JP2002196703A - 半導体素子の実装構造及びその構造を有する液晶表示装置 - Google Patents

半導体素子の実装構造及びその構造を有する液晶表示装置

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JP2002196703A
JP2002196703A JP2000394189A JP2000394189A JP2002196703A JP 2002196703 A JP2002196703 A JP 2002196703A JP 2000394189 A JP2000394189 A JP 2000394189A JP 2000394189 A JP2000394189 A JP 2000394189A JP 2002196703 A JP2002196703 A JP 2002196703A
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connection pad
semiconductor element
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semiconductor
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Masanori Kasai
正礼 河西
Mitsuhiro Uno
光宏 宇野
Hikari Fujita
光 藤田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置のCOG実装において接続パッ
ド及び引き出し配線と半導体素子の突起電極間のショー
トを防止する。 【解決手段】 COG実装を行う接続パッドの構造にお
いて、上層導電膜12を下層導電膜9の形状より小さく
かつ絶縁膜10の開口部11の形状より大きくすること
により、下層導電膜9の辺縁に形成される段差部10
a,10bに絶縁部分を露出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の実装
構造及びその構造の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は各種コンピュータ
や携帯電話等の表示装置として様々な機器に多く利用さ
れている。また、機器の薄型化及び小型化に伴い、液晶
表示装置の狭額縁化が求められており、ICやLSI等
の半導体素子の実装には様々な方法が用いられている。
【0003】その実装方法のうち代表的なものに、ガラ
ス基板上の電極に直接半導体素子を接続するチップオン
グラス(COG)実装がある。この実装方法はTAB
(TapeAutomated Bonding)よりも部品点数が少なくし
たり、微細ピッチの接続を行えたり、半導体素子を含む
基板全体の厚さを薄くできる等の利点を有する。なお、
ガラス基板の代わりにプラスチック製のフレキシブル基
板が用いられることもあり、これをCOF(chip on fl
exible)、COP(chip on plastic)と呼ぶことがあ
り、液晶パネルを駆動させる半導体素子は、駆動用ドラ
イバ(Driver IC、Driver LSI)と呼ばれる。
【0004】導電性を有する接着剤としては、導電性接
着剤(導電性ペースト)に代わって異方性導電膜(AC
F)6が広く使用されるようになっている。COG実装
では、ACF6と導電性接着剤が併存して使用されてお
り、回路基板一般への半導体素子の実装では、ACF6
を用いた実装方法が多く使用されるようになっている
(特公昭61−27902号公報、特公昭62−665
2号公報、特公平4−54931号公報等参照)。異方
性導電膜(Anisotropic Conductive Film:ACF)6は、
絶縁性を有する接着剤中に導電性粒子が分散され厚み方
向(接続方向)に導電性を有し、面方向(横方向)に絶
縁性を有するもので、導電粒子と接着剤から構成され、
その接続は基本的には加熱圧着である。図3はCOG実
装の概略図を示す。基板1の実装パッド2を覆うように
ACF6を貼り付け、突起電極4の施された半導体素子
5を装着して加熱圧着する。圧着することにより、AC
