JP2002208936A - データ通信装置及びデータ通信方法 - Google Patents

データ通信装置及びデータ通信方法

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JP2002208936A
JP2002208936A JP2001003465A JP2001003465A JP2002208936A JP 2002208936 A JP2002208936 A JP 2002208936A JP 2001003465 A JP2001003465 A JP 2001003465A JP 2001003465 A JP2001003465 A JP 2001003465A JP 2002208936 A JP2002208936 A JP 2002208936A
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JP2001003465A
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Minoru Akita
稔 秋田
Norihiro Asashiba
慶弘 浅芝
Takamasa Suzuki
孝昌 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯域共用を行って親局と通信を行う複数の子
局に対して、子局のトラヒック特性に影響されずに、上
り帯域の割当てを有効に行う。 【解決手段】 通信制御装置1の上り帯域割当て決定手
段5が、各子局10への上りセル出力許可指示の数量を
決定し、下りセル生成手段7が上りセル出力許可指示を
送信し、各子局10は、上りセル出力許可指示に従って
情報セル又は空きセルを上りセルとして出力し、セル種
別判定手段2は、受信した上りセルの種別判定を行い、
セル間隔測定カウンタ3が情報セル又は空きセルの受信
間隔を測定し、上りトラヒック推定手段4がセル間隔の
測定結果に基づき、各子局10の上りトラヒックを推定
し、上り帯域割当て決定手段5が上りトラヒックの推定
結果に基づき各子局10への上りセル出力許可指示の割
当て数量を再決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、親局となるOL
T(Optical Line Terminato
r)などの通信制御装置に、光ファイバなどの伝送媒体
およびスターカプラ装置などの多重分岐器を介して、O
NT(Optical Network Termin
ator)およびONU(Optical Netwo
rk Unit)などの子局が複数台接続されており、
これら複数の子局により伝送帯域を共用するPON(P
assive Optical Network)シス
テムなどの通信システムにおいて、子局から親局に通知
される信号の帯域を子局に分配して使用する場合に適用
する。
【0002】
【従来の技術】通信システムを低コストで実現するた
め、網側の親局となる通信制御装置に、複数の子局が単
一の伝送媒体および多重分岐器を介して接続されてお
り、複数の子局で単一の伝送媒体に伝送される帯域を共
用する、PON(PassiveOptical Ne
twork)システムなどの通信システムが実用化され
ている。
【0003】図2にこのような複数の子局で単一の伝送
媒体に伝送される帯域を共用する通信システムの例を示
す。図2では、転送網21に接続された親局20が、伝
送媒体8と多重分岐器9を介して子局10a〜10cに
接続されている通信システムの例を示している。
【0004】図3に前記で示した通信システムの親局か
ら子局への信号(以下、下り信号と記述する)および子
局から親局への信号(以下、上り信号と記述する)の例
を示す。図3において、30は、各子局の上りセル出力
許可の指示を搭載したセル、31は、子局a宛てのセ
ル、32は、子局b宛てのセル、33は、子局c宛ての
セル、34は、空きセル、35は、子局aが送信したセ
ル、36は、子局bが送信したセル、37は、子局cが
送信したセル、38は、親局が下り信号中に挿入した上
りセル出力許可の指示を搭載したセルを送信してから、
対応する子局がその該当位置にセルを搭載して送信し、
その子局の送信したセルを親局が受信するまでの遅延時
間である。
【0005】図3に示す例で、親局が出力する下り信号
について説明する。親局が送信した下り信号では、送信
先の子局の宛先が付けられたセル31、32、33が時
分割で多重されており、この下り信号は各子局に同報さ
れる。子局では、下り信号中のセルの宛先を見て自分宛
てのセルであればそのセルを取り込み、自分以外の宛先
のセルであれば、廃棄する。親局において下り信号に送
信するセルがない場合は、空きセル34が挿入される
か、または、何の信号も挿入されない。また、下り信号
には、上り信号中に各子局が出力するセルを挿入可能で
あることを示す情報を搭載したセル30が定期的または
不定期に挿入され子局に同報される。各子局では、下り
信号中からこの上りセル出力許可の指示を搭載したセル
30を取り込み、上り信号に各子局がセルを挿入可能な
位置と数を認識する。
【0006】次に、図3に示す例で、子局が出力する上
り信号について説明する。下り信号において、上り信号
にセルの出力を許可する指示を搭載したセル30より、
子局a、子局b、子局cの順に1個ずつ上りセルの出力
が許可されていることが各子局において認識される。各
子局では、この認識した情報をもとに、親局と合意した
遅延時間38の後に、それぞれの子局が上りセルを挿入
可能な位置にのみ、上りセルを挿入する。この例では、
下り信号中の上りセル出力許可の指示を搭載したセル3
0の受信後から、遅延時間38の経過後に、子局aがセ
ル35を挿入する。次に、子局aのセル35が挿入され
た次の位置に、子局bがセル36を挿入する。次に、子
局bのセル36が挿入された次の位置に、子局cがセル
37を挿入する。これらのセルは多重分岐器9によって
多重されて親局に出力される。
【0007】このような通信システムのように、複数の
子局により単一伝送媒体中の上りの伝送帯域を共用する
場合、それぞれの子局に収容した加入者との最低帯域に
基づく契約を守ることは必須であるが、これに加えて、
全加入者の最低帯域の合計から、伝送媒体のもつ全帯域
の差分である余剰帯域を加入者に動的に分配し、上り帯
域中の余剰網資源を積極的に活用したり、バースト性を
持つトラヒックを出力する加入者に対して、一時的に動
的に上り余剰帯域を割り当て、輻輳を防いだりすること
が考えられている。
【0008】このような動的な上り帯域の割り当てを行
う一つの方法として、親局側で、子局の上り信号のトラ
ヒックを常に監視し、上り信号中に多くのセルを送出し
ている子局に対して、多くの上り帯域を割り当てる方法
がある。図8に、この方法による動的上り帯域割り当て
を行うための従来の通信制御装置を含めた通信システム
の構成の例を示す。60は、親局となる通信制御装置、
61a〜61cは、子局装置、8は、伝送媒体、9は、
スターカプラ、62は、セル種別判定手段、63は、セ
ル数カウンタ、64は、上り帯域割当て決定手段、65
は、下りセル生成手段である。
【0009】次に、上記の従来の通信制御装置および子
