JP2002208907A - サービスの連続性を確保する無線放送システムと方法 - Google Patents

サービスの連続性を確保する無線放送システムと方法

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JP2002208907A
JP2002208907A JP2001317513A JP2001317513A JP2002208907A JP 2002208907 A JP2002208907 A JP 2002208907A JP 2001317513 A JP2001317513 A JP 2001317513A JP 2001317513 A JP2001317513 A JP 2001317513A JP 2002208907 A JP2002208907 A JP 2002208907A
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cells
analog
signals
audio signal
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JP2001317513A
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Pierre-Andre Laurent
アンドレ ローラン ピエール
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Thales SA
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    • H04H20/30Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information by a single channel
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    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
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    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/04Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using frequency diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】COFDM技術を使用する少なくとも1つのモ
デムを有する無線放送システムにおいてサービスの連続
性を確保する方法およびシステムを提供する。 【解決手段】互いに独立に変調したN個の時間−周波数
セルを送信する。当該方法は、少なくとも以下に記載の
過程を有する。送信に関して、a)デジタル化された音
声信号Sを伝送するために必要な信号を搬送するN
個のセルを送信し、b)アナログ音声サンプルのアナロ
グ信号Sを伝送するためのN個の変調されたセルを
送信し、受信に関して:c)N個のセルの信号を復号
することができないときは、N個のセルで搬送された
アナログ信号Sによってデジタル音声信号Sを置き
換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】(発明の属する技術分野)本発明は、サ
ービスの連続性を提供する無線放送方法と、当該方法を
実現するシステムに関するものである。
【0002】今までのところ、狭帯域無線放送システム
は振幅変調、周波数変調や片側側帯変調のような純粋に
アナルグ的な変調を使用してきた。片側側帯変調はほと
んど用いられていない。
【0003】近い将来、「デジタル」として知られる無
線放送システムが標準的なものとなるであろう。これら
のシステムは、30MHzより下の周波数帯域のために
設計されており、一般的には9kHzから10kHzの
バンド幅を有する現在のチャネルとも整合するものであ
る。
【0004】これらのシステムは高品質であり、極めて
明瞭な音質を提供するが、これらにはデジタル方法に常
に付きまとう現象、つまり、受信状態が劣悪なとき、例
えば、強度の周波数選択的なフェージングまたはフラッ
トフェージング、全体的に不適当な信号対ノイズ比、干
渉等の発生時に音声信号が完全に途絶えるという欠点を
有している。この問題は、信号ノイズ比が非常に低い場
合でも、音声は強いノイズを有するが、および/また
は、音声は変質しているが、なお聞き取ることができる
振幅変調送信の場合には問題になることは無いので、振
幅変調放送の聴取者はこれらの問題には慣れているので
ある。
