JP2002209277A - モバイル・ノードのモバイルipレジストレーションのための方法、システム、およびパケット・データ・サービング・ノード - Google Patents

モバイル・ノードのモバイルipレジストレーションのための方法、システム、およびパケット・データ・サービング・ノード

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JP2002209277A
JP2002209277A JP2001352896A JP2001352896A JP2002209277A JP 2002209277 A JP2002209277 A JP 2002209277A JP 2001352896 A JP2001352896 A JP 2001352896A JP 2001352896 A JP2001352896 A JP 2001352896A JP 2002209277 A JP2002209277 A JP 2002209277A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルラ電気通信ネットワークにおいて、モバ
イル・ノード(MN)をパケット・データ・サービング
・ノード(PDSN)へ登録する方法を提供する。 【解決手段】 MNとPDSNの間にPPP接続が確立
すると(19)、所定時間後に満了するようセットした
PPPタイマを起動する(41)。PDSNは、MNと
PDSNとの間のMIPレジストレーションが成功した
か否か検出し(52)、成功の場合、PPPタイマを実
質上高い値にリセットし(54)、そしてこのPPPセ
ッションは、関与した者の一方がそれを終了させるまで
続く。MIPレジストレーションが不成功の場合、PD
SNは、新たなMIPレジストレーション要求を上記所
定時間満了前に受けたか否か検出し(58)、受けた場
合、PDSNは、PPPタイマを再度上記所定時間にリ
セットする(62)。新たなMIPレジストレーション
要求をタイマ満了前に受けなかった場合、PDSNは、
PPP接続を終了する(60)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラ電気通信に
関し、詳細には、モバイルIP(MIP)レジストレー
ションを実行するための方法、システムおよび対応する
パケット・データ・サービング・ノード(PDSN)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】符号分割多重アクセス2000(CDM
A2000)のセルラ電気通信ネットワークは、IPベ
ース(インターネット・プロトコルをベースとする)セ
ルラ電気通信ネットワークのための第3世代(3G)の
うちの1つのものであり、これは、高速無線接続を提供
することにより、無線インターフェースを介してのマル
チメディア・セッションを可能にすることができるもの
である。CDMA2000セルラ電気通信ネットワーク
を含むこのようなIPベースのセルラ電気通信ネットワ
ークにおいては、モバイル・ノード(MN)が無線通信
を実行できるようになるためには、このMNをサービス
するベース・ステーション(BS)のパケット制御機能
(PCF)は、最初に、パケット・データ・サービング
・ノード(PDSN)と無線ネットワーク・パケット・
データ・サービング・ノード(RP)セッションを確立
しなければならない。このRPセッションの確立に続い
ては、ポイント−ツー−ポイント・プロトコル(PP
P)接続またはセッションがそのMNとPDSNとの間
に開始し、そしてさらにこれには、MNのモバイルIP
(モバイル・インターネット・プロトコルまたはMI
P)のPDSNへの登録が続く。したがって、MIPレ
ジストレーション(登録)要求は、MNからPDSNへ
PPP接続でしかもPCFを介して渡し、そしてそのP
CFは、それをPDSNへRPセッションを介して送
る。モバイルIPレジストレーション・シグナリングの
目的は、MNがPPP接続を介しての通信の間において
MNを識別するためのIPアドレスを得ることができる
ようにするためである。
【0003】ある種の場合においては、MNのネットワ
ークへのMIPレジストレーションは、例えば無効なチ
ャレンジ値またはMNとPDSNとの間の時間ベースの
非同期等のような種々の理由により、不成功となること
がある。CDMA2000に対するセルラ電気通信規格
IS−835は、RPおよびPPPセッションは、MI
Pレジストレーションが不成功であるかあるいは拒否さ
れた場合においては大抵の場合終了させなければならな
い、ということを規定している。しかし、MNが不成功
のMIPレジストレーションに導いたエラーを訂正する
ことができるある種の条件に対しては、それらセッショ
ンを維持することができる。
【0004】種々の稼働状況におけるMNの予測不可能
な振る舞いを仮定すると、上記規格により規定されたシ
ナリオとPPPセッションを終了させるべきときを指定
するシナリオとは、上記規格にしたがいセッションを生
かしたまま維持することができるシナリオと同じよう
に、不一致となる。例えば、多くの状況においては、R
PセッションおよびPPPセッションとは、種々の理由
によりMNが遭遇した内部エラー(1つまたは複数)を
訂正せずしたがって追加のMIPレジストレーションを
予測した通りに試行しない場合においては、長い時間
(多くの実装例ではデフォルト値は通常少なくとも90
00秒にセットされている)に渡って生かしたまま維持
されること、が観察されている。他の場合においては、
それらセッションを終了させる一方で、MNがその終了
