JP2002199622A - 送電施設監視システム - Google Patents
送電施設監視システムInfo
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- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S40/00—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
- Y04S40/12—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
- Y04S40/126—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment using wireless data transmission
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Locating Faults (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来知られたシステムを利用できて監視場所
等において電源設備を不要とし、メンテナンスを簡略化
でき、しかも低コストで設置可能な送電施設監視システ
ムを提供する。 【解決手段】 送電施設監視システムは、測定個所に設
けられ、送電施設の状態を検出してその検出結果を無線
送信する無線型センサ１５と、この無線型センサ１５か
ら送信された検出結果に係る信号を中継する無線中継局
と、この無線中継局と上記送電施設の状態を監視する場
所とを接続する伝送手段と、を備える。そして、上記送
電施設の状態を監視する場所から上記無線型センサ１５
に対し、上記伝送手段及び無線中継局を介してデジタル
指示情報によって無線電波を変調し、必要な指示を行
う。無線電波の変調は広域帯のＦＳＫ方式とする。
等において電源設備を不要とし、メンテナンスを簡略化
でき、しかも低コストで設置可能な送電施設監視システ
ムを提供する。 【解決手段】 送電施設監視システムは、測定個所に設
けられ、送電施設の状態を検出してその検出結果を無線
送信する無線型センサ１５と、この無線型センサ１５か
ら送信された検出結果に係る信号を中継する無線中継局
と、この無線中継局と上記送電施設の状態を監視する場
所とを接続する伝送手段と、を備える。そして、上記送
電施設の状態を監視する場所から上記無線型センサ１５
に対し、上記伝送手段及び無線中継局を介してデジタル
指示情報によって無線電波を変調し、必要な指示を行
う。無線電波の変調は広域帯のＦＳＫ方式とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、送電施設の状態
を遠隔地において監視可能とする送電施設監視システム
に関する。
を遠隔地において監視可能とする送電施設監視システム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】送電施設の状態、すなわち送電施設に過
大な電流が流れているか否か、落雷による事故電流が流
れているか否か、更には、事故が生じた場合における事
故個所の特定、送電施設が許容範囲内で運用されている
か否か、等を常に監視しておくことが確実な送電を行う
上で必要である。このような監視は、従来から送電施設
の電圧、電流、温度等を検出したり、送電線等の劣化状
態を測定することで行っている。
大な電流が流れているか否か、落雷による事故電流が流
れているか否か、更には、事故が生じた場合における事
故個所の特定、送電施設が許容範囲内で運用されている
か否か、等を常に監視しておくことが確実な送電を行う
上で必要である。このような監視は、従来から送電施設
の電圧、電流、温度等を検出したり、送電線等の劣化状
態を測定することで行っている。
【０００３】しかしながら、変電所間における送電施設
においては、立地条件等に起因して上記検出や測定が困
難である。また、上流側の変電所から送出された電力
が、送電線が途中で分岐して下流側の複数の変電所に伝
送される場合、異常の検出や事故発生個所の特定は煩雑
で困難である。このような事情に対処すべく、例えば送
電線の状態を監視するシステムが考えられているが、送
電線よりも送電線を支持する送電施設に問題がある（事
故が生じる）場合が多く、万全ではない。
においては、立地条件等に起因して上記検出や測定が困
難である。また、上流側の変電所から送出された電力
が、送電線が途中で分岐して下流側の複数の変電所に伝
送される場合、異常の検出や事故発生個所の特定は煩雑
で困難である。このような事情に対処すべく、例えば送
電線の状態を監視するシステムが考えられているが、送