【0005】(従来技術の記述)この問題を少なくとも
部分的に解消することを目的に、多くの方法が提案され
ている。
【0006】これらの方法のうちの1つは、UEP(不
等誤差防御)法で、ビットストリームを以下のように2
つの部分に分割するものである:−他の部分に比較して
信号ノイズ比が小さくても受信することが出来、低品位
の音声状態でも再生可能で、サービスの最低限の連続性
を維持するには十分である特に保護された部分と、−正
しく受信されたときに上述の周波数音声信号に高品質を
与えるための保護されていない部分である。
【0007】しかし、この種の方法は、信号ノイズ比が
低すぎると音声信号がきわめて簡単に切断されてしまう
ので、上述の問題は常に存在している。
【0008】本発明の目的は、状況によらず、完全又は
ほとんど完全な受信連続性を確保するように適応した無
線放送方法とシステムに関するものである。
【0009】この種のシステムは、永久音声リンク(P
AL)と呼ばれる。
【0010】(発明の要旨)本発明は、互いに独立に変
調されたN個の時間周波数セルの送信を含むCOFDM
モデム少なくとも1つを含む無線放送システムにおいて
連続したサービスを提供するための方法に関する。本発
明は少なくとも以下の過程を有する:送信に関して、 a)デジタル化された音声信号Sを伝送するために必
要な信号を搬送するN個のセルを送信し、 b)アナログ音声サンプルのアナログ信号Sを伝送す
るためのN個の変調されたセルを送信し、受信に関し
て: c)N個のセルの信号を復号することができないとき
は、N個のセルで搬送されたアナログ信号Sによっ
てデジタル音声信号Sを置き換える。
【0011】当該方法は、例えば、送信時には、ローパ
スフィルタ、および/または、サンプリング、および/
または、アナログサンプルからなる信号Sを遅延させ
て受信機の出力段におけるSとSの遅延が実質的に
同じになるようにする1つまたは複数の前処理過程を含
んでも良い。
【0012】1つの実施例に拠れば、当該方法は、例え
ば、受信時には、信号Sと信号S を分離する過程
と、ステップc)の前に信号Sが復号可能な形式また
は復号不可能な形式であるか判断する過程と、背景ノイ
ズの排除のような信号Sに対する少なくとも1つの後
処理過程を含んでも良い。
【0013】約10kHzのパスバンドに対するセルN
の比率は、利用可能なセルの数Nの50%から80%
の間である。
【0014】本発明はまた、COFDM技術を使用し、
N個の利用可能なセルを含む複数の基本セルによって時
間−周波数空間において表現された少なくとも1つのモ
デムと、少なくとも1つの送信機と、少なくとも1つの
受信機を具備した放送システムに関するものである。当
該システムは、下記のエレメントを少なくとも1つ具備
する:送信機には: −送信前に、N個のセルの形のデジタル音声信号S
と、N個のセルの形のアナログ音声信号Sを伝送す
るために必要な信号を拡散するために適合した装置と、
受信機には: −受信信号Srから、少なくとも信号Sとデジタル化
された音声信号Sとを分離する装置と、 −信号Sを復号可能又は復号不可能な形式であるかを
判定する装置と、 −聞き取ることの出来ない信号Sをアナログ信号S
によって置換する装置である。
【0015】本発明の対象は特に以下のような利点を有
する: −純粋にデジタル的な方法とは違って、全ての受信状態
において連続的なサービスを提供することができる。 −送信されうる信号の周波数スペクトルには変化が無
く、隣接するチャネルに対して余計な問題を生じさせる
ことが無い。 −状況が正しければ、利用するか利用しないかが明瞭で
ある。 −受信したアナログ信号の品質を改善するために追加の
方法を利用することができるが、当該システムは既に複
雑なデジタル処理システムの大部分を有しているので、
容易にこの追加方法を実行できる。 −標準的なAM(振幅変調)の受信とは異なり、受信し
た音声信号の品質は、所定の信号対ノイズ比においては
一定であり、その結果、 ・チャネルゲインを補足するので選択的なフェージング
によるカラリングが生じず、 ・キャリアが存在しないので、キャリアの喪失によるひ
ずみが存在せず、 ・パルスノイズが平坦なスペクトルの信号であることに
似て、インターレースを通じて干渉に起因する外乱を無
相関化することができる。
【0016】本発明の上記以外の特徴と利点を、限定的
な意味で無い例示として記載する実施例に関する以下の
記述と添付の図面を通じて明らかにする。
【0017】(発明の詳細な説明)本発明をより明瞭に
理解するために、発明の説明のために記載するものであ
って発明の技術的範囲を限定する意味を持たない、CO
FDM(コヒーレント直交周波数分割多重)形式のモデ
ム(変調復調器)を使用するために設計されたシステム
について述べる。当該モデムは、例えば、数百個の基本
的な狭帯域モデムのような多くの基本狭帯域モデムを伝
