JP2002215966A - 電子商取引システム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

電子商取引システム、情報処理装置及び情報処理方法

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JP2002215966A
JP2002215966A JP2001008248A JP2001008248A JP2002215966A JP 2002215966 A JP2002215966 A JP 2002215966A JP 2001008248 A JP2001008248 A JP 2001008248A JP 2001008248 A JP2001008248 A JP 2001008248A JP 2002215966 A JP2002215966 A JP 2002215966A
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merchandise
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JP2001008248A
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Takeshi Kitahata
豪 北畑
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信事業者を通じて商品販売事業者から安全
かつ手軽に買い物をできるようにすると共に、従来のカ
タログ通信販売に比べて商品販売を促進できるようにす
る。 【解決手段】 光学的に情報が読取り可能であって、当
該商品に関連した商品情報を見出すための被識別情報D
xを付加した任意の有体物2と、この有体物2から被識
別情報Dxを光学的に読み取って商品情報D1を解読す
る情報処理装置11と、この情報処理装置11により解
読された商品情報D1に基づいて当該商品の販売を管理
する販売管理装置12を備えるものである。この構成に
よって、商品購入希望者3は、新聞や雑誌等に商品と共
に印刷される二次元コード等の被識別情報Dxを撮影す
るだけで、従来のカタログ通信販売に比べて、より安全
かつ、より手軽に買い物ができるため、従来例に比べて
商品販売を促進することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の通信基盤を
応用した通信販売促進システムに適用して好適な電子商
取引システム、情報処理装置及び情報処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置及びインターネット
の発達に伴い、このインターネット上で電子商取引きを
行われるようになってきた。この種の電子商取引システ
ムとしては、技術文献である特開平9−330354号
公報に「通信ネットを利用した物流システム」が開示さ
れている。
【0003】この電子商取引システムによれば、まず、
商品購入希望者によってインターネット上で電子商品カ
タログから商品が選択されると、購入条件を確認した後
に、一般電話回線から会員制の専用ネット回線へ電話回
線が接続し直される。この専用ネット回線には情報デー
タベースの他に全国の商品販売事業者を管理するセンタ
ーサーバが接続されており、この商品販売事業者へ商品
の発注がなされる。
【0004】このセンターサーバ傘下には地域毎に独立
して存在する受・発注サーバ、メーカーサーバ及び物流
管理サーバが接続されており、電子商品カタログ上で選
択した商品が運送事業者によって最寄りのコンビニエン
スストア等に配達するようになされる。商品購入希望者
はパーソナルコンピュータのモニタ画面上で商品の流通
経路を追跡・確認できるようになされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例に係
る電子商取引システムによれば、以下のような問題があ
る。 インターネット上の電子商品カタログにはダウンロ
ード時間及びデータ量を少なくするために限られた商品
のみしか掲載されず、通信販売として扱える対象商品が
少ない。 商品のインターネット上の購入時には、まず、商品
購入希望者がパーソナルコンピュータを起動し、その商
品の専用ネット回線とパーソナルコンピュータとを接続
し直してから商品販売事業者へ注文しなければならな
い。商品購入希望者における処理時間が長くなる。 悪意の利用者が第三者のパスワードを盗用して解析
することにより商品購入希望者が全く希望しない商品が
いつの間にか届いてしまうおそれがある。
【0006】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、通信事業者を通じて商品販売
事業者から、より安全かつ、より手軽に買い物をできる
ようにすると共に、従来のカタログ通信販売に比べて商
品販売を促進できるようにした電子商取引システム、情
報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、光学的
に情報が読取り可能であって、当該商品に関連した商品
情報を見出すための被識別情報を付加した任意の有体物
と、この有体物から被識別情報を光学的に読み取って商
品情報を解読する情報処理装置と、この情報処理装置に
より解読された商品情報に基づいて当該商品の販売を管
理する販売管理装置とを備えることを特徴とする電子商
取引システムによって解決される。
【0008】本発明に係る電子商取引システムによれ
ば、光学的に情報が読取り可能な被識別情報を付加した
任意の有体物が予め準備されることを前提にして、この
有体物から被識別情報が情報処理装置を使用して光学的
に読み取られ、この被識別情報から当該商品に関連した
商品情報が解読されると、この商品情報に基づいて販売
管理装置では当該商品の通信販売を管理するようになさ
れる。
【0009】従って、商品購入希望者は例えば、新聞や
雑誌等に商品と共に印刷される二次元コード等の被識別
情報を撮影するだけで、従来のカタログ通信販売による
電子商取引システムに比べて、より安全に、かつ、より
手軽に買い物をすることができる。更に、商品販売事業
者では従来のカタログ通信販売に比べて商品の販売促進
を図ることができる。
【0010】しかも、当該システムでは従来のカタログ
販売のように商品番号を書き写すことが不要になり、読
取りミスがない。有体物に表現されていないその商品の
詳しい情報内容をも情報配信によって入手できる。更
に、通信販売契約時に、面倒な手続きを踏まなくても済
む。表示画面に出力された質問に答える形式で対応する
ようになされるので、簡単操作で商品の注文をリアルタ
イムに行うことができる。
【0011】本発明に係る情報処理装置は任意の有体物
に付加された被識別情報を読み取って情報処理する装置
であって、有体物の被識別情報を撮影する撮像手段と、
この撮像手段により撮影された被識別情報から商品情報
を解読する制御装置と、この制御装置により解読された
商品情報を通信事業者へ送信し、及び、その商品情報に
関連した商品情報内容をその通信事業者から受信する通
信手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】本発明に係る情報処理装置によれば、当該
商品が掲載された広告物や、その商品見本や食料品見本
などの有体物に付加された被識別情報を読み取って情報
処理する場合に、撮像手段によって有体物の被識別情報
が撮影されると、この撮像手段により撮影された被識別
情報から、制御装置によって商品情報が解読される。こ
の制御装置により解読された商品情報は通信手段によっ
て通信事業者へ送信され、この商品情報に関連した商品
情報内容が通信事業者から受信される。
【0013】従って、商品購入希望者は新聞や雑誌等に
商品と共に印刷される二次元コード等の被識別情報を撮
影するだけで、従来のカタログ通信販売による電子商取
引システムに比べて、より安全に、かつ、より手軽に買
い物をすることができる。更に、商品販売事業者では従
来のカタログ通信販売に比べて商品の販売促進を図るこ
とができる。
【0014】本発明に係る情報処理方法は光学的に情報
が読取り可能であって、当該商品に関連した商品情報を
見出すための被識別情報を販売事業者側で任意の有体物
に付加し、商品購入希望者側では有体物から被識別情報
を光学的に読み取って解読し、その後、解読された商品
情報に基づいて商品販売事業者と商品購入希望者との間
で通信販売処理を実行することを特徴とするものであ
る。
【0015】本発明に係る情報処理方法によれば、当該
商品が掲載された広告物や、その商品見本や食料品見本