電線よりも送電線を支持する送電施設に問題がある（事
故が生じる）場合が多く、万全ではない。
【０００４】上述のような課題を解決するためには、例
えば図２に示すような監視システムが考えられる。すな
わち、この図２に示した監視システムは、上流側送電線
６に設けられた上流側碍子８と、下流側送電線７に設け
られた下流側碍子９と、を電線１０で接続することによ
り、上記上流側送電線６と上記下流側送電線７とを短絡
させ、更に上流側送電線６に無線型センサ（図示せず）
を設けている。この無線型センサにより、上記状態を検
出することができる。
えば図２に示すような監視システムが考えられる。すな
わち、この図２に示した監視システムは、上流側送電線
６に設けられた上流側碍子８と、下流側送電線７に設け
られた下流側碍子９と、を電線１０で接続することによ
り、上記上流側送電線６と上記下流側送電線７とを短絡
させ、更に上流側送電線６に無線型センサ（図示せず）
を設けている。この無線型センサにより、上記状態を検
出することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図２に示す監視システムにおいては、無線型センサの
形状等に起因して、この無線型センサを送電線６、７に
取り付けることが難しく、コストの増大に繋がるため好
ましくない。
た図２に示す監視システムにおいては、無線型センサの
形状等に起因して、この無線型センサを送電線６、７に
取り付けることが難しく、コストの増大に繋がるため好
ましくない。
【０００６】この発明に係る送電施設監視システムは、
上述のような事情に鑑みて創案されたもので、従来知ら
れたシステムを利用できて監視場所等において電源設備
を不要とし、メンテナンスを簡略化でき、しかも低コス
トで設置可能な送電施設監視システムを提供するもので
ある。
上述のような事情に鑑みて創案されたもので、従来知ら
れたシステムを利用できて監視場所等において電源設備
を不要とし、メンテナンスを簡略化でき、しかも低コス
トで設置可能な送電施設監視システムを提供するもので
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る送電施設
監視システムは、請求項１に記載したように、送電施設
の状態を、該送電施設の測定個所から離れた地で監視す
べく、上記測定個所に設けられ、上記送電施設の状態を
検出してその検出結果を無線送信する無線型センサと、
この無線型センサから送信された検出結果に係る信号を
中継する無線中継局と、この無線中継局と上記送電施設
の状態を監視する場所とを接続する伝送手段と、を備え
た送電施設監視システムにおいて、上記送電施設の状態
を監視する場所から上記無線型センサに対し、上記伝送
手段及び無線中継局を介してデジタル指示情報によって
無線電波を変調し、必要な指示を行うことを特徴とする
ものである。
監視システムは、請求項１に記載したように、送電施設
の状態を、該送電施設の測定個所から離れた地で監視す
べく、上記測定個所に設けられ、上記送電施設の状態を
検出してその検出結果を無線送信する無線型センサと、
この無線型センサから送信された検出結果に係る信号を
中継する無線中継局と、この無線中継局と上記送電施設
の状態を監視する場所とを接続する伝送手段と、を備え
た送電施設監視システムにおいて、上記送電施設の状態
を監視する場所から上記無線型センサに対し、上記伝送
手段及び無線中継局を介してデジタル指示情報によって
無線電波を変調し、必要な指示を行うことを特徴とする
ものである。
【０００８】尚、上記無線電波の変調は、請求項２に記
載したように広域帯のＦＳＫ方式としたり、或いは、請
求項３に記載したように、スペクトラム拡散方式とする
ことができる。このような構成の場合、電磁波に対する
ノイズ中であっても通信可能となる。
載したように広域帯のＦＳＫ方式としたり、或いは、請
求項３に記載したように、スペクトラム拡散方式とする
ことができる。このような構成の場合、電磁波に対する
ノイズ中であっても通信可能となる。
【０００９】また、請求項４に記載したように、上記無
線型センサは、１波の半二重通信で、搬送波を１波と
し、時分割により複数の無線型センサを前記無線中継局
で制御可能とした構成を採用することもできる。更に、
請求項５に記載したように、上記無線型センサの送信信
号若しくは受信信号に、時分割のデータ補正情報を付加
自在とした構成としても良い。このような構成の場合、
電磁波の多い環境下でも通信データのエラーを提言でき
る。
線型センサは、１波の半二重通信で、搬送波を１波と
し、時分割により複数の無線型センサを前記無線中継局
で制御可能とした構成を採用することもできる。更に、
請求項５に記載したように、上記無線型センサの送信信
号若しくは受信信号に、時分割のデータ補正情報を付加
