JP2002210572A - 溶融溶接装置 - Google Patents

溶融溶接装置

Info

Publication number
JP2002210572A
JP2002210572A JP2001006115A JP2001006115A JP2002210572A JP 2002210572 A JP2002210572 A JP 2002210572A JP 2001006115 A JP2001006115 A JP 2001006115A JP 2001006115 A JP2001006115 A JP 2001006115A JP 2002210572 A JP2002210572 A JP 2002210572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
welding
metal rods
pool
molten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001006115A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ushio
誠夫 牛尾
Michio Inagaki
道夫 稲垣
Makoto Okumura
誠 奥村
Shuichi Moro
周一 茂呂
Masahiro Kikawa
正洋 木川
Yasuyuki Suzuki
康幸 鈴木
Kazuhiro Takenaka
一博 竹中
Munemichi Yasukuni
宗道 安國
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIRONII SANGYO KK
Original Assignee
KIRONII SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIRONII SANGYO KK filed Critical KIRONII SANGYO KK
Priority to JP2001006115A priority Critical patent/JP2002210572A/ja
Publication of JP2002210572A publication Critical patent/JP2002210572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 継手の信頼性が高く、作業性に優れるととも
に操作の容易な溶融溶接装置を提供する。 【解決手段】 間隔を空けて配置した2つの金属棒1、
1′の間に電流を流し、アークによって先端を溶融させ
ると共にフラックスを溶融によって形成される溶融池を
成長させ、アークが消滅して2つの金属棒の洗端間が溶
融池によって満たされたとき、通電を遮断すると同時に
金属棒の先端間を圧接させ金属棒を接続する溶融溶接装
置3において、溶接される金属棒間に、一定の電流を供
給する電源9と、金属棒を保持する金属棒保持装置4
と、金属棒の間隔を調整する駆動手段7と、電源の出力
電圧及び出力波形を検出し、出力波形が所定の波形にな
ったときに駆動手段を駆動して金属棒の先端を圧接させ
る制御手段10により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な溶融溶接装置
に関する。詳しくは、継手の信頼性が高く、現場での作
業性に優れると共に操作に熟練を要しない溶融溶接装置
を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】棒鋼を端面間で突き合わせ接合する方法
として、エレクトロスラグ溶接法がある。
【0003】エレクトロスラグ溶接法は、2本の鉄筋棒
鋼間に形成したアークとスラグによって溶接部を溶融さ
せ加圧して接合する方法である。
【0004】上記エレクトロスラグ溶接方法の概略を図
5及び図6を用いて説明する。
【0005】エレクトロスラグ溶接方法は概略次の4段
階を経て行われる。すなわち、第1段階のアーク発生
期、第2段階のアーキング及びスラグ生成期、第3段階
のエレクトロスラグ期、第4段階の圧接期である。
【0006】先ず、図5に示すような装置によって、2
つの棒鋼1、1′の溶接の準備が為される。下側の棒鋼
1はコンクリート2によって支持されている。
【0007】溶接ヘッドaは固定部bと可動部cを備
え、可動部cは固定部bに上下方向に移動可能に支持さ
れている。固定部b及び可動部cにはそれぞれクランプ
部d、eが設けられており、固定部bのクランプ部dが
