JP2002215927A - 動画閲覧システム - Google Patents

動画閲覧システム

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JP2002215927A
JP2002215927A JP2001014656A JP2001014656A JP2002215927A JP 2002215927 A JP2002215927 A JP 2002215927A JP 2001014656 A JP2001014656 A JP 2001014656A JP 2001014656 A JP2001014656 A JP 2001014656A JP 2002215927 A JP2002215927 A JP 2002215927A
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JP2001014656A
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Eiji Nakajima
英二 中嶌
Takashi Sasaki
隆 佐々木
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然環境のリアルタイムの動画画像をインタ
ーネットを介して入手することを可能にし、より安全な
スポーツに貢献する動画閲覧システムを提供することを
目的としている。 【構成】 リアルタイムの動画画像610を取り込む情
報収集手段であるビデオカメラ100と、このビデオカ
メラ100からの前記動画画像610がインターネット
500を介して入力される情報蓄積手段であるサーバー
200と、このサーバー200にインターネット500
を介してアクセスし、前記動画画像とを入手する情報入
手手段である個人の有するコンピュータ300と、この
コンピュータ300から前記サーバー200へのアクセ
スの可否を判断する判断手段400とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば海岸等の自
然環境の動画画像をインターネットを介して配信する動
画閲覧システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインターネットを介してビデオ
カメラを操作し、そのビデオカメラが設置されている地
点の風景をインターネットを介して閲覧するシステムが
存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステムは単に風景を見ることができるといったものに過
ぎなかった。また、各地の気象情報をインターネットを
介して入手するシステムが存在した。
【0004】ところで、サーフィンに適した海岸の波や
気象情報は、その海岸の側にあるサーフィンショップ等
に電話をして入手するか、その海岸が含まれる地点の気
象情報をインターネットを介して入手するしか方法はな
かった。電話にて波の情報や気象情報を入手する方法
は、サーフィンショップ等の情報を収集している人がい
ればよいが、そのようなものがない場合には現地に出向
いてみるしかない。現地に出向いた結果、サーフィンに
適さない波であったり、気象状態であったりすることも
ある。そのため、現地にて予定を変更せざるをえなくな
り、時間や準備品等が無駄になったり、あるいは無理を
して海難事故に巻き込まれたりすることがある。
【0005】また、サーフィンに適する波は時事刻々と
変化するものであるとともに、僅かの場所や時間のずれ
によって大きく変化するものであるため、上述した電話
による情報収集では、変化の予測がつかない等の一定の
限界があった。さらに、文字情報を中心とした気象情報
をインターネットを介して入手するのでは、波の状態が
サーフィンに適したものであるのか否かを判断すること
は非常に難しいものである。また、それらの情報を得る
手段についても手軽に利用できる課金システムがなく、
利用できるコンピュータや回線が限定されたりしてい
た。
【0006】かかる問題は、サーフィンのみならず、自
然を相手とするスポーツ、例えば海釣り、海水浴、ヨッ
ト、スキー等にも同様に存在している。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、自然環境のリアルタイムの動画画像をインタ
ーネットを介して入手することを可能にし、より安全な
スポーツに貢献する動画閲覧システムを提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る動画閲覧シ
ステムは、リアルタイムの動画画像を取り込む情報収集
手段と、この情報収集手段からの前記動画画像がインタ
ーネットを介して入力される情報蓄積手段と、この情報
蓄積手段にインターネットを介してアクセスし、前記動
画画像とを入手する情報入手手段と、この情報入手手段
から前記情報蓄積手段へのアクセスの可否を判断する判
断手段とを備えている。
【0009】また、前記判断手段は、情報入手手段を操