自在とした構成としても良い。このような構成の場合、
電磁波の多い環境下でも通信データのエラーを提言でき
る。
【００１０】更に、請求項６に記載したように、上記無
線型センサを複数個設け、各無線型センサは、同一周波
数で時分割に通信自在とし、且つ、各無線型センサを識
別するための符号を送信信号及び受信信号に付加した構
成を採用することもできる。
線型センサを複数個設け、各無線型センサは、同一周波
数で時分割に通信自在とし、且つ、各無線型センサを識
別するための符号を送信信号及び受信信号に付加した構
成を採用することもできる。
【００１１】また、請求項７に記載したように、上記無
線型センサを複数個設け、各無線型センサは、同一周波
数にスペクトラム拡散された通信を行い、且つ、この通
信データにＰＮ符号化とＭ系列の鍵を付加し、演算処理
により各無線型センサを識別可能とした構成を採用する
こともできる。
線型センサを複数個設け、各無線型センサは、同一周波
数にスペクトラム拡散された通信を行い、且つ、この通
信データにＰＮ符号化とＭ系列の鍵を付加し、演算処理
により各無線型センサを識別可能とした構成を採用する
こともできる。
【００１２】更に、請求項８に記載したように、上記無
線型センサを複数個設け、各無線型センサは、互いに異
なる周波数で通信するものであり、且つ、これら無線型
センサ及び前記中継局は、上記異なる周波数の無線電波
を一括受信及び一括送信可能な無線装置を備えており、
上記無線型センサ及び前記中継局は、上記異なる周波数
の無線電波をフィルタ処理により周波数ごとに分離し、
分離後に復調処理自在とした構成を採用することもでき
る。
線型センサを複数個設け、各無線型センサは、互いに異
なる周波数で通信するものであり、且つ、これら無線型
センサ及び前記中継局は、上記異なる周波数の無線電波
を一括受信及び一括送信可能な無線装置を備えており、
上記無線型センサ及び前記中継局は、上記異なる周波数
の無線電波をフィルタ処理により周波数ごとに分離し、
分離後に復調処理自在とした構成を採用することもでき
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態例に
ついて説明する。図１はこの発明の実施の第一形態例を
示している。本形態例に係る送信施設監視システムは、
前述した従来構造と同様、送電施設の状態を、該送電施
設の測定個所から離れた地で監視するための送電施設監
視システムであって、上記測定個所に設けられ、上記送
電施設の状態、すなわち送電施設における電圧値、電流
値、温度等を検出してその検出結果を無線送信する無線
型センサと、この無線型センサから送信された検出結果
に係る信号を中継する無線中継局と、この無線中継局と
上記送電施設の状態を監視する場所とを接続する伝送手
段と、を備えている。
ついて説明する。図１はこの発明の実施の第一形態例を
示している。本形態例に係る送信施設監視システムは、
前述した従来構造と同様、送電施設の状態を、該送電施
設の測定個所から離れた地で監視するための送電施設監
視システムであって、上記測定個所に設けられ、上記送
電施設の状態、すなわち送電施設における電圧値、電流
値、温度等を検出してその検出結果を無線送信する無線
型センサと、この無線型センサから送信された検出結果
に係る信号を中継する無線中継局と、この無線中継局と
上記送電施設の状態を監視する場所とを接続する伝送手
段と、を備えている。
【００１４】上記無線型センサは、電圧、電流、温度等
の送電施設の状態を測定するための各種センサを組み込
んでおり、これら電圧、電流、温度等を一括して計測
し、更に得られた検出結果を符号化して所定の無線搬送
波を利用して無線中継局に伝送自在としている。上記伝
送手段としては、従来から知られているように、光ファ
イバ等から構成した情報伝送ケーブルを採用する。ま
た、上記無線型センサには太陽電池等の電池を取り付
け、外部からの電源供給を不要としている。
の送電施設の状態を測定するための各種センサを組み込
んでおり、これら電圧、電流、温度等を一括して計測
し、更に得られた検出結果を符号化して所定の無線搬送
波を利用して無線中継局に伝送自在としている。上記伝
送手段としては、従来から知られているように、光ファ
イバ等から構成した情報伝送ケーブルを採用する。ま
た、上記無線型センサには太陽電池等の電池を取り付
け、外部からの電源供給を不要としている。
【００１５】本発明の特徴部分は、図１に示すように、
上流側、下流側の各送電線１２、１３の接続部１１に、
導電性の端子１４を用いている。上記無線型センサ１５
は、この導電性の端子１４を測定することにより、上記
電圧、電流、温度等の送電施設の状態を測定する。そし
て、この検出値を、上述したように符号化して所定の無