直後にRPセッションおよびPPPセッションの再確立
に導く追加のMIPレジストレーションを再試行しよう
としていた、ということが観察された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、テストさ
れずしたがって発見されていなかった稼働状況において
MNが有することのある予測不可能な振る舞いに実質的
に起因し、またこれまで十分な解決法が実現されていな
かったため、RP接続およびPPP接続のハンドリング
(生かしたままに維持または殺すこと)が不十分な多く
の場合が生起している。
【0006】稼働状況において生起する全ての可能性の
あるシナリオおよび状況に対しての初期のMIPレジス
トレーション失敗の場合において、反復的なMIPレジ
ストレーション試行を可能にする一貫性のある方法を有
するようにすることは、有利である。
【0007】特に、MIPレジストレーション失敗に続
く所定の時間量の間においてRP接続およびPPP接続
を生かしたままに維持することによって、後続のMIP
レジストレーション試行を実行することができるように
する、方法、システムおよびPDSNを有することは、
有利である。
【0008】
【課題を解決するための手段】一面では、本発明は、モ
バイル・ノード(MN)とパケット・データ・サービン
グ・ノード(PDSN)との間のモービルIP(MI
P)レジストレーションのための方法であり、この方法
は、最初に、MNとPDSNとの間にポイント−ツー−
ポイント・プロトコル(PPP)接続を確立し、そして
このPPP接続の確立に応答して、所定の時間後に満了
するようにセットしたPPPタイマを起動する。その
後、MNは、PDSNへのMIPレジストレーションを
実行するよう試行し、そしてMNのPDSNへのMIP
レジストレーション不成功時に、本方法は、MNとPD
SNとの間のPPP接続を、PPPタイマの上記所定時
間の満了まで生かしたまま保持することにより、不成功
のMIPレジストレーションに続く所定の時間の間にお
いて少なくとも1つの追加のMIPレジストレーション
をMNが試行できるようにする。
【0009】別の面では、本発明は、IPベースのセル
ラ電気通信ネットワークであり、これは、モバイル・ノ
ード(MN)と、該MNに対しポイント−ツー−ポイン
ト・プロトコル(PPP)接続を通して接続したパケッ
ト・データ・サービング・ノード(PDSN)と、を含
み、そして前記PPP接続の確立に応答して、前記PD
SNが、所定の時間後に満了するようセットしたPPP
タイマを起動し、そして前記MNの前記PDSNへの不
成功のモバイル・インターネット・プロトコル(MI
P)レジストレーション試行を検出したときに、前記P
DSNが、前記MNと前記PDSNとの間の前記PPP
接続を、前記PPPタイマの前記所定の時間の満了まで
生かしたまま保持する。
【0010】さらに別の面においては、本発明は、パケ
ット・データ・サービング・ノード(PDSN)であ
り、これは、前記PDSNとモバイル・ノード(MN)
との間にポイント−ツー−ポイント・プロトコル接続
(PPP)の確立時に起動されるポイント−ツー−ポイ
ント・プロトコル接続(PPP)タイマであって、所定
の時間後に満了するようセットした、前記のPPPタイ
マと、前記PPP接続の前記確立時にイネーブルされる
PPPスタックと、前記MNの前記PDSNとのモバイ
ル・インターネット・プロトコル(MIP)レジストレ
ーションを実行するためのPDSN/外部エージェント
機能と、から成り、前記MNの前記PDSNへの不成功
のMIPレジストレーション試行を検出したときに、前
記PDSN/外部エージェントが、前記PPPスタック
をイネーブルされた状態に保持し、かつ前記MNと前記
PDSNとの間の前記PPP接続を、前記PPPタイマ
の前記所定の時間の満了まで生かしたまま保持する。
【0011】さらに別の面においては、本発明は、モバ
イル・ノード(MN)とパケット・データ・サービング
・ノード(PDSN)との間のモバイルIP(MIP)
レジストレーションのための方法であり、この方法は、
前記MNと前記PDSNとの間にポイント−ツー−ポイ
ント・プロトコル(PPP)接続を確立するステップ
と、前記PPP接続の前記確立に応答して、所定の時間
後に満了するようセットしたPPPタイマを起動するス
テップと、から成る。この方法はさらに、前記MNに前
記PDSNへのMIPレジストレーションを試行させ、
そして前記MNの前記PDSNへの不成功のMIPレジ
ストレーションを検出したときに、i)前記PDSNか
ら前記MNに対し、前記MIPレジストレーションが不
成功であったことを通知するためのMIPレジストレー
ション返答を送出し、またii)前記MNと前記PDSN
との間の前記PPP接続を、前記PPPタイマの前記所
定の時間の満了まで生かしたまま保持すること、を含
む。さらに、この方法は、前記MNにおける前記MIP
レジストレーション返答の受け取りに応答して、前記M
Nの前記PDSNとの追加のMIPレジストレーション
の試行を、追加のMIPレジストレーション要求を前記
MNから前記PDSNへ送出することにより行うステッ
プ、を含み、これにおいて、前記のMIPレジストレー
ションを試行するステップと、前記の追加のMIPレジ
ストレーションを試行するステップとが、前記MNから
前記PDSNに対しMIPレジストレーション要求を送
出することから成る。本発明のより詳細な理解のため、
本発明の更なる目的および利点のため、添付図面を参照
して以下に説明する。
【0012】
【実施の形態】次に、図1(従来技術)を参照すると、