作する者を特定するクライアントIDナンバーと、この
クライアントIDナンバーに対応するパスワードとを予
め記憶しており、情報入手手段を操作する者が入力した
クライアントIDナンバーとパスワードとが一致した場
合にのみ、又は少なくともクライアントIDナンバーが
一致した場合のみ、情報蓄積手段へのアクセスを許可す
るようになっている。
【0010】また、前記判断手段は、クライアントID
ナンバーとパスワードとが記載されたカードが販売され
た時点でカードを販売したものから販売されたカードの
パスワードの通知を受け、少なくともそのパスワードに
対応するクライアントIDナンバーが情報入手手段から
入力された場合にのみ情報蓄積手段へのアクセスを許可
するようにしてもよい。
【0011】また、前記判断手段は、前記カードが販売
された時点でカードを販売したものから販売されたカー
ドのパスワードの通知を受け、少なくともそのパスワー
ドに対応するクライアントIDナンバーが情報入手手段
から入力された場合にのみ情報蓄積手段へのアクセスを
許可するにしてもよい。
【0012】さらに、前記クライアントIDナンバー及
びパスワードは、販売されるカードに記載されており、
クライアントIDナンバーは一度剥がすと再付着できな
い圧着シール又は一度擦り取ると再付着できないスクラ
ッチ被膜で覆われている。
【0013】また、カードには、使用回数タイプのも
の、使用時間タイプのもの或いは使用期間タイプのもの
がある。
【0014】さらに、前記動画画像に、撮影されている
対象物の平均的な画像に基づいて抽象化されたシンボル
を重畳することが望ましい。
【0015】前記情報蓄積手段は、前記気象情報が、情
報入手手段を操作する者が予め情報蓄積手段に登録した
状態になった場合に、その旨を情報入手手段を操作する
者に対して電子メール等の情報通知手段によって通知す
るように構成することも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
動画閲覧システムの概略的システム図、図2は本発明の
実施の形態に係る動画閲覧システムにおいてコンピュー
タ等の情報入手手段を介して提供される動画画像等を示
す概略的説明図、図3は本発明の実施の形態に係る動画
閲覧システムに用いられるクライアントIDナンバーと
パスワードとを記載したカードの概略的平面図である。
【0017】以下の説明ではサーフィンに適する波の情
報を伝達する動画閲覧システムを例に挙げる。
【0018】本発明の実施の形態に係る動画閲覧システ
ムは、リアルタイムの動画画像610を取り込む情報収
集手段であるビデオカメラ100と、このビデオカメラ
100からの前記動画画像610がインターネット50
0を介して入力される情報蓄積手段であるサーバー20
0と、このサーバー200にインターネット500を介
してアクセスし、前記動画画像とを入手する情報入手手
段である個人の有するコンピュータ300と、このコン
ピュータ300から前記サーバー200へのアクセスの
可否を判断する判断手段400とを有している。
【0019】前記ビデオカメラ100は、耐候性のある
ボックス110に収納されており、サーフィンに適した
波が生じる海岸に設置される。このビデオカメラ100
は、後述するコンピュータ300からズーム操作、パン
操作等の撮像範囲を変更するための操作が可能になって
いる。このズーム操作のためのシンボルが図2に示すボ
タン640であり、パン操作のためのシンボルが図2に
示すボタン650である。また、前記ボックス110に
は、ビデオカメラ100のみならず、その周囲の気温、
湿度、日照の具合、水温、気候等の気象情報を収集する
データロガー120が併設されている。また、このビデ
オカメラ100及びデータロガー120は、電話回線や
有線を介してインターネット500に接続されている。
【0020】なお、その他の気象情報としては、風向
き、風速、雨量、気圧、UV量等がある。また、サーフ
ィン用ではなく、例えば渓流釣り用のものであれば、そ
の他に水位等の情報も加えられる。
【0021】なお、前記ビデオカメラ100は、夜間で
も動画画像610を撮影するために、赤外線カメラであ
ればよい。
【0022】一方、前記サーバー200は、ビデオカメ
ラ100やデータロガー120からの情報、すなわち動
画画像610や気象情報がインターネット500を介し
て順次蓄積されている。特に、気象情報は、少なくとも
過去2日間の情報が記録されるようになっている。
【0023】このサーバー200は、ビデオカメラ10
0が設置された海岸の一定期間の過去の平均的な波の高
さを予め記憶しており、その平均的な波の高さに応じた
シンボル600を動画画像610に重畳している。従っ
て、いま現在の波の高さは、平均的な波の高さと比較し
てどの程度であるかを視覚的に表示するようになってい
る。なお、図2では、シンボル600を一点鎖線で示し
ている。このシンボル600は、過去の波の高さの平均
値の他に、ビデオカメラ100が捉えている現在の波の
高さの平均値を示すものであってもよい。また、これら
の波の平均値は正弦波として視覚的に表現することも可
