JP2002212939A - 遮水土の製造方法、遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法 - Google Patents

遮水土の製造方法、遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法

Info

Publication number
JP2002212939A
JP2002212939A JP2001006704A JP2001006704A JP2002212939A JP 2002212939 A JP2002212939 A JP 2002212939A JP 2001006704 A JP2001006704 A JP 2001006704A JP 2001006704 A JP2001006704 A JP 2001006704A JP 2002212939 A JP2002212939 A JP 2002212939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
bentonite
amount
impermeable
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001006704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4800491B2 (ja
Inventor
Noriaki Nakajima
典昭 中島
Hideaki Yoshizawa
秀明 芳澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JDC Corp
Original Assignee
JDC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JDC Corp filed Critical JDC Corp
Priority to JP2001006704A priority Critical patent/JP4800491B2/ja
Publication of JP2002212939A publication Critical patent/JP2002212939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4800491B2 publication Critical patent/JP4800491B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 土とベントナイトとを混合した混合土中に含
まれるベントナイト量を簡易、かつ迅速に測定しつつ遮
水土の製造と施工ができるようにする。 【解決手段】 土とベントナイトとを混合して得られる
混合土を敷き詰めて遮水土層を施工する方法である。遮
水土に使用される土に事前にベントナイト量を変量させ
た時の電気伝導度を測定して検量線を求めておく。製造
プラントで製造された混合土の電気伝導度を計測して前
記検量線から求められる含有ベントナイト量が設定量に
安定化するまで混合土中のベントナイト量を調整して遮
水土を製造する。この管理されて製造された混合土を遮
水領域に施工し、施工された混合土層の電気伝導度を計
測して前記検量線から求められる含有ベントナイト量を
求める作業を定期的に行って品質管理をなしつつ混合土
を層状に順次施工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遮水土の製造方法、
遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法に係
り、特に、廃棄物処分場、人工調整池、河川の護岸工事
等の遮水土層に用いるため混合するベントナイトの含有
量を迅速に測定して、遮水土の管理製造と遮水土層の管
理施工を可能とした遮水土の製造方法、遮水土層の施工
方法及び遮水土層の施工管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般廃棄物および産業廃棄物が投
棄される廃棄物処分場1の例では、例えば、図5
(a)、(b)に示すように、廃棄物埋立用凹陥地2の
底面部の基盤21上に、順次、遮水土層22と、遮水シ
ート23と、不織布24と、および保護土層25とが重
ねられて複合遮水構造に施工されている。この廃棄物処
分場1の遮水土層22は、例えば、施工現場の凹陥地1
2の掘削によって生じた土と、粘土鉱物のベントナイト
とを混合して製造した遮水土からなっている。また、遮
水シート23は、合成ゴム製や合成樹脂製、またはアス
ファルトを不織布に全層含浸あるいは積層したシートで
形成されている。更に、遮水シート23の上には、遮水
シートが廃棄物9によって破損することを防止するため
不織布24を敷設し、最後に最上部の層として、同じく
遮水シート23が廃棄物9によって破損防止するために
保護土層25とを設けて施工されている。
【0003】上記施工により、廃棄物9から漏出した有
害物質を含む汚水が、遮水シート23の破損部を通過し
て遮水シート23の下に浸出しても、遮水土層22によ
って、透水性の非常に低いベントナイトの作用によって
有害物質をこの層に滞留させることができる。これに伴
い、有害物質が基盤21の下方に浸透して地下水に混入
することを防止できる。この廃棄物処分場1の施工時に
は、遮水土層22の総重量に対して、ベントナイト2〜
20重量%の割合で混合している。この混合は、施工現
場の土に合わせてベントナイトを混入する使用量の管理
がおこなわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遮水土の材
料として用いられる土とベントナイトの混合土では、ベ
ントナイト量が2%から4%に増えただけでも、その透
