JP2002215997A - 券、券の発行方法、券の発行システム及び発行システムに用いるサーバ側コンピュータ並びにこのプログラムとプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

券、券の発行方法、券の発行システム及び発行システムに用いるサーバ側コンピュータ並びにこのプログラムとプログラムを記録した記録媒体

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JP2002215997A
JP2002215997A JP2001015562A JP2001015562A JP2002215997A JP 2002215997 A JP2002215997 A JP 2002215997A JP 2001015562 A JP2001015562 A JP 2001015562A JP 2001015562 A JP2001015562 A JP 2001015562A JP 2002215997 A JP2002215997 A JP 2002215997A
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JP2001015562A
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English (en)
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Hidenori Ono
英紀 大野
Tadashi Tanno
正 淡野
Takuro Suzumori
卓朗 鈴森
Asako Nakamura
亜紗子 中村
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークを介して個人特定情報を設けた券
を発行し、マーケティング分析が容易に行うことが可能
な券の発行方法及びこのシステムを提供する。 【解決手段】サーバ側CPU(コンピュータ)30とク
ライアント側CPU20とネットワークを介して接続し
ているシステムでおいて、(a)クライアント側CPU
に入力手段、(b)検索サイトに券発行画面を表示させ
る券テンプレート31、個人特定情報をコード化するコ
ード化手段32と、個人特定情報等を制御する制御手段
341と、この個人特定情報を顧客データベース33と
して記憶する記憶手段と、券テンプレートにコードを埋
め込み券を作成する券作成手段342とを備するサーバ
側CPUと、(d)クライアント側CPUに送信された
券表示画面を印刷する印刷手段21と、を少なくとも具
備する券の発行システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用した物品やサービスの購入、引換に用いる券の発行方
法、発行システムと発行システムに用いられるサーバ側
コンピュータプログラム、プログラムを記録した記録媒
体並びに物品やサービスの購入や引換に用いる券に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特定の物品やサービスの購入や引
換に用いる券印刷物として、例えばクーポン券がある。
インターネット上でクーポン券が発行される場合は、利
用者がクライアント側コンピュータにおいてWWWブラ
ウザでクーポン券が記載されているWebページをサー
バ側コンピュータから読み出し、そのWebページをW
WWブラウザの印刷機能を用いてプリンターで印刷し、
これを店舗等に持参してクーポン券に記載された商品、
サービスを受けるために利用されている。
【0003】しかしながら、このようなクーポン券で
は、サーバからクーポン券を印刷した者が、誰でどうい
う人なのかを特定することはできないし、かつクーポン
券には印刷した人がどのような属性を有する人なのかを
特定する情報も印刷されていない。従って、クーポン券
を印刷した人が、どのような商品に関心を持っているか
を把握することは困難である。店舗側等においては、単
にクーポン券を発行して、集客力を高めるだけではメリ
ットが少なく、このクーポン券を用いてマーケティング
分析をし、より的確な商品、サービスの提供、開発、更
に、顧客(利用者)に対して狙いを定めた販促活動に利
用したい要望がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題に鑑みて、
本発明は、顧客(利用者)の情報を獲得することが可能
な物品やサービスの購入や引換に用いる券、この券の発
行方法及び発行システムと発行システムに用いるサーバ
側コンピュータ、プログラム、プログラムを記録した記
録媒体を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1に記載の本発明は、サーバ側コンピュ
ータが不特定多数のクライアント側コンピュータとネッ
トワークを介して接続しているシステムにおいて、顧客
(利用者)を特定しない場合は、 (1)クライアント側コンピュータから検索条件をサー
バ側コンピュータに送信する。 (2)サーバ側コンピュータは検索条件に該当するホー
ムページの券発行サイトを検索し、サービス内容等を記
載した券発行画面データをクライアント側コンピュータ
に送り返し、送り返された券発行画面と、券発行に必要
な氏名、年齢、性別、住所、E―メイルアドレス等の個
人特定情報の入力を促す表示をクライアント側コンピュ
ータに表示する。 (3)入力を促す表示に従ってクライアント側コンピュ
ータに入力された個人特定情報をサーバ側コンピュータ
に送り返す。サーバ側コンピュータで個人特定情報等を
バーコード、2次元コード、数値データコード等でコー
ド化し、このコード化符号と1対1に対応・関連付けて
個人特定情報を顧客データベースに格納する。 (4)しかる後、コード化された個人特定情報を埋め込
んだ券発行画面データをサーバ側コンピュータからクラ
イアント側コンピュータに送信し、クライアント側コン
ピュータは受信した画面を印刷して券を出力する。少な
くとも以上の手順で、券を発行することを特徴とする券
の発行方法である。
【0006】また請求項2に記載の発明は、ネットワー
クを介して利用者に券を発行する券の発行方法におい
て、利用者の個人特定情報の入力を促し、利用者の個人
