JP2002204357A - 画像復号化装置、画像符号化装置、および記録媒体 - Google Patents
画像復号化装置、画像符号化装置、および記録媒体Info
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Abstract
ツルした不自然な印象を改善する。 【解決手段】 非可逆圧縮された符号化データを伸張し
て、復号化画像データを生成する伸張手段と、復号化画
像データにノイズを疑似信号として含めることにより、
非可逆圧縮の過程で喪失した信号成分を代替する信号代
替手段とを備えて、画像復号化装置を構成する。
Description
号化して、画像データを得る画像復号化装置に関する。
本発明は、画像データを符号化して、符号化データを得
る画像符号化装置に関する。本発明は、画像復号化プロ
グラムを記録した記録媒体に関する。本発明は、画像符
号化プログラムを記録した記録媒体に関する。
符号化アルゴリズムの委員会案(CD:Committee Draf
t)が作成され、核となる主要な技術内容が凍結され
た。以下、このJPEG2000の符号化処理について
概略説明する。
れ、複数のサブバンド(LL,LH,HL,HH)に帯
域分割される。この内、最低周波数域のLLバンドに
は、再帰的に離散ウェーブレット変換が繰り返し施され
る。
れる。なお、ロッシー/ロスレスの統一処理において
は、量子化ステップがとりあえず「1」に設定される。
この場合、ロッシー圧縮では、後工程において下位Nビ
ットプレーンの廃棄が行われる。この廃棄処理は、量子
化ステップ「2のN乗」と等価な処理となる。
固定サイズ(例えば64×64)の符号化ブロックに分
割する。各符号ブロック内の変換係数は、サインビット
と絶対値に分けられた後、絶対値は、自然2進数のビッ
トプレーンに振り分けられる。このように構築されたビ
ットプレーンは、上位ビットプレーンから順に、3通り
の符号化パス(Significance pass,Refinement pass,
Cleanuppass)を通して符号化される。なお、サインビ
ットについては、対応する絶対値の最上位ビットがビッ
トプレーンに現れた直後に符号化が行われる。
域の復号化画質を高める機能である。具体的には、選択
領域に位置する量子化後の変換係数をSビットシフトア
ップした上で、上述したビットモデリングを実施する。
その結果、選択領域は、上位ビットプレーンにシフトさ
れ、非選択領域のどのビットよりも優先的に符号化がな
される。なお、マックスシフト法では、ビットシフト数
Sを非選択領域の最上位ビットの桁数よりも大きく設定
する。そのため、選択領域の非ゼロの変換係数は、必ず
「2のS乗」以上の値をとる。そこで、復号化時は、
「2のS乗」以上の量子化値を選択的にシフトダウンす
ることにより、選択領域の変換係数を容易に再現する。
の重要度、空間解像度、ブロック位置、色成分)の組み
合わせに従って並べることで、SNRプログレッシブ、
空間解像度プログレッシブなどを実現する。例えば、S
NRプログレッシブの場合には、各符号化ブロックを符
号化パスごとに分割し、分割データをSNR向上の寄与
度の高い順に分類して、複数のレイヤーを構築する。こ
れらのレイヤーを上位から順に並べることにより、SN
Rプログレッシブのビットストリームが形成される。こ
のビットストリームを、適当なファイルサイズで打ち切
ることにより、固定長圧縮が実現する。
2000の圧縮画像ファイルが生成される。なお、最新
のJPEG2000については、JPEG委員会によっ
てインターネット公開された最終委員会案(http://ww
w.jpeg.org/fcd15444-1.zip)を参照することによっ
て、より正確に知ることができる。さらに、2001年
3月に予定される国際規格の承認後においては、ISO
やITU−Tその他の規格組織を通して、より詳細かつ
正確な国際規格を知ることができる。
PEG2000において、圧縮率を極端に高めると、画
像中から細かな微小信号成分が消失する。そのため、画
像中から人物の肌や木の葉などの微細な画像構造が失わ
れ、ツルツルした印象の不自然な画像になる。このよう
な現象は、JPEG2000に限らず、その他の非可逆
符号化方式においても見られる。そこで、本発明の目的
は、符号化時の信号喪失による画質低下を、復号化時に
改善することである。
め、各請求項の発明を、下記のように構成する。
装置は、非可逆圧縮された符号化データを伸張して、復
号化画像データを生成する伸張手段と、復号化画像デー
タにノイズを疑似信号として含めることにより、非可逆
圧縮の過程で喪失した信号成分を代替する信号代替手段
とを備える。
装置は、請求項1に記載の画像復号化装置において、符
号化データは、サブバンド分解および符号化を経て非可
逆圧縮されたデータであり、伸張手段は、符号化データ