水係数が10の数乗のオーダで変化する場合があるた
め、透水性を低くするのに、混合物中のベントナイト量
が重要な要素となっている。したがつて、ベントナイト
混合物を用いて効果的な遮水土を施工する際には、ベン
トナイト量を注意深く管理して、ベントナイト量が適当
で、かつ、ベントナイト分布が均等になるように施工時
に管理することが必要である。
【0005】従来、ベントナイト(粉状)は、メチレン
ブルー吸着量試験方法によって測定されている。このメ
チレンブルー吸着量試験方法は、日本ベントナイト工業
会標準試験方法のJBAS−107−77により規定さ
れており、施工時には同試験方法にしたがって行われて
いた。しかし、この試験方法は、施工時において現場で
測定する場合には、次に記す欠点を有している。 (1)測定には専門技術および試験器具が必要になり、
現場での測定は困難である。 (2)測定時間が測定準備を含め、約15時間掛るた
め、迅速な対応が求められている現場の品質管理に適し
ていない。 (3)試験に用いるベントナイトの量は、0.5g〜
5.0gの範囲と少なく、測定誤差が大きくなり易い。 (4)滴定量の判断に個人的な主観がはいるため、測定
結果に誤差が生じ易い。 (5)メチレンブルーのブルー値は、ベントナイト量以
外の要因(土質材料の種類、粘土やシルトの量)によっ
て影響を受けることがあり、施工現場から採取した土の
物性により判定が困難な場合がある。
【0006】上記のメチレンブルー吸着量試験方法の欠
点を解消する方法として、例えば、特開平08−110
290号公報で、ベントナイト混合土中のベントナイト
量の測定方法が提案されている。同公報によれば、ベン
トナイト混合土に水を添加して流動化試料、あるいは上
澄層試料を作成し、その添加水分量および試料の粘度を
求め、この値を予め求められているベントナイト含有量
が既知のベントナイト混合土に水を添加して作った流動
化試料あるいは上澄層試料の粘度および添加水分量とベ
ントナイト含有量との関係を対比してベントナイト量を
求める方法としている。しかしながら、同公報の方法で
は、ベントナイト含有量が10〜15%であり、所望す
るベントナイト量の全範囲(2重量%〜20重量%)が
適用可能であることは確認されていない。また、粘度に
応じて多数のベントナイト含有量(%)のデータを作成
する必要があり、現場毎にベントナイト含有量と、粘度
との関係を複数求めなければならず、現場毎に異なるベ
ントナイトの品質管理方法としてはデータを収集する量
が多くなり、作業が煩雑になるという問題がある。
【0007】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、その目的は、土とベントナイトとを混合した混
合土中に含まれるベントナイト量を迅速に計測して、規
定量ベントナイトが混合されるように管理しながら遮水
土用の混合土製造し、また規定の遮水機能をもたせるよ
うに遮水土層を施工することのできる施工方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、脱イオン水中
に浮遊しているベントナイト粒子は、一般に土粒子に比
べて、粒子表面にプラスイオン、マイナスイオンが多
く、表面伝導度が、図6及び図7に示すように、土と比
較して非常に高いこと、また、土およびベントナイトは
電気伝導度が、現場あるいは生産地により異なることに
よりに着目してなされている。
【0009】本発明に係る遮水土の製造方法は、土とベ
ントナイトとを混合して得られる遮水土の製造方法であ
って、遮水土に使用される土に事前にベントナイト量を
変量させた時の電気伝導度を測定して検量線を求めてお
き、混合土の電気伝導度を計測して前記検量線から求め
られる含有ベントナイト量が設定量となるようにベント
ナイト供給量を管理調整して遮水土を製造するように構
成した。前記電気伝導度の計測によって含有ベントナイ
ト量を求める作業を混合土中の設定ベントナイト含有量
が設定値内に安定化するまでの初期段階で行うようにす
ればよい。
【0010】また、本発明に係る遮水土層の施工方法
は、土とベントナイトとを混合して得られる混合土を敷
き詰めて遮水土層を施工する方法であって、遮水土に使
用される土に事前にベントナイト量を変量させた時の電
気伝導度を測定して検量線を求めておき、施工された混
合土層の電気伝導度を計測し、前記検量線から求められ
る含有ベントナイト量を求める作業を定期的に行う品質
管理をなしつつ混合土を層状に順次施工する構成とした
ものである。
【0011】また、本発明に係る遮水土層の施工方法
は、土とベントナイトとを混合して得られる混合土を敷
き詰めて遮水土層を施工する方法であって、遮水土に使
用される土に事前にベントナイト量を変量させた時の電
気伝導度を測定して検量線を求めておき、混合土の電気
伝導度を計測して前記検量線から求められる含有ベント
ナイト量が設定量に安定化するまで混合土中のベントナ
イト量を調整して遮水土を製造し、この管理されて製造
された混合土を遮水領域に施工し、施工された混合土層
の電気伝導度を計測して前記検量線から求められる含有
ベントナイト量を求める作業を定期的に行う品質管理を
なしつつ混合土を層状に順次施工する構成とすることが
できる。
【0012】また、本発明に係る遮水土層の施工管理方
法は、土とベントナイトとを混合して施工した遮水土層
の施工管理方法において、前記遮水土層を形成してなる
混合土におけるベントナイト量を変量とした電気伝導度
を測定して検量線を求めておき、前記施工した遮水土層
の電気伝導度を計測し、前記検量線から含有ベントナイ
ト量を求めて前記遮水土層の施工管理をなすように構成
した。前記検量線は、ベントナイト量を変化させつつ、
混合土に脱イオン水を加えて懸濁コロイドが膨潤するま
での時間放置した上で上澄液の電気伝導度を計測して求
めるようにすればよい。また、施工現場の複数箇所の混
