JP2002216063A - 電子帳簿システムおよびその制御方法 - Google Patents

電子帳簿システムおよびその制御方法

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JP2002216063A
JP2002216063A JP2001013540A JP2001013540A JP2002216063A JP 2002216063 A JP2002216063 A JP 2002216063A JP 2001013540 A JP2001013540 A JP 2001013540A JP 2001013540 A JP2001013540 A JP 2001013540A JP 2002216063 A JP2002216063 A JP 2002216063A
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data
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bond
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JP2001013540A
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English (en)
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Yoshiyuki Shiga
宜幸 志賀
Masanori Kono
正徳 河野
Yoshiki Ashigaya
吉喜 芦萱
Toru Kimura
徹 木村
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SoftBank Corp
Nihon Unisys Ltd
Original Assignee
Japan Telecom Co Ltd
Nihon Unisys Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般の商取引において発生する納品伝票や請
求書等は経理上、税務上の証憑書類であるため、従来通
りの書面による取引が行なわれていたが、その電子化が
望まれる。 【解決手段】 企業A,B間の商取引時に取り交わされ
る書類を電子債権等データとして認証・公証局で管理す
るために、認証・公証局のサーバ装置は、企業Aから受
信した電子債権等データをセントラルリポジトリに登録
し(処理,)、その旨を企業Bに通知する(処理
)。この電子債権等データは、その取引内容を示す実
データと、その状態変化の履歴情報と、前記第一または
第二当事者または第三者機関の少なくともいずれかの電
子署名を含んで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子帳簿システムお
よびその制御方法に関し、例えば、商取引時に取り交わ
される書類等の電子化、およびその商取引に伴う状態変
移などを自動化した電子帳簿システムおよびその制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日本国内の商取引においては電子
データ交換(EDI)を行なうことが一般化し、取引当事
者間における情報伝達が電子化されることによって、商
取引の高速化が実現された。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記EDI
が普及しても、一般の商取引において発生する納品伝票
や請求書等は経理上、税務上の証憑書類であるため、こ
れら伝票や請求書などの帳票書類については電子化され
ず、従来通りの書面による取引が行なわれているのが現
状である。
【0003】このように伝票や請求書を書面とした場
合、例えば下記のようなデメリットがあった。
【0004】(1)伝票等は、一般に取引当事者間にお
ける保管用として正副コピーを必要とするため、高価な
複写用紙が用られる。
【0005】(2)伝票等を取引相手に交付するための
配送や郵送のコスト、およびそれに伴う作業が必要とな
る。
【0006】(3)伝票等の会計処理には一般に電子会
計システムが利用されているため、該システムに対する
新たな入力作業が必要となる。
【0007】(4)決済時の支払や入金の消込確認の際
には、目視による突き合わせを行なう必要がある。
【0008】(5)税務上の証憑書類として、伝票等を
