JP2002197787A - 情報記録装置と情報記録方法 - Google Patents

情報記録装置と情報記録方法

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JP2002197787A JP2000391019A JP2000391019A JP2002197787A JP 2002197787 A JP2002197787 A JP 2002197787A JP 2000391019 A JP2000391019 A JP 2000391019A JP 2000391019 A JP2000391019 A JP 2000391019A JP 2002197787 A JP2002197787 A JP 2002197787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上の暗号化キーによって保護されて
いるデータを再生可能な状態で複製できないようにす
る。 【解決手段】 デジタル信号制御処理部11は、ホスト
コンピュータから所定の暗号化処理で暗号化された暗号
化情報とそれを解読するための暗号化キーとからなるユ
ーザデータを入力し、それを光ディスク4に記録する記
録データのピットパターンデータにエンコードしてデー
タバッファ13に随時格納し、そのエンコードのときに
ユーザデータと共に記憶したエンコードされるブロック
アドレスに基づいてCSSキー(暗号化キー)を含むブ
ロックアドレスと判断すると、CSSキーの部分を無効
なピットパターンデータ(例えばすべて“0”のユーザ
データ)にエンコードしてLDドライバ26へ出力して
光ディスクに記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体に情報
を記録する情報記録装置とその情報記録方法とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録媒体上の情報に対する不正な複製
(コピー)を防止するために様々な技術があった。例え
ば、記録媒体に複製が困難な複製防止パターンを付加
し、その記録媒体から不正に情報を複製した記録媒体の
再生時には複製防止パターンを検出できないことによっ
て再生を禁止する情報再生装置(例えば、特開平8−1
02133号公報参照)や、オリジナルの記録媒体には
電子透かし処理を施した情報を記録し、他の記録媒体に
はオリジナルの記録媒体の電子透かし処理を施した情報
を記録できないようにすることによって再生時に電子透
かし処理を行った情報が検出されないと再生しないよう
にした情報再生装置(例えば、特開平11−17609
0号公報参照)や、記録媒体への情報記録時に情報内に
不正記録を禁止するフラグを設けて、そのフラグを検出
しなかったときには再生を禁止する情報再生装置(例え
ば、特開平8−147704号公報参照)などがあっ
た。
【0003】しかしながら、上記複製が困難な複製防止
パターンを付加した記録媒体は、上述のような専用の情
報再生装置以外の再生装置では情報を再生することが可
能になってしまう。また、情報に電子透かし処理を施し
ても不正記録の際に再生に必要な情報は他の記録媒体に
記録可能なので、上述のような電子透かし処理を行った
情報の確認を行わないような情報再生装置では再生が可
能になってしまう。さらに、情報内に不正記録を禁止す
るフラグを設けても、情報記録装置を情報と共にフラグ
も記録してしまうように不正に改変してしまえば不正記
録ができてしまって再生が可能になってしまう。さらに
また、上述のような電子透かし及びフラグを必要とする
ために記録媒体上の情報記録容量も有効に利用すること
ができなくなってしまう。
【0004】このように、上述のような記録媒体上の情
報を不正に複製して使用することを防止する技術では、
比較的容易に回避されてしまったり、データ記憶容量的
にも効率的ではなかったりするという問題があった。そ
こで従来、情報にコンテンツ・スクランブル・システム
(ContentsScramble System:
CSS)等のような所定の暗号化処理を施し、その暗号
化された情報と共に暗号を解読するための暗号化キーを
記録媒体に記録するようにした情報記録装置が提案され
ている。このような情報記録装置によってデータが記録
された記録媒体は、暗号化されたデータを暗号化キーに
基づいて暗号化前の状態に復元して再生することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような情報記録装置で作成された記録媒体は、暗号化さ
れたデータと共に暗号化キーも他の記録媒体にコピーし
てしまえば容易に解読して再生できるので、不正な複製
を防止できなくなるという問題があった。この発明は上