これに示しているのは、CDMA2000セルラ電気通
信ネットワークに対する規格IS−835において定め
られた、従来技術によるモバイルIP(MIP)レジス
トレーションの方法を表す高レベルのフローチャートで
ある。
【0013】先ず、ステップ20において、ポイント−
ツー−ポイント・プロトコル(PPP)接続を確立す
る。このPPP接続の確立時に、PPPタイマをステッ
プ22で起動させるが、多くの実際の製品実装例では、
このPPPタイマは、少なくとも9000秒のデフォル
ト値において満了するようにセットしている。ステップ
24において、モバイル・ノード(MN)は、MIPレ
ジストレーション試行を実行するが、これは、MIPレ
ジストレーション要求メッセージを、CDMA2000
セルラ電気通信ネットワークのパケット・データ・サー
ビング・ノード(PDSN)に送ることにより行う。こ
のレジストレーション要求に応答して、PDSNは、こ
のMNを登録させそしてこのMNが要求するIPサービ
スを活性化させるように試行する。これらアクションの
成功に基づき、PDSNは、ステップ26において、M
IPレジストレーションが成功したかどうか判定する。
MIPレジストレーションが成功したと判定した場合、
PPPセッションは、ステップ28において続行し、そ
してこれは、ステップ20において確立したこの接続を
一方の側が終了するよう決定するまで続く。もしそうで
ない場合、すなわち、MIPレジストレーションが不成
功であると判定した場合、PDSNは、さらにステップ
30において、どのケースの不成功MIPレジストレー
ションをこれが処理しているかを検出することによっ
て、上記規格において定められたシナリオにしたがっ
て、ステップ22において起動したタイマの満了までそ
のセッションを生かしたまま維持すべきか、またはステ
ップ34でこのPPP接続を終了させるべきかを査定す
るようにする。ステップ30を実行するため、PDSN
は、MIPレジストレーションを確立するよう試行した
ときに遭遇するエラーのタイプまたはエラー・コードを
考慮し、そしてこのエラー・コードに基づき、ステップ
32においてこのPPP接続を生かしたまま保持すべき
かあるいはステップ34においてそれを終了させるべき
か決定するようにすることができる。
【0014】しかし、気づいたことに、上述の従来技術
の実装例では、例えばPPP接続が、ステップ30にお
いて規格要求の基づき決定されたときにステップ32に
おけるのと同じように、9000秒の間生かしたまま保
持される場合が生起する。しかし、このような状況にお
いては、MNは、例えば内部グリッチに起因して予測不
可能に動作することがよくあり、したがって予期した追
加のMIPレジストレーション再試行が、少なくとも9
000秒の時間インターバルの間生じることができな
い。このような場合においては、現在の既知の実装例に
よれば、RP接続およびPPP接続は、MIPレジスト
レーションの成功なくほとんど2時間半もの間生かした
ままに保たれ、このため不必要にネットワーク資源を使
用することになる。上述の従来技術の実装例が実際の稼
働状況に対して適当でない別の場合は、MNが、PDS
Nから受けた満了した外部エージェント・チャレンジ・
パラメータを使用してMIPレジストレーションを実行
するよう試行するときである。MNが、これがネットワ
ークに送出したレジストレーション・要求メッセージに
おいてPDSNが公表した最新の外部エージェント・チ
ャレンジ・パラメータを含んでいない場合、規格の実装
例によれば、PDSNは、ステップ26に示したように
そのMIPレジストレーションを拒否し、ステップ30
において、PPP接続を終了させるべきことを検出し、
そしてステップ34において、そのPPP接続を実際に
断つ。この最後の場合もまた、不十分なものであるが、
その理由は、MNが、PDSNがその空中(無線)イン
ターフェースで公表したまたはMIPレジストレーショ
ン再試行メッセージで受けた後続の外部エージェント・
チャレンジ・パラメータを求めてさらに傾聴することが
でき、そしてMIPレジストレーションを再試行するこ
とができたからであり、そしてこれが今度は成功する可
能性があったからである。しかし、そのPPP接続は、
ステップ34において断ったのであり、したがってMN
は、新たなRP接続およびPPP接続を完全に再確立す
る必要があり、そしてその後でのみMIPレジストレー
ションを再試行することになる。この実装例は、過剰で
しかも不必要な帯域幅並びに計算資源をネットワークか
ら要求する。
【0015】本発明は、上述の従来技術の実装例の欠点
を、便利であるが簡単な形式で解決することを提案し、
そしてこれは、MNが、IPベースのセルラ電気通信ネ
ットワーク(例えば、CDMA2000セルラ電気通信
ネットワーク)のPDSNとのレジストレーションを、
あらゆる可能性のあるケースにおいて、不成功のMIP
レジストレーションに続く実質上短い予め定めた時間
(例えば、数分のオーダーのもの)の間に試行すること
ができるようにすることにより行う。
【0016】次に、図2を参照すると、これには、上述
の欠点を解決する本発明の例示の好ましい実施形態を示
すノード動作およびシグナルフロー図を示している。図
2において、例えばCDMA2000セルラ電気通信ネ
ットワーク(但しこれに限定されない)のようなIPベ
ースのセルラ電気通信ネットワーク35を示している。
このネットワーク35は、MN36を含み、このMN
は、代表的には無線端末であって、ラジオ(空中)イン
ターフェース37を介してベース・ステーション・コン