能である。
【0024】前記判断手段300は、だれでもが前記サ
ーバー200にアクセスすることができることを防止す
るためのものであって、予め登録した者からのアクセス
しか許可しないようになっている。
【0025】具体的には、サーフィンショップ等で販売
される例えばアクセスカードと称されるカード710、
720、730に記載された固有のクライアントIDナ
ンバー711、721、731と、このカード710、
720、730に固有のパスワード712、722、7
32とが一致した場合にのみアクセスを許可するように
なっている。クライアントIDナンバー711、72
1、731は、一度剥がすと再付着できない圧着シール
713、723、733で覆われた状態で販売されてお
り、購入者が剥がして初めて見ることができるようにな
っている。また、このカード710、720、730に
は、そのタイプと使用回数、使用時間或いは使用期間が
予め文字で記載されている。
【0026】このカード710、720、730は、前
記クライアントIDナンバー711、721、731
と、前記パスワード712、722、732、前記タイ
プの他に、使用回数、使用時間或いは使用期間を示す文
字は必須であるが、他に、サーフィンショップ等の販売
店に固有のオリジナルデザインを印刷することも可能で
ある。従って、販売店にとっては、オリジナルカードと
することが可能となるので、販売促進やPRにも効果的
なものとなる。
【0027】前記判断手段400は、カード710、7
20、730に記載されたクライアントIDナンバー7
11、721、731と、このクライアントIDナンバ
ー711、721、731に対応したパスワード71
2、722、732との組み合わせを予め記憶してい
る。また、この判断手段400は、特定のクライアント
IDナンバー711、721、731が記載されたカー
ド710、720、730が、いわゆる使用度数タイプ
のものであるか、使用時間タイプのものであるか、使用
期間タイプのものであるかも記憶している。
【0028】ここで、使用度数タイプのカード710と
は、許可されるアクセスの回数が予め設定されたタイプ
のものをいう(図3(A)参照)。従って、この使用度
数タイプのカード710では、許可されたアクセスの回
数まではサーバー200にアクセスすることができる。
また、使用時間タイプのカード720とは、許可される
アクセスの累積時間が予め設定されたタイプのものをい
う(図3(B)参照)。従って、この使用時間タイプの
カード720では、許可された時間を経過するまではサ
ーバー200へのアクセスが許可される。さらに、使用
期間タイプのカード730とは、サーバー200にアク
セスすることができる期間が予め設定されたタイプのも
のをいう(図3(C)参照)。従って、この使用期間タ
イプのカード730では、アクセスが許可された期間内
に限ってサーバー200へのアクセスが可能となってい
る。
【0029】このカード710、720、730を販売
したサーフィンショップ等の販売店は、販売されたカー
ド710、720、730のパスワード712、72
2、732をインターネット500を介して前記判断手
段400に通知する。すると、判断手段400は、通知
されたパスワード712、722、732からそのパス
ワード712、722、732が記載されたカード71
0、720、730のクライアントIDナンバー71
1、721、731を特定する。そして、このパスワー
ド712、722、732の通知があって初めて、サー
バー200へのアクセスが可能になる。
【0030】例えば、クライアントIDナンバー711
から特定されたカード710が、サーバー200への所
定の回数のアクセスしか許さない使用度数タイプのもの
であれば、前記判断手段400は、一回のアクセスがあ
るたびに、そのクライアントIDナンバー711のアク
セス回数をカウントアップする。そして、前記判断手段
400は、いままでのアクセス回数とカード710の許
されたアクセス回数とを比較し、いままでのアクセス回
数が許されたアクセス回数より少ない場合には、サーバ
ー200へのアクセスを許可し、いままでのアクセス回
数が許されたアクセス回数より多い場合には、予め設定
された所定の回数をオーバーしたアクセスであると判断
して、サーバー200へのアクセスを不許可とする。
【0031】また、前記判断手段400は、クライアン
トIDナンバー721から特定されたカード720が、
使用時間タイプのものであれば、一回のアクセスがある
たびに、そのクライアントIDナンバー721からのア
クセス時間を累積する。そして、前記判断手段400
は、いままでのアクセス時間の累積時間とカード710
の許されたアクセス時間とを比較し、いままでのアクセ
ス時間の累積時間が許されたアクセス時間より短い場合
には、サーバー200へのアクセスを許可し、いままで
のアクセス時間の累積時間が許されたアクセス時間より
長い場合には、予め設定された所定の時間をオーバーし
たアクセスであると判断して、サーバー200へのアク
セスを不許可とする。
【0032】さらに、前記判断手段400は、クライア