記の課題を解決するためになされたものであり、記録媒
体上の暗号化キーによって保護されているデータを再生
可能な状態で複製できないようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、所定の暗号化処理によって暗号化された
暗号化情報とその暗号化情報を解読するための暗号化キ
ーとを記録用の情報に変換する記録用情報変換手段と、
その記録用情報変換手段によって変換された記録用の情
報を記録媒体に記録する情報記録手段を備えた情報記録
装置において、上記記録用情報変換手段によって暗号化
情報と暗号化キーを記録用の情報に変換するとき、上記
暗号化キーを無効情報に変換する無効情報変換手段を設
けたものである。また、所定の暗号化処理によって暗号
化された暗号化情報とその暗号化情報を解読するための
暗号化キーとを記録用の情報に変換する記録用情報変換
手段と、その記録用情報変換手段によって変換された記
録用の情報を記録媒体に記録する情報記録手段を備えた
情報記録装置において、上記記録用情報変換手段によっ
て暗号化情報と暗号化キーを記録用の情報に変換すると
き、上記暗号化キーを含む複数領域の情報を無効情報に
変換する無効情報変換手段を設けるとよい。
【0007】さらに、上記のような情報記録装置におい
て、上記記録媒体に上記無効データに変換された暗号化
キーを含む複数領域の情報を記録した後、その情報内の
暗号化キー以外の部分の情報を無効情報に変換しないで
再記録するように制御する再記録制御手段を設けるとよ
い。また、上記のような情報記録装置において、その情
報記録装置の全体制御を司る手段と共に上記再記録制御
手段を改変不可能に設けるとよい。さらに、上記のよう
な情報記録装置において、その情報記録装置の全体制御
を司る手段を更新可能に、上記再記録制御手段を改変不
可能にそれぞれ設けるとよい。また、上記のような情報
記録装置において、固有の識別情報を付与して上記再記
録制御手段を改変不可能に設け、上記識別情報に基づい
て認証された上記再記録制御手段の制御のみを実行させ
る手段を設けるとよい。さらに、上記のような情報記録
装置において、その情報記録装置の中央処理手段内に上
記再記録制御手段を改変不可能に設けるとよい。
【0008】また、所定の暗号化処理によって暗号化さ
れた暗号化情報とその暗号化情報を解読するための暗号
化キーとを記録用の情報に変換し、その変換された記録
用の情報を記録媒体に記録する情報記録方法において、
上記暗号化情報と暗号化キーを記録用の情報に変換する
とき、上記暗号化キーを無効情報に変換する情報記録方
法も提供する。さらに、所定の暗号化処理によって暗号
化された暗号化情報とその暗号化情報を解読するための
暗号化キーとを記録用の情報に変換し、その変換された
記録用の情報を記録媒体に記録する情報記録方法におい
て、上記暗号化情報と暗号化キーを記録用の情報に変換
するとき、上記暗号化キーを含む複数領域の情報を無効
情報に変換するとよい。さらにまた、上記のような情報
記録方法において、上記記録媒体に上記無効データに変
換された暗号化キーを含む複数領域の情報を記録した
後、その情報内の暗号化キー以外の部分の情報を無効情
報に変換しないで再記録するとなおよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (1)この発明の第1実施形態 図1は、この発明の第1実施形態である光ディスク記録
制御装置の構成を示すブロック図である。この光ディス
ク記録制御装置(光ディスクドライブ)は、マイクロコ
ンピュータによって実現され、主に外部のホストコンピ
ュータから送られる所定の暗号化処理によって暗号化さ
れた暗号化情報とその暗号化情報を解読するための暗号
化キーとからなる情報(ユーザデータ)の入力と、その
ユーザデータをブロック単位の記録用の情報(記録デー
タ)に変換(エンコード)するデータ処理部1と、記録
媒体であるCD−R/RW等の光ディスク4を回転し、
光学的手段の半導体レーザ光源から出射した光ビームが
光ディスク4上に形成されたトラックに追従するように
制御しながら出射光の光量(発光パワー)を変動させて
上記変換された記録データをピットとして記録する信号
制御処理部2と、上記データ処理部1と信号制御処理部
2の各ブロック動作を統括するコントローラ処理部3と
からなる。
【0010】次に、上記信号制御処理部2内の各ブロッ
クを説明する。スピンドル駆動部21は、サーボ22か
らの制御にしたがって光ディスク4を回転させ、光ピッ
クアップ部(PU)23内の図示を省略した半導体レー
ザ光源のレーザダイオード(LD)からレーザ光による
光ビームを出射し、また同じく図示を省略した光受光器
のフォトダイオード(PD)によって光ディスク4から
