JP2002208966A - Uni収容mgにおけるisdn加入者収容システム及び方法 - Google Patents

Uni収容mgにおけるisdn加入者収容システム及び方法

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JP2002208966A
JP2002208966A JP2001004903A JP2001004903A JP2002208966A JP 2002208966 A JP2002208966 A JP 2002208966A JP 2001004903 A JP2001004903 A JP 2001004903A JP 2001004903 A JP2001004903 A JP 2001004903A JP 2002208966 A JP2002208966 A JP 2002208966A
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network
packet
gateway
processing unit
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JP2001004903A
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Takeshi Mori
豪 毛利
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のMGにそれぞれDチャネル終端機能を具
備することが不要とされ、MGの構成の簡略化と低コス
ト化が図れ、結果的に網全体としての低コスト化を図る
システムの提供。 【解決手段】ISDN加入者とユーザ・網インタフェー
スで接続するメディアゲートウエイ(MG)2と、SS
7シグナリング処理を行うシグナリングゲートウエイ
(SG)5と、をIP網1上に備え、MG2が、加入者
回線から抽出したDチャネルをIPパケット化してIP
網を通じてSGへ転送する機能と、SGからIP網を通
じて送信されたIPパケット化されたDチャネル信号を
分離してDチャネルより前記加入者回線に送信する機能
と、を備え、SGが、MGから送出されたIPパケット
化されたDチャネル信号によりDチャネルを終端すると
ともに、Dチャネル信号をIPパケット化してMGへ転
送する機能を備え、複数のMGがUNIに収容するIS
DN加入者のDチャネルを、IP網上に配備したSGで
一括して処理可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN(Integr
ated Services Digital Network)加入者とIP(In
ternet Protocol)網とのインターワーキングシステム
に関し、特に、ISDN加入者をUNI(User Networ
k Interface;ユーザ・網インターフェース)収容する
MG(メディアゲートウエイ)におけるISDN加入者
収容システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、インターネットの急速な普及に伴
いIP(Internet Protocol)を介して音声を伝送する
VoIP(Voice over IP)技術に関する製品、システム
が開発されている。音声をIP網上で伝送するVoIP技術
の電話通信(IP電話)への応用としては、公衆電話網
(交換機)と接続するゲートウエイ装置でパケット化
し、ルータを介してインターネット/イントラネットに
接続されるものであり、ゲートウエイ装置等の構成は、
IUT-T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)勧告
H.323等に準拠している。因みにH.323に準拠した装置と
しては、H.323端末、電話網と接続しH.323端末とのイン
タフェースをとるゲートウエイ(音声圧縮、プロトコ
ル、音質、音声遅延制御を行う)、電話番号のIPアド
レスへの変換、H.323端末間の音声帯域の管理、付加サ
ービス、課金情報収集を行うゲートキーパ等からなる。
【0003】従来のISDN加入者におけるIP(Inte
rnet Protocol)網とのインターワーキング方式につい
て説明する。ISDN(Integrated Services Digita
l Network;統合サービスデジタル網)加入者をUNI
(ユーザ・網インターフェース)収容し、IP網とイン
ターワーキングする装置では、加入者回線信号における
