JP2002215299A - 自立支援のための情報伝送用端末機 - Google Patents

自立支援のための情報伝送用端末機

Info

Publication number
JP2002215299A
JP2002215299A JP2001015896A JP2001015896A JP2002215299A JP 2002215299 A JP2002215299 A JP 2002215299A JP 2001015896 A JP2001015896 A JP 2001015896A JP 2001015896 A JP2001015896 A JP 2001015896A JP 2002215299 A JP2002215299 A JP 2002215299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information transmission
information
transmission terminal
ideographic
person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001015896A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Sato
忠弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GODAI ENBODEI KK
Original Assignee
GODAI ENBODEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GODAI ENBODEI KK filed Critical GODAI ENBODEI KK
Priority to JP2001015896A priority Critical patent/JP2002215299A/ja
Publication of JP2002215299A publication Critical patent/JP2002215299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体的或いは知的障害を有する者や体が不自
由な老人等が容易に使用でき、所望の相手に、かつ所望
の時に自分の意思を伝達することを可能とした自立支援
のための情報伝送用端末機を提供する。 【解決手段】 キー21毎に表意シンボルが表示された
タッチパネル式キーボード22を有する入力部11と、
このキーボード22にキー入力された表意シンボルが表
す内容を文字情報に変換し、外部の情報伝送路を介して
指定された情報伝送先に向けて出力可能に形成された情
報処理・演算部12と、この情報処理・演算部12にて
変換された文字情報を、上記キー入力された表意シンボ
ルとともに表示する表示部13とから情報伝送用端末機
1Aおよび1Bが構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体的或いは知的
障害者や高齢者等の行動範囲を広げる自立支援のための
情報伝送用端末機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、あらゆる分野で技術革新がなされ
つつある中、特に意思伝達のための手段を含め通信分野
における技術の進歩は著しく、目を見張るものがある。
しかしながら、この通信分野に限ってみても、健常者に
とっては、手軽に、広範囲のサービスを受けることが可
能になり、利便性が飛躍的に向上したと言えても、身体
的或いは知的障害者や高齢者等にとっては、まだまだ新
たな技術を利用し難い状況にある。斯かる状況下、例え
ば聴覚障害者や言語障害者のように日常会話をするうえ
で障害を有する者の意思伝達を容易にし、これらの者を
支援する機器として、VOCA(Voice Output Communicatio
n Aids)と総称されるコミュニケーション用の補助機器
が商品化されている。そして、市販されているこの補助
機器には、記録、再生機能を有するもの、表示装置を有
するもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の補助装
置の場合、伝達メッセージがごく短いものに限られ、基
本的にはいずれもキー操作により記録・再生するもの
で、自分の意思を所望の相手に、所望の時に伝え、さら
にこの所望の相手からのメーッセージを直ちに受取るこ
とはできないという問題がある。例えば、体が不自由な
者に救急治療を要する何等かの異変が生じた場合、上述
した補助装置では斯かる緊急事態に対応し切れないとい
う問題がある。本発明は、斯る従来の問題点をなくすこ
とを課題としてなされたもので、身体的或いは知的障害
を有する者や体が不自由な老人等が容易に使用でき、所
望の相手に、かつ所望の時に自分の意思を伝達すること
を可能とした自立支援のための情報伝送用端末機を提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、キー毎に表意シンボルが表示されたタッ
チパネル式キーボードを有する入力部と、このキーボー
ドにキー入力された表意シンボルが表す内容を文字情報
に変換し、外部の情報伝送路を介して指定された情報伝
送先に向けて出力可能に形成された情報処理・演算部
と、この情報処理・演算部にて変換された文字情報を、
上記キー入力された表意シンボルとともに表示する表示
部とを備えた構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。図1は、本発明に係る自立支援の
ための情報伝送用端末機1Aおよび1Bを適用した自立
支援用コミュニケーションシステムを示し、一方の者A
の所に配置された情報伝送用端末機1Aと他方の者Bの
所に配置された情報伝送用端末機1Bとが例えば、LA
N(Local Area Network)或いはインターネット等を介
して情報伝送可能な状態に置かれている。この情報伝送
用端末機1Aおよび1Bは入力部11、情報処理・演算
部12および表示部13を備えている。
【0006】入力部11は、図2に示すように、縦横に
配列された多数のキー21からなるタッチパネル式キー
ボード22を有し、キー21の各々には感圧式のメンブ
レンスイッチが設けられている。また、キー21の各々
には、一定の意味を表現する表意シンボルが表示されて
いる。この対応関係は、キー21の各々の位置に対応す
るように上記表意シンボルが描かれたシートをキーボー
ド22上に配置することにより示される。なお、上記表
意シンボルをキー21の各々の位置に対応させるように