トローラ(BSC)のパケット制御機能(PCF)であ
るPCF/BSC38に接続されている。PCF/BS
C38は、さらに、代表的にはIPベースの有線リンク
39を介してPDSN40に接続し、そしてこのPDS
N40は、ネットワーク35のスイッチング機能および
アドレッシング機能の少なくとも1部分を実行するよう
にすることができる。
【0017】この方法は、ステップ20で開始し、この
ステップでは、ポイント−ツー−ポイント・プロトコル
(PPP)接続をMN36からPCF/BSC38を介
してPDSN40へと確立する。ネットワーク35にお
いては、ステップ20のPPP接続のこの確立は、MN
36とPDSN40との間に通信が生じることができる
ようにするためには、強制的なものとすることができ
る。このPPP接続の確立に応答して、PDSN40
は、例えば2分後のような実質上短い所定の時間後に満
了するようにセットしたPPPタイマを起動させる(ス
テップ41)。本発明の好ましい実施形態によれば、こ
の実質上短い所定の時間は、1秒から10分までの範囲
からなるようにでき、そして好ましくは1分から5分ま
での範囲である。この時間の後、PDSN40は、MN
36に対し、エージェント公表メッセージ42を送出
し、そしてこのメッセージは、PDSN識別44を含む
ことができる。エージェント公表メッセージ42の受け
取りに応答して、MN36は、PDSN40へのレジス
トレーションのためのMIPレジストレーション要求4
8を送出する。レジストレーションの目的は、例えば、
IPアドレスを動的に取得するために、現行MNの到達
可能性(reachability)情報をホーム・エージェント
(HA)に通信することである。本発明の好ましい実施
形態によれば、MIPレジストレーション要求48の受
け取り時に、PDSN40は、MN36をレジストレー
ションするために必要な機能を実行することを試行す
る。ステップ52において、PDSN40は、MIPレ
ジストレーションが成功したかどうか検出する。YES
の場合、すなわちMIPレジストレーションが成功した
場合、PDSN40は、ステップ41で起動したタイマ
を、上記の短い所定の時間よりも実質的に高い値(例え
ば、少なくとも9000秒のデフォルト値)にリセット
する。PPPタイマのこの変更の目的は、PDSN内に
存在する高レベル・アプリケーションのタイマを、その
基盤となるMIP接続の確立が成功したときに、開始さ
せることができるようにすることである。次に、上記通
信を確立し、そしてステップ20においてセットアップ
したPPP接続が続行し、そしてこれは、その通信に関
与する一方の者がそれを終了させるまで続く。他方、M
IPレジストレーションが、ステップ52において不成
功であると検出した場合、MIPレジストレーション再
試行は、MNに対しMIPレジストレーション失敗を通
知するため、MN36に対しPCF/BSC38を介し
て送り戻し、そしてこれと同時に、ステップ20で確立
したPPP接続は、上記の実質上短い所定の時間の間
(すなわち、PPPタイマの満了まで)生かしたままに
維持することにより、そのMIPレジストレーションを
不成功にしたエラーのタイプすなわちエラー・コードに
拘わらず、MN36がMIPレジストレーションを再試
行することができるようにする。したがって、ステップ
52に続き、PPP接続そして黙示的にはRP接続は、
上記実質上短い時間の持続期間に渡って生かしたままに
保たれる。ステップ58において、追加のMIPレジス
トレーション要求(図示せず)を、PPPタイマの満了
までに受けたかか否かさらに検出する。PPPタイマが
満了しかつMIPレジストレーション要求をPDSN4
0が受け取らなかった場合、PDSNは、そのPPP接
続を終了させる。それ以外の場合は、新たなMIPレジ
ストレーション要求48’(図2に図示せず)をPPP
タイマの満了前にPDSN40が受け取った場合(ステ
ップ58において肯定的な結果として検出)、本方法
は、その新たなMIPレジストレーション要求48’に
基づき試行した新たなMIPレジストレーションが成功
したか否かを上述のように検出するため、ステップ52
に戻る。しかし、ステップ52に戻る前に、本方法は、
PPPタイマを元の実質上低い所定の時間にリセット
し、これによって、さらにステップ52において、不成
功のMIPレジストレーションを再び検出した場合に、
MN36には、その同じ元の実質上低い所定の時間を与
えて、さらに別の追加のMIPレジストレーション要求
を再試行することができるようにする。
【0018】本発明の上述の好ましい実施形態では、M
N36の各々の不成功のMIPレジストレーション試行
時に、PDSN40が、既存のPPP接続を殺す前に予
め定めた時間だけ待機することにより、MN36がその
予め定めた時間の間に別のMIPレジストレーションを
再試行することができるようにする。
【0019】次に図3を参照すると、これには、パケッ
ト・データ・サービング・ノード(PDSN)40内の
本発明の好ましい実施形態の例示的な実現例の高レベル
・ブロック図を示している。図3に示したのは、PDS
N40であり、これは、I/Oインターフェース70を
含むことができ、これは、PDSN40がMN36とP
CF/BSC38を介して通信できるようにする。ま
た、PDSN40は、RPスタック71を含むことがで
き、これは、I/Oインターフェース70に接続してお
り、そしてPCF/BSC38とのRP接続をサポート
するために使用する。さらに、PDSN40は、PPP
スタック72を含むことができ、これは、RPスタック
71に接続して、図2のステップ20で確立したものの
