JP2002196817A - 作業車両の管理システム - Google Patents

作業車両の管理システム

Info

Publication number
JP2002196817A
JP2002196817A JP2000393502A JP2000393502A JP2002196817A JP 2002196817 A JP2002196817 A JP 2002196817A JP 2000393502 A JP2000393502 A JP 2000393502A JP 2000393502 A JP2000393502 A JP 2000393502A JP 2002196817 A JP2002196817 A JP 2002196817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work vehicle
host computer
leader
work
management system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000393502A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Ikeuchi
伸明 池内
Tomoaki Watabe
智明 渡部
Masanori Shinoda
正憲 篠田
Chikanori Sakata
親紀 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2000393502A priority Critical patent/JP2002196817A/ja
Publication of JP2002196817A publication Critical patent/JP2002196817A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の作業車両とこの作業車両から送信され
るデータを受けて各作業車両へ指令を送るホストコンピ
ュータとからなる作業車両の管理システムに於いて、シ
ステムの構築費用を低コスト化するとともに、通信情報
の遮断や制御装置の簡素化を図る。 【解決手段】 すべてのトラクタ及びホストコンピュー
タ50に移動式電話を備えて通信手段とし、複数のトラ
クタをAグループ乃至Cグループに分けて、トラクタA
1,B1,C1を夫々のグループのリーダに設定する。
各リーダはホストコンピュータ50とデータ通信するア
クセス権を有し、グループ内の他のトラクタから定期的
にデータの通信を受けて記憶装置に記憶し、この記憶デ
ータをホストコンピュータ50へ送信する。ホストコン
ピュータ50は、送られてきた各トラクタのデータに基
づいて夫々のアクチュエータへの駆動指令を演算し、こ
の指令を各リーダへ送る。各リーダはこの指令をグルー
プ内の他のトラクタに伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業車両の管理シス
テムに関するものであり、特に、農業用、建築用の作業
車両及びホストコンピュータに夫々移動式電話からなる
通信手段を備えた作業車両の管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
此種作業車両の管理システムとしては、複数の作業車両
に夫々車両の作業部、走行部または操舵部を駆動するア
クチュエータと、該アクチュエータの作動状況を検出す
るセンサとを備え、各作業車両の個々の性能または作業
情報を記憶したデータベースを有するホストコンピュー
タを設けておき、そして、各作業車両から前記センサの
検出データを通信手段によってホストコンピュータへ送
り、このデータに基づく作業指令をホストコンピュータ
から各作業車両へ送るように構成したものが知られてい
る。
【0003】前記通信手段としては無線通信設備が考え
られるが、大農場や広大な建築現場等では、使用する電
波周波数の選定やシステムの構築が面倒であり、設置費
用も嵩む。また、全ての作業車両が直接ホストコンピュ
ータにアクセスする構成では、各作業車両に同容量の記
憶装置を備えた制御装置が必要となり、コストアップの
要因となっている。ここで、身近な通信手段として、携
帯電話やPHS等の移動式電話を使用することが考えら
れる。これら移動式電話は個々の機器が小型であり、シ
ステムの構築が比較的簡単で設置費用が安価である。し
かし、作業現場が広範囲に亙った場合や障害物が存在し
た場合等は、一部の作業車両が通信圏外に陥ることがあ
り、或いは、作業車両に故障が生じた場合は、該作業車
両の受け持ち領域が未作業となる。また、全ての作業車
両がホストコンピュータにアクセスする構成では、前述
の課題を解決できない。
【0004】そこで、複数の作業車両とこの作業車両か
ら送信されるデータを受けて各作業車両へ指令を送るホ
ストコンピュータとからなる作業車両の管理システムに
於いて、システムの構築費用を低コスト化するととも
に、通信情報の遮断や制御装置の簡素化を図るために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこ
の課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、車両の作業部16、
走行部13,14または操舵部31を駆動するアクチュ
エータ17,19,22,33並びに該アクチュエータ
の作動状況を検出するセンサ18,21,34を備えた
複数の作業車両10と、該作業車両10の個々の性能ま
たは作業情報を記憶したデータベースを有するホストコ
ンピュータ50とからなる作業車両の管理システムに於
いて、前記作業車両10及びホストコンピュータ50に