線搬送波を利用して無線中継局に伝送する。本形態例の
場合、上記無線中継局への伝送は、例えば３１５KHzの
周波数でＦＳＫ変調されて通信するようにしている。
上流側、下流側の各送電線１２、１３の接続部１１に、
導電性の端子１４を用いている。上記無線型センサ１５
は、この導電性の端子１４を測定することにより、上記
電圧、電流、温度等の送電施設の状態を測定する。そし
て、この検出値を、上述したように符号化して所定の無
線搬送波を利用して無線中継局に伝送する。本形態例の
場合、上記無線中継局への伝送は、例えば３１５KHzの
周波数でＦＳＫ変調されて通信するようにしている。
【００１６】このような構成とすることにより、本シス
テムにおいては、電波法に定める「微弱電波無線」を使
用することになるため、無線免許が不要であり、設置も
容易となる。尚、このような構成の場合、電波法の規定
により、連続して送信できる時間に制限があり、一定時
間、連続送信した後には一定時間、発信を停止しなけれ
ばならない。しかしながら、一の無線型センサ１５が通
信した後には、次の無線センサ１５が通信を行い、その
後には更に次の無線センサ１５が通信を行うようにする
ため、何ら問題ないばかりか、かえって好都合となる。
また、一の無線センサ１５が送信不能となった場合で
も、一定時間経過後には次の無線センサ１５が発信する
ため、長時間に亙って送信不能となることもない。
テムにおいては、電波法に定める「微弱電波無線」を使
用することになるため、無線免許が不要であり、設置も
容易となる。尚、このような構成の場合、電波法の規定
により、連続して送信できる時間に制限があり、一定時
間、連続送信した後には一定時間、発信を停止しなけれ
ばならない。しかしながら、一の無線型センサ１５が通
信した後には、次の無線センサ１５が通信を行い、その
後には更に次の無線センサ１５が通信を行うようにする
ため、何ら問題ないばかりか、かえって好都合となる。
また、一の無線センサ１５が送信不能となった場合で
も、一定時間経過後には次の無線センサ１５が発信する
ため、長時間に亙って送信不能となることもない。
【００１７】尚、本形態例に係る送信施設監視システム
においては、上記送電施設の状態を監視する場所から上
記無線型センサ１５に対し、上記伝送手段及び無線中継
局を介してデジタル指示情報によって無線電波を変調
し、必要な指示を行うものとしている。上記形態例にお
いては、広域帯のＦＳＫ方式としているが、これに代え
て、スペクトラム拡散方式とすることもできる。このよ
うにＦＳＫ方式、或いはスペクトラム拡散方式を採用し
た場合、電磁波に対するノイズ中であっても通信可能と
なる。
においては、上記送電施設の状態を監視する場所から上
記無線型センサ１５に対し、上記伝送手段及び無線中継
局を介してデジタル指示情報によって無線電波を変調
し、必要な指示を行うものとしている。上記形態例にお
いては、広域帯のＦＳＫ方式としているが、これに代え
て、スペクトラム拡散方式とすることもできる。このよ
うにＦＳＫ方式、或いはスペクトラム拡散方式を採用し
た場合、電磁波に対するノイズ中であっても通信可能と
なる。
【００１８】また、上記無線型センサ１５は、１波の半
二重通信で、搬送波を１波とし、時分割により複数の無
線型センサ１５を前記無線中継局で制御可能とした構成
を採用している。加えて、上記無線型センサ１５の送信
信号若しくは受信信号に、時分割のデータ補正情報を付
加自在としている。このため、電磁波の多い環境下でも
通信データのエラーを提言できる。
二重通信で、搬送波を１波とし、時分割により複数の無
線型センサ１５を前記無線中継局で制御可能とした構成
を採用している。加えて、上記無線型センサ１５の送信
信号若しくは受信信号に、時分割のデータ補正情報を付
加自在としている。このため、電磁波の多い環境下でも
通信データのエラーを提言できる。
【００１９】尚、上記無線型センサ１５を複数個設け、
各無線型センサ１５は、同一周波数で時分割に通信自在
とし、且つ、各無線型センサ１５を識別するための符号
を送信信号及び受信信号に付加した構成を採用すること
もできる。各無線型センサ１５を識別するための符号を
送信信号及び受信信号に付加するのは、各無線センサ１
５の自他識別を可能とするためである。
各無線型センサ１５は、同一周波数で時分割に通信自在
とし、且つ、各無線型センサ１５を識別するための符号
を送信信号及び受信信号に付加した構成を採用すること
もできる。各無線型センサ１５を識別するための符号を
送信信号及び受信信号に付加するのは、各無線センサ１
５の自他識別を可能とするためである。
【００２０】或いは、上述の例と同様、上記無線型セン
サ１５を複数個設け、各無線型センサ１５は、同一周波
数にスペクトラム拡散された通信を行い、且つ、この通