長期間保管しておく必要がある。
【0009】一方、伝票や請求書等の売掛債権を単にデ
ジタルデータ化しただけでは、その複製や変更が容易に
可能となるため、データの改竄や不正な複製、捏造、不
正使用等の危惧が常に存在していた。
【0010】また、伝票や請求書、手形等が紙媒体であ
れば、該媒体の受け渡しによって発行や受領、変更、廃
棄、権利移転等の状態が実体化するが、これをデジタル
データ化した場合、現在の状態が分かりにくくなってし
まう。従って、取引当事者間において伝票等の状態変化
を表すための特別な取り決めを行なうために煩雑な作業
が必要となる。
【0011】本発明は、上述の問題を個々に、または、
まとめて解決するためのものであり、商取引の際に取引
当事者間で取り交わす書類を電子化することができる。
【0012】また、該電子化された書類およびその変更
履歴等を第三者である信用機関において一括管理する電
子帳簿システムおよびその制御方法を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の電子帳簿システムは以下
の構成を備える。
【0013】すなわち、商取引時に取引当事者間におい
て取り交わされる書類を電子債権等データとして第三者
機関が管理するために、該取引の第一および第二当事者
がそれぞれ所有する第一および第二のクライアント端末
が前記第三者機関のサーバ装置とネットワークを介して
接続された電子帳簿システムであって、該サーバ装置
は、前記電子債権等データを管理する管理手段と、前記
第一のクライアント端末から受信した電子債権等データ
を前記管理手段に登録する債権登録手段と、前記管理手
段に電子債権等データが登録された旨を前記第二のクラ
イアント端末に通知する通知手段と、を有し、前記電子
債権等データは、その取引内容を示す実データと、その
状態変化の履歴情報と、前記第一または第二当事者また
は第三者機関の少なくともいずれかの電子署名を含むこ
とを特徴とする。
【0014】好ましくは更に、前記サーバ装置は、前記
第二のクライアント端末からの、前記通知手段による通
知に基づく前記電子債権等データの受け取り要求に応じ
て、前記管理手段に登録されている該電子債権等データ
を送信する債権送信手段を有することを特徴とする。
【0015】好ましくは更に、前記サーバ装置は、前記
第二のクライアント端末が、前記債権送信手段によって
前記電子債権等データを受領した旨を前記管理手段に登
録する受領登録手段を有することを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
について詳細に説明する。
【0016】従来の売掛債権、手形等は、商取引に伴っ
て取引当事者間で交換される。請求書や手形は物理的な
紙の上に印書され、署名捺印や印鑑証明などによって認
証が行われており、この物理的な紙を相手に渡すことに
よって、引渡や受領が実体化していた。
【0017】本実施形態においては売掛債権を電子化す
るために、従来の署名捺印と印鑑証明に代えて、電子署
名と認証・公証局発行の認証書を用いることを特徴とす
る。さらに、紙の請求書や手形を相手に引き渡すことに
代えて、電子データの売掛債権や手形の発行や引渡、受
領確認、権利移転等の状態変移が発生した都度、認証・
公証局のセントラルリポジトリ上のデータベースにおけ
る公証記録として、その変更履歴を管理することを特徴
とする。これにより、商取引に伴う処理を電子データと
して記録管理する、いわゆる電子帳簿システムが提供さ
れる。
【0018】[電子署名技術]ここで、本実施形態におけ
る電子署名は、ハッシュ関数、公開鍵暗号、認証・公証
局、認証書などのPKI(Public Key Infrastractur
e)によって成立している。すなわち、本実施形態の電
子帳簿システムは、PKI技術を基礎技術として利用し
ているため、本実施形態の詳細な説明を行なうに先立っ
て、その前提となる電子署名技術について説明する。
【0019】●ハッシュ関数 送り手は、送信データをハッシュ関数によってデータ圧
縮してメッセージ・ダイジェストを作成し、オリジナル
の送信データに該メッセージ・ダイジェストを秘密鍵で
暗号化したものを付加して送信する。受け手は、暗号化
されたメッセージ・ダイジェストを公開鍵で復号化し、
オリジナルの送信データをハッシュ関数によってデータ
圧縮して作成したメッセージ・ダイジェストと比較する
ことによって、相手認証を行う。
【0020】ハッシュ関数の最も重要な特性は、非衝突
一致性である。非衝突一致性とは、ハッシュ関数による