DチャネルがBチャネルと同一回線上マッピングされて
いる為、Dチャネル終端機能は、Bチャネルを処理する
MG(Media Gateway;メディアゲートウエイ)と同一
エンティティにある必要があった。これは、IETF
(Internet Engineering Task Force)により発行さ
れているRFC(Request For Comments)2719に
より提唱されている構成である。
【0004】図6は、従来方式におけるメディアゲート
ウエイ(「MG」という)の構成を示す図である。MG
2の回線インタフェース部28は、ISDN回線のレイ
ヤ1(物理層)の終端処理を行い、回線から抽出したD
チャネルを、Dチャネル処理部29に転送する。
【0005】Dチャネル処理部29は、回線インタフェ
ース部28より受信したDチャネルにより、レイヤ2以
上を終端する。
【0006】しかしながら、従来のISDN加入者にお
けるIP網とのインターワーキング方式においては、次
のような問題点がある。
【0007】第1の問題点は、IP網上に、複数のMG
(図6参照)が存在した場合、それぞれのMGに、Dチ
ャネル終端機能を具備する必要があり、MGのコストが
上がる、ということである。
【0008】第2の問題点は、MG/SG(Signaling
Gateway;シグナリングゲートウエイ:共通線信号を
処理するゲートウエイ)の機能分散配置アーキテクチャ
の観点において、Dチャネル終端機能の機能分担がはず
れる、ということである。
【0009】第3の問題点は、複数のMGに対する管理
の必要性が有るために、管理リソースの問題(管理リソ
ースの増大と複雑化)が発生する、ということである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、分散配置される複数のMGの
それぞれにDチャネル終端機能を具備することを不要と
し、MGの構成の簡略化と低コスト化を図るシステム及
び方法を提供することにある。
【0011】本発明の他の課題は、機能分散アーキテク
チャに則り、柔軟な網構築を可能とするシステム及び方
法を提供することにある。
【0012】本発明の他の課題は、管理リソースの一元
化を図り管理を容易化するシステム及び方法を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を提供する本発明は、MG(Media Gateway)に
加入者回線から抽出したDチャネルをIPパケット化し
IP網を通じてSG(Signaling Gateway)へ転送する
機能と、SGからIP網を通じて送信されたIPパケッ
ト化されたDチャネルから、Dチャネルを加入者回線に
送信する機能を具備し、SGにはMGから送出されたI
Pパケット化されたDチャネルによりDチャネルを終端
し、また、DチャネルをIPパケット化しMGへ転送す
る機能を具備し、Dチャネル終端機能をシグナリング終
端装置であるSGに集約することを可能としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、IP網とそれとインタ
ーワーキングするPSTN(Public Switchied Telep
hone Network;公衆電話網)において、ISDN D
チャネル終端機能を、IP網上に具備し、複数のIP電
話終端装置のISDN Dチャネル終端機能を一括して
保持することで、IP電話網全体としての経済化、論理
構成の一様化を図ることが出来るようにしている。
【0015】IP網とPSTNのインターワーキング
を、IP網上に分散配置されたPSTNとのゲートウエ
イ装置であるメディアゲートウエイ(Media Gateway、
「MG」という)と、共通線信号を処理するシグナリン
グゲートウエイ(Signaling Gateway、「SG」とい
う)を連携させ、IP網全体を、中継交換機として機能
させることで実現している場合、本発明により、従来、
各MGに搭載されていたISDN Dチャネル終端機能
をSGに具備し、Dチャネル/IPパケットプロトコル
変換機能を、MGに持たせ、IP網上を通じて、SG−
MG間でDチャネルを転送し、SG側で、Dチャネル終
端処理を行うことで、複数のMGがUNI(ユーザ・網
インターフェース)収容する全ISDN加入者のDチャ
ネルを、IP網上に配備するSGで、一括して処理する
ことが出来る。
【0016】また、ISDN Dチャネル終端機能をS
Gに配置することで、 ・機能集約における経済性、 ・シグナリング機能における、機能分散配置アーキテク
チャによる網構築の一様化と網構築の柔軟性、という作
用効果を有する。