夫々移動式電話40からなる通信手段を備え、前記作業
車両10には前記センサ17,19,22,33の検出
値を前記ホストコンピュータ50へ定期的若しくは継続
的に送信するとともに、前記ホストコンピュータとの通
信が不能となった場合は、前記検出値を蓄積し、この蓄
積データを送信すべく再度ホストコンピュータ50へア
クセスする制御手段30を備えた作業車両の管理システ
ム、及び、上記作業車両10を複数の小群A,B,Cに
分けて夫々の小群のリーダを設定し、該リーダは小群内
の他の作業車両から定期的にデータの通信を受けて記憶
手段に記憶するとともに、この記憶データを前記ホスト
コンピュータ50へ送って各作業車両への指令を受ける
アクセス権を有するように構成した作業車両の管理シス
テム、及び、上記リーダの作業車両に故障が生じた場合
は、前記ホストコンピュータ50がその小群内の何れか
一つの作業車両にリーダを代行する指令を送り、該指令
を受けた作業車両は小群内の新たなリーダとしてホスト
コンピュータ50とのアクセス権を譲受するように構成
した作業車両の管理システム、及び、上記リーダの作業
車両に故障が生じた場合は、その小群内の何れか一つの
作業車両がリーダを代行する旨をホストコンピュータ5
0へ送り、該作業車両が小群内の新たなリーダとしてホ
ストコンピュータ50とのアクセス権を譲受するように
構成した作業車両の管理システムを提供するものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従って詳述する。図1は作業車両の一例として農業
用トラクタ10を示し、図2はセンサとアクチュエータ
のブロック図である。車体前部にエンジン11を搭載
し、該エンジン11の回転動力をミッションケース12
内の変速装置により適宜変速した後に、走行部である後
輪13または後輪13と前輪14へ動力を伝達するよう
に構成してある。車体の後部にはリンク機構15を介し
て作業部であるロータリ等の作業機16を牽引する。前
記エンジン11にはエンジン回転調整用のアクチュエー
タとしてガバナ調整用モータ17とエンジン回転数を検
出するためのエンジン回転数センサ18とを設け、後述
するコントローラ30からの通電によって燃料噴射量を
調整する。
【0007】また、作業機昇降用のアクチュエータであ
る昇降油圧シリンダ19の駆動により、リンク機構15
のリフトアーム20が上下回動して作業機16が昇降
し、リフトアーム20の回動基部に設けたリフトアーム
角センサ21にてリフトアーム角度を検出する。後輪1
3の左右駆動軸にはブレーキ装置を設け、ブレーキ用ア
クチュエータであるブレーキ油圧シリンダ22の駆動に
よってブレーキディスクを圧着し、左右の後輪13,1
3を独立して制動可能な構成となっている。
【0008】一方、運転席25の側方には、走行用の変
速レバー26、前記作業機16の高さを変更するポジシ
ョンレバー27等の各操作レバーと、作業機16の耕深
を設定する耕深設定ダイヤル28、トラクタ10をオペ
レータの手動で操作するか或いは後述のホストコンピュ
ータ50の指令により自動操作するかを選択する手動・
自動モード設定スイッチ29等のダイヤルやスイッチが
設けられている。該運転席25の後方または下方に制御
手段であるコントローラ30を設け、前記各操作レバー
やスイッチ類の設定信号と各センサの検出信号がコント
ローラ30に入力される。また、該運転席25の前方に
操舵部である回転操作式のステアリングハンドル31を
設け、該ステアリングハンドル31をハンドルポスト3
2にて支持するとともに、ハンドルポスト32の内部に
操舵用のアクチュエータであるハンドル操作用モータ3
3を内装し、ステアリング切れ角センサ34にて操舵量
を検出する。
【0009】更に、ハンドルポスト32の前方にメータ
パネル35が設けられ、該メータパネル35内の液晶モ
ニタ36に車速、エンジン回転数、燃料残量、各種アク
チュエータの状態や地図を表示するように形成してあ
る。また、メータパネル35の上部にGPS受信機37
とジャイロセンサ38を内装してコントローラ30へ接
続する。尚、各トラクタ10には、夫々通信手段として
携帯電話やPHS等の移動式電話40を備えてあり、該
移動式電話40をコントローラ30に接続して、後述す
るように、該移動式電話40にて他のトラクタ10やホ
ストコンピュータ50とデータの通信を行う。
【0010】図3は管理システムの全体構成を示し、複
数の無人トラクタには夫々前述の各アクチュエータやセ
ンサが備えられ、制御部であるコントローラ30と通信
手段である移動式電話40を搭載している。いま、無人
トラクタをグループA、グループB、グループCの三つ
の小群に分け、夫々のグループのリーダをトラクタA
1、トラクタB1、トラクタC1に設定する。そして、
グループ内の各トラクタは、自車両に於けるアクチュエ
ータの作動状況を検出する各センサの検出信号を、移動
式電話40を介して夫々のリーダへ送信する。例えば、
AグループのリーダであるトラクタA1は、Aグループ
内の他のトラクタA2乃至A4から夫々の移動式電話4
0をダイヤルアップする都度定期的に、或いは、移動式
電話40を常時接続状態にして継続的にデータの通信を
受け、リーダ自身のデータとともに記憶手段に記憶す
る。同様にして、他のグループのリーダであるトラクタ
B1,C1は、夫々のグループ内にある他のトラクタB
2乃至B4,C2乃至C4から定期的若しくは継続的に
データの通信を受けて記憶装置に記憶する。
【0011】各グループA,B,Cのリーダであるトラ
クタA1,B1,C1は、記憶装置に記憶されたデータ
を移動式電話40のダイヤルアップ毎に定期的に、或い
は、移動式電話40を常時接続状態にして継続的にホス