合土を採取してベントナイト量を電気伝導度から求め、
施工現場のベントナイト量および混合度合いを管理して
遮水土層の品質管理をなせばよい。
【0013】また、施工現場の土とベントナイトとを脱
イオン水中に溶解させて懸濁液を作成した後、前記懸濁
液上澄液の電気伝導度を測定してベントナイト量に対す
る電気伝導度の検量線を得るとともに、遮水土層を形成
する施工現場の土とベントナイトとを混合した混合土を
脱イオン水中に溶解させて懸濁液を作成して電気伝導度
を測定し、測定した電気伝導度と前記検量線とから推定
される施工現場の遮水土層のベントナイト量および混合
度合いを管理する。懸濁液は、攪拌した後に即時に電気
伝導度を1回測定するようにすると良い。
【0014】上記検量線を求める方法は、まず、現場か
ら採取した未処理土に、乾燥質量割合で、例えば、ベン
トナイトを0%、5%、10%…添加して乾燥質量で7
5gの混合土を作成する。この混合土に脱イオン水を加
えてベントナイトを脱イオン水によく溶かし、懸濁コロ
イドになるまで放置する。この放置時間は、約1時間放
置すると分散して懸濁コロイドになる。この後に、良く
攪拌し、上澄液をメスシリンダに注ぐ。この上澄液を勢
い良く攪拌した後、電気伝導計で電気伝導度を測定し、
現場から採取した未処理土にベントナイト1gづつ変量
させた時の、ベントナイト1g当たりの量と電気伝導度
の関係を描いた検量線を求める。
【0015】このような検量線が作成された後、現場に
て遮水土に用いる土の供給ホッパとベントナイトの供給
ホッパにより、設定ベントナイト含有量となるように各
量が決定されてベルトコンベア上に供給され、混合機に
投入されて混合土が製造される。この製造過程にて、混
合された混合土を採取して、設定されたベントナイト量
が含有されているか、否かを測定する。この測定は、所
定のベントナイト量に混合された混合土を乾燥質量割合
で例えば75g採取する。この混合土に脱イオン水を加
えて良く攪拌し、前記と同様に、約1時間放置してベン
トナイトを脱イオン水によく溶かし、懸濁コロイドに分
散させる。この後に、再度攪拌し、上澄液をメスシリン
ダに注ぎ足す。この上澄液を勢い良く攪拌した後、電気
伝導計で電気伝導度を測定し、所定の混合土乾燥質量
(75g)中に含まれるベントナイト量を先に求めた検
量線から求める。この求めたベントナイト量が設定され
たベントナイト量だけ含有されているか、否かを判定す
る。例えば、測定した値が、設定量の上下にばらついて
いる時には均一になるようにプラント設備の設定を調整
する。この測定は、施工現場で簡易で、かつ、迅速に行
われ早期化に結論が得られるため、現場での品質管理を
確実、正確に行うことが可能となっている。
【0016】また、遮水土層は複数層に亘って施工され
るが、試験基準ごとに電気伝導度の計測を行ってベント
ナイト含有量を求め、ベントナイト含有量が設定値とな
っているかを管理すればよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る遮水土の製
造方法、遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理
方法の実施形態について、図面を参照して詳述する。な
お、従来例と同一構成要素には同一符号を付して説明は
省略する。
【0018】図1は実施形態に係る遮水土の製造方法を
実施する製造プラントと、および遮水土層の施工方法を
実施する施工現場の簡略説明図である。遮水土の製造プ
ラントは、例えば現場で採取した土などを利用するもの
とし、その供給手段である土ホッパ10と、この土に遮
水性を持たせるベントナイトを供給するためのホッパ1
1とを有している。これらはそれぞれ供給量を調整する
ベルトフィーダ10a、テーブルフィーダ11aを備え
ている。これらのホッパ10,11から土とベントナイ
トが必要な遮水性を持つように設定された混合量となる
ようにベルトコンベア12上に落下供給する。必要量の
土とベントナイトとが連続的に搬送され、混合機13に
投入されて混合することにより、混合土14が製造され
るのである。
【0019】ここで、混合土14が必要量のベントナイ
トを含有しているかどうかをチェックして品質管理を行
うが、これは混合土の電気伝導度を計測して求めるよう
にしている。すなわち、遮水土の製造方法として、使用
土にベントナイトを混合するプラントにおいて、混合土
の製造開始からの初期段階において所定量毎に電気伝導
度を計測し、予め求めておいた電気伝導度とベントナイ
ト含有量の相関を示す検量線からベントナイト含有量を
求め、これが設定された量となるように混合量の調整を
行う。この調整作業を複数回繰り返すことによりベント
ナイト量が管理値に収まるようになるので、以後は製造
する混合土を遮水領域に輸送し、敷設作業をおこなうも
のである。
【0020】このような作業を行うため、まず遮水土に
使用される土に事前にベントナイト量を変量させた時の
電気伝導度を測定して検量線を求めておく。遮水土の製
造プラントで、最初に所定量だけ製造された混合土の電
気伝導度を計測しつつ前記検量線から含有ベントナイト
量を求める。そして、求めたベントナイト量が設定値と
異なっているときには、含有ベントナイト量が設定量と
なるようにホッパ10,11からの供給量を調整し、ベ
ントナイト供給量を管理調整して次の所定量だけ製造す
る。このような作業を初期段階で含有ベントナイト量が
規定値に安定するまで繰り返し行ってベントナイト含有
量の調整を行うことによって、適正な含有率となるよう
に調整管理される。
【0021】あるいは、施工現場で遮水土層を施工する
に際して、遮水土に使用される土に事前にベントナイト
量を変量させた時の電気伝導度を測定して検量線を求め
ておき、施工された混合土層の電気伝導度を計測し、前
記検量線から求められる含有ベントナイト量を求める作
業を定期的に行う品質管理をなしつつ混合土を層状に順