特定情報を制御する工程と、利用者の個人特定情報をコ
ード化するコード化工程と、利用者により選択された券
のサンプル用データファイルに、このコード化工程によ
り作成されたコード化された個人特定情報を埋め込み、
券を作成する工程と、作成された券を利用者に提供する
工程と、少なくとも以上の工程からなることを特徴とす
る券の発行方法である。
【0007】また請求項3に記載の発明は、前記制御す
る工程は、少なくとも利用者から入力された利用者の個
人特定情報を顧客データベースに記録することを含むこ
とを特徴とする請求項2に記載の券の発行方法である。
【0008】また請求項4に記載の発明は、サーバ側コ
ンピュータが不特定多数のクライアント側コンピュータ
とネットワークを介して接続しているシステムにおい
て、顧客(利用者)データベースが整備され会員番号等
の認証情報で管理されている場合は、 (1)クライアント側コンピュータから検索条件をサー
バ側コンピュータに送信する。 (2)サーバ側コンピュータは検索条件に該当するホー
ムページの券発行サイトを検索し、サービス内容等を記
載した券発行画面データをクライアント側コンピュータ
に送り返し、送り返された券発行画面と、券発行に必要
な会員番号等の認証情報の入力を促す表示をクライアン
ト側コンピュータに表示する。 (3)クライアント側コンピュータに入力された認証情
報をサーバ側コンピュータに送り返す。サーバ側コンピ
ュータで顧客(利用者)データベースに格納されている
認証情報に該当する個人特定情報を引き出すと共に、個
人特定情報をバーコード、2次元コード、数値データコ
ード等でコード化し、顧客(利用者)データベースに付
加して格納する。 (4)しかる後、コード化された個人特定情報を埋め込
んだ券発行画面データをサーバ側コンピュータからクラ
イアント側コンピュータに送信し、クライアント側コン
ピュータは受信した画面を印刷して券を出力する。少な
くとも以上の手順で、券を発行することを特徴とする券
の発行方法である。
【0009】また請求項5に記載の発明は、ネットワー
クを介して利用者に券を発行する券の発行方法におい
て、予め利用者に提供されている個人識別可能な認証情
報の入力を促し、この認証情報に基づいて予め記録され
ている個人特定情報を顧客データベースから読み出し、
制御する工程と、この利用者の個人特定情報をコード化
するコード化工程と、利用者により選択された券のサン
プル用データファイルに前記コード化工程により作成さ
れたコード化された個人特定情報を埋め込み、券を作成
する工程と、作成された券を利用者に提供する工程と、
少なくとも以上の工程からなることを特徴とする券の発
行方法である。
【0010】また請求項6に記載の発明は、サーバ側コ
ンピュータが不特定多数のクライアント側コンピュータ
とネットワークを介して接続しているシステムにおい
て、顧客(利用者)データベースが整備され、サーバ側
コンピュータからクライアント側コンピュータに券の要
否を提案する場合は、 (1)サーバ側コンピュータから顧客(利用者)データ
ベースに格納されてE―mailアドレスを読み出し、
クライアント側コンピュータにサービス内容等を記載し
た券発行画面をクライアント側コンピュータに送り出
す。 (2)クライアント側コンピュータにおいて、券を入手
しようとする場合には、券発行に必要な会員番号等の認
証情報を入力し、サーバ側コンピュータに送り返す。 (3)サーバ側コンピュータでデータベースに格納され
ている認証情報に該当する個人特定情報を引き出すと共
に、バーコード、2次元コード、数値データコード等で
コード化して、顧客(利用者)データベースに格納す
る。 (4)しかる後、コード化された個人特定情報を埋め込
んだ券発行画面データをサーバ側コンピュータからクラ
イアント側コンピュータに送信し、クライアント側コン
ピュータは受信した画面を印刷して券を出力する。以上
の手順で、クーポン券を発行することを特徴とする券の
発行方法である。
【0011】また請求項7に記載の発明は、ネットワー
クを介して利用者に券を発行する券の発行方法におい
て、予め利用者に提供されている顧客データベースに格
納されている個人特定情報からE-mailアドレス及
びコード化された個人特定情報を呼び出し、制御する工
程と、サーバ側コンピュータからクライアント側コンピ
ュータに券の発行表示画面を表示し利用者に券の選択を
促す工程と、利用者により選択された券のサンプル用デ
ータファイルに、このコード化された個人特定情報を埋
め込み、券を作成する工程と、作成された券を利用者に
提供する工程と、少なくとも以上の工程からなることを
特徴とする券の発行方法である。
【0012】また請求項8に記載の発明は、サーバ側コ
ンピュータが不特定多数のクライアント側コンピュータ
とネットワークを介して接続しているシステムでおい
て、(a)クライアント側コンピュータに検索条件を入
力する入力手段と、(b)検索されたサイトに券発行画
面を表示させるための券テンプレート、個人特定情報を
コード化するコード化手段と、クライアント側コンピュ
ータから入力された個人特定情報を制御する制御手段
と、この個人特定情報を顧客データベースとして記憶す
る記憶手段と、券テンプレートに前記コード化手段で作
成したコードを埋め込み券を作成する券作成手段とを備
するサーバ側コンピュータと、(d)サーバ側コンピュ
ータからクライアント側コンピュータに送信された券表
示画面を顧客が使用するために券を印刷する印刷手段
と、を少なくとも具備することを特徴とするネットワー
クを介して接続した券の発行システムである。
【0013】また請求項9に記載の発明は、物品やサー
ビスの購入や引き換えに用いる券において、券には、少
なくとも顧客データベースと対応・関連付けられたコー
ド化された個人特定情報が表示されていることを特徴と
する券である。
【0014】また請求項10に記載の発明は、前記コー
ド化が、少なくともバーコード、2次元コード、数値デ
ータコードのいずれかで行われていることを特徴とする
請求項9に記載の券である。
【0015】また請求項11に記載の発明は、利用者が
操作する一又は複数のクライアント側コンピュータとネ
ットワークを介して接続される、券を発行するサーバ側
コンピュータにおいて、利用者の個人特定情報の入力を
促し、利用者の個人特定情報を制御する制御手段と、利
用者の個人特定情報をコード化するコード化手段と、利
