JP2002215793A - 診療データの管理装置 - Google Patents

診療データの管理装置

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JP2002215793A
JP2002215793A JP2001011626A JP2001011626A JP2002215793A JP 2002215793 A JP2002215793 A JP 2002215793A JP 2001011626 A JP2001011626 A JP 2001011626A JP 2001011626 A JP2001011626 A JP 2001011626A JP 2002215793 A JP2002215793 A JP 2002215793A
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Yuji Kanda
祐治 神田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子カルテを多くの医療機関で容易に作
成可能にすることにある。 【解決手段】 診療データの管理装置は、センタ側に配
置されたサーバであって電子カルテを作成するカルテ作
成プログラムを記憶しているサーバと、医療機関に設置
された1以上の端末機であってインターネットを利用し
てサーバにアクセス可能の端末機とを含む。サーバは、
端末機により入力された診療データを含む電子カルテを
記憶すると共に、端末機からの要求によりカルテ作成プ
ログラム又は電子カルテをその端末機に利用可能にす
る。端末機は、サーバにアクセスしてカルテ作成プログ
ラム又は電子カルテの利用を要求して、その電子カルテ
に診療データを入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機関で発生す
る診療データを管理する装置に関し、特にカルテやレセ
プトをウエブページ上で作成するシステムに好適な装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】病院、医院等の医療機関においては、健
康保険証の情報、診断結果、診療結果等、種々の診療デ
ータが発生する。この種の診療データは、カルテに記録
され、またそれらのデータを基に会計処理が行われると
共に、レセプトが作成される。近時、この種のカルテを
電子的に作成して保存することが提案されている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかし、カルテを電子的に作
成して保存するためのプログラムが複雑かつ高価である
ことから、そのような手法は、大学病院や大病院のよう
に大きな医療機関の一部で採用されているにすぎず、医
院のような小さな医療機関では未だ書類により作成して
いる。
【0004】本発明の目的は、電子カルテを多くの医療
機関で容易に作成可能にすることにある。
【0005】
【解決手段、作用及び効果】本発明に係る診療データの
管理装置は、センタ側に配置されたサーバであって電子
カルテを作成するカルテ作成プログラムを記憶している
サーバと、医療機関に設置された1以上の端末機であっ
てインターネットを利用して前記サーバにアクセス可能
の端末機とを含む。前記サーバは、前記端末機により入
力された診療データを含む電子カルテを記憶すると共
に、端末機からの要求により前記カルテ作成プログラム
又は前記電子カルテをその端末機に利用可能にする。前
記端末機は、前記サーバにアクセスして前記カルテ作成
プログラム又は前記電子カルテの利用を要求して、その
電子カルテに診療データを入力する。
【0006】カルテ作成プログラム又は電子カルテの利
用要求が端末機からサーバに入力すると、サーバはその
要求の正否等適宜な処理を行った後、要求した端末機に
対し、カルテ作成プログラム又は電子カルテを利用可能
にする。これにより、医療機関においては、その端末機
を利用して電子カルテに診療データを入力することがで
きる。そのように作成された電子カルテは、サーバのメ
モリに記憶され、その後の処理又は再度の利用に備えて
保存される。
【0007】上記のように本発明によれば、カルテ作成
プログラムと電子カルテとをサーバ側に記憶しておき、
医療機関においては必要なときに端末機によりサーバに
アクセスして診療データを電子カルテに入力することが
できるから、高価で複雑なカルテ作成プログラムや、電
子カルテを各医療機関に備える必要がなく、したがって
電子カルテを多くの医療機関で容易に作成可能である。
【0008】前記診療データはレセプトを作成するデー
タを含むことができる。そのようにすれば、サーバ側に
おいてレセプトを作成することができる。また、作成し
たレセプトをサーバにおいて電子カルテに関係つけて記