の反射光を受光してRF信号として出力する。アナログ
信号処理部24は、PU23からのRF信号をサーボ2
2にわたし、サーボ22はそのRF信号に基づいてPU
23,スピンドル駆動部21,光ピックアップ(PU)
駆動部25の駆動をそれぞれ制御する。光PU駆動部2
5は、PU23から出射された光ビームが光ディスク4
上に形成されたトラックに追従するようにPU23を移
動する。LDドライバ26は、情報(データ)の記録時
にデータ処理部1から送られる記録データのピットデー
タパターンにしたがってPU23内のLDを駆動して記
録する。
【0011】次に、上記データ処理部1内の各ブロック
を説明する。データ処理部1は、データの記録時にデジ
タル信号制御処理部11の制御により、ホストインタフ
ェース(I/F)部12を介して外部のホストコンピュ
ータから所定の暗号化処理によって暗号化された暗号化
情報とその暗号化情報を解読するための暗号化キーとか
らなるユーザデータを入力し、そのユーザデータをデー
タバッファ13に格納する。さらに、データバッファ1
3内に一旦格納したユーザデータを記録用の情報である
記録データのピットパターンデータにエンコードし、そ
の記録データを信号制御処理部2のLDドライバ26へ
送る。
【0012】次に、上記コントローラ処理部3内の各ブ
ロックを説明する。CPU31は、エンジンインタフェ
ース(I/F)部32を介してデータ処理部1と信号制
御処理部2内の各ブロックを制御し、この光ディスク記
録制御装置の全体を統括制御している。また、CPU3
1が動作するための制御手順プログラムは書き換えて改
変不可能な読み出し専用メモリ(ROM)33に格納さ
れており、CPU31が動作するための動的な記憶領域
として読み書き可能なメモリ(RAM)34があり、そ
れらの各ブロックはバス35でデータ通信可能に接続さ
れている。
【0013】すなわち、上記データ処理部1が所定の暗
号化処理によって暗号化された暗号化情報とその暗号化
情報を解読するための暗号化キーとを記録用の情報に変
換する記録用情報変換手段の機能を、上記信号制御処理
部2が上記記録用情報変換手段によって変換された記録
用の情報を記録媒体に記録する情報記録手段の機能を果
たす。また、上記データ処理部1は、上記記録用情報変
換手段によって暗号化情報と暗号化キーを記録用の情報
に変換するとき、上記暗号化キーを無効情報に変換する
無効情報変換手段の機能も果たす。
【0014】次に、図1に示した光ディスク記録制御装
置における情報記録処理である不正コピー防止記録処理
について説明する。この不正コピー防止記録処理は、所
定の暗号化処理によって暗号化された暗号化情報とその
暗号化情報を解読するための暗号化キーとを記録用の情
報に変換し、その変換された記録用の情報を記録媒体に
記録する際、上記暗号化情報と暗号化キーを記録用の情
報に変換するとき、上記暗号化キーを無効情報に変換す
ることにより、暗号化データと暗号化キーとからなるユ
ーザデータを他の光ディスクに不正にディスクコピーを
行っても、暗号化キーのデータをそのまま記録できない
ようにすることができ、ユーザデータの不正利用を防止
して保護することができる。
【0015】図2は、図1に示した光ディスク記録制御
装置におけるこの発明の請求項1及び請求項8に係わる
不正コピー防止記録処理について示すフローチャート図
であり、図1に示したデータ処理部1内のデジタル信号
制御処理部11の詳細な制御動作手順とそれに対応した
データの流れの関係を示している。デジタル信号制御処
理部11は、同図の(a)と(b)に示すように、ステ
ップ(図中「S」で示す)1でホストI/F部12を介
して外部のホストコンピュータから所定の暗号化処理に
よって暗号化された暗号化情報とその暗号化情報を解読
するための暗号化キーとからなるユーザデータを入力し
て取り込み、そのユーザデータをデータバッファ13に
随時格納する。ステップ2でデータバッファ13に格納
されたデータを光ディスク4に記録する記録データのピ
ットパターンデータにエンコードするエンコード処理を
実行し、エンコードされた記録データをデータバッファ
13に随時格納する。このエンコードのとき、ユーザデ
ータと共にエンコードされるブロックアドレスを記憶す
る。ステップ3で上記記憶したブロックアドレスに基づ
いてCSSキー(暗号化キー)を含むブロックアドレス
か否かを判断する。
【0016】ステップ3の判断で暗号化キーが格納され
るブロックアドレスでなければステップ5へ進んでエン
コードされた記録データ(ピットパターンデータ)をそ
のままLDドライバ26へ出力して光ディスクに記録す
る。一方、ステップ3の判断で暗号化キーを含むブロッ
クアドレスであれば、ステップ4へ進んでCSSキーの