用者により選択された券の券テンプレートに、このコー
ド化手段により作成されたコード化された個人特定情報
を埋め込む券作成手段と、作成された券をクライアント
側コンピュータに送信する送受信手段と、を備えたこと
を特徴とするサーバ側コンピュータである。
【0016】また請求項12に記載の発明は、前記制御
手段は、少なくとも利用者から入力された利用者の個人
特定情報を顧客データベースに記録することを含むこと
を特徴とする請求項11に記載のサーバ側コンピュータ
である。
【0017】また請求項13に記載の発明は、利用者が
操作する一又は複数のクライアント側コンピュータとネ
ットワークを介して接続される、券を発行するサーバ側
コンピュータにおいて、予め利用者に提供されている個
人識別可能な認証情報の入力を促し、この認証情報に基
づいて予め記録されている個人特定情報を顧客データベ
ースから読み出し、制御する制御手段と、この利用者の
個人特定情報をコード化するコード化手段と、利用者に
より選択された券の券テンプレートに前記コード化手段
により作成されたコード化された個人特定情報を埋め込
む券作成手段と、作成された券をクライアント側コンピ
ュータに送信する送受信手段と、を備えたことを特徴と
するサーバ側コンピュータである。
【0018】また請求項14に記載の発明は、利用者が
操作する一又は複数のクライアント側コンピュータとネ
ットワークを介して接続され、券を発行するサーバ側コ
ンピュータにおいて、予め利用者に提供されている顧客
データベースから個人特定情報のE−mailアドレス
及びコードを読み出し、制御する制御手段と、クライア
ント側コンピュータに券の発行表示画面を送信する送信
手段と、利用者に券の選択を促す選択手段と、利用者に
より選択された券の券テンプレートに、このコード化さ
れた個人特定情報を埋め込む券作成手段と、作成された
券をクライアント側コンピュータに送信する送受信手段
と、を備えたことを特徴とするサーバ側コンピュータで
ある。
【0019】また請求項15に記載の発明は、ネットワ
ークを介して利用者に券を発行する券の発行方法におい
て、クライアント側コンピュータに入力手段で利用者の
個人特定情報の入力を促し、利用者の個人特定情報を制
御手段で制御する工程と、利用者の個人特定情報をコー
ド化手段でコード化するコード化工程と、利用者により
選択された券の券テンプレートに、券作成手段でこのコ
ード化工程により作成されたコード化された個人特定情
報を埋め込み、券を作成する工程と、作成された券を利
用者に提供する工程と、を少なくとも実行させるための
プログラムである。
【0020】また請求項16に記載の発明は、ネットワ
ークを介して利用者に券を発行する券の発行方法におい
て、クライアント側コンピュータに入力手段で利用者の
個人特定情報の入力を促し、利用者の個人特定情報を制
御手段で制御する工程と、利用者の個人特定情報をコー
ド化手段でコード化するコード化工程と、利用者により
選択された券の券テンプレートに、券作成手段でこのコ
ード化工程により作成されたコード化された個人特定情
報を埋め込み、券を作成する工程と、作成された券を利
用者に提供する工程と、を少なくとも実行させるための
プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記
録媒体である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について、図面を用いて詳細に説明する。なお、特定の
物品やサービスの購入や引き換えに用いる券印刷物の一
例として、クーポン券の場合について述べる。
【0022】図4は、本発明の実施の形態について、そ
の構成を示す概念図であり、図4に示すようにサーバ側
コンピュータ(30)と、一つまたは複数のクライアン
ト側コンピュータ(20)は、それぞれの経路制御装置
を経由してインターネットに接続されている。クライア
ント側コンピュータ(20)には、CRTやLCDなど
の表示装置、キーボード、マウスなどの入力装置、サー
バ側コンピュータ(30)とインターネットを介してデ
ータを送受信する際に利用するWWWブラウザがインス
トールされている。また、WWWブラウザに出力されて
いるクーポン券を印刷するためのプリンター(21)が
接続されている。
【0023】なお、クライアント側コンピュータ(2
0)は一般に情報処理端末であり、記憶装置(例えば、
RAM、ROMやハードディスクなど)やCPUから構
成されている。この情報処理端末としては、例えば、パ
ーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電
話、携帯情報処理端末(PDA)などが挙げられる。な
お、ここでは、ネットワークとしてインターネットを用
いた場合について説明する。つまり、ネットワークとし
ては、例えば、インターネット、ローカルエリアネット
ワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線や専用回
線などであり、通信方式は無線または有線を問わない。
【0024】図1は、本発明の実施の形態の詳細な構成
を示したブロック図である。ここでは、サーバ側コンピ
ュータ(30)の構成について詳細に説明する。この図
において、Webサーバ(34)は、サーバ側コンピュ
ータ(30)の中心となる部分であり、記憶装置(例え
ば、RAM、ROMやハードディスクなど)やCPUな
どから構成されている。これらの構成からなるWebサ
ーバ(34)の機能の一部として制御手段(341)が
ある。この制御手段は各部の制御や、データの送受信の
制御、様々な演算、データの一時的な格納、さらには、
メインプログラムを記録する等を行う。
【0025】ここで、メインプログラムは、例えば、利
用者のクライアント側コンピュータ(20)に入力画面
やクーポン券の画面を表示させるプログラムや、利用者
から入力された検索により必要な情報を得るための検索
用プログラムなどから構成される。また、利用者に一義
的に定められた個人識別可能な認証情報を作成し、利用
者へ提供することも行なう。認証情報としては、例え
ば、会員情報、パスワードなどが挙げられる。
【0026】顧客データベース(以下、顧客DBともい
う)(33)は、利用者がクライアント側コンピュータ