送帯域内で並列配置したものとして記述することも可能
である。
【0018】図1は、この種のモデムを表現する1つの
方法である。この図は、時間軸(X−軸)と周波数軸
(Y−軸)からなる2時限空間を表現しており、当該空
間は、それぞれが所定の周波数Fiと所定の時刻ti、
iはセルに付された番号、とによって規定される独立の
基本セルに分割されている。
【0019】番号iを有するセルは、変調器によって当
該セルに割り当てられた振幅A(t)と位相φ(t)と
直接対応する複素数に関連付けられる。変調信号S
(t)は、A(t)cos(ωt+φ(t))である。
【0020】基本セルは、以下に記載するような、異な
る機能又は役割をもつことができる:
【0021】1)そのうちの幾つかの内容は受信機にと
って既知である。それらは、時間同期、周波数同期や、
例えば、周波数の関数としての複素ゲイン(基本的には
送信チャネルの関数である)、受信信号のレベルの関数
であると同時に干渉の結果でもある周波数毎の信号対ノ
イズ比のような時刻と共に変化するチャネル毎の特徴の
連続的な推定のために使用される。
【0022】2)他のセルは実用的な役割を有する。こ
れらは、使用された音声符号化器の形式、送信基地、受
信状態が悪化した際に同じ局を受信することができる周
波数のリスト等のような特性を決定するために受信機が
使用する受信途中の信号特性に関するあらゆる情報を含
むものである。
【0023】3)通常は大部分のセルであるその他の全
てのセルは、この種のアプリケーションにおいてはデジ
タル化された周波数音声信号である自由な2値化情報を
伝送するために利用可能であり現に利用される。本発明
の実行のために使用するのは、これらの利用可能なセル
または自由なセルである。
【0024】これらの信号は割り当てられた周波数帯域
又は、図2の振幅−周波数グラフに示したように受信信
号のスペクトルがほとんどフラットになるように、チャ
ネルにおいて可能な限り分散される。
【0025】自由なセルは通常、伝送するビットストリ
ームの関数として所定の一定数の既知の複素値が規定さ
れる直角位相振幅変調(QAM)によって変調される。
【0026】図3は、複素平面において64の異なる点
を使用することができる64QAMを示すものである。
X−軸は実部で、Y−軸は虚部である平面に示したこれ
らの点は、コンステレーションと呼ばれている。これ
は、セル毎に6つの情報ビットの伝送に対応し、64の
値は2の場合に対応する。
【0027】与えられた例の6ビットが全て自由に使用
可能であれば、有効な信号については、毎秒バンド幅1
Hzあたり6ビット、つまり、10kHzのチャネルで
は60kbit/秒の有効性を有する。
【0028】実際には,当業者には既知である「チャネ
ル符号化」形式の内の1つを使用することが必要であ
る。チャネル符号化は,意味のあるビットレートを構成
する自由情報ビットに冗長ビットとして知られているビ
ットを追加することが内容である。この冗長ビットは、
送信エラーを修正するために使用される。
【0029】意味のある信号について考慮するなら,ス
ペクトルの有効性は3ビット/秒・Hz程度であり、1
0kHzのチャネルは、30の有意なキロビット/秒に
相当する。この値は、10kHzのチャネル幅で10K
ビット/秒を提供するデジタル音声放送(DAB)シス
テムのような特定のシステムにおける1ビット/秒と比
較することができる。
【0030】さらに、短波放送の場合は頻繁に発生する
ようにあるいは夜の中波放送に発生するように送信チャ
ネルが不安定な場合は、インターレース法が使用され
る。インターレース法は、セルをそれが現れる自然な順
序とは異なる順序で、たとえば、特定の時刻における送
信発生の昇順で、周波数の昇順で、ただし時間/周波数
空間に拡散させた形で(図1参照)本来連続していた2
つのセル(番号iとi+1)を時間および周波数に関し
て可能な限り分離させて送信し、それらに対して加えら
れる外乱の相関を可能な限り低減するものである。
【0031】インターレース法は極めて高性能な方法で
ある。この方法は、チャネルが非定常である、つまり、
周波数と時刻とに関わらずゲインとノイズが一定でない
チャネルによるすべての送信/放送操作において広く使
用されている。
【0032】本発明の対象であるシステムと方法は、特
に、音声信号の受信が外乱を受ける可能性が高いことが
波動伝播予測から予想される場合に実行され、以下に記
載する基本理念に基づく: −「充分なデジタル品質を有する」音声信号を送信する
ために、利用可能なN個のセルの内の大部分であるN
個を使用し、 −残るN個のセルを利用して、音声信号の「アナロ
グ」版を送信し、 −受信時には、デジタル音声信号を正しく復号化できな
い時は、これをアナログ信号で置き換えることによって
サービスの連続性を確保する。