【0017】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例のシステム構成
を示す図である。図1には、IP網1と、PSTN4
と、NO.7共通線信号網6を備え、SG(Signaling
Gateway)5とMG(Media Gateway)2で構成する
IP網を基幹網として、PSTN網とインターワーキン
グする分散型交換機能が示されている。
【0018】SG5は、IP網1とPSTN4とのN
O.7共通線信号網6を介し、 ・MG2に対するNO.7共通線信号の中継、翻訳機
能、シグナリング終端を行う機能、 ・ISDN加入者の信号方式に対するISDN Dチャ
ネル終端機能 を具備する。
【0019】MG2は、ISDN加入者を、ユーザ・網
インタフェース(UNI)3で直接収容し、ISDN
Dチャネルを、SG5に対して送信/受信する機能を持
つ。
【0020】図2は、図1のMG2におけるDチャネル
転送機能の詳細な構成を示す図である。図2において、
LINF(回線インタフェース部)9は、複数ISDN
加入者をUNI3で収容する加入者回線インタフェース
機能を有する。
【0021】LINF9は、加入者回線上のBチャネル
と、Dチャネルを分離して、BチャネルをBチャネル処
理部13へ、DチャネルをDチャネル処理部12内のI
WF(インターワーキング機能:相互接続機能)10へ
送信する機能を備える。
【0022】LINF9は、Bチャネル処理部13、D
チャネル処理部12内のIWF10からそれぞれ受信し
たBチャネル、Dチャネルを多重してUNI3に送信す
る機能を備える。
【0023】Dチャネル処理部12内のIWF10は、
LINF9から受信したDチャネルに対してのインター
ワーキングを行い、IPパケット化してIPINF(I
Pインタフェース部)11に送出する機能を備える。
【0024】また、IWF10は、DチャネルをIPパ
ケット化する際には、SG5への宛先アドレスをヘッダ
に付与する。
【0025】また、IWF10は、IPINF11から
受信したIPパケットからLINF9へDチャネル信号
を分離して送信する機能を備える。
【0026】IPINF11においては、IWF10と
のIPパケットの送受信と、IP網1に対するレイヤ1
終端機能を有し、IPパケット化されたDチャネル信号
を、IP網1を通じて、SG5と送受信する。
【0027】図3は、SG5におけるDチャネル終端機
能の詳細な構成を示す図である。
【0028】図3を参照すると、SG5のIPINF
(IPインタフェース部)14は、MG2とのDチャネ
ル、MGコントロール信号を、IP網1を介して送受信
する機能を持つ。
【0029】また、IPINF14は、IPパケットの
内容がMGコントロール信号か、Dチャネルかを判断
し、それぞれ19、20を介してSS7シグナリング処
理部17とDチャネル処理部18内のIWF15に分離
する機能を備える。
【0030】IPINF14は、SS7シグナリング処
理部17とDチャネル処理部18からのIPパケットを
受信する機能を備える。
【0031】Dチャネル処理部18のIWF15は、I
PパケットからDチャネル情報を抽出し、DTERM
(Dチャネル終端部)16に対してDチャネルを送信す
る機能と、DTERM16から受信したDチャネル情報
をIPパケット化するプロトコル変換機能を有する。
【0032】DTERM16は、IWF15より送受信
したDチャネル信号によりISDNレイヤ(LAPD
(Link Access Procedure on the D-channel))
2、レイヤ3の終端処理を行う。
【0033】以上詳細に実施例の構成を述べたが、図3
のSS7シグナリング処理部17は、公知のものがその
まま用いられており、また本発明とは直接関係しないの
で、その詳細な構成は省略する。
【0034】上記した実施の形態について、更に詳細を
説明すべく、本発明の実施例としてITU−T Q.9
31勧告(ITU−T RECOMMENDATION
Q.931 ISDN USER−NETWORK
INTERFACE LAYER 3 SPECIFI
CATION FOR BASIC CALL CON
TROL)に基づく呼制御信号によるユーザ信号コネク
ションの設定を例として、図4を用いて、PSTN4−
MG2−SG5間のメッセージの流れを説明する。
【0035】PSTN4からSETUPメッセージ(呼
設定要求メッセージ)が上がると、UNI3にて、MG
2でメッセージが受信される。
【0036】MG2は、インタフェースするUNI3を
LINF9に入力し、LINF9はISDNレイヤ1の