次施工するようにしても良い。すなわち、製造された混
合土14は遮水土製造プラントから施工現場に輸送され
て遮水領域に一定厚さに敷き詰められる。これが複数回
行われて、複数の層によって遮水土層が形成される。こ
の各層を施工した後、複数の箇所にて敷き詰められた混
合土から一部を採取し、これを電気伝導度にて計測し、
検量線からベントナイト含有量を求め、これを品質管理
データとして利用するものである。この品質管理データ
は遮水土層施工管理データとして利用するのである。
【0022】図2は実施形態に係る遮水土の製造から施
工までの概略のフローチャートを示している。すなわ
ち、敷設すべき処分場などで必要とされる遮水機能を持
つような土とベントナイトの混合土が規定される。これ
によってプラントにおける土の供給量が設定され(ステ
ップ100)、同時にベントナイトの供給量が設定され
る(ステップ110)。プラントの各ホッパ10、11
から順次供給される土とベントナイトは混合機13で混
合され(ステップ120)、所定の量に達するまで継続
する(ステップ130)。その後電気伝導度の測定が行
われ(ステップ140)、検量線との比較により規定ベ
ントナイト含有量となっているかどうかが判定される
(ステップ150)。規定量になっていない場合には、
ステップ100に戻って供給量の設定から調整し直し、
ベントナイト含有量が規定値に収まるまで繰り返され
る。規定値に達した後は、以後継続して混合土を製造
し、これを敷設領域まで輸送する(ステップ160)。
そして、混合土のまき出し、敷き均し(ステップ17
0)、転圧を行って1層目を施工する(ステップ18
0)。試験基準時の施工後、電気伝導度を計測し(ステ
ップ190)、管理データを取得し品質管理に用いる。
遮水層は複数層に亘っておこなうので、規定する遮水層
厚に達したか否かが判定され(ステップ200)、規定
する遮水層厚まで繰り返されて終了する。
【0023】図3は、電気伝導度によるベントナイト含
有量測定を用いた品質管理方法のフローチャート図であ
る。なお、図3のフローチャート図では、例えば、施工
現場から採取した土あるいは他の生産地から搬入された
土(以下、未処理土という)からベントナイト量を測定
するための検量線Ysを得るための測定方法が記載され
ている。
【0024】図3において、電気伝導度によるベントナ
イト含有量測定のステップ1では、湿潤質量で、施工現
場の廃棄物埋立用凹陥地12から未処理土を約500g
程度の試料と、および、ベントナイトを約100g程度
の試料を、それぞれ採取する。ステップ2では、ステッ
プ1で採取した試料から各々約30g程度分取して、赤
外線水分計で含水比を測定する。このとき、礫等が混入
している場合には、鉄製の乳鉢で砕き粒径9.5mm以
下にして良く混ぜてから測定する。次のステップ3は、
検量線Ysを得るための方法であり、採取した未処理土
には、乾燥質量割合で、例えば、ベントナイトを0%、
5%、10%…添加して乾燥質量で75gの混合土の各
試料をそれぞれ作成する。ステップ3で、混合土を75
gに増すことで検量線Ysを作成する時の誤差を小さく
することが出来る。この時の混合土の乾燥質量は50g
から100g程度の範囲で測定可能である。
【0025】ステップ4では、ベントナイトを0%、5
%、10%…添加したそれぞれの混合土の各試料に、2
00ml(ミリリットル)の脱イオン水を加え、1時間
放置する。1時間放置することにより、ベントナイトの
分散を促進させ、ベントナイトおよび混合土を脱イオン
水によく溶かして、懸濁コロイドにする。ステップ5で
は、先のステップ4で1時間放置してベントナイトが溶
解した懸濁液を攪拌容器に注ぎ、2分間攪拌する。この
とき、攪拌装置としては、粒度試験用の装置を用いる。
ステップ6では、ステップ5で2分間攪拌した懸濁液の
上澄液をlリットルシリンダに注ぎ足す。上澄液が除去
された懸濁液の試料は、再度、200ml(ミリリット
ル)の脱イオン水を加え、2分間攪拌し、懸濁液の上澄
液を前回注いだlリットルシリンダに注ぎ足す。この処
理は3回行なう。
【0026】ステップ7では、残留した懸濁液の試料
を、0.85mm(メッシュ)のふるい上(下方に容器
で受けた)にへら等で広げ、礫や粘土塊等に付着したベ
ントナイトは脱イオン水により洗い流す。この0.85
mmのふるい上で再度洗い流すことにより、より正確に
ベントナイト量の測定が行われる。ステップ8では、下
方に置かれた容器に洗い流されたベントナイトが含まれ
た懸濁液の上澄液を、前回注いだlリットルシリンダに
注ぎ足す。
【0027】ステップ9では、下方に置かれた容器に洗
い流されたベントナイトが含まれた懸濁液の試料は、脱
イオン水により勢い良く洗浄し、この上澄液は、前回注
いだlリットルシリンダに注ぎ足す。このとき、測定に
用いる上澄液の量は、1リットルとし、必要以上入れな
いようにしている。また、必要量の1リットルに満たな
い時には、脱イオン水を加えて1リットルにする。ステ
ップ10では、上澄液の量が1リットルになったシリン
ダに、ゴム栓をして1分間勢い良く攪拌し、即時に、電
気伝導度計で電気伝導度を1回測定する。このとき、1
回即時に測定することにより、より正確な電気伝導度が
得られる。「即時に」とは、上澄液中のベントナイトお
よび細粒分が沈降しない時間であれば良い。仮にこのと
き、数回測定するか、あるいは時間を置くと、上澄液中
のベントナイトおよび細粒分が沈降し、電気伝導度の値
が変化し、正確な値が得られないという問題が生ずる。
上記での電気伝導度計には、ハンディタイプの導電率メ
ータ を用いている。
【0028】また、事前にベントナイトの0%の未処理
土が量を増加させた場合においても、使用するベントナ
イトを比較して非常に低い電気伝導度の値で勾配が推移
しているか否かを判定する。非常に低い電気伝導度の値
であれば、図4に示すように、現場から採取した未処理