圧縮結果(ハッシュ値)が一致するような、異なるオリ
ジナルデータを見つけることは計量的に困難であること
を意味する。ここで、本実施形態において想定されるハ
ッシュ関数は、例えば最も一般的なSHA-1であり、これ
は、米国国家安全保障局(NSA)がSHA(Secure Hash St
andard)の安全性を向上するために改良した方式であっ
て、160ビットのハッシュ値を持ち、非衝突一致性を
有するとされている。
【0021】●公開鍵暗号方式 公開鍵暗号方式においては、暗号化鍵と復号化鍵が異な
っており、暗号化鍵を秘密にして復号化鍵を公開する。
送り手はハッシュ値を秘密鍵で暗号化してオリジナルデ
ータと共に送信する。受け手は公開鍵で復号化して得た
ハッシュ値と、オリジナルの送信データから算出された
ハッシュ値を比較し、互いのハッシュ値が一致すること
で、改竄されていないことが確認され、電子署名はこの
公開鍵のペアである秘密鍵で暗号化された、という認証
となる。
【0022】現在、最も一般的に利用される公開鍵暗号
方式としては、RSA(3人の発案者Rivest,Shamir,Adl
emanの頭文字に基づく)暗号化方式が知られている。RS
A暗号化は、素因数分解問題に基づく方式であり、十分
に大きな未知の素数の合成数を素因数分解する困難性に
依拠した公開鍵暗号方式の一つである。RAS暗号化方式
の詳細は、米国特許第4405829号(1983,9.20発効)に
記載されている。
【0023】RSA暗号化方式においては、素因数分解に
基づく一対の秘密鍵と公開鍵が生成され、秘密鍵によっ
て暗号化したデータは公開鍵によってのみ復号化でき、
公開鍵によって暗号化したデータは秘密鍵によってのみ
復号化が可能であるという性質を持っている。
【0024】●電子署名の具体的方法 上述したハッシュ関数と公開鍵を利用する電子署名の仕
組みについて、図1を参照して説明する。
【0025】本実施形態における電子署名は、相手認証
とデータの改竄防止のために用いられ、認証・公証局が
発行する認証書、ハッシュ関数によるデータ圧縮、およ
び公開鍵と秘密鍵による暗号化/復号化技術によって実
現している。
【0026】データを送信する側(以下、送信側)は、
事前に認証局から認証書を発行してもらう。認証書に
は、企業名(または個人名)、秘密鍵、公開鍵のデータ
項目が含まれている。
【0027】送信側は、署名対象のオリジナルデータ
(M)をハッシュ関数を利用して圧縮する。圧縮された
データはメッセージ・ダイジェスト(h(M))と呼ばれ
る。次に、メッセージ・ダイジェスト(h(M))を、認
証書の秘密鍵によって暗号化する。この暗号化されたメ
ッセージ・ダイジェスト(h(M))が、電子署名(S)
と呼ばれる。送信側は、オリジナルデータ(M)と電子
署名(S)をひとまとめにして、受信側に送信する。
【0028】該データを受信する企業または個人(以
下、受信側)は、送信側の秘密鍵に対応する公開鍵を、
予め認証局から入手しておく。
【0029】受信側は、受信した電子署名(S)につい
て公開鍵による復号化を行なってメッセージ・ダイジェ
スト(h(M))を復元する。また、受信したオリジナル
データ(M)についても、ハッシュ関数による圧縮を行
なってメッセージ・ダイジェスト(h(M))を作成す
る。そして、これら2つのメッセージ・ダイジェストh
(M)を比較し、一致していれば該データの送信者は認証
局が発行する認証書を持った正当な送信者であることが
証明される。逆に不一致であれば、正当な送信者ではな
いことを表している。
【0030】送信側、受信側の双方において、オリジナ
ルデータ(M)と電子署名(S)を保管しておくことに
より、データの改竄防止効果が期待できる。
【0031】[システム動作]本実施形態における電子帳
簿システムの構成例を図2に示す。同図によれば、認証
・公証局の電子債権処理装置100が、インターネット
等のネットワークを介して複数企業(企業A〜X)に接
続されており、電子債権処理装置100内の電子債権サ
ーバ101において、本実施形態の電子帳簿システムが
制御される。なお、認証・公証局の電子債権サーバ10
1とクライアントである企業A〜Xとの相互間通信は、
メールサーバ102またはウェブサーバ103を介して
行われる。
【0032】このようなシステムにおいて、売掛債権を
所有する企業Aが電子売掛債権を企業Bに譲渡し、企業
Bはその対価として電子手形を企業Aに交付する場合に
ついて、そのデータの流れを図3に示し、その一連の処
