JP2002215210A - プログラム現在位置の更新方法 - Google Patents

プログラム現在位置の更新方法

Info

Publication number
JP2002215210A
JP2002215210A JP2001012022A JP2001012022A JP2002215210A JP 2002215210 A JP2002215210 A JP 2002215210A JP 2001012022 A JP2001012022 A JP 2001012022A JP 2001012022 A JP2001012022 A JP 2001012022A JP 2002215210 A JP2002215210 A JP 2002215210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
motion
current position
axis
updating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001012022A
Other languages
English (en)
Inventor
Eishin Ueda
英信 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2001012022A priority Critical patent/JP2002215210A/ja
Publication of JP2002215210A publication Critical patent/JP2002215210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動介入等によるプログラム現在位置のずれ
を解消して正確な位置決めを行うプログラム現在位置の
更新方法を提供する。 【解決手段】 ラダー命令およびモーション命令を有す
るモーション制御装置1におけるプログラム現在位置の
更新方法において、モーションプログラム2運転中にモ
ーションプログラム以外のラダー命令により軸8を動か
した場合、若しくは他の複数のモーションプログラムで
同じ軸を動かした場合に、任意の軸に対してプログラム
現在位置を更新する命令PLD:3を指定することによ
って軸に対する最新のプログラム現在位置を取得できる
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーションプログ
ラムに基づき産業用機械などの制御対象機器の位置決め
制御を行うモーションコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モーションプログラムを有するコ
ントローラでは、図4に示すように、モーションプログ
ラムのイニシアルスタート時、複数の各軸PPOS[A
1]、PPOS[B1]、PPOS[C1]、PPOS
[D1]を、例えば、原点位置にするような、プログラ
ム現在位置の初期化が行われ、サーボコントローラの制
御位置を参照して、その後プログラム実行時の各軸PP
OS[A1]〜[D1]の更新処理に示すように、モー
ションプログラムの各ブロック毎の移動量を加算して更
新される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、モーションプログラム運転中に手動介入して
JOG/STEP等で軸移動を行った場合には、モーシ
ョンプログラムによる移動ではないので、モーションプ
グラムに反映されプログラム現在位置が更新されること
はなく、この状態でモーションプログラムを継続実行す
ると、モーションプログラムで指定した位置と異なる位
置に位置決めしてしまうという問題があった。更に、プ
ログラムのデバッグ運転中にJOG等により軸を動かし
た場合に、デバックの対象となるプログラムは更新され
ないので、プログラムで指定したステップとデバッグ実
行するステップ範囲とが異なってしまい正常なデバッグ
が不可能になるという問題があった。そこで、本発明の
第1の目的は、モーションプログラム運転中に、任意の
軸に対してモーションプログラムで指定された時点のプ
ログラム現在位置を更新する機能を持つことによって、
手動介入等があった場合でもプログラム現在位置が更新
されてモーションプログラムで指定した位置に正確に位
置決めできるプログラム現在位置の更新方法を提供する
ことにある。更に、本発明の第2の目的は、プログラム
のデバッグ運転中に、プログラミング装置よりコマンド
を発行してプログラム現在位置を更新する機能を持つこ
とによって、正常なデバッグを可能にしアプケーション
プログラムの作成時間を短縮できるプログラム現在位置
の更新方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ラダー命令およびモーシ
ョン命令を有するモーション制御装置におけるプログラ
ム現在位置の更新方法において、モーションプログラム
運転中にモーションプログラム以外のラダー命令により
軸を動かした場合、若しくは他の複数のモーションプロ
グラムで同じ軸を動かした場合等に、任意の軸に対して
プログラム現在位置を更新する命令を指定することによ
って前記軸に対する最新のプログラム現在位置を取得で
きることを特徴としている。また、請求項2に記載の発
明は、プログラムのデバッグ運転中で軸停止中にJOG
等で軸を動かした場合に、プログラミング装置よりプロ
グラム現在位置を更新するコマンドを発行することによ
り最新のプログラム現在位置を取得することを可能にし
たことを特徴としている。このプログラム現在位置の更
新方法によれば、モーションプログラム運転中に手動介
入された場合でも、常に最新のプログラム現在位置を更
新して必ずプログラムで指定された通りのポイントを通
過させたり、意識して手動介入分シフトしたまま移動さ
せたりという、自由な動作が可能になる。また、デバッ
グ運転中に手動介入されても、最新のプログラム現在位
置を取得することで、プログラムのステップとデバッグ
ステップ範囲とを一致させデバッグを効率良く短時間で
終了させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態に係るプログラム現在位置の更新方法のブロ