ようなMN36とPDSN40との間のPPP接続の確
立をサポートするようにする。PPPスタック72は、
さらに、PPPタイマ74に接続することができる。R
Pスタック71、PPPスタック72、PPPタイマ7
4は、PDSN/外部エージェント機能75に接続する
ことができ、これは、RP接続およびPPP接続を確立
するためまたMN36をレジストレーションするために
必要な処理を担当する。本発明の好ましい実施形態によ
れば、RP接続の確立を要求するA−11メッセージ9
9は、PCF/BSC38からPDSN40に送る。メ
ッセージ99の受け取った時、I/Oインターフェース
70は、このA−11メッセージ99をRPスタック7
1へと中継し、そしてRPスタック71は、さらにPC
F/BSC38とのRPセッションを活性化する。さら
に、レジストレーション要求メッセージ100は、最初
に、MN36とPDSN40との間のPPP接続の確立
を要求するため、MN36からPDSN40へ送るよう
にできる。メッセージ100をI/Oインターフェース
70が受け取り、RPスタック71が中継し、そして次
にPPPスタック72へと中継する。種々のPPPセッ
ション・コンフィギュレーション・メッセージ102
は、PDSN/外部エージェント75と一方ではPPP
スタック72との間でそして他方ではMN36との間で
交換し、そしてこれは、図2のステップ20においてP
PP接続が確立されるまで続き、そしてこれにより、P
PPスタック72の活性化を生じる。このステップは、
当該分野で知られているように実行することができ、例
えば、規格のRequest for Comments(RFC)1661−ポイン
ト−ツー−ポイント・プロトコル(PPP)(言及によ
り本文に含める)にしたがって実行される。このPPP
接続の確立に続いて、PPPタイマ起動要求104は、
PPPスタック72からPPPタイマ74へ送ることが
でき、これによってPPPタイマを始動させ、このタイ
マを指示して、上述のように、実質上低い予め定めた時
間後に満了するようにする。次に、PPPスタック72
は、PDSN/外部エージェント75に対しメッセージ
106を通して、PPP接続が確立されたことを通知す
る。このメッセージ106に応答して、PDSN/外部
エージェント75は、図2を参照して述べたように、エ
ージェント公表メッセージ42を、PPPスタック7
2、RPスタック71およびI/Oインターフェース7
0を介してMN36へ送る。このエージェント公表メッ
セージ42の受け取りに応答して、MN36は、PDS
N40に対しMIPレジストレーション要求48を戻
し、そしてこの要求は、I/Oインターフェース70
が、PDSN/外部エージェント75へ、RPスタック
71およびPPPスタック72をトランスペアレントに
(transparently)通って中継する。MIPレジストレ
ーション要求48を受け取ったとき、PDSN/外部エ
ージェント75は、図2に示したブロック50に対応す
る方法を実行することができる。ここで、図2および図
3を一緒に参照すると、PDSN/外部エージェント7
5は、最初に、MN36をレジストレーションするのに
必要なアクションを実行するよう試行する。ステップ5
2において、外部エージェント75は、MIPレジスト
レーションが成功したかどうか検出する。もしYESの
場合、すなわちMIPレジストレーションが成功した場
合、PDSN/外部エージェント75は、ステップ41
で起動したタイマを、上記の短い所定の時間よりも実質
的に高い値(例えば、9000秒以上のデフォルト値)
にリセットし、これは、タイマ・リセット・メッセージ
108をPPPタイマ74に送ることにより行う。PP
Pタイマのこの変更の目的は、高レベル・アプリケーシ
ョンのタイマを、その基盤となるMIP接続の確立が成
功したときに、開始させることができるようにすること
である。次に、上記通信を確立し、そしてステップ20
においてセットアップしたPPP接続が続行し、そして
これは、その通信に関与する一方の者がそれを終了させ
るまで続く。他方、MIPレジストレーションが、ステ
ップ52において不成功であると検出した場合、ステッ
プ20で確立したPPP接続は、上記の実質上短い所定
の時間の間、PPPタイマの満了まで生かしたままに維
持することにより、MN36がMIPレジストレーショ
ンを再試行することができるようにする。ステップ58
において、MIPレジストレーション要求を、PPPタ
イマの満了までに受けたか否か検出する。PPPタイマ
が満了しかつMIPレジストレーション要求を外部エー
ジェント75がMN36から受け取らなかった場合、P
DSN/外部エージェントは、PPPスタック72およ
び71をそれぞれディスエーブルすることによって、P
PP接続およびRP接続を終了させる。それ以外の場合
は、新たなMIPレジストレーション要求48’(図3
に図示)をPDSN/外部エージェント75が受け取っ
た場合(ステップ58において肯定的な結果として検
出)、本方法は、その新たなMIPレジストレーション
要求48’に基づき試行した新たなMIPレジストレー
ションが成功したか否かを上述のように検出するため、
ステップ52に戻る。しかし、このレジストレーション
を試行する前に、本方法は、別のタイマ・リセット・メ
ッセージ110を送ることによってPPPタイマを元の
実質上低い所定の時間にリセットし、これによって、さ
らにステップ52において、不成功のMIPレジストレ
ーションを再び検出した場合に、MN36には、その同
じ元の実質上低い所定の時間を与えて、さらに別の追加