部分を無効なピットパターンデータ(例えばすべて
“0”であるユーザデータ)にエンコードしてLDドラ
イバ26へ出力して光ディスクに記録する。なお、上記
ステップ2のエンコード処理前にステップ3のCSSキ
ーを含むブロックアドレスか否かのチェック処理を行
い、そのチェック処理でCSSキーが格納されるブロッ
クアドレスと判断したときにはステップ2のエンコード
処理をを行わないようにしてもよい。また、上記制御処
理においてステップ1のユーザデータの取り込みと、ス
テップ2のエンコード処理の実行と、ステップ3〜4あ
るいは5の処理はデータの流れとともに動作するが、各
ブロックが連続したデータを並列で処理する形態にして
もよい。
【0017】こうして、ある規定のブロックアドレスに
暗号化キーが存在するような暗号化手法によって記録さ
れた光ディスク上のデータをそのまま他の光ディスクに
記録しようとしても暗号化キーはコピーできないので、
この光ディスク記録制御装置で記録された光ディスクを
再生しても暗号解除が不可能になり、オリジナルの光デ
ィスクの不正複写によるデータの不正利用を防止するこ
とができる。このようにして、この発明の第1実施形態
の光ディスク記録制御装置は、オリジナルの記録媒体に
記録された暗号化データとそれを解読するための暗号化
キーを他の記録媒体に不正に記録しようとしても、暗号
化キーについては無効なデータにして記録してしまうの
で、記録後の暗号化データの解読が不可能になり、記録
可能な光ディスクへの記録を行う際に、暗号化キーによ
って保護されているデータを再生可能な状態で記録して
しまうことを回避(コピープロテクション)することが
できる。また、その制御プログラムをROMに格納した
ので容易に改変して記録されることも防止できる。
【0018】(2)この発明の第2実施形態 第1実施形態の光ディスク記録制御装置の不正コピー防
止記録処理は、暗号化キーがある決まった規定のブロッ
クアドレスに存在する場合にのみ有効である。そこで、
第2実施形態の光ディスク記録制御装置の不正コピー防
止記録処理では、データ処理部1が、図2に示したステ
ップ3の判断でブロックアドレスが暗号化キーを格納さ
れているとしているある規定のアドレスだけでなく、そ
れを含んだ複数ブロックの領域(複数領域)をチェック
し、その複数領域のユーザデータを無効情報に変換す
る。この場合、図1に示した光ディスク記録制御装置の
データ処理部1における処理が上述の場合とは異なる。
すなわち、上記データ処理部1が、上記記録用情報変換
手段によって暗号化情報と暗号化キーを記録用の情報に
変換するとき、上記暗号化キーを含む複数領域の情報を
無効情報に変換する無効情報変換手段の機能を果たす。
【0019】次に、この第2実施形態の光ディスク記録
制御装置におけるこの発明の請求項2及び請求項9に係
わる不正コピー防止記録処理について説明する。デジタ
ル信号制御処理部11は、ホストI/F部12を介して
外部のホストコンピュータから所定の暗号化処理によっ
て暗号化された暗号化情報とその暗号化情報を解読する
ための暗号化キーとからなるユーザデータを入力して取
り込み、そのユーザデータをデータバッファ13に随時
格納する。その後、データバッファ13に格納されたデ
ータを光ディスク4に記録する記録データのピットパタ
ーンデータにエンコードするエンコード処理を実行し、
エンコードされた記録データをデータバッファ13に随
時格納する。このエンコードのとき、ユーザデータと共
にエンコードされるブロックアドレスを記憶する。そし
て、上記記憶したブロックアドレスに基づいて複数ブロ
ックの領域のブロックアドレスにわたってCSSキー
(暗号化キー)を含むか否かを判断する。
【0020】上記判断で暗号化キーを含んでいなけれ
ば、エンコードされた記録データ(ピットパターンデー
タ)をそのままLDドライバ26へ出力して光ディスク
に記録する。一方、上記判断で暗号化キーを含んでいれ
ば、CSSキーを含む複数のブロック領域のユーザデー
タを全て無効なピットパターンデータ(例えばすべて
“0”であるユーザデータ)にエンコードしてLDドラ
イバ26へ出力して光ディスクに記録する。このように
して、この発明の第2実施形態の光ディスク記録制御装
置は、暗号化キーのアドレス規定が異なる暗号化であっ
たり光ディスク記録制御装置の製造後に規定が変更され
たりしても、予め定めたブロック領域内であればデータ
処理部1による処理を変更することがなく暗号化キーの
コピーを防止することができる。
【0021】(3)この発明の第3実施形態 第2実施形態の光ディスク記録制御装置の不正コピー防
止記録処理では、暗号化キーのブロックアドレス周辺を
すべて無効データで記録してしまうので、暗号化キー周
辺にデータがあったとしてもそのデータは記録されなく
