JP2002209481A - 釣り具用部品 - Google Patents

釣り具用部品

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JP2002209481A
JP2002209481A JP2001011779A JP2001011779A JP2002209481A JP 2002209481 A JP2002209481 A JP 2002209481A JP 2001011779 A JP2001011779 A JP 2001011779A JP 2001011779 A JP2001011779 A JP 2001011779A JP 2002209481 A JP2002209481 A JP 2002209481A
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JP
Japan
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decorate
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JP2001011779A
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English (en)
Inventor
Masaki Ota
征記 太田
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り用具に付設する模様等の装飾層が剥
がれ難く、隙間をなくすことで耐久性の向上と外観を向
上したこと。 【解決手段】 釣竿の元竿1の先端1a内周には硬質ゴ
ム等で形成された上栓からなる部品本体2の小径部2a
が着脱可能に嵌合されている。上栓からなる部品本体2
の上面2bには金属、セラミック、硬質合成樹脂の銘板
からなる装飾層3が接着で仮止め固定され、装飾層3の
上にエポキシ又はウレタン樹脂等の合成樹脂からなる透
明又は半透明の保護層4が形成されている。銘板からな
る装飾層3の外形は円形状や略三角形状等に形成されて
上面に模様、文字等が描かれている。保護層4はポッテ
ングでなか高の凸面状の湾曲面に形成されている。部品
本体2の上面2bの装飾層3の外側を境界部αとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣竿等に装着され
る釣り具用部品の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、釣竿等に装着される釣り具用部品
には例えば特開平11−187786号公報のように、
クッション性と透明性を備えた緩衝層と装飾模様等が付
与された装飾層と栓本体面に接着するための接着剤層と
よりなる独立部材を竿尻栓に付設する構成がある。この
例では接着剤により独立部材を栓本体面に載せて貼着す
る構成であるため、栓本体面と独立部材との隙間から剥
がれ易く、耐久性がない。また、独立部材とほぼ同じ大
きさの凹部を形成し、その凹部に独立部材をはめ込み接
着面が隠れて簡単に剥がれない構成もあるが、独立部材
と凹部側壁との隙間に海水や水等の浸透や、接着不良、
経時的な接着面の劣化等により剥がれる虞がある。凹部
と独立部材の寸法交差等による間隙が生じ易く、外観上
好ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、クッション性と透明性を備えた緩衝層と装飾模様
等が付与された装飾層と栓本体面に接着するための接着
剤層とよりなる独立部材を竿尻栓に付設する構成では、
接着剤により独立部材を栓本体面に載せて貼着する構成
であるため、栓本体面と独立部材との隙間から剥がれ易
く、耐久性がない。また、独立部材とほぼ同じ大きさの
凹部を形成し、その凹部に独立部材をはめ込み接着面が
隠れて簡単に剥がれない構成もあるが、独立部材と凹部
側壁との隙間に海水や水等の浸透や、接着不良、経時的
な接着面の劣化等により剥がれる虞がある。凹部と独立
部材の寸法交差等による間隙が生じ易く、外観上好まし
くない。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、釣り用具
に付設する模様等の装飾層が剥がれ難く、隙間をなくす
ことで耐久性の向上と外観を向上した釣り具用部品を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、釣竿等に装着される釣
り具用部品であって、部品本体に形成する装飾層と、前
記装飾層と部品本体の少なくとも境界部に透明又は半透
明の保護層を形成したことを要旨とするものである。請
求項2に係わる本発明は、部品本体に凹部を形成し、該
凹部に装飾層を設けたことを要旨とするものである。請
求項3に係わる本発明は、前記凹部は部品本体から突出
した周壁部により形成されることを要旨とするものであ
る。請求項4に係わる本発明は、前記保護層は凸面状に
形成されたことを要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、境界部
α、βに保護層4を形成したので、装飾層3が剥がれ難