トコンピュータ50へ送る。ホストコンピュータ50
は、リーダから送られてきた各トラクタのデータに基づ
いて夫々のアクチュエータの作動状況を検出し、作業状
態か走行状態かを間接的に判別して作業情報にするとと
もに、インターネット或いはデータベース等から各車両
の個々の性能、機械修理情報、作業情報、作物生育情
報、地図情報、天気情報等を参照して、各トラクタに備
えられた夫々のアクチュエータへの駆動指令を演算す
る。そして、この指令を各グループのリーダであるトラ
クタA1,B1,C1へ送信し、夫々のリーダはグルー
プ内の他のトラクタA2乃至A4,B2乃至B4,C2
乃至C4へ転送する。従って、各トラクタはホストコン
ピュータ50の指令に基づきアクチュエータを駆動して
無人作業を継続して実行する。
【0012】このように、各グループA,B,Cのリー
ダであるトラクタA1,B1,C1が、移動式電話40
のダイヤルアップ若しくは常時接続状態にてホストコン
ピュータ50とデータ通信し或いはホストコンピュータ
50を介してデータベースへ接続するアクセス権を有
し、他のトラクタA2乃至A4,B2乃至B4,C2乃
至C4はホストコンピュータ50とのアクセス権を有し
ない。即ち、他のトラクタA2乃至A4,B2乃至B
4,C2乃至C4は、グループ内のリーダであるトラク
タA1,B1,C1とのみデータ通信を行い、ホストコ
ンピュータ50とは直接データ通信を行わないため、多
数のトラクタを使用する場合であっても、ホストコンピ
ュータ50に於ける通信回線の使用量を抑止して、常に
移動式電話40の通信回路を確保することができる。
【0013】また、各トラクタからのデータには重要度
の異なるものがあり、トラクタの位置や燃料の残量が多
い場合等のデータは比較的重要度が低いため、前述した
通り、各トラクタからグループのリーダにデータを送信
し、該リーダを介してホストコンピュータ50からの指
令を受ける。しかし、燃料残量がなくなったり機械の故
障があった場合は重要度が高いデータとして、各トラク
タからホストコンピュータ50に直接アクセスして、緊
急時での素早い対応を行うように構成する。
【0014】一方、トラクタが無人作業する場合に、移
動式電話40の通信可能な範囲が必ずしも全ての作業領
域に亙っては存在しない場合がある。図4に示すよう
に、例えばエリア1乃至エリア25の作業領域の中で、
網掛けした部分が移動式電話40の通信圏であるとすれ
ば、トラクタA1乃至トラクタA4の4台が耕耘作業を
行う場合は、エリア1乃至3と、エリア5,10,1
5,20,25は一部通信圏外の領域を有するため、最
初の計画段階でこのようなエリアは作業領域に選択しな
いようにする。従って、例えばトラクタA1がエリア4
→9→8→7と耕耘すれば、トラクタA2はエリア6→
11→16→21と耕耘する。また、トラクタA3がエ
リア12→17→18→23→22と耕耘し、トラクタ
A4はエリア13→14→19→24と耕耘する。
【0015】このように、予め通信が遮断する虞のある
エリアでの作業を選択しないことにより、通信不能によ
るトラブルを未然に防止することができる。また、通信
圏内であるが、障害物等のため一時的に通信が途絶えた
場合は、その間各センサの検出値を蓄積し、データ通信
を保留して通信可能領域になるまでデータの通信を遅延
する。そして、この蓄積データを送信すべく再度リーダ
若しくはホストコンピュータ50へアクセスする。更
に、グループ内のトラクタの通信が途絶えた状態が続い
たときは、該トラクタに故障が生じたか通信障害が生じ
たものと見做し、ホストコンピュータ50は該トラクタ
を作業戦力から外すように作業計画を見直すと同時に、
他のトラクタがその領域に侵入しないようにして連続的
なトラブルを回避する。
【0016】ここで、グループのリーダに故障が生じた
場合の対処について、図6のフローチャートを参照しな
がら説明する。例えば、図3に示したCグループのリー
ダであるトラクタC1にトラブルが発生し、該トラクタ
C1が作業を中止するか或いは修理のために帰還するか
の状況に至った場合は、該トラクタC1はホストコンピ
ュータ50にその旨を通信する。ホストコンピュータ5
0はトラクタC1からの連絡を受けた後に新たなリーダ
を決め、例えば図5に示すように、トラクタC2に対し
てリーダを代行する指令を送信する。従って、トラクタ
C2がホストコンピュータ50とのアクセス権を譲受
し、Cグループ内の他のトラクタC3,C4に対して自
車両が新たなリーダになったことを伝える。それ以降の
作業では、CグループはトラクタC3,C4から新たな
リーダであるトラクタC2へ定期的若しくは継続的にデ
ータを送信し、トラクタC2は受けたデータを記憶装置
に記憶して蓄積する。そして、トラクタC2は定期的若
しくは継続的にホストコンピュータ50へ蓄積された記
憶データを送信し、ホストコンピュータ50から各トラ
クタへの指令を受け取ってトラクタC3,C4へ伝達す
る。
【0017】尚、グループ内のリーダが通信障害等によ
って突然通信不能となった場合は、リーダとホストコン
ピュータ50との通信が行われなくなるとともに、グル
ープ内の他のトラクタとの通信も途絶える。然るとき
は、他のトラクタはリーダとの通信ができないことから
不測の事態を感知し、グループ内の別のトラクタにデー
タ通信を切り換える。例えば、トラクタC1が突然通信
不能に陥り、トラクタC2乃至C4からのデータ通信が
遮断されたときは、トラクタC2が自らリーダ代行とな
り、その旨をホストコンピュータ50に宣言して、トラ
クタC2がホストコンピュータ50とのアクセス権を譲
受し、Cグループ内の新たなリーダになる。それ以降の
作業では、CグループはトラクタC3,C4から新たな