なってしまうことになる。そこで、第3実施形態の光デ
ィスク記録制御装置の不正コピー防止記録処理では、暗
号化キー以外の部分については無効化することなく再記
録する。この場合、図1に示した光ディスク記録制御装
置のコントローラ処理部3の制御によってデータ処理部
1が再記録の処理を行うところが上述の場合と異なる。
すなわち、上記コントローラ処理部3が、上記記録媒体
に前記無効データに変換された暗号化キーを含む複数領
域の情報を記録した後、その情報内の暗号化キー以外の
部分の情報を無効情報に変換しないで再記録するように
制御する再記録制御手段の機能を果たす。
【0022】次に、この第3実施形態の光ディスク記録
制御装置におけるこの発明の請求項3及び請求項10に
係わる不正コピー防止記録処理について説明する。上述
のデータ処理部1による無効化データの記録後、コント
ローラ処理部3がデータ処理部1に対して特別な制御手
順の処理を行うことにより、データ処理部1のデジタル
信号制御処理部11は、データ処理部1による一連の制
御手順では記録できない領域に対して記録を許可し、無
効データに変換された暗号化キーを含む複数ブロック領
域のデータ中で暗号化キー以外の部分のデータを無効化
データに変換しないで再記録する。その際、コントロー
ラ処理部3の処理において記録するユーザデータのアド
レスチェックを行ってプログラムレベルで暗号化キーの
記録を禁止する。
【0023】このコントローラ処理部3による特別な制
御手順の処理は、上述のデータ処理部1の制御手順とは
異なる手順であればどのような手順処理であってもよ
い。このようにして、この発明の第3実施形態の光ディ
スク記録制御装置は、暗号化キーを含んだ領域をデータ
処理部1による一連の制御手順処理によって無効データ
を記録後、コントローラ処理部3のCPU31の制御に
よって暗号化キー部以外をあらためて再記録するので、
データ処理部1の製造後に暗号化キーのデータのアドレ
ス規定が変更されても、プログラムの変更のみによって
容易に暗号化キーのコピーを防止することができる。
【0024】(4)この発明の第4実施形態 第3実施形態の光ディスク記録制御装置では、プログラ
ムの変更によって任意のブロックアドレスでの記録を可
能にしてしまうので、悪意を持ったユーザがCPU31
で暗号化キーを記録するように改変されたプログラムに
変更した場合には暗号化キーの記録を回避できなくなる
恐れがある。そこで、コントローラ処理部1において、
光ディスク記録制御装置の外部からの書き換えが不可能
なROMに記録したプログラムをロードしたCPUによ
って上記特別な制御手順処理を実現するようにするとよ
い。すなわち、上記CPU31及びROM33が、上記
情報記録装置の全体制御を司る手段と共に上記再記録制
御手段を改変不可能に設けたものである。
【0025】この光ディスク記録制御装置は、コントロ
ーラ処理部3でのCPU31で動作するデータ処理部1
に対する特別な制御手順処理を書き換え不能なROM3
3にプログラムとして格納している。このようにして、
この発明の第4実施形態の光ディスク記録制御装置は、
暗号化キー部をそのまま記録することを許可してしまう
プログラムを特別な制御手順処理に混入させることがで
きなくなり、プログラム製造後の悪意のプログラムの改
変を防ぐことができる。
【0026】(5)この発明の第5実施形態 通常、製品として出荷後に光ディスク記録制御装置を制
御するCPUのプログラムを性能向上やバグの修正など
のために正規にアップデートすることがある。しかし、
上述のように書き換え不可能なROMに光ディスク記録
制御装置を制御するプログラムを格納するとアップデー
トが容易に行えなくなる。そこで、暗号化キーのデータ
部分を含むブロック領域に特別な制御手順処理以外のプ
ログラムの部分を光ディスク記録装置の外部からの書き
換えが可能なROM(例えば、フラッシュROM)に格
納する。
【0027】図3はこの発明の第5実施形態である光デ
ィスク記録制御装置の構成を示すブロック図であり、図
1と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略
する。この光ディスク記録制御装置では、暗号化キーの
データ部分を含むブロック領域に特別な制御手順処理以
外のプログラムを格納するための新たに書換可能なRO
M36を設けている。すなわち、上記CPU31及びフ
ラッシュROM36が、上記情報記録装置の全体制御を
司る手段を更新可能に設け、上記CPU31及びROM
33が、上記再記録制御手段を改変不可能にそれぞれ設
けたものである。
【0028】この光ディスク記録制御装置は、図3に示
すように、少なくともCPU31で動作する暗号化キー
のデータ部分を含むブロック領域に特別な制御手順処理