く、隙間無く付設することができるから、耐久性を向上
し、外観の良好な釣り具用部品となる。請求項2の本発
明により、装飾層3が剥がれ難く、保護層4を厚くでき
るため、装飾層3を傷つけ難い。請求項3の本発明によ
り、保護層4′形成を部品本体2の周壁部2dで突状に
形成できるので、装飾層3の輪郭と部品本体2の輪郭が
明確に視認出来て装飾層3が目立ち、外観が向上する。
請求項4の本発明により、保護層4はレンズ効果によ
り、装飾層3の模様、文字等が拡大され、装飾層3が目
立ち、外観が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に基づき説明すると、図
1から図3は第1実施例で、図1は上栓側の要部拡大断
面側面図、図2は竿尻側の要部拡大断面側面図、図3は
下栓の底面図である。
【0008】釣竿の元竿1の先端1a内周には硬質ゴム
等で形成された上栓からなる部品本体2の小径部2aが
着脱可能に嵌合されている。上栓からなる部品本体2の
上面2bには金属、セラミック、硬質合成樹脂の銘板か
らなる装飾層3が接着で仮止め固定され、装飾層3の上
にエポキシ又はウレタン樹脂等の合成樹脂からなる透明
又は半透明の保護層4が形成されている。銘板からなる
装飾層3の外形は円形状や図3のように略三角形状等に
形成されて上面に模様、文字等が描かれている。保護層
4はポッテングでなか高の凸面状の湾曲面に形成されて
いる。部品本体2の上面2bの装飾層3の外側を境界部
αとする。
【0009】元竿1はテ−プ状の長方形に裁断された図
示しないプリプレグシ−トが図示しない芯金に適宜回数
巻回された後、その外側にテ−ピングが施され、加熱炉
の中に入れられて常法に従って熱硬化処理で一体に形成
されている。プリプレグシ−トは例えば炭素繊維やガラ
ス繊維やアラミド繊維やアルミナ繊維やケプラ繊維及び
その他の有機繊維、無機繊維などの高強度繊維で補強し
た織布等にエポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂、ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性合成樹脂が含浸されて形成されてい
る。
【0010】元竿1の後端1b外周にゴム、コルク、発
泡材等で形成された後側握り部5が接着固定されてい
る。後側握り部5の端部にゴム等の軟質材の竿尻部材か
らなる部品本体6が嵌合接着固定されて部品本体6の後
端面6aに金属、セラミック、硬質合成樹脂の銘板から
なる装飾層3が接着で仮止め固定され、装飾層3の上に
エポキシ又はウレタン樹脂等の合成樹脂からなる透明又
は半透明の保護層4が形成されている。銘板からなる装
飾層3の外形は円形状や図3のように略三角形状等に形
成されて上面に模様、文字等が描かれている。保護層4
は装飾層3より厚く形成され、ポッテングでなか高の凸
面状の湾曲面に形成されている。部品本体6の後端面6
aの装飾層3の外側を境界部βとする。
【0011】後側握り部5は長い筒部5aと、筒部5a
の後端に小径部5bが、中心に長い透孔5cとが形成さ
れている。竿尻部材からなる部品本体6は断面コ字形に
形成されて筒部6bと、底部6cと、底部6cの前側に
形成された凹部6dと、底部6cの後端面6aとが形成
されている。
【0012】前記のように上栓からなる部品本体2の上
面2b及び竿尻部材からなる部品本体6の後端面6aに
銘板からなる装飾層3が接着で仮止め固定され、装飾層
3の上にエポキシ又はウレタン樹脂等の合成樹脂からな
る透明又は半透明の保護層4が形成され、保護層4はポ
ッテングでなか高の凸面状の湾曲面に形成されている
と、境界部α、βに保護層4を形成したので、装飾層3
が剥がれ難く、隙間無く付設することができるから、耐
久性を向上し、外観の良好な釣り具用部品となる。保護
層4は装飾層3より厚く形成されていると、装飾層3が
傷つきにくく、ポッテングでなか高の凸面状の湾曲面に
形成されていると、レンズ効果により、装飾層3の模
様、文字等が拡大され、装飾層3が目立ち、外観が向上
する。
【0013】前記のように釣り具用部品が構成される
と、境界部α、βに保護層4を形成したので、装飾層3
が剥がれ難く、隙間無く付設することができるから、耐
久性を向上し、外観の良好な釣り具用部品となる。保護
層4はレンズ効果により、装飾層3の模様、文字等が拡
大され、装飾層3が目立ち、外観が向上する。
【0014】図4は第2実施例で、図4は上栓側の要部
拡大断面側面図である。
【0015】第2実施例では、上栓からなる部品本体2
の上面2bに凹部2cが形成されて凹部2c内に銘板か
らなる装飾層3が接着で仮止め固定され、装飾層3の上
にエポキシ又はウレタン樹脂等の合成樹脂からなる透明
又は半透明の保護層4が形成されている。接着で装飾層
3の仮止め固定は省略してもよい。保護層4は装飾層3
より厚く、ポッテングでなか高の凸面状の湾曲面に形成
されている。部品本体2の上面2bの凹部2c内の装飾
層3の外側を境界部αとする。他の構成は前記第1実施
例と略同一である。
【0016】凹部2c内に装飾層3が設けられたので、
装飾層3が剥がれ難く、保護層4を厚くできるため、装
飾層3を傷つけ難い。
【0017】図5は第3実施例で、図5は上栓側の要部