リーダであるトラクタC2へ定期的若しくは継続的にデ
ータを送信し、トラクタC2は受けたデータを記憶装置
に記憶して蓄積する。そして、トラクタC2は定期的若
しくは継続的にホストコンピュータ50へ蓄積された記
憶データを送信し、ホストコンピュータ50から各トラ
クタへの指令を受け取ってトラクタC3,C4へ伝達す
る。
【0018】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、請求項1記載の発明はホストコンピュータが複数
の作業車両を管理するシステムに於いて、通信手段に移
動式電話を使用することにより、個々の機器が小型軽量
になるとともにシステムの構築が比較的簡単で設置費用
が安価となる。そして、各作業車両には各センサの検出
値をホストコンピュータへ送信し、ホストコンピュータ
との通信が不能のときは、前記検出値を蓄積して送信す
べく再度ホストコンピュータへアクセスするように構成
したので、多少通信手段に故障が生じても、作業車両の
無駄な作業を防止できる。
【0020】また、請求項2記載の発明は、そして、作
業車両を複数の小群に分けて夫々の小群のリーダを設定
し、該リーダがホストコンピュータとのアクセス権を有
するように構成したので、請求項1記載の発明の効果に
加えて、ホストコンピュータに於ける通信回線の使用量
を抑止して、常に通信回路が安定して確保される。ま
た、リーダ以外の作業車両は通信装置や記憶装置及び制
御装置等を簡素化して低コスト化を図ることができる。
【0021】請求項3記載の発明並びに請求項4記載の
発明は、上記リーダに故障が生じた場合は、小群内の他
の作業車両が新たなリーダとなってホストコンピュータ
とのアクセス権を譲受するように構成したので、請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、作業の中断を最
小限に抑えてトラブルへの対応を迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図1】トラクタの側面図。
【図2】センサとアクチュエータのブロック図。
【図3】管理システムの全体構成を示すブロック図。
【図4】作業領域中の通信可能な範囲を示す解説図。
【図5】リーダにトラブルが発生したときのアクセス権
移動を説明するブロック図。
【図6】グループのリーダに故障が生じた場合の対処に
ついてフローチャート。
【符号の説明】
10 トラクタ 16 作業機 17 ガバナ調整用モータ 18 エンジン回転数センサ 19 昇降油圧シリンダ 21 リフトアーム角センサ 22 ブレーキシリンダ 31 ステアリングハンドル 33 ハンドル操作用モータ 34 ステアリング切れ角センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311L 5K048 // A01B 69/00 A01B 69/00 Z 5K101 79/00 79/00 (72)発明者 篠田 正憲 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 坂田 親紀 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B041 AA01 AB05 AC01 GA10 HA02 HA03 HA05 HA16 HA22 HA23 HA25 HA29 2B043 AA04 AA10 AB01 AB19 BA02 BA09 BB01 BB03 DA01 DA04 DA17 EB05 EB10 EB14 ED02 ED03 ED12 ED13 ED16 EE01 2F073 AA32 AB02 BB01 BC02 CC01 CC07 DD06 DD07 DE01 DE11 EE20 GG01 5H223 AA17 BB05 DD07 DD09 EE06 EE29 5H301 AA03 BB01 DD07 DD17 FF11 GG17 KK07 KK08 MM04 5K048 BA42 DA08 DC01 EB02 EB08 5K101 KK13 LL12 RR19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の作業部16、走行部13,14ま
    たは操舵部31を駆動するアクチュエータ17,19,
    22,33並びに該アクチュエータの作動状況を検出す
    るセンサ18,21,34を備えた複数の作業車両10
    と、該作業車両10の個々の性能または作業情報を記憶
    したデータベースを有するホストコンピュータ50とか
    らなる作業車両の管理システムに於いて、前記作業車両
    10及びホストコンピュータ50に夫々移動式電話40
    からなる通信手段を備え、前記作業車両10には前記セ
    ンサ17,19,22,33の検出値を前記ホストコン
    ピュータ50へ定期的若しくは継続的に送信するととも
    に、前記ホストコンピュータとの通信が不能となった場
    合は、前記検出値を蓄積し、この蓄積データを送信すべ
    く再度ホストコンピュータ50へアクセスする制御手段
    30を備えたことを特徴とする作業車両の管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記作業車両10を複数の小群A,B,
    Cに分けて夫々の小群のリーダを設定し、該リーダは小
    群内の他の作業車両から定期的にデータの通信を受けて
    記憶手段に記憶するとともに、この記憶データを前記ホ
    ストコンピュータ50へ送って各作業車両への指令を受
    けるアクセス権を有するように構成した請求項1記載の
    作業車両の管理システム。