F6の導電粒子6aを介して前記半導体素子5と実装パ
ッド2が導通することになる。
【0005】図4は、従来の液晶表示装置の基板におけ
る半導体素子5の接続部の配置構成図であり、図5は、
図4におけるA−A’間の断面図である。COGにおいて
半導体素子5の突起電極(バンプ)4が接続される接続
パッド2は、複数配列され、各接続パッド2は、積層膜
構造である。つまり、ガラス基板7上に絶縁膜8が形成
されて、この絶縁膜8上に下層導電膜9がアルミニウム
にて形成されている。前記下層導電膜9上に開口部11
を有する絶縁膜10を形成し、さらに絶縁膜10及び開
口部11を覆うように上層導電膜12がITO(Indium
Tin Oxide)として形成され、開口部11を介して上層
導電膜12と下層導電膜9が導通する。また、上層導電
膜12は下層導電膜9周辺の絶縁膜の段差部10cを覆
うように形成されている。したがって、半導体素子5の
突起電極4は、上層導電膜12の開口部11にあたる部
分にACF6の導電粒子6aを介して圧着されるように
なっている。
【0006】なお、COG実装等により半導体素子を実
装する前に液晶パネル内を検査するための共通検査配線
13への引き出し配線として、前記接続パッド2の上層
導電膜12を伸ばして引き出し配線14が形成されてい
る(図4)。引き出し配線14は、液晶パネル内の検査
の後にレーザーカット法等によりカットされ、共通検査
配線13と接続パッド2の導通が切り離される。そのた
め、引き出し配線14の上部には絶縁膜10がなく、導
電膜が露出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体素子の実装において、図6(a)および図6
(b)に示すように、半導体素子5の突起電極4が開口
部11からずれて圧着された場合、突起電極4と本来実
装されるべき接続パッド2の隣の接続パッド2が導電粒
子6aを介してショートする危険性を有していた(図中
符号D−D’部)。このような問題は、突起電極4が正
常に実装された場合でも、ACF6の導電粒子6aが偶
然に多数連なった場合に発生し得る問題でもある。
【0008】また、図6(a)及び図6(c)に示すよ
うに、突起電極4が開口部11からずれて圧着された場
合、本来実装されるべき接続パッド2に近接する接続パ
ッド2から引き出された引き出し配線14と突起電極4
が導電粒子6aを介してショートする危険性も有してい
た(図中符号E−E’部)。このような問題は、接続パ
ッド2がいわゆる千鳥構成の配置となっている場合にお
いて特に問題となる。また、突起電極4が正常に実装さ
れた場合でも、ACF6の導電粒子6aが偶然に多数連
なった場合に発生しうる問題でもある。そして、半導体
素子5の小型化の要請から、突起電極4や接続パッド2
の間隔は更に一層狭くなることが予想され(接続パッド
のファインピッチ化)、これらのショートの問題は避け
られない問題である。
【0009】そこで、本発明の目的は、半導体素子の突
起電極が半導体素子実装用の基板の対応する接続パッド
からずれた場合やACFの導電粒子が偶然連なった場合
のように導電性を有する接着剤により導通が生じてもシ
ョートさせることなく安定的に実装することが可能な実
装構造及びその構造を有する液晶表示装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
半導体素子の実装構造は、接続パッドが形成された半導
体実装用の基板に、導電性を有する接着剤を介して、突
起電極を有する半導体素子が実装される半導体素子の実
装構造において、上記接続パッドは、導電性を有する接
着剤を介して上記対応する半導体素子の突起電極が接続
されるべき接続パッド以外の接続パッドとの導通を防止
するための絶縁部分が少なくとも設けられていることを
特徴とする。
【0011】この発明によれば、接続パッドに絶縁部分
が設けられていることから、半導体素子の突起電極が接
続パッドからずれた場合やACFの導電粒子が偶然連な
った場合のように導電性を有する接着剤により導通が生
じても突起電極と本来実装されるべき接続パッドの隣の
接続パッドが導電粒子を介してショートするおそれがな
くなる。
【0012】本発明の請求項2記載の半導体素子の実装
構造は、接続パッドが形成された半導体実装用の基板