信データにＰＮ符号化とＭ系列の鍵を付加し、演算処理
（数学的処理）により各無線型センサ１５を識別可能と
した構成を採用することもできる。
サ１５を複数個設け、各無線型センサ１５は、同一周波
数にスペクトラム拡散された通信を行い、且つ、この通
信データにＰＮ符号化とＭ系列の鍵を付加し、演算処理
（数学的処理）により各無線型センサ１５を識別可能と
した構成を採用することもできる。
【００２１】更には、上記無線型センサ１５を複数個設
け、各無線型センサ１５は、互いに異なる周波数で通信
するものであり、且つ、これら無線型センサ１５及び前
記中継局は、上記異なる周波数の無線電波を一括受信及
び一括送信可能な無線装置を備えており、上記無線型セ
ンサ１５及び前記中継局は、上記異なる周波数の無線電
波をフィルタ処理により周波数ごとに分離し、分離後に
復調処理自在とした構成を採用することもできる。
け、各無線型センサ１５は、互いに異なる周波数で通信
するものであり、且つ、これら無線型センサ１５及び前
記中継局は、上記異なる周波数の無線電波を一括受信及
び一括送信可能な無線装置を備えており、上記無線型セ
ンサ１５及び前記中継局は、上記異なる周波数の無線電
波をフィルタ処理により周波数ごとに分離し、分離後に
復調処理自在とした構成を採用することもできる。
【００２２】この発明に係る送電施設監視システムの場
合、送電施設の状態を検出するにあたり、送電線（１
２）は必ず他の送電線（１３）若しくは機器に端子１４
を介して接続していることに着目し、この端子１４を上
記無線センサ１５によって計測するようにしたことに特
徴を有する。また、送電に関する事故は端子１４の固定
ボルトの緩み等に起因することが多く、この点からも上
記端子１４を測定するようにしたものである。
合、送電施設の状態を検出するにあたり、送電線（１
２）は必ず他の送電線（１３）若しくは機器に端子１４
を介して接続していることに着目し、この端子１４を上
記無線センサ１５によって計測するようにしたことに特
徴を有する。また、送電に関する事故は端子１４の固定
ボルトの緩み等に起因することが多く、この点からも上
記端子１４を測定するようにしたものである。
【００２３】このような、この発明に係る送電施設監視
システムにおいては、上述したような送電線１２、１３
の接続部１１、柱上トランスの油温、電磁波ノイズの多
い場所、開閉器の接点といった、測定困難な個所におけ
る状態測定を可能にできるメリットがある。
システムにおいては、上述したような送電線１２、１３
の接続部１１、柱上トランスの油温、電磁波ノイズの多
い場所、開閉器の接点といった、測定困難な個所におけ
る状態測定を可能にできるメリットがある。
【００２４】
【発明の効果】この発明に係る送電施設監視システム
は、上述のように構成され作用するため、測定困難な個
所における状態測定を可能にできる。また、従来知られ
たシステムを利用できて監視場所等において電源設備を
不要とし、メンテナンスを簡略化でき、しかも低コスト
で設置可能な送電施設監視システムを提供できる。
は、上述のように構成され作用するため、測定困難な個
所における状態測定を可能にできる。また、従来知られ
たシステムを利用できて監視場所等において電源設備を
不要とし、メンテナンスを簡略化でき、しかも低コスト
で設置可能な送電施設監視システムを提供できる。
【図１】この発明の実施の一形態例を示す略図である。
【図２】従来構造の一例を示す略図である。
６ 上流側送電線 ７ 下流側送電線 ８ 上流側碍子 ９ 下流側碍子 １０ 電線 １１ 接続部 １２ 上流側送電線 １３ 下流側送電線 １４ 端子 １５ 無線型センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2F073 AA11 AB01 BB01 BC02 CC03 CC12 CD16 FG03 FG14 FG20 GG04 2G015 AA27 BA09 CA21 2G033 AA01 AB01 AC01 AC02 AC04 AC06 AD18 AD24 AG11 AG12 5G064 AA01 AA05 AB07 AC09 CB08 DA03
Claims (8)
- 【請求項１】 送電施設の状態を該送電施設の測定個所
から離れた地で監視すべく、上記測定個所に設けられ、
上記送電施設の状態を検出してその検出結果を無線送信
する無線型センサと、この無線型センサから送信された
検出結果に係る信号を中継する無線中継局と、この無線
中継局と上記送電施設の状態を監視する場所とを接続す
る伝送手段と、を備えた送電施設監視システムにおい
て、上記送電施設の状態を監視する場所から上記無線型
センサに対し、上記伝送手段及び無線中継局を介してデ
ジタル指示情報によって無線電波を変調し、必要な指示