理の流れを図4のフローチャートに示す。以下、両図に
従って本実施形態の電子帳簿システムにおける処理を詳
細に説明する。なお、図3の各矢印がデータの流れを示
し、それぞれに付された1〜11の番号が順次、図4に
示すステップS101〜S111の各処理に相当する。
また、以下の説明では企業Aおよび企業Bが認証・公証
局の電子債権サーバ101へアクセスする例について説
明するが、実際には、各企業の所有するクライアント端
末と電子債権サーバ101間において通信が行なわれる
ものである。
【0033】●事前処理 企業Aおよび企業Bについては、本人認証に必要なユー
ザ情報が、事前に認証・公証局に登録されている。企業
Aまたは企業Bは、自身のブラウザからネットワークを
介して、認証・公証局内の電子債権サーバ101に接続
する。
【0034】電子債権サーバ101は、接続が要求され
る場合には接続要求者の本人確認を行なうことによっ
て、電子債権サーバ101へのアクセスの妥当性を判定
する。企業Aまたは企業Bは、認証・公証局の電子債権
サーバ101への接続及びそれに続く処理を実行するに
あたり、一般に流通しているブラウザおよび認証・公証
局から入手する電子署名用アプリケーションを使用す
る。
【0035】●売掛債権発行依頼(S101) 売掛債権をもつ企業Aは、認証・公証局の電子債権サー
バ101に接続し、電子売掛債権発行依頼を行う。図5
に、電子売掛債権発行依頼用のユーザインタフェース
(UI)画面例を示す。
【0036】図5に示されるように、発行依頼される売
掛債権データの項目としては、売掛債権譲渡先、発行年
月日、発行番号、支払期限、合計金額およびその内訳、
等の一般的な売掛債権と同様のデータに加えて、売掛債
権管理番号データがある。なお、発行人コードおよび名
称はすなわち発行人である企業Aを示すため、該画面上
においては予め登録されている。実際のデータ入力を行
なう際には、図5に示す画面からの直接入力のみなら
ず、例えば、別途作成しておいた表計算アプリケーショ
ン用のデータを取り込むことも可能である。
【0037】企業Aは、図5に示す項目からなる売掛債
権データ(債権データ)に対して、ヘッダ情報1および
発行人である企業Aの電子署名を付加して、電子売掛債
権の発行依頼を行なう。図6に、売掛債権の発行依頼デ
ータN1の構造を示す。
【0038】ヘッダ情報1は、発行人、認証・公証局、
受取人の間で債権データ交換を制御し、その公証記録を
認証・公証局のセントラルリポジトリ104上に記録す
る目的で使用される。図7に、ヘッダ情報1の詳細を示
す。ヘッダ情報1にはすなわち、企業Aが企業B向けの
電子売掛債権の発行を依頼する旨が記録されており、詳
細項目としては、発行人(電子債権等の発行元)、受取
人(電子債権等の発行先)、債権種別(伝票、請求書、
手形、など)、状態(発行依頼、発行登録、引渡、受領
確認、権利移転、抹消、など)、送信者、受信者、日
時、等の情報が記録される。
【0039】●電子売掛債権の登録(S102) 認証・公証局の電子債権サーバ101は、企業Aから電
子売掛債権の発行依頼を受けると、電子売掛債権の登録
処理として、発行依頼データの受付、確認、保存を行
う。以下、この処理を詳細に説明する。
【0040】電子債権サーバ101は、発行人である企
業Aから送信されてきた発行依頼データN1より、売掛
債権データ、ヘッダ情報1および発行人の電子署名を受
け取り、該電子署名の妥当性を判断する。なお、電子署
名およびその妥当性検証の方式は、図1に示したような
一般的な方式によって行われる。
【0041】電子署名が妥当であれば、電子債権サーバ
101は、発行依頼データN1に対してさらなるヘッダ
情報2と認証・公証局の電子署名<X>を付加して、債
権登録データN2としてセントラルリポジトリ104に
登録保存する。図8に、債権登録データN2の構造を示
す。ヘッダ情報2には、認証・公証局が発行人である企
業Aの依頼により受取人である企業B向けの電子売掛債
権を発行する旨が記録されている。
【0042】なお、特に図示されていないが、電子債権
サーバ101は債権登録データN2の登録終了後、発行
人である企業Aに対して電子売掛債権が登録された旨を
通知する。
【0043】●債権登録通知(S103) 認証・公証局の電子債権サーバ101は、債権登録デー
タN2として電子売掛債権をセントラルリポジトリ10
4に登録保存した後、受取人である企業Bに対して電子
売掛債権が登録された旨を電子メール等で通知する。
【0044】●債権ダウンロード(S104) 受取人である企業Bは、電子売掛債権が登録された旨が