に、導電性を有する接着剤を介して、突起電極を有する
半導体素子が実装されるとともに、接続パッドから検査
用の引き出し配線が引き出された半導体素子の実装構造
において、上記接続パッドに、導電性を有する接着剤を
介して上記引き出し配線との導通を防止するための絶縁
部分が少なくとも設けられていることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、接続パッドに絶縁部分
が設けられていることから、ACFの導電粒子が連なっ
た場合や半導体素子の突起電極がずれた場合でも、突起
電極と液晶パネルの検査用の引き出し配線が導電粒子を
介してショートするおそれがなくなる。
【0014】本発明の請求項3記載の半導体素子の実装
構造は、前記接続パッドは、基板上に形成した下層導電
膜を覆うようにかつ下層導電膜の上中央部に下層導電膜
より小さい形状の開口部を有するように絶縁膜を形成
し、その上部に開口部より大きくかつ下層導電膜より小
さい形状の上層導電膜を形成し、絶縁膜の開口部を介し
て上層導電膜と下層導電膜を導通させる構造をとること
により、下層導電膜の外周辺縁に絶縁膜を段差状に設け
たことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、下層導電膜の外周辺縁
に生じる絶縁膜の段差部に絶縁膜のみを露出させるに際
して、開口部より大きくかつ下層導電膜より小さい形状
の上層導電膜を形成することにより、従来の積層膜構造
の接続パッドと同じように容易に形成することができ
る。
【0016】本発明の請求項4記載の半導体素子の実装
構造は、請求項1乃至請求項3記載の発明において、前
記接続パッドが複数列で構成されるとともに互いの列を
ずらして千鳥配置となっていることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、接続パッドを千鳥配置
とした場合でも、ACFの導電粒子が連なったり半導体
素子の突起電極がずれたりしても突起電極と接続パッド
もしくは引き出し配線が導電粒子を介してショートしな
いため、接続パッドのファインピッチ化に対応すること
ができる。
【0018】本発明の請求項5記載の半導体素子の実装
構造は、接続パッドが形成された半導体実装用の基板
に、導電性を有する接着剤を介して、突起電極を有する
半導体素子が実装されるとともに、接続パッドから検査
用の引き出し配線が引き出された半導体素子の実装構造
において、上記引き出し配線に導電性を有する接着剤を
介して上記接続パッドとの導通を防止するための絶縁部
分が少なくとも設けられていることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、引き出し配線に絶縁部
分が設けられていることから、ACFの導電粒子が連な
った場合や半導体素子の突起電極がずれた場合でも、突
起電極と検査用の引き出し配線が導電粒子を介してショ
ートするおそれがなくなる。
【0020】本発明の請求項6記載の半導体素子の実装
構造は、前記接続パッドは少なくとも上層導電膜と下層
導電膜及びそれらの間の絶縁膜からなっており、前記引
き出し配線は接続パッドの下層導電膜から引き出される
とともに、接続パッドの絶縁膜で覆われていることを特
徴とする。
【0021】この発明によれば、引き出し配線は接続パ
ッドの下層導電膜と同じ層で形成され、かつその上に絶
縁膜が形成されることにより、ACFの導電粒子が連な
った場合や半導体素子の突起電極がずれた場合でも、突
起電極と検査用の引き出し配線が導電粒子を介してショ
ートするおそれがなくなる。また、下層導電膜形成時と
同時に引き出し配線を形成できるため、従来の積層膜構
造の接続パッドと同じように容易に形成することができ
る。
【0022】本発明の請求項7記載の液晶表示装置は、
前記請求項1乃至請求項4記載の半導体素子の実装構造
を使用するものであって、配線パターンが形成された半
導体実装用の基板は、対向する基板間に液晶が狭持され
た液晶パネルの一方の基板と一体とされた基板であるこ
とを特徴とする。
【0023】この発明によれば、COG実装における半
導体素子実装の際にACFの導電粒子が連なった場合や
半導体素子の突起電極がずれた場合でも、突起電極と本