【0033】NとNの値は、たとえば、すぐに利用
可能なチャネルについて要求されるアナログ信号S
品質によって選択される。Nの値は、例えばバンド幅
に依存する。10kHz程度のバンド幅に対しては、N
はたとえば、Nの値の50%から75%の範囲で変化
する。バンド幅がもっと広ければ、この割合は小さくな
り、これは常に、復号化することができないデジタル音
声信号を置換する可能性のあるアナログ信号が「充分な
品質」を有することが要求基準となる。
【0034】送信機 図4は、送信側に設ける必要があるエレメントと対応す
る信号の処理ステップ全体を示したものである。当該手
段は、通常デジタル送信に使用される第1の部分と、本
発明に対応する、図においては斜線で示した第2の部分
から構成される。図では、符号Dは音声信号に付加され
たデータを表し、符号Sは、Sの部分と、聞き取るこ
とができないデジタル音声信号を置換するために使用さ
れたアナログ信号に対応するSの部分とからなる音声
信号である。
【0035】標準的な第1の部分 標準的な部分は最も簡単な構成の場合には以下の部分を
有する: −送信対象である音声信号Sに対して標準的な音声符
号化方法を使用して「デジタル音声信号」として知られ
るビットストリームを作成する第1の音声符号化器1。
【0036】−前記第1の音声符号化器1に接続され、
「デジタル音声」と称するビットストリームに対して通
信エラーに対する耐性を向上させるための冗長ビットを
追加する第1のチャネル符号化器。
【0037】−音声信号に付加された付加的ビットスト
リームDに冗長性を負荷する第2のチャネル符号化器
3。このビットストリームは、たとえば、利用されるデ
ータ、および/または、その他の本質的にデジタル的な
ファイルや画像のような送信すべきデータである。
【0038】−チャネル符号化器2からの音声信号とチ
ャネル符号化器3からのデータから復号ビットストリー
ムを作成するマルチプレクサ4。
【0039】−復号ビットストリームから送信すべきシ
ンボルを構成する複素信号を作成するシステム5、ペア
はすなわち送信すべきコンステレーション(図3)上の
点に基づく実部と虚部からなるものである
【0040】−受信時のエラーを有するパケットの影響
を制限するために、時間−周波数空間における複素値を
拡散させるために、前記マルチプレクサ13からの信号
を受けるインターレース装置6。
【0041】−インターレース装置によって位置を決定
された複素信号をリファレンス信号Ssによって補填し
て、受信機が高速で効率的な同期を行い、伝送チャネル
の複素ゲインの変化に追従できるようにする最終フォー
マットシステム7。
【0042】−離散フーリエ逆変換を行い、ガード信号
を加え、クリッピングやフィルタ処理のような多くの後
処理を実行して周波数領域であるすべての複素信号から
時刻領域の送信すべき信号を作成する装置8。
【0043】−作成装置8空の時間領域の信号Seは送
信機に伝送される。
【0044】本発明を実行するためのエレメントあるい
は手段を具備する第2の部分 当該部分は、受信側に置いて復号化することができない
デジタル音声信号Sを置換するために使用されるアナ
ログ信号Sである「スタンバイ音声信号」と表現され
る音声信号部分Sを受信する:
【0045】−品質は通常の音声信号と同等である必要
はないスタンバイ音声信号Sの通過バンドを規制する
ためのローパスフィルタ9。
【0046】−9から受け取ったフィルター処理された
音声信号Sのサンプリングのためのサンプリング信号
10:この信号は、復元可能性を阻害することが無いよ
うに充分に高い周波数でサンプリングされる必要があ
る。この結果、この機能のために使用されるモデムのセ
ルの数は最小限である。周波数は、4kHzから8kH
zのように低いものであってもよい。
【0047】−以下の単純な前処理を行う適応型の装置
11、 ・信号を動的に圧縮し圧縮状態を記述する(付加的デー
タ)耐性の高いビットストリームとして送信するたとえ
ば非線形歪みやLinCompExのような前もって行
う重み付けやより複雑な処理、 ・信号Sに一定の遅延を与えること。いずれの場合に
おいても、デジタル化された音声信号にはデジタル音声
遅延が生じているが、受信側では、アナログ音声信号S
とデジタル音声信号Sは、信号の受信途中で発生す
る可能性のある切り替え動作によって聞き取りの品質が
低下しないように同期している必要がある。付加的デー
タが存在しない時は、音声信号は、Na個のセルがその
ために確保されているなら、2Na個の実サンプルを有
する。音声信号がB個の付加的データビットを有してい
れば、例えば、2Na−B/2個のサンプルを有する。
【0048】−実際の音声サンプルや2進数による音声
信号を変換するための装置12であって、以下を具備す
る。 ・n番目の複素サンプルの実部と虚部である2つの連続