などの有体物に付加された被識別情報を読み取って情報
処理する場合に、商品購入希望者は新聞や雑誌等に商品
と共に印刷される二次元コード等の被識別情報を撮影す
るだけで、従来のカタログ通信販売による電子商取引シ
ステムに比べて、より安全に、かつ、より手軽に買い物
をすることができる。更に、商品販売事業者では従来の
カタログ通信販売に比べて商品販売を促進することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る電子商取
引システム、情報処理装置及び情報処理方法の一実施の
形態について、図面を参照しながら説明をする。 (1)実施形態 図1は本発明に係る実施形態としての電子商取引システ
ム10の構成例を示すブロック図である。この実施形態
では、該当商品が掲載された広告物や、その商品見本、
食料品見本などの有体物から被識別情報を光学的に読み
取って商品情報を解読する情報処理装置を備え、この商
品情報に基づいて販売管理装置により当該商品を通信販
売管理するようにして、新聞や雑誌等に商品と共に印刷
される二次元コード等の被識別情報を商品購入希望者が
撮影するだけで、従来のカタログ通信販売に比べて、よ
り安全かつ、より手軽に買い物をできるようにすると共
に、カタログ通信販売に比べて商品販売を促進できるよ
うにしたものである。
【0017】図1に示す電子商取引システム10では予
め、光学的に情報が読取り可能であって、当該商品1に
関連した商品情報D1を見出すための被識別情報Dxを
付加した任意の有体物2が準備される。有体物2は商品
カタログや、商品見本、食料品見本などが対象となる。
これらは商品販売事業者5によって準備される。この被
識別情報Dxには白黒パターンを有した二次元コードが
使用される。
【0018】このシステム10で商品購入希望者3の個
々に予め情報処理装置11が準備され、この有体物2か
ら被識別情報Dxを光学的に読み取って商品情報D1を
解読するようになされる。情報処理装置11にはデジタ
ルカメラ付きの携帯電話機が使用され、被識別情報Dx
を撮影して商品情報D1を解読するようになされる。商
品情報D1はその商品1の名称や型番であり、商品販売
に関する情報量が少ない。
【0019】また、電子商取引システム10では通信事
業者4に販売管理装置12が備えられ、商品購入希望者
3の情報処理装置11と通信処理がなされ、この情報処
理装置11により解読された商品情報D1に基づいて当
該商品1の販売を管理するようになされる。販売管理装
置12は少なくとも、通信手段13、データベース14
及び制御装置15を有している。
【0020】通信手段13では商品購入希望者3の情報
処理装置11と通信事業者4との間で情報通信処理が行
われる。通信手段13には制御装置15が接続されると
共に、制御装置15にはデータベース14が接続されて
いる。このデータベース14には予め商品販売事業者5
から登録される該当商品1に関連した商品情報内容D0
が格納される。制御装置15では通信手段13によって
受信された商品情報D1に基づいてデータベース14か
ら当該商品1に関連した商品情報内容D0を読み出すよ
うになされる。その後、制御装置15は情報処理装置1
1へ当該商品1に関連した商品情報内容D0を送信し、
通信販売契約が成立した場合、商品販売事業者5へ当該
商品1を発注するようになされる。
【0021】もちろん、商品販売事業者5には図示しな
い販売事業用の端末装置が設けられ、通信手段13を通
じて通信事業者4と通信処理がなされる。この例で販売
管理装置12は商品販売事業者5から通信事業者4へ登
録される該当商品1に対して被識別情報Dxが予め商品
販売事業者5に付与される。上述の有体物2に関して任
意の広告物を適用した場合は、この広告物には複数の商
品1及びその商品1の被識別情報Dxが印刷され、この
被識別情報Dxを撮影し解読して得た商品情報D1に基
づいてその商品1の通信販売を実行するようになされ
る。従来方式の商品カタログ通信販売の機能向上を図る
ことができる。
【0022】また、有体物2に関して任意の商品見本を
適用した場合、この商品見本には当該商品1の被識別情
報Dxが付加され、この被識別情報Dxを撮影し解読し
て得た商品情報D1に基づいて商品販売を実行するよう
になされる。商品見本を一カ所に集めた商品陳列施設な
どにおいて商品1の通信販売の促進を図ることができ
る。
【0023】更に、有体物2に関して任意の食料品見本
を適用した場合、この食料品見本には当該食料品の被識
別情報Dxが付加され、この被識別情報Dxを撮影し解
読して得た商品情報D1に基づいて食料品販売を実行す
るようになされる。食料品見本を一カ所に集めた食料品
陳列施設(大規模な社員食堂)などにおいて食料品現地
販売の促進および単位月毎の決済の自動化を図ることが
できる。
【0024】この例で販売管理装置12が商品購入希望
者3の指定の通信料預金口座を管理する場合であって、
販売管理装置12は商品購入希望者3の当月分の通信料
及び、通信販売に係る商品代金を指定の預金口座から引
き落とすと共に、商品代金から所定の手数料を差し引い
た残代金の商品販売事業者5への送金指示するようにな
される。
【0025】この例で商品購入希望者3の認証には携帯
電話機の電話番号とその商品購入希望者3のパスワード
とを適用する。これら電話番号とパスワードとを適用す
るこにより、個人の認証がより確実なものとなる。ま
た、電話会社等の通信事業者4は商品購入希望者(顧
客)3の住所や銀行口座などの個人情報を予め保有して
いるため、それらの個人情報の入力を省くことができ
る。
【0026】続いて、本発明に係る実施形態としての情
報処理方法について電子商取引システム10における処
理例を説明する。図2は電子商取引システム10におけ
る処理例を示すフローチャートである。この電子商取引
システム10では被識別情報Dxを読み取って商品情報
D1を解読できるデジタルカメラ付きの携帯電話機等の
情報処理装置11が予め準備され、商品購入希望者3の
個々が所持していることを前提とする。また、商品販売
事業者5から通信事業者4へ登録される該当商品1に対
して被識別情報Dxが予め商品販売事業者5に付与され
ている場合を想定する。
【0027】これを前提にして図2に示すフローチャー
トのステップA1で商品販売事業者5側では、当該商品
1に関連した商品情報D1を見出すための被識別情報D
xを任意の有体物2に付加される。この被識別情報Dx
には白黒パターンを有した二次元コードが使用される。
有体物2は新聞や、雑誌、商品カタログ、商品見本、食
料品見本などが対象となる。有体物2が書籍の場合はそ
の書籍内に二次元コードを一緒に印刷するようになされ
る。有体物2が商品見本や、食料品見本などの場合は二
次元コードを印刷したラベルをこれら有体物2に貼付す
るとよい。
【0028】その後、ステップA2で商品購入希望者3
側では有体物2から被識別情報Dxを光学的に読み取っ
て解読する。有体物2は従来方式と同様にして商品カタ
ログ等の書籍を入手したり、商品陳列施設に出向して直
接確認可能な商品見本が対象となる。被識別情報Dxは
デジタルカメラ付きの携帯電話機等により読み取られ、
その商品1の名称や型番などの商品情報D1が解読され
る。
【0029】そして、ステップA3に移行して先に解読
された商品情報D1に基づいて商品販売事業者5と商品
購入希望者3との間で通信販売処理を実行する。例え
ば、通信事業者4ではステップA31で商品購入希望者
3からの商品情報D1が受信される。その後、販売管理
装置12ではステップA32に移行して商品情報D1を
アドレスにしてデータベース14からその商品1に関連
した商品情報内容D0が読み出される。
【0030】この商品情報内容D0は販売管理装置12
から商品購入希望者3の情報処理装置11へ送信され
る。商品購入希望者3側では、この商品情報内容D0を
確認してステップA34で通信販売契約が締結される。
商品購入希望者3の認証には携帯電話機の電話番号とそ
の商品購入希望者3のパスワードとが適用される。その
後、ステップA35に移行して、通信事業者4は商品販
売事業者5へその商品1の発注指示するようになされ
る。
【0031】そして、ステップA4に移行して商品販売
事業者5側ではその商品1を商品購入希望者3に配送す
る。これと共に、通信事業者4では例えば、販売管理装
置12によって、商品購入希望者3の当月分の通信料及
び、通信販売に係る商品代金を指定の預金口座から引き
落とす。その後、商品代金から所定の手数料を差し引い
た残代金を商品販売事業者5へ送金指示するようになさ
れる。
【0032】このように、本発明に係る電子商取引シス
テム10によれば、光学的に情報が読取り可能な被識別
情報Dxを付加した任意の有体物2が予め準備されるこ
