JP2002201314A - タイヤトレッドプライを製造するためのシリカ含有硬化性ゴムミックス - Google Patents

タイヤトレッドプライを製造するためのシリカ含有硬化性ゴムミックス

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JP2002201314A JP2001352276A JP2001352276A JP2002201314A JP 2002201314 A JP2002201314 A JP 2002201314A JP 2001352276 A JP2001352276 A JP 2001352276A JP 2001352276 A JP2001352276 A JP 2001352276A JP 2002201314 A JP2002201314 A JP 2002201314A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に乗用車用タイヤのタイヤトレッドプライ
を製造するためのシリカ含有硬化性ゴムミックスを提供
する。 【解決手段】 少なくとも一つの架橋結合可能な不飽和
鎖ポリマーベース、カーボンブラックおよびシリカを含
む強化フィラー、および無機塩を含有し、該無機塩のカ
チオン性部が、Na+、Li+、Mg++およびK+または
これらの組合せを含む群から選択され、かつ、前記無機
塩のアニオン性部が、Cl-、SO4 --、CO3 --および
PO4 ---またはこれらの組合せを含む群から選択され、
かつ、強化フィラー−塩量の48重量%以上がカーボン
ブラック−塩量によって定められ、かつ少なくとも30
重量%がカーボンブラックによって定められることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に乗用車用タイ
ヤの、タイヤトレッドプライを製造するためのシリカ含
有ミックスに関する。
【0002】以下において、 −用語“シリカ(silica)”とは、二酸化ケイ素をベース
とする強化剤を意味し、 −用語“シリカ含有ミックス(silica-containing mi
x)”とは、確実にシリカを含む種々の強化剤を含むミッ
クスを意味し、 −用語“架橋結合可能な不飽和鎖ポリマーベース(cross
-linkable unsaturated-chain polymer base)”とは、
硫黄をベースとする系を用いて架橋(硬化)させた場合
に、エラストマーに特有の化学的、物理的および機械的
特性の全てを示しうるあらゆる天然または合成の非架橋
ポリマーを意味し、 −用語“強化フィラー量(reinforcing filler quantit
y)”とは、カーボンブラックおよびシリカに無機塩を合
わせて定められた強化フィラーの量を意味し、 −用語“カーボンブラック−塩量(carbon black-salt q
uantity)”とは、カーボンブラックの量と無機塩の量と
を合わせた量を意味すると解する。
【0003】
【従来の技術】タイヤトレッドプライ用のミックスの製
造においては、カーボンブラックが、部分的または全体
的に、チョーク(chalk)、タルク、カオリン、ベントナ
イト、二酸化チタン、種々のタイプのケイ酸塩、および
特にシリカのような無機強化剤によって置換された強化
フィラーが使用される。
【0004】かかるミックスにおいてカーボンブラック
の代わりにシリカを用いると、ころがり抵抗および濡れ
路面でのホールディング力(wet road-holding capacit
y)において顕著な利点を与える一方、シリカ含量に直接
的に比例してミックスの電気抵抗率を増加するという不
都合を生じる。
【0005】これは、シリカをベースとする強化フィラ
ーを含んだミックスが、乗用車用タイヤトレッドプライ
の製造に使用される場合に特に望ましくなく、この場
合、シリカをベースとする強化フィラーによってトレッ
ドプライに与えられた高い抵抗率が、車体に必然的に形
成される静電荷を地面に自由に放電することを妨げてし
まう。
【0006】静電荷の地面放電(ground discharge)を可
能にするために、シリカ含有強化フィラーを含むミック
スからなるトレッドプライに、一以上の導電性成分を添
加することが知られている。これらは、通常、導電性ミ
ックス(conducting mix)と定義されており、トレッドの
ころがり(ローリング)表面の一部を決める表面を備え
る。しかしながら、かかる導電性成分の存在が、全体と
してトレッドの潜在的に不規則な摩耗(wear)の結果とし
て種々の欠点を示し、かつ、標準的でない製造装置を用
いる場合さえある複雑な製造法を必要とする。例えば、