来実装されるべき接続パッドの隣の接続パッドもしくは
引き出し配線が導電粒子を介してショートする危険性が
なくなるため、電気的接続の信頼性の高い液晶表示装置
を提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下、本発
明の実施の形態を、図面を引用しながら説明する。本実
施の形態における半導体素子の実装構造は、本発明をC
OG実装に適用したものである。すなわち本発明の実施
の形態は、図3に示すように、現在使用されている代表
的なアクティブ素子であるTFTを用いた反射型の液晶
パネル3において、液晶パネル3周縁部の実装領域に半
導体素子5を実装するものである。液晶パネル3の第一
の基板(一方の基板:AM基板)1は、他方の基板13
よりも大きく、このため両基板1,13を重ね合わせる
と、AM基板1の周辺に一部張り出した半導体素子5の
実装領域が形成されている。この第一の基板1の実装領
域には、半導体実装用の接続パッドが形成されている。
なお、AM基板1としてはガラス基板の他、合成樹脂製
のフレキシブル基板でも良い。
【0025】図1は、本発明におけるCOG接続パッド
の構成図である。図2は接続パッドの断面図であり、そ
れぞれ(a)は図1におけるA−A’断面図、(b)は
B−B’断面図、(c)はC−C’断面図である。接続
パッド2はいわゆる千鳥配置に配されている。各接続パ
ッド2からは検査用の引き出し配線14が引き出され、
検査接続配線コンタクト16と検査接続配線15とを介
して共通検査配線13に接続されている。共通検査配線
13は半導体素子5の実装前に液晶パネル3の内部を検
査するための配線である。
【0026】積層膜の構造や膜形成方法は従来例と同じ
く一般的なものであるが、本実施の形態の接続パッド2
はその形状に特徴があり、上層導電膜12を形成すると
きに、開口部11を覆うように開口部11より大きくか
つ下層導電膜9より小さい形状にて形成されている。こ
れにより、絶縁膜10は下層導電膜9の形状に沿って段
差部10a,10bが生じる。一方、上層導電膜12は
下層導電膜9より小さい形状であるため、段差部10
a,10bに上層導電膜12は存在せず、絶縁膜10が
露出するようになる。この露出した絶縁部分10a,1
0bは、本来突起電極4が接続されるべき接続パッド2
以外の接続パッド2との導通を防止するもので、図10
に示す成膜手順で形成される。
【0027】まず、図10(a)のようにガラス基板7
上に酸化シリコン等による絶縁膜8を形成し、図10
(b)のように絶縁膜8の上に下層導電膜9をアルミニ
ウムにて形成する。次に図10(c)のように下層導電
膜9を覆うように絶縁膜10を酸化シリコンや窒化シリ
コン等にて形成し、フォトリソグラフィー等により図1
0(d)のように開口部11を開ける。次に図10
(e)のように絶縁膜10の上に開口部11より大きく
かつ下層導電膜9より小さい形状の上層導電膜12とし
てITOを蒸着法およびエッチングで形成し、開口部1
1を介して上層導電膜12と下層導電膜9が導通され
る。なお、下層導電膜9は、アルミニウムの他、アルミ
ニウム合金、高融点導電膜とアルミニウムとの積層膜
(例えば、Ti/Al/Ti積層膜)、Ta,Cr等で
あってもよい。
【0028】また、液晶パネル内を検査するための共通
検査配線13への引き出し配線として、前記接続パッド
2の下層導電膜9を形成する際、同時に下層導電膜9と
同じ導電膜にて引き出し配線14を形成する。引き出し
配線14と共通検査配線13の間に検査接続配線コンタ
クト16を設けて、下層導電膜9と同じ膜位置にある引
き出し配線14を上層導電膜12と同じ膜位置にある検
査接続配線15とを接続させる。その結果、引き出し配
線14は、下層導電膜9を延長させたものであり、その
上部を絶縁膜10が覆うようになっている。液晶パネル
内の検査後には、レーザーカット法等により検査接続配
線15をカットし、共通検査配線13と接続パッド2の
導通を切り離す。検査接続配線15をITOで形成する
と、上層導電膜12と同時に成膜することができる。ま
たその場合には、アルミニウム等で形成した場合に比べ
てカット時に破片の飛び散りが少ないため、破片による
不良を防ぐことができる。