終端を行い、UNI3から抽出したBチャネルとDチャ
ネルをそれぞれ、ライン7を通じてBチャネル処理部1
3、ライン8を通じてDチャネル処理部12へ転送す
る。
【0037】Dチャネル処理部12に転送されたDチャ
ネルは、IWF10へ入力される。IWF10では、入
力されたDチャネルをIPパケットに変換する。ここ
で、IP網1上に存在する複数のMGのうちでユニーク
なMG番号、UNI3の回線番号を制御情報としてIP
パケットに付加し、IPパケットの宛先アドレスとし
て、IP網1上のSG5のアドレスを挿入した後、IP
INF11へと転送する。
【0038】IPINF11では、IWF10から受信
したIPパケットをIP網1上のSG5へ対して転送す
る。
【0039】SG5では、IP網1を介して受信したI
PパケットについてIPINF14でパケットの中身を
判断し、DチャネルとMGコントロール信号を分離し、
Dチャネルのパケットは、ライン20を通じてDチャネ
ル処理部18へ転送し、MGコントロール信号のパケッ
トはライン19を通じてSS7シグナリング処理部17
へ転送される。
【0040】Dチャネル処理部18では、IPINF1
4から転送されたDチャネルのIPパケットをIWF1
5で受信する。IWF15では、受信したIPパケット
から、MG番号、回線番号、Dチャネルを抽出し、DT
ERM16に転送する。
【0041】DTERM16では、IWF15から転送
されたMG、回線番号、Dチャネルを基に、ISDNレ
イヤ2、レイヤ3の終端を行う。
【0042】SG5は、上記要領でDチャネルにより、
SETUPメッセージが正常受信されたことを確認する
と、CALL PLOCメッセージ(呼設定のための処
理中の旨のメッセージ)の転送を開始する。
【0043】SG5において、CALL PLOCメッ
セージは、DTERM16部により、前記受信したMG
番号、回線番号を基に、対象MG番号と回線番号を付加
して、IWF15に転送される。
【0044】CALL PLOCメッセージを受け取っ
たIWF15では、MG番号を基に、送信先MGの送信
アドレスを付加して、IPパケット化し、SG5のIP
INF14に転送する。
【0045】SG5のIPINF14では、IWF15
より受信したIPパケットをIP網1に送信する。
【0046】MG2は、SG5よりIP網1を通じて送
信されたIPパケットをIPINFにてレイヤ1(物理
レイヤ)の終端を行い、IWF10に転送する。
【0047】MG2のIWF10では、IPパケットか
らDチャネル情報と、回線番号を抽出し、抽出した回線
番号を基に、Dチャネルを時分割に、ライン8を通じ
て、LINF9に転送する。
【0048】LINF9では、IWF10から受信した
Dチャネルと、Bチャネル処理部13から受信したBチ
ャネルを、ISDN UNI3のフォーマットに多重し
て送信する。
【0049】同様にして、ALERT(ALERTing;被呼
者呼出し中の旨を通知)、CONN(CONNect;被呼者
が応答(オフフック)した旨を通知)、CONN AC
K(CONNect ACKnowledge;CONNに対する確認)
が処理され、コネクションが完了する。
【0050】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本発明の第2の実施例の基本構成は、前記実施例
と同一であるが、Dチャネル終端機能について、相違し
ている。図5は、本発明の第2の実施例の構成を示す図
である。図5を参照すると、本発明の第2の実施例は、
前記実施例と相違して、Dチャネル終端機能を物理的に
SG5から分離して、Dチャネル終端モジュール(MO
DULE)21として、IP網1上に設置している。
【0051】本発明の第2の実施例における動作を、図
5を参照して概説する。MG2については、図2を参照
して説明する。
【0052】UNI3にて、MG2で受信された回線デ
ータのうちLINF9にてBチャネルとDチャネルに分
離され、DチャネルはDチャネル処理部12へと転送さ
れる。
【0053】Dチャネル処理部12では、IWF10に
て、Dチャネルに、MG番号、回線番号を付加してIP
パケット化する。その際、送信アドレスには、Dチャネ
ル終端モジュール21への宛先が付加され、IPINF
11へと転送される。
【0054】IPINF11では、受信したパケットを
IP網1へと送信し、DチャネルがDチャネル終端モジ
ュール21へと転送される。
【0055】この後の、Dチャネル終端モジュール21
にてIPパケットを受信した後は、図3に示したSG5