導電性成分を含まないトレッドは通常、単一のスクリュ
ー押出機を用いて製造されるが、導電性成分を含むトレ
ッドは、少なくとも二つのスクリューを備えた押出機の
使用を必要とする。
【0007】シリカをベースとする強化フィラーを含む
ミックスを用いる場合のさらなる欠点は、その複雑な製
造方法のために、シリカ自体のコストが比較的高いこと
にある。
【0008】これに関連して、ゴム産業において用いら
れるシリカは、通常、沈殿法によって得られるというこ
とを指摘すべきである。これは実質的には、所定の条
件、例えば、温度、pH、ケイ酸塩濃度等の条件下で、
中和剤を用いて可溶性ケイ酸塩溶液を中和することによ
りシリカを沈殿させることからなる。最も一般的に用い
られる中和剤は、塩酸、硫酸、リン酸および炭酸であ
る。
【0009】沈殿後、最初に、シリカを、濾過により過
剰の水から分離し、次いで、洗浄して、シリカに含まれ
ている、シリカの約30重量%を占める塩のようなあら
ゆる沈殿副産物を除去する。
【0010】シリカ製造方法では、沈殿したシリカを洗
浄することは、時間とコストの両面で、特に大量の蒸留
水を洗浄方法に必要とするという点で、明らかに相当の
消費を必要とする。さらに、シリカから分離された塩
は、通常、例えば、川、湖または海に直接処分され、そ
れゆえに、深刻な汚染原因である。一方、これらをリサ
イクルすることもできるが、汚染の問題を解決するとし
ても、シリカ製造方法のコストをさらに増大させてしま
う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シリ
カ含有ミックスの貧弱な導電性による欠点を排除するこ
とを意図して、トレッドプライを製造するためのシリカ
含有硬化性ゴムミックスを提供することである。
【0012】本発明のさらなる目的は、単純化され、そ
れゆえ比較的低コストのシリカ製造方法の使用を可能に
するシリカ含有硬化性ゴムミックスを提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明によれば、少なくとも一つの架橋結合可能な不飽
和鎖ポリマーベースと、カーボンブラックおよびシリカ
を含む強化フィラーとを含む、特に乗用車用タイヤの、
タイヤトレッドプライを製造するためのシリカ含有硬化
性ゴムミックスを提供する。このミックスは、無機塩を
含み、当該無機塩のカチオン性部が、Na+、Li+、M
++およびK+またはこれらの組合せを含む群から選択
され、かつ、アニオン性部が、Cl-、SO4 --、CO3
--およびPO4 ---またはこれらの組合せを含む群から選
択され、かつ、その48重量%以上がカーボンブラック
−塩量によって定められ、かつ少なくともその30重量
%がカーボンブラックによって定められる、強化フィラ
ー−塩量を含むことを特徴とする。
【0014】好ましくは、強化フィラー−塩量における
カーボンブラック−塩量は、50から55重量%の範囲
とされる。
【0015】好ましくは、無機塩は、シリカに含まれて
おり、シリカ製造プロセスに由来するものである。
【0016】好ましくは、無機塩は、Na2SO4とされ
る。
【0017】好ましくは、強化フィラーは、20から7
0phrの範囲のカーボンブラック量、および、5から
70phrの範囲のシリカ量を含む。
【0018】好ましくは、硬化性ゴムミックスにおける
強化フィラーは、30から110phrの範囲である。
【0019】本発明の多数の非限定的実施態様を、純粋
に実施例として記載する。
【0020】
【実施例】以下は、四つの異なるミックスに関する四つ
の例である。特に、実施例1、2、3は、本発明の教示
に従って製造された3つのミックス(A、B、C)に関
し、実施例4は、従来技術に従って製造された比較用ミ
ックス(D)に関する。
【0021】本発明の利点を明確に示すために、四つの
ミックスA−Dは、単に強化フィラー−塩量の組成に関
してのみ異なり、その他の成分は、四つ全てのミックス
について、種類および重量部の両方において同一であ
る。
【0022】以下に示す1.2kgのミックスを、40
から80rpmの速度で、およそ1.6−リットルのバ
ンバリミキサーを用いて、通常の方法で調製した。混合
を二段階で行った:第一段階では、硬化剤を除く全ての
成分を120から170℃で2から5分間混合し;か
つ、第二段階では、硬化剤を加え、105℃の低温にお
いて1分間作動させた。最後に、これらのミックスをシ
ート状に成形し、160℃で15分間硬化させた。
【0023】実施例において、 −カーボンブラックは、ASTM分析法 D4820を
用いて得られた50から170m2/gの表面積値を備