キーボード22の面に例えば液晶を用いて画像表示する
ことにより、上記対応関係を明確にするようにしてもよ
い。
【0007】情報処理・演算部12は、まず入力部11
にて上記表意シンボルを介してキー入力された信号を受
け、この信号が意味する内容を文字情報に変換する。続
いて、情報処理・演算部12は、この文字情報を対応す
る表意シンボルを表す信号とともに表示部に出力すると
ともに、指定された情報伝送先、図示する例の場合は上
記他方の者Bの所に向けて送信する。この情報伝送先に
ついては、情報処理・演算部12に予め必要とする情報
伝送先のアドレスを登録し、かつこの情報伝送先の各々
に対応する表意シンボルを決めておくことにより、表意
シンボルを介して情報伝送先が入力できるようにしてお
き、さらに直ちに救急車を呼ぶときのように入力内容に
よっては、自動的に情報伝送先が決まるようにしておく
のが望ましい。また、この入力された内容を上記表意シ
ンボルとともに、情報処理・演算部12に記録し、再生
できるようにしてもよい。
【0008】表示部13は、情報処理・演算部12から
の信号を受け、上記表意シンボルを介してキー入力され
た内容をこの表意シンボルとともに表示し、この表示に
より入力内容が正しいか否かの確認ができるように形成
されている。なお、表示部13を、この表示とともに、
この内容を音声によっても出力できるように形成しても
よい。
【0009】図1は、一例として上記一方の者Aおよび
上記他方の者Bの双方が高齢者である場合を示してお
り、この一方の者Aが情報伝送用端末機1Aに、上段の
“あなた”を意味する表意シンボルS1,“家の中”を
意味する表意シンボルS2および問いかけを意味する表
意シンボルS3をキー入力すると上記他方の者Bの所に
おける情報伝送用端末機1Bの表示部13には、“あな
たは家で何をしていますか?”と表意シンボルとともに
表示される。これに対して、この他方の者Bが情報伝送
用端末機1Bに、下段の“本”を意味する表意シンボル
S4と“読む”を意味する表意シンボルS5をキー入力
して返信すると上記一方の者Aの所における情報伝送用
端末機1Aの表示部13には、“本を読んでいます。”
と表示される。
【0010】これらの表意シンボルは、用途に応じて種
々のカデゴリーに分類して、入力部11にて適宜カテゴ
リーを選択可能とし、それに対応したカデゴリーを表示
したシートを用いるか、画像表示可能としておくのが望
ましい。図3は、別のカデゴリーにおける表意シンボル
を表示したキー21からなるキーボード22を備えた入
力部11を示している。
【0011】図4は、さらに別の例として、一方の者X
がナースステーションの職員で、他方の者Yが高齢者で
ある場合を示し、図1と共通する部分については、互い
に同一番号を付して説明を省略する。この場合、上記一
方の者Xが情報伝送用端末機1Xに、上段の“健康”を
意味する表意シンボルS6および問いかけを意味する表
意シンボルS7をキー入力すると、上記他方の者Yの所
における情報伝送用端末機1Yの表示部13には、“お
元気ですか?”と表意シンボルとともに表示される。こ
れに対して、この他方の者Yが情報伝送用端末機1Y
に、下段の“体調不良”を意味する表意シンボルS8と
“医師”を意味する表意シンボルS9をキー入力して返
信すると上記一方の者Xの所における情報伝送用端末機
1Xの表示部13には、“体調不良、看護たのむ。”と
表示される。上述した表意シンボルとしては、例えば既
に外国で開発され、広く普及しつつあるPIC(Pictog
ram Ideogram Communication)シンボルを基に、日本で
の使用に適するように修正したものが知られている。
【0012】なお、図4に示す例のように、上記一方の
者Xは通常は健常者であり、このような場合には、健常
者側では、表意シンボルを介してではなく、一般的な文
字を介してキー入力するようにしてもよい。また、表意
シンボルに基づいて変換される文字情報について、日本
語に限らず、外国語をも選択可能とすることにより、共
通の言語としての表意シンボルを介して言葉が通じ合わ
ない諸外国の人々と上述した障害者や高齢者との間で情
報の授受が容易になる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、キー毎に表意シンボルが表示されたタッチパ
ネル式キーボードを有する入力部と、このキーボードに
キー入力された表意シンボルが表す内容を文字情報に変
換し、外部の情報伝送路を介して指定された情報伝送先
に向けて出力可能に形成された情報処理・演算部と、こ
の情報処理・演算部にて変換された文字情報を、上記キ
ー入力された表意シンボルとともに表示する表示部とを
備えた構成としてある。このため、身体的或いは知的障
害を有する者や体が不自由な老人等が容易に使用でき、
所望の相手に、かつ所望の時に自分の意思を伝達するこ
とが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自立支援のための情報伝送用端
末機を適用した自立支援用コミュニケーションシステム
を示す図である。
【図2】 図1に示す情報伝送用端末機の入力部を示す
斜視図である。
【図3】 図1に示す情報伝送用端末機の入力部のキー
ボードに表意シンボルの一例を適用した状態を示す斜視
図である。
【図4】 本発明に係る自立支援のための情報伝送用端
末機を適用した別の自立支援用コミュニケーションシス
テムを示す図である。
【符号の説明】
1A,1B,1X,1Y 自立支援のための情報伝送用
端末機 11 入力部 12 情報処理・演算部 13 表示部 21 キー 22 タッチパネル式キーボード S1〜S9 表意シンボル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー毎に表意シンボルが表示されたタッ
    チパネル式キーボードを有する入力部と、このキーボー
    ドにキー入力された表意シンボルが表す内容を文字情報
    に変換し、外部の情報伝送路を介して指定された情報伝
    送先に向けて出力可能に形成された情報処理・演算部
    と、この情報処理・演算部にて変換された文字情報を、
    上記キー入力された表意シンボルとともに表示する表示
    部とを備えた自立支援のための情報伝送用端末機。
