JP2002199107A - 複数人同時参加型通信システム及びその制御方法 - Google Patents

複数人同時参加型通信システム及びその制御方法

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JP2002199107A
JP2002199107A JP2000397000A JP2000397000A JP2002199107A JP 2002199107 A JP2002199107 A JP 2002199107A JP 2000397000 A JP2000397000 A JP 2000397000A JP 2000397000 A JP2000397000 A JP 2000397000A JP 2002199107 A JP2002199107 A JP 2002199107A
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game
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JP2000397000A
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English (en)
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Jiyunnosuke Miyamoto
潤之輔 宮本
Takeshi Saito
剛 斎藤
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KDDI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数人同時参加型通信システムについて、多
数の参加者が同時に1つのゲームに参加しても、参加者
間の情報伝送を高速に処理することができるシステムの
制御方法を提供する。 【解決手段】 呼接続先の経路制御が可能なトランク装
置と、制御装置と、特定のグループに同時に参加する複
数の呼を決定する参加者選択装置と、相互同報通信装置
とを有するシステムの制御方法であって、トランク装置
が、端末から発呼された呼を、参加者選択装置に呼接続
する段階と、参加者選択装置が、特定のグループに同時
に参加する複数の呼を決定する段階と、トランク装置が
参加が決定した複数の呼を相互同報通信装置へ切り替え
る段階と、相互同報通信装置が、参加が決定した複数の
呼について相互同報的に通信させる段階とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数人同時参加型
通信システムの制御方法に関する。このようなシステム
として、例えばゲームサービスが想定される。以下で
は、ゲームサービスを中心に説明する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲームソフト会社は、複数の参加
者が同時にゲームに参加できるようにするために、加入
者・中継交換機を介して、端末から接続されるモデム等
とゲームサービス提供サーバとからなる設備を有してい
た。図1は、従来のゲームサービスのシステム構成図で
ある。ゲームへ参加したい参加者は、ゲーム端末4から
電話網3又はインターネットを介してゲームソフト会社
のサーバ2へアクセスすることができる。これにより、
そのサーバ2にログインした複数の参加者の間で、ゲー
ムが進行されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近のゲーム
ソフトは、より現実感を増すためによりリアルタイムな
高速通信を必要とするものが多い。特に、対戦型のシュ
ーティング、ラリー又はバトルゲームでは、参加してい
る複数の参加者同士の間のコントロール情報は瞬時に伝
送されなければならない。ところが、多数の参加者が1
つのゲームに参加し、これを高速に処理しようとする場
合、サーバには膨大な処理能力が必要とされる。
【0004】また、ゲーム参加者は、匿名性を希望する
場合が多い。特に、インターネットにおけるチャットペ
ージでは、様々なメンバがペンネームを用いて会話を進
行させる。しかし、従来、このようなチャット感覚で1
つのゲームへ参加する多数の参加者を集うことはできな
かった。
【0005】そこで、本発明は、複数人同時参加型通信
システムについて、多数の参加者が同時に1つの通信サ
ービスに参加しても、参加者間の情報伝送を高速に処理
することができるシステムの制御方法を提供することを
目的とする。また、1つの通信サービスに参加する参加
者を集う方法を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、参加者
が操作する複数の端末から発呼された呼の経路制御手段
を有するトランク装置と、該トランク装置を制御する制
御装置と、特定の通信サービスのグループに同時に参加
する複数の呼を決定する参加者選択装置と、複数の呼が
相互に且つ同報的に通信することができる相互同報通信
装置とを有する複数人同時参加型通信システムの制御方
法であって、トランク装置が、複数の端末から発呼され
た複数の呼を、参加者選択装置に呼接続する第1の段階
と、参加者選択装置が、複数の呼の中から、特定の通信
サービスのグループに同時に参加する複数の呼を決定す
る第2の段階と、トランク装置が、参加が決定した複数
の呼を、相互同報通信装置へ切り替える第3の段階と、
相互同報通信装置が、参加が決定した複数の呼の間で相
互に且つ同報的に通信させる第4の段階とを有する方法
である。これにより、多数の参加者が同時に1つの通信
サービスのグループに参加しても、参加者間の情報伝送
を高速に処理することができる。
【0007】本発明による他の実施形態によれば、第2
の段階について、参加者選択装置が、複数の呼の間で相
互に且つ同報的にメッセージを交換させ、参加者に所望
の通信サービスのグループを選択させることも好まし
い。これにより、1つの通信サービスのグループに参加
する参加者を集うことができる。特にゲームサービスに
ついては、参加者を集うことにより、1対N又はN対N