におけるDチャネル処理部12で行われる処理と、同様
の処理が行われる。逆に、Dチャネル終端モジュール2
1から送信されたDチャネルは、受信対象MG2へと送
信され、MG2では、前記実施例と同様な処理が行わ
れ、ISDN Dチャネルにおけるシーケンスが確立さ
れる。
【0056】本発明の第2の実施例においても、Dチャ
ネル終端機能をMG2で行うかわりに、IP網上のDチ
ャネル終端モジュール21にて、複数のMGの収容回線
のDチャネル終端機能を物理的に一括して処理を行って
おり、シグナリング終端という位置付けで、SGに集約
することができ、管理対象を削減することができる、と
いう利点を有している。
【0057】またSG内においては、 ・IP網とインタフェースするレイヤ1(図3のIPI
NF14に相当する)機能、 ・IPパケットアッセンブリの機能(図3のIWF15
に相当する)、 ・MGへパケットを送信する機能(図3のIPINF1
4に相当する)において重複する機能を持っている。こ
のことから、SGに、Dチャネル収容機能を具備してい
る前記実施例の方が、Dチャネル終端機能を物理的にS
Gから分離して、Dチャネル終端モジュール(MODU
LE)としてIP網上に設置する構成とした本実施例よ
りも、より好ましいということができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0059】本発明の第1の効果は、一つのSGで複数
のMGのDチャネルの終端を行う構成としたことによ
り、複数のMGにそれぞれDチャネル終端機能を具備す
ることが不要とされ、MGの構成の簡略化と低コスト化
が図れ、結果的に網全体としての低コスト化を図ること
ができる、ということである。
【0060】本発明の第2の効果は、シグナリング機能
をSGに集約することにより、IP網における機能分散
アーキテクチャに従い、網構築における柔軟性を図るこ
とができる、ということである。
【0061】本発明の第3の効果は、シグナリング機能
を物理的に集約することにより、シグナリング機能に於
けるリソース管理の一元化を図ることができ、管理の上
で有効である、ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の一実施例におけるMGの構成を示す図
である。
【図3】本発明の一実施例におけるSGの構成を示す図
である。
【図4】本発明の一実施例における呼制御信号によるユ
ーザ信号コネクションの際のPSTN−MG−SG間の
メッセージ・シーケンスを示す図である。
【図5】本発明の別の実施例のシステム構成を示す図で
ある。
【図6】従来のMGの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 IP網 2 MG(メディアゲートウエイ) 3 UNI(ユーザ・網インタフェース) 4 PSTN(公衆電話網) 5 SG(シグナリングゲートウエイ) 6 No.7共通線信号網 7 Bチャネル信号線 8 Dチャネル信号線 9 LINF(回線インタフェース部) 10 IWF(相互接続機能) 11 IPINF(IPインタフェース部) 12 Dチャネル処理部 13 Bチャネル処理部 14 IPINF(IPインタフェース部) 15 IWF(相互接続機能) 16 DTERM(Dチャネル終端部) 17 SS7シグナリング処理部 18 Dチャネル処理部 21 Dチャネル終端モジュール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆電話網(PSTN)とのゲートウエイ
    装置であるメディアゲートウエイと、共通線信号を処理
    するシグナリングゲートウエイとをIP(インターネッ
    トプロトコル)網上に備え、IP網全体を、中継交換機
    として機能させることで、IP網と公衆電話網(PST
    N)のインターワーキングを実現するネットワークシス
    テムにおいて、 ISDN(統合サービスデジタル網)Dチャネル終端機
    能を前記シグナリングゲートウエイに具備し、 前記メディアゲートウエイがDチャネルとIPパケット
    のプロトコル変換機能を備え、 IP網上を通じて、前記シグナリングゲートウエイと前
    記メディアゲートウエイ間でDチャネル信号をIPパケ
    ットにて転送し、前記シグナリングゲートウエイ側でD
    チャネル終端処理を行う構成とされており、 複数の前記メディアゲートウエイがユーザ・網インター
    フェースに収容するISDN加入者のDチャネルを前記
    シグナリングゲートウエイで一括して処理可能としたこ