電子メール等によって通知されると、認証・公証局の電
子債権サーバ101に接続し、電子売掛債権を受け取る
ためにダウンロード依頼を行う。
【0045】電子債権サーバ101はダウンロード依頼
がなされると、セントラルリポジトリ104に登録され
ている債権登録データN2に対してさらなるヘッダ情報
3と認証・公証局の電子署名<X>を付加して、債権ダ
ウンロードデータN3として企業Bへ送信する。図9
に、債権ダウンロードデータN3の構造を示す。ヘッダ
情報3には、認証・公証局が企業A発行の企業B向けの
電子売掛債権を企業Bに送付する旨が記録されている。
【0046】企業Bは、認証・公証局からた債権ダウン
ロードデータN3を受信し、その電子売掛債権(債権デ
ータ)の内容を確認することができる。
【0047】●債権受領登録(S105) 受取人である企業Bは、受信した電子売掛債権(債権デ
ータ)の妥当性が確認されると、債権ダウンロードデー
タN3に対してさらなるヘッダ情報4と受取人である企
業Bの電子署名を付加して受領登録依頼データN4を生
成し、認証・公証局の電子債権サーバ101に受領の登
録依頼を行う。図10に、受領登録依頼データN4の構
造を示す。ヘッダ情報4には、企業Bが電子売掛債権を
受領したことを認証・公証局に通知する旨が記録されて
いる。
【0048】電子債権サーバ101は、受取人から送付
された受領登録データN4より受取人の電子署名を受け
取り、その妥当性を判断する。電子署名が妥当であれ
ば、電子債権サーバ101は受領登録依頼データN4に
対してさらなるヘッダ情報5と認証・公証局の電子署名
<X>を付加し、受領登録データN5としてセントラル
リポジトリ104に登録、保存する。図11に、受領登
録データN5の構造を示す。ヘッダ情報5には、企業B
が企業A発行の電子売掛債権を受領したことを、認証・
公証局が確認した旨が記録されている。これにより、電
子売掛債権の受領登録がなされたことになる。
【0049】なお、特に図示されていないが、電子債権
サーバ101は受領登録データN5の登録終了後、受取
人である企業Bに対して債権の受領登録がなされた旨を
通知する。
【0050】以上のステップS101〜S105の処理
によって、認証・公証局において、企業Aから発行され
た電子売掛債権の企業Bによる受領が承認される。すな
わち、企業Aが所有する売掛債権が、企業Bへ譲渡され
たことになる。
【0051】次に企業Bは、ステップS106〜S11
0の処理によって、譲渡された売掛債権の対価としての
電子手形を企業Aに交付する。以下、電子手形に関する
処理について説明するが、基本的な流れは上述した電子
売掛債権処理と同様である。
【0052】●電子手形処理(発行依頼、登録、登録通
知、ダウンロード、受領登録;S106〜S110) 債権の譲渡先である企業Bは、認証・公証局から電子債
権の受領登録が終了した旨の通知を受けると、それに続
いて、あるいは電子債権サーバ101との接続を一旦中
断した後に再度本人認証を経て認証・公証局の電子債権
サーバ101に接続してから、企業Aに対する手形発行
依頼を行う(S106)。
【0053】図12に、電子手形発行依頼用のユーザイ
ンタフェース(UI)画面例を示す。図12に示される
ように、発行依頼される手形データの項目としては、手
形受取人、振出年月日、振出番号、支払期日、手形金
額、等の一般的な手形と同様のデータに加えて、対応す
る売掛債権管理番号データがある。なお、振出人コード
および名称はすなわち手形振出人である企業Bを示すた
め、該画面上においては予め登録されている。実際のデ
ータ入力を行なう際には、図12に示す画面からの直接
入力のみならず、例えば、別途作成しておいたデータを
取り込むことも可能である。
【0054】企業Aは、図12に示す項目からなる手形
データに対して、ヘッダ情報1および発行人である企業
Bの電子署名を付加して、電子手形の発行依頼を行な
う。ヘッダ情報1には、企業Bが企業A向けの電子手形
の発行を依頼する旨が記録されている。なお、手形発行
依頼データの構造は、上述した図6と同様であり、実質
的に図6の債権データが手形データに変更されるだけで
ある。
【0055】認証・公証局の電子債権サーバ101は、
企業Bからの手形発行依頼データを受けると、以降は上
述した電子売掛債権の処理と同様に、セントラルリポジ
トリ104への手形の登録(S107)、企業Aへの手
形登録通知(S108)、企業Aへの手形ダウンロード
(S109)、企業Aによる手形受領登録(S110)