【0029】第一の実施の形態における各部分の大きさ
の例を図9に示す。開口部11は一辺が46μmの正方
形、半導体素子の突起電極4は一辺が50μmの正方
形、引き出し配線14の幅は6μmである。そして、半
導体素子の突起電極4と隣接する接続パッドの上層導電
膜12との距離H1は21μm、開口部11と上層導電
膜12の距離H2は5μm、開口部11と下層導電膜9
の距離H3は8μmである。なお、パッドの開口部11
は半導体素子の突起電極4より小さくても大きくても良
い。
【0030】次に、第一の基板1にACF6を用いて半
導体素子5をCOG実装する場合の手順を説明する。半
導体素子5は、図1に示すように、実装領域に配される
接続パッド2にACF6を介して実装される。まず、第
一の基板1の下に圧着ステージを配し、基板上の実装領
域にACF6を貼り付け、装着機で半導体素子5を所定
の位置にあわせ、半導体素子5の上方から加熱及び加圧
して接着する。すると図2(a)に示すように、接続パ
ッド部分と半導体素子の突起電極4がACFの導電粒子
6aを介して導通される。
【0031】ところが図1B−B’部及びC−C’部に
示すように、突起電極4が接続パッド2からずれて接着
されることもある。しかし本実施の形態の接続パッド2
であれば、図2(b)に示すように接続パッド2からは
み出た突起電極4と隣接する接続パッド2の間に導電粒
子6aが連なった場合でも段差部10a,10bに絶縁
膜10があるため、隣接する接続パッド2に導電粒子6
aを介してショートすることがない。また、図2(c)
に示すように接続パッド2からはみ出た突起電極4と隣
接する引き出し配線14の間に導電粒子6aが偶然に連
なった場合でも、引き出し配線14の上部に絶縁膜10
が形成されているため、引き出し配線14とショートす
ることがない。さらに、突起電極4が正常に実装された
場合において、接続パッド2と隣接する接続パッド2も
しくは引き出し配線14との間に導電粒子6aが偶然に
連なった場合でも、導電粒子6aを介してショートする
ことがない。
【0032】また、上層導電膜12形成時において、エ
ッチングのためのフォトレジストが下層導電膜9の段差
部分で厚くなり、露光されにくくなる(アンダー露光)
ため、フォトレジストが不要に残り、エッチング後に不
要なITOが絶縁膜10上に残ることがある。その場合
においても、絶縁膜の段差部10a,10bにより、上
層導電膜12とは絶縁され、かつ、下層導電膜9とも絶
縁膜10により絶縁されているため、接続パッド2から
はみ出た突起電極4と隣接する接続パッド2の間に導電
粒子6aが連なった場合でも、正常に実装された接続パ
ッド2に隣接する接続パッド2もしくは引き出し配線1
4との間に導電粒子6aが偶然に連なった場合でも、導
電粒子6aを介してショートすることがない。
【0033】基板に半導体素子をCOGにて実装する場
合、最近は突起電極や接続パッドのファインピッチ化に
対応するため、導電性接着剤としてACF(異方性導電
膜)を使用することが多い。ACF6は絶縁性を有する
接着剤中に導電粒子6aが分散され、厚み方向(接続方
向)に導電性を有し、面方向(水平方向)に絶縁性を有
するもので、導電粒子6aと接着剤から構成される。そ
の接続は基本的には加熱圧着であり、導電粒子6aが電
気接続の機能を担当し、接着剤が圧接状態を保持する機
能を担当する。
【0034】導電粒子6aは、導電性粒子の表面に絶縁
性薄膜樹脂をコートしたもので、絶縁性薄膜樹脂は、A
CFの保護シートとしての役割を有するとともに、接続
方向では圧着力で破壊され下層の金属薄膜と電極が接触
して導通し、横方向では破壊されず導電性粒子6同士が
接触しても絶縁性が保たれるようになっている。すなわ
ち、ACFは、接着部に貼り付ける前は両面テープのよ
うな構成で供給され、接着部に接着剤層側を貼り付けた
後、セパレータを剥がし接着剤層を露出させ、その後半
導体素子を実装(加熱加圧)し、接着剤を硬化させ、本
来の接着力を得る。絶縁性薄膜樹脂としては、テフロン
(登録商標)やPET(poly-ethylene terephtalatere
sin)が使用されている。接着剤としては、熱可塑性樹
脂の他に熱硬化性樹脂も使用されている。なお、導電性
粒子6には、高分子球の表面に金属薄膜をメッキしたも