    とを特徴とするISDN加入者収容システム。
  2. 【請求項2】ISDN加入者とユーザ・網インタフェー
    スで接続するメディアゲートウエイと、SS7シグナリ
    ング処理を行うシグナリングゲートウエイと、をIP網
    上に備え、 前記メディアゲートウエイが、加入者回線から抽出した
    DチャネルをIPパケット化してIP網を通じて前記シ
    グナリングゲートウエイへ転送する手段と、 前記シグナリングゲートウエイからIP網を通じて送信
    されたIPパケット化されたDチャネル信号を分離して
    Dチャネルより前記加入者回線に送信する手段と、を備
    え、 前記シグナリングゲートウエイが、前記メディアゲート
    ウエイから送出されたIPパケット化されたDチャネル
    信号を受け取りDチャネル終端処理を行うとともに、D
    チャネル信号をIPパケット化して前記メディアゲート
    ウエイへ転送する手段を備えている、ことを特徴とする
    ISDN加入者収容システム。
  3. 【請求項3】前記メディアゲートウエイが、 加入者回線上のBチャネルとDチャネルを分離し、分離
    したBチャネル信号をBチャネル処理部へ送信するとと
    もに、Dチャネル信号をDチャネル処理部内のインター
    ワーキング機能(相互接続機能、「IWF」という)へ
    送信する手段と、 前記Bチャネル処理部とDチャネル処理部内の前記IW
    Fからそれぞれ受信したBチャネルとDチャネルを多重
    してユーザ・網インタフェースに送信する手段と、を備
    えた回線インタフェース部を備え、 前記Dチャネル処理部のIWFが、前記回線インタフェ
    ース部から受信したDチャネル信号に対してインターワ
    ーキングを行い、IPパケット化してIPインタフェー
    ス部に送出し、その際、前記シグナリングゲートウエイ
    への宛先アドレスを付与する手段と、 前記IPインタフェース部から受信したIPパケットか
    らDチャネル信号を分離して前記回線インタフェース部
    へ送信する手段と、を備え、 前記Dチャネル処理部の前記IPインタフェース部が、
    前記Dチャネル処理部のIWFとの間でのIPパケット
    の送受信と、IP網に対するレイヤ1の終端を行う手段
    と、 IPパケット化されたDチャネル信号をIP網を通じて
    前記シグナリングゲートウエイと送受信する手段と、 を備えている、ことを特徴とする請求項2記載のISD
    N加入者収容システム。
  4. 【請求項4】前記シグナリングゲートウエイが、 前記メディアゲートウエイとの間でDチャネルとメディ
    アゲートウエイコントロール信号をIP網を介して送受
    信する手段と、 IPパケットの内容がメディアゲートウエイコントロー
    ル信号であるか、Dチャネル信号であるかを判断し、S
    S7シグナリング処理部と、Dチャネル処理部内のイン
    ターワーキング機能(相互接続機能、「IWF」とい
    う)とに分離して送信する手段と、 前記SS7シグナリング処理部と前記Dチャネル処理部
    からのIPパケットを受信して前記メディアゲートウエ
    イに送信する手段と、 を備えたIPインターフェース部と、を備え、 前記Dチャネル処理部のIWFが、前記メディアゲート
    ウエイより受信したIPパケットからDチャネル情報を
    抽出し、Dチャネル終端部に対してDチャネル信号を送
    信する手段と、 前記Dチャネル終端部から受信したDチャネル信号をI
    Pパケット化するプロトコル変換手段と、を備え、 前記Dチャネル終端部は、前記Dチャネル処理部のIW
    Fより送受信したDチャネル信号によりISDNレイヤ
    2、レイヤ3の終端処理を行う、ことを特徴とする請求
    項2又は3記載のISDN加入者収容システム。
  5. 【請求項5】ISDN加入者とユーザ・網インタフェー
    スで接続するメディアゲートウエイと、SS7シグナリ
    ング処理を行うシグナリングゲートウエイと、Dチャネ
    ル終端処理を行うDチャネル終端モジュールとをIP網
    上に備え、 前記メディアゲートウエイが、加入者回線から抽出した
    DチャネルをIPパケット化してIP網を通じて前記D
    チャネル終端モジュールへ転送する手段と、 前記Dチャネル終端モジュールからIP網を通じて送信
    されたIPパケット化されたDチャネル信号を分離して
    Dチャネルより前記加入者回線に送信する手段と、を備