を復号化して、復号化変換係数を得る復号化手段と、復
号化変換係数をサブバンド成分として合成し、復号化画
像データに戻す逆変換手段とを有し、信号代替手段は、
少なくとも1つのサブバンド域において、符号化時の量
子化ステップ幅よりも小さな最大振幅レベルのノイズを
復号化変換係数に加算することを特徴とする。
装置は、請求項1または請求項2に記載の画像復号化装
置において、信号代替手段は、復号化画像データのエッ
ジ部および平坦領域の少なくとも一方には、ノイズを含
めないことを特徴とする。
装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
の画像復号化装置において、信号代替手段は、復号化画
像データに基づいて、復号化画像データに含めるノイズ
を可変することを特徴とする。
装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
の画像復号化装置において、符号化データには、非可逆
圧縮時に喪失した信号成分の特徴を示すパラメータが挿
入されており、信号代替手段は、パラメータに基づい
て、復号化画像データに含めるノイズを可変することを
特徴とする。
装置は、請求項5に記載の画像復号化装置において、パ
ラメータは、非可逆圧縮時に喪失した信号成分の空間周
波数分布を示すデータであり、信号代替手段は、パラメ
ータに基づいて、復号化画像データに含めるノイズの空
間周波数分布を可変することを特徴とする。
装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載
の画像復号化装置において、ノイズは、ランダムノイズ
であることを特徴とする。
装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載
の画像復号化装置において、ノイズは、テキスチャーパ
ターンであることを特徴とする。
装置は、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載
の画像復号化装置において、信号代替手段は、符号化画
像データの圧縮率を所定の閾値と比較して高圧縮か低圧
縮かを判定し、高圧縮の場合には前記復号化画像データ
に前記ノイズを含め、低圧縮の場合には前記復号化画像
データに前記ノイズを含めないことを特徴とする。
号化装置は、画像データを非可逆圧縮する圧縮手段と、
非可逆圧縮の過程で喪失する信号成分を分析して信号成
分の特徴を示すパラメータを求め、そのパラメータを符
号化データに挿入するパラメータ処理手段とを備える。
号化装置は、請求項10に記載の画像符号化装置におい
て、圧縮手段は、画像データをサブバンド分解して変換
係数に変換する変換手段と、変換係数を符号化して符号
化データを生成する符号化手段とを有し、パラメータ処
理手段は、符号化時の量子化過程で喪失する信号成分を
分析し、信号成分の特徴を示すパラメータを求めること
を特徴とする。
体には、コンピュータを、請求項1ないし請求項9のい
ずれか1項に記載の伸張手段および信号代替手段として
機能させるための画像復号化プログラムが記録される。
体には、コンピュータを、請求項10ないし請求項11
のいずれか1項に記載の圧縮手段およびパラメータ処理
手段として機能させるための画像符号化プログラムが記
録される。
かる実施形態を説明する。
求項1,2,3,5〜9に対応する画像復号化装置、お
よび請求項10,11に対応する画像符号化装置であ
る。なお、これらの装置は、JPEG2000に準拠し
て画像データを圧縮伸張する装置である。
である。図1において、画像符号化装置11に入力され
た画像データは、色変換部12、ウェーブレット変換部
13、量子化部14、ビットモデリング部15、算術符
号化部16、ビットストリーム生成部17、およびパラ
メータ処理部18を順に介して、符号化データ(具体的
には圧縮画像ファイル)に変換される。なお、ビットモ
デリング部15は、ROI処理部15aから選択領域の
情報を受け取り、選択領域に対するビットシフト処理な
どを実行する。
である。図2において、画像復号化装置21に入力され
た符号化データは、算術復号化部22、ビットモデリン
グ復号化部23、逆量子化部24、信号代替部25、お
よび逆ウェーブレット変換部26を順に介して、復号化
画像データに変換される。
発明との対応関係について説明する。なお、ここでの対
応関係は、参考のために一解釈を述べるものであり、本
発明を徒らに限定するものではない。
実施形態との対応関係については、伸張手段は算術復号
化部22,ビットモデリング復号化部23,逆量子化部
24および逆ウェーブレット変換部26に対応し、信号
代替手段は信号代替部25に対応する。
対応関係については、復号化手段は算術復号化部22,
ビットモデリング復号化部23および逆量子化部24に