とを前提にして、この有体物2から被識別情報Dxが情
報処理装置11を使用して光学的に読み取られ、この被
識別情報Dxから当該商品1に関連した商品情報D1が
解読されると、この商品情報D1に基づいて販売管理装
置12では当該商品1の通信販売を管理するようになさ
れる。
【0033】従って、商品購入希望者3は例えば、新聞
や雑誌等に商品1と共に印刷される二次元コード等の被
識別情報Dxを撮影するだけで、従来のカタログ通信販
売による電子商取引システムに比べて、より安全に、か
つ、より手軽に買い物をすることができる。また、通信
事業者4を通じて商品販売事業者5から安全かつ手軽に
買い物ができるため、従来のカタログ通信販売に比べて
商品販売を促進することができる。因みに、従来方式の
ように複雑な商品名、型番を覚えて販売店に買いに行か
なくてもすぐに商品購入が可能となる。
【0034】しかも、当該システム10では従来のカタ
ログ通信販売のように商品番号を書き写して葉書に記述
したり、復唱して電話注文することが不要になり、注文
ミスが無くなる。商品カタログ等に表現されていないそ
の商品1の詳しい情報内容をも情報配信によって簡単に
入手できる。更に、通信販売契約時に、面倒な手続きを
踏まなくても済む。携帯電話機等の表示画面に出力され
た質問に答える形式で対応するようになされるので、簡
単操作で商品1の注文をリアルタイムに行うことができ
る。
【0035】(2)実施例 図3は本発明に係る実施例としての通信販売促進システ
ム100の構成例を示す斜視図である。この通信販売促
進システム100では、予め通信販売対象となる複数の
商品1を掲載した商品カタログ20が準備されると共
に、この商品カタログから被識別情報Dxの一例となる
二次元パターンコードを光学的に読み取って商品情報D
1を解読するデジタルカメラ付き携帯電話機101が準
備される。
【0036】図3に示す通信販売促進システム100で
は予め商品販売事業者5から商品購入希望者3へ商品カ
タログ20が無料で配布される。もちろん、商品販売事
業者5には図示しない販売事業用の端末装置が設けら
れ、通信事業者4と通信処理がなされる。この例で通信
事業者4は商品販売事業者5から予め登録される該当商
品1に対して二次元パターンコード50を付与するよう
になされる。
【0037】また、商品購入希望者3では商品カタログ
20を見てカタログ上に気に入った商品1がある場合に
は、携帯電話機101のデジタルカメラを使用してその
商品1の二次元パターンコード50を撮し取るようにな
される。この例でデジタルカメラ31は携帯電話機10
1の裏面側に設けられている(内蔵タイプ)。例えば、
バッテリー収納部の上部位にデジタルカメラ31のレン
ズが見えるようになされる。このレンズの隣には自分撮
り用の鏡が設けられる。
【0038】この携帯電話機内部では二次元パターンコ
ード50を解読して商品情報D1を見出すようになされ
る。この商品情報D1は携帯電話機101の無線通信機
能を利用して通信事業者4の図示しない通信販売管理装
置に送信され、当該商品1を通信販売管理するようにな
される。通信事業者4では商品情報D1に基づいて当該
商品1に関連した商品情報内容D0が読み出され、その
後、商品購入希望者3の携帯電話機101へこの商品情
報内容D0が送信される。商品購入希望者3と商品販売
事業者5との間で通信販売契約がなされる。
【0039】この例で商品購入希望者3の認証には携帯
電話機101の電話番号とその商品購入希望者3のパス
ワードとが適用される。これら電話番号とパスワードと
を適用することにより、個人の認証がより確実なものと
なる。この契約が成立すると、通信事業者4は商品販売
事業者5へ当該商品1を発注するようになされる。この
発注を受けて商品販売事業者5は商品購入希望者3へ商
品(実物)1’を配送するようになされる。
【0040】また、電話会社等の通信事業者4は商品購
入希望者(顧客)3の住所や銀行口座などの個人情報を
予め保有しているため、それらの個人情報の入力を省く
ことができる。この例で金融事業者6が通信事業者4の
委託を受けて、商品購入希望者3の指定の通信料預金口
座を管理する場合であって、金融事業者6は通信事業者
4から決済通知を受理すると、商品購入希望者3の当月
分の通信料及び、通信販売に係る商品代金を指定の預金
口座から引き落とす。これと共に、金融事業者6では商
品代金から所定の手数料を差し引いた残代金を商品販売
事業者5の口座に振り込むようになされる。
【0041】これにより、商品購入希望者3は商品カタ
ログ20に商品1と共に印刷される二次元パターンコー
ド50を撮影するだけで、通信事業者4を通じて商品販
売事業者5から安全かつ手軽に気に入った商品を購入す
ることができる。商品販売事業者では従来のカタログ通
信販売に比べて商品販売を促進することができる。
【0042】続いて、通信販売促進システム100で使
用する二次元パターンコード50及び商品カタログ20
について説明をする。図4は二次元パターンコード50
の構成例を示すイメージ図である。図5は二次元パター
ンコード50を印刷した商品カタログ20の構成例を示
すイメージ図である。
【0043】この実施例では図4に示す二次元パターン
コード50を使用して商品情報D1が見出されるもので
ある。二次元パターンコード50は少なくとも、白地に
黒で印刷されたn行×n列の白黒マトリクスと、その白
黒マトリクスと同じ太さの黒枠部51から成る。この例
では黒枠部51で囲まれた5×5画素がコード領域部5
2であり、この25画素のうち、図4に示す13画素が
黒で塗りつぶされている。二次元パターンコード50は
24ビットで1,677万通りのパターンが存在する
(サイバーコード)。
【0044】この二次元パターンコード50は図5に示
す商品1と共に商品カタログ20に印刷される。商品カ
タログ20は小冊子にまとめられ、1頁に一商品あるい
は1頁に多商品が印刷されている。二次元パターンコー
ド50は商品毎に構成が異なっており、例えばその商品
の印刷位置の斜め右下当たりに印刷される。もちろん、
これに限られることはない。
【0045】図4や図5に示す二次元パターンコード5
0は通常のデジタルカメラ(CCD撮像装置)で撮像さ
れる。この例でデジタルカメラから出力される二次元マ
トリクスコード50による撮像信号(輝度信号)は携帯
電話機内の中央演算装置又は専用の画像処理部によって
画像処理され、輝度信号を比較器を通して論理回路等で
デコードすることにより商品情報D1が求められる。
【0046】例えば、画像処理部では前処理が施され
る。この処理では、まず、取得画像が適当な閾値で2値
化される。パターンコード50部分は白地に黒で印刷さ
れているので、固定閾値によって、かなり安定的に背景
画像とコード領域部52とを分離することができる。次
に、黒ピクセルの連結領域毎にラベル付けが施される。
二次元パターンコード50の黒枠部51はラベル付けさ
れた連結領域のいずれかに含まれることとなる。従っ
て、連結領域の外接四角形の大きさと縦横比を考慮し
て、コード領域部52が含まれている可能性の低い背景
画像(領域)は除去するようになされる。
【0047】その後、前処理の結果得られた連結領域の
各要素に対してパターンコード50枠の当てはめを行
う。例えば、外接四角形の各辺から内側に向かって、黒
領域を探索し、黒枠部51の点列を得る。この点列に対
して最小二乗法で線分を当てはめる。その後、当該二次
元パターンコード50に与えられたコード領域部52を
認識し、このコード領域部52から固有の商品情報D1
がデコードされる。
【0048】続いて、通信販売促進システム100で使
用するデジタルカメラ付きの携帯電話機101の内部構
成例について説明をする。図6は携帯電話機101の内
部構成例を示すブロック図である。
【0049】この実施例では通常の無線通信モードの他
に通信販売モードが準備される。通信販売モードとは商
品カタログ20内の二次元パターンコード50を読み取
って通信事業者4を通じ商品販売事業者5から商品を購
入する情報処理動作をいう。
【0050】図6に示す携帯電話機101は情報処理装
置の一例であり、図5で説明した商品カタログ20内の
二次元パターンコード50を読み取って通信販売モード
を実行するものである。携帯電話機101には撮像手段
の一例となるデジタルカメラ31が設けられ、商品カタ
ログ20の二次元パターンコード50を撮影するように
なされる。デジタルカメラ31は携帯電話機101に内
蔵されるものでも、また、外付けされるデジタルカメラ
であってもよい。デジタルカメラ31は画像の他に二次
元パターンコード50を撮影できるものであればよい。
【0051】外付けタイプはイヤホンジャックに接続し
て使用され、その大きさは30×32×16mm程度を