    えていることを特徴とするISDN加入者収容システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記メディアゲートウエイが、 加入者回線上のBチャネルとDチャネルを分離し、分離
    したBチャネル信号をBチャネル処理部へ送信するとと
    もに、Dチャネル信号をDチャネル処理部内のインター
    ワーキング機能(相互接続機能、「IWF」という)へ
    送信する手段と、 前記Bチャネル処理部と前記Dチャネル処理部内の前記
    IWFからそれぞれ受信したBチャネルとDチャネルを
    多重してユーザ・網インタフェースに送信する手段を備
    えた回線インタフェース部を備え、 前記Dチャネル処理部のIWFが、前記回線インタフェ
    ース部から受信したDチャネル信号に対してインターワ
    ーキングを行い、IPパケット化してIPインタフェー
    ス部に送出し、その際、前記Dチャネル終端モジュール
    への宛先アドレスを付与する手段と、 前記IPインタフェース部から受信したIPパケットか
    らDチャネル信号を分離して回線インタフェース部へ送
    信する手段とを備え、 前記Dチャネル処理部の前記IPインタフェース部は、
    前記IWFとの間でのIPパケットの送受信機能と、I
    P網に対するレイヤ1の終端機能とを有し、IPパケッ
    ト化されたDチャネル信号をIP網を通じて前記Dチャ
    ネル終端モジュールと送受信する手段と、を備えてい
    る、ことを特徴とする請求項5記載のISDN加入者収
    容システム。
  7. 【請求項7】公衆電話網(PSTN)とのゲートウエイ
    装置であるメディアゲートウエイと、共通線信号を処理
    するシグナリングゲートウエイとをIP(インターネッ
    トプロトコル)網上に備え、IP網全体を、中継交換機
    として機能させることで、IP網と公衆電話網(PST
    N)のインターワーキングを実現するネットワークのI
    SDN加入者収容方法において、 ISDN(統合サービスデジタル網)Dチャネル終端機
    能を、前記シグナリングゲートウエイに具備し、 前記メディアゲートウエイがDチャネルとIPパケット
    のプロトコル変換機能を備え、 IP網上を通じて、前記シグナリングゲートウエイと前
    記メディアゲートウエイ間でDチャネル信号をIPパケ
    ットにて転送し、前記シグナリングゲートウエイ側でD
    チャネル終端処理を行うことで、複数の前記メディアゲ
    ートウエイがユーザ・網インターフェースに収容するI
    SDN加入者のDチャネルを前記シグナリングゲートウ
    エイで一括して処理可能としたことを特徴とするISD
    N加入者収容方法。
  8. 【請求項8】ISDN加入者をユーザ・網インタフェー
    スに収容するメディアゲートウエイと、共通信号線網に
    接続されSS7シグナリング処理を行うシグナリングゲ
    ートウエイと、Dチャネル終端処理を行うDチャネル終
    端モジュールとをIP網上に配置し、 前記メディアゲートウエイが加入者回線から抽出したD
    チャネルをIPパケット化してIP網を通じて前記Dチ
    ャネル終端モジュールへ転送し、前記Dチャネル終端モ
    ジュールでDチャネルの終端処理を行う、ことを特徴と
    するISDN加入者収容方法。
  9. 【請求項9】公衆電話網(PSTN)とのゲートウエイ
    装置であるメディアゲートウエイと、共通線信号を処理
    するシグナリングゲートウエイとをIP(インターネッ
    トプロトコル)網上に備え、IP網全体を、中継交換機
    として機能させることで、IP網と公衆電話網(PST
    N)のインターワーキングを実現するネットワークシス
    テムにおいて、 ISDN(統合サービスデジタル網)Dチャネル終端機
    能を前記シグナリングゲートウエイに具備し、 前記メディアゲートウエイがDチャネルとIPパケット
    のプロトコル変換機能を備え、 IP網上を通じて、前記シグナリングゲートウエイと前
    記メディアゲートウエイ間でDチャネル信号をIPパケ
    ットにて転送し、前記シグナリングゲートウエイ側でD
    チャネル終端処理を行う構成とされており、 前記メディアゲートウエイが、 加入者回線上のBチャネルとDチャネルを分離し、分離
    したBチャネル信号をBチャネル処理部へ送信するとと
    もに、Dチャネル信号をDチャネル処理部内のインター