を施すためのプログラムを上述と同様に書き換え不能な
ROM33に格納し、さらにその特別な制御手順処理以
外のCPU制御プログラム部をフラッシュROM(Fl
ash ROM)などの書換可能なROM36に格納し
ている。このようにして、この第5実施形態の光ディス
ク記録制御装置は、製造後のプログラムの改変による暗
号化キーの記録を防ぐと共に、それ以外の無関係なプロ
グラム部のアップデートを容易に図ることができる。
【0029】(6)この発明の第6実施形態 この第6実施形態の光ディスク記録制御装置は、外部か
らの書き換えが不可能なROM33に不揮発で一意な識
別情報(ID)を付与し、CPU31による特別な制御
手順処理を行う際にそのIDをデータ処理部1に登録す
ることにより、データ処理部1は登録されたROM33
での操作以外の記録情報への変換要求を受け付けないよ
うにする。すなわち、上記CPU31とROM33が固
有の識別情報を付与して前記再記録制御手段を改変不可
能に設けたものであり、上記CPU31が上記識別情報
に基づいて認証された前記再記録制御手段(上記データ
処理部1)の制御のみを実行させる手段の機能を果た
す。
【0030】この光ディスク記録制御装置は、図3に示
した装置構成と同じであるが、ROM33に予め固有な
IDを付与していることと、CPU31及びデータ処理
部1の処理が若干異なる。まず、ROM33には、コン
トローラ処理部3のCPU31で動作するデータ処理部
1に対する特別な制御手順処理のプログラムを格納する
が、不揮発で一意なIDも併せて格納しており、CPU
31はデータ処理部1に対する特別な制御手順処理では
必ずそのIDを使ってデータ処理部1と認証する。例え
ば、データ処理部1は、CPU31からの最初のアクセ
ス時にROM33のIDを記憶し、その後、ROMのI
Dが上記記憶したものと異なるアクセスは拒否する。こ
のようにして、この第6実施形態の光ディスク記録制御
装置は、CPU31で動作するデータ処理部1に対する
特別な制御手順処理をプログラムとして格納しているR
OM33が悪意によって取り替えられても暗号化キーの
領域の記録を不可能にすることができる。
【0031】(7)この発明の第7実施形態 この第6実施形態の光ディスク記録制御装置は、外部か
らの書き換えが不可能なROMをCPUに内蔵する。図
4はこの発明の第7実施形態である光ディスク記録制御
装置の構成を示すブロック図であり、図3と共通する部
分には同一符号を付してその説明を省略する。この光デ
ィスク記録制御装置では、暗号化キーのデータ部分を含
むブロック領域に特別な制御手順処理以外のプログラム
を格納するためのROM33をCPU31の内部に設け
ている。すなわち、上記情報記録装置の中央処理手段
(CPU31)内に上記再記録制御手段(ROM33)
を改変不可能に設けたものである。
【0032】この光ディスク記録制御装置は、図4に示
すように、上記データ処理部1に対する特別な制御手順
処理をプログラムとして格納している書き換え不可能な
ROM33をCPU31に内蔵し、不正な交換を防止す
るようにしている。このROM33の不揮発で一意なI
DをCPU31に対して付するようにしてもよい。この
ようにして、この第7実施形態の光ディスク記録制御装
置は、CPU31に内蔵されているROM33に特別な
制御手順処理のプログラムを記録しておくことにより、
ROMの分割による部品点数の増加,部品スペースを少
なくした上で、悪意によってCPU31を取り替えられ
ても暗号化キーの領域には記録不可能にすることができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報記録装置と情報記録方法によれば、記録媒体上の暗号
化キーによって保護されているデータを再生可能な状態
で複製できないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態である光ディスク記録
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ディスク記録制御装置における
この発明の請求項1及び請求項8に係わる不正コピー防
止記録処理について示すフローチャート図である。
【図3】この発明の第5実施形態である光ディスク記録
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の第7実施形態である光ディスク記録
制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:データ処理部 2:信号制御処理部 3:コントローラ処理部 4:光ディスク 11:デジタル信号制御処理部 12:ホストI/F 13:データバッファ 21:スピンドル駆動部 22:サーボ 23:光ピックアップ部 24:アナログ信号処理