有している。デジタルカメラ31は解像度が10万画素
程度であり、1/4型MOSタイプのイメージセンサが
使用される。レンズは固定焦点で撮影距範囲は30cm
〜∞である。撮影画像のサイズは縦が72ドット、横が
96ドット程度である。もちろんデジタルカメラ31は
自動露出制御、自動ホワイトバランス機能付きのものが
好ましい。
【0052】このデジタルカメラ31には内部バス38
が接続されており、この内部バス38には、制御装置の
一例となるCPU33が接続されている。CPU33で
はデジタルカメラ31により撮影された二次元パターン
コード50から商品情報D1を解読するようになされ
る。もちろん、CPU33は無線通信モードも実行す
る。
【0053】この内部バス38には無線通信手段を構成
する無線受信部41、受信信号処理部42、送信信号処
理部43及び無線送信部44などが接続され、通信販売
モードではCPU33により解読された商品情報D1を
通信事業者4へ送信し、及び、その商品情報D1に関連
した商品情報内容D0をその通信事業者4から受信する
ようになされる。無線受信部41及び無線送信部44に
はアンテナ共用器45が接続されてアンテナ26に接続
されている。
【0054】つまり、通信販売モードでは内部バス38
に接続された送信信号処理部43によって、商品情報D
1が符号化されて圧縮される。符号化後の商品情報圧縮
データは送信信号処理部43から無線送信部44へ出力
される。無線送信部44ではCPU33からの制御メッ
セージと商品情報圧縮データとが合成され更に誤り訂正
符号が付加される。
【0055】この符号付加後の送信情報は変調される。
変調後の送信情報はデジタル・アナログ変換される。変
換後の送信信号は中間周波数の送信信号に変換された後
に増幅される。搬送周波数の信号は増幅後の送信信号に
より変調され電力増幅されてアンテナ26から通信事業
者4の無線基地局に向けて輻射される。
【0056】通常の無線通信モードでは、送信信号処理
部43に接続されたマイクロホン28により自己の音声
信号が集音されると、この音声信号が増幅された後にア
ナログ・デジタル変換される。変換後の音声情報は符号
化されて圧縮される。符号化後の音声圧縮データは送信
信号処理部43から無線送信部44へ出力される。
【0057】無線送信部44ではCPU33からの制御
メッセージと音声圧縮データとが合成され更に誤り訂正
符号が付加される。符号付加後の送信情報は変調され
る。変調後の送信情報はデジタル・アナログ変換され
る。変換後の送信信号は中間周波数の送信信号に変換さ
れた後に増幅される。搬送周波数の信号は増幅後の送信
信号により変調され電力増幅されてアンテナ26から無
線基地局に向けて輻射される。
【0058】また、通信事業者4からのその商品情報D
1に関連した商品情報内容D0を受信する場合は、アン
テナ26で受信した無線電波がアンテナ共用器45によ
り送信信号と分離されて所定の搬送周波数の受信信号の
みが選択される。受信信号は無線受信部41で低ノイズ
アンプなどにより高周波増幅される。増幅後の受信信号
は局部発信周波数の信号と混合され、この混合信号から
中間周波数の受信信号が分離される。受信信号は中間増
幅器で増幅された後に直交復調処理が施される。その直
交復調後の受信信号はアナログ・デジタル変換されてデ
ジタルの受信情報となる。
【0059】この受信情報から制御メッセージ及び商品
情報内容D0が復調された後に誤り訂正される。制御メ
ッセージはCPU33に出力される。この商品情報内容
D0は無線受信部41から受信信号処理部42に出力さ
れる。受信信号処理部42では商品情報内容D0が復号
化されて伸長される。伸長後の商品情報内容D0はデジ
タル・アナログ変換された後に増幅されてRAM36に
一次記憶される。RAM36に格納された商品情報内容
D0はCPU33の読出し制御を受けるようになされ
る。
【0060】通常の無線通信モードでは、上述の受信情
報から制御メッセージ及び音声圧縮データが復調された
後に誤り訂正される。制御メッセージはCPU33に出
力される。この音声圧縮データは無線受信部41から受
信信号処理部42に出力される。受信信号処理部42で
は音声圧縮データが復号化されて伸長される。伸長後の
音声情報はデジタル・アナログ変換された後に増幅され
て受話器用のスピーカ24から出力される。この受信信
号処理部42には背面用のスピーカ32が接続され、着
信時に「ピッ、ピッ、ピッ・・・」という擬声音で着呼
するようになされる。
【0061】内部バス38には記憶手段の一例となるE
EPROM36が接続され、通信販売モードや無線通信
モードなどを実行するための制御プログラムや、着信件
数及び相手方の名前を記憶するようになされる。EEP
ROM36には短縮ダイヤルなどの電話番号も記録され
る。更に、内部バス38にはROM34が接続され、携
帯電話機101の全体を制御するための各々の制御プロ
グラムCPが記憶されている。
【0062】制御プログラムCPに関しては液晶ディス
プレイ23の表示制御や、送信信号処理43、無線送信
部44などの通信モデムを使用した送信処理の制御手
順、無線受信部41、受信信号処理42などの通信モデ
ムを使用した受信処理の制御手順が記述されている。制
御プログラムCPの格納にはROM34の他にEEPR
OM36を使用してもよい。バージョンアップ時に制御
プログラムCPの書き換えが可能となることによる。
【0063】更に、内部バス38には液晶ディスプレイ
23、RAM35及び外部I/Oインタフェース37が
接続されている。液晶ディスプレイ23は表示手段の一
例であり、商品情報内容D0を表示するようになされ
る。しかも、液晶ディスプレイ23では通信販売契約時
に、通信契約内容の質問に答える形式で対応するように
なされる。もちろん、制御プログラムCPに基づく、相
手方や自局の電話番号や、相手方からのメッセージ、相
手方へ送信する文字情報、各種イベント情報内容などを
表示するようになされる。
【0064】RAM35はワーキングメモリとして使用
され、商品情報D1に関連した商品情報内容D0を記憶
するようになされる。もちろん、RAM35には無線受
信部41による制御メッセージや不在時のメッセージな
どの文字情報が一時記録される。
【0065】また、CPU33にはI/Oインタフェー
ス部39が接続され、更にI/Oインタフェース部39
には操作ボタン25及びキーアレイ27が接続されてい
る。操作ボタン25には十字キーなどのファンクション
キーが取り付けられ、通信販売モード実行時に、液晶デ
ィスプレイ23に表示された表示画面で通信販売契約に
関して「する」又は「しない」の選択や、商品情報内容
D0の「確認」などに使用される。キーアレイ27は電
話番号やパスワードなどを入力するときに使用される。
【0066】内部バス38には外部I/Oインタフェー
ス37が接続されており、図示しない外部装置用のUS
B端子などに至り、外付けのパソコンや、外付けのIC
カード、通信モデムを使用した情報処理が拡張できるよ
うになされている。キー情報の制御プログラムCPを書
き換える場合などに便利である。
【0067】もちろん、これらの機能処理回路には電源
部93が接続されており、電源スイッチSWをオンする
ようになされる。電源オンにより当該携帯電話機101
はスタンバイ状態となる。スタンバイ状態とは、携帯電
話機101のCPU33、LCD23などのシステムL
SIへの電源の供給が時計機能を除いては行われない電
源省力の状態をいう。この例ではスタンバイ状態で通信
販売モードを選択し、デジタルカメラ31のシャッター
を切ると、当該モードに係る一連の情報処理が実行され
る。
【0068】続いて、通信販売モード実行時の液晶ディ
スプレイ23における表示例について説明をする。図7
A及びBは液晶ディスプレイ23におけるメイン画面P
1及び商品情報内容画面P2の表示例、図8A及びBは
パスワード確認画面P3及び支払い方法確認画面P4の
表示例を示すイメージ図である。
【0069】この例では通信販売モードを選択し、デジ
タルカメラ31のシャッターを切ると、図7Aに示す液
晶ディスプレイ23にはメイン画面P1が表示される。
メイン画面P1には例えば、「ようこそ通信販売ネット
サービスへ」などの文字情報が表示されると共に、「あ
なたのご購入希望の商品情報を送信してください」のメ
ッセージ情報が表示される。メイン画面P1には「送
信」のアイコンが表示される。
【0070】ここで商品購入希望者3は購入意志がある
場合は、「送信」のアイコンを操作キー25を使用して
オンするようになされる。この「送信」のアイコンをオ
ンすることにより、電話回線が接続されて商品情報D1
が通信事業者4へ送信される。この表示画面には「送
