JP2002202481A - 簡易老眼鏡 - Google Patents

簡易老眼鏡

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JP2002202481A
JP2002202481A JP2000400608A JP2000400608A JP2002202481A JP 2002202481 A JP2002202481 A JP 2002202481A JP 2000400608 A JP2000400608 A JP 2000400608A JP 2000400608 A JP2000400608 A JP 2000400608A JP 2002202481 A JP2002202481 A JP 2002202481A
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Kiyoshi Hoshino
清 星野
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SEIKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手元及び手元から少し離れたところに位置す
る対象物をそれぞれ十分に且つ確実に明視することがで
きるレンズを具備する老眼鏡を安価に提供すること。 【解決手段】 透明樹脂の一体成形によって形成されて
いる簡易老眼鏡であって、各レンズ部には対象物を視認
するための透視レンズ部(10)が形成され、透視レンズ部
(10)は上下に二等分されて上レンズ部(10a)と下レンズ
部(10b)とに区画されており、両者の境界部分は、上下
レンズ部(10a)(10b)各々の曲率の急変部であり、それが
透視レンズ部(10)の内外両面に直線状に現れるものと
し、下レンズ部(10b)の度数は老視矯正用のレンズの度
数に合わされており、上レンズ部(10a)の度数は、下レ
ンズ部(10b)の度数に合った老視の人が約30センチメ
ートルから約100センチメートル離れた対象物を明視
できる度数に設定されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 老眼鏡、特に、遠
近又は中近両用のレンズを具備させた簡易老眼鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】年齢と共に近くを見ようとするときのピ
ント合わせの力が弱くなり、近くのものが見えにくくな
る。それが老眼(老視)である。老視の矯正には、主
に、凸レンズを用いた眼鏡が老眼鏡として使用される。
特に、眼鏡を必要としなかった人や遠視であった人が老
眼になった場合、遠くを見ることに対しては老視による
影響は直接受けることはないが、手元等の近くのものは
見えにくくなるため、近くを見るときにだけ老眼鏡とし
ての眼鏡が必要となる。
【0003】自分の老視の度数に合ったレンズを具備す
る老眼鏡を掛けることにより、新聞の文字や手元の資料
等、近くのものが明視できるようになる。
【0004】しかしながら、従来の老眼鏡では近くのも
のは明視できるが、この種の老眼鏡に具備されているレ
ンズは手元が見え易くなるのを助けるだけのものである
から、眼鏡を掛けたまま、手元よりも少し離れた所を見
るとぼやけてしまう。又、従来の老眼鏡では、例えば、
手元の資料や新聞を見る際には、眼鏡を掛け、手元より
も少し離れて位置するパソコンの画面やテレビを見ると
きには眼鏡を外してその対象物を見るためのピント合わ
せをしなければならないため、これら動作を連続して行
う場合には、眼鏡の掛け外しが面倒である上に目が疲れ
易いといった弊害があった。
【0005】一枚のレンズで遠くから近くまでを見るこ
とのできるものとして、所謂、遠近両用レンズや、中近
両用レンズ等が知られている。この種レンズには遠くを
見るときの遠用部と、近くを見るときの近用部と、両者
間の間に位置し且つ少し離れたところを見るための累進
帯とが具備されており、眼鏡を掛けたままで近くも遠く
も明視できることとなり、眼鏡の掛け外しをする手間が
省けるため便利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遠近両用レンズ又は中近両用レンズでは、老視矯正用レ