土にベントナイトを1gづつ変量させた時の、ベントナ
イト1g当たりの量と電気伝導度の検量線Ysを作成す
る(ステップ11)。上記の検量線測定方法では、気
温、水温を同じ温度で行っている。
【0029】上記場合で、使用するベントナイトと同様
に高い電気伝導度の値を示す場合には、その未処理土に
ついては、電気伝導度の変化がベントナイト含有率に起
因するものか土の性状に起因するものかの判別がつかな
いため、本測定方法を適用しない。
【0030】このように求めた検量線Ysにより、電気
伝導度の測定のみで所定量のベントナイト量を求めるこ
とができる。そして、所定の適正な量のベントナイト量
を未処理土に加えて混合土を製造し、良く混合して施工
を行う。ベントナイト添加率は、{ベントナイト量/
(75g−ベントナイト量)}×100%より求められ
る。
【0031】上記において、検量線Ysが求められた
ら、次に、製造された混合土14もしくは施工された遮
水土層22が設定されたベントナイト量を満足している
かどうかあるいは均一に配合されているかどうかの遮水
土の製造管理、施工管理、品質管理作業をなす。
【0032】このような管理は、製造された混合土もし
くは施工された混合土の電気伝導度を計測し、前述のよ
うにして求めた検量線からベントナイトの含有量を求め
ることで行われる。ベントナイト含有量の求め方は、基
本的には検量線Ysを作成する工程とほぼ同様の工程を
繰り返す。すなわち、湿潤質量で、製造された混合土も
しくは施工現場の廃棄物埋立用凹陥地12に施工された
遮水層の複数箇所から、ベントナイトを混合した処理土
を約200g程度、それぞれの試料として採取する(ス
テップ1)。施工現場での採取箇所は、施工現場の広さ
に合わせて、適宜な大きさの区分に分割し、その分割し
た位置から混合土を採取するようにすると良い。次い
で、採取した試料の含水比を測定し(ステップ2)、ス
テップ33では、ステップ1で採取した製造混合土もし
くは遮水土層22となる複数の箇所から採取したベント
ナイトを混合した混合土から乾燥質量で75g分取す
る。ステップ33では、ステップ3と同様に、混合土を
75g程度に多くすることでベンナイトの含有量を正確
に、精度良く測定することが出来る。以下、検量線を求
める場合と同様に、ステップ4では、製造混合土や複数
の箇所から採取したそれぞれの混合土に、200ml
(ミリリットル)の脱イオン水を加え、1時間放置す
る。1時間放置することにより、ベントナイトの分散を
促進させ、ベントナイトを脱イオン水によく溶かして、
懸濁コロイドにする。次に、ステップ5からステップ1
0まで同じ処理を施す。つまり、製造混合土や複数の箇
所から採取したそれぞれの混合土は、脱イオン水を加え
て攪拌あるいは洗い流しを施し、その懸濁液の上澄液を
lリットルシリンダに注ぎ、上澄液をlリットル集め
る。この集められ、良く攪拌された上澄液は、ステップ
11で、即時に、電気伝導度計で電気伝導度を1回測定
する。例えば、電気伝導度が、図4に示すように測定値
Ecとすると、ベントナイト量は設定値Bmが得られ
る。このとき、検量線Ysの作成時と同様に、1回即時
に測定することにより、より正確な電気伝導度が得られ
る。ステップ112では、混合土乾燥質量75g中に含
まれるベントナイト量が先の検量線Ysから求める。
【0033】このような処理により、処理土(製造混合
土、施工された遮水土)の含有ベントナイト量がその電
気伝導度を計測することだけで求めることができるよう
になるため、作業性が極めて改善される。すなわち、こ
の測定する時間には、試料の準備から測定完了まで、約
1時間30分程度で行えるため、早期に施工に反映でき
る。これにより、測定した値が、設定量の上下にばらつ
いている時には均一になるようにプラント設備の設定を
調整する。この測定は、施工現場で簡易で、かつ、迅速
に行われ早期に結論が得られるため、現場での品質管理
を確実、正確に行うことが可能となっている。上記のご
とく、電気伝導度とベントナイト量との関係は1本の検
量線Ysを求めることにより、必要なベントナイト量が
容易に得られる。なお、脱イオン水が用いられている
が、純水あるいは脱塩水を用いても良い。
【0034】上記に記載したように本実施形態では、遮
水土層を形成する混合土におけるベントナイト量を変量
させた時の電気伝導度を測定して検量線を求めておき、
製造しもしくは施工した遮水土層の電気伝導度を計測
し、前記検量線から含有ベントナイト量を求めて前記遮
水土層の品質管理をなすことができる。製造された混合
土や施工現場の混合土中に含まれるベントナイト量を電
気伝導度計により簡易、かつ迅速に測定することで求め
ることができるため、正確に精度良く品質管理ができる
電気伝導度によるベントナイト含有量の測定を用いた品
質管理方法を得ることができる。
【0035】以上のように、本実施形態によれば、施工
現場で簡易で、かつ、試料の準備から測定までが約1時
間30分で完了し、迅速に早期に結論が得られるため、
現場での品質管理をより確実、より正確に行うことがで
きる。測定に用いる試料は、50g〜100g程度と測
定量を多くしているため、測定の精度を向上することが
できる。また、ベントナイト量が少ない場合でも、試料
の量を多くすることにより測定の精度が安定する。使用
する電気伝導度は、ベントナイト量以外の要因(土質材
料の種類、水分、密度、粘土含有量、粘度活性度、粘度
内鉱物、間隙水の化学性質)によって左右するが、同一
時期に各試料、材料を採取することにより、様々の要因
を排除できるので、一定箇所の施工現場の品質管理には
適している。また、電気伝導度計により電気伝導度を測
定しているため、個人的な誤差がなくなり、正確な測定
ができる。測定時、試料に脱イオン水を注ぎ、1時間放
置することにより、ベントナイトが溶解し、試料よりベ
ントナイトをより多く集積でき、正確なベントナイト量
の測定ができる。また、試料を準備してから、即時に1