  3. 【請求項3】 上記リーダの作業車両に故障が生じた場
    合は、前記ホストコンピュータ50がその小群内の何れ
    か一つの作業車両にリーダを代行する指令を送り、該指
    令を受けた作業車両は小群内の新たなリーダとしてホス
    トコンピュータ50とのアクセス権を譲受するように構
    成した請求項1または2記載の作業車両の管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記リーダの作業車両に故障が生じた場
    合は、その小群内の何れか一つの作業車両がリーダを代
    行する旨をホストコンピュータ50へ送り、該作業車両
    が小群内の新たなリーダとしてホストコンピュータ50
    とのアクセス権を譲受するように構成した請求項1,2
    または3記載の作業車両の管理システム。
JP2000393502A 2000-12-25 2000-12-25 作業車両の管理システム Pending JP2002196817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393502A JP2002196817A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 作業車両の管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393502A JP2002196817A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 作業車両の管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002196817A true JP2002196817A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18859294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000393502A Pending JP2002196817A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 作業車両の管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002196817A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009140514A2 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Oshkosh Corporation Vehicle diagnostics based on information communicated between vehicles
US8139109B2 (en) 2006-06-19 2012-03-20 Oshkosh Corporation Vision system for an autonomous vehicle
US8459619B2 (en) 2010-10-24 2013-06-11 Oshkosh Corporation Gas spring control system and method
CN103713535A (zh) * 2013-12-26 2014-04-09 盐城市盐海拖拉机制造有限公司 一种拖拉机电动悬挂控制装置
JP2014194601A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kubota Corp 農作業データ管理システム
JP2018033373A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 井関農機株式会社 作業車両
JP2018088931A (ja) * 2018-02-28 2018-06-14 株式会社クボタ 作業車協調システム
CN108848690A (zh) * 2018-08-23 2018-11-23 沈阳农业大学 一种微型遥控旋耕机
JP2020162617A (ja) * 2018-02-28 2020-10-08 株式会社クボタ 作業車

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8139109B2 (en) 2006-06-19 2012-03-20 Oshkosh Corporation Vision system for an autonomous vehicle
US9420203B2 (en) 2006-06-19 2016-08-16 Oshkosh Defense, Llc Vision system for a vehicle
US8947531B2 (en) 2006-06-19 2015-02-03 Oshkosh Corporation Vehicle diagnostics based on information communicated between vehicles
GB2473379B (en) * 2008-05-16 2012-12-05 Oshkosh Corp Vehicle diagnostics based on information communicated between vehicles
WO2009140514A2 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Oshkosh Corporation Vehicle diagnostics based on information communicated between vehicles