対応し、逆変換手段は逆ウェーブレット変換部26に対
応する。
の対応関係については、圧縮手段は色変換部12,ウェ
ーブレット変換部13,量子化部14,ビットモデリン
グ部15,算術符号化部16,ビットストリーム生成部
17およびROI処理部15aに対応し、パラメータ処
理手段はパラメータ処理部18に対応する。
の対応関係については、変換手段はウェーブレット変換
部13に対応し、符号化手段は量子化部14,ビットモ
デリング部15,算術符号化部16およびビットストリ
ーム生成部17に対応する。
は、画像符号化装置11の動作を説明する流れ図であ
る。以下、図3に示すステップ番号に沿って、画像符号
化装置11の動作を説明する。
れた画像データに対して、必要に応じて色座標変換を施
し、YCbCrなどの色成分に変換する。
3は、色変換部12から出力される画像データに対し
て、ウェーブレット変換によるサブバンド分解を施し、
サブバンド毎の変換係数に変換する。
応じて、変換係数を量子化する。
は、変換係数を、サインビットと絶対値に分けた後、絶
対値を自然2進数のビットプレーンに振り分ける。ここ
で、ビットモデリング部15は、ROI処理部15aか
ら選択領域のマスク画像を取得する。ビットモデリング
部15は、このマスク画像を参照して変換係数を区分
し、選択領域に位置する変換係数をビットシフトする。
ビットモデリング部15は、このように構築されたビッ
トプレーンを、上位ビットプレーンから順に、3通りの
符号化パス(Significance pass,Refinement pass,Cl
eanup pass)を通して符号化する。なお、サインビット
については、対応する絶対値の最上位ビットがビットプ
レーンに現れた直後に符号化が行われる。
述したビットプレーンを単位としたエントロピー符号化
(EBCOT)を終えたデータを取り込み、算術符号化
を施す。
17は、算術符号化後のデータを4つの軸(ビットプレ
ーンの重要度、空間解像度、ブロック位置、色成分)に
従って並べ替え、SNRプログレッシブ、空間解像度プ
ログレッシブなどを実現する。例えば、SNRプログレ
ッシブの場合、ビットストリーム生成部17は、データ
をSNR向上の寄与度の高い順に分類して、複数のレイ
ヤーを構築する。ビットストリーム生成部17は、これ
らのレイヤーを上位から順に並べ替えることにより、S
NRプログレッシブのビットストリームを形成する。ビ
ットストリーム生成部17は、このビットストリームを
適当なファイルサイズで打ち切ることにより、固定長圧
縮された符号化データが完成する。
程では、量子化部14およびビットストリーム生成部1
7において、変換係数の量子化がそれぞれ行われる。パ
ラメータ処理部18は、これら量子化により変換係数か
ら喪失する信号成分を、量子化部14およびビットスト
リーム生成部17から取得して生成する。パラメータ処
理部18は、このように生成された信号成分の特徴(空
間周波数分布、信号レベルなど)を分析する。
は、信号成分の特徴を数値化して、信号成分の特徴を示
すパラメータを生成する。例えば、信号成分の空間周波
数分布については、パラメータ処理部18が、予め定め
た周波数分布パターンに類型化し、その周波数分布パタ
ーンを特定する数値をパラメータとする。また、信号成
分の信号レベルについては、パラメータ処理部18が、
信号成分の平均振幅レベルや最大振幅レベルなどの数値
を求めて、パラメータとする。さらに、このような信号
成分の特徴が既知のテキスチャーパターンに略一致して
いる場合、パラメータ処理部18は、そのテキスチャー
パターンを意味する数値をパラメータとする。パラメー
タ処理部18は、このようなパラメータの生成を各サブ
バンド毎に行い、各パラメータを、符号化データのヘッ
ダ部やアプリケーションセグメント領域などに格納す
る。
時に喪失する信号成分の特徴をパラメータとして保有し
た符号化データが、完成する。
は、第1の実施形態における画像復号化装置21の動作
を説明する流れ図である。以下、図4に示すステップ番
号に沿って、画像復号化装置21の動作を説明する。
与えられた符号化データに対して算術復号化を施す。
化部23は、算術復号化された符号化データに対してビ
ットプレーンを単位としたエントロピー復号化を施し、
復号化変換係数を求める。このとき、マックスシフト法
を用いる場合、ビットモデリング復号化部23は、符号
化時のビットシフト量Sよりも上位プレーンの係数につ
いては、ROI符号化の選択領域であると判断してシフ
トダウンを行う。なお、信号代替部25は、この選択領
域をマスク画像として記憶しておく。
号化時の量子化ステップサイズを復号化変換係数に乗じ
て、逆量子化処理を行う。なお、符号化時の量子化ステ
ップサイズが『1』の場合、逆量子化部24は、この逆
量子化処理を省く。