ック図である。図2は図1に示すプログラム現在位置を
更新するモーション命令のフォーマットとプログラム例
を示す図である。図1において、1はモーションプログ
ラム、ラダー等で動作するモーションコントローラであ
る。2はモーションプログラムで、3はプログラム現在
位置更新命令PLDである。4はモーションプログラム
2を機械語にコンパイルするコンパイラ、5は各軸毎に
コンパイルされた命令で「PLD」命令3を含む。6は
データで各種パラメータ値を示している。7は軸8(P
POS[A1]、PPOS[B1])を制御するPLC
コントローラ、9はサーボコントローラとの2ポートR
AM等による共有メモリで、サーボ(SV)コントロー
ラ部12からの検出データにより、現在のワーク位置デ
ータとしてワーク座標系オフセットOFFSET10
と、サーボモータの停止位置データ等の機械座標系現在
位置CPOS11を入力記憶し、PLC6へ伝達する。
【0006】つぎに動作について説明する。モーション
プログラムを基に、PLC7により各サーボ軸PPOS
[A1]、PPOS[B1]を制御する場合に、イニシ
ャルスタート時にサーボモータの停止位置等をエンコー
ダ値として検出した機械座標系現在位置CPOS11
と、サーボモータを駆動して実際に加工するワークと、
工具の現在位置等のワーク座標系オフセット10とを確
認して、初期化を行う。従って、通常はモーションプロ
グラムの現在位置と、実際のワーク座標系オフセット1
0と機械座標系現在位置11とは一致していなければな
らないが、JOG/STEP等の介入があると、ずれが
生ずるので、図2の現在位置更新命令のフォーマットに
示すように、モーションプログラム2にプログラム現在
位置更新命令「PLD」を設けて、プログラム現在位置
を更新する軸[A×1]、[A×2]、…[A×n]を
指定する。なお、指定しない軸は更新処理は行わない。
このようにモーションプログラム2に「PLD」命令が
設定されると、PLC7は設定時点で更新処理を行う。
具体的には、図2のプログラム現在位置更新命令の使用
例に示すように、手動(JOG)操作(又は、ラダー動
作等)が軸[A1]、[B1]、[C1]を動かして、
その分のプログラム現在位置更新命令が出されている
と、MVS(直線補間命令)→[A1]−1000、
[B1]−2000、[C1]−3000、と更新処理
を行うことによって、手動(JOG)操作の分のずれを
解消してモーションプログラム現在位置と実際の機械座
標系現在位置と、ワーク座標系オフセットが一致して、
異なる位置へ位置決めされるような不都合は回避でき
る。
【0007】次に、本発明の第2の実施の形態について
図を参照して説明する。図3は本発明の第2の実施の形
態に係るプログラム現在位置の更新方法のブロック図で
ある。図3において、30はユーザ入力によりプログラ
ムを作成しデバッグを行う時にプロクラム現在位置の更
新コマンドを発行するプログラミング装置である。31
はプログラム現在位置の更新コマンドである。32はプ
ログラミング装置30作成のプログラムで動作するモー
ションコントローラである。33は作成されたプログラ
ムをデバッグするデバッグ運転システム処理であり、軸
情報35とグループ定義軸数分36を含む。34は記憶
されたMCプログラムである。なお、その他の図1と同
一構成には同一符号を付して重複する説明は省略する。
つぎに動作について説明する。デバッグ運転中プログラ
ミング装置30はプログラム34を読込み、先頭の命令
を表示させる。例えば、図2に示すログラムを例にとれ
ば、先頭のMOV[A1]10000、[B1]200
00、[C1]30000、MOV[A1]2000
0、[B1]50000、[C1]70000、までを
シングルステップとして指定して、デバッグ実行をデバ
ッグ運転システム処理33に指令して実行させる。次
に、従来の場合は、図示されていないが、続く同様なモ
ーション命令を第2のシングルステップとしてデバッグ
実行させる。という手順となるがこの間に、図2に示す
ように手動(JOG)等の介入があった場合は、モーシ
ョンプログラムと実際の位置の間にずれがあって正常な
デバッグ運転ができなくなる。従って、本発明では最初
のシングルステップのデバッグ処理の直後に、プログラ
ム現在位置の更新コマンド31(図2の更新命令PLD
に相当)を挿入してデバッグを進めることによりプログ
ラム現在位置は実際の位置に更新され、正常なデバッグ
が実行できる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、モーション命令に
プログラム現在位置を更新する命令PLDを持たせるこ
とによって、コントローラの機能を変えることなく手動
介入があった場合でもモーションプログラムで任意の軸
に対してプログラム現在位置を更新できるようになり、
正確・迅速な位置決めが可能になるという効果がある。
また、デバッグ運転中にもプログラム現在位置を更新す
るコマンドを発行することによって、手動介入等があっ
た場合でもプログラム現在位置を更新できるようにな
り、正常にデバッグが実行されアプリケーションプログ
ラムの作成時間が大幅に短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフログラム現
在位置の更新方法のブロック図である。
【図2】図1に示すプログラム現在位置を更新するモー
ション命令のフォーマットとプログラム例を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るプログラム現
在位置の更新方法のブロック図である。
【図4】従来のモーションコントローラのプログラム更
新方法のブロック図である。
【符号の説明】
1 モーションコントローラ 2 モーションプログラム 3 プログラム現在位置更新命令 4 コンパイラ 5 軸制御命令 6 制御データ 7 コントローラ 8 軸 9 共有メモリ 10 ワーク座標系オフセット 11 機械座標系現在位置 12 SVコントローラ 30 プログラミング装置 31 更新コマンド 32 モーションコントローラ 33 デバッグ運転システム処理 34 MCプログラム 35 軸情報 36 グループ定義軸数分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラダー命令およびモーション命令を有す