部 25:光ピックアップ駆動部 26:LDドライバ 31:CPU 32:エンジンI/F部 33:ROM 34:RAM 35:バス 36:書換可能なROM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の暗号化処理によって暗号化された
    暗号化情報と該暗号化情報を解読するための暗号化キー
    とを記録用の情報に変換する記録用情報変換手段と、該
    手段によって変換された記録用の情報を記録媒体に記録
    する情報記録手段とを備えた情報記録装置において、 前記記録用情報変換手段によって暗号化情報と暗号化キ
    ーを記録用の情報に変換するとき、前記暗号化キーを無
    効情報に変換する無効情報変換手段を設けたことを特徴
    とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 所定の暗号化処理によって暗号化された
    暗号化情報と該暗号化情報を解読するための暗号化キー
    とを記録用の情報に変換する記録用情報変換手段と、該
    手段によって変換された記録用の情報を記録媒体に記録
    する情報記録手段とを備えた情報記録装置において、 前記記録用情報変換手段によって暗号化情報と暗号化キ
    ーを記録用の情報に変換するとき、前記暗号化キーを含
    む複数領域の情報を無効情報に変換する無効情報変換手
    段を設けたことを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報記録装置において、 前記記録媒体に前記無効データに変換された暗号化キー
    を含む複数領域の情報を記録した後、該情報内の暗号化
    キー以外の部分の情報を無効情報に変換しないで再記録
    するように制御する再記録制御手段を設けたことを特徴
    とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報記録装置において、 該情報記録装置の全体制御を司る手段と共に前記再記録
    制御手段を改変不可能に設けたことを特徴とする情報記
    録装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の情報記録装置において、 該情報記録装置の全体制御を司る手段を更新可能に、前
    記再記録制御手段を改変不可能にそれぞれ設けたことを
    特徴とする情報記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の情報記録装置にお
    いて、 固有の識別情報を付与して前記再記録制御手段を改変不
    可能に設け、前記識別情報に基づいて認証された前記再
    記録制御手段の制御のみを実行させる手段を設けたこと
    を特徴とする情報記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の情報記録装置にお
    いて、 該情報記録装置の中央処理手段内に前記再記録制御手段
    を改変不可能に設けたことを特徴とする情報記録装置。
  8. 【請求項8】 所定の暗号化処理によって暗号化された
    暗号化情報と該暗号化情報を解読するための暗号化キー
    とを記録用の情報に変換し、該変換された記録用の情報
    を記録媒体に記録する情報記録方法において、 前記暗号化情報と暗号化キーを記録用の情報に変換する
    とき、前記暗号化キーを無効情報に変換することを特徴
    とする情報記録方法。
  9. 【請求項9】 所定の暗号化処理によって暗号化された
    暗号化情報と該暗号化情報を解読するための暗号化キー
    とを記録用の情報に変換し、該変換された記録用の情報
    を記録媒体に記録する情報記録方法において、 前記暗号化情報と暗号化キーを記録用の情報に変換する
    とき、前記暗号化キーを含む複数領域の情報を無効情報
    に変換することを特徴とする情報記録方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の情報記録方法におい
    て、 前記記録媒体に前記無効データに変換された暗号化キー
    を含む複数領域の情報を記録した後、該情報内の暗号化
    キー以外の部分の情報を無効情報に変換しないで再記録
    することを特徴とする情報記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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