下側の棒鋼1にクランプされることによって溶接ヘッド
aが棒鋼1を介してコンクリート2に支持されることに
なる。また、上側の棒鋼1′は可動部cのクランプ部e
にクランプされてその下端面が下側の棒鋼1の上端面と
所定の間隔を保つように支持される。固定部bは両開き
に構成されたフラックス容器fを備えており、該フラッ
クス容器fによって2つの棒鋼1、1′の突き合わせ部
が包囲される。そして、2つの棒鋼1、1′の近接され
た端面間には着火物(メタルウールを球状にしたもの)
gが介挿されると共に、フラックス容器f内に低塩基度
の溶融型フラックスhが供給されて、2つの棒鋼1、
1′の周りがフラックスhで満たされる。以上のように
して溶接の準備が為される(図6(a)参照)。
【0008】溶接電源iが用意され、該溶接電源iは制
御部jによって制御されて2つの棒鋼1、1′間に定電
流を供給するようになっている。そして、操作ボックス
kが溶接ヘッドaの近くに配置され、作業員によって、
溶接ヘッドaと共に該操作ボックスkが操作されて制御
部を介して溶接電源hの制御が為されるようになってい
る。
【0009】図6(a)に示したように準備が完了した
ところで、作業員によって操作ボックスkが操作されて
2つの棒鋼1、1′間に通電される。通電が開始される
と、着火物gが瞬時に加熱され、その熱でアークlが容
易に発生する。そして、アークlが発生すると、可動部
cのクランプ部eを徐々に上方へ移動させ、すなわち、
上側の棒鋼1′を下側の棒鋼1から離間させて行き、溶
接電圧を一定に保つようにする(これが第1段階のアー
ク発生期である)。
【0010】次いで、下側の棒鋼1の先端がアークlに
よって溶融し始め、アークlの周囲のフラックスhも溶
融してスラグプールmを形成する。溶接電圧を上記した
一定値に保持すると、2つの棒鋼1、1′の先端が溶融
し、平坦になって行き、下側の棒鋼1の先端に上に溶融
池nが形成される。一方、フラックスhもさらに溶融
し、溶融池の上にスラグプールmを形成する。このよう
にして、下から上へ順番に、溶融池n、スラグプール
m、アークlが形成される(図6(b)参照)。これが
第2の段階である。そして、上側の棒鋼1′の先端がア
ークlで溶けて大きな溶滴が生じると、溶接電圧が急速
に低下してアークlの保持が困難となり、ついには、ア
ークlは消滅して、次の第3の段階に入る。
【0011】この段階では、棒鋼1、1′の先端はスラ
グプールmに完全に浸かり、溶融池nの金属が精錬さ
れ、棒鋼1の端部に合金元素が充満する。スラグプール
mによって溶融池nが覆われる(図6(c)参照)。こ
こで、可動部cを下降させて上側の棒鋼1′を下降させ
スラグプールmに接触させると、アークは発生しなくな
る。
【0012】そして、上記した第3段階が終わるとき
に、可動部cを操作して上側の棒鋼1′を下方に素早く
押し込み、上側の棒鋼1′を下側の棒鋼1に圧接する。
すなわち、上側の棒鋼1′を下降させ、且つ、加圧する
ことによってスラグプールmを周囲に押し出し、さらに
溶融金属を外周部に押し出す(図6(d)、(e)参
照)。そして、その状態を数秒保つ。これが第4の段階
である。冷却後に冷却スラグoを取り除いて溶接継手が
完成する。なお、溶融金属が冷却されて出来たリングp
は除去する必要がない。
【0013】上記したエレクトロスラグ溶接法は、継手
の信頼性が高い、エネルギー消費量が低い、アークが外
に出ず遮光の必要がない、現場での作業環境がよい等の
数々の利点を有する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たエレクトロスラグ溶接法は、従来にあっては溶接ヘッ
ドaを手動で操作(可動部cの移動等)していたので、
途中の工程の制御が不十分であり欠陥の発生も多かっ
た。例えば、上記した第1段階で、アークlが発生した
後は、上側の棒鋼1′を上方へ移動させて溶接電圧を一
定に保つ必要があるが、棒鋼1′の引き上げ速度が速す
ぎると、電流不足を来してアークlが立ち消えてしま
い、また、引き上げ速度が遅すぎると、短絡が起こり、
温度が急激に低下してアークが消えてしまう。
【0015】そこで、本発明は、溶接の全工程を自動化
することによって上記した問題を解決することを課題と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明溶融溶接装置は、
上記した課題を解決するために、溶接される2つの金属
棒間に一定の電流を供給する溶接電源と、2つの金属棒
を各先端間が対向した状態で且つその間隔を調整可能に
保持する金属棒保持装置と、上記金属棒保持装置を駆動