信」のアイコンの他に「キャンセル」のアイコンが準備
される。通信販売モードを誤って選択した場合に対処す
るためである。
【0071】図7Aで「送信」のアイコンをオンする
と、例えば、数秒後に、図7Bに示す液晶ディスプレイ
23には商品情報内容画面P2が表示される。商品情報
内容画面P2には○○商品に係る商品情報内容と共にそ
の商品の三次元映像が表示される。商品情報内容D0と
しては購入商品の仕様が文字情報により表示される。商
品情報内容画面P2には「次へ」のアイコンが表示され
る。
【0072】ここで商品購入希望者3は当該商品を購入
する場合は、「次へ」のアイコンを操作するようになさ
れる。この「次へ」のアイコンをオンすることにより、
液晶ディスプレイ23では、図7Bの商品情報内容画面
P2から図8Aに示すパスワード確認画面P3へ表示画
面を切り替えるようになされる。パスワード確認画面P
3には通信販売契約「する」及び「しない」のアイコン
が表示される。商品購入希望者3に対して購入意志を決
定させるためである。「する」のアイコンを選択するこ
とで、通信販売契約が締結される。「しない」のアイコ
ンを選択した場合はメイン画面P1に戻るようになされ
る。
【0073】商品購入希望者3が通信販売契約「する」
のアイコンを選択した場合には、この同一画面内に表示
された「パスワードを入力して下さい。」のメッセージ
に従って、商品購入希望者3はキーアレイ部27を使用
してパスワードを入力するようになされる。この同一画
面内には「決定」のアイコンが表示される。
【0074】また、パスワードが入力されてから「決
定」のアイコンが押下されるまでの経過時間を計測し、
予め猶予時間を設定し、この経過時間と猶予時間とを比
較し、これをオーバーした場合は、通信販売契約を無効
にして、メイン画面P1に戻るようにしてもよい。この
パスワードの照合に関しては、予めトライ回数が設定さ
れ、このトライ回数を越えて入力すると通信販売契約が
無効になり、メイン画面P1に戻るようになされる。
【0075】通信事業者4でパスワードが照合され適正
と判断された場合は、液晶ディスプレイ23で図8Aの
パスワード確認画面P3から図8Bに示す支払い方法確
認画面P4へ表示画面を切り替えるようになされる。支
払い方法確認画面P4には「支払い方法」の文字情報と
共に、「分割」及び「一括」のアイコンが表示される。
商品購入希望者3は「分割」又は「一括」のいずれかの
アイコンを選択して支払い方法が決定される。図示しな
いが「分割」が選択された場合には、その下位階層の表
示画面として2回、3回、6回、12回・・・等の支払
い回数を表示し、これを選択させるようにしてもよい。
【0076】この支払い確認画面P4には「確認」のア
イコンが表示される。商品購入希望者3が「確認」のア
イコンの操作をすることで、携帯電話機101側での情
報処理が終了する。この同一画面内には「通信販売契約
がご成立しました。お買い上げありがとうございま
す。」の文字情報が表示される。なお、契約自由の原則
から支払い確認画面P4内に「キャンセル」のアイコン
を設けてもよい。
【0077】続いて、通信事業者4に設置される通信販
売管理装置について説明をする。図9は、本発明に係る
実施例としての通信販売管理装置22の構成例を示すブ
ロック図である。
【0078】図9に示す通信販売管理装置22は販売管
理装置の一例であり、商品購入希望者3の携帯電話機1
01と通信処理(ショップモード)がなされ、この携帯
電話機101により解読された商品情報D1に基づいて
該当商品の販売を管理するようになされる。ここでショ
ップモードとは商品購入希望者3と商品販売事業者5の
間に立って通信販売を仲介する動作をいう。通信販売管
理装置22は少なくとも、無線通信設備61及び交換機
62からなる通信手段13、データベース14、制御装
置15及び液晶表示モニタ17を有している。
【0079】無線通信設備61では商品購入希望者3の
携帯電話機101と通信事業者4との間で情報通信処理
が行われる。無線通信設備61には交換機62が接続さ
れ、一方の電話回線と他方の電話回線とを接続するよう
になされる。例えば、通信販売に関して当該通信販売管
理装置22と、決済処理をする銀行等の金融事業者6
や、商品の製造及び販売をする商品販売事業者5の端末
装置とが接続される。交換機62には制御装置15が接
続されている。
【0080】この制御装置15には液晶表示モニタ17
や、キーボード16、マウス18などの入力ツールなど
が接続され、予め商品販売事業者5から登録される商品
1に関して商品情報内容D0を液晶表示モニタ17に表
示したり、二次元パターンコード50を商品販売事業者
5に付与するように操作される。制御装置15にはデー
タベース14が接続されている。このデータベース14
には予め商品販売事業者5から登録される該当商品1に
関連した商品情報内容D0が格納される。この商品情報
内容D0としては予め登録された商品の在庫数量、価
格、仕様等が記録される。商品情報内容D0の他に顧客
データも記録される。顧客データとしては顧客の住所、
パスワード、銀行口座等が格納される。
【0081】制御装置15では無線通信設備62によっ
て受信された商品情報D1に基づいてデータベース14
から当該商品1に関連した商品情報内容D0を読み出す
ようになされる。その後、制御装置15は携帯電話機1
01へ当該商品1に関連した商品情報内容D0を送信
し、通信販売契約が成立した場合、商品販売事業者5へ
当該商品1を発注するようになされる。
【0082】続いて、当該通信販売促進システム100
における処理例について説明をする。この実施例では商
品販売事業者5、商品購入希望者3及び通信事業者4の
3者における処理例に分けて説明をする。
【0083】 商品販売事業者5における処理例 図10は商品販売事業者5における処理例を示すフロー
チャートである。この例では、商品販売事業者5が予め
通信事業者4へ商品を登録し、この登録に係る商品が通
信販売契約されて通信事業者4から発注があった場合
に、該当商品を商品購入希望者3へ配送する場合を前提
とする。二次元パターンコード50は白黒パターンを有
した二次元コードであり、商品と共に商品カタログ20
に印刷する場合を想定する。
【0084】これを販売条件にして図10に示すフロー
チャートのステップB1で当該通信販売促進システム1
00で取り扱う全ての商品、つまり、商品販売事業者5
が販売を要求するすべての商品を通信事業者4に登録す
る。その後、ステップB2で商品販売事業者5は通信事
業者4から各々の商品について固有の二次元パターンコ
ード50を取得する。二次元パターンコード50は商品
情報D1をデコードするための使用される。
【0085】そして、商品販売事業者5はステップB3
で新聞広告や商品カタログ20などに当該通信販売促進
システム100で取り扱われる商品と共に二次元パター
ンコード50を印刷する。その後、ステップB4で商品
カタログ20を一般消費者に配布(プロモーション)す
る。商品カタログ20の配布は有料・無料を問わない。
そして、ステップB5に移行して商品販売事業者5は通
信事業者4から通信販売に係る商品の発注があるまで待
機する。
【0086】通信事業者4から発注があった場合は、ス
テップB6で該当商品を商品購入希望者3へ発送する。
その後、商品販売事業者5では通信事業者4の決算指示
を受けた金融事業者6からステップB7で商品代金が入
金されたかを確認する。入金があった場合はステップB
8に移行する。ステップB8では商品販売事業を終了す
るかを判断する。この際の判断は商品販売事業者5であ
る。商品販売事業を継続する場合はステップB1に戻
る。
【0087】 商品購入希望者3の携帯電話機101
における処理例 図11〜図13は通信販売モード実行時の携帯電話機1
01における処理例(その1〜3)を示すフローチャー
トである。この例では通信事業者4が電話局の場合であ
り、通信販売促進サービスを利用する者はカメラ付き携
帯電話機101を購入する際に、通信事業者4との間で
当該サービスを利用する旨の契約がなされる。通信事業
者4では通常の回線接続処理の他に通信販売モードが準
備される場合を想定する。通信販売モード実行時のパス
ワードの入力回数は3回を限度とする場合を例に挙げ
る。
【0088】これを前提にして、図11に示すフローチ
ャートのステップC1で商品購入希望者3は携帯電話機
101の電源をオンする。その後、携帯電話機101で
はステップC2で通信販売モードを選択されたかがチェ
ックされる。通信販売モードを選択された場合はステッ
プC3に移行して二次元パターンコード50が撮影され
るまでデジタルカメラ31は待機する。CPU33では
通信販売モードが選択されると、通信事業者4の通信販
売管理装置22をアクセスするための電話番号が準備さ