を行う。
【0056】●権利移転通知(S111) 認証・公証局の電子債権サーバ101は、対応する電子
債権等(電子売掛債権および電子手形)の双方の受領登
録を行った場合は、セントラルリポジトリ104に登録
されている受領登録データN5に対して、ヘッダ情報6
と認証・公証局の電子署名<X>を付加して、発行人か
ら受取人への権利移転があった旨を権利移転登録データ
N6としてセントラルリポジトリ104に登録、保存す
る。図13に、権利移転登録データN6の構造を示す。
ヘッダ情報6には、電子債権等が発行人から受取人へ権
利移転した旨が記録されている。なお、上述した権利移
転登録データN6としての登録は、電子売掛債権データ
および電子手形データの双方について行なわれる。な
お、電子売掛債権と電子手形との対応は例えば、それぞ
れのデータが有する売掛債権管理番号によって確認する
ことができる。
【0057】続いて電子債権サーバ101は、企業A、
企業Bの双方に対し、電子債権等の権利移転が登録され
た旨を電子メール等により通知する。
【0058】企業Aおよび企業Bは、電子債権サーバ1
01から電子債権等の権利移転通知を受けると、それぞ
れのブラウザからネットワークを介して認証・公証局の
電子債権サーバ101に接続し、セントラルリポジトリ
104内に保存されている電子売掛債権や電子手形につ
いての権利移転登録データN6を閲覧またはダウンロー
ドすることによって、債権の権利移転の内容を確認する
ことができる。
【0059】以上説明したように、図4に示す処理によ
って、認証・公証局において電子債権等の発行、登録が
行なわれる。
【0060】●電子債権等の抹消 上述したように権利移転登録された電子売掛債権および
電子手形については、いずれその決済が行なわれること
により、該登録を抹消する必要が生じてくる。以下、電
子債権等の抹消処理について説明する。
【0061】電子売掛債権と電子手形について、受取人
から抹消依頼があった場合、電子債権サーバ101は、
セントラルリポジトリ104に登録されている権利移転
登録データN6に対して、ヘッダ情報7と認証・公証局
の電子署名<X>を付加して、電子債権等の抹消を抹消
登録データN7としてセントラルリポジトリ104に登
録、保存する。図14に、抹消登録データN7の構造を
示す。ヘッダ情報7には、電子債権等の抹消が記録され
ている。
【0062】続いて電子債権サーバ101は、企業A、
企業Bの双方に対し、電子債権等が抹消された旨を電子
メール等により通知する。
【0063】ここで、例えば図14に示す抹消登録デー
タN7の構造からも分かるように、本実施形態において
認証・公証局のセントラルリポジトリ104上に格納さ
れる電子債権等のデータ(N1〜N7)は、オリジナル
の債権データに対して、その現在の状態を示すヘッダ情
報およびその認証用の電子署名が付加されている。従っ
て、電子債権等のデータの追跡管理が容易に行なえる。
【0064】以上説明したように本実施形態によれば、
すでに確立した技術である電子署名の技術をベースとし
て、認証・公証局を「第3者である信用機関(Trusted
Third Party)」として、そのセントラルリポジトリ上
で売掛債権、手形などの電子データを集中管理する電子
帳簿システムを提供することができる。
【0065】このように、国内の商取引において使用さ
れる伝票や請求書、手形など、従来は紙媒体に記録され
ていた証憑書類が電子化されることにより、その郵送や
配送、捺印、交換、複写用紙の相互保管等にかかる手間
とコストを大幅に省くことができるのみならず、商取引
に伴う各種処理の自動化や即時化が達成される。
【0066】さらに、本実施形態における電子債権等
は、その発行、受領、変更、廃棄、権利移転等の状態が
第3者である信用機関(認証・公証局)において、電子
署名を伴って厳密に維持、管理されるため、その改竄や
不正な複製、ねつ造、二重譲渡等の不正使用を防止する
ことができる。また、電子債権等の発行人や受取人がセ
ントラルリポジトリを閲覧および自社データベースにダ
ウンロードすることができるため、不正使用を更に厳重
に防止することができるのみならず、該ダウンロードし
たデータを自社内の事務処理に容易に流用可能となる。
【0067】従って、本実施形態における電子債権等
は、税務上の証憑書類として「電子帳簿保存法」上の適
格性を有しているといえる。本実施形態の電子帳簿シス
テムを利用する企業においては、商取引に伴って発生す