のもある。
【0035】(第二の実施の形態)本実施の形態は、い
わゆる千鳥配置の接続パッドにおいて、隣接パッド2又
は引き出し配線14の互いに近接する部分のみに前記の
露出した絶縁部分10a,10bを形成したものであ
る。互いに近接した部分が、最もショートする可能性が
高いからである。以下、具体的に図面を引用しながら説
明する。図7は、本実施の形態における接続パッドの配
置構成図であり、図7のF−F’における断面斜視図を
図8に示す。ガラス基板7上に酸化シリコン等による絶
縁膜8が形成されて、絶縁膜8の上に下層導電膜9がア
ルミニウムやアルミニウム合金等にて形成される。次に
下層導電膜9を覆うように絶縁膜10を酸化シリコンや
窒化シリコン等にて形成し、フォトリソグラフィー等に
より開口部11を開ける。以上の工程は第一の実施の形
態にて説明したものと同様のものである。さらに絶縁膜
10の上に開口部11を覆うように上層導電膜12とし
てITOを蒸着法にて形成するが、その外周形状は、近
接する接続パッド2もしくは引き出し配線14に近い部
分(図中符号9a)においては下層導電膜9より内側
(開口部寄り)に、その他の部分(図中符号12a)に
おいては下層導電膜9より外側、つまり従来の形状とな
るように形成する。すると、上記12a部には絶縁膜1
0が露出せず、上記12a部以外の上層導電膜外周部に
は絶縁膜10の段差部10a,10bが存在する。
【0036】また、上記12a部以外の部分について、
第一の実施の形態に示した数値にて作成すれば、半導体
素子5の突起電極4が半導体素子実装用の基板の対応す
る接続パッド2からずれた場合やACF6の導電粒子6
aが連なった場合でも確実に不要なショートを防ぐこと
ができる。また、第一の実施の形態と同様に、上層導電
膜12形成時において不要なITOが残った場合でも、
絶縁膜の段差部10a,10bにより、確実に不要なシ
ョートを防ぐことができる。
【0037】以上、各実施の形態ではCOG実装に本発
明を適用した場合を説明したが、本発明はそれ以外の実
装方法や一般の半導体素子の実装にも広く適用可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る半導体素子の実装構造は、
半導体素子を実装する接続パッドの辺縁及び引き出し配
線の上部に絶縁部分を設けることにより、実装時におけ
る不要なショートの危険性をなくすことが可能である。
また、その構造を持つ液晶表示装置は、歩留まり率及び
信頼性の高いものとすることが可能となる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における半導体素子
の接続部の配置構成を示す図
【図2】本発明の第一の実施の形態における半導体素子
の接続パッド断面を示す図、(a)は図1におけるA−
A’断面図であり、正常に突起電極が接着された状態を
示す図、(b)は図1におけるB−B’断面図であり、
突起電極がずれて接着された状態を示す図、(c)は図
1におけるC−C’断面図であり、突起電極がずれて接
着された状態を示す図
【図3】一般的なCOG実装工程の概略図
【図4】従来の液晶表示装置における半導体素子の接続
部の配置構成を示す図
【図5】従来の液晶表示装置における半導体素子の接続
パッド断面を示す図
【図6】従来の液晶表示装置における半導体素子の接続
を示す図、(a)は半導体素子の接続を示す図、(b)
は(a)におけるD−D’断面図であり、突起電極がず
れて接着された状態を示す図、(c)は(a)における
E−E’断面図であり、突起電極がずれて接着された状
態を示す図
【図7】本発明の第二の実施の形態における半導体素子
の接続部の配置構成を示す図
【図8】図7におけるF−F’断面斜視図であり、本発
明の第二の実施の形態における半導体素子の接続パッド
を示す図
【図9】本発明の接続パッド及び引き出し配線の数値形
状の一例を示す図
【図10】本発明の接続パッドの形成工程を示す図、
(a)はガラス基板に絶縁膜を堆積させた図、(b)は
下層導電膜を形成させた図、(c)は絶縁膜を堆積させ
た図、(d)は絶縁膜に開口部を形成させた図、(e)
は上層導電膜を形成させた図
【符号の説明】
1,7 半導体実装用の基
