(図示せず)に接続される。
【0008】温熱マット1・1’の断面構造は、図2の
ようにスポンジ体10をベースとしてその上面に発熱板
11を重合し、該発熱板11に、表面を不織布13でカ
バーした錫箔12を重合した構造のもので、発熱板11
は、前記タイマーボックス4につながるコード2を接続
する。
【0009】スポンジ体10は、遠赤外線放射物質と磁
気発生物質を混合焼成して構成されている。磁気を発生
する素材には磁鉄鉱の粉体を、また遠赤外線放射物質の
素材としてアルミナ又はジルコニアなどが用いられる。
磁気帯より発生する磁気は生体の呼吸活動を活発化する
作用があり、また遠赤外線放射物質は熱を生み出し細胞
を活性化する作用があるため、両々相まって細胞の分子
活動を助長するのに十分な有効性がある。
【0010】スポンジ体10の上面に重合した発熱板1
1にはあらかじめコード2が接続されており、したがっ
てコード2のプラグ3をタイマーボックス4の差し込み
口5に挿入し、入力コード6の差し込みプラグ8をコン
セントに差し込むと準備が完了する。そしてマット1・
1’の肌側面となるスポンジ体10を患部の上下に合わ
せ、入力コード6のスイッチをONにすると発熱板11
に通電し、発熱板11の温度上昇に伴ってスポンジ体1
0が所定温度まで加熱される。
【0011】腫瘍なかんずくガン細胞は酸素と栄養の要
求量が多い反面、熱には非常に弱く(ちなみにガン細胞
が不活性化する温度帯は41°C〜42°Cとされ
る)、温熱マット1・1’が適温に温められると、磁気
と遠赤外線照射光熱の有効な働きが増進して遠赤波長を
強化・活性伸長して生体の細胞の水分子に共鳴振動を起
こし、人体の血液に温熱効果を相乗的に及ぼし、ガン細
胞を集中的に攻撃する結果ガン細胞の増殖を止めること
ができる。
【0012】遠赤外線は人間の体から放つ波長(人間の
体から放射される全エネルギーのうち45%は8〜14
ミクロンという波長を持つ遠赤外線)に近く、人間とい
う発熱体と共振作用を起こし、細胞を構成する原子の働
きは活発になる。例えばあるところから起こった波が別
の波に出会うと、波長が異なるときにはお互いの波が打
ち消し合って波は小さくなるが、波長が同じであれば重
なり合って大きな波になるといった現象があり、これと
同じで共振作用によって運動エネルギーが生まれ、この
運動エネルギーが細胞を活性化する核となる。
【0013】ところで遠赤外線の深達力は理化学的には
波長の平方根に比例し、例として波長が4倍長くなると
深達力は2倍になり、波長が9倍長くなると深達力は3
倍になるといわれるが、発熱板11の片面に錫箔12を
張ったことにより波長を一方向化し、ボリュームを倍増
させるとともに通電加熱によって深達力を強化したこと
で直接式に深達力を最大限に拡大し、光線力を6倍〜1
2倍に増殖加速することを可能としている。
【0014】前記したようにガン細胞は41°C〜42
°Cで不活性化(死滅)するが、正常細胞には何らの影
響がないため図3矢指のように温熱マット1・1’から
放射される遠赤外線は体の上下(背側と腹側)の相反す
る方向から体内に直接照射する。つまり体に熱を加える
ことによって、正常細胞を活性化して老廃物の停滞によ
るオ血を解消すると同時に、血行に乏しく且つ冷たくて
硬いガン細胞を死滅させるという二つの面で温熱マット
1・1’が強力に作用する。なお本発明の温熱マット1
・1’は二枚一組のものであるが、上下いずれかのマッ
トを単独で使用することも可能であって、そのような場
合も本発明の自由な実施範囲に属すること勿論である。
【0015】(実施例)1)タイマーボックス4のAC
出力側差し込み口5に温熱マット1・1’から出たコー
ド2のプラグ3を差し込み、次いでタイマーボックス4
の入力コード6をAC100V電源に接続する(因みに
上部の温熱マット1は幅が500mmで長さが400m
m、下部の温熱マット1’は幅が450mmで長さが6
60mmとしてある)。 2)温熱マット1・1’を患部の上下(背側と腹側)に
合わせる。この時スポンジ体10は肌側に直接し、錫箔
12がある反対面からは遠赤外線が放出されることはな
い。 3)入力コード6の中間スイッチ7をON後、20分間
を患部照射光熱の深達待機時間とし腫瘍治療時間を15
0分間とする。約170分で電気は切れるので残熱時間
を約10分使用し、1回の治療時間を180分で終了す
る。
【0016】なお腫瘍に直接する温度は41°C〜42
°Cであるが、そのためには温熱マット1・1’の温度
は約60°Cになるので取り扱いには慎重さが求められ
る。そして使用の際には必ず付添者を置き、加温中に皮
膚が活性して出た汗をこまめに拭き取るようにすること
も大事となる。汗を良く拭き取らないと遠赤外線の効果
がなくなる恐れがあるからで、また低温火傷にならない
ように注意を要する。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では従来と異
なり温熱マットを二枚一組としたことによって遠赤外線
の深達力が背側と腹側の相反する両面から及び、したが
って人体深部の腫瘍にまで遠赤外線の照射光熱と磁気放
射が迅速且つ直接に作用する。
【0018】加熱された二枚の温熱マットによって波長
の深達性と熱伝導が大容量となり、遠赤外線の直接照射
の効率が頗る良好で正常細胞には何ら障害を与えず、ガ
ン細胞のみを集中的に攻撃することができる結果、患者
に負担を強いることなく治療することが可能となる。
【0019】患者の症状等によってタイマーボックスの
設定、中間スイッチのON・OFF操作を調節すること
は可能であり、体調に即応した治療ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明全体の概略を示す説明図である。
【図2】 温熱マットの断面図である。
【図3】 本発明の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・1’温熱マット 2 コード 3 プラグ 4 タイマーボックス 5 差し込み口 6 入力コード 7 中間スイッチ 8 差し込みプラグ 10 スポンジ体 11 発熱板 12 錫箔 13 不織布

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚一組の温熱マットと、温熱マットに
    通電するコードを接続するためのタイマーボックスと、
    タイマーボックスに取り付け且つ中間スイッチを備えて
    なる入力コードからなり、二枚の温熱マットによって遠
    赤外線の深達力が相反する方向から患部に直接する遠赤
    外線腫瘍治療具であって、前記温熱マットは、遠赤外線
    放射物質と磁気発生物質を混合焼成したスポンジ体をベ
    ースとしてその片面に、スポンジ体から発する遠赤外線
    の波長の深達性を助長し熱伝導性を高める、片面に錫箔
    を張り付けた発熱板を一体状に重合してなる遠赤外線腫
    瘍治療具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115568A (ja) * 2009-10-28 2011-06-16 Junshaku Nakagawa 癌温熱治療方法
JP2012021018A (ja) * 2005-04-29 2012-02-02 Tomizo Yamamoto 活性発泡体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012021018A (ja) * 2005-04-29 2012-02-02 Tomizo Yamamoto 活性発泡体
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