ゲームの面白さを増大させることができる。
【0008】本発明による他の実施形態によれば、第1
の段階について、制御装置が、端末を操作する参加者を
認証することも好ましい。また、第1の段階について、
制御装置が、端末を操作する参加者毎に課金することも
好ましい。更に、第1の段階について、制御装置が、参
加者毎に予め指定された接続回数又は接続料金を越える
接続を拒絶するコールカウントチェックを行うことも好
ましい。
【0009】本発明による他の実施形態によれば、通信
サービスのグループがゲームグループであれば、参加者
選択装置は、参加者の個人情報及びゲーム結果履歴情報
を記憶するデータベースを有し、第2の段階について、
データベースを用いて、参加者の個人情報及び/又はゲ
ーム結果履歴情報によって参加すべきゲームが選択され
ることも好ましい。
【0010】また、本発明によれば、参加者が操作する
複数の端末から発呼された呼の経路制御手段を有するト
ランク装置と、該トランク装置を制御する制御装置と、
特定の通信サービスのグループに同時に参加する複数の
呼を決定する参加者選択装置と、複数の呼が相互に且つ
同報的に通信することができる相互同報通信装置とを有
する複数人同時参加型通信システムであって、トランク
装置が、複数の端末から発呼された複数の呼を、参加者
選択装置又は相互同報通信装置に呼接続する手段を有
し、参加者選択装置が、複数の呼の中から、特定の通信
サービスのグループに同時に参加する複数の呼を決定す
る手段を有し、相互同報通信装置が、参加が決定した複
数の呼の間で相互に且つ同報的に通信させる手段を有す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下では、図面を用いて、本発明
の実施形態を詳細に説明する。理解しやくすくするため
に、具体的な実施形態として、複数人同時参加型ゲーム
通信システムについて説明する。
【0012】図2は、本発明によるシステムの構成図で
ある。図2では、図1のシステムに加えて、電話網から
の呼接続を収集し且つ呼の経路制御を行うAT(Access
Trunk)6と、該トランク6を制御する制御装置8と、相
互同報通信装置7とを更に有している。
【0013】呼の経路制御を行うAT6は、高速に呼の
経路切替を行い、制御装置8からの制御によって、呼を
ロビーサーバ2又は相互同報通信装置7の一方に切り替
える。ロビーサーバ2は、1つのゲームに同時に参加す
る複数の呼を決定する参加者選択装置である。参加する
呼を決定するために、ロビーサーバ2は、チャット機能
を有している。参加者は、チャット機能を介して、他の
参加者とメッセージを自由に交換することができる。こ
のようにして、参加者自身が、1つのゲームに参加する
参加者を集うことが可能となる。
【0014】また、従来のロビーサーバ2は、複数の呼
の間におけるゲーム情報を交換させる機能も有していた
が、本発明はその機能を相互同報通信装置7へ割り当て
ている。これにより、ロビーサーバ2について、参加者
の増大による処理負荷の増加を軽減することができる。
相互同報通信装置7は、複数の呼を相互に且つ同報的に
通信させることに特化した通信装置である。前述のシス
テムを構築する上で、例えば、相互同報通信装置7は通
信事業者が提供し、ロビーサーバ2はゲームソフト会社
が提供することができる。
【0015】更に、制御装置8は、データベース9を有
する。データベース9は、端末を操作する参加者を認証
するための認証情報と、課金情報と、コールカウントチ
ェック情報と、当該参加者の過去のゲーム履歴情報とを
含むものである。このように参加者の個人情報等を管理
することにより、様々なサービスを提供することができ
る。また、本発明によれば、端末から発呼された呼を一
度も切断することなく、提供されるサービス毎に異なる
料金体系で課金することもできる。
【0016】図3は、本発明によるシーケンス図であ
る。
【0017】最初に、参加者が操作する複数の端末A、
B及びCが発呼すると(SA1、SB1、SC1)、A
T6に呼接続される(SA2、SB2、SC2)。この
各端末からの発呼は、それぞれ独立に行われるものであ
る。AT6が呼を保留したままで、制御装置8は当該呼
を介して各端末の認証を要求する(SA3、SB3、S
C3)。制御装置8は、各端末が認証されると、AT6
に対してロビーサーバ2へ呼接続を切り替える旨を要求
する(SA4、SB4、SC4)。AT6は、経路制御
機能を有しており、各端末からの呼がロビーサーバ2へ
接続されるように、呼接続先を切り替える(SA5、S
B5、SC5)。そして、端末A、B及びCの間で、例
えばチャット等が行われる。
【0018】ここで、端末を操作する参加者の間で、特
定のゲームに参加すべき合意ができたとする(S6)。
このとき、ロビーサーバ2は、端末A、B及びCが特定
のゲームに参加することを、制御装置8へ通知する(S
7)。ここで、制御装置8は、相互同報通信装置7の空
き具合のチェック及び回線確保を行う。回線が確保でき
ると、制御装置8は、当該呼を介して、端末A、B及び
Cとの間で呼の接続先の切替の確認を行う。制御装置8
は、その確認ができると、呼の接続先を相互同報通信シ
ステム7へ切り替えるべくAT6へ要求する(S7)。
AT6は、この要求に対応して、端末A、B及びCの呼
の接続先を相互同報通信装置7へ切り替える(SA8、
SB8、SC8)。これにより、端末A、B及びCを操
作する複数の参加者は、複数人参加型ゲームを実行する
ことができる。
【0019】ゲームが終了すると(S9)、相互同報通
信装置7は、通信終了の旨を制御装置8へ通知する(S
10)。制御装置8は、その通知に対応して、当該呼を
介して端末A、B及びCとの間で呼の接続先の切替の確
認を行う。制御装置8は、その確認ができると、呼の接
続先をロビーサーバ2に戻すようにAT6へ切替を要求
する。そして、AT6は、端末A、B及びCの呼の接続
先をロビーサーバ2に切り替える(SA11、SB1
1、SC11)。これにより、各呼は、再び他のゲーム
に参加することもできる。
【0020】以上、詳細に説明した実施形態において、
ゲームサービスを例にとり説明したが、1対N又はN対