板、 2 接続パッド、 3 液晶表示パネル(L
CD)、 4 半導体素子の突起電
極、 5 半導体素子、 6 ACF 6a 導電性粒子、 8,10 絶縁膜、 10a,10b 絶縁膜の段差部(絶
縁部分) 9 下層導電膜、 11 開口部、 12 上層導電膜、 13 共通検査配線、 14 引き出し配線、 15 検査接続配線、 16 検査接続配線コンタ
クト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA33 GA35 GA41 GA43 GA48 GA49 GA60 HA12 JB77 NA16 NA29 5C094 AA42 AA43 BA03 BA43 CA19 DA15 EA04 EA07 5F044 KK11 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続パッドが形成された半導体実装用の
    基板に、導電性を有する接着剤を介して、突起電極を有
    する半導体素子が実装される半導体素子の実装構造にお
    いて、 上記接続パッドに、導電性を有する接着剤を介して上記
    対応する半導体素子の突起電極が接続されるべき接続パ
    ッド以外の接続パッドとの導通を防止するための絶縁部
    分が少なくとも設けられていることを特徴とする半導体
    素子の実装構造。
  2. 【請求項2】 接続パッドが形成された半導体実装用の
    基板に、導電性を有する接着剤を介して、突起電極を有
    する半導体素子が実装されるとともに、接続パッドから
    検査用の引き出し配線が引き出された半導体素子の実装
    構造において、 上記接続パッドに、導電性を有する接着剤を介して上記
    引き出し配線との導通を防止するための絶縁部分が少な
    くとも設けられていることを特徴とする半導体素子の実
    装構造。
  3. 【請求項3】 前記接続パッドは、基板上に形成した下
    層導電膜を覆うようにかつ下層導電膜の上中央部に下層
    導電膜より小さい形状の開口部を有するように絶縁膜を
    形成し、その上部に開口部より大きくかつ下層導電膜よ
    り小さい形状の上層導電膜を形成し、絶縁膜の開口部を
    介して上層導電膜と下層導電膜を導通させる構造をとる
    ことにより、下層導電膜の外周辺縁に絶縁部分を段差状
    に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    半導体素子の実装構造。
  4. 【請求項4】 前記接続パッドが複数列で構成されると
    ともに互いの列をずらして千鳥配置となっていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3記載の半導体素子の実
    装構造。
  5. 【請求項5】 接続パッドが形成された半導体実装用の
    基板に、導電性を有する接着剤を介して、突起電極を有
    する半導体素子が実装されるとともに、接続パッドから
    検査用の引き出し配線が引き出された半導体素子の実装
    構造において、 上記引き出し配線に導電性を有する接着剤を介して上記
    接続パッドとの導通を防止するための絶縁部分が少なく
    とも設けられていることを特徴とする半導体素子の実装
    構造。
  6. 【請求項6】 前記接続パッドは少なくとも上層導電膜
    と下層導電膜及びそれらの間の絶縁膜からなっており、
    前記引き出し配線は接続パッドの下層導電膜から引き出
    されるとともに、接続パッドの絶縁膜で覆われているこ
    とを特徴とする請求項5記載の半導体素子の実装構造。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至請求項6記載の半導体
    素子の実装構造を使用するものであって、配線パターン
    が形成された半導体実装用の基板は、対向する基板間に
    液晶が狭持された液晶パネルの一方の基板と一体とされ
    た基板であることを特徴とする半導体素子の実装構造を
    有する液晶表示装置。
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