憶しておくと共に、端末機で利用可能にすることもでき
る。
【0009】上記の代わりに、電子カルテにレセプトを
作成する箇所を設けてもよい。この場合、レセプトは、
医療機関において、端末機を利用して所定のデータを入
力することにより作成される。この場合も、作成したレ
セプトをサーバにおいて電子カルテに関係つけて記憶し
ておき、後に端末機で利用可能にしてもよい。
【0010】前記サーバは、さらに、端末機により入力
された診療データを基に会計処理を行って、その結果を
端末機で利用可能にしてもよいし、会計処理の結果を前
記電子カルテに関係つけて記憶してもよい。
【0011】前記サーバは、患者又は医療機関の認証を
経て前記電子カルテを前記患者又は第三者に開示するこ
とができる。そのようにすれば、電子カルテを作成した
医療機関以外の医療機関でその電子カルテを利用して診
療を受けることができる。また、患者又は医療機関に認
証を経て電子カルテ中のレセプトデータを前記患者又は
保険料の審査機関や支払機関等に開示するようにすれ
ば、保険料請求の正否をより容易にかつ正確に審査する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、管理装置10
は、診療データを電子的に格納し、管理するデータセン
タ12と各種の診療を行う複数の医療機関14とをイン
ターネット16により接続して、カルテデータやレセプ
トデータ等の診療データを管理する。
【0013】データセンタ12は構内回路網により互い
に電気的に接続された2つのサーバ20,22を備えて
おり、各医療機関14は構内回路網により互いに電気的
に接続された複数の端末機24,26,28を備えてい
る。データセンタ12及び各医療機関14は、それぞ
れ、インターネット16を利用する通信のためのモデム
30及び32を備えている。
【0014】サーバ20,22及び端末機24,26,
28は、いずれも、1以上のメモリを有する本体、各種
のデータを目視可能に表示する表示装置、各種のデータ
を入力するキーボード、各種のデータを印刷するプリン
タ等を備えたコンピュータにより構成されており、また
モデム30又は32に電気的に接続されている。
【0015】サーバ20は、端末機24,26,28か
らの各種の要求を受け付けて、その要求の正否を判定す
る認証サーバであり、受け付けた要求が正しい場合に受
け付けた要求をサーバ22に実行させる。サーバ20
は、正否の判定に必要な種々のコードをメモリに記憶し
ている。
【0016】サーバ22は、カルテ作成プログラムや作
成された電子カルテを含む各種のデータを2値情報とし
てウエブ(web)ページの形で記憶している大容量の
データサーバである。データサーバ22は、認証サーバ
20からの指令にしたがって、電子カルテ等の各種のデ
ータをインターネット16を利用してウエブページの形
で各端末機で利用可能にする。
【0017】電子カルテへの各種診療データの書き込み
すなわち入力は、診療データを端末機の表示装置に表示
された画面に入力することにより、行われる。患者への
請求金額の算出、レセプトの作成等に関する処理は、認
証サーバ20及びデータサーバ22の側において行われ
る。
【0018】各医療機関14の端末機24は、医療機関
14の受付窓口において患者の受付処理に用いる装置で
ある。端末機24は、電子カルテ、会計情報等の利用を
サーバ18に要求する作業、患者から提出された健康保
険証34や診察カード36等を利用して、各種の処理す
なわち作業を実行する。
【0019】端末機24における作業として、患者に関
する基本情報や健康保険に関する保険情報を入力して電
子カルテを新たに作成する作業、患者の電子カルテに新
たな診療データを入力する作業、患者に対する医療費の
請求金額を確認する作業、月毎又は年毎の会計処理表を
作成する作業等をあげることができる。
【0020】各医療機関14の他の端末機26,28
は、医者が電子カルテを含む各種のデータの利用をサー
バ18に要求する作業や、診療データを電子カルテに入
力する作業等に用いられる。
【0021】各医療機関14で患者に発行する、診察カ
ード36は、患者に関する基本情報や健康保険に関する
保険情報を電子データとして読み取り可能に記録したカ
ードとし、その診察カード36の情報を端末機において
カードリーダ38により読み取って利用することによ
り、上記した各種の作業、特にサーバ18への要求作業
を容易にすることが好ましい。カードリーダ38は端末
機毎に備えてもよい。
【0022】しかし、健康保険証がそのような基本情報
及び健康保険情報を電子データとして読み取り可能に記
録したカードであるときは、そのような診察カード36
の代わりに、そのような健康保険証を用いてもよい。
【0023】上記した各種の作業及び処理並びに後に記