した音声信号S(2n)とS(2n+1)、 ・必要であればB(2p)とB(2p+1)である、2
つの連続したビットが、p番目の複素サンプルの実部と
虚部を構成し、ビットが0であればは−Sの値に対応
し、ビットが1であればSに対応する(この情報エレメ
ントの耐性をより高くすることが目的なのでSの値は大
きい)。
【0049】−装置12が作成した複素値を装置5から
の値に挿入して複素シンボルを成形し、限られた数の値
(コンステレーションにおいて選択された点)のみを取
ることができるマルチプレクサ13。こ純粋なデジタル
信号におけるノイズの無相関化と干渉の構造破壊によっ
て得られる利益と同じまたは同等の利益を音声信号にも
たらすためには、インターレース装置6によってインタ
ーレースが行われる前に上記が挿入されることが好まし
い。信号のスペクトルが、純粋なデジタル信号(図2)
同様平坦になるためにもこのことは必須である。インタ
ーレース装置の出力では、信号は最終的なフォーマと装
置に供給され、次に送信機に伝送される。
【0050】受信機 図5は、本発明に基づく方法を実行するための受信機の
単純化したブロック図である。
【0051】受信信号Srに対しては、例えば、増幅、
フィルタ処理、自動ゲイン制御(AGC)およびベース
バンドへの移行のような標準的な受信処理がすでに実行
されたものと仮定する。 受信信号は、時間の関数であ
る複素値の形態を取る。
【0052】受信機は、以下に示す受信処理を実行する
ための手段を必要とする。 −ウィンドウ処理14 ・装置は、受信信号Srから安定していると考えられる
部分を取り出すためのウィンドウ処理を行う。これは、
それぞれが固有の遅延、振幅と位相を有する、受信信号
のすべてのレプリカが存在する部分である。これはマル
チパス現象として良く知られている現象に対応する周波
数バンドでの伝送チャネルに固有のものである。
【0053】−周波数修正15 ・周波数修正は、送受信機の周波数ドリフトと、送受信
機相互間の距離変化に起因するドップラーシフトと、受
信された信号のすべてのパスに起因する時間/周波数シ
フトを修正することが目的である。
【0054】−周波数領域への移行16 ・この過程は、例えば離散フーリエ変換によって実行さ
れる。
【0055】−下記を目的とするコヒーレント変調17
と同期18: ・修正すべき残りの周波数シフトの適正な推定、 ・受信ウィンドウの位置の正確な決定、 ・各複素サンプル出力に対して、送信された際の複素数
値(当該チャネルの複素ゲインの推定後の標準化された
複素値)および時間(非定常チャネルの場合)と周波数
(周波数選択的チャネル、比較的狭帯域のバンドで干渉
が存在する場合)に依存する信号対ノイズ比の推定。
【0056】−逆インターレーシング19 ・信号対ノイズ比の推定値を伴なう複素サンプルを元の
順序に戻す。
【0057】−純粋にデジタルサンプルをアナログリン
クSと称するスタンバイリンクから分離するデマルチ
プレクサ20による第1のデマルチプレックス過程。
【0058】−純粋に「デジタル」なサンプルにおい
て、音声信号Sと純粋にデジタルなデータDとをデマ
ルチプレックサ21によって分離する第2のデマルチプ
レックス過程。
【0059】−冗長性を利用して純粋に「デジタル」な
データの残存エラーを復号化器22によって除去する復
号化過程。
【0060】−冗長性を利用して、デジタル音声信号S
を表すビットストリームの中の残存エラーを復号化器
23によって除去する復号化過程:「純粋に」デジタル
であるビットストリームに加えて、復号化器23は、エ
ラーの量が多きすぎて復号化器が復号化に失敗したか否
かを決定する(当該情報は以下に記載する切替え装置2
7に送られる)。
【0061】−最終的にはビットストリームから音声信
号を再生する復号化器24による音声復号化過程。当該
復号化器24は同時に、例えばパリティー制御システム
によって、入力されたビットストリームの残存エラーを
検出することができる。
【0062】−アナログ音声信号の制御データとアナロ
グ音声信号Sとを装置25によって分離する分離過
程。
【0063】−分離の結果得られるビットとサンプル
は、例えば、アダプタ装置26による後処理を受ける。
当該後処理は必要であれば、制御データを利用し、送信
側で行われた処理の逆処理を行うと共に、背景ノイズの
消去のような追加の処理を行うこともできる。インター
レーシングと復号化器24が実行するチャネルゲインの
補償によって、通常のAM型のチャネルのゲインとは異
なり信号レベルは変化せず、さらに、短時間の間につい
てみれば加えられるノイズは平坦で、つまり、可聴帯域
に均等に分布しており(ホワイトノイズ)、推定が容易
であり、例えばスペクトル減算のような標準的な手法で
除去または低減することができる。
【0064】−スイッチ27による切り替えステップ。 ・音声復号化器24からのデジタル音声信号Sと、ス