JP2001015896A 2001-01-24 2001-01-24 自立支援のための情報伝送用端末機 Pending JP2002215299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001015896A JP2002215299A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 自立支援のための情報伝送用端末機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001015896A JP2002215299A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 自立支援のための情報伝送用端末機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002215299A true JP2002215299A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18882364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001015896A Pending JP2002215299A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 自立支援のための情報伝送用端末機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002215299A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293395A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Shodensha:Kk コミュニケーションエイド装置
WO2012121573A2 (ko) * 2011-03-10 2012-09-13 나사렛대학교 산학협력단 장애인용 보완대체 의사소통 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293395A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Shodensha:Kk コミュニケーションエイド装置
WO2012121573A2 (ko) * 2011-03-10 2012-09-13 나사렛대학교 산학협력단 장애인용 보완대체 의사소통 장치
WO2012121573A3 (ko) * 2011-03-10 2012-12-27 나사렛대학교 산학협력단 장애인용 보완대체 의사소통 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7307509B2 (en) Assistive communication device
JP2008521021A5 (ja)
Arab et al. Evaluation of PhonAge: an adapted smartphone interface for elderly people
Narasimha et al. Designing home-based telemedicine systems for the geriatric population: an empirical study
JP2002083066A (ja) 健康診断ネットワークシステム
Hurtig et al. Improving Patient Safety and Patient–Provider Communication
Borblik et al. Assistive technology software for people with intellectual or development disabilities: Design of user interfaces for mobile applications
JP2002215299A (ja) 自立支援のための情報伝送用端末機
Evans et al. Caring for the ethnic elder: even when language is not a barrier, patients may be reluctant to discuss their beliefs and practices for fear of criticism or ridicule
JP2005025457A (ja) 看護支援システム
JP4393821B2 (ja) ナースコールシステムおよびプログラム
Yeh et al. Assisting the visually impaired to deal with telephone interview jobs using information and commutation technology
Parr et al. Breaking new ground in familiar territory: A comment on ‘Supported conversation for adults with aphasia’, by Aura Kagan
JP2002169888A (ja) 医療介護支援システム
JP2000057216A (ja) 在宅ケアシステム
JP2005244581A (ja) ナースコール親機
Thibodeau Plotting beyond the audiogram to the TELEGRAM, a new assessment tool
Hirayama et al. An emergency communication pad for hearing impaired persons
MacDougall et al. An evaluation of an interprofessional palliative care education programme
CN217933184U (zh) 一种无障碍就医沟通设备
JP2004187255A (ja) 聴覚障害者緊急通報システム
Murphy Don't hang up: Use of the telephone by people with communication difficulties
Lechky Multiculturalism and AIDS: different communities mean different educational messages required
Shukla Running an inclusive and accessible teleophthalmology service for people with disabilities
JP3087774U (ja) 会話用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030430