して2つの金属棒の先端間の間隔を調整する駆動手段
と、上記溶接電源の出力電圧及び出力波形を検出し、上
記出力電圧を溶接の各段階において適正に保つように上
記駆動手段を駆動して2つの金属棒の先端間の間隔を調
整すると共に、上記出力波形が所定の波形となったとき
に上記駆動手段を駆動して2つの金属棒の先端間を圧接
させる制御装置とを備えたものである。
【0017】従って、本発明溶融溶接装置にあっては、
金属棒の溶融溶接の全工程を自動化することができ、溶
接工の操作ミスによる溶接不良を解消し、品質の高い金
属棒の溶融溶接を行うことができる。しかも、溶接に関
する基礎的な知識と技能を有するものであれば、誰でも
操作することが可能であり、溶接コストの低減に寄与す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明金属棒の溶融溶接方
法及び装置の実施の形態を添付図面を参照して説明す
る。
【0019】先ず、図1によって本発明に係る溶融溶接
装置3について説明する。
【0020】ワーク保持装置4は固定側クランプ部5と
可動側クランプ部6とを有し、2つのクランプ部5と6
との間の間隔が駆動部7によって可変にされている。駆
動部7は2つのクランプ部5、6間の間隔を可変できる
ものであれば、特に構造は問わないが、例えば、駆動源
としてモータを使用し、モータの駆動力によって回転す
るピニオンによって可動側に設けられたラックを送る機
構や、可動側に螺合されたボール軸をモータによって回
転して可動側を送るもの等が適用可能である。
【0021】そして、固定側クランプ5がコンクリート
2によって固定されている下側の棒鋼1に挟着されるこ
とによって棒鋼1を介してコンクリート2に支持され、
駆動部7を介して固定側クランプ部5に支持されている
可動側クランプ部6を上側の棒鋼1′にクランプして、
上側の棒鋼1′をその先端が下側棒鋼1の先端と一定の
間隔を置いて対向するように支持する。そして、2つの
棒鋼1、1′の先端間に上記したと同様の着火物(図示
しない)が位置されると共に、2つの棒鋼1、1′の先
端間が対向した部分がフラックス容器8によって覆わ
れ、該フラックス容器8内にフラックスが供給される。
【0022】溶接電源9の出力端子9a、9bがそれぞ
れ棒鋼1、1′に接続され、2つの棒鋼1、1′の先端
間に一定の電流を供給するようになっている。該一定の
電流は溶接する金属棒の種類及び棒径に応じて設定され
る。
【0023】制御装置10は溶接電源9を制御すると共
に、2つの棒鋼1、1′間の電圧及び電圧波形を監視
し、該監視結果に基づいて、上記駆動部7に適時に駆動
信号を出力して、可動側の棒鋼1′を固定側の棒鋼1に
対して離接させるようになっている。
【0024】図2に制御装置10の構成の概略をブロッ
ク図で示す。
【0025】CPUユニット11は制御全般を司るもの
であり、溶接工程全体の制御のために必要なプログラム
が記述されたメモリ、上記プログラムに従って各種処理
を行う中央演算装置、一時的なデータの保持等を行うメ
モリ等を有する。
【0026】電源制御I/F12は、CPUユニット1
1からの溶接電源9をON/OFFするための2進数信
号をパラレルI/Oユニット14によって変換されたビ
ット単位のON/OFF信号を溶接電源9のON/OF
Fを行うリレーの駆動に必要な大きさの電流に変換する
ものである。
【0027】電圧計測I/F15は、計測した棒鋼1、
1′間の電圧をA/Dユニット16が取り扱えるレベル
の電圧に変換し、A/Dユニット16は電圧計測I/F
15から受けたアナログ信号をディジタル信号に変換し
てCPUユニット11に受け渡す。
【0028】D/Aユニット17は、上記駆動部7のモ
ータの駆動のために出されるディジタル信号をアナログ
電圧に変換してモータドライバ18に出力する。該アナ
ログ電圧の極性によって棒鋼1′の移動方向が、また、
電圧値によって移動速度が決まる。なお、上記モータド
ライバ18がパルス列によって指示されるもである場合
には、上記D/Aユニット17はパルス列出力ユニット
によって置き換えられる。
【0029】上記した溶融溶接装置3によって棒鋼1、
1′の溶融溶接が為されるが、その処理の流れを図3の
フローチャート及び図4のタイムチャートを参照して説
明する。
【0030】先ず、自動運転開始の指令が出されると、
溶接電源9がONされて、2つの棒鋼1、1′間に定電
流が供給される(ステップ1)。
【0031】2つの棒鋼1、1′の先端間にアークが発
生し、予めタイマで定められた一定時間(T1)が経過