(20)から入力された個人特定情報を記録し、保持す
る記録装置である。ここで、個人特定情報とは、個人に
関する情報であり、例えば、住所、氏名、年齢、性別、
E−mailアドレス、職業、電話番号、趣味、趣向な
どの項目が挙げられる。また、後述するように、コード
化手段(32)によりコード化された個人特定情報を、
該当する個人特定情報と対応・関連付けて記録すること
が行われても良い。
【0027】アクセス情報(35)は、利用者がサーバ
側コンピュータ(30)へ接続した時間、経路などを取
り込んだ情報である。このアクセス情報(35)は、前
述の顧客DB(33)で該当する利用者の個人特定情報
と対応・関連付けて記録されても良い。
【0028】コード化手段(32)は、利用者がクライ
アント側コンピュータ(20)から入力した個人特定情
報、または、予め顧客データベース(33)に記録され
ている個人特定情報を、人が内容を理解できない程度に
コード化することを行う。このコード化は、人がコード
化された情報を個人特定情報として理解できない程度の
状態にするものであり、例えば、バーコード、数値デー
タコード、2次元コードなどである。このコード化が、
バーコードや数値データコードで行われる場合には、十
数バイト前後の記録容量であるので、各利用者のデータ
ファイル名がコード化される。また、コード化が、図3
に示すような2次元コードで行われる場合には、2千バ
イト前後の記憶容量を有する。従って、データファイル
名のみならず、利用者の住所、氏名、年齢、性別、E−
mailアドレス、職業、電話番号、趣味、趣向などの
個人特定情報がコード化されるようにしてもよい。
【0029】なお、この2次元コードである場合は、こ
のコードをコードリーダで読み取るだけで、記録されて
いる利用者の住所、氏名、年齢、性別、E−mailア
ドレス、職業、電話番号などの個人特定情報を得ること
ができ、店舗などでマーケティング分析の際に、詳細な
個人特定情報を記録している顧客データベースを参照し
なくても良いと言う利便性がある。また、前述のアクセ
ス情報(35)及び/または後述のクーポン券の内容も
含めてコード化されることが行われても良い。
【0030】クーポン券テンプレート(31)には、1
つ又は複数のクーポン券のサンプル用データファイル、
またはフォームとも呼ばれるデータが記録されている。
このクーポン券のサンプル用データファイルには、クー
ポン券の内容とコード化された個人特定情報を挿入する
コード入力スペースなどが既に設定されている。その
後、券作成手段(342)にて、コード入力スペースに
コード化された個人特定情報を入れ込むことにより、本
発明で利用されるクーポン券を完成させることができ
る。なお、このクーポン券の内容とは、例えば、クーポ
ン券の発行会社(例えば、利用会社や店舗なども含
む)、クーポン券が利用できる対象商品名、対象商品の
割引率や割引価格など、クーポン券の利用条件、クーポ
ン券の有効期限などが挙げられる。
【0031】券作成手段(342)は、Webサーバ
(34)の一部の機能を示す手段であって、利用者の要
求にしたがってクーポン券テンプレート(31)から該
当するクーポン券のサンプル用データファイルを読み出
し、この読み出したクーポン券のサンプル用データファ
イルに、コード化された個人特定情報などを挿入し、ク
ーポン券の作成を行う。
【0032】次に、店舗(40)における構成を詳細に
説明する。店舗(40)では、コードリーダ(コード読
取機)により利用者が持ち込んだクーポン券からコード
化された個人特定情報を読み取る。また、店舗(40)
に備えられている情報処理端末は、この個人特定情報に
基づいて、予め店舗(40)に付設されている顧客DB
(41)、または、サーバ側コンピュータの顧客DB
(33)から詳細な個人特定情報を読み出す。次に、情
報処理端末は、この詳細な個人特定情報から各種のマー
ケティング手法を駆使して、個々に異なる顧客ニーズに
対して、最もふさわしいマーケティングを行い、顧客満
足や販売効率を大幅に引き上げることを狙うための分析
が行われる。これにより、売れ筋商品の把握や、新たな
商品の開発などの効率化を実現することができる。
【0033】図6は、本発明にかかるクーポン券が発行
され、利用されるまでの流れの一例について説明したシ
ーケンス図である。クライアント側コンピュータ(2
0)は、既にインターネットを介してサーバ側コンピュ
ータ(30)に接続されているものである。 (a)利用者がクライアント側コンピュータ(20)に
備えているWWWブラウザからサーバ側コンピュータ
(30)に、クーポン券を求める要求の指示を行う。 (b)サーバ側コンピュータ(30)は、利用者に個人
特定情報を入力する入力画面を送信する。クライアント
側コンピュータ(20)は、この入力画面を受信し、出
力する。この入力画面は、図5(a)に示されているよ
うに、入力項目と入力枠とが設けられている。 (c)利用者は、クライアント側コンピュータ(20)
に出力された入力画面にしたがって、個人特定情報を入
力し、サーバ側コンピュータ(30)に送信する。 (d)サーバ側コンピュータ(30)は、受信した個人
特定情報をコード化手段(32)にてコード化すると共
に、個人特定情報とコード化された個人特定情報とを対
応づけて顧客DB(33)に記録する。
【0034】(e)サーバ側コンピュータ(30)は、
クーポン券の選択を促す画面(以下、クーポン券選択画
面という)をクライアント側コンピュータ(20)に送
信する。 (f)利用者は、クライアント側コンピュータ(20)
に出力されたクーポン券選択画面にしたがって、利用者
が要求するクーポン券を選択する。図7は、クーポン券
選択画面の一例を示した図である。この様な画面によ
り、利用者は好みのクーポン券の選択を行う。なお、こ
の選択はクーポン券の名称に隣接して設けられたチェッ
クボックスにチェックを入れて、「OK」ボタンを押す
ことにより行われる。 (g)サーバ側コンピュータ(30)は、券作成手段
(342)にて、利用者からの選択に基づいて、クーポ
ン券テンプレート(31)から該当するクーポン券のサ
ンプル用データファイルを読み出す。さらに、サーバ側
コンピュータ(30)は、券作成手段(342)にて、
読み込んだクーポン券のサンプル用データファイルに、
コード化された個人特定情報を埋め込んで作成したクー