る紙媒体を長期保管する義務から解放される。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、商
取引の際に取引当事者間で取り交わす書類を電子化する
ことができる。
【0069】また、該電子化された書類およびその変更
履歴等を第3者である信用機関において一括管理するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において利用される電子署名の仕組みを
説明するための図である。
【図2】本発明に係る一実施形態である電子帳簿システ
ムの構成例を示す図である。
【図3】本実施形態における電子売掛債権データの流れ
を示す図である。
【図4】本実施形態の電子売掛債権データに関する一連
の処理を示すフローチャートである。
【図5】電子売掛債権発行依頼用のUI画面例を示す図
である。
【図6】発行人による売掛債権の発行依頼データN1の
構造を示す図である。
【図7】発行依頼データN1におけるヘッダ情報1の詳
細項目を示す図である。
【図8】セントラルリポジトリに実際に登録される債権
登録データN2の構造を示す図である。
【図9】受取人が受領する債権ダウンロードデータN3
の構造を示す図である。
【図10】受取人による受領登録依頼データN4の構造
を示す図である。
【図11】セントラルリポジトリに実際に登録される受
領登録データN5の構造を示す図である。
【図12】電子手形発行依頼用のUI画面例を示す図で
ある。
【図13】権利移転後に登録される権利移転登録データ
N6の構造を示す図である。
【図14】債権抹消後に登録される抹消登録データN7
の構造を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 正徳 東京都港区赤坂二丁目17番51号 日本ユニ シス株式会社内 (72)発明者 芦萱 吉喜 東京都中央区八丁堀四丁目7番1号 日本 テレコム株式会社内 (72)発明者 木村 徹 東京都中央区八丁堀四丁目7番1号 日本 テレコム株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商取引時に取引当事者間において取り交
    わされる書類を電子債権等データとして第三者機関が管
    理するために、該取引の第一および第二当事者がそれぞ
    れ所有する第一および第二のクライアント端末が前記第
    三者機関のサーバ装置とネットワークを介して接続され
    た電子帳簿システムであって、該サーバ装置は、 前記電子債権等データを管理する管理手段と、 前記第一のクライアント端末から受信した電子債権等デ
    ータを前記管理手段に登録する債権登録手段と、 前記管理手段に電子債権等データが登録された旨を前記
    第二のクライアント端末に通知する通知手段と、を有
    し、 前記電子債権等データは、その取引内容を示す実データ
    と、その状態変化の履歴情報と、前記第一または第二当
    事者または第三者機関の少なくともいずれかの電子署名
    を含むことを特徴とする電子帳簿システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ装置は更に、 前記第二のクライアント端末からの、前記通知手段によ
    る通知に基づく前記電子債権等データの受け取り要求に
    応じて、前記管理手段に登録されている該電子債権等デ
    ータを送信する債権送信手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の電子帳簿システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ装置は更に、 前記第二のクライアント端末が、前記債権送信手段によ
    って前記電子債権等データを受領した旨を前記管理手段
    に登録する受領登録手段を有することを特徴とする請求
    項2記載の電子帳簿システム。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、登録された電子債権等
    データに対して前記第二のクライアント端末から抹消要
    求を受信した場合に、該電子債権等データの履歴情報と
    して抹消歴を保持することを特徴とする請求項1記載の
    電子帳簿システム。
  5. 【請求項5】 前記電子債権等データは、売掛債権およ
    び手形を含むことを特徴とする請求項1記載の電子帳簿
    システム。
  6. 【請求項6】 前記管理手段は、前記第一のクライアン