局の動作を説明する。親局側では、上り帯域割当て決定
手段64により、子局に対する初期の上り帯域が割り当
てられて、下りセル生成手段65に通知される。下りセ
ル生成手段65では、子局が出力する上りセルの出力を
許可する指示を搭載した上り帯域通知用のセルを生成
し、子局に対して出力する情報セルの間に挿入する。子
局側では、下り信号中から、上り帯域通知用のセルを抽
出し、自分が上り信号中にセルを出力しても良い位置と
数を認識し、親局に送出する情報がある場合には、その
位置と数に合わせて情報セルを送出し、親局に送出する
情報がない場合には、空きセルを送出するかまたはなに
も出力しない。
【0010】親局である通信制御装置60では、子局か
ら送信された上りセルを受信し、セル種別判定手段62
により、情報セルまたは空きセルの判別がなされ、その
セル種別の情報をセル数カウンタ63に通知する。セル
数カウンタ63では、子局毎に情報セルの数または空き
セルの数をカウントし、その情報を上り帯域割当て決定
手段64に通知する。上り帯域割当て決定手段64で
は、情報セルの多い子局または空きセルの少ない子局に
は上り帯域を大きく割当て、逆に情報セルが少ない子局
または空きセルが多い子局に対しては上り帯域を小さく
割り当てるように各子局の上り帯域の分配を決定し、そ
の決定した上り帯域の分配を、上りセルの出力許可を示
す信号に置き換え、下りセル生成手段65に通知する。
下りセル生成手段65では、子局の上りセルの出力許可
の指示を搭載した上り帯域通知用のセルを生成し、子局
に送出する情報セルの間に挿入する。以下の子局の動作
および親局の動作は上記動作の繰り返しとなる。
【0011】従来の通信制御装置は、以上のように、親
局において、子局から送出される情報セルまたは空きセ
ルの数をカウントすることによって、その受信セル数か
らより多くの上り帯域を必要としている子局を判定し、
その子局に対してより多くの上り帯域を分配するという
特徴がある。
【0012】しかしながら、この従来の通信制御装置の
ように、子局の上り帯域を分配する際、子局の出力した
上りの情報セルまたは空きセルのカウンタ値を参照し、
情報セルの多いまたは空きセルの少ない子局には上り帯
域を大きく割当て、逆に情報セルが少ないまたは空きセ
ルが多い子局に対しては上り帯域を小さく割り当てる方
法では、子局の出力する情報セルのトラヒック特性によ
っては、子局が出力したい情報セルの量を正しく推定す
ることが困難となり、各子局に対する適切な上り帯域の
割当てができない場合がある。
【0013】例えば、ある子局の上りセルの出力パター
ンが、特定時刻には情報セルを多く出し、それ以外では
情報セルをほとんど出力しない、すなわちバースト的な
トラヒック特性を持つ場合を考える。この場合、情報セ
ルが多く出力している期間は、情報セルの受信セル数が
多く、空きセルの受信数が少ないため、上り帯域割当て
決定手段64は、この子局に対する上り帯域は大きく割
り当てる。次に、この直後に、この子局が情報セルを出
力しない期間となった場合、この子局には多くの上り帯
域が割り当てられているにも関わらず、親局では、情報
セルは受信されず、多くの空きセルが受信されることに
なる。この結果から、上り帯域割当て決定手段64は、
この子局に対する上り帯域を小さく割り当てる。
【0014】次に、この直後に、再び情報セルが多く出
力している期間となった場合、帯域は小さく設定された
ままであるため、子局は送出したい情報セルが多く存在
するにも関わらず、情報セルの一部しか送出することが
できない。親局においては、情報セルの受信セル数は前
の情報セルが多く受信されていた期間より受信セル数は
減るものの、空きセルの受信数に比べて情報セルの受信
数が多いため、上り帯域割当て決定手段64は、この子
局に対する上り帯域は大きく割り当てる。以下、このよ
うな動作が繰り返される。
【0015】以上の動作例のように、例えば、子局の上
りトラヒックが周期的なバースト性を持ち、このバース
トの周期と、セル数カウンタ63と上り帯域割当て決定
手段64による各子局の上り帯域の決定の周期がほぼ同
周期の場合、その子局が多くの上り帯域を必要とすると
きにその子局に対する上り帯域を少なく割り当て、その
子局が多くの上り帯域を必要としないときにその子局に
対する上り帯域を多く割り当ててしまう状況があり、こ
の場合、その子局に対する上り帯域の割り当ては有効に
動作しない。
【0016】また、前記のように、親局側で子局の上り
信号のトラヒックを常に監視し、上り信号中に多くのセ
ルを送出している子局に対して、多くの上り帯域を割り
当てる方法構成を持つ通信システムの場合、現在の上り
信号の受信状態から、未来の上り帯域を決定する必要が
ある。このような通信システムに従来の通信制御装置を
適用したときに、子局が出力する上り信号のトラヒック
が、単調に増加または減少している区間が発生した場合
を考える。この場合、現在のセル数カウンタ63が示す
セル数から、未来となる次回の上り帯域を決定するた
め、上りトラヒックが単調に増加している場合には、現
在のカウンタ値から、未来の上り信号に割り当てられた
帯域は、単調増加の区間で常に不足となり、逆に上りト
ラヒックが単調減少している場合には、現在のカウンタ
値から、未来の上り信号に割り当てられた帯域は、単調
増加の区間で常に過剰となり、上り帯域の割り当てが有
効に動作しない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
通信制御装置を含む通信システムでは、子局が送出する
セルのトラヒック特性(データ出力量の時間的変化)に
よっては、子局に対する上り帯域の割り当てが有効に動
作しない場合があり得る。この発明は、このような問題
点を解決するためになされたもので、子局の送出するト
ラヒック特性(データ出力量の時間的変化)に影響され
ることなく、上り帯域の割り当てを有効かつ安定に動作
させることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ通信
装置は、それぞれのデータ出力量が時間的に変化し、そ
れぞれのデータ出力量の時間的変化に応じて有効データ
又は無効データのいずれかを出力データとして出力する
複数のデータ出力装置の各々に対して、各データ出力装
置によるデータ出力を許可するデータ出力許可信号を送
信するとともに、送信された前記データ出力許可信号に
基づいて出力された出力データを前記各データ出力装置
より受信するデータ通信装置であって、前記複数のデー
タ出力装置へ送信するデータ出力許可信号の送信総数を
設定し、設定した前記送信総数から前記各データ出力装
置ごとにデータ出力許可信号の送信数量を割り当てて、
前記各データ出力装置ごとに送信スケジュールを設定す
る送信スケジュール設定手段と、前記送信スケジュール
設定手段により各データ出力装置ごとに割り当てられた
前記送信数量に従って前記データ出力許可信号を生成
し、生成した前記データ出力許可信号を前記送信スケジ
ュールに従って前記各データ出力装置に対して送信する
データ出力許可信号生成手段と、前記各データ出力装置
より前記送信数量に対応する数量の出力データを受信
し、受信した前記出力データのぞれぞれを前記有効デー