載する各種の作業及び処理は、データサーバ22に記憶
されているカルテ作成プログラムによる制御の基に行わ
れる。そのようなカルテ作成プログラムの一例を図2に
示す。
【0024】図2は、歯科医院用カルテ作成プログラム
の一部の一例を示す。カルテ作成プログラムは、初診の
患者の電子カルテを作成するステップ40と、再診の患
者の電子カルテにデータを入力するステップ42とを含
み、端末機によりいずれかが選択されると、サーバ18
は各種データの確認や入力を端末側においてウエブペー
ジ上で行う次のステップに移行する。
【0025】各種データの確認や入力を行うステップ
は、サーバ18が患者についての、基本情報44、健康
保険情報46、傷病名情報48、歯式情報50、処置情
報52、検査情報54、画像情報56、問診票情報5
8、会計情報60等をデータサーバ22からウエブペー
ジとして出力してそれらを端末機に表示し、その表示画
面に所定の情報を入力することを案内することを含む。
【0026】基本情報44として、患者の、識別コー
ド、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、職業、続
柄、傷病名、労務不能に関する意見、意見書交付年月
日、入院期間、被保険者確認年月日等をあげることがで
きる。
【0027】健康保険情報46として、保険番号、記号
・番号、被保険者の氏名、区分、有効期限、資格取得年
月日、保険者の名称、事業者の名称等をあげることがで
きる。
【0028】傷病名情報48として、傷病名、傷病の分
類等をあげることができる。歯式情報50として、歯
式、健全歯、欠損歯、処置済歯、カリエス等をあげるこ
とができる。処置情報52として、セット名、処置の分
類、処置名、投薬剤名等をあげることができる。
【0029】検査情報54として、検査名、検査の分類
等をあげることができる。画像情報56として、口腔画
像、レントゲン画像等をあげることができる。問診票情
報58として、問診内容をあげることができる。会計情
報60として、診療点数、患者負担金等を上げることが
できる。
【0030】上記の情報は、端末機の画面に表示され、
また表示された入力画面を利用して入力される。これに
より、電子カルテ62が作成又は更新される。しかし、
基本情報44及び健康保険情報46は、初診の患者の場
合に入力されて新たな電子カルテ62として作成される
が、再診の患者の場合にはすでに電子カルテ62に入力
されているので、追加事項及び変更事項だけが入力され
る。
【0031】電子カルテ62は、所定の情報が入力され
た後、サーバ18のメモリに記憶されるか、メモリ内の
対応する電子カルテが更新される(64)。このように
して、データサーバにデータベースがウエブページの形
で構築される。新たに作成された電子カルテ62又は更
新された電子カルテ62は、端末機において印刷するこ
とができる(66)。
【0032】次に、図3を参照して、管理装置10の動
作について以下に説明する。
【0033】管理装置10において、医療機関14は、
受付において患者から健康保険証34又は診察カード3
6を受け、受けた健康保険証34又は診察カード32を
基に初診であるか再診であるかを確認する。初診であれ
ば新たな電子カルテの送信(表示)を、また再診であれ
ば既存の電子カルテの送信(表示)を、それぞれ、医療
機関のコード及び患者の識別コードと共にデータセンタ
12側に要求する(ステップ100)。この要求は、端
末機24を利用して行われる。
【0034】上記の送信要求(表示要求)が医療機関の
コード及び患者の識別コードと共に認証サーバ20に入
力すると、データサーバ20はそれらコードの正否を判
定する(ステップ101)。この判定は、入力されたコ
ードがデータサーバ22に登録されているか否かを確認
(検索)することにより、実行される。
【0035】ステップ101の判定の結果、コードが確
認されないと、認証サーバ20は、端末機に再入力する
ことを指示するか、又は、誤りについて問い合わせ、そ
の状態で待機する(ステップ102)。
【0036】しかし、上記判定の結果、コードが確認さ
れると、認証サーバ20は、要求されている電子カルテ
が新たな電子カルテ(初診)であるか既存の電子カルテ
(再診)のであるかを判定する(ステップ103)。要
求されているカルテがいずれであるかの判定は、患者が
初診であるか再診であるか、すなわち図2におけるステ
ップ40又は42のいずれが選択されたかを判定するこ
とにより、行うことができる。
【0037】ステップ103における判定の結果、初診
であると認証サーバ20は初診の患者用の電子カルテを
ウエブページの形で出力することをデータサーバ22に
指令し、データサーバ22は電子カルテを新規に作成す
る画面をウエブページの形で出力する(ステップ10
4)。
【0038】ステップ103における判定の結果、再診