ポン券発行画面を、クライアント側コンピュータ(2
0)に送信する。図2には、このクーポン券発行画面の
一例を示す。このクーポン券発行画面に表示されている
クーポン券(10)には、コード化された利用者の個人
特定情報(11)が埋め込まれている。
【0035】(h)利用者は、クライアント側コンピュ
ータ(20)で受信し、出力する。 (i)利用者は、このクーポン券発行画面の内容を確認
し、求めているものであれば、このクーポン券発行画面
をプリンター(21)で印刷する。 (j)利用者は、この印刷されたクーポン券発行画面の
クーポン券(10)を店舗などに持参して、クーポン券
(10)に記載されている商品やサービスを受ける。
【0036】(k)店舗などでは、コードリーダを用い
て利用者が持ち込んだクーポン券(10)に埋め込まれ
ているコード化された個人特定情報(11)を読み取
る。 (l)この情報処理端末は、もし、読み取った個人特定
情報が利用者の個人特定情報の所在を示すデータファイ
ル名ならば、このデータファイル名に基づいて、サーバ
側コンピュータ(30)に備えられている顧客DB(3
3)に、詳細な個人特定情報を要求する。 (m)サーバ側コンピュータ(30)は、この要求に応
じて、該当する詳細な個人特定情報を顧客DB(33)
から読み出し、店舗に備えられた情報処理端末に送信す
る。 (n)情報処理端末は、この詳細な個人特定情報をクー
ポン券に記載されている内容と共に、情報処理端末に付
設された顧客DB(41)に記録する。店舗側の情報処
理端末は、この顧客DB(41)に記録された個人特定
情報と、利用されたクーポン券の内容とをもとにして、
各種のマーケティング手法を駆使して、消費者の求めて
いる商品・サービスを調査し,供給する商品や販売活動
の方法などを決定することで、生産者から消費者への流
通を円滑化することが行われる。
【0037】例えば、クーポン券を利用した人の年齢
層、商品の売れ筋、新商品開発などの分析を行うことが
可能となる。また、各消費者別に、どのような商品やサ
ービスに関心を持っているかを把握することで、消費者
毎に適合した情報、商品、サービスなどの提供も行うこ
とができるようになる。なお、クーポン券(10)に記
載されているコード化された個人特定情報(11)に、
詳細な個人特定情報が含まれている場合には、前述した
(l)と(m)のように、サーバ側コンピュータ(3
0)に、詳細な個人特定情報を要求する必要はない。 (n)にて、読み取った詳細な個人特定情報をクーポン
券の内容と共に、情報処理端末に付設された顧客DB
(41)に記録することが行われる。
【0038】実施の形態の1例において、以上が顧客
(利用者)がサーバ側コンピュータ(30)を利用する
都度に個人特定情報の入力を求める基本的な券発行方法
についての説明である。
【0039】この他に、利用者の個人特定情報が入力さ
れた後(例えば、前述では(d))、サーバ側コンピュ
ータ(30)は、制御手段(341)にて利用者に会員
番号、パスワードなどの個人識別可能な認証情報を作成
し、付与することを行っても良い。なお、利用者に付与
された個人識別可能な認証情報は、顧客DB(33)に
利用者の個人特定情報と対応づけられて記憶される。ま
た、利用者に個人識別可能な認証情報を提供する方法
は、WWWブラウザ、E−mail、郵送など様々な形
態が考えられるが、ここでは、WWWブラウザにて提供
される場合について説明する。利用者は、この様にサー
バ側コンピュータ(30)から付与された個人識別可能
は認証情報を用いることで、次にクーポン券を求める際
には個人特定情報の入力を省くことができる。
【0040】この個人識別可能は認証情報を使用した場
合のクーポン券を発行する流れについて説明する。クラ
イアント側コンピュータ(20)は、既にインターネッ
トを介してサーバ側コンピュータ(30)に接続されて
いるものである。 (a)利用者がクライアント側コンピュータ(20)に
備えているWWWブラウザからサーバ側コンピュータ
(30)に、クーポン券を求める要求の指示を行う。 (b)サーバ側コンピュータ(30)は、利用者に個人
特定情報を入力する入力画面を送信する。クライアント
側コンピュータ(20)は、この入力画面を受信し、出
力する。この入力画面は、図5(b)に示されているよ
うに、利用者の個人識別可能な認証情報を入力する入力
項目と入力枠とが設けられている。 (c)利用者は、クライアント側コンピュータ(20)
に出力された入力画面にしたがって、利用者に一義的に
定められて予め付与されている認証情報を入力し、サー
バ側コンピュータ(30)に送信する。 (d)サーバ側コンピュータ(30)は、受信した個人
識別可能な認証情報に基づいて、顧客DB(33)に記
録されている利用者の個人特定情報及び/またはコード
化された個人特定情報を読み出す。
【0041】(e)サーバ側コンピュータ(30)は、
クーポン券の選択を促す画面(以下、クーポン券選択画
面という)をクライアント側コンピュータ(20)に送
信する。 (f)利用者は、クライアント側コンピュータ(20)
に出力されたクーポン券選択画面にしたがって、利用者
が求めるクーポン券を選択する。図7は、クーポン券選
択画面の一例を示した図である。この様な画面により、
利用者は求めているクーポン券の選択を行う。なお、こ
の選択はクーポン券の名称に隣接して設けられたチェッ
クボックスにチェックを入れて、「OK」ボタンを押す
ことにより行われる。 (g)サーバ側コンピュータ(30)は、券作成手段
(342)にて、利用者からの選択に基づいて、クーポ
ン券テンプレート(31)から該当するクーポン券のサ
ンプル用データファイルを読み出し、そして、読み出し
たクーポン券のサンプル用データファイルに、コード化
された個人特定情報を埋め込んで作成したクーポン券発
行画面を、クライアント側コンピュータ(20)に送信
する。
【0042】なお、サーバ側コンピュータ(30)が顧
客DB(33)から読み出した情報が個人特定情報なら
ば、この個人特定情報はコード化手段によりコード化が
行われ、このコード化された個人特定情報をクーポン券
のサンプル用データファイルに設定された所定の場所に
コード入力スペースを挿入することが行われる。一方、
サーバ側コンピュータ(30)が顧客DB(33)から
読み出した情報がコード化された個人特定情報ならば、