すると(ステップ2)、安定した状態のアークが得られ
るので、そこで、一定の電圧V1を設定し(ステップ
3)同時に該電圧V1を保つようにフィードバック制御
を行う(ステップ4)。すなわち、駆動部7を駆動して
上側の棒鋼1′を徐々に上方へ引き上げて上記電圧V1
を保つ。この状態を予めタイマで定められた一定時間
(T2)継続させる(ステップ5)。
【0032】上記により安定したアークが発生し、且
つ、それが継続することによってスラグプールが生成さ
れ、それが拡大して行き、ついにはアークが存在しない
状態となる。
【0033】上記した一定の時間T2が経過したところ
で、上側の棒鋼1′を下降させその先端をスラグプール
に浸す。これによって溶接電圧は急速に低下し行く。こ
の期間がアーク状態からエレクトロスラグへの移行期で
ある。
【0034】そして、一定の電圧V2を設定しそれを維
持する(ステップ6)。
【0035】そして、CPUユニット11に与えられた
電圧情報からサンプリングを行って、そのピーク波形の
パターン比較をする等の手段によって溶接電源9の出力
波形が正弦波形となるのを監視する。これは、エレクト
ロスラグのプールは交流電流の働きと同じように働くの
で、溶接電源9の出力波形が正弦波形になるということ
は完全なエレクトロスラグが生成されていることを意味
するからである。
【0036】そして、溶接電源9の出力波形が正弦波形
となったのを検知する(ステップ7)と同時にタイマを
作動させ、エレクトロスラグの状態を一定時間T3継続
させる。
【0037】上記した一定時間T3が経過すると(ステ
ップ8)、溶接電源のフィードバック制御を解除すると
共に上側の棒鋼1′を下側の棒鋼1に圧接する加圧を開
始し(ステップ9)、さらに、一定時間T4の経過後
(ステップ10)溶接電源9をOFFする(ステップ1
1)。
【0038】そして、上記した加圧を一定時間T5継続
した後(ステップ12)、加圧を終了し、且つ、溶接の
自動運転を終了する(ステップ13)。
【0039】上記したように、上記した溶融溶接装置3
にあっては、溶接の工程をスタートさせれば、後は自動
的に溶融溶接の全工程が進行するので、溶接の失敗が無
く、品質の高い溶融溶接を行うことができる。
【0040】なお、上記した実施の形態においては、棒
鋼を接合する場合を例として説明したが、本発明にかか
る溶融溶接装置によって接合される金属棒の材質は鋼材
に限るものではなく、鋼材以外の金属棒、例えば、アル
ミニウム棒の溶接や異種金属同士の接合も可能である。
【0041】また、上記説明においては上下に配置され
た金属棒を接合する場合を例として示したが、接合され
る金属棒の姿勢が限定されることを意味するものではな
く、他の姿勢、例えば、水平に配置された金属棒同士の
接合も可能であることは勿論である。
【0042】さらに、上記した実施の形態において示し
た各部の具体的形状乃至構造は、いずれも本発明を実施
するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにす
ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されることがあってはならないものである。
【0043】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明溶融溶接装置は、間隔を空けて配置した2つ
の金属棒の間に一定の電流を流すことによってアークを
発生させ、該アークによって金属棒の先端を溶融させる
と共に金属棒の先端間の周囲に供給したフラックスを溶
融させてスラグプールを形成させ、さらにスラグプール
の成長と金属棒の溶融成分によって形成される溶融池を
生成且つ成長させ、アークが消滅して2つの金属棒の先
端間がスラグプールと溶融池によって満たされさらに溶
融池の金属が精錬されたときに金属棒への通電を遮断す
ると同時に又は通電をしながら2つの金属棒の先端間を
圧接させ、溶融池を形成していた金属を介し、又は排出
して2つの金属棒を接続するための溶融溶接装置であっ
て、溶接される2つの金属棒間に一定の電流を供給する
溶接電源と、2つの金属棒を各先端間が対向した状態で
且つその間隔を調整可能に保持する金属棒保持装置と、
上記金属棒保持装置を駆動して2つの金属棒の先端間の
間隔を調整する駆動手段と、上記溶接電源の出力電圧及
び出力波形を検出し、上記出力電圧を溶接の各段階にお
いて適正に保つように上記駆動手段を駆動して2つの金
属棒の先端間の間隔を調整すると共に、上記出力波形が
所定の波形となったときに上記駆動手段を駆動して2つ