タ又は前記無効データのいずれかに判別して、前記送信
数量に対応する数量の出力データにおける前記有効デー
タ又は前記無効データの少なくともいずれか一方の受信
状況を解析する受信状況解析手段と、前記受信状況解析
手段による前記受信状況の解析結果に基づき、前記各デ
ータ出力装置ごとに前記データ出力量の時間的変化を推
定するデータ出力量推定手段とを有し、前記送信スケジ
ュール設定手段は、前記データ出力量推定手段による推
定結果に基づき、前記各データ出力装置ごとの送信数量
を決定することを特徴とする。
【0019】前記データ出力量推定手段は、前記送信ス
ケジュール設定手段により設定された前記各データ出力
装置ごとの送信スケジュールに基づき、前記各データ出
力装置ごとに前記データ出力量の時間的変化を推定する
ことを特徴とする。
【0020】前記受信状況解析手段は、複数の有効デー
タと複数の無効データとの少なくともいずれか一方が受
信された場合に、前記受信状況として、前記複数の有効
データ間の受信間隔と前記複数の無効データ間の受信間
隔との少なくともいずれか一方を解析することを特徴と
する。
【0021】前記受信状況解析手段は、前記受信状況と
して、前記有効データの受信数と前記無効データの受信
数との少なくともいずれか一方を解析することを特徴と
する。
【0022】前記送信スケジュール設定手段は、前記複
数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互いに多
重化して送信するための送信スケジュールを設定すると
ともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデータ出
力許可信号間の送信間隔を等間隔とする送信スケジュー
ルを設定することを特徴とする。
【0023】前記送信スケジュール設定手段は、前記複
数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互いに多
重化して送信するための送信スケジュールを設定すると
ともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデータ出
力許可信号間の送信間隔を任意の間隔に調整して前記送
信スケジュールを設定することを特徴とする。
【0024】前記送信スケジュール設定手段は、前記送
信総量を変更し、変更した送信総数から前記各データ出
力装置ごとに前記送信数量を割り当てることを特徴とす
る。
【0025】前記送信スケジュール設定手段は、前記デ
ータ出力量推定手段より、いずれかのデータ出力装置の
データ出力量の時間的変化を推定することができない旨
の通知を受けた場合に、前記送信総量を変更することを
特徴とする。
【0026】前記送信スケジュール設定手段は、前記デ
ータ出力量推定手段による前記推定結果に基づき、いず
れかのデータ出力装置の送信数量を変化させる場合に、
前記送信数量を段階的に変化させることを特徴とする。
【0027】前記データ通信装置は、PON(Pass
ive Optical Network)システムに
用いるデータ通信装置であることを特徴とする。
【0028】本発明に係るデータ通信方法は、それぞれ
のデータ出力量が時間的に変化し、それぞれのデータ出
力量の時間的変化に応じて有効データ又は無効データの
いずれかを出力データとして出力する複数のデータ出力
装置の各々に対して、各データ出力装置によるデータ出
力を許可するデータ出力許可信号を送信するとともに、
送信された前記データ出力許可信号に基づいて出力され
た出力データを前記各データ出力装置より受信するデー
タ通信方法であって、前記複数のデータ出力装置へ送信
するデータ出力許可信号の送信総数を設定し、設定した
前記送信総数から前記各データ出力装置ごとにデータ出
力許可信号の送信数量を割り当てて、前記各データ出力
装置ごとに送信スケジュールを設定する送信スケジュー
ル設定ステップと、前記送信スケジュール設定ステップ
により各データ出力装置ごとに割り当てられた前記送信
数量に従って前記データ出力許可信号を生成し、生成し
た前記データ出力許可信号を前記送信スケジュールに従
って前記各データ出力装置に対して送信するデータ出力
許可信号生成ステップと、前記各データ出力装置より前
記送信数量に対応する数量の出力データを受信し、受信
した前記出力データのぞれぞれを前記有効データ又は前
記無効データのいずれかに判別して、前記送信数量に対
応する数量の出力データにおける前記有効データ又は前
記無効データの少なくともいずれか一方の受信状況を解
析する受信状況解析ステップと、前記受信状況解析ステ
ップによる前記受信状況の解析結果に基づき、前記各デ
ータ出力装置ごとに前記データ出力量の時間的変化を推
定するデータ出力量推定ステップとを有し、前記送信ス
ケジュール設定ステップは、前記データ出力量推定ステ
ップによる推定結果に基づき、前記各データ出力装置ご
との送信数量を決定することを特徴とする。
【0029】前記受信状況解析ステップは、複数の有効
データと複数の無効データとの少なくともいずれか一方
が受信された場合に、前記受信状況として、前記複数の
有効データ間の受信間隔と前記複数の無効データ間の受
信間隔との少なくともいずれか一方を解析することを特
徴とする。
【0030】前記受信状況解析ステップは、前記受信状
況として、前記有効データの受信数と前記無効データの
受信数との少なくともいずれか一方を解析することを特
徴とする。
【0031】前記送信スケジュール設定ステップは、前
記複数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互い
に多重化して送信するための送信スケジュールを設定す
るとともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデー
タ出力許可信号間の送信間隔を等間隔とする送信スケジ
ュールを設定することを特徴とする。
【0032】前記送信スケジュール設定ステップは、前
記複数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互い
に多重化して送信するための送信スケジュールを設定す
るとともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデー
タ出力許可信号間の送信間隔を任意の間隔に調整して前
記送信スケジュールを設定することを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
による通信制御装置の一実施形態の構成を、この発明に
よる通信制御装置に接続される子局を含めて示したもの
である。1は、この発明による通信制御装置であり、デ
ータ通信装置に相当する。2は、この発明による通信制
御装置1において、子局から送信された上り信号中のセ
ルの情報セル(有効データ)または空きセル(無効デー
タ)の種別を判別するセル種別判定手段である。3は、
この発明による通信制御装置1において、後で述べる遅
延情報付加手段6から通知された、現在受信している上
りセルがどの子局から出力されたセルかを識別する情報
と、セル種別判定手段2から通知された受信セルのセル
種別を受信し、子局毎に、情報セルの間隔とその間にそ