このコード化された個人特定情報をクーポン券のサンプ
ル用データファイルに設定された所定の場所に挿入する
ことが行われる。図2には、このクーポン券発行画面の
一例を示す。このクーポン券発行画面に表示されている
クーポン券(10)には、コード化された利用者の個人
特定情報(11)が埋め込まれている。なお、これ以
降、利用者がクーポン券を利用する手順については、図
6を示して説明したのと同様である。
【0043】この利用者毎に一義的に定められた認証情
報を予め付与することにより、利用者はクライアント側
コンピュータ(20)を用いて、サーバ側コンピュータ
(30)に接続するつどに、個人特定情報を入力する必
要がなくなる。さらには、サーバ側コンピュータ(3
0)は、顧客DB(33)を整備することにより、様々
なマーケティング手法を用いてマーケティングを行うこ
とができる。
【0044】この他に、顧客(利用者)データベースが
整備され、顧客(利用者)に会員番号等の個人特定可能
な認証が付与されている場合には、この個人特定可能な
認証を、図5(a)の代わり図5(b)のような画面を
表示することでクライアント側の入力負荷を軽減させる
ことができる。また店舗側で顧客(利用者)データベー
スを作製している場合は、この顧客(利用者)データベ
ース(41)をサーバ側コンピュータに流用することも
できる。
【0045】さらに、顧客DB(33)や店舗側の顧客
DB(41)に記録されている複数の個人特定情報から
E−mailアドレスを読み出し、E−mailアドレ
スを用いて、サーバ側コンピュータ(30)や店舗に備
え付けられている情報処理端末からクライアント側コン
ピュータ(20)を利用している利用者に様々な商品、
サービス、クーポン券の情報を送信する。これにより、
利用者は受動的に新たな情報を得ることができる。ま
た、店舗側にとっても、利用者が利用したクーポン券か
ら得られる情報を基にしてマーケティング手法を活用
し、個々の顧客に適した商品やサービスの情報の提供が
できる。
【0046】なお、顧客(利用者)DBには、氏名、年
齢、E―mailアドレス等の他に、店舗側のニーズに
応じて適宜設けることは当然のことである。例えば、ア
クセスした日時を得るには、サーバ側コンピュータに利
用者がアクセスした情報をそのまま用いることが可能で
ある。
【0047】なお、本明細書において、物品やサービス
の購入や引換に用いるクーポン券及び小売業を想定して
顧客、店舗を主体にして記述したが、展示会入場券をネ
ットワーク上で発行する場合も同様である。この場合
は、クーポン券を展示会入場券、顧客を展示会入場者、
店舗を展示会主催者と読み替えることで、展示会主催者
は展示入場者のマーケティング手法を用いた顧客分析が
できる。また、各種の資格・検定試験の受験票をネット
ワーク上で発行する場合も同様であり、クーポン券を受
験票、顧客を受験者、店舗を受験主催者と読み替えれば
よい。
【0048】本実施例を実現させるため、券発行システ
ムに用いられる各々のクライアント側コンピュータ(2
0)やサーバ側コンピュータ(30)が処理する手順は
プログラムとして実現され、ソフトウェアとして利用さ
れる。この作成されたソフトウェアプログラムは、半導
体メモリ(ROM、RAMなど)、記録装置(ハードデ
ィスクなど)、フロッピー(登録商標)ディスク、DV
D−ROM、CD−ROMやMOなどの記録媒体に記録
されて、頒布されることが行われても良いし、通信によ
って提供されても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明のネットワークを介して発行され
る券に、個人特定情報を埋め込んだことにより、券を利
用・使用する人のマーケティグ分析が極めて容易とな
る。従って、どのような人が、どのような商品、サービ
スに関心を持っているか、顧客の的を絞って情報を提供
する、利用回数の多い顧客には値引き率を高める等の、
様々な販促活動ができる。
【0050】顧客データベースが整備され会員番号等の
認証情報で管理されている場合は、この会員番号等の個
人特定できる認証情報を入力し、この認証情報を顧客デ
ータベースと照合すれば、氏名、住所、年齢、性別、E
−mailアドレス等の個人情報を特定することが可能
となる。従って、利用者が券を要求する際、利用者の入
力負荷が軽減される。
【0051】更に、顧客データベースのE−mailア
ドレスを利用して、サーバ側コンピュータからクライア
ント側コンピュータに商品、サービスを、店舗側から能
動的に顧客の提案することができる。従って、利用者は
券発行サイトに自らアクセスする必要ななく、検索する
負荷等も軽減される。また、店舗側においても、マーケ
ティング分析の結果に基づき、利用者の的を絞って商品
を提供できるメリットがある。
【0052】個人特定情報をコード化することで、使用
者の個人情報が漏洩を防止することができ、使用者の抵
抗感が無くなると共に、店舗側においても読み取りが容
易となり読取エラーが無くなる。
【0053】更に、券の発行を要求しないまでも、利用
者が券発行サイトをアクセスした日時、回数等のアクセ
ス情報を顧客データベースに記憶することで、どのよう
な商品、サービスに関心を持っているか分析することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクーポン券が発行され、使用されるま
での一般的な流れに基づいたブロック図を示す。
【図2】クーポン券発行画面に個人識別情報を埋め込ん
た1例を示す平面図である。
【図3】2次元コードの1例を示す平面図である。
【図4】インタネットを利用してクーポン券を発行する
概念を説明する図である。
【図5】個人情報を入力する表示画面の1例であり、
(a)は個人情報を初めて入力する、(b)は会員認証
を入力する画面を示す。
【図6】クーポン券発行までのシーケンス図である。
【図7】クーポン券選択画面の1例を示す。
【符合の説明】
10…クーポン券 11…個人特定情報 20…クライアント側コンピュータ 21…プリンター 30…サーバ側コンピュータ 31…クーポン券テンプレート 32…コード化手段 33…顧客(利用者)データベース 34…Webサーバ 341…制御手段 342…券作成手段 35…アクセス情報 40…店舗 41…店舗側で作成した顧客(利用者)データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 亜紗子 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバ側コンピュータが不特定多数のクラ