ンズからなる近用部と他の部分との間に境目のあるもの
もないものも、前記近用部の部分は、レンズの下端近傍
の一部分に設けられているに過ぎないため、近くに位置
する対象物を見るときの視野が狭く、視線を少しずらせ
ただけで前記老視矯正用レンズの枠から外れてしまい、
対象物がぼやけてしまうという不都合がある。又、境目
のないものは眼鏡としての外見は良いが、どこまでの範
囲が老視矯正用のレンズであるのかがわかりにくく、使
い辛い場合がある。さらに、これら特殊レンズは各人の
視力に応じて製作されるため高額であるという欠点もあ
る。
【0007】本発明は、手元及び手元から少し離れたと
ころに位置する対象物をそれぞれ十分に且つ確実に明視
することができるレンズを具備する老眼鏡を安価に提供
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】*1項 上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『一
対のレンズ部を具備するゴーグル部が透明樹脂の一体成
形によって形成されている簡易老眼鏡であって、前記各
レンズ部には対象物を視認するための透視レンズ部が形
成され、前記透視レンズ部は上下に二等分されて上レン
ズ部と下レンズ部とに区画されており、前記上レンズ部
と下レンズ部との境界部分は、前記上下レンズ部各々の
曲率の急変部であり、それが前記レンズ部の内外両面に
直線状に現れるものとし、前記下レンズ部の度数は老視
矯正用のレンズの度数に合わされており、前記上レンズ
部の度数は、前記下レンズ部の度数に合った老視の人が
約30センチメートルから約100センチメートル離れ
た対象物を明視できる度数に設定されていること』こと
である。
【0009】上記技術的手段は次のように作用する。前
記レンズ部には対象物を見るための透視レンズ部と、そ
うでない部分とが形成されており、前記透視レンズ部は
上下に二等分されて上下レンズ部が形成されている。す
なわち、下レンズ部を構成する老視矯正用レンズは透視
レンズ部の下半分の大きさを占めることとなる。この下
レンズ部の度数を規準に、自分の老視の度数に合ったレ
ンズが具備されている眼鏡を選ぶ。これにより、前記下
レンズ部を通して手元を見ると、老視が矯正されて、資
料や新聞等の細かい文字等を明視することができる。他
方、上レンズ部は、前記下レンズ部の度数の老視の人
が、手元から約30センチメートルから100センチメ
ートル程離れた対象物を見るのにちょうど良い度数に設
定されているから、眼鏡を掛けたまま視線だけを上げて
前記上レンズ部を通して見ると、個人差もあるが、おお
よそ上記した距離だけ離れて位置する対象物を明視する
ことができる。前記上下レンズ部は加入度数が異なる2
種類のレンズから構成されていて、しかも、これら上下
レンズ部の境界部分においては両者の曲率が急変する急
変部となり、それが明らかな直線として透視レンズ部上
に現れることから、視線を移動させるとき、視線を中途
半端な位置に留めるようなことがなく、前記境界部分の
上側又は下側に確実に移動させる傾向となる。従って、
上下レンズ部の使い分けがやり易い。尚、このようなレ
ンズ部を具備させたゴーグル部は樹脂の一体成形により
容易に製作可能である。
【0010】*2項 上記1項において、『前記上レンズ部の度数と前記下レ
ンズ部の度数との差は、0.50度から1.50度に設
定されている』ものでは、老視の度合いに応じて、手元
と、やや離れた対象物とがそれぞれ最も明視され易いレ
ンズとなるように、上下レンズ部の度数がそれぞれ所定
の加入度数に設定されたものとなる。特に、上下レンズ
部の度数の差が大きいものほど、上レンズ部でより遠く
を見ることができるものとなる。
【0011】*3項 上記1項又は2項において、『前記上レンズ部の度数は
遠視矯正用のレンズの度数に合わされている』もので
は、もともと遠視の人は、上レンズ部の度数を規準に老
眼鏡を選べば良い。
【0012】*4項 上記各項において、『前記レンズ部内における前記透視
レンズ部の両側方には厚肉板部が設けられ、前記ゴーグ
ル部の中央寄りに位置する前記厚肉板部は前記レンズ部
相互を連結させるためのブリッジ部に連続し、前記ゴー
グル部の両端寄りに位置する前記厚肉板部はそれぞれ前
記ゴーグル部に対して回動自在に連結される各つる部の