の子局が出力した空きセルの個数を測定するセル間隔測
定カウンタである。なお、セル種別判定手段2とセル間
隔測定カウンタ3を併せて受信状況解析手段と呼ぶ。4
は、この発明による通信制御装置1において、セル間隔
測定カウンタ3から通知された、各子局の情報セルの間
隔とその間の空きセルの個数の情報から、各子局の上り
トラヒックの特性を推定する、上りトラヒック推定手段
である。また、上りトラヒック推定手段4は、データ出
力量推定手段に相当する。5は、この発明による通信制
御装置1において、上りトラヒック推定手段4から通知
された各子局の上りトラヒックの推定結果をもとに、そ
れぞれの子局に対する上り帯域の分配を決定し、一つま
たは複数のセルを含むセル単位の上り帯域の制御を行う
区間(以下、上り帯域制御フレームと呼ぶ)に対して、
一つの子局に割り当てた上り帯域に対応した上りセルの
出力許可(データ出力許可信号)の割り当てを等間隔に
分配する、上り帯域割当て決定手段である。また、上り
帯域割当て決定手段5は、送信スケジュール設定手段に
相当する。6は、この発明による通信制御装置1におい
て、上り帯域割当て決定手段5から通知された上りセル
出力許可の割り当ての情報に遅延情報を付加する、上り
帯域遅延情報付加手段である。ここで、遅延情報とは、
通信制御装置1から上りセルの出力許可の通知が出力さ
れてから、それに対応して子局が上りセルを出力し、そ
の上りセルが通信制御装置1に到着するまでの遅延に関
する情報であり、帯域遅延情報付加手段6が保持してい
る。7は、この発明による通信制御装置1において、上
り帯域割当て決定手段5から通知された上りセルの出力
許可の割り当てを、子局に対して通知するために専用の
セルを生成し、そのセルを下り主信号の間に挿入する下
りセル生成手段である。また、下りセル生成手段7は、
データ出力許可信号生成手段に相当する。
【0034】また、図1において、8は、伝送媒体であ
り、9は、多重分岐器である。10a〜10cは、デー
タ出力装置たる子局装置である。
【0035】図4に、このような上り帯域制御フレーム
を使用した場合の下り信号および上り信号の例を示す。
ここで、40は上り信号のセルを複数個合わせ、帯域制
御処理の基本単位となる上り帯域制御フレーム、39は
下り信号に挿入された上りセル出力許可指示を搭載した
下りセルの中で、上り信号の上り帯域制御フレームに対
応する範囲である。この例では、子局aの上りセル出力
許可指示がフレーム内に1セル間隔で3セル分割り当て
られている例を示している。なお、上り信号の上り帯域
制御フレームに対応する範囲39は、データ出力許可信
号の送信総数に相当する。また、上り信号の上り帯域制
御フレームに対応する範囲39における各子局装置に割
り当てられた上りセル出力許可指示の総和(図4では、
子局aに割り当てられた3個の上りセル出力許可信号)
が、子局ごとのデータ出力許可信号の送信数量に相当す
る。
【0036】次に上記の通信制御装置の動作を説明す
る。親局となる通信制御装置1において、上り帯域割当
て決定手段5により、最初は、適当な上り帯域制御フレ
ームのフレーム長を決定し、各子局に対し、例えば契約
した上りの最低帯域と等価となるように各子局に対する
上り帯域を分配し、又は、例えば、それぞれの子局に対
し、平等に同じ帯域を分配するなどの方法により各子局
の上り帯域を決定する。そして、上り帯域割当て決定手
段5は、その帯域と等価となるように、上り帯域制御フ
レーム内で各子局ごとに上りセルの出力許可の数を決定
し、上り帯域制御フレーム内で各子局ごとの各上りセル
の出力許可が等間隔となるように上りセル出力許可を配
置しながら、各子局のセルの上りセル出力許可を多重す
る。下りセル生成手段7は、上りセル帯域割当て決定手
段5により分配された上りセル出力許可の指示を各子局
に対して通知する専用のセルを生成し、下り信号中の各
子局に対する情報セルの間に挿入し、すべての子局に同
報する。
【0037】各子局10a〜10cでは、通信制御装置
1から送信された自宛てのセルを選別して受信すると同
時に、上りセルの出力許可を搭載したセルを受信し、そ
のセルに搭載されている上りセルの出力許可から、各子
局が上り帯域制御フレーム内で上りセルを出力可能な位
置を認識する。子局において、通信制御装置1に対して
送信するセルがある場合には、上りセルの出力許可を搭
載したセルを受信してから親局と合意した遅延時間経過
後に、上りセルを出力可能な位置に出力する。多重分岐
器9は、このそれぞれの子局がバースト的に出力したセ
ルを多重し、通信制御装置1に送信する。
【0038】通信制御装置1では、子局より出力された
上りセルを受信し、セル種別判定手段2により、受信し
た上りセルが、情報セルなのか、空きセルなのかが判別
され、その結果はセル間隔測定カウンタ3に通知され
る。また、これとは別に、遅延情報付加手段6は、上り
帯域割当て決定手段5より、上り帯域制御フレーム内の
上りセル出力許可の送信スケジュールを取得し、取得し
た送信スケジュールに対して遅延情報を付加し、その付
加した結果をセル間隔測定カウンタ3に通知する。なお
遅延情報とは、前述したように、通信制御装置1から上
りセルの出力許可の通知が出力されてから、それに対応
して子局が上りセルを出力し、その上りセルが通信制御
装置1に到着するまでの遅延に関する情報であり、帯域
遅延情報付加手段6が保持している。セル間隔測定カウ
ンタ3では、セル種別判定手段2より通知されたセル種
別と、遅延付加手段6から通知された上りセル出力許可
の遅延情報が付加された送信スケジュールから、現在、
受信したセルが、どの子局から出力されたものであるか
とその子局が情報セルまたは空きセルのどちらを出力し
たかが判別できる。セル間隔測定カウンタ3では、これ
らの情報から、子局毎に情報セルの間隔と、その間にそ
の子局が空きセルを受信した数をセル単位でカウント
し、その結果を上りトラヒック推定手段4に通知する。
【0039】上りトラヒック推定手段4では、通知され
た各子局の上り帯域制御フレーム内の情報セルの間隔お
よびその間に受信した空きセルの数と、上り帯域制御フ
レーム内に等間隔に割り当てられた上りセル送出許可の
情報から、その子局が出力する上り信号のトラヒック特
性を推定する。例えば、ある子局から上り帯域制御フレ
ーム内に、空きセルが出力されていない場合には、その
子局に対する上り帯域が不足していると推定する。ま
た、例えば、図5(a)および図5(b)に示すよう
に、ある子局から出力される有効セルの間隔が同じであ
ったとしても、その間に割り当てられた上りセルの出力
指示の数が異なるため、その間の空きセルの受信数が異
なる場合は、両者を同じトラヒックとみなさず、空きセ
ルを多く受信している場合は、そのトラヒックが十分な
上り帯域を割り当てられているか、またはバーストトラ
ヒックを持つと推定し、空きセルを少なく受信している
場合には、与えた上り帯域が不足の傾向にあると推定す
る。
【0040】また、例えば、ある子局から送信された上
りの情報セルの間に空きセルが存在する場合に、受信し
た情報セルの間隔が一定であれば、その子局は固定的な
レートで情報セルを出力していると見なす。また、例え
ば、上り帯域制御フレーム内の特定区間で情報セルが割