    ト端末から売掛債権を示す電子データが登録され、それ
    に対応する手形データが前記第二のクライアント端末か
    ら登録された場合に、該売掛債権データおよび手形デー
    タに対して前記第一および第二当事者間における権利移
    転処理を施すことを特徴とする請求項5記載の電子帳簿
    システム。
  7. 【請求項7】 前記通知手段は、前記管理手段に登録さ
    れた電子債権等データについて前記第一および第二当事
    者間における権利移転が発生した場合に、その旨を前記
    第一および第二のクライアント端末に通知することを特
    徴とする請求項6記載の電子帳簿システム。
  8. 【請求項8】 前記管理手段は、前記電子債権等データ
    をセントラルリポジトリ方式によって管理することを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電子帳簿シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記電子債権等データは、その状態変化
    が発生する毎に、該状態変化を示す前記履歴情報と、該
    状態変化を認証する前記電子署名が対として付加される
    ことを特徴とする請求項1記載の電子帳簿システム。
  10. 【請求項10】 前記電子署名は、ハッシュ関数による
    データ圧縮、および公開鍵暗号方式に基づく暗号化によ
    って生成されることを特徴とする請求項1記載の電子帳
    簿システム。
  11. 【請求項11】 前記第一および第二のクライアント端
    末は、前記管理手段手段によって管理されている電子債
    権等データを閲覧できることを特徴とする請求項1記載
    の電子帳簿システム。
  12. 【請求項12】 前記第一および第二のクライアント端
    末は、前記管理手段によって管理されている電子債権等
    データをダウンロードできることを特徴とする請求項1
    1記載の電子帳簿システム。
  13. 【請求項13】 前記ネットワークはインターネットで
    あることを特徴とする請求項1記載の電子帳簿システ
    ム。
  14. 【請求項14】 商取引時に取引当事者間において取り
    交わされる書類を電子債権等データとして第三者機関が
    管理するために、該取引の第一および第二当事者がそれ
    ぞれ所有する第一および第二のクライアント端末が前記
    第三者機関のサーバ装置とネットワークを介して接続さ
    れた電子帳簿システムの制御方法であって、該サーバ装
    置において、 前記第一のクライアント端末から受信した電子債権等デ
    ータを管理手段に登録する登録工程と、 前記管理手段に電子債権等データが登録された旨を前記
    第二のクライアント端末に通知する通知工程と、を有
    し、 前記電子債権等データは、その取引内容を示す実データ
    と、その状態変化の履歴情報と、前記第一または第二当
    事者または第三者機関の少なくともいずれかの電子署名
    を含むことを特徴とする電子帳簿システムの制御方法。
  15. 【請求項15】 前記サーバ装置においては更に、 前記第二のクライアント端末からの、前記通知に基づく
    前記電子債権等データの受け取り要求に応じて、前記管
    理手段に登録されている該電子債権等データを送信する
    債権送信工程を有することを特徴とする請求項14記載
    の電子帳簿システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 前記サーバ装置においては更に、 前記第二のクライアント端末が、前記債権送信工程によ
    って前記電子債権等データを受領した旨を前記管理手段
    に登録する受領登録工程を有することを特徴とする請求
    項15記載の電子帳簿システムの制御方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータ装置で実行されることに
    よって、請求項14乃至請求項16の何れかに記載され
    た電子帳簿システムの制御方法を実現するプログラムコ
    ード。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のプログラムコードが
    記録された記録媒体。
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