える; −カーボンブラックは、ASTM分析法 D2414を
用いて得られた50から170DBPml/100gの
“構造(structure)”値を備える; −シリカは、ASTM分析法 D1993を用いて得ら
れた100から400m2/gの全表面積値を備える; −シリカは、この場合には、ISO/CD法 DAM2
5794−1を用いて得られた100から300CTA
Bm2/gの“外部表面積(external surface area)”値
を備える; −好ましい架橋結合可能な不飽和鎖ポリマーベースは、
天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、イソブテ
ン−イソプレンコポリマー、場合によってはハロゲン化
された、溶液またはエマルションのいずれかの形態の、
アクリロニトリル−ブタジエン、ブタジエン−スチレン
およびイソプレン−ブタジエン−スチレンターポリマ
ー、およびエチレン−プロピレン−ジエンターポリマー
を含む群から選択される。上記ポリマーベースは、最終
製品に求められる特徴に従って個別に用いられても、混
合されて用いられてもよい。
【0024】実施例1−ミックスA 上記公知の方法を用いて、無機塩を含むミックスAを調
製した。
【0025】ミックスAの組成を、表1に記載する。成
分量は、100部の全ポリマーベース当たりの重量部で
表されている(phr)。
【表1】
【0026】使用した成分の特徴は、以下の通りであ
る: SBR1=EUROPRENE S1712(ENICHEM-イタリア)等のブタ
ジエン−スチレンコポリマー SBR2=EUROPRENE S1721(ENICHEM-イタリア)等のブタ
ジエン−スチレンコポリマー NR=TSR20(THAITECH RUBBER)等の天然ゴム シリカ=例えばULTRASIL VN3(DEGUSSA-ドイツ) カーボンブラック=N234, VULCAN 7 H(CABOT-イタリア)
等の標準的なカーボンブラック シラン結合剤=例えばSi69(DEGUSSA-ベルギー) ワックス=例えばANTIOZONANT WAX 6065(SCHUMANN SASO
L GMBH & CO KG-ドイツ) ステアリン酸=例えばINDUSTRENE R(UNICHEMA-ドイツ) 油=例えばESAR 90DEN(AGIP PETROLI-イタリア) 酸化亜鉛=例えばOSSIDO DI ZINCO SIGGILLO VERDE(ZIN
OX SRL-イタリア) 硫黄=例えばGROUND SULPHUR(SOLVAY BARIUM STRONZIUM
GMBH-ドイツ) 促進剤=例えば、適宜添加されたTBBS(FLEXIS)、MBTS(F
LEXIS)およびDPG(FLEXIS) 酸化防止剤=例えばSANTOFLEX 6PPD(FLEXSYS-ベルギー)
【0027】実施例2−ミックスB 表2にphr単位で示した強化フィラー−塩量組成を含
むミックスBを調製した。
【表2】
【0028】実施例3−ミックスC 表3にphr単位で示した強化フィラー−塩量組成を含
むミックスCを調製した。
【表3】
【0029】実施例4−ミックスD 公知技術の教示に従って、すなわち無機塩を含まないミ
ックスDを調製した。
【0030】ミックスDは、表4にphr単位で示した
強化フィラー−塩量組成を含む。表4の右欄は、強化フ
ィラー−塩量成分の重量パーセントを示す。
【表4】
【0031】実施例5−ミックスA、B、C、Dの試料
の実験室試験の結果 試料を実施例1ないし4の各混合物から用意し、各混合
物について、特に重要ないくつかのパラメーターの値を
試験により調べた。
【0032】各試料の各パラメーターの結果を以下の表
5に示す。
【0033】考慮したパラメーターは以下の通りであ
る:−ASTM規格D2084に従って測定したレオメ
トリック値(rheometric values)(Tmin、Tmax、t’
10、t’50、t’90); −いずれも130℃で算出し、ASTM規格D1646
に従って測定したムーニー粘度およびスコーチ時間; −ASTM規格D412Cに従って測定した物理特性値
(伸びEB%、破壊強度TB、M50%/M300%の
モジュラス値); −ロスファクター[TanD]:いずれもASTM規格
D5992に従って測定した、動モジュラス数の粘性成
分[G''(MPa)]と動モジュラス数の弾性成分[G'
(MPa)]との間の比;さらに詳しくは、70℃ Ta
nD値はころがり抵抗に比例したパラメーターである; −ASTM規格D991−89に従って得られた電気抵
抗率値。
【0034】
【表5】
【0035】表5に示されるように、ミックスにおける
無機塩の存在が、他の物理的特性値に変化を与えること