量子化部24から出力される復号化変換係数を取得す
る。なお、以下では、LL1,LH1〜3,HL1〜
3,HH1〜3からなる10個のサブバンド域(図5参
照)について、復号化変換係数を取得した場合を仮定し
て説明を行う。
5は、符号化データの圧縮率が、所定の閾値(例えば1
/20)未満か否かを判定する。もしも、閾値以上の低
圧縮の場合、信号代替部25は、ノイズ加算を行わずに
ステップS25に動作を移行する。一方、閾値未満の高
圧縮の場合、信号代替部25はステップS16に動作を
移行する。
号化データ中からパラメータを取得する。このパラメー
タが特定のテキスチャーパターンを指定するものであっ
た場合、信号代替部25は、その特定のテキスチャーパ
ターンをノイズ画像とする。一方、パラメータが特定の
テキスチャーパターンを指定していない場合、信号代替
部25は、ランダムノイズを発生してノイズ画像を生成
する。また、パラメータが周波数分布を示すものであっ
た場合、信号代替部25は、パラメータに対応した空間
周波数フィルタをノイズ画像にかけて、ノイズ画像の周
波数調整を行う。また、このパラメータが信号レベルを
示すものであった場合、信号代替部25は、このパラメ
ータに従って、ノイズ画像の平均振幅レベルや最大振幅
レベルを調整する。次に、信号代替部25は、『ビット
ストリームの打ち切り位置』および『量子化ステップサ
イズ』に基づいて、符号化時における実質的な量子化ス
テップ幅を求める。信号代替部25は、この量子化ステ
ップ幅を超えないように、ノイズ画像の最大振幅レベル
を制限する。
H3,HL3,HH3の画像空間上に処理位置を初期設
定する。
テップS12で記憶しておいたマスク画像に基づいて、
処理位置がROI符号化の選択領域に該当するか否かを
判定する。ここで選択領域の場合、信号代替部25は、
ノイズ加算を行わずに、ステップS23に動作を移行す
る。一方、選択領域でない場合、信号代替部25は、ス
テップS19に動作を移行する。
理位置および周辺(例えば5×5画素分)のLH3成
分,HL3成分,HH3成分を判定する。これらの成分
が一つでもゼロ以外の値をとる場合、信号代替部25
は、有意な画像情報が存在すると判断してステップS2
3に動作を移行する。一方、これらの成分が全てゼロの
場合、信号代替部25は、信号成分が喪失していると推
測してステップS20に動作を移行する。
理位置および周囲(例えば3×3画素分)のLH2成
分,HL2成分,HH2成分を判定する。これらの成分
が全てゼロの場合、信号代替部25は、処理位置が真の
平坦領域であると判断して、ステップS23に動作を移
行する。また、これらの成分の少なくとも一つが所定の
閾値以上の場合、信号代替部25は、処理位置がエッジ
部に位置すると判断して、ステップS23に動作を移行
する。それ以外の場合、信号代替部25は、ステップS
21に動作を移行する。
理位置のLH1成分,HL1成分,HH1成分を判定す
る。これらの成分が全てゼロの場合、信号代替部25
は、処理位置が真の平坦領域であると判断して、ステッ
プS23に動作を移行する。また、これらの成分の少な
くとも一つが所定の閾値以上の場合、信号代替部25
は、処理位置が太いエッジ部に位置すると判断して、ス
テップS23に動作を移行する。それ以外の場合、信号
代替部25は、ステップS22に動作を移行する。
分,HL3成分,HH3成分に対して、ノイズ画像の画
素値をそれぞれ加算する。
像全体について処理を完了したか否かを判定する。未完
了の場合、信号代替部25は、ステップS24に動作を
移行する。一方、完了の場合、信号代替部25は、ステ
ップS25に動作を移行する。
像空間上の走査方向に沿って、処理位置を1画素分だけ
ずらし、ステップS18に動作を戻す。
部26は、信号代替部25で処理された復号化変換係数
を取得する。逆ウェーブレット変換部26は、この復号
化変換係数を逆ウェーブレット変換(サブバンド合成)
して、復号化画像データに変換する。
た信号成分をノイズで代替した復号化画像データが完成
する。
により、第1の実施形態では、ノイズにより画像中の質
感が補われ、高圧縮画像のツルツルとした不自然な印象
を防ぐことができる。さらに、第1の実施形態では、ノ
イズの最大振幅が、符号化時の量子化ステップ幅に制限
される。したがって、復号化画像データの持つ本来の情
報を破壊するおそれが少ない。
ンド域に対してノイズ加算を行う。したがって、復号化
画像データには複雑な疑似パターンが重畳し、画像中の
質感をより自然に補うことができる。さらに、第1の実
施形態では、エッジ部および平坦領域に対してノイズ加
算を禁止する。したがって、エッジ部や平坦領域に疑似
信号がまとわりつかず、良好な復号化画像データを得る
ことができる。
に挿入されたパラメータに従って、ノイズを可変する。
したがって、復号化画像データに含めるノイズが、喪失