ントIDナンバー731から特定されたカード730
が、使用期間タイプのものであれば、そのアクセスが許
可された期間内であるか否かを判断する。そして、判断
手段400は、アクセスがされた日時がアクセスが許可
された期間内であれば、サーバー200へのアクセスを
許可し、許可された期間をオーバーしていれば、サーバ
ー200へのアクセスを不許可とする。
【0033】情報入手手段である個人の有するコンピュ
ータ300には、通常のパーソナルコンピュータの他
に、インターネット対応型の携帯電話等の携帯型情報端
末が含まれる。このコンピュータ300は、インターネ
ット500を介して前記判断手段400にアクセスし、
アクセスが許可された場合にのみ前記サーバー200に
アクセスすることができるようになっている。
【0034】このコンピュータ300には、インターネ
ットにおいてウェブサイトを閲覧可能なブラウザー、例
えばマイクロソフト社のインターネットエクスプローラ
ー(商標)やネットスケープ社のネットスケープ(商
標)がインストールされているものとする。従って、こ
のコンピュータ300は、サーバー200にアクセスす
るための特別なソフトウエアを必要としないので、コン
ピュータ300への新たなソフトウエアのインストール
や使用する回線に特別な負担をかけることなく、気軽に
出先のどのようなコンピュータ300からもアクセスが
可能となる。なお、このコンピュータ300は、インタ
ーネット500にアクセス可能であることが前提条件と
なる。
【0035】前記コンピュータ300を介してサーバー
200にアクセスした者は、閲覧したい海岸のビデオカ
メラ100を選択する。なお、このビデオカメラ100
は、地図上に表されたビデオカメラ100の設置場所を
クリックすることや、設置場所の一覧表から選択するよ
うになっている。ビデオカメラ100を選択すると、選
択されたビデオカメラ100の設置された海岸の様子が
リアルタイムの動画画像610としてコンピュータ30
0のディスプレイに表示される。この表示される動画画
像610には、上述したように、その海岸の平均的な波
の高さを表したシンボル600が重畳されているため、
画質の荒い動画画像610であっても、現時点における
波の高さの把握が容易である。また、動画画像610に
は、図2に示すように、そのビデオカメラ100が設置
された地点の気象情報も重畳して表示されるので、アク
セスした者は多くの情報が同時に把握することができる
ようになっている。
【0036】なお、図2においては、数値的な気象情報
である温度、湿度、風速等は、フレーム620に棒グラ
フで、文字的な気象情報である天候等、すなわち晴れや
曇り或いは雨等の状態はフレーム630に文字情報とし
て表示されている。また、風向は矢印で示すことも可能
である。
【0037】気象情報を動画画像610に重畳せず、動
画画像610とは別のフレームに表示することも可能で
ある。この気象情報の表示の形式は、サーバー200に
おいてグラフ形式や数値形式等の任意の形式を選択する
こともできる。また、この表示方法はアクセスした者が
任意に選択するようにすることも可能であり、表示させ
る気象情報はアクセスした者が任意に選択することがで
きるようにすることも可能である。また、使用者、すな
わち情報入手手段であるコンピュータ300を操作する
者が、過去の時点の動画画像610及び気象情報を任意
に選択するようにすることも可能である。さらに、過去
の動画画像610及び気象情報を時系列的に並べた状態
で提供することができれば、その後の気象の変化の予測
に役立つという利点がある。
【0038】使用者は、各地点のビデオカメラ100を
順次選択することによって、今現在、最もサーフィンに
適した海岸がどこであるかを判断することができる。し
かも、現在では携帯電話等の移動通信機器を使用してイ
ンターネット500にアクセスすることが可能となって
いるので、出発前のみならず、移動中にも最もサーフィ
ンに適した海岸がどこであるかを判断することができ
る。
【0039】前記カード710が使用回数タイプのもの
であれば、判断手段400は、1回のアクセスが終了し
た時点で、アクセス開始の際に1つカウントアップされ
た使用回数を新たに記憶する。
【0040】また、前記カード720が使用時間タイプ
のものであれば、判断手段400は、1回のアクセスが
終了した時点で、その回のアクセス時間をそれまでの累
積時間に累積して新たに記憶する。
【0041】さらに、前記カード730が使用期間タイ
プのものであれば、判断手段400は、特に新たな情報
を記憶する必要はない。
【0042】上述した実施の形態では、カード710、
720、730を販売した時点で販売者がどのカード7
10、720、730を販売したかを、パスワード71
2、722、732を判断手段400に通知することに
よって特定していたが、特にカード710、720、7
30の販売記録が必要ない場合には、この通知も不要で
ある。ただし、販売者がカード710、720、730
を販売した時点で、パスワード712、722、732