    イアント側コンピュータとネットワークを介して接続し
    ているシステムにおいて、顧客(利用者)を特定しない
    場合は、 (1)クライアント側コンピュータから検索条件をサー
    バ側コンピュータに送信する。 (2)サーバ側コンピュータは検索条件に該当するホー
    ムページの券発行サイトを検索し、サービス内容等を記
    載した券発行画面データをクライアント側コンピュータ
    に送り返し、送り返された券発行画面と、券発行に必要
    な氏名、年齢、性別、住所、E―mailアドレス等の
    個人特定情報の入力を促す表示をクライアント側コンピ
    ュータに表示する。 (3)入力を促す表示に従ってクライアント側コンピュ
    ータに入力された個人特定情報をサーバ側コンピュータ
    に送り返す。サーバ側コンピュータで個人特定情報等を
    バーコード、2次元コード、数値データコード等でコー
    ド化し、このコード化符号と1対1に対応・関連付けて
    個人特定情報を顧客データベースに格納する。 (4)しかる後、コード化された個人特定情報を埋め込
    んだ券発行画面データをサーバ側コンピュータからクラ
    イアント側コンピュータに送信し、クライアント側コン
    ピュータは受信した画面をプリンターで印刷して券を出
    力する。少なくとも以上の手順で、券を発行することを
    特徴とする券の発行方法。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して利用者に券を発行す
    る券の発行方法において、 利用者の個人特定情報の入力を促し、利用者の個人特定
    情報を制御する工程と、 利用者の個人特定情報をコード化するコード化工程と、 利用者により選択された券のサンプル用データファイル
    に、このコード化工程により作成されたコード化された
    個人特定情報を埋め込み、券を作成する工程と、 作成された券を利用者に提供する工程と、少なくとも上
    記の工程からなることを特徴とする券の発行方法。
  3. 【請求項3】前記制御する工程は、少なくとも利用者か
    ら入力された利用者の個人特定情報を顧客データベース
    に記録することを含むことを特徴とする請求項2に記載
    の券の発行方法。
  4. 【請求項4】サーバ側コンピュータが不特定多数のクラ
    イアント側コンピュータとネットワークを介して接続し
    ているシステムにおいて、顧客(利用者)データベース
    が整備され会員番号等の認証情報で管理されている場合
    は、 (1)クライアント側コンピュータから検索条件をサー
    バ側コンピュータに送信する。 (2)サーバ側コンピュータは検索条件に該当するホー
    ムページの券発行サイトを検索し、サービス内容等を記
    載した券発行画面データをクライアント側コンピュータ
    に送り返し、送り返された券発行画面と、券発行に必要
    な会員番号等の認証情報の入力を促す表示をクライアン
    ト側コンピュータに表示する。 (3)クライアント側コンピュータに入力された認証情
    報をサーバ側コンピュータに送り返す。サーバ側コンピ
    ュータで顧客(利用者)データベースに格納されている
    認証情報に該当する個人特定情報を引き出すと共に、個
    人特定情報をバーコード、2次元コード、数値データコ
    ード等でコード化し、顧客(利用者)データベースに付
    加して格納する。 (4)しかる後、コード化された個人特定情報を埋め込
    んだ券発行画面データをサーバ側コンピュータからクラ
    イアント側コンピュータに送信し、クライアント側コン
    ピュータは受信した画面を印刷して券を出力する。少な
    くとも以上の手順で、券を発行することを特徴とする券
    の発行方法。
  5. 【請求項5】ネットワークを介して利用者に券を発行す
    る券の発行方法において、 予め利用者に提供されている個人識別可能な認証情報の
    入力を促し、この認証情報に基づいて予め記録されてい
    る個人特定情報を顧客データベースから読み出し、制御
    する工程と、 この利用者の個人特定情報をコード化するコード化工程
    と、 利用者により選択された券のサンプル用データファイル
    に前記コード化工程により作成されたコード化された個
    人特定情報を埋め込み、券を作成する工程と、作成され
    た券を利用者に提供する工程と、 少なくとも以上の工程からなることを特徴とする券の発
    行方法。
  6. 【請求項6】サーバ側コンピュータが不特定多数のクラ
    イアント側コンピュータとネットワークを介して接続し
    ているシステムにおいて、顧客(利用者)データベース
    が整備され、サーバ側コンピュータからクライアント側
    コンピュータに券の要否を提案する場合は、 (1)サーバ側コンピュータから顧客(利用者)データ
    ベースに格納されてE―mailアドレスを読み出し、
    クライアント側コンピュータにサービス内容等を記載し
    た券発行画面をクライアント側コンピュータに送り出
    す。 (2)クライアント側コンピュータにおいて、券を入手
    しようとする場合には、券発行に必要な会員番号等の認
    証情報を入力し、サーバ側コンピュータに送り返す。 (3)サーバ側コンピュータでデータベースに格納され
    ている認証情報に該当する個人特定情報を引き出すと共
    に、バーコード、2次元コード、数値データコード等で
    コード化して、顧客(利用者)データベースに格納す
    る。 (4)しかる後、コード化された個人特定情報を埋め込
    んだ券発行画面データをサーバ側コンピュータからクラ
    イアント側コンピュータに送信し、クライアント側コン
    ピュータは受信した画面を印刷して券を出力する。以上
    の手順で、クーポン券を発行することを特徴とする券の