した信号成分に一段と類似したものになり、画像中の質
感をより自然に補うことができる。さらに、第1の実施
形態では、低圧縮の符号化データの場合、ノイズ加算を
禁止する。したがって、低圧縮画像に余計なノイズが重
畳してしまうことがない。また、第1の実施形態では、
ROI符号化の選択領域において、ノイズ加算を禁止す
る。したがって、高画質な選択領域に余計なノイズが重
畳してしまうことがない。次に、別の実施形態について
説明する。
求項1〜4,7〜9に対応した画像復号化装置の実施形
態である。なお、第2の実施形態の構成は、第1の実施
形態(図2)と同様である。そのため、ここでは構成に
関する説明を省略し、図2の参照符号をそのまま使用す
る。
化装置21の動作を説明する流れ図である。以下、図6
に示すステップ番号に沿って、動作を説明する。
態と同じため、説明を省略する。
号化データの圧縮率が、所定の閾値(例えば1/20)
未満か否かを判定する。もしも、閾値以上の低圧縮の場
合、信号代替部25は、ノイズ加算を行わずにステップ
S59に動作を移行する。一方、閾値未満の高圧縮の場
合、信号代替部25はステップS52に動作を移行す
る。
サブバンド域ごとに復号化変換係数(サインビットを含
む)を局所的に抽出し、図7に示すように再配列してサ
ブブロックを作成する。このサブブロックは、画像の局
所的な空間周波数分布を示すものである。
ブブロックとノイズ画像との対応関係を定めたテーブル
データを内部メモリから読み出す。このテーブルデータ
は、サブブロックの変換係数を類型化したアドレス値に
対し、そのサブブロックに加算するノイズ画像を対応付
けたデータである。このようなテーブルデータは、複数
の画像データについて非可逆圧縮を予め試行し、サブブ
ロックと、そのサブブロックから喪失する信号成分との
相関関係を統計的に求めることによって作成されてい
る。なお、人間の視覚特性を加味して、このテーブルデ
ータを調整してもよい。例えば、澄んだ青空やアニメ画
などに見られる平坦領域では、サブブロック内の交流成
分がほぼゼロとなる。このような真の平坦領域は、視覚
的にツルツルした印象になることが好ましい。そこで、
テーブルデータ内において、サブブロック内の交流成分
が全てゼロとなる場合、そのサブブロックに加算するノ
イズ画像を実質ゼロに設定しておく。また例えば、エッ
ジ部では、サブブロック内の交流成分(特に高周波成
分)に大きな値が現れる。このようなエッジ部では急峻
な輝度変化を生じるため、微細な信号成分が存在しても
視覚的には目立たない。逆に、エッジ部の近傍に余計な
信号がまとわりつくことによって、画像全体の鮮明な印
象を弱めてしまう。そこで、テーブルデータ内におい
て、サブブロック内の交流成分が極めて大きな値となる
場合、そのサブブロックに加算するノイズ画像を実質ゼ
ロに設定しておく。また、サブブロック内の直流成分の
色成分比を判定することにより、サブブロックの色を判
断することもできる。そこで、テーブルデータ内におい
て、肌色を示すサブブロックに加算するノイズ画像とし
て、肌のテキスチャーパターンを設定しておく。また、
土色を示すサブブロックにサブブロックに加算するノイ
ズ画像として、地面のテキスチャーパターンを設定して
おく。なお、ここでのノイズ画像は、サブブロック単位
の周期性が目立たないように、ランダムノイズ化してお
くことが好ましい。
ブブロックの復号化変換係数をサブバンド域単位に重み
付けして加算し、サブブロックを類型化したアドレスを
生成する。
成したアドレスに従って、ステップS53で読み出され
たテーブルデータを参照し、サブブロックに加算するノ
イズ画像を得る。
ブブロックと同じ形式で数値表現されており、サブブロ
ックに直に加算できる。信号代替部25は、このノイズ
画像を、復号化変換係数の量子化ステップ幅で制限した
上で、サブブロックの復号化変換係数に加算する。な
お、ROI符号化の選択領域については、信号代替部2
5は、ノイズ画像の加算を禁止する。
像全体について処理を完了したか否かを判定する。未完
了の場合、信号代替部25は、ステップS58に動作を
移行する。一方、完了の場合、信号代替部25は、ステ
ップS59に動作を移行する。
像空間上の走査方向に沿って、処理対象のサブブロック
を1つ分ずらし、ステップS54に動作を戻す。
部26は、信号代替部25で処理された復号化変換係数
を取得する。逆ウェーブレット変換部26は、この復号
化変換係数を逆ウェーブレット変換(サブバンド合成)
して、復号化画像データに変換する。
た信号成分をノイズで代替した復号化画像データが完成
する。
形態においても、第1の実施形態と同様に、高圧縮画像
のツルツルとした不自然な印象を防ぐことができる。特
に、第2の実施形態に特有な効果としては、サブブロッ
クの復号化変換係数に応じてノイズ画像が多様に変化す