のMIPレジストレーションを可能にするようにする。
【0020】外部エージェント75、PPPタイマ7
4、RPスタック71、PPPスタック72およびI/
Oインターフェース70を含む図3に示したPDSN4
0の機能は、ソフトウェアのモジュールまたはアプリケ
ーション、ハードウェアのモジュールとすることがで
き、例えばコンピュータおよび/またはプログラマブル
なチップ、または任意のそれらの組み合わせ(例えば、
それ自身がハードウェア・コンピュータ・プラットフォ
ーム上で走るオペレーティング・システムの最上部で走
るソフトウェア機能)とすることができる。
【0021】以上、本発明の方法およびシステムのいく
つかの好ましい実施形態について、添付図面に図示しま
た以上の詳細な説明において記述したが、理解されるよ
うに、本発明は、これら開示した実施形態に限定される
ものではなく、特許請求の範囲に記載しこれにより定め
られる本発明の要旨から逸脱せずに、種々の再構成、変
更、代替が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(従来技術)は、従来技術によるモバイル
IP(MIP)レジストレーションのための方法を表す
高レベルのフローチャートである。
【図2】図2は、本発明の例示の好ましい実施形態を示
すノード動作およびシグナルフロー図。
【図3】図3は、パケット・データ・サービング・ノー
ド(PDSN)内の本発明の好ましい実施形態の例示の
実現例の高レベルのブロック図。
【符号の説明】
35 セルラ電気通信ネットワーク 36 モバイル・ノード 38 PCF/BSC 40 パケット・データ・サービング・ノード 75 PDSN/外部エージェント機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA12 HA08 HC09 JT09 LB02 5K067 CC10 DD23 DD24 DD30 EE02 HH05

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラ電気通信ネットワークにおいて、
    モバイル・ノード(MN)とパケット・データ・サービ
    ング・ノード(PDSN)との間のモバイル・インター
    ネット・プロトコル(MIP)レジストレーションのた
    めの方法であって、 前記MNと前記PDSNとの間にポイント−ツー−ポイ
    ント・プロトコル(PPP)接続を確立するステップ
    と、 前記PPP接続の前記確立に応答して、所定の時間後に
    満了するようセットしたPPPタイマを起動するステッ
    プと、 前記MNの前記PDSNへのMIPレジストレーション
    を試行するステップと、 前記MNの前記PDSNへの不成功のMIPレジストレ
    ーションを検出したときに、前記MNと前記PDSNと
    の間の前記PPP接続を、前記PPPタイマの前記所定
    の時間の満了まで生かしたまま保持するステップと、か
    ら成り、 これにより、前記MNが、前記不成功のMIPレジスト
    レーションに続く前記所定の時間の間において少なくと
    も1つの追加のMIPレジストレーションを試行できる
    ようにしたこと、を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記のM
    IPレジストレーションを試行するステップは、i)前
    記PDSNから受けるエージェント公表メッセージの前
    記MNにおける受け取りに応答して実行され、ii)前記
    MNから前記PDSNへのMIPレジストレーション要
    求の送出を含むこと、を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、前記所定
    の時間は、1秒から10分の範囲から成ること、を特徴
    とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、前記所定
    の時間は、1分から5分の範囲から成ること、を特徴と
    する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法において、前記のP
    PP接続を生かしたまま保持するステップは、 前記MIPレジストレーションが成功したかどうか検出
    するステップと、 不成功のMIPレジストレーションを検出したときに、
    前記所定の時間の満了前に、前記PDSNが前記MNか
    ら新たなMIPレジストレーション要求を受けたかどう
    か検出するステップと、 前記所定の時間の満了前に前記PDSNが前記MNから
    新たなMIPレジストレーション要求を受けた場合、前
    記PPPタイマを前記所定の時間にリセットするステッ
    プと、から成ること、を特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の方法であって、さらに、 前記所定の時間の満了前に前記PDSNが前記MNから
    新たなMIPレジストレーション要求を受けなかった場
    合、前記PPP接続を終了させるステップ、を含むこ
    と、を特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 インターネット・プロトコル・ベース
    (IPベース)とするセルラ電気通信システムであっ
    て、 モバイル・ノード(MN)と、 該MNに対しポイント−ツー−ポイント・プロトコル
    (PPP)接続を通して接続したパケット・データ・サ