の金属棒の先端間を圧接させる制御装置とを備えたこと
を特徴とする。
【0044】従って、本発明溶融溶接装置にあっては、
金属棒の溶融溶接の全工程を自動化することができ、溶
接工の操作ミスによる溶接不良を解消し、品質の高い金
属棒の溶融溶接を行うことができる。しかも、溶接に関
する基礎的な知識と技能を有するものであれば、誰でも
操作することが可能であり、溶接コストの低減に寄与す
る。
【0045】請求項2に記載した発明にあっては、上記
所定の波形を正弦波形としたので、エレクトロスラグが
生成されていることを確実に検知することができ、その
結果、品質の良好な金属棒の溶融溶接を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明溶融溶接装置の実施
の形態を示すものであり、本図は構成の概略を示すもの
である。
【図2】制御装置の構成の概略を示すものである。
【図3】動作を示すフローチャート図である。
【図4】溶接の全工程における溶接電圧の変化の一例を
示すタイムチャート図である。
【図5】従来の溶融溶接装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【図6】溶融溶接の概要を(a)から(e)へ順を追っ
て示す概略図である。
【符号の説明】
1、1′…棒鋼(金属棒)、3…溶融溶接装置、4…ワ
ーク保持装置(金属棒保持装置)、7…駆動部(駆動手
段)、9…溶接電源、10…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 誠 神奈川県川崎市本町2−11−19 財団法人 日本溶接技術センター内 (72)発明者 茂呂 周一 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央5−5−13 株式会社なかじょう内 (72)発明者 木川 正洋 東京都港区西新橋3−21−8 岩谷産業株 式会社内 (72)発明者 鈴木 康幸 東京都江東区大島2−9−6 キロニー産 業株式会社内 (72)発明者 竹中 一博 東京都江東区大島2−9−6 キロニー産 業株式会社内 (72)発明者 安國 宗道 東京都江東区大島2−9−6 キロニー産 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を空けて配置した2つの金属棒の間
    に一定の電流を流すことによってアークを発生させ、該
    アークによって金属棒の先端を溶融させると共に金属棒
    の先端間の周囲に供給したフラックスを溶融させてスラ
    グプールを形成させ、さらにスラグプールの成長と金属
    棒の溶融成分によって形成される溶融池を生成且つ成長
    させ、アークが消滅して2つの金属棒の先端間がスラグ
    プールと溶融池によって満たされさらに溶融池の金属が
    精錬されたときに金属棒への通電を遮断すると同時に又
    は通電をしながら2つの金属棒の先端間を圧接させ、溶
    融池を形成していた金属を介し、又は排出して2つの金
    属棒を接続するための溶融溶接装置であって、 溶接される2つの金属棒間に一定の電流を供給する溶接
    電源と、 2つの金属棒を各先端間が対向した状態で且つその間隔
    を調整可能に保持する金属棒保持装置と、 上記金属棒保持装置を駆動して2つの金属棒の先端間の
    間隔を調整する駆動手段と、 上記溶接電源の出力電圧及び出力波形を検出し、上記出
    力電圧を溶接の各段階において適正に保つように上記駆
    動手段を駆動して2つの金属棒の先端間の間隔を調整す
    ると共に、上記出力波形が所定の波形となったときに上
    記駆動手段を駆動して2つの金属棒の先端間を圧接させ
    る制御装置とを備えたことを特徴とする溶融溶接装置。
  2. 【請求項2】 上記所定の波形が正弦波形であることを
    特徴とする請求項1に記載の溶融溶接装置。
JP2001006115A 2001-01-15 2001-01-15 溶融溶接装置 Pending JP2002210572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006115A JP2002210572A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 溶融溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006115A JP2002210572A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 溶融溶接装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002210572A true JP2002210572A (ja) 2002-07-30