拡大断面側面図である。
【0018】第3実施例では、上栓からなる部品本体2
の上面2bに突出した周壁部2dが形成されてその中に
深い凹部2eが形成されて凹部2e内に銘板からなる装
飾層3が接着で仮止め固定され、装飾層3の上にエポキ
シ又はウレタン樹脂等の合成樹脂からなる透明又は半透
明の保護層4′が形成されている。保護層4′は装飾層
3より厚く、ポッテングでなか高の凸面状の湾曲面に形
成されている。他の構成は前記第1実施例と略同一であ
る。
【0019】保護層4′形成を部品本体2の周壁部2d
で突状に形成できるので、装飾層3の輪郭と部品本体2
の輪郭が明確に視認出来て装飾層3が目立ち、外観が向
上する。
【0020】図6は第4実施例で、図6は上栓側の要部
拡大断面側面図である。
【0021】第4実施例では、上栓からなる部品本体2
の上面2bに突出した周壁部2dが形成されてその中に
深い凹部2eが形成されると共に、周壁部2dの上部に
平面2fが形成されている。凹部2e内に銘板からなる
装飾層3が接着で仮止め固定され、装飾層3の上と周壁
部2dの平面2fの外側縁までエポキシ又はウレタン樹
脂等の合成樹脂からなる透明又は半透明の保護層4′が
形成されている。保護層4′は装飾層3より厚く、ポッ
テングでなか高の凸面状の湾曲面に形成されている。他
の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0022】図7、図8は第5実施例で、図7は竿管の
要部平面図、図8は図7のF8−F8断面線の要部拡大
断面背面図である。
【0023】第5実施例では、元竿1の竿管からなる部
品本体の外周に平面1cと凹部1dが形成されている。
凹部1d内に銘板からなる装飾層3が接着で仮止め固定
され、装飾層3の上と平面1cの上と元竿1の竿管外周
にエポキシ又はウレタン樹脂等の合成樹脂からなる透明
又は半透明の保護層4″が形成されている。他の構成は
前記第1実施例と略同一である。
【0024】第5実施例のように元竿1の竿管からなる
部品本体に装飾層3を埋め込むと、装飾層3が剥がれ難
く、耐久性を向上し、外観の良好な釣り具用部品とな
る。
【0025】前記説明では、上栓からなる部品本体2に
のみ装飾層3が埋設される凹部を設けたが、竿尻部材か
らなる部品本体6に凹部を設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】請求項1により、境界部に保護層を形成し
たので、装飾層が剥がれ難く、隙間無く付設することが
できるから、耐久性を向上し、外観の良好な釣り具用部
品となる。請求項2により、装飾層が剥がれ難く、保護
層を厚くできるため、装飾層を傷つけ難い。請求項3に
より、保護層形成を部品本体の周壁部で突状に形成でき
るので、装飾層の輪郭と部品本体の輪郭が明確に視認出
来て装飾層が目立ち、外観が向上する。請求項4によ
り、保護層はレンズ効果により、装飾層の模様、文字等
が拡大され、装飾層が目立ち、外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、上栓側の要部拡大断面側面図で
ある。
【図2】同竿尻側の要部拡大断面側面図である。
【図3】同下栓の底面図である。
【図4】第2実施例で、上栓側の要部拡大断面側面図で
ある。
【図5】第3実施例で、上栓側の要部拡大断面側面図で
ある。
【図6】第4実施例で、上栓側の要部拡大断面側面図で
ある。
【図7】第5実施例で、竿管の要部平面図である。
【図8】同図7のF8−F8断面線の要部拡大断面背面
図である。
【符号の説明】
1、2、6 部品本体 1d、2c、2e 凹部 2d 周壁部 3 装飾層 4、4′、4″ 保護層 α、β 境界部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣竿等に装着される釣り具用部品であっ
    て、部品本体に形成する装飾層と、前記装飾層と部品本
    体の少なくとも境界部に透明又は半透明の保護層を形成
    したことを特徴とする釣り具用部品。
  2. 【請求項2】部品本体に凹部を形成し、該凹部に装飾層
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の釣り具用部
    品。
  3. 【請求項3】前記凹部は部品本体から突出した周壁部に
    より形成されることを特徴とする請求項2記載の釣り具
    用部品。
  4. 【請求項4】前記保護層は凸面状に形成されたことを特
    徴とする請求項1乃至3記載の釣り具用部品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090320352A1 (en) * 2006-07-06 2009-12-31 D-Flex Limited Fishing rod
KR200477971Y1 (ko) 2014-01-15 2015-08-13 주식회사 바낙스 낚싯대용 버트캡

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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