れる。二次元パターンコード50が撮影された場合はス
テップC4に移行して画像処理が実行される。
【0089】この画像処理では、携帯電話機内蔵のCP
U33によって、取得画像が適当な閾値で2値化され
る。パターンコード50部分は白地に黒で印刷されてい
るので、固定閾値によって、かなり安定的に背景画像と
コード領域部52とを分離することができる。次に、黒
ピクセルの連結領域毎にラベル付けが施される。二次元
パターンコード50の黒枠部51はラベル付けされた連
結領域のいずれかに含まれることとなる。従って、連結
領域の外接四角形の大きさと縦横比を考慮して、コード
領域部52が含まれている可能性の低い背景画像(領
域)は除去するようになされる。
【0090】その後、連結領域の各要素に対してパター
ンコード50枠の当てはめが行われ、外接四角形の各辺
から内側に向かって、黒領域を探索し、黒枠部51の点
列を得る。この点列に対して最小二乗法で線分を当ては
める。その後、当該二次元パターンコード50に与えら
れたコード領域部52を認識し、このコード領域部52
から固有の商品情報D1がデコードされる。
【0091】従って、ステップC5でCPU33によっ
て、二次元パターンコード50が通信販売に係るパター
ンコードであるか、他のパターンコードであるかが判別
される。二次元パターンコード50が商品情報D1に係
るものである場合はステップC6に移行して液晶ディス
プレイ23はメイン画面P1を表示する(図7A参
照)。メイン画面P1には「ようこそ通信販売ネットサ
ービスへ」などの文字情報が表示されると共に、「あな
たのご購入希望の商品情報を送信してください」のメッ
セージ情報が表示される。
【0092】そして、ステップC7に移行してアイコン
が操作されたか否かがチェックされる。アイコンが操作
されない場合はステップC8に移行して一定時間を経過
したかがチェックされる。一定時間を経過していない場
合はステップC7でアイコンが操作されるのを待機され
る。ここで商品購入希望者3は購入意志がある場合は、
「送信」のアイコンを操作キー25を使用してオンする
ようになされる。
【0093】従って、ステップC7で「送信」のアイコ
ンが操作された場合はステップC9に移行して携帯電話
機101が自動的に電話局を発呼して、通信販売管理装
置22をアクセスするようになされ、その後、商品情報
D1を送信する。商品情報D1はパターンコード50を
デコードして得られたデータ(数字列)である。
【0094】その後、ステップC10で携帯電話機10
1では通信事業者4側から送られてきた数字列を検索
し、画像や数字による商品情報内容D0を受信する。そ
して、図12に示すフローチャートのステップC11に
移行して携帯電話機101では通信事業者4側から送ら
れてきた商品情報内容D0に基づいて商品情報内容画面
P2を液晶ディスプレイ23に表示するようになされる
(図7B参照)。この商品情報内容画面P2には○○商
品の三次元映像、その商品に係る商品情報内容D0と共
に、利用者が通信販売(ショッピング)を利用するか否
かの質問を表示するようになされる。商品情報内容D0
としては購入商品の名称、価格、仕様、在庫、納期等が
文字情報により表示される。情報を商品情報内容画面P
2には「次へ」のアイコンが表示される。
【0095】そして、ステップC12に移行して、「次
へ」のアイコンが操作されたか否かがCPU33により
チェックされる。このアイコンが操作されない場合はス
テップC13に移行して一定時間を経過したかがチェッ
クされる。一定時間を経過していない場合はステップC
12でアイコンが操作されるのを待機される。ここで商
品購入希望者3は当該商品を購入する場合は、「次へ」
のアイコンを操作するようになされる。
【0096】従って、ステップC12で「次へ」アイコ
ンが操作された場合はステップC14に移行して液晶デ
ィスプレイ23では商品情報内容画面P2からパスワー
ド確認画面P3に表示が切り換えられる。パスワード確
認画面P3には通信販売契約「する」及び「しない」の
アイコンが表示される。商品購入希望者3に対して購入
意志を決定させるためである。「する」のアイコンを選
択することで、通信販売契約が締結される。「しない」
のアイコンを選択した場合はメイン画面P1に戻るよう
になされる。
【0097】このパスワードは予め携帯電話機購入時に
登録してある数字や記号が使用される。ここで商品購入
希望者3が通信販売契約「する」のアイコンを選択した
場合には、同一画面内に表示された「パスワードを入力
して下さい。」のメッセージに従って、商品購入希望者
3はキーアレイ部27を使用してパスワードを入力する
ようになされる。この同一画面内には「決定」のアイコ
ンが表示される。
【0098】そして、ステップC15に移行して、パス
ワードの入力がOKか否かが通信事業者4によってチェ
ックされる。このチェックはCPU33によって行って
もよい。通信事業者4では予め携帯電話機101の電話
販売登録時に取得したパスワードと、通信販売時契約時
のパスワードとが照合され適正か否かが判断される。両
パスワードが一致する場合が適正である。パスワードの
入力が誤り(NG)の場合はステップC16に移行して
パスワード入力回数が「3」を越えたかがチェックされ
る。パスワード入力回数が3回を越していない場合はス
テップC15に戻ってキーアレイ部27が操作されるの
を待機される。
【0099】従って、ステップC15で正常なパスワー
ドが入力された場合(OK)は、ステップC17に移行
して液晶ディスプレイ23ではパスワード確認画面P3
から支払い確認画面P4に表示が切り換えられる。支払
い方法確認画面P4には「支払い方法」の文字情報と共
に、「分割」及び「一括」のアイコンが表示される(図
8B参照)。
【0100】商品購入希望者3は「分割」又は「一括」
のいずれかのアイコンを選択して支払い方法が決定され
る。この支払い方法の他に配達日程等の質問に商品購入
希望者3が答えるようになされる。ここで、商品の送り
先として住所入力が要求されるが、携帯電話機購入時に
登録された自宅に商品を配送する場合は、この住所入力
が省略できる。なお、代金は電話料金と共に通信事業者
4から商品購入希望者3へ請求される。
【0101】従って、ステップC18に移行して、「分
割」又は「一括」のいずれかのアイコンが操作されたか
がCPU33によってチェックされる。いずれのアイコ
ンが操作されない場合はステップC19に移行して一定
時間を経過したかがチェックされる。一定時間を経過し
ていない場合はステップC18でいずれのアイコンが操
作されるのを待機される。
【0102】商品購入希望者3が「分割」又は「一括」
のいずれかのアイコンの操作をすることで、同一画面内
には「通信販売契約がご成立しました。お買い上げあり
がとうございます。」の文字情報が表示される。そし
て、この支払い確認画面P4には「確認」のアイコンが
表示される。
【0103】その後、図13に示すフローチャートのス
テップC20に移行して「確認」のアイコンが操作され
たかがチェックされる。「確認」のアイコンが操作され
ない場合はステップC21に移行して一定時間を経過し
たかがチェックされる。一定時間を経過していない場合
はステップC20で「確認」のアイコンが操作されるの
を待機される。ステップC20で「確認」のアイコンが
操作された場合は、ステップC22に移行して契約情報
内容が通信事業者4に送信される。
【0104】なお、ステップC2で通信販売モードが選
択されない場合、ステップC3で二次元パターンコード
50が撮影されない場合、ステップC5で二次元パター
ンコード50が商品情報D1に関するものではない場
合、ステップC8や、ステップC13で一定時間を超え
た場合、ステップC16でパスワード入力回数「3」を
越えた場合、ステップC19やステップC21で一定時
間を超えた場合はステップC23に移行して無線通信機
能を使用した通常の通信処理が実行される。その後、ス
テップC24へ移行する。
【0105】従って、ステップ20で「確認」のアイコ
ンが操作された場合又はステップC23で通常の通信処
理を実行した後は、ステップC24に移行して、電源ス
イッチオフ情報を検出して携帯電話機101側での情報
処理を終了する。他の商品について通信販売処理を実行
する場合や、更に通常の通信処理を行う場合はステップ
C2に戻る。
【0106】 通信事業者4(通信事業者4)におけ
る処理例 図14は通信事業者4におけるショップモード実行時の
処理例を示すフローチャートである。この実施例では予
め商品販売事業者5から通信事業者4へショップモード
に係る商品が登録され、この登録に係る商品について二
次元パターンコード50が商品販売事業者5に付与され