を判断手段400に通知する形態のものであれば、その
販売者におけるカード710、720、730の売上を
管理することができるので、販売者にカード710、7
20、730の販売を委託し、販売されたカード71
0、720、730の数量に応じた利益を還元すること
ができるという点で優れている。
【0043】なお、上述した実施の形態では、クライア
ントIDナンバー711、721、731は、一度剥が
すと再付着できない圧着シール713、723、733
で覆われているとしたが、一度擦り取ると再付着できな
いスクラッチ被膜で覆うようにしてもよい。
【0044】さらに、使用者がビデオカメラ100の設
置場所の風速の平均値等の気象状態を予めサーバー20
0に登録しておき、その気象状態になった場合に、その
旨を使用者に対して電子メール、ファックス等の情報通
知手段によって通知するようにしてもよい。この場合に
は、カード710、720、730の購入者(使用者)
の連絡先としての電子メールアドレスやファックス番号
等をサーバー200に登録しておく必要がある。
【0045】また、上述した実施の形態では、カード7
10、720、730にはクライアントIDナンバー7
11、721、731と、パスワード712、722、
732とが記載されているとしたが、クライアントID
ナンバー711、721、731のみであってもよい。
この場合には、判断手段400は、予め記憶されたクラ
イアントIDナンバー711、721、731が入力さ
れることにより、情報蓄積手段であるサーバー200へ
のアクセスを許可するようにする。ただし、この場合に
は、カード710、720、730の紛失、盗難には迅
速には対処できないが、紛失した或いは盗まれたカード
10、720、730のクライアントIDナンバー71
1、721、731をサーバー200に登録しておけ
ば、無断利用を防ぐことができる。
【0046】なお、上述した実施の形態では、サーフィ
ンを例に挙げたが、自然を相手とするスポーツ、例えば
海釣り、海水浴、ヨット、スキー等にも応用することが
可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る動画閲覧システムは、リア
ルタイムの動画画像を取り込む情報収集手段と、この情
報収集手段からの前記動画画像がインターネットを介し
て入力される情報蓄積手段と、この情報蓄積手段にイン
ターネットを介してアクセスし、前記動画画像とを入手
する情報入手手段と、この情報入手手段から前記情報蓄
積手段へのアクセスの可否を判断する判断手段とを備え
ている。
【0048】このため、この動画閲覧システムによる
と、例えばサーフィンに適した波が今現在生じている海
岸はどこであるかを居ながらにして知ることができる。
特に、自然を相手にするスポーツでは、自然環境が生命
に直結することもあるので、安全なスポーツに寄与する
という点で有効である。現在、過去の気象情報、画面情
報を任意に配置することにより、気象変化の速い地点に
おいても容易にその後の変化が予測できるので、時間や
準備品の無駄がなくなり、海難事故防止の防止を図るこ
とができる。
【0049】前記判断手段は、情報入手手段を操作する
者を特定するクライアントIDナンバーと、このクライ
アントIDナンバーに対応するパスワードとを予め記憶
しており、情報入手手段を操作する者が入力したクライ
アントIDナンバーとパスワードとが一致した場合にの
み、又は少なくともクライアントIDナンバーが一致し
た場合のみ、情報蓄積手段へのアクセスを許可するよう
に構成されることも可能である。
【0050】従って、予めクライアントIDナンバーと
パスワードとを把握した者のみ、又は少なくともクライ
アントIDナンバーを把握した者のみが情報蓄積手段に
アクセスすることができるので、有料での動画画像の閲
覧に適したシステムとなっている。特に、アクセスする
コンピュータ(情報入手手段)を選ばないので、移動中
にも携帯電話等を用いて情報の収集が可能となるという
利点がある。
【0051】また、前記判断手段は、クライアントID
ナンバーとパスワードとが記載されたカードが販売され
た時点でカードを販売したものから販売されたカードの
パスワードの通知を受け、少なくともそのパスワードに
対応するクライアントIDナンバーが情報入手手段から
入力された場合にのみ情報蓄積手段へのアクセスを許可
するように構成することも可能である。
【0052】従って、予めクライアントIDナンバーを
把握した者のみが情報蓄積手段にアクセスすることがで
きるので、有料での動画画像の閲覧に適したシステムと
なっている。特に、アクセスするコンピュータ(情報入
手手段)を選ばないので、移動中にも携帯電話等を用い
て情報の収集が可能となるという利点がある。
【0053】また、前記クライアントIDナンバー及び
パスワードは、販売されるカードに記載されており、ク
ライアントIDナンバーは一度剥がすと再付着できない
圧着シール又は一度擦り取ると再付着できないスクラッ
チ被膜で覆われている。
【0054】このため、カードを販売するものが、不正