り当てた上りセル出力許可指示に対して連続に出力さ
れ、また同じ上り帯域制御フレーム内の別の特定区間で
は情報セルが割り当てた上りセル出力許可指示に対して
セルを出力しない区間が続く場合、その子局はバースト
的なトラヒックで上りセルを出力していると見なす。さ
らに、この時、セル間隔の測定から、そのバースト的な
情報セルの出力が周期性を持つのかを判断する。
【0041】また、例えば、ある子局について情報セル
の間隔の測定結果が上り帯域制御フレーム内で徐々に狭
くなっている場合は、その子局の上りトラヒックは増加
傾向にあると判断する。また、例えば、ある子局につい
て情報セルの間隔の測定結果が上り帯域制御フレーム内
で徐々に広くなっている場合は、その子局の上りトラヒ
ックは減少傾向にあると判断する。
【0042】図6では、子局aが1セル間隔でスロット
を割り当てられた場合に対応する、多重分岐器により多
重された上り信号の出力例を示す。ここで41は子局a
から出力された有効セルを示し、42は子局aから出力
された空きセルを示し、43は子局a以外の子局から出
力されたセルを示す。この例で、子局aから出力された
有効セルの間隔を測定すると、上り帯域制御フレームの
前半では有効セルのセル間隔が広く、上り帯域制御フレ
ームの後半では有効セルの間隔が狭くなっている。子局
aに与えている上り信号の帯域は等間隔であるから、こ
の例では、上りトラヒック推定手段4は、子局の出力す
るセル量が増加していると推定する。また、上り帯域制
御フレーム内のセル間隔測定だけでは子局の上りトラヒ
ックを推定できない場合は、推定不可の通知を上り帯域
割当て決定手段に通知する。
【0043】上り帯域割当て決定手段5では、上りトラ
ヒック推定手段4より通知された各子局の上りトラヒッ
ク特性の推定結果から、現在の各子局の上り帯域割り当
ての変更が必要であるかどうかを判断し、必要があれ
ば、推定されたトラヒック特性に沿い、かつ、他の子局
との帯域分配比率を考慮して、各子局に対する上り帯域
の再割り当ての量を決定し、上り帯域制御フレームにお
いて割り当てた帯域に相当する数の上りセル出力許可指
示を等間隔に分配し、他の子局の割り当ても同様に分配
して多重する。
【0044】また、上り帯域割当て決定手段5は、上り
トラヒック推定手段4より、子局の上りトラヒックの推
定不可の通知を受信した場合、その子局に対する上り帯
域制御フレームのフレームの長さを変更する。例えば、
上りトラヒック推定手段4で、情報セルの受信ができ
ず、空きセルのみを受信している場合、その子局の上り
トラヒックは、バースト出力のセル出力がない区間に上
り帯域制御フレームがあてはめられているか、与えた上
り帯域より低い固定レートで上りセルが出力されている
ことが考えられるので、上り帯域制御フレームのフレー
ム長を長くする。
【0045】下りセル生成手段7は、上り帯域割当て決
定手段5により通知された、上り帯域制御フレーム内の
各子局に対する上りセル出力許可指示を、それを子局に
通知するための専用のセルを生成し、下り信号中の情報
セルの間に挿入する。この下り信号に挿入されたセルは
全子局に通知され、以下、前記と同じ動作を繰り返す。
【0046】上記で示したように通信制御装置を構成
し、子局に対して上り帯域の制御を行うための上り帯域
制御フレームを定義し、決定した帯域を上りセル出力許
可として上り帯域制御フレーム中に等間隔に配置して下
り信号により子局に伝達し、子局がこの上りセル出力許
可に対して出力した上り情報セルの間隔を測定すること
により、子局の上りトラヒック特性を推定し、推定結果
を次の上り帯域制御フレームに対する各子局の上り帯域
の分配に反映させるように動作させているため、過去の
上り帯域制御フレームの先頭の上りセルのトラヒックか
ら、現在の上り帯域制御フレームの終端部の上りセルの
トラヒックまでの一連のトラヒックを把握できるため、
上りセルのトラヒック推定が可能となる。
【0047】更に、本発明は、トラヒック推定が困難で
ある場合でも、次の上り帯域制御フレームのフレーム長
を変化させることにより、上りトラヒックの推定が可能
となる手段を設けているため、子局が出力したセルのト
ラヒックを子局の送出するトラヒック特性に影響される
ことなく、上り帯域の割り当てを有効に動作させること
ができる。
【0048】実施の形態2.実施の形態1では、各子局
に対する上り帯域制御フレーム内の上りセル出力許可指
示を等間隔に与え、その上りセル出力許可指示に対して
子局が出力した上り有効セルの間隔とその間の空きセル
の個数を測定した結果から上りトラヒックを推定し、そ
の推定結果を上り帯域の割り当てに反映させる例を示し
た。この他に、各子局に対する上り帯域制御フレーム内
の上りセル出力許可指示を等間隔ではないように与え、
その上りセル出力許可指示に対して子局が出力した上り
有効セルの間隔とその間の空きセルの個数に加え、空き
セルの間隔も測定した結果に対して、割り当てた上りセ
ル出力許可の指示に対応した重み付けを行った上で、各
子局の上りセルのトラヒックを推定し、その推定結果を
次の上り帯域の割り当てに反映させるようにしてもよ
い。
【0049】例えば、上り帯域制御フレーム内で、有効
セルの連続出力が複数回現れるようなバースト的な上り
トラヒックを持つ子局に対し、上り帯域の制御を行う場
合を考える。最初は、実施の形態1で示したように、上
り帯域割当て決定手段5により、適当な上り帯域制御フ
レームのフレーム長を決定し、さらに各子局の上り帯域
の初期値を決定して、その帯域と等価となるように、上
りセルの出力を許可する指示を上り帯域制御フレーム内
で等間隔となるように配置する。この出力許可の指示数
が子局の出力するバースト的なトラヒックに対して十分
に多ければ、通信制御装置が子局より受信する上りセル
には空きセルが現れ、そのパターンから、上りトラヒッ
ク推定手段4は、この子局が周期的なバースト的トラヒ
ックを持つことを判断する。上り帯域割当て決定手段5
は、このトラヒックの情報から、その子局に割り当てる
帯域を決定し、上り帯域制御フレームの中で、対応する
上りセル出力許可信号を、上りセルが連続して子局から
出力されると予想される位置には連続的に配置するよう
にする。これ以外の下り信号に関する動作は、前に述べ
た実施の形態1に準ずる。
【0050】上記で示したように、実施の形態1で示し
た通信制御装置に対して、子局に対して上り帯域の制御
を行うための上り帯域制御フレームを定義し、決定した
帯域を上りセル出力許可として上り帯域制御フレーム中
に不等間隔に配置することが可能なため、子局から、上
り帯域制御フレームよりも短い周期でピークが現れる周
期性を持つバーストトラヒックが出力された場合であっ
ても、子局が出力したセルのトラヒックを子局の送出す
るトラヒック特性に影響されることなく、上り帯域の割
り当てを有効に動作させることができる。
【0051】実施の形態3.実施の形態2では、上り帯
域割当て決定手段5で、各子局に対する上り帯域制御フ
レーム内の上りセル出力許可指示を等間隔ではないよう
に与え、上り帯域制御フレームの長さより、短い周期性
を持つバースト的な上りトラヒックに対応する例を示し
たが、この方法の別の使用例として、特定の子局のトラ
ヒック特性を知りたい場合に、上りセル出力許可指示を