を行うことを特徴とする送電施設監視システム。 - 【請求項２】 前記無線電波の変調を広域帯のＦＳＫ方
式としたことを特徴とする請求項１に記載の送電施設監
視システム。 - 【請求項３】 前記無線電波の変調をスペクトラム拡散
方式としたことを特徴とする請求項１に記載の送電施設
監視システム。 - 【請求項４】 前記無線型センサは、１波の半二重通信
で、搬送波を１波とし、時分割により複数の無線型セン
サを前記無線中継局で制御可能としたことを特徴とする
請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の送電施設監視
システム。 - 【請求項５】 前記無線型センサの送信信号若しくは受
信信号に、時分割のデータ補正情報を付加自在としたこ
とを特徴とする請求項４に記載の送電施設監視システ
ム。 - 【請求項６】 前記無線型センサを複数個設け、各無線
型センサは、同一周波数で時分割に通信自在とし、且
つ、各無線型センサを識別するための符号を送信信号及
び受信信号に付加したことを特徴とする請求項１に記載
の送電施設監視システム。 - 【請求項７】 前記無線型センサを複数個設け、各無線
型センサは、同一周波数にスペクトラム拡散された通信
を行い、且つ、この通信データにＰＮ符号化とＭ系列の
鍵を付加し、演算処理により各無線型センサを識別可能
としたことを特徴とする請求項１に記載の送電施設監視
システム。 - 【請求項８】 前記無線型センサを複数個設け、各無線
型センサは、互いに異なる周波数で通信するものであ
り、且つ、これら無線型センサ及び前記中継局は、上記
異なる周波数の無線電波を一括受信及び一括送信可能な
無線装置を備えており、上記無線型センサ及び前記中継
局は、上記異なる周波数の無線電波をフィルタ処理によ
り周波数ごとに分離し、分離後に復調処理自在としたも
のであることを特徴とする請求項１に記載の送電施設監
視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000393661A JP2002199622A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 送電施設監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000393661A JP2002199622A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 送電施設監視システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002199622A true JP2002199622A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18859415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000393661A Pending JP2002199622A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 送電施設監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002199622A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005228153A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Casio Comput Co Ltd | 物理量検出装置、それを用いた電子機器及び画像投射装置 |
| CN105242593A (zh) * | 2015-09-21 | 2016-01-13 | 中国南方电网有限责任公司 | 一种物联网智能二次设备的自动互联系统 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000393661A patent/JP2002199622A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005228153A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Casio Comput Co Ltd | 物理量検出装置、それを用いた電子機器及び画像投射装置 |
| CN105242593A (zh) * | 2015-09-21 | 2016-01-13 | 中国南方电网有限责任公司 | 一种物联网智能二次设备的自动互联系统 |
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