GB2473379A (en) * 2008-05-16 2011-03-09 Oshkosh Corp Vehicle diagnostics based on information communicated between vehicles
WO2009140514A3 (en) * 2008-05-16 2010-02-25 Oshkosh Corporation Vehicle diagnostics based on information communicated between vehicles
US8459619B2 (en) 2010-10-24 2013-06-11 Oshkosh Corporation Gas spring control system and method
JP2014194601A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kubota Corp 農作業データ管理システム
CN103713535A (zh) * 2013-12-26 2014-04-09 盐城市盐海拖拉机制造有限公司 一种拖拉机电动悬挂控制装置
CN103713535B (zh) * 2013-12-26 2015-12-02 盐城市盐海拖拉机制造有限公司 一种拖拉机电动悬挂控制装置
JP2018033373A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 井関農機株式会社 作業車両
JP2018088931A (ja) * 2018-02-28 2018-06-14 株式会社クボタ 作業車協調システム
JP2020162617A (ja) * 2018-02-28 2020-10-08 株式会社クボタ 作業車
CN108848690A (zh) * 2018-08-23 2018-11-23 沈阳农业大学 一种微型遥控旋耕机
CN108848690B (zh) * 2018-08-23 2023-08-22 沈阳农业大学 一种微型遥控旋耕机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8463946B2 (en) Method for automatic radio operational mode selection
US20030144750A1 (en) System for changing function of work machine and base station
JP2002196817A (ja) 作業車両の管理システム
CN110430746A (zh) 农作业车辆的自主行驶系统
US10939355B2 (en) Communication device for working machine, mobile terminal, communication system for working machine, and communication processing method for working machine
US20190200276A1 (en) Communication device for working machine, mobile terminal, communication system for working machine, and communication processing method for working machine
US20230320247A1 (en) Communication system for agricultural machine
US20240114817A1 (en) Work machine monitoring system
JP2002074436A (ja) 作業車両の管理システム
JPH05158537A (ja) 移動農機の走行制御システム
US11425560B2 (en) Communication system for working machine and communication processing method for working machine
JP2002034308A (ja) 作業車両の管理システム
JP3788015B2 (ja) 農業用のトラクタ管理システム
US20210203573A1 (en) Communication system for working machine
JP7421377B2 (ja) 作業支援システム、作業システム、作業支援方法及びプログラム
US10904930B2 (en) Communication system for working machine, mobile terminal, and communication processing method for working machine
US10986674B2 (en) Communication processing system for working machine and communication processing method for working machine
JP2001134308A (ja) 車搭載用制御装置
JP2004248621A (ja) 作業車両の設定装置
JP7305533B2 (ja) 作業機の通信システム
JP7275072B2 (ja) 作業車両及び作業車両の支援システム
JPH0617411U (ja) コンバインの籾排出自動制御装置
JP3777656B2 (ja) トラクタ
JP6812308B2 (ja) 作業機の通信処理システム及び作業機の通信処理方法
JP2001136181A (ja) 車搭載用制御装置