等間隔ではないように与える方法を利用してもよい。こ
の場合、その子局の上り帯域のトラヒック推定を一時的
に無視し、他の子局との契約内容に違反しない範囲で、
特性を知りたい子局に対してのみ、一時的に、割り当て
る上りセル出力許可指示の数を増やし、また、可能な範
囲で連続して配置して、特定の子局がそれに対応する上
りセルをどのように出力したかを測定することにより、
子局のトラヒック特性を把握することが可能である。
【0052】上記で示したように、上りセル出力許可指
示を等間隔ではないように与える方法を利用して、子局
のトラヒック特性を把握する方法を示したが、この方法
を用いることにより、通常の手順では、トラヒック特性
の把握が困難なトラヒック特性を持つ子局に対しても、
信頼性の高いトラヒック特性の推定が可能となるため、
子局が出力したセルのトラヒックを子局の送出するトラ
ヒック特性に影響されることなく、上り帯域の割り当て
を有効に動作させることができる。
【0053】実施の形態4.実施の形態2および実施の
形態3では、上り帯域割当て決定手段5で、各子局に対
する上り帯域制御フレーム内の上りセル出力許可指示を
等間隔ではないように与えた場合の応用例を示したが、
さらに、この方法の別の使用例として、各子局に対する
上り帯域分配を大きく変化させたときの安定化のために
利用してもよい。上り帯域制御フレームの帯域割り当て
から、次の上り帯域制御フレームの帯域割り当てを行う
際、特定の子局について、次の上り帯域の割り当てに極
端な差が発生する場合には、子局が今後、出力する上り
セルのトラヒック特性によっては、上り帯域制御が安定
しなくなる可能性もありうる。このため、上り帯域制御
フレーム内の上りセル出力許可指示を等間隔ではないよ
うに与える手法を応用して、その上り帯域制御フレーム
との間に割り当てを滑らかに変化させるための遷移用の
フレームを挿入し、スロット割り当て値を段階的に変化
させて、連続的に変化する状況に擬似的に近くする。ま
た、この遷移フレームのフレーム長は、そのトラヒック
特性に応じて可変としてもよい。例えば、図7では、あ
るフレームにおける子局aの割り当てが7セル間隔か
ら、次のフレームで2セル間隔に変更する際に、そのフ
レーム間に遷移フレームを挿入して、その遷移フレーム
の中でセル間隔を連続的に変化させる例を示している。
【0054】上記で示したように、上り帯域制御フレー
ム内の上りセル出力許可指示を等間隔ではないように与
える手法を応用して、上り帯域制御フレーム間に帯域を
滑らかに変化させるための可変長の遷移フレームを挿入
することで、各子局に対する上り帯域分配を大きく変化
させたときであっても、子局が出力するトラヒックに依
存することなく、安定した上り帯域の制御を行うことが
可能である。
【0055】なお、上記の実施の形態1〜4において
は、本発明に係るデータ通信装置(通信制御装置)につ
いての説明を行ってきたが、実施の形態1〜4において
説明した処理手順によって本発明に係るデータ通信方法
も実現することができる。
【0056】ここで、以上において説明した本発明の特
徴をまとめると以下のようになる。本発明の通信制御装
置は、親局となる通信制御装置に、複数の子局が単一の
伝送媒体および多重分岐器を介して接続されており、前
記通信制御装置は、前記全ての子局に対して発する信号
中に、それぞれの子局が通信制御装置に対して発する信
号の出力の許可を通知する手段を持ち、前記子局は、通
信制御装置が発する信号に含まれる自局の出力が許可さ
れた通知を抽出し、子局が前記通信制御装置へ出力する
信号が存在する場合には、子局から通信制御装置への出
力が許可された位置に信号を挿入するように構成される
通信システムにおいて、子局から通信制御装置に送出さ
れる信号で、現在、通信制御装置において受信した信号
が、有効情報を搭載しているか、無効情報を搭載してい
るかを判定する手段と、現在受信している子局から送信
された信号の種別と、現在受信している子局から送出さ
れた信号に対する子局の識別情報から、子局から通信制
御装置に送出される情報のトラヒックを子局毎に測定す
る手段と、子局毎の有効情報または無効情報のトラヒッ
クの測定結果と、子局に対して与えた、子局から通信制
御装置への情報出力許可に関する情報から、子局が通信
制御装置へ有効情報を出力すると予想される今後の各子
局のトラヒック特性を推定する手段と、推定された子局
が通信制御装置に対し出力する有効情報のトラヒックか
ら、各子局に対する、子局から通信制御装置に対する情
報の出力許可の割り当てを決定する手段と、決定された
子局から通信制御装置に対する情報の出力許可の割り当
てに対し、通信制御装置と子局間の伝送遅延および子局
の情報出力処理時間に関する情報を付加して、子局毎に
有効情報または無効情報の間隔を計数する手段と子局が
実際に通信制御装置へ有効情報を出力するトラヒック特
性を推定する手段に通知する手段と、決定された子局か
ら通信制御装置に対する情報の出力許可の割り当てを、
通信制御装置から子局に対する情報を出力している間に
挿入し、子局に対して出力する手段と、を持つことを特
徴とする。
【0057】前記通信制御装置において、前記の子局か
ら通信制御装置に対する情報の出力許可の割り当てを決
定する手段は、子局から通信制御装置へ出力する複数の
子局からの情報を、子局から通信制御装置に対する情報
の出力許可の割り当てを制御するための一つのフレーム
として定義し、このフレーム内で、親局となる通信制御
装置が各子局に対して与える、子局から通信制御装置に
対する情報の出力許可を等間隔に子局に割り当てること
を特徴とする。
【0058】前記通信制御装置において、前記の子局か
ら通信制御装置に対する情報の出力許可の割り当てを決
定する手段は、子局から通信制御装置へ出力する複数の
子局からの情報を、子局から通信制御装置に対する情報
の出力許可の割り当てを制御するための一つのフレーム
として定義し、このフレーム内で、親局となる通信制御
装置が各子局に対して与える、子局から通信制御装置に
対する情報の出力許可を不等間隔に子局に割り当てるこ
とを特徴とする。
【0059】前記通信制御装置において、前記の子局か
ら通信制御装置に送出される情報のトラヒックを子局毎
に測定する手段は、現在受信している子局から送信され
た信号が有効情報であるか、無効情報であるかの種別
と、現在受信している子局からの信号に対する子局の識
別情報から、子局から通信制御装置に対する情報の出力
許可の割り当てを制御するためフレーム内で、子局が実
際に通信制御装置へ有効情報を出力した間隔と、その間
に無効情報を出力した回数を測定し、各子局のトラヒッ
ク特性を推定する手段は、子局から通信制御装置に対す
る情報の出力許可の割り当てを制御するためフレーム内
における、子局が実際に通信制御装置へ有効情報を出力
した間隔とその間に無効情報を出力した回数の測定結果
と、その測定結果に対応するフレーム内で割り当てた、
子局から通信制御装置に対する情報の出力許可の情報か
ら、子局から通信制御装置へ出力する情報のトラヒック
を推定することを特徴とする。
【0060】前記通信制御装置において、親局となる通
信制御装置が各子局に対して、子局から通信制御装置に