    ービング・ノード(PDSN)と、を含み、 前記PPP接続の確立に応答して、前記PDSNが、所
    定の時間後に満了するようセットしたPPPタイマを起
    動し、前記MNの前記PDSNへの不成功のモバイル・
    インターネット・プロトコル(MIP)レジストレーシ
    ョン試行を検出したときに、前記PDSNが、前記MN
    と前記PDSNとの間の前記PPP接続を、前記PPP
    タイマの前記所定の時間の満了まで生かしたまま保持す
    ること、を特徴とするインターネット・プロトコル・ベ
    ースのセルラ電気通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のシステムにおいて、前記
    IPベースのセルラ電気通信システムは、符号分割多重
    アクセス(CDMA)2000セルラ電気通信システム
    であること、を特徴とするセルラ電気通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のシステムにおいて、 前記PDSNは、エージェント公表メッセージを前記M
    Nに送出し、 前記PDSNが送出した前記エージェント公表メッセー
    ジの前記MNにおける受け取りに応答して、前記MN
    は、前記PDSNへのレジストレーションをするよう試
    行するため、MIPレジストレーション要求メッセージ
    を送出すること、を特徴とするセルラ電気通信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のシステムにおいて、前
    記所定の時間は、1秒から10分の範囲から成ること、
    を特徴とするセルラ電気通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のシステムにおいて、前
    記所定の時間は、1分から5分の範囲から成ること、を
    特徴とするセルラ電気通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項7記載のシステムにおいて、前
    記PDSNは、前記MIPレジストレーションが成功し
    たかどうか検出し、 不成功のMIPレジストレーションを検出したときに、
    前記所定の時間の満了前に、前記MNから新たなMIP
    レジストレーション要求を受けたかどうかさらに検出
    し、 前記所定の時間の満了前に前記MNから新たなMIPレ
    ジストレーション要求を受けた場合、前記PPPタイマ
    を前記所定の時間にリセットすること、から成ること、
    を特徴とするセルラ電気通信システム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のシステムにおいて、前
    記PDSNは、前記所定の時間の満了前に前記MNから
    新たなMIPレジストレーション要求を受けなかった場
    合、前記PPP接続を終了させること、を特徴とするセ
    ルラ電気通信システム。
  14. 【請求項14】 パケット・データ・サービング・ノー
    ド(PDSN)であって、 前記PDSNとモバイル・ノード(MN)との間にポイ
    ント−ツー−ポイント・プロトコル接続(PPP)の確
    立時に起動されるポイント−ツー−ポイント・プロトコ
    ル接続(PPP)タイマであって、所定の時間後に満了
    するようセットした、前記のPPPタイマと、 前記PPP接続の前記確立時にイネーブルされるPPP
    スタックと、 前記MNの前記PDSNへのモバイル・インターネット
    ・プロトコル(MIP)レジストレーションを実行する
    ためのPDSN/外部エージェント機能と、から成り、 前記MNの前記PDSNへの不成功のMIPレジストレ
    ーション試行を検出したときに、前記PDSN/外部エ
    ージェントが、前記PPPスタックをイネーブルされた
    状態に保持し、かつ前記MNと前記PDSNとの間の前
    記PPP接続を、前記PPPタイマの前記所定の時間の
    満了まで生かしたまま保持すること、を特徴とするパケ
    ット・データ・サービング・ノード。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のPDSNにおいて、
    前記PPPタイマ、前記PPPスタックおよび前記PD
    SN/外部エージェントのうちの少なくとも1つは、ソ
    フトウェア・モジュールであること、を特徴とするパケ
    ット・データ・サービング・ノード。
  16. 【請求項16】 請求項14記載のPDSNにおいて、
    前記PPPスタックおよび前記PDSN/外部エージェ
    ントのうちの少なくとも1つは、ハードウェア・モジュ
    ールであること、を特徴とするパケット・データ・サー
    ビング・ノード。
  17. 【請求項17】 請求項14記載のPDSNにおいて、
    前記PPPスタックおよび前記PDSN/外部エージェ
    ントのうちの少なくとも1つは、ハードウェア・プラッ
    トフォームの最上部でそれ自身が走るオペレーティング
    ・システム上で走るソフトウェア・モジュールであるこ
    と、を特徴とするパケット・データ・サービング・ノー
    ド。
  18. 【請求項18】 請求項14記載のPDSNにおいて、
    前記PDSNは、符号分割多重アクセス(CDMA)2
    000セルラ電気通信システム内で動作すること、を特