回測定することにより、沈降等がなくなり、正確な測定
値が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、土とベ
ントナイトとを混合して得られる遮水土の製造方法であ
って、遮水土に使用される土に事前にベントナイト量を
変量させた時の電気伝導度を測定して検量線を求めてお
き、混合土の電気伝導度を計測して前記検量線から求め
られる含有ベントナイト量が設定量となるようにベント
ナイト供給量を管理調整して遮水土を製造し、これを処
分場などに遮水土層として敷設施工し、施工状態を施工
した遮水土層の電気伝導度を計測し、前記検量線から含
有ベントナイト量を求めて前記遮水土層の施工管理をな
すように構成したので、簡易に計測できる電気伝導度に
よってベントナイト含有量を迅速に求めることができる
ので、遮水土の製造と施工の品質管理を極めて簡易迅速
に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る遮水土の製造方法を実
施する製造プラントと、および遮水土層の施工方法を実
施する施工現場の簡略説明図である。
【図2】実施形態に係る遮水土の製造から施工までの一
連の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に係る電気伝導度によるベン
トナイト含有量測定を用いた品質管理方法のフローチャ
ート図である。
【図4】本発明に係る電気伝導度によるベントナイト含
有量測定を用いた電気伝導度の検量線の一例を示す図で
ある。
【図5】廃棄物処分場を示す図であり、(a)は全体構
成図、および、(b)は一部断面図である。
【図6】ベントナイト量と電気伝導度の関係を示す図で
ある。
【図7】乾燥土砂量と電気伝導度との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10………土ホッパ、11………ベントナイトホッパ、
13………混合機、14………混合土、15………計測
処理部、16,17………アクチュエータ、21………
基盤、22………遮水土層、23………遮水シート、2
4………不織布、25………保護土層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/04 G01N 27/04 Z 33/24 33/24 D Fターム(参考) 2D018 DA00 2D043 CA01 2G060 AA05 AA14 AD01 AE40 AF08 KA09 4D004 AA46 BB04 CC11 DA02 DA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土とベントナイトとを混合して得られる
    遮水土の製造方法であって、遮水土に使用される土に事
    前にベントナイト量を変量させた時の電気伝導度を測定
    して検量線を求めておき、混合土の電気伝導度を計測し
    て前記検量線から求められる含有ベントナイト量が設定
    量となるようにベントナイト供給量を管理調整して遮水
    土を製造することを特徴とする遮水土の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記電気伝導度の計測によって含有ベン
    トナイト量を求める作業を混合土中の設定ベントナイト
    含有量が設定値内に安定化するまでの初期段階で行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遮水土の製造方法。
  3. 【請求項3】 土とベントナイトとを混合して得られる
    混合土を敷き詰めて遮水土層を施工する方法であって、
    遮水土に使用される土に事前にベントナイト量を変量さ
    せた時の電気伝導度を測定して検量線を求めておき、施
    工された混合土層の電気伝導度を計測し、前記検量線か
    ら求められる含有ベントナイト量を求める作業を定期的
    に行う品質管理をなしつつ混合土を層状に順次施工する
    ことを特徴とする遮水土層の施工方法。
  4. 【請求項4】 土とベントナイトとを混合して得られる
    混合土を敷き詰めて遮水土層を施工する方法であって、
    遮水土に使用される土に事前にベントナイト量を変量さ
    せた時の電気伝導度を測定して検量線を求めておき、混
    合土の電気伝導度を計測して前記検量線から求められる
    含有ベントナイト量が設定量に安定化するまで混合土中
    のベントナイト量を調整して遮水土を製造し、この管理
    されて製造された混合土を遮水領域に施工し、施工され
    た混合土層の電気伝導度を計測して前記検量線から求め
    られる含有ベントナイト量を求める作業を定期的に行う
    品質管理をなしつつ混合土を層状に順次施工することを
    特徴とする遮水土層の施工方法。
  5. 【請求項5】 土とベントナイトとを混合して施工した
    遮水土層の施工管理方法において、前記遮水土層を形成
    してなる混合土におけるベントナイト量を変量とした電
    気伝導度を測定して検量線を求めておき、前記施工した
    遮水土層の電気伝導度を計測し、前記検量線から含有ベ
    ントナイト量を求めて前記遮水土層の施工管理をなすこ
    とを特徴とする遮水土層の施工管理方法。
  6. 【請求項6】 前記検量線は、ベントナイト量を変化さ
    せつつ、混合土に脱イオン水を加えて懸濁コロイドが膨
    潤するまでの時間放置した上で上澄液の電気伝導度を計
    測して求めてなることを特徴とする請求項5に記載の遮
    水土層の施工管理方法。
  7. 【請求項7】 遮水土層を形成する混合土を均一に混合
    するため、施工現場の複数箇所より混合土を集めてベン
    トナイト量を測定し、施工現場のベントナイト量を管理