なくミックスの電気抵抗率を顕著に低減する。かくし
て、例えば70℃のTanD値に示されるような比較的
良好なころがり抵抗といったシリカ含有ミックスの利点
を維持しながらも、同時にかかる欠点を排除することが
できる。
【0036】注意すべき別の重要なポイントは、本発明
にかかるミックスが無機塩を含むシリカの使用を許容で
き、それゆえ、シリカ製造方法における洗浄工程を、完
全に排除しないにしても、大幅に縮小させ、時間とコス
トの両面で明らかな利点をもたらすということである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/30 C08K 3/30 3/32 3/32 3/36 3/36

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの架橋結合可能な不飽和
    鎖ポリマーベースと、カーボンブラックおよびシリカを
    含む強化フィラーとを含む、特に乗用車用タイヤの、タ
    イヤトレッドプライ製造用シリカ含有硬化性ゴムミック
    スであって、カチオン性部が、Na+、Li+、Mg++
    よびK+またはこれらの組合せを含む群から選択され、
    かつ、アニオン性部が、Cl-、SO4 --、CO3 --およ
    びPO4 ---またはこれらの組合せを含む群から選択され
    る無機塩を含有し、かつ、強化フィラー−塩量の48重
    量%以上がカーボンブラック−塩量であり、かつ少なく
    とも30重量%がカーボンブラックであることを特徴と
    するシリカ含有硬化性ゴムミックス。
  2. 【請求項2】 強化フィラー−塩量におけるカーボンブ
    ラック−塩量が、50から55重量%の範囲である、請
    求項1記載のミックス。
  3. 【請求項3】 無機塩が、シリカに含まれており、シリ
    カ製造プロセスに由来するものである、請求項1または
    2記載のミックス。
  4. 【請求項4】 無機塩が、Na2SO4である、請求項1
    ないし3のいずれか一項に記載のミックス。
  5. 【請求項5】 強化フィラーが、20から70phrの
    範囲のカーボンブラック量、および、5から70phr
    の範囲のシリカ量を含む、請求項1ないし4のいずれか
    一項に記載のミックス。
  6. 【請求項6】 硬化性ゴムミックスにおける強化フィラ
    ーが、30から110phrの範囲である、請求項1な
    いし5のいずれか一項に記載のミックス。
  7. 【請求項7】 シリカが、100から400m2/gの
    範囲の全表面積値、および、100から300CTAB
    2/gの範囲の外部表面積値を備える、請求項1ない
    し6のいずれか一項に記載のミックス。
  8. 【請求項8】 架橋結合可能な不飽和鎖ポリマーベース
    が、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、イソ
    ブテン−イソプレンコポリマー、場合によってはハロゲ
    ン化された、溶液またはエマルションのいずれかの形態
    の、アクリロニトリル−ブタジエン、ブタジエン−スチ
    レンおよびイソプレン−ブタジエン−スチレンターポリ
    マー、およびエチレン−プロピレン−ジエンターポリマ
    ーを含む群から選択され、これらが個別または混合され
    て用いられる、請求項1ないし7のいずれか一項に記載
    のミックス。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか一項に記載
    のミックスから製造されたことを特徴とするトレッド。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のトレッドを備えること
    を特徴とする乗用車用タイヤ。
  11. 【請求項11】 少なくとも一つの架橋結合可能な不飽
    和鎖ポリマーベースと、カーボンブラックおよびシリカ
    を含む強化フィラーとを含むタイヤトレッド製造用組成
    物であって、さらに少なくとも一種の無機塩を含むこと
    を特徴とする、タイヤトレッド製造用組成物。
  12. 【請求項12】 無機塩が塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩お
    よび炭酸塩からなる群から選択されることを特徴とす
    る、請求項11記載の組成物。
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