連結部に連続する』ものでは、レンズ部は厚肉板部によ
ってブリッジ部及びつる部の連結部に連結された構成と
なっている。前記厚肉板部を透視レンズ部よりも厚肉に
構成することにより、前記透視レンズ部はその両側にお
いて補強された態様となる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。老視矯正用のレンズに相当する下レン
ズ部は透視レンズ部全体の約半分の大きさに構成されて
いるから、近くのものを十分な視野で見ることができ、
視線を左右に移動させても前記透視レンズ部から外れる
ことがない。又、上下レンズ部間には、直線状の境界部
分がはっきりと形成されているから、近くを見るときと
遠くを見るときとの上下レンズの使い分けがし易く、使
い勝手が良い。又、全体を合成樹脂の一体成形により容
易に製作することができるから、安価であり、軽量で携
帯にも便利である。
【0014】2項においては、老視の度合いに応じて、
上下レンズ部の度数を各々所定に設定したから、老視の
度合いの低い人も高い人も、上下レンズ部を使い分ける
ことによって、手元の資料や新聞の文字はもちろん、そ
れよりもやや離れて位置するパソコンの画面やテレビ等
も明視することができる。さらに、上下レンズ部の度数
の差が最大の+1.50のものでは、個人差もあるが、
最長3メートル程離れた位置にあるものまでも明視する
ことができる。
【0015】3項のものは、上記効果に加えて、もとも
と遠視の人は遠くを見るときは上レンズ部を通して見れ
ば目を疲れさせずに遠くを見ることができ、近くを見る
ときには下レンズ部を通して見ればいいから、遠視の人
にとっては遠近両用の眼鏡して使用することができると
いう効果がある。
【0016】さらに、4項のものでは、前記レンズ部
は、度数の異なる2つの凸レンズが上下に配設された透
視レンズ部と、その両側に位置する厚肉板部とから構成
されるようにしたから、前記透視レンズ部は前記厚肉板
部によって補強された態様となる。よって、前記透視レ
ンズ部が不用意に前記境界部分に沿って割れてしまうと
いった不都合を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施の形
態を図面に従って詳述する。図1に示すものは、本発明
の実施の形態の簡易老眼鏡の正面図であり、図2はその
X−X断面図である。
【0018】本発明の実施の形態の簡易老眼鏡は、一対
のレンズ部を具備する全体に横長板状のゴーグル部(1)
と、前記ゴーグル部(1)の両端に回動自在に取り付けら
れる一対のつる部(2)とからなり、前記ゴーグル部(1)及
びつる部(2)は、それぞれ透明の合成樹脂により一体成
形されている。
【0019】尚、前記ゴーグル部(1)の中央で且つ前記
一対のレンズ部の間にはブリッジ部(12)が設けられてお
り、前記ブリッジ部(12)の下端内側には、眼鏡を鼻の側
部に載置させるための一対のノーズパッド(11)が一体的
に設けられている。又、ゴーグル部(1)の左右両側端に
は、前記つる部(2)を回動自在に取り付けるための軸部
(14)が外方へ突設されている。
【0020】つる部(2)の前端部には、前方に向かって
開放する切欠(20)が形成されており、その開放端におけ
る間隔は前記軸部(14)の縦長さに略一致している。この
ため、前記(20)の前方開放部間に前記軸部(14)を差し込
むと共に軸部(14)を切欠(20)に対して軸支させることに
より、つる部(2)はゴーグル部(1)の両端に回動自在に取
り付けられることとなる。
【0021】一対のレンズ部は、それぞれ、度の入った
レンズからなり対象物を視認することができる透視レン
ズ部(10)と、その両側方に位置し且つ前記透視レンズ部
(10)よりも厚肉な厚肉板部(15)とからなり、前記透視レ
ンズ部(10)は、各レンズ部の略中央域に設けられている
が、視線を左右にずらしても前記視線が外れない程度の
横幅に設定されているものとする。
【0022】前記透視レンズ部(10)は、加入度数の異な
る2種類の凸レンズを上下に合体させてなるもので、上
下に位置する各レンズ間は、各々のレンズの曲率が急変
する曲率急変部となり、図2に示すように、他の部分に
比べて裏側へ凹んだ状態で形成される。この部分が透視
レンズ部(10)を上下に分ける境界部(13)として直線上に