    することを特徴とする請求項5記載の遮水土層の施工管
    理方法。
  8. 【請求項8】 土とベントナイトとを脱イオン水中に溶
    解させて土懸濁液を作成した後、前記土懸濁液の電気伝
    導度を測定してベントナイト量に対する電気伝導度の検
    量線を得るとともに、遮水土層を形成する施工現場の土
    とベントナイトとを混合した混合土を脱イオン水中に溶
    解させて土懸濁液を作成して電気伝導度を測定し、測定
    した電気伝導度と前記検量線とから施工現場の遮水土層
    のベントナイト量を管理することを特徴とする遮水土層
    の施工管理方法。
  9. 【請求項9】 土懸濁液は、攪拌した後に即時に電気伝
    導度を1回測定することを特徴とする請求項8に記載の
    遮水土層の施工管理方法。
JP2001006704A 2001-01-15 2001-01-15 遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法 Expired - Lifetime JP4800491B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006704A JP4800491B2 (ja) 2001-01-15 2001-01-15 遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006704A JP4800491B2 (ja) 2001-01-15 2001-01-15 遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002212939A true JP2002212939A (ja) 2002-07-31
JP4800491B2 JP4800491B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=18874554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006704A Expired - Lifetime JP4800491B2 (ja) 2001-01-15 2001-01-15 遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4800491B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325616A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Yamanishigumi:Kk 土質改良方法および築堤用鋼土
JP2006162336A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd ベントナイト添加率測定装置及び遮水層における遮水性判定方法
JP2018172916A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 住友大阪セメント株式会社 改良土の製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10232226A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Kurita Water Ind Ltd 水中イオンモニター
JP2000005763A (ja) * 1998-06-26 2000-01-11 Japan Organo Co Ltd 電気式脱イオン水製造装置
JP2000073333A (ja) * 1998-08-28 2000-03-07 Jdc Corp ベントナイト粒状物とベントナイト粒状物の製造方法とベントナイト混合土質材料と遮水工法
JP2000346819A (ja) * 1999-06-08 2000-12-15 Kumagai Gumi Co Ltd ベントナイト混合率の算出方法
JP2001004619A (ja) * 1999-06-21 2001-01-12 Taisei Corp ベントナイト混合率の推定方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10232226A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Kurita Water Ind Ltd 水中イオンモニター
JP2000005763A (ja) * 1998-06-26 2000-01-11 Japan Organo Co Ltd 電気式脱イオン水製造装置
JP2000073333A (ja) * 1998-08-28 2000-03-07 Jdc Corp ベントナイト粒状物とベントナイト粒状物の製造方法とベントナイト混合土質材料と遮水工法
JP2000346819A (ja) * 1999-06-08 2000-12-15 Kumagai Gumi Co Ltd ベントナイト混合率の算出方法
JP2001004619A (ja) * 1999-06-21 2001-01-12 Taisei Corp ベントナイト混合率の推定方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325616A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Yamanishigumi:Kk 土質改良方法および築堤用鋼土
JP2006162336A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd ベントナイト添加率測定装置及び遮水層における遮水性判定方法