ている場合を前提とする。通信事業者4はショップモー
ド及び通常の回線接続処理を行う場合を想定する。
【0107】これを通信条件にして、図14に示すフロ
ーチャートのステップE1で通信事業者4は携帯電話機
利用者からの回線接続要求を待機する。回線接続要求が
あった場合はステップE2に移行してショップモードか
あるいは通常の回線接続処理かを判別する。ショップモ
ードの場合は携帯電話機101で通信販売モードが選択
されるので、通信販売管理装置22をアクセスするよう
になされる。
【0108】従って、ステップE2でショップモードの
場合には、ステップE3で通信販売管理装置22は商品
情報D1を受信するようになされる。その後、ステップ
E4に移行して商品情報D1をアドレスにしてデータベ
ース14からその商品1に関連した商品情報内容D0が
読み出される。この商品情報内容D0はステップE5で
通信販売管理装置22から商品購入希望者3の携帯電話
機101へ送信される。
【0109】ここで商品購入希望者3側では、図11〜
図13で説明したように商品情報内容D0を確認して通
信販売契約が締結される。そして、商品購入希望者3側
でパスワード及び支払い方法及び確認されると、ステッ
プE6で通信販売管理装置22では携帯電話機101か
ら送信されてくる契約情報内容が受信される。その後、
通信事業者4はステップE7で商品販売事業者5へその
商品の発注指示するようになされる。
【0110】そして、ステップE8で金融事業者6に対
して決算指示がなされる。ここで通信販売管理装置22
では商品購入希望者3の当月分の通信料及び、通信販売
に係る商品代金を指定の預金口座から引き落とす。これ
と共に、商品代金から所定の手数料(マージン)を差し
引いた残代金の商品販売事業者5への送金指示するよう
になされる。なお、ステップE2で通常の回線接続処理
の場合はステップE9に移行して回線接続・交換処理を
実行する。その後、ステップE10に移行する。ステッ
プE10では通信処理を終了するかが判断される。この
際の判断は通信事業者4である。上述のショップモード
や回線接続処理を継続する場合はステップE1に戻る。
【0111】このように本発明に係る実施例としての通
信販売促進システム100によれば、商品購入希望者3
は新聞や雑誌等に商品1と共に印刷される二次元パター
ンコード50をデジタルカメラ31によって撮影するだ
けで、従来のカタログ通信販売に比べて、より安全か
つ、より手軽に買い物をすることができる。商品購入希
望者3は複雑な商品名、型番を覚えてお店に買いに行か
なくても、すぐに気に入りの商品を購入することができ
る。更に、商品販売事業者では従来のカタログ通信販売
に比べて商品販売を促進することができる。当該携帯電
話機101を適用した通信販売促進システムに寄与する
ところが大きい。
【0112】この実施例では、携帯電話機101の電話
番号とその購入時のパスワード等を商品購入時の顧客認
証に用いることにより、個人の認証をより確実なものと
することができる。また、電話会社等の通信事業者4は
顧客住所や銀行口座などの情報を予め保有しているた
め、それらの入力を省くことができる。
【0113】更に、二次元コードに関しては商品カタロ
グ20に印刷する場合について説明したが、これに限ら
れることはなく、この二次元コードを任意の商品見本や
食料品見本に適用しても、同様な効果を得ることができ
る。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
商取引システムによれば、当該商品が掲載された広告物
や、その商品見本や食料品見本などの有体物から被識別
情報を光学的に読み取って商品情報を解読する情報処理
装置を備え、この商品情報に基づいて販売管理装置によ
り当該商品の通信販売を管理するようになされる。
【0115】この構成によって、商品購入希望者は新聞
や雑誌等に商品と共に印刷される二次元コード等の被識
別情報を撮影するだけで、従来のカタログ通信販売に比
べて、より安全かつ、より手軽に買い物をすることがで
きる。更に、商品販売事業者では従来のカタログ通信販
売に比べて商品販売を促進することができる。
【0116】本発明に係る情報処理装置によれば、任意
の有体物に付加された被識別情報を読み取って情報処理
する場合に、この有体物から光学的に読み取られた被識
別情報を商品情報に解読する制御装置を備え、この商品
情報を通信事業者へ送信し、及び、その商品情報に関連
した商品情報内容を通信事業者から受信するようになさ
れる。
【0117】この構成によって、商品購入希望者は新聞
や雑誌等に商品と共に印刷される二次元コード等の被識
別情報を撮影するだけで、従来のカタログ通信販売に比
べて、より安全かつ、より手軽に買い物をすることがで
きる。更に商品販売事業者では従来のカタログ通信販売
に比べて商品販売を促進することができる。
【0118】本発明に係る情報処理方法によれば、光学
的に情報が読取り可能であって、当該商品に関連した商
品情報を見出すための被識別情報を任意の有体物に付加
し、この有体物から被識別情報を光学的に読み取って解
読し、その後、解読された商品情報に基づいて通信販売
処理を実行するようになされる。
【0119】この構成によって、商品購入希望者は新聞
や雑誌等に商品と共に印刷される二次元コード等の被識
別情報を撮影するだけで、従来のカタログ通信販売に比
べて、より安全かつ、より手軽に買い物をすることがで
きる。更に、商品販売事業者では従来のカタログ通信販
売に比べて商品販売を促進することができる。この発明
は既存の通信基盤を応用した通信販売促進システムに適
用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての電子商取引シス
テム10の構成例を示すブロック図である。
【図2】電子商取引システム10における処理例を示す
フローチャートである。
【図3】本発明に係る実施例としての通信販売促進シス
テム100の構成例を示す斜視図である。
【図4】通信販売促進システム100で使用する二次元
パターンコード50の構成例を示すイメージ図である。
【図5】二次元パターンコード50を印刷した商品カタ
ログ20の構成例を示すイメージ図である。
【図6】携帯電話機101の内部構成例を示すブロック
図である。
【図7】A及びBは液晶ディスプレイ23におけるメイ
ン画面P1及び商品情報内容画面P2の表示例を示すイ
メージ図である。
【図8】A及びBはパスワード確認画面P3及び支払い
方法確認画面P4の表示例を示すイメージ図である。
【図9】本発明に係る実施例としての通信販売管理装置
22の構成例を示すブロック図である。
【図10】商品販売事業者5における処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】通信販売モード実行時の携帯電話機101に
おける処理例(その1)を示すフローチャートである。
【図12】通信販売モード実行時の携帯電話機101に
おける処理例(その2)を示すフローチャートである。
【図13】通信販売モード実行時の携帯電話機101に
おける処理例(その3)を示すフローチャートである。
【図14】通信事業者4におけるショップモード実行時
の処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2・・・有体物、10・・・電子商取引システム、11
・・・情報処理装置、12・・・販売管理装置、13・
・・通信手段、14・・・データベース、15・・・制
御装置、20・・・商品カタログ(有体物)、22・・
・通信販売管理装置(販売管理装置)、31・・・デジ
タルカメラ(撮像手段)、33・・・CPU(制御装
置)、100・・・通信システム、101・・・携帯電
話機(情報処理装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 328 G06F 17/60 328 332 332 506 506 H04B 7/26 17/30 110F // G06F 17/30 110 310Z 310 H04B 7/26 M

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に情報が読取り可能であって、当
    該商品に関連した商品情報を見出すための被識別情報を
    付加した任意の有体物と、 前記有体物から被識別情報を光学的に読み取って前記商
    品情報を解読する情報処理装置と、 前記情報処理装置により解読された商品情報に基づいて
    当該商品の販売を管理する販売管理装置とを備えること
    を特徴とする電子商取引システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置は、 前記被識別情報を撮影して前記商品情報を解読するデジ