であると認証サーバ20は再診の患者用の電子カルテを
ウエブページの形で出力することをデータサーバ22に
指令し、データサーバ22は既存の電子カルテを検索し
てウエブページの形で出力する(ステップ105)。
【0039】上記の結果、医療機関14側においては、
端末機24を利用して基本情報44及び保険情報46
等、患者及び健康保険証に関する書誌的事項を入力して
初診の患者用の電子カルテを製作するか、新たな診療デ
ータを既存のカルテに入力することができる(ステップ
106)。新たに作成された電子カルテや追記された既
存の電子カルテは、データサーバ22に記憶される(ス
テップ107)。
【0040】電子カルテは、図2に示す情報44〜60
毎に1以上のページにわたっており、1ページずつ端末
機の表示装置に表示される。
【0041】実際の診療に際しては、診療の受付から実
際の診療までに多少の時間を要するから、ステップ10
4及び105からステップ106への移行の間、サーバ
18側は待機することになる。
【0042】このため、ステップ104及び105にお
いて、表示された電子カルテに書誌的事項を入力した
後、全ての処理を一端終了し、実際の診療の際に、ステ
ップ100,102,103,105を再度実行するこ
とが好ましい。この場合、電子カルテの送信要求は、担
当の医師により行われる。この場合も、診察カード36
を利用することができる。
【0043】ステップ107が終了すると、データサー
バ22は、会計処理を行ってその結果を、端末側に送信
すると共に、電子カルテに関係つけてメモリに記憶する
(ステップ107)。この会計処理は、今回の診療額、
今回の患者の負担額、今回の保険料支払機関への請求額
等を算出すること、及び、今回のレセプトを作成するこ
とを含む。そのような会計処理は、保険点数で行うこと
ができる。
【0044】上記のように管理装置10によれば、医療
機関14は、必要なときに端末機によりサーバにアクセ
スして診療データを電子カルテに入力することができる
から、高価で複雑なカルテ作成プログラムや、電子カル
テを医療機関毎に備える必要がなく、電子カルテを多く
の医療機関で容易に作成することができる。
【0045】管理装置10は、また、保険料支払機関に
提出するレセプトを作成する機能を有する。管理装置1
0によるレセプト処理について図4を参照して以下に説
明する。
【0046】レセプト処理は、レセプト処理指令がデー
タサーバ22に入力されることにより、データサーバ2
2において実行される。しかし、保険料支払機関に提出
するレセプトは、定期的に作成すればよいことから、レ
セプト処理指令は、医療機関14側からデータセンタ1
2側に送信することにより開始してもよいし、データセ
ンタ12側において入力してもよい。また、レセプト処
理をデータサーバ22において自動的に開始するように
してもよい。
【0047】レセプト処理指令が入力すると、データサ
ーバ22は、個人別のレセプトをメモリから読み出して
個人別レセプトを集計し(ステップ110)、集計した
レセプトをチェックし(ステップ111)、集計したレ
セプトにエラーがあるか否かを判定する(ステップ11
2)。
【0048】エラーがあると、データサーバ22は、そ
の旨を医療機関に送信して、カルテの訂正等、所定の処
理が行われることを待つ(ステップ113)。
【0049】エラーがないと、データサーバ22は、個
人別レセプトを作成し(ステップ114)、患者の基本
情報(保険情報)をメモリから読み出し(ステップ11
5)、保険者別の診療報酬請求書及び診療報酬明細書を
作成する(ステップ116)。
【0050】上記のように作成された診療報酬請求書及
び診療報酬明細書は、メモリに記憶された後、医療機関
14又は保険支払機関にインターネットにより利用可能
にする。医療機関に受けた診療報酬請求書及び診療報酬
明細書が印刷することができる。診療報酬請求書及び診
療報酬明細書は、書類の形で送ってもよい。
【0051】管理装置10は、また、作成済みのカルテ
データやレセプトデータを患者又は第三者に開示する機
能を備えている。患者又は第三者が電子カルテ又はレセ
プトの開示を求める場合、患者は電子カルテを作成した
医療機関の認証を経ることが必要であり、他の医療機
関、保険料支払機関、保険料の審査機関等の第三者は電
子カルテを作成した医療機関又は患者の認証を経ること
が必要である。
【0052】しかし、患者は、自身のデータの開示を求
める場合や、第三者が保険料支払機関、保険料の審査機
関等の公的機関である場合は、電子カルテを作成した医
療機関の認証を受ける必要がなく、データの開示を要求
することができるようにしてもよい。
【0053】カルテデータやレセプトデータの開示処理
は、電子カルテを作成した医療機関による認証と、要求
するデータを特定する情報とを、サーバ18に接続可能