対する情報の出力許可を割り当てるための単位となる制
御用フレームは、そのフレームの長さが可変となること
を特徴とする。
【0061】
【発明の効果】本発明は、通信制御装置が、子局に対し
て上り帯域の制御を行うための上り帯域制御フレームを
定義し、決定した帯域を上りセル出力許可として上り帯
域制御フレーム中に等間隔に配置して下り信号により子
局に伝達し、子局がこの上りセル出力許可に対して出力
した上り情報セルの間隔を測定することにより、子局の
上りトラヒック特性を推定し、推定結果を次の上り帯域
制御フレームに対する各子局の上り帯域の分配に反映さ
せるように動作させているため、過去の上り帯域制御フ
レームの先頭の上りセルのトラヒックから、現在の上り
帯域制御フレームの終端部の上りセルのトラヒックまで
の一連のトラヒックを把握できるため、上りセルのトラ
ヒック推定が可能となる。
【0062】更に、本発明は、トラヒック推定が困難で
ある場合でも、次の上り帯域制御フレームのフレーム長
を変化させることにより、上りトラヒックの推定が可能
となる手段を設けているため、子局が出力したセルのト
ラヒックを子局の送出するトラヒック特性に影響される
ことなく、上り帯域の割り当てを有効に動作させること
ができる。
【0063】また、本発明は、子局に対して上り帯域の
制御を行うための上り帯域制御フレームを定義し、決定
した帯域を上りセル出力許可として上り帯域制御フレー
ム中に不等間隔に配置することが可能なため、子局か
ら、上り帯域制御フレームよりも短い周期でピークが現
れる周期性を持つバーストトラヒックが出力された場合
であっても、子局が出力したセルのトラヒックを子局の
送出するトラヒック特性に影響されることなく、上り帯
域の割り当てを有効に動作させることができる。
【0064】また、本発明は、上りセル出力許可指示を
上り帯域制御フレーム中に不等間隔に配置することによ
り、通常の手順では、トラヒック特性の把握が困難なト
ラヒック特性を持つ子局に対しても、信頼性の高いトラ
ヒック特性の推定が可能となるため、子局が出力したセ
ルのトラヒックを子局の送出するトラヒック特性に影響
されることなく、上り帯域の割り当てを有効に動作させ
ることができる。
【0065】また、本発明は、上り帯域制御フレーム間
に帯域を滑らかに変化させるための可変長の遷移フレー
ムを挿入することで、各子局に対する上り帯域分配を大
きく変化させたときであっても、子局が出力するトラヒ
ックに依存することなく、安定した上り帯域の制御を行
うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の通信制御装置の一実施の形態に子局
を接続した場合の構成を示す図である。
【図2】 本発明を適用する通信システムの構成を示す
説明図である。
【図3】 図2に示す通信システムの伝送媒体上の上り
信号および下り信号の例を示す図である。
【図4】 上り帯域の制御をフレーム単位で行った場合
の下り信号および上り信号の例を示す図である。
【図5】 測定された有効セルの間隔が同じ場合であっ
ても子局のトラヒックの推定が異なる場合の例を示す図
である。
【図6】 子局のトラヒックが単調に減少している場合
の例を示す図である。
【図7】 上り帯域を連続的に変化させる遷移フレーム
をフレーム間に設けた例を示す図である。
【図8】 従来の通信制御装置の一実施の形態に子局を
接続した場合の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 通信制御装置、2 セル種別判定手段、3 セル間
隔測定カウンタ、4上りトラヒック推定手段、5 上り
帯域割当て決定手段、6 遅延情報付加手段、7 下り
セル生成手段、8 伝送媒体、9 多重分岐器、10
子局、20親局、21 転送網、60 従来の通信制御
装置、61 子局、62 セル種別判定手段、63 セ
ル数カウンタ、64 上り帯域割当て決定手段、65
下りセル生成手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝昌 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 DA03 DA12 5K033 CB06 CC01 DA01 DA15 DB02 DB22

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれのデータ出力量が時間的に変化
    し、それぞれのデータ出力量の時間的変化に応じて有効
    データ又は無効データのいずれかを出力データとして出
    力する複数のデータ出力装置の各々に対して、各データ
    出力装置によるデータ出力を許可するデータ出力許可信
    号を送信するとともに、 送信された前記データ出力許可信号に基づいて出力され
    た出力データを前記各データ出力装置より受信するデー
    タ通信装置であって、 前記複数のデータ出力装置へ送信するデータ出力許可信
    号の送信総数を設定し、設定した前記送信総数から前記
    各データ出力装置ごとにデータ出力許可信号の送信数量
    を割り当てて、前記各データ出力装置ごとに送信スケジ
    ュールを設定する送信スケジュール設定手段と、 前記送信スケジュール設定手段により各データ出力装置
    ごとに割り当てられた前記送信数量に従って前記データ
    出力許可信号を生成し、生成した前記データ出力許可信
    号を前記送信スケジュールに従って前記各データ出力装
    置に対して送信するデータ出力許可信号生成手段と、 前記各データ出力装置より前記送信数量に対応する数量
    の出力データを受信し、受信した前記出力データのぞれ
    ぞれを前記有効データ又は前記無効データのいずれかに
    判別して、前記送信数量に対応する数量の出力データに
    おける前記有効データ又は前記無効データの少なくとも
    いずれか一方の受信状況を解析する受信状況解析手段
    と、 前記受信状況解析手段による前記受信状況の解析結果に
    基づき、前記各データ出力装置ごとに前記データ出力量
    の時間的変化を推定するデータ出力量推定手段とを有
    し、 前記送信スケジュール設定手段は、前記データ出力量推
    定手段による推定結果に基づき、前記各データ出力装置
    ごとの送信数量を決定することを特徴とするデータ通信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記データ出力量推定手段は、 前記送信スケジュール設定手段により設定された前記各
    データ出力装置ごとの送信スケジュールに基づき、前記
    各データ出力装置ごとに前記データ出力量の時間的変化
    を推定することを特徴とする請求項1に記載のデータ通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信状況解析手段は、 複数の有効データと複数の無効データとの少なくともい
    ずれか一方が受信された場合に、前記受信状況として、
    前記複数の有効データ間の受信間隔と前記複数の無効デ