る点である。したがって、復号化画像データに重畳され
る疑似パターンが多様なパターンとなり、画像の微細構
造をより自然に補うことが可能になる。
第2の実施形態では、復号化変換係数にノイズを加算し
ている。そのため、サブバンド域ごとにノイズが加算さ
れ、より複雑な疑似パターンが復号化画像データに重畳
するという利点がある。しかしながら、本発明は、これ
に限定されるものではない。例えば、復号化画像データ
に対して直にノイズを加算してもよい。
JPEG2000に準拠した圧縮伸張を取り上げて説明
した。しかしながら、本発明は、これに限定されるもの
ではない。本発明は、非可逆な画像圧縮全般に利用可能
な技術である。
像符号化装置11および画像復号化装置21を複数の処
理部によりブロック構成する場合について説明した。し
かしながら、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、コンピュータに、上述した各処理部の動作を実
行させるための画像符号化プログラムや画像復号化プロ
グラムを作成してもよい。これらのプログラムを記録媒
体に記録することにより、請求項12および請求項13
の記録媒体を得ることができる。
ムやその記録媒体に関する発明の実施行為が限定される
ものではない。例えば、通信回線を介してプログラムを
配送し、相手先のコンピュータのシステムメモリやハー
ドディスクなどにプログラムを記録してもよい。このよ
うなプログラム配送によって、プログラムの配送元は、
プログラムやその記録媒体を、相手先の地に製造するこ
とができる。また、このようなプログラム配送により、
配送元はプログラムやその記録媒体を相手先に譲渡する
ことができる。さらに、プログラムが配送可能であるこ
とを通信回線を介して公表したり、プログラム格納場所
の情報を提供するサービスを行うこともできる。
では、小さい信号成分が切り捨てられる。このとき喪失
する信号成分は、人物の肌や木の葉などの微細な画像構
造を再現するために重要である。しかし、このような信
号成分は、エッジ部のように画像内容を大きく左右する
ものではない。そのため、この信号成分は、信号の忠実
度をさほど求められない。そこで、請求項1の画像復号
化装置では、復号化画像データにノイズを疑似信号とし
て含めることにより、喪失する信号成分に代替する。こ
のようなノイズ加算により、画像の微細構造が擬似的に
再現される。その結果、画像中の質感が補われ、高圧縮
画像のツルツルとした不自然な印象を防ぐことができ
る。
は、少なくとも1つのサブバンド域において、信号成分
の代替として、ノイズを復号化変換係数に加算する。こ
のように復号化変換係数に加算されたノイズは、サブバ
ンド成分の合成過程を経て、該当するサブバンド域の疑
似信号になる。この疑似信号は、画像空間上に、サブバ
ンド域特有のパターン(変換基底の大きさの粒模様な
ど)となって現れる。さらに、このとき加算されるノイ
ズは、該当サブバンド域で喪失した信号成分と大きさを
揃えるため、符号化時の量子化ステップ幅よりも小さな
最大振幅レベルで制限されている。したがって、このノ
イズは、復号化変換係数がもつ有意な情報(量子化ステ
ップ幅よりも大きな信号)を破壊するおそれが少ない。
したがって、画像空間上に現れる疑似信号の信号レベル
は、画像本来の情報を破壊しない程度に適正化されてい
る。この処理により、該当するサブバンド域において画
像の微細構造が適正に再現される。その結果、画像中の
質感が適正に補われ、高圧縮画像のツルツルとした不自
然な印象を防ぐことができる。なお、上記の処理では、
複数のサブバンド域において、ノイズ加算を行うことが
好ましい。この場合、複数のサブバンド域の疑似信号
が、画像空間上に重畳して現れることにより、画像の微
細構造をより複雑に再現することができる。その結果、
画像中の質感がより自然に補われ、高圧縮画像のツルツ
ルした不自然な印象を一段と良好に防ぐことができる。
可逆圧縮では、レベル変化の大きなエッジ部を優先的に
符号化する。そのため、高能率圧縮においてもエッジ部
の再現性は高い。このような場合、復号化画像データの
エッジ部にノイズを含めないようにすることにより、エ
ッジ部の良好な再現性を損なわない。さらに、エッジ部
の近傍に疑似信号がまとわりつかず、画像中のエッジ部
を鮮明に保つことができる。また、画像データとして
は、自然画に限らず、イラストやロゴやアニメーション
のような人工的な画像も想定される。このような人工的
な画像中には、完全に平坦な領域が高頻度に存在する。
このような平坦領域に疑似信号を含めた場合、不自然に
ザラザラした印象を生じる。このような場合、平坦領域
にノイズを含めないようにすることにより、人工的な平
坦領域の再現性を損なわないようにすることができる。
さらに、平坦領域に疑似信号が重畳せず、画像中の平坦
領域を鮮明に保つことができる。