Family

ID=18874057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006115A Pending JP2002210572A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 溶融溶接装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002210572A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102581477A (zh) * 2012-01-20 2012-07-18 广西建工集团第三建筑工程有限责任公司 可调式单滑杆轻便电渣压力焊机夹具
CN103223555A (zh) * 2013-04-28 2013-07-31 北京科大中冶技术发展有限公司 一种小规格芯棒焊接工艺方法及系统
CN104227228A (zh) * 2013-06-20 2014-12-24 天津二十冶建设有限公司 一种采用电渣压力焊焊接埋件锚爪的施工方法
CN113977144A (zh) * 2021-11-14 2022-01-28 李昭瑩 一种建筑钢筋增效焊接器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102581477A (zh) * 2012-01-20 2012-07-18 广西建工集团第三建筑工程有限责任公司 可调式单滑杆轻便电渣压力焊机夹具
CN102581477B (zh) * 2012-01-20 2014-03-05 广西建工集团第三建筑工程有限责任公司 可调式单滑杆轻便电渣压力焊机夹具
CN103223555A (zh) * 2013-04-28 2013-07-31 北京科大中冶技术发展有限公司 一种小规格芯棒焊接工艺方法及系统
CN104227228A (zh) * 2013-06-20 2014-12-24 天津二十冶建设有限公司 一种采用电渣压力焊焊接埋件锚爪的施工方法
CN113977144A (zh) * 2021-11-14 2022-01-28 李昭瑩 一种建筑钢筋增效焊接器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103180082B (zh) 焊接方法和焊接装置
WO2015104746A1 (ja) Tig溶接装置及びtig溶接方法
US5521353A (en) Welding robot
KR101820514B1 (ko) 서보프레스 제어를 이용한 플래시버트 용접방법
JPH0580308B2 (ja)
JP2002210572A (ja) 溶融溶接装置
JP6285724B2 (ja) 接合方法及び接合装置
CN211564818U (zh) 钢筋焊接辅助装置
KR100866650B1 (ko) 전기저항용접기
WO2015145509A1 (ja) 接合装置
JP2020517457A (ja) 溶接ワイヤ電極を用いて金属ワークのワーク表面にマーキングするための方法および装置
US3857013A (en) Methods of and apparatus for joining materials
JPH09108859A (ja) 鉄筋溶接方法及びそれに用いる鉄筋挟持装置
JP3018504B2 (ja) 消耗電極アーク溶接制御方法
JP3762476B2 (ja) パルスアーク溶接終了方法及び溶接装置
JPH08332572A (ja) 鋼板間にスペーサを溶接する方法
JPS60255276A (ja) 消耗電極式ア−ク溶接法
JP6302343B2 (ja) Tig溶接装置及びtig溶接方法
CN111299781A (zh) 一种钢筋焊接方法及钢筋焊接装置
KR101487680B1 (ko) 자동 티그 용접 방법
JP5808958B2 (ja) アーク溶接方法
JP2010172953A (ja) アークスタート制御方法および溶接ロボットシステム
JP2815301B2 (ja) スタッド溶接の品質判定方法
JP2009012072A (ja) 低融合金接合用ハンダ鏝
JPH0790385B2 (ja) バット溶接機のワーク溶け量制御方法及びバット溶接機