    るモーション制御装置におけるプログラム現在位置の更
    新方法において、 モーションプログラム運転中にモーションプログラム以
    外のラダー命令により軸を動かした場合、若しくは他の
    複数のモーションプログラムで同じ軸を動かした場合等
    に、任意の軸に対してプログラム現在位置を更新する命
    令を指定することによって前記軸に対する最新のプログ
    ラム現在位置を取得できることを特徴とするプログラム
    現在位置の更新方法。
  2. 【請求項2】 プログラムのデバッグ運転中で軸停止中
    にJOG等で軸を動かした場合に、プログラミング装置
    よりプログラム現在位置を更新するコマンドを発行する
    ことにより最新のプログラム現在位置を取得することを
    可能にしたことを特徴とするプログラム現在位置の更新
    方法。
JP2001012022A 2001-01-19 2001-01-19 プログラム現在位置の更新方法 Pending JP2002215210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001012022A JP2002215210A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 プログラム現在位置の更新方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001012022A JP2002215210A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 プログラム現在位置の更新方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002215210A true JP2002215210A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18879085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001012022A Pending JP2002215210A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 プログラム現在位置の更新方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002215210A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8688258B2 (en) Method of controlling a machine tool
JP5000543B2 (ja) 工作機械の制御方法、および、それに対する装置
US9846424B2 (en) Numerical control apparatus
JP5543534B2 (ja) プログラム再開機能を備えた数値制御装置
US20040088119A1 (en) System for controlling and monitoring machines and/or systems with active components belonging to different active groups
US9429928B2 (en) Control method, non-transitory computer readable medium and controller of numerical control machine tool
US20060037951A1 (en) Laser processing apparatus
US10761513B2 (en) Information processing device, information processing method, and non-transitory computer-readable recording medium
JP4763719B2 (ja) 機械の制御部、該制御部用のエンジニアリングシステム、および該制御部の駆動方法
JP2004326618A (ja) 工作機械の数値制御装置
US8473092B2 (en) Complete round working method and complete round working device in NC machine tool
US8155781B2 (en) Automation system and method for movement control of at least one moveable machine element
WO2004074953A1 (ja) 数値制御装置
JP2002215210A (ja) プログラム現在位置の更新方法
US20220229416A1 (en) Control system, analysis method, and program
JP7448377B2 (ja) 加工プログラムの管理装置、管理システム、管理方法
WO2012124145A1 (ja) 演算ユニット、支援装置、支援プログラム、支援プログラムを格納した記憶媒体、および、支援装置における動作方法
US20030093165A1 (en) Programming method for creating a control program of an industrial machine
JP4560191B2 (ja) 数値制御装置
JP7375632B2 (ja) 制御システムおよびサポート装置
JPS60101606A (ja) ロボツト自動運転方式
JP2001154719A (ja) 自由曲線補間方法
JPH08106320A (ja) 自動機械及び自動機械の制御方法
Roschlia et al. The g-code file
KR0136142B1 (ko) 수치제어장치를 이용한 그래픽 시뮬레이션방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071127