現れるように設定されている。特に、この実施の形態の
ものでは、前記境界部(13)が透視レンズ部(10)を上下に
ちょうど二等分する位置に形成されていることから、前
記透視レンズ部(10)は、境界部(13)の上方に位置する上
レンズ部(10a)と、下方に位置する下レンズ部(10b)と
に、均等に且つ明確に二分割された態様となる。
【0023】尚、下レンズ部(10b)は手元等の近くを見
る際に使用され、上レンズ部(10a)は手元よりも遠くを
見る際に使用されるものとする。目には、近くを見る場
合に焦点が内側に寄る輻湊という機能があり、遠くを見
るときと近くを見るときとで、標準瞳孔距離は約4ミリ
メートルの差がある。このため、この機能に合うよう
に、前記下レンズ部(10b)の焦点は、上レンズ部(10a)の
それよりも、それぞれ、内側(ノーズパッド(11)側)に
2ミリメートルずつ寄った位置に設定されているものと
する。
【0024】又、前記透視レンズ部(10)と軸部(14)との
間、及び、透視レンズ部(10)とブリッジ部(12)との間
は、それぞれ、厚肉板部(15)となっているから、透視レ
ンズ部(10)のうち、境界部(13)に相当する箇所に上記し
たように凹みが形成されていても、透視レンズ部(10)さ
らにはゴーグル部(1)が境界部(13)に沿って割れて損傷
する不都合を防止することができる。
【0025】以下、上レンズ部(10a)及び下レンズ部(10
b)の度数について説明する。前記下レンズ部(10b)の度
数は、一般的な老視矯正用のレンズの加入度数に合わさ
れており、図3に示すように、+1.00から0.5度
刻みで+3.50まで、全部で6種類のレンズを具備す
るものがそれぞれ用意されている。この下レンズ部(10
b)の度数を規準として、各人の老視の強度に応じたレン
ズを具備するものを前記6種類の中から選択する。下レ
ンズ部(10b)を通してみることにより、老視が矯正さ
れ、手元の文字等がはっきりと見える。
【0026】他方、上レンズ部(10a)の度数は、前記下
レンズ部(10b)の各度数よりも低く設定されており、下
レンズ部(10b)の度数に合った老視の人が、手元よりも
やや離れて位置する場所を見るときに、はっきりと見る
ことができる度数に設定されている。
【0027】上レンズ部(10a)と下レンズ部(10b)との度
数の差は、下レンズ部(10b)の度数が増えるに従って開
いていくように設定されている。例えば、図3を参照す
るに、下レンズ部(10b)の度数が最も低い+1.00に
対する上レンズ部(10a)の度数は+0.50で、その差
は0.5であるが、下レンズ部(10b)の度数が最も高い
+3.50に対する上レンズ部(10a)の度数は+2.0
0で、その差は1.5である。
【0028】下レンズ部(10b)の度数は手元を明視でき
る老視矯正用の度数に設定されているから、この下レン
ズ部(10b)で遠くをはっきりと見ることはできない。こ
のことから、上下レンズ部(10a)(10b)の度数の差が大き
いほど、上レンズ部(10a)で、より遠くを見ることがで
きるということになる。具体的には、両者の度数の差が
0.5度のものでは、上レンズ部(10a)によって、手元
より30センチメートルから1メートル程離れた対象物
を明視できるように設定されていると共に、両者の度数
の差が1.5度のものでは、上レンズ部(10a)によっ
て、個人差もあるが、最長3メートル程離れて位置する
対象物をも明視することができる。
【0029】この老眼鏡を掛けることによって、手元の
対象物は、下レンズ部(10b)を通して明視することがで
き、掛けた状態のまま、視線を前記境界部(13)よりも上
方へずらせて、上レンズ部(10a)を通して見ることによ
り、上記した距離だけ離れた範囲にある対象物を明視す
ることができる。このように、視線を上下に移動させる
だけで、手元の資料や新聞の文字等と、少し離れて位置
するパソコンやテレビの画面又は机上のもの、さらに
は、壁に掛かっている時計等をそれぞれ明視することが
できる。よって、もともと眼鏡を必要としない正視の人
にとっては中近両用眼鏡として利用することができる。
【0030】又、このものでは、上レンズ部(10a)及び
下レンズ部(10b)各々は十分な広さに設けられているか
ら、左右に視線を移動させても、上レンズ部(10a)及び