の端末機を利用して、インターネット16によりサーバ
18側に入力することにより、実行される。
【0054】サーバ18側では、データの開示要求が入
力すると、その要求が正しい場合に、要求されたデータ
をデータサーバー22のメモリから読み出し、インター
ネット16を利用して要求先で利用可能にする。
【0055】上記のように作成したカルテデータ又はレ
セプトデータを患者又は第三者に開示可能にすると、患
者は電子カルテを作成した医療機関以外の医療機関でそ
の電子カルテを利用して診療を受けることができる。ま
た、患者又は医療機関の認証を経てレセプトデータを患
者、保険審査期間、保険支払い機関等に開示するように
すれば、請求の正否をより容易にかつ確実に審査するこ
とができる。
【0056】なお、要求されたデータを書類の形で要求
先に送るようにしてもよい。同様にカルテデータやレセ
プトデータの開示要求を書類により行うようにしてもよ
い。また、データセンサ12においては、単一のサーバ
又は3以上のサーバにサーバ20,22の機能を実行さ
せてもよい。同様に、医療機関14においては、1つ、
2つ又は4以上の端末機に端末機24,26,28の機
能を実行させるようにしてもよい。
【0057】本発明は、上記実施例に限定されない。本
発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る診療データの管理装置に一実施例
を示す電気回路のブロック図である。
【図2】カルテ作成プログラムを説明するための図であ
る。
【図3】電子カルテを作成するステップを説明するため
の図である。
【図4】レセプト処理を実行するステップを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 管理装置 18 サーバ 20 認証サーバ 22 データサーバ 24,26,28 端末機 30,32 モデム 34 健康保険証 36 診察カード 38 カードリーダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ側に配置されたサーバであって電
    子カルテを作成するカルテ作成プログラムを記憶してい
    るサーバと、医療機関に設置された1以上の端末機であ
    ってインターネットを利用して前記サーバにアクセス可
    能の端末機とを含み、 前記サーバは、前記端末機により入力された診療データ
    を含む電子カルテを記憶すると共に、端末機からの要求
    により前記カルテ作成プログラム又は前記電子カルテを
    その端末機に利用可能にし、 前記端末機は、前記サーバにアクセスして前記カルテ作
    成プログラム又は前記電子カルテの利用を要求してその
    電子カルテに診療データを入力する、診療データの管理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記診療データはレセプトを作成するデ
    ータを含む、請求項1に記載の管理装置。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、さらに、端末機により電
    子カルテに入力された診療データを基にレセプトを作成
    し、作成したレセプトを前記電子カルテに関係つけて記
    憶しておくと共に前記端末機で利用可能にする、請求項
    1又は2に記載の管理装置。
  4. 【請求項4】 前記電子カルテはレセプトを作成する箇
    所を含む、請求項1,2又は3に記載の管理装置。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、さらに、端末機により入
    力された診療データを基に会計処理を行って、その結果
    を端末機で利用可能にする、請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の管理装置。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、さらに、会計処理の結果
    を前記電子カルテに関係つけて記憶する、請求項5に記
    載の管理装置。
  7. 【請求項7】 前記サーバは、患者又は医療機関の認証
    を経て前記電子カルテを前記患者又は第三者に開示す
    る、請求項1〜5のいずれか1項に記載の管理装置。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101414781B1 (ko) 2012-08-03 2014-07-04 (주)헬스웨이브 모바일 앱을 이용한 환자 관리 시스템 및 그 제어방법
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