した微小な信号成分と復号化画像データとの間に、特定
の関係を有する場合が想定される。例えば、フラクタル
性の強い自然画であれば、復号化画像データのパターン
をランダムに縮小・回転することにより、喪失した信号
成分に類似したノイズパターンを生成することが可能と
なる。また、復号化画像データの空間周波数分布から、
喪失した信号成分の空間周波数分布を類推できる場合も
ある。そこで、請求項4の発明では、復号化画像データ
に基づいて、ノイズを可変する。その結果、ノイズが、
復号化画像データに応じて多様に変化し、画像の微細構
造をより自然に補うことが可能になる。
は、符号化データに挿入されたパラメータを取得する。
このパラメータは、非可逆圧縮時に喪失した信号成分の
特徴を示すものである。本装置は、このパラメータに基
づいて、ノイズを可変する。したがって、復号化画像デ
ータに含めるノイズを信号成分に一段と近づけることが
可能になり、画像中の質感をより自然に補うことができ
る。
は、符号化データに挿入されたパラメータを取得する。
このパラメータは、非可逆圧縮時に喪失した信号成分の
周波数分布を示すものである。本装置は、このパラメー
タに基づいて、ノイズを可変する。したがって、復号化
画像データに含めるノイズを信号成分に一段と近づける
ことが可能になり、画像中の質感をより自然に補うこと
ができる。
は、信号成分の代替として、ランダムノイズを復号化画
像データに含める。したがって、復号化画像データに重
畳される疑似信号に周期性などが目立たず、画像中の質
感をより自然に補うことができる。
は、信号成分の代替として、テキスチャーパターンを復
号化画像データに含める。このテキスチャーパターンと
しては、人間の肌、木肌、大理石、煉瓦壁その他の自然
なパターンが各種使用できる。したがって、画像の微細
構造として複雑かつ自然なもの(例えば1/fノイズを
含むパターン)を含めることが可能になり、画像中の質
感をより自然に補うことができる。また、線画などの人
工的な画像に対しては、ハッチングやドットなどの人工
的なテキスチャーパターンを含めることにより、人工的
な画像中の質感を的確に補うことができる。
は、符号化画像データが高圧縮と判断した場合に、復号
化画像データにノイズを含める。したがって、高圧縮画
像のツルツルした不自然な印象を防ぐことができる。ま
た、本装置は、符号化画像データが低圧縮と判断した場
合、復号化画像データにノイズを含めない。したがっ
て、低圧縮画像に余計な疑似パターンが重畳することが
なく、高画質を保つことができる。
置は、非可逆圧縮の過程で喪失する信号成分を分析し、
その信号成分の特徴を示すパラメータを、符号化データ
に挿入する。この場合、挿入されるのは、信号成分その
ものではなく、その特徴を示すパラメータである。した
がって、符号化データのデータ量はさほど増えない。ま
た一方、画像復号化時には、このパラメータに基づい
て、復号化画像データに含めるノイズを可変することが
可能になる。その結果、復号化時に使用するノイズが信
号成分に一段と類似したものになり、復号化画像データ
の質感をより自然に補うことが可能になる。
置は、符号化時の量子化過程で喪失する信号成分を分析
し、信号成分の特徴を示すパラメータを符号化データに
挿入する。一方、画像復号化時には、このパラメータに
基づいて、復号化変換係数に加算するノイズを可変する
ことが可能になる。この場合、復号化時に加算するノイ
ズが、符号化時に喪失した信号成分に一段と類似したも
のになり、復号化画像データの質感をより自然に補うこ
とが可能になる。
録される画像復号化プログラムをコンピュータで実行す
ることにより、請求項1ないし請求項9のいずれか1項
に記載の画像復号化装置を実現することが可能になる。
録される画像符号化プログラムをコンピュータで実行す
ることにより、請求項10ないし請求項11のいずれか
1項に記載の画像符号化装置を実現することが可能にな
る。
ある。
動作を説明する流れ図である。
動作を説明する流れ図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 非可逆圧縮された符号化データを伸張し
て、復号化画像データを生成する伸張手段と、 前記復号化画像データにノイズを疑似信号として含める
ことにより、前記非可逆圧縮の過程で喪失した信号成分
を代替する信号代替手段とを備えたことを特徴とする画
像復号化装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像復号化装置におい
て、 前記符号化データは、サブバンド分解および符号化を経
て非可逆圧縮されたデータであり、 前記伸張手段は、 前記符号化データを復号化して、復号化変換係数を得る
復号化手段と、 前記復号化変換係数をサブバンド成分として合成し、前