    ワーキング機能(相互接続機能、「IWF」という)へ
    送信する手段と、 前記Bチャネル処理部とDチャネル処理部内の前記IW
    Fからそれぞれ受信したBチャネルとDチャネルを多重
    してユーザ・網インタフェースに送信する手段と、を備
    えた回線インタフェース部を備え、 前記Dチャネル処理部のIWFが、前記回線インタフェ
    ース部から受信したDチャネル信号に対してインターワ
    ーキングを行い、IPパケット化してIPインタフェー
    ス部に送出し、その際、前記シグナリングゲートウエイ
    への宛先アドレスを付与する手段と、 前記IPインタフェース部から受信したIPパケットか
    らDチャネル信号を分離して前記回線インタフェース部
    へ送信する手段と、 を備え、 前記Dチャネル処理部の前記IPインタフェース部が、
    前記Dチャネル処理部のIWFとの間でのIPパケット
    の送受信と、IP網に対するレイヤ1の終端を行う手段
    と、 IPパケット化されたDチャネル信号をIP網を通じて
    前記シグナリングゲートウエイと送受信する手段と、 を備えている、ことを特徴とするメディアゲートウエ
    イ。
  10. 【請求項10】公衆電話網(PSTN)とのゲートウエ
    イ装置であるメディアゲートウエイと、共通線信号を処
    理するシグナリングゲートウエイとをIP(インターネ
    ットプロトコル)網上に備え、IP網全体を、中継交換
    機として機能させることで、IP網と公衆電話網(PS
    TN)のインターワーキングを実現するネットワークシ
    ステムにおいて、 ISDN(統合サービスデジタル網)Dチャネル終端機
    能を前記シグナリングゲートウエイに具備し、 前記メディアゲートウエイがDチャネルとIPパケット
    のプロトコル変換機能を備え、 IP網上を通じて、前記シグナリングゲートウエイと前
    記メディアゲートウエイ間でDチャネル信号をIPパケ
    ットにて転送し、前記シグナリングゲートウエイ側でD
    チャネル終端処理を行う構成とされている前記シグナリ
    ングゲートウエイであって、 前記メディアゲートウエイとの間でDチャネルとメディ
    アゲートウエイコントロール信号をIP網を介して送受
    信する手段と、 IPパケットの内容がメディアゲートウエイコントロー
    ル信号であるか、Dチャネル信号であるかを判断し、S
    S7シグナリング処理部と、Dチャネル処理部内のイン
    ターワーキング機能(相互接続機能、「IWF」とい
    う)とに分離して送信する手段と、 前記SS7シグナリング処理部と前記Dチャネル処理部
    からのIPパケットを受信して前記メディアゲートウエ
    イに送信する手段と、 を備えたIPインターフェース部と、を備え、 前記Dチャネル処理部のIWFが、前記メディアゲート
    ウエイより受信したIPパケットからDチャネル情報を
    抽出し、Dチャネル終端部に対してDチャネル信号を送
    信する手段と、 前記Dチャネル終端部から受信したDチャネル信号をI
    Pパケット化するプロトコル変換手段と、を備え、 前記Dチャネル終端部は、前記Dチャネル処理部のIW
    Fより送受信したDチャネル信号によりISDNレイヤ
    2、レイヤ3の終端処理を行う、ことを特徴とするシグ
    ナリングゲートウエイ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007041910A1 (fr) * 2005-10-14 2007-04-19 Huawei Technologies Co., Ltd. Procede et systeme de transmission de donnees
CN100426745C (zh) * 2005-12-05 2008-10-15 中兴通讯股份有限公司 一种跟踪对端窄带信令链路断链原因和断链时状态的方法
JP2010263377A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Isdnパケット通信をip綱上で実現するip通信システム及びip通信方法
JP2013131972A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Japan Control Engineering Co Ltd データ通信端末

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