下レンズ部(10b)の形成範囲から視線がずれることがな
い。又、上レンズ部(10a)と下レンズ部(10b)との間には
境界部(13)を線状に明確に設けたから、境界部(13)の上
方で見ているか、下方で見ているかがはっきりとし、使
い勝手が良い。
【0031】尚、前記上レンズ部(10a)の度数は、遠視
矯正用レンズの度数に合っており、遠視の人はこの上レ
ンズ部(10a)の度数を規準に眼鏡を選択すれば良い。こ
の場合、老視矯正用の加入度数は、図3の表を参照する
に、+0.5、+1.00、+1.50の3種類とな
る。これにより、もともと遠視の人が老眼になった際
に、下レンズ部(10b)を通して近くの対象物が明視で
き、上レンズ部(10a)を通して遠くの対象物が明視でき
るようになるから、もともと遠視の人にとっては、遠近
両用眼鏡として使用することができる。
【0032】上記したような簡易老眼鏡は透明樹脂の体
成形により容易に製作することができるから、安価であ
る上に軽量であるため、求め易く且つ携帯にも便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の簡易老眼鏡の正面図。
【図2】図1のX−X断面図。
【図3】上下レンズ部の度数の割り当て表。
【符号の説明】
(1) ・・・ゴーグル部 (10)・・・透視レンズ部 (10a)・・・上レンズ部 (10b)・・・下レンズ部 (13) ・・・境界部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレンズ部を具備するゴーグル部が
    透明樹脂の一体成形によって形成されている簡易老眼鏡
    であって、 前記各レンズ部には対象物を視認するための透視レンズ
    部が形成され、 前記透視レンズ部は上下に二等分されて上レンズ部と下
    レンズ部とに区画されており、 前記上レンズ部と下レンズ部との境界部分は、前記上下
    レンズ部各々の曲率の急変部であり、それが前記透視レ
    ンズ部の内外両面に直線状に現れるものとし、 前記下レンズ部の度数は老視矯正用のレンズの度数に合
    わされており、 前記上レンズ部の度数は、前記下レンズ部の度数に合っ
    た老視の人が約30センチメートルから約100センチ
    メートル離れた対象物を明視できる度数に設定されてい
    ることを特徴とする簡易老眼鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の簡易老眼鏡において、
    前記上レンズ部の度数と前記下レンズ部の度数との差
    は、0.50度から1.50度に設定されている簡易老
    眼鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の簡易老眼鏡にお
    いて、前記上レンズ部の度数は遠視矯正用のレンズの度
    数に合わされている簡易老眼鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の簡易
    老眼鏡において、前記レンズ部内における前記透視レン
    ズ部の両側方には厚肉板部が設けられ、 前記ゴーグル部の中央寄りに位置する前記厚肉板部は前
    記レンズ部相互を連結させるためのブリッジ部に連続
    し、前記ゴーグル部の両端寄りに位置する前記厚肉板部
    はそれぞれ前記ゴーグル部に対して回動自在に連結され
    る各つる部の連結部に連続する簡易老眼鏡。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083939A1 (en) * 2003-03-20 2004-09-30 Hyun-Soo Joe Single focus compound lens and mold
JP2012093687A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Masamitsu Onishi ●半眼鏡(t.805)
CN106214438A (zh) * 2016-06-28 2016-12-14 段亚东 一种矫正及训练两用眼镜

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