    タルカメラ付きの携帯電話機であることを特徴とする請
    求項1に記載の電子商取引システム。
  3. 【請求項3】 前記被識別情報は、 白黒パターンを有した二次元コードであることを特徴と
    する請求項1に記載の電子商取引システム。
  4. 【請求項4】 前記販売管理装置は、 前記情報処理装置との間で情報通信処理をする通信手段
    と、 予め販売事業者から登録される該当商品に関連した商品
    情報内容を格納するデータベースと、 前記通信手段によって受信された商品情報に基づいて前
    記データベースから当該商品に関連した商品情報内容を
    読み出す制御装置とを備え、 前記制御装置は、 前記情報処理装置へ当該商品に関連した商品情報内容を
    送信し、通信販売契約が成立した場合、前記販売事業者
    へ当該商品を発注指示するようになされることを特徴と
    する請求項1に記載の電子商取引システム。
  5. 【請求項5】 前記販売管理装置は、 前記販売事業者から登録される該当商品に対して前記被
    識別情報を付与することを特徴とする請求項1に記載の
    電子商取引システム。
  6. 【請求項6】 前記有体物に関して任意の広告物が適用
    され、 前記広告物には複数の商品及び該商品の被識別情報が印
    刷され、 前記被識別情報を撮影し解読して得た商品情報に基づい
    て商品販売を実行するようになされることを特徴とする
    請求項1に記載の電子商取引システム。
  7. 【請求項7】 前記有体物に関して任意の商品見本が適
    用され、 前記商品見本には当該商品の被識別情報が付加され、 前記被識別情報を撮影し解読して得た商品情報に基づい
    て商品販売を実行するようになされることを特徴とする
    請求項1に記載の電子商取引システム。
  8. 【請求項8】 前記有体物に関して任意の食料品見本が
    適用され、前記食料品見本には当該食料品の被識別情報
    が付加され、 前記被識別情報を撮影し解読して得た商品情報に基づい
    て食料品販売を実行するようになされることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 前記販売管理装置が商品購入希望者の指
    定の通信料預金口座を管理する場合であって、 前記販売管理装置は、 前記商品購入希望者の当月分の通信料及び、前記商品の
    販売に係る商品代金を指定の預金口座から引き落とすと
    共に、前記商品代金から所定の手数料を差し引いた残代
    金の販売事業者への送金指示するようになされることを
    特徴とする請求項1に記載の電子商取引システム。
  10. 【請求項10】 前記商品購入希望者の認証には携帯電
    話機の電話番号と該商品購入希望者のパスワードとを適
    用することを特徴とする請求項1に記載の電子商取引シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 任意の有体物に付加された被識別情報
    を読み取って情報処理する装置であって、 前記有体物の被識別情報を撮影する撮像手段と、 前記撮像手段により撮影された被識別情報から商品情報
    を解読する制御装置と、 前記制御装置により解読された商品情報を通信事業者へ
    送信し、及び、該商品情報に関連した商品情報内容を該
    通信事業者から受信する通信手段とを備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記商品情報に関連した商品情報内容
    を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1
    1に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記有体物の被識別情報を撮影するデ
    ジタルカメラと、 前記デジタルカメラにより撮影された被識別情報から商
    品情報を解読する制御装置と、 前記制御装置により解読された商品情報を送信し、及
    び、該商品情報に関連した商品情報内容を受信する無線
    通信手段とを備えた携帯電話機であることを特徴とする
    請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記商品情報内容を表示する表示手段
    が設けられ、 通信販売契約時に、前記表示手段では通信契約内容の質
    問に答える形式で対応するようになされることを特徴と
    する請求項11に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 光学的に情報が読取り可能であって、
    当該商品に関連した商品情報を見出すための被識別情報
    を販売事業者側で任意の有体物に付加し、 商品購入希望者側では前記有体物から被識別情報を光学
    的に読み取って解読し、その後、解読された前記商品情
    報に基づいて商品販売事業者と商品購入希望者との間で
    通信販売処理を実行することを特徴とする情報処理方
    法。
  16. 【請求項16】 前記通信販売処理の際に、 前記被識別情報を撮影して前記商品情報を解読するデジ
    タルカメラ付きの携帯電話機を使用することを特徴とす
    る請求項15に記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記通信販売処理の際に、 商品購入希望者からの前記商品情報を通信事業者で受信
    し、 前記通信事業者では商品情報に基づいて前記データベー
    スから当該商品に関連した商品情報内容を読み出し、該
    商品情報内容を前記商品購入希望者に送信し、 前記商品情報内容に基づいて商品購入希望者と通信事業
    者と販売事業者との間で通信販売契約を締結し、 前記通信販売契約に基づいて前記通信事業者から販売事
    業者へ当該商品を発注することを特徴とする請求項15
    に記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記通信事業者が商品購入希望者の指
    定の通信料預金口座を管理する場合であって、 前記通信事業者は商品購入希望者の当月分の通信料及
    び、通信販売に係る商品代金を指定の預金口座から引き
    落とすと共に、前記商品代金から所定の手数料を差し引
    いた残代金の販売事業者への送金指示することを特徴と
    する請求項17に記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 前記商品購入希望者の認証には携帯電
    話機の電話番号と該商品購入希望者のパスワードとを適
    用することを特徴とする請求項15に記載の情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記被識別情報は、 白黒パターンを有した二次元コードであることを特徴と
    する請求項15に記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 予め販売事業者から該当商品に関する
    前記商品情報内容を取得してデータベースに登録するこ
    とを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記販売事業者から登録される該当商
    品に対して前記被識別情報を付与することを特徴とする
    請求項21に記載の情報処理方法。
  23. 【請求項23】 前記有体物に関して任意の広告物を適
    用し、 前記広告物には複数の商品及び該商品の被識別情報を印
    刷し、 前記被識別情報を撮影し解読して得た商品情報に基づい
    て商品販売を実行することを特徴とする請求項15に記
    載の情報処理方法。
  24. 【請求項24】 前記有体物に関して任意の商品見本を
    適用し、 前記商品見本には当該商品の被識別情報を付加し、 前記被識別情報を撮影し解読して得た商品情報に基づい
    て商品販売を実行することを特徴とする請求項15に記
    載の情報処理方法。
  25. 【請求項25】 前記有体物に関して任意の食料品見本
    を適用し、 前記食料品見本には当該食料品の被識別情報を付加し、 前記被識別情報を撮影し解読して得た商品情報に基づい
    て食料品販売を実行することを特徴とする請求項15に
    記載の情報処理方法。
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