JP4523396B2 (ja) * 2004-12-03 2010-08-11 三井住友建設株式会社 ベントナイト添加率測定装置及び遮水層における遮水性判定方法
JP2018172916A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 住友大阪セメント株式会社 改良土の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4800491B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kang et al. Absorption kinetics of superabsorbent polymers (SAP) in various cement-based solutions
Xie et al. Maximum paste coating thickness without voids clogging of pervious concrete and its relationship to the rheological properties of cement paste
Cui et al. Experimental study on the relationship between permeability and strength of pervious concrete
Li et al. Concrete mix design based on water film thickness and paste film thickness
Eklund et al. Penetrability due to filtration tendency of cement-based grouts
Miller et al. Experimental analysis of desiccation crack propagation in clay liners 1
Jimma et al. Chemical admixtures dose optimization in pervious concrete paste selection–A statistical approach
Koenig et al. Main considerations for the determination and evaluation of the acid resistance of cementitious materials
CN109444391B (zh) 一种硬化水泥浆中高吸水性树脂再膨胀率的测量方法
Zhou et al. Micromechanism of the diffusion of cement-based grouts in porous media under two hydraulic operating conditions: constant flow rate and constant pressure
Chen et al. Microstructural development of hydrating portland cement paste at early ages investigated with non-destructive methods and numerical simulation
CN106738205A (zh) 一种基于振动试验的水泥稳定破碎砾石配合比设计方法
Eriksson et al. A method for measuring and evaluating the penetrability of grouts
Sallehi et al. Formation factor of fresh cementitious pastes
Jaditager et al. Consolidation behavior of fly ash-based geopolymer-stabilized dredged mud
CN103439237A (zh) 管涌土地基中透水性混凝桩堵塞试验装置与方法
McCarter The ac impedance response of concrete during early hydration
Kevern et al. The effect of curing regime on pervious concrete abrasion resistance
Vincent et al. Laboratory electrical resistivity studies on cement stabilized soil
Zhang et al. Effect of soil water content on soil detachment capacity for coarse‐and fine‐grained soils
JP2014006183A (ja) 浚渫土・製鋼スラグ混合材の品質管理方法
CN109444390B (zh) 高吸水性树脂在模拟裂缝中再膨胀率的测量方法
Haselbach et al. Estimating porosity of in situ pervious concrete using surface infiltration tests
JP2002212939A (ja) 遮水土の製造方法、遮水土層の施工方法、及び遮水土層の施工管理方法
Lim et al. Laboratory evaluation of clogging behavior of pervious concrete pavements

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110725

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4800491

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term