タンバイ音声信号S と、信号S1の復号化の可否に関
する情報とを受け、 ・例えば、影響を与えるエラーが多すぎて修正が不可能
であると検出された場合のように(例えば、チャネル復
号化器23からの情報または残存するエラーの検出、音
声復号化器からの情報等)、信号S1の復号化が不可能
な時は、復号化することができない信号Sをアナログ
信号Sで置き換える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 時間−周波数区間におけるモデムを図示する
ものである。
【図2】 1つのチャネルで受信された信号の周波数ス
ペクトル。
【図3】 QAM変調の複素平面における表現。
【図4】 送信機に搭載された手段のブロック図であ
る。
【図5】 本発明に基づく受信機の簡単なブロック図で
ある。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 COFDM技術を使用する少なくとも1
    つのモデムを有する無線放送システムにおいてサービス
    の連続性を確保する方法であって、互いに独立に変調し
    たN個の時間−周波数セルを送信し、送信に関して、 a)デジタル化された音声信号Sを伝送するために必
    要な信号を搬送するN個のセルを送信し、 b)アナログ音声サンプルのアナログ信号Sを伝送す
    るためのN個の変調されたセルを送信し、受信に関し
    て: c)N個のセルの信号を復号することができないとき
    は、N個のセルで搬送されたアナログ信号Sによっ
    てデジタル音声信号Sを置き換える過程を有する方
    法。
  2. 【請求項2】 送信時に、アナログサンプルからなる信
    号Sに対するローパスフィルタ、および/または、サ
    ンプリング、および/または、遅延過程を含む1つ以上
    の前処理過程を実施する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 信号Sに遅延を導入する前にダイナミ
    ックレンジの補償を行う請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 受信に関して、少なくとも信号Sと信
    号Sとを分離する過程と、ステップc)の前に信号S
    が復号化可能であるか復号化不能であるかを確認する
    過程とを含む請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 受信に関して、背景ノイズの削除のよう
    な信号Sの後処理を少なくとも1つ実行する請求項2
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 約10kHzのパスバンドに対するセル
    の比率は、利用可能なセルの数Nの50%から80
    %の間である請求項1ないし5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 COFDM技術を利用した少なくとも1
    つのモデムを有する無線放送システムであって、該モデ
    ムは時間−周波数空間においてN個の利用可能なセルを
    含む複数の基本セルによって表され、少なくとも1つの
    送信機と少なくとも1つの受信機を具備し、送信機は: −送信前に、N個のセルの形のデジタル音声信号S
    と、N個のセルの形のアナログ音声信号Sを伝送す
    るために必要な信号を拡散するために適合した装置を具
    備し、受信機は: −受信信号Srから、少なくとも信号Sとデジタル化
    された音声信号Sとを分離する装置と、 −信号Sを復号可能又は復号不可能な形式に識別する
    装置と、 −聞き取ることの出来ない信号Sをアナログ信号S
    によって置換する装置とを具備するシステム。
  8. 【請求項8】 少なくとも、 −受信機で信号Sのフィルタ処理を行うローパスフィ
    ルタ、 −信号Sのサンプリングを行うシステム、 −遅延を導入する装置、 −信号Sのダイナミックレンジの補償を行う装置、の
    内のいずれかを有する請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 受信機は、背景ノイズの除去のような処
    理を信号Sに対して実行するための装置を有する請求
    項7に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 約10kHzの周波数バンドに対する
    セルNの比率は、モデムにおいて利用可能なセルの数
    Nの50%から80%の間である請求項7ないし9のい
    ずれかに記載のシステム。
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