にクライアントIDナンバーとパスワードとを同時に把
握することはできないので、有料での閲覧である場合に
無料で閲覧するという不正使用を未然に防止することが
できる。
【0055】前記判断手段は、前記カードが販売された
時点でカードを販売したものから販売されたカードのパ
スワードの通知を受け、少なくともそのパスワードに対
応するクライアントIDナンバーが情報入手手段から入
力された場合にのみ情報蓄積手段へのアクセスを許可す
るようにしてもよい。
【0056】この場合には、カードを販売する者が、万
が一カードを紛失したり、盗難にあった場合でも、判断
手段にはパスワードの通知がないために、情報蓄積手段
への不正なアクセスを防止することができる。また、パ
スワードの通知があったものについてのみ、販売した者
に対する手数料の支払いを行うようにすることができる
のでトラブルの低減に役立つ。また、本システムを管理
する者、すなわち情報蓄積手段等を管理する者にとって
は、カードの販売を販売店等に委託することができるの
で、業務の省力化や自動化を推進するのに役立つ。
【0057】なお、前記判断手段は、クライアントID
ナンバーごとにアクセスされた回数を記憶するととも
に、その回数が予め設定された予定回数以上になるまで
はアクセスを許可するようにすることができる。
【0058】また、前記判断手段は、クライアントID
ナンバーごとにアクセスされた時間の総和である累積時
間を記憶するとともに、その累積時間が予め設定された
予定時間以上になるまではアクセスを許可するようにす
ることができる。
【0059】さらに、前記判断手段は、クライアントI
Dナンバーごとにアクセスが許可される期限を記憶して
おり、アクセスされた日時と前記期限とを比較し、アク
セスされた日時が前記期限前である場合にのみアクセス
を許可するようにすることができる。
【0060】このように、いわゆ使用回数タイプ、使用
時間タイプ、使用期間タイプのいずかを選択することが
できるので使用者にとっては便利である。
【0061】また、前記情報収集手段は、リアルタイム
の動画画像の他に、その動画画像が撮影されている地点
の気象情報を収集するものであり、前記情報蓄積手段は
動画画像とともに前記気象情報をも蓄積するものであ
り、前記情報入手手段からは動画画像とともに前記気象
情報をも入手可能とすると、動画画像のみならず、気象
情報をも提供することができるので、より便利である。
【0062】さらに、前記動画画像に、撮影されている
対象物の平均的な画像に基づいて抽象化されたシンボル
を重畳すると、画質の荒い動画画像であっても、比較検
討が容易になるという利点がある。
【0063】また、前記情報蓄積手段は、気象情報が、
情報入手手段を操作する者が予め情報蓄積手段に登録し
た状態になった場合に、その旨を情報入手手段を操作す
る者に対して電子メール等の情報通知手段によって通知
するようにすると、希望の気象状態になったことを情報
蓄積手段にアクセスすることなく知ることができるので
より便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る動画閲覧システムの
概略的システム図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る動画閲覧システムに
おいてコンピュータ等の情報入手手段を介して提供され
る動画画像等を示す概略的説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る動画閲覧システムに
用いられるクライアントIDナンバーとパスワードとを
記載したカードの概略的平面図である。
【符号の説明】
100 ビデオカメラ(情報収集手段) 200 サーバー(情報蓄積手段) 300 コンピュータ(情報入手手段) 400 判断手段 500 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 408 G06F 17/60 408 G01W 1/02 G01W 1/02 Z A G06F 15/00 330 G06F 15/00 330G 17/30 110 17/30 110F 120 120B 170 170D H04N 5/232 H04N 5/232 B 7/173 610 7/173 610Z 7/18 7/18 D Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK33 KK43 KK54 KK63 ND03 ND12 ND23 ND36 PQ02 PQ13 PQ32 UU24 UU40 5B085 AA01 AA08 AC14 AE02 AE03 AE12 BE07 BG07 CE06 5C022 AA01 AB62 AB65 AC27 AC42 5C054 AA02 AA05 CA05 CC02 CE04 CE12 CH01 DA09 EA07 EH01 FC15 FC16 FE02 FE23 HA16 5C064 BA07 BB03 BB10 BC06 BC18 BC23 BD02 BD03 BD08 BD09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアルタイムの動画画像を取り込む情報