    発行方法。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して利用者に券を発行す
    る券の発行方法において、 予め利用者に提供されている顧客データベースに格納さ
    れている個人特定情報からE-mailアドレス及びコ
    ード化された個人特定情報を呼び出し、制御する工程
    と、 サーバ側コンピュータからクライアント側コンピュータ
    に券の発行表示画面を表示し利用者に券の選択を促す工
    程と、 利用者により選択された券のサンプル用データファイル
    に、このコード化された個人特定情報を埋め込み、券を
    作成する工程と、 作成された券を利用者に提供する工程と、 少なくとも以上の工程からなることを特徴とする券の発
    行方法。
  8. 【請求項8】サーバ側コンピュータが不特定多数のクラ
    イアント側コンピュータとネットワークを介して接続し
    ているシステムでおいて、(a)クライアント側コンピ
    ュータに検索条件を入力する入力手段と、(b)検索さ
    れたサイトに券発行画面を表示させるための券テンプレ
    ート、個人特定情報をコード化するコード化手段と、ク
    ライアント側コンピュータから入力された個人特定情報
    を制御する制御手段と、この個人特定情報を顧客データ
    ベースとして記憶する記憶手段と、券テンプレートに前
    記コード化手段で作成したコードを埋め込み券を作成す
    る券作成手段とを備するサーバ側コンピュータと、
    (d)サーバ側コンピュータからクライアント側コンピ
    ュータに送信された券表示画面を顧客が使用するために
    券を印刷する印刷手段と、 を少なくとも具備することを特徴とするネットワークを
    介して接続した券の発行システム。
  9. 【請求項9】物品やサービスの購入や引き換えに用いる
    券において、 券には、少なくとも顧客データベースと対応・関連付け
    られたコード化された個人特定情報が表示されているこ
    とを特徴とする券。
  10. 【請求項10】前記コード化が、少なくともバーコー
    ド、2次元コード、数値データコードのいずれかで行わ
    れていることを特徴とする請求項9に記載の券。
  11. 【請求項11】利用者が操作する一又は複数のクライア
    ント側コンピュータとネットワークを介して接続され
    る、券を発行するサーバ側コンピュータにおいて、 利用者の個人特定情報の入力を促し、利用者の個人特定
    情報を制御する制御手段と、 利用者の個人特定情報をコード化するコード化手段と、 利用者により選択された券の券テンプレートに、このコ
    ード化手段により作成されたコード化された個人特定情
    報を埋め込む券作成手段と、作成された券をクライアン
    ト側コンピュータに送信する送受信手段と、 を備えたことを特徴とするサーバ側コンピュータ。
  12. 【請求項12】前記制御手段は、少なくとも利用者から
    入力された利用者の個人特定情報を顧客データベースに
    記録することを含むことを特徴とする請求項11に記載
    のサーバ側コンピュータ。
  13. 【請求項13】利用者が操作する一又は複数のクライア
    ント側コンピュータとネットワークを介して接続され
    る、券を発行するサーバ側コンピュータにおいて、 予め利用者に提供されている個人識別可能な認証情報の
    入力を促し、この認証情報に基づいて予め記録されてい
    る個人特定情報を顧客データベースから読み出し、制御
    する制御手段と、 この利用者の個人特定情報をコード化するコード化手段
    と、 利用者により選択された券の券テンプレートに前記コー
    ド化手段により作成されたコード化された個人特定情報
    を埋め込む券作成手段と、作成された券をクライアント
    側コンピュータに送信する送受信手段と、を備えたこと
    を特徴とするサーバ側コンピュータ。
  14. 【請求項14】利用者が操作する一又は複数のクライア
    ント側コンピュータとネットワークを介して接続され、
    券を発行するサーバ側コンピュータにおいて、 予め利用者に提供されている顧客データベースから個人
    特定情報のE−mailアドレス及びコードを読み出
    し、制御する制御手段と、 クライアント側コンピュータに券の発行表示画面を送信
    する送信手段と、利用者に券の選択を促す選択手段と、 利用者により選択された券の券テンプレートに、このコ
    ード化された個人特定情報を埋め込む券作成手段と、 作成された券をクライアント側コンピュータに送信する
    送受信手段と、を備えたことを特徴とするサーバ側コン
    ピュータ。
  15. 【請求項15】ネットワークを介して利用者に券を発行
    する券の発行方法において、 利用者の個人特定情報の入力を促し、利用者の個人特定
    情報を制御する工程と、 利用者の個人特定情報をコード化するコード化工程と、 利用者により選択された券の券テンプレートに、このコ
    ード化工程により作成されたコード化された個人特定情
    報を埋め込み、券を作成する工程と、 作成された券を利用者に提供する工程と、を少なくとも
    実行させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】ネットワークを介して利用者に券を発行
    する券の発行方法において、 利用者の個人特定情報の入力を促し、利用者の個人特定
    情報を制御する工程と、 利用者の個人特定情報をコード化するコード化工程と、 利用者により選択された券の券テンプレートに、このコ
    ード化工程により作成されたコード化された個人特定情
    報を埋め込み、券を作成する工程と、作成された券を利
    用者に提供する工程と、 を少なくとも実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015146197A (ja) * 2015-03-02 2015-08-13 フェリカネットワークス株式会社 情報処理システム、管理情報処理装置、およびプログラム
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