    徴とするパケット・データ・サービング・ノード。
  19. 【請求項19】 請求項14記載のPDSNにおいて、 前記PDSN/外部エージェントは、前記PDSNと前
    記MNとの間の前記PPP接続の確立時に、エージェン
    ト公表メッセージを前記MNに送出し、 前記エージェント公表メッセージの前記MNにおける受
    け取りに応答して、前記MNは、前記PDSN/外部エ
    ージェントへのレジストレーションをするよう試行する
    ため、MIPレジストレーション要求メッセージを送出
    すること、を特徴とするパケット・データ・サービング
    ・ノード。
  20. 【請求項20】 請求項14記載のPDSNにおいて、
    前記所定の時間は、1秒から10分の範囲から成るこ
    と、を特徴とするパケット・データ・サービング・ノー
    ド。
  21. 【請求項21】 請求項14記載のPDSNにおいて、
    前記所定の時間は、1分から5分の範囲から成ること、
    を特徴とするパケット・データ・サービング・ノード。
  22. 【請求項22】 請求項14記載のシステムにおいて、
    前記PDSN/外部エージェントは、 前記MIPレジストレーションが成功したかどうか検出
    し、 不成功のMIPレジストレーションを検出したときに、
    前記所定の時間の満了前に、前記MNから新たなMIP
    レジストレーション要求を受けたかどうか検出し、 前記所定の時間の満了前に前記MNから新たなMIPレ
    ジストレーション要求を受けた場合、前記PPPタイマ
    を前記所定の時間にリセットすること、を特徴とするパ
    ケット・データ・サービング・ノード。
  23. 【請求項23】 請求項14記載のPDSNにおいて、
    前記PDSN/外部エージェントは、前記所定の時間の
    満了前に前記MNから新たなMIPレジストレーション
    要求を受けなかった場合、前記PPP接続を終了させる
    こと、を特徴とするパケット・データ・サービング・ノ
    ード。
  24. 【請求項24】 セルラ電気通信ネットワークにおい
    て、モバイル・ノード(MN)とパケット・データ・サ
    ービング・ノード(PDSN)との間のモバイル・イン
    ターネット・プロトコル(MIP)レジストレーション
    のための方法であって、 前記MNと前記PDSNとの間にポイント−ツー−ポイ
    ント・プロトコル(PPP)接続を確立するステップ
    と、 前記PPP接続の前記確立に応答して、所定の時間後に
    満了するようセットしたPPPタイマを起動するステッ
    プと、 前記MNの前記PDSNへのMIPレジストレーション
    を試行するステップと、 前記MNの前記PDSNへの不成功のMIPレジストレ
    ーションを検出したときに、 前記PDSNから前記MNに対し、前記MIPレジスト
    レーションが不成功であったことを通知するためのMI
    Pレジストレーション返答を送出するステップと、 前記MNと前記PDSNとの間の前記PPP接続を、前
    記PPPタイマの前記所定の時間の満了まで生かしたま
    ま保持するステップと、 前記MNにおける前記MIPレジストレーション返答の
    受け取りに応答して、前記MNの前記PDSNへの追加
    のMIPレジストレーションの試行を、追加のMIPレ
    ジストレーション要求を前記MNから前記PDSNへ送
    出することにより行うステップと、から成り、前記のM
    IPレジストレーションを試行するステップと、前記の
    追加のMIPレジストレーションを試行するステップと
    が、前記MNから前記PDSNに対しMIPレジストレ
    ーション要求を送出することから成ること、を特徴とす
    る方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の方法において、前記
    所定の時間は、1秒から10分の範囲から成ること、を
    特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の方法において、前記
    所定の時間は、1分から5分の範囲から成ること、を特
    徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求項24記載の方法において、前記
    のPPP接続を生かしたまま保持するステップは、 前記MIPレジストレーションが成功したかどうか検出
    するステップと、 不成功のMIPレジストレーションを検出したときに、
    前記所定の時間の満了前に、前記PDSNが前記MNか
    ら追加のMIPレジストレーション要求を受けたかどう
    か検出するステップと、 前記所定の時間の満了前に前記PDSNが前記MNから
    前記追加のMIPレジストレーション要求を受けた場
    合、前記PPPタイマを前記所定の時間にリセットする
    ステップと、から成ること、を特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項24記載の方法であって、さら
    に、 前記所定の時間の満了前に前記PDSNが前記MNから
    前記追加のMIPレジストレーション要求を受けなかっ
    た場合、前記PPP接続を終了させるステップ、を含む
    こと、を特徴とする方法。
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