    収集手段と、この情報収集手段からの前記動画画像がイ
    ンターネットを介して入力される情報蓄積手段と、この
    情報蓄積手段にインターネットを介してアクセスし、前
    記動画画像とを入手する情報入手手段と、この情報入手
    手段から前記情報蓄積手段へのアクセスの可否を判断す
    る判断手段とを具備したことを特徴とする動画閲覧シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、情報入手手段を操作す
    る者を特定するクライアントIDナンバーと、このクラ
    イアントIDナンバーに対応するパスワードとを予め記
    憶しており、情報入手手段を操作する者が入力したクラ
    イアントIDナンバーとパスワードとが一致した場合に
    のみ、情報蓄積手段へのアクセスを許可することを特徴
    とする請求項1記載の動画閲覧システム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、クライアントIDナン
    バーとパスワードとが記載されたカードが販売された時
    点でカードを販売したものから販売されたカードのパス
    ワードの通知を受け、少なくともそのパスワードに対応
    するクライアントIDナンバーが情報入手手段から入力
    された場合にのみ情報蓄積手段へのアクセスを許可する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画閲覧システム。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、情報入手手段を操作す
    るものを特定するクライアントIDナンバーを予め記憶
    しており、情報入手手段を操作する者が入力したクライ
    アントIDナンバーが入力された場合にのみ、情報蓄積
    手段へのアクセスを許可することを特徴とする請求項1
    記載の動画閲覧システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアントIDナンバー及びパス
    ワードは、販売されるカードに記載されており、クライ
    アントIDナンバーは、一度剥がすと再付着できない圧
    着シール又は一度擦り取ると再付着できないスクラッチ
    被膜で覆われていることを特徴とする請求項2又は4記
    載の動画閲覧システム。
  6. 【請求項6】 前記判断手段は、クライアントIDナン
    バーごとにアクセスされた回数を記憶するとともに、そ
    の回数が予め設定された予定回数以上になるまではアク
    セスを許可することを特徴とする請求項2、3、4又は
    5記載の動画閲覧システム。
  7. 【請求項7】 前記判断手段は、クライアントIDナン
    バーごとにアクセスされた時間の総和である累積時間を
    記憶するとともに、その累積時間が予め設定された予定
    時間以上になるまではアクセスを許可することを特徴と
    する請求項2、3、4又は5記載の動画閲覧システム。
  8. 【請求項8】 前記判断手段は、クライアントIDナン
    バーごとにアクセスが許可される期限を記憶しており、
    アクセスされた日時と前記期限とを比較し、アクセスさ
    れた日時が前記期限前である場合にのみアクセスを許可
    することを特徴とする請求項請求項2、3、4又は5記
    載の動画閲覧システム。
  9. 【請求項9】 前記情報収集手段は、リアルタイムの動
    画画像の他に、その動画画像が撮影されている地点の気
    象情報を収集するものであり、前記情報蓄積手段は動画
    画像とともに前記気象情報をも蓄積するものであり、前
    記情報入手手段からは動画画像とともに前記気象情報を
    も入手可能としたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7又は8記載の動画閲覧システム。
  10. 【請求項10】 前記動画画像に、撮影されている対象
    物の平均的な画像に基づいて抽象化されたシンボルを重
    畳することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8又は9記載の動画閲覧システム。
  11. 【請求項11】 前記情報蓄積手段は、前記気象情報
    が、情報入手手段を操作する者が予め情報蓄積手段に登
    録した状態になった場合に、その旨を情報入手手段を操
    作する者に対して電子メール等の情報通知手段によって
    通知することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9又は10記載の動画閲覧システム。
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