Nのメンバが同時に参加し且つ高速通信を必要とするサ
ービスへの適用において、本発明の技術思想及び見地の
範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容
易に行うことができる。
【0021】例えば、端末は、ゲーム端末のみならず、
ゲームソフトウェアをインストールしたパソコン又は移
動電話機であってもよい。また、前述ではゲームサービ
スの実施形態について説明したが、テレビ会議システム
等に利用するものであってもよい。従って、前述した例
はあくまで例であって、何ら制約しようとするものでは
ない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として
限定するものにのみ制約される。
【0022】
【発明の効果】従って、本発明によれば、複数人同時参
加型通信システムについて、多数の参加者が同時に1つ
のゲームに参加しても、参加者間の情報伝送を高速に処
理することができる。また、1つの通信サービスのグル
ープに参加する参加者自身が集うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のゲームサービスのシステム構成図であ
る。
【図2】本発明によるゲームサービスのシステム構成図
である。
【図3】図2のシステムにおけるシーケンス図である。
【符号の説明】
1 モデム 2 ロビーサーバ 3 公衆網 4 端末 5 MODEM 6 AT 7 相互同報通信装置 8 制御装置 9 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C001 AA00 AA11 AA17 BC00 BC10 BD00 BD04 CB00 CB01 CB08 CC02 5K015 AA01 AA05 AA10 AD01 AD05 AF05 AF10 JA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 参加者が操作する複数の端末から発呼さ
    れた呼の経路制御手段を有するトランク装置と、該トラ
    ンク装置を制御する制御装置と、特定の通信サービスの
    グループに同時に参加する複数の呼を決定する参加者選
    択装置と、複数の呼が相互に且つ同報的に通信すること
    ができる相互同報通信装置とを有する複数人同時参加型
    通信システムの制御方法であって、 前記トランク装置が、前記複数の端末から発呼された複
    数の呼を、前記参加者選択装置に呼接続する第1の段階
    と、 前記参加者選択装置が、前記複数の呼の中から、特定の
    通信サービスのグループに同時に参加する複数の呼を決
    定する第2の段階と、 前記トランク装置が、参加が決定した前記複数の呼を、
    前記相互同報通信装置へ切り替える第3の段階と、 前記相互同報通信装置が、参加が決定した前記複数の呼
    の間で相互に且つ同報的に通信させる第4の段階とを有
    することを特徴とする、複数人同時参加型通信システム
    の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の段階について、前記参加者選
    択装置が、複数の呼の間で相互に且つ同報的にメッセー
    ジを交換させ、参加者に所望の通信サービスのグループ
    を選択させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の段階について、前記制御装置
    が、前記端末を操作する参加者を認証することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の段階について、前記制御装置
    が、前記端末を操作する参加者毎に課金することを特徴
    とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の段階について、前記制御装置
    が、参加者毎に予め指定された接続回数又は接続料金を
    越える接続を拒絶するコールカウントチェックを行うこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記通信サービスのグループが、ゲーム
    に参加するグループ又はテレビ会議に参加するグループ
    であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記参加者選択装置は、参加者の個人情
    報及びゲーム結果履歴情報を記憶するデータベースを有
    し、 前記第2の段階について、前記データベースを用いて、
    参加者の個人情報及び/又はゲーム結果履歴情報によっ
    て参加すべきゲームが選択されることを特徴とする請求
    項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 参加者が操作する複数の端末から発呼さ
    れた呼の経路制御手段を有するトランク装置と、該トラ
    ンク装置を制御する制御装置と、特定の通信サービスの
    グループに同時に参加する複数の呼を決定する参加者選
    択装置と、複数の呼が相互に且つ同報的に通信すること
    ができる相互同報通信装置とを有する複数人同時参加型
    通信システムであって、 前記トランク装置が、前記複数の端末から発呼された複
    数の呼を、前記参加者選択装置又は前記相互同報通信装
    置に呼接続する手段を有し、 前記参加者選択装置が、前記複数の呼の中から、特定の
    通信サービスのグループに同時に参加する複数の呼を決
    定する手段を有し、 前記相互同報通信装置が、参加が決定した前記複数の呼
    の間で相互に且つ同報的に通信させる手段を有すること
    を特徴とする複数人同時参加型通信システム。
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Effective date: 20040304

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040416