    ータ間の受信間隔との少なくともいずれか一方を解析す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信状況解析手段は、 前記受信状況として、前記有効データの受信数と前記無
    効データの受信数との少なくともいずれか一方を解析す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信スケジュール設定手段は、 前記複数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互
    いに多重化して送信するための送信スケジュールを設定
    するとともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデ
    ータ出力許可信号間の送信間隔を等間隔とする送信スケ
    ジュールを設定することを特徴とする請求項1に記載の
    データ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記送信スケジュール設定手段は、 前記複数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互
    いに多重化して送信するための送信スケジュールを設定
    するとともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデ
    ータ出力許可信号間の送信間隔を任意の間隔に調整して
    前記送信スケジュールを設定することを特徴とする請求
    項1に記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信スケジュール設定手段は、 前記送信総量を変更し、変更した送信総数から前記各デ
    ータ出力装置ごとに前記送信数量を割り当てることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 前記送信スケジュール設定手段は、 前記データ出力量推定手段より、いずれかのデータ出力
    装置のデータ出力量の時間的変化を推定することができ
    ない旨の通知を受けた場合に、前記送信総量を変更する
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記送信スケジュール設定手段は、 前記データ出力量推定手段による前記推定結果に基づ
    き、いずれかのデータ出力装置の送信数量を変化させる
    場合に、前記送信数量を段階的に変化させることを特徴
    とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 前記データ通信装置は、 PON(Passive Optical Netwo
    rk)システムに用いるデータ通信装置であることを特
    徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のデータ通信装
    置。
  11. 【請求項11】 それぞれのデータ出力量が時間的に変
    化し、それぞれのデータ出力量の時間的変化に応じて有
    効データ又は無効データのいずれかを出力データとして
    出力する複数のデータ出力装置の各々に対して、各デー
    タ出力装置によるデータ出力を許可するデータ出力許可
    信号を送信するとともに、 送信された前記データ出力許可信号に基づいて出力され
    た出力データを前記各データ出力装置より受信するデー
    タ通信方法であって、 前記複数のデータ出力装置へ送信するデータ出力許可信
    号の送信総数を設定し、設定した前記送信総数から前記
    各データ出力装置ごとにデータ出力許可信号の送信数量
    を割り当てて、前記各データ出力装置ごとに送信スケジ
    ュールを設定する送信スケジュール設定ステップと、 前記送信スケジュール設定ステップにより各データ出力
    装置ごとに割り当てられた前記送信数量に従って前記デ
    ータ出力許可信号を生成し、生成した前記データ出力許
    可信号を前記送信スケジュールに従って前記各データ出
    力装置に対して送信するデータ出力許可信号生成ステッ
    プと、 前記各データ出力装置より前記送信数量に対応する数量
    の出力データを受信し、受信した前記出力データのぞれ
    ぞれを前記有効データ又は前記無効データのいずれかに
    判別して、前記送信数量に対応する数量の出力データに
    おける前記有効データ又は前記無効データの少なくとも
    いずれか一方の受信状況を解析する受信状況解析ステッ
    プと、 前記受信状況解析ステップによる前記受信状況の解析結
    果に基づき、前記各データ出力装置ごとに前記データ出
    力量の時間的変化を推定するデータ出力量推定ステップ
    とを有し、 前記送信スケジュール設定ステップは、前記データ出力
    量推定ステップによる推定結果に基づき、前記各データ
    出力装置ごとの送信数量を決定することを特徴とするデ
    ータ通信方法。
  12. 【請求項12】 前記受信状況解析ステップは、 複数の有効データと複数の無効データとの少なくともい
    ずれか一方が受信された場合に、前記受信状況として、
    前記複数の有効データ間の受信間隔と前記複数の無効デ
    ータ間の受信間隔との少なくともいずれか一方を解析す
    ることを特徴とする請求項11に記載のデータ通信方
    法。
  13. 【請求項13】 前記受信状況解析ステップは、前記受
    信状況として、前記有効データの受信数と前記無効デー
    タの受信数との少なくともいずれか一方を解析すること
    を特徴とする請求項11に記載のデータ通信方法。
  14. 【請求項14】 前記送信スケジュール設定ステップ
    は、 前記複数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互
    いに多重化して送信するための送信スケジュールを設定
    するとともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデ
    ータ出力許可信号間の送信間隔を等間隔とする送信スケ
    ジュールを設定することを特徴とする請求項11に記載
    のデータ通信方法。
  15. 【請求項15】 前記送信スケジュール設定ステップ
    は、 前記複数のデータ出力装置へのデータ出力許可信号を互
    いに多重化して送信するための送信スケジュールを設定
    するとともに、同一のデータ出力装置に対する複数のデ
    ータ出力許可信号間の送信間隔を任意の間隔に調整して
    前記送信スケジュールを設定することを特徴とする請求
    項11に記載のデータ通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018056689A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 日本電信電話株式会社 光伝送システム及び通信発生パターン推定方法

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