記復号化画像データに戻す逆変換手段とを有し、 前記信号代替手段は、少なくとも1つのサブバンド域に
おいて、前記符号化時の量子化ステップ幅よりも小さな
最大振幅レベルのノイズを、前記復号化変換係数に加算
することを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像復
号化装置において、 前記信号代替手段は、前記復号化画像データのエッジ部
および平坦領域の少なくとも一方には、前記ノイズを含
めないことを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
に記載の画像復号化装置において、 前記信号代替手段は、前記復号化画像データに基づい
て、前記復号化画像データに含める前記ノイズを可変す
ることを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
に記載の画像復号化装置において、 前記符号化データには、前記非可逆圧縮時に喪失した前
記信号成分の特徴を示すパラメータが挿入されており、 前記信号代替手段は、前記パラメータに基づいて、前記
復号化画像データに含める前記ノイズを可変することを
特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の画像復号化装置におい
て、 前記パラメータは、前記非可逆圧縮時に喪失した信号成
分の空間周波数分布を示すデータであり、 前記信号代替手段は、前記パラメータに基づいて、前記
復号化画像データに含める前記ノイズの空間周波数分布
を可変することを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
に記載の画像復号化装置において、 前記ノイズは、ランダムノイズであることを特徴とする
画像復号化装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
に記載の画像復号化装置において、 前記ノイズは、テキスチャーパターンであることを特徴
とする画像復号化装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか1項
に記載の画像復号化装置において、 前記信号代替手段は、前記符号化画像データの圧縮率を
所定の閾値と比較して高圧縮か低圧縮かを判定し、前記
高圧縮の場合には前記復号化画像データに前記ノイズを
含め、前記低圧縮の場合には前記復号化画像データに前
記ノイズを含めないことを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項10】 画像データを非可逆圧縮する圧縮手段
と、 前記非可逆圧縮の過程で喪失する信号成分を分析して前
記信号成分の特徴を示すパラメータを求め、前記パラメ
ータを前記符号化データに挿入するパラメータ処理手段
とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の画像符号化装置に
おいて、 前記圧縮手段は、 画像データをサブバンド分解して変換係数に変換する変
換手段と、 前記変換係数を符号化し、符号化データを生成する符号
化手段とを有し、 前記パラメータ処理手段は、前記符号化時の量子化過程
で喪失する信号成分を分析し、前記信号成分の特徴を示
す前記パラメータを求めることを特徴とする画像符号化
装置。 - 【請求項12】 コンピュータを、請求項1ないし請求
項9のいずれか1項に記載の前記伸張手段および前記信
号代替手段として機能させるための画像復号化プログラ
ムを記録したことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項13】 コンピュータを、請求項10ないし請
求項11のいずれか1項に記載の前記圧縮手段および前
記パラメータ処理手段として機能させるための画像符号
化プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000401229A JP2002204357A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 画像復号化装置、画像符号化装置、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002204357A true JP2002204357A (ja) | 2002-07-19 |
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ID=18865701
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002204357A (ja) |
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