JP2002195105A - 直噴型内燃機関のegr量制御方法 - Google Patents

直噴型内燃機関のegr量制御方法

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JP2002195105A JP2000398995A JP2000398995A JP2002195105A JP 2002195105 A JP2002195105 A JP 2002195105A JP 2000398995 A JP2000398995 A JP 2000398995A JP 2000398995 A JP2000398995 A JP 2000398995A JP 2002195105 A JP2002195105 A JP 2002195105A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直噴型内燃機関において、経時的変化に伴う
機関の運転状態の変化に対して、EGR量の最適制御を
行って安定した燃焼状態を実現する。 【解決手段】 筒内へ直接にガソリンのような燃料を噴
射して燃焼させる直噴エンジンにおいて、排気ガスの一
部を燃焼室へ再循環させる運転条件における各サイクル
の燃焼変動を抑制して燃焼状態を安定化させるために、
排気管と吸気管を結ぶEGRパイプに設けられたEGR
バルブの開度を任意の一定量ずつ小刻みに増減変化させ
ると共に、それに応じて変化するクランク軸の回転数の
変動幅を計測し、回転数の変動幅が最小となるEGRバ
ルブの開度を探り出して、それをその運転条件における
EGRバルブの開度として設定する。本発明の制御方法
は、このような外部EGRシステムに限らず、内部EG
Rを行うシステムにも適用して、バルブタイミングやバ
ルブリフト量の制御に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガソリンのような
燃料を筒内へ直接に噴射して燃焼させる形式の内燃機
関、所謂「直噴型内燃機関」(これを「直噴エンジン」
と略称する)の排気ガス再循環(EGR)システムにお
いて、燃焼変動が最も抑制されるように、排気ガスの再
循環量(EGR量)を制御するための制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ガソリンのような燃料を筒内へ直
接に噴射して燃焼させる形式の内燃機関(直噴エンジ
ン)の量産が行われるようになったが、直噴エンジンに
おいては従来の内燃機関では行われていなかったような
極めて希薄な混合気の燃焼が可能となり、それによって
大幅な燃費の改善と排気ガスの無公害化が実現してい
る。直噴エンジンには従来のポート噴射型エンジンに比
べて色々な新技術が採用されている。その一つとして排
気ガス中の窒素酸化物(NOx )を低減させるための所
謂「大量EGR」がある。これは大量の排気ガスを吸気
側へ再循環させることにより燃焼速度を制御して燃焼温
度を低下させ、エンジンの燃焼室内(筒内)におけるN
Ox の発生を抑制するものである。
【0003】しかしながら、この場合は大量の排気ガス
を再循環させるために、運転時間が増加するにつれてE
GRパイプやEGRバルブ、或いは各気筒へのEGR分
配孔等における汚染物質の付着量が従来のエンジンより
も多くなるので、EGRバルブへの異物の噛み込みや、
排気ガス通路の有効面積の減少によるEGR量の変化
(減少)という問題が発生する。EGR量が変化する
と、筒内の混合気形成に影響を及ぼして燃焼状態の悪化
を招くため、EGR量の変化を防止して必要な量の排気
ガスを安定に再循環させるための対策が必要となる。な
お、所謂「内部EGRシステム」によって排気ガスの再
循環を行う形式の直噴エンジンにおいては、EGRパイ
プやEGRバルブは設けられないが、吸気弁への異物の
噛み込みや吸気管内に汚染物質が堆積することによって
EGR量の経時的変化が起こる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、直噴型内燃
機関のEGRシステムにおける経時的変化に伴うエンジ
ンの運転状態の変化に対して、EGR量の最適制御を行
うことによって前述の問題を解決して、安定した燃焼状
態を実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、特許請求の範囲の請求項1
に記載された直噴型内燃機関のEGR量制御方法を提供
する。この制御方法は外部EGRシステムを備えている
直噴型内燃機関に対して適用される。この制御方法によ
れば、EGRが実行される運転条件において外部EGR
システムの一部であるEGRバルブの開度を任意の一定
量ずつ小刻みに増減変化させると共に、それに応じて変
化する直噴型の内燃機関のクランク軸の回転数の変動幅
が計測される。そして、回転数の変動幅が最小となるE
GRバルブの開度を探り出して、それをその運転条件に
おけるEGRバルブの開度として設定する。従って、各
サイクルの燃焼変動が抑制されて燃焼状態が安定化す
る。
【0006】本発明は、前記の課題を解決するための他
の手段として、特許請求の範囲の請求項2に記載された
直噴型内燃機関のEGR量制御方法を提供する。この制
御方法はバルブタイミング可変機構を備えている直噴型
内燃機関に対して適用される。吸気弁と排気弁の各開弁
期間の間にバルブオーバーラップ期間があると、その期
間において排気ガスが吸気側へ逆流するので、それによ
って所謂「内部EGR」が生じる。本発明の制御方法に
よれば、内部EGRが行われる運転条件において、バル
ブタイミング可変機構によって吸気弁及び排気弁の少な
くとも一方のバルブタイミングを任意の一定量ずつ小刻
みに進角及び遅角させると共に、それに応じて変化する
直噴型の内燃機関のクランク軸の回転数の変動幅が計測
される。そして、回転数の変動幅が最小となるバルブタ
イミングを探り出して、それをその運転条件におけるバ
ルブタイミングとして設定する。従って、各サイクルの
燃焼変動が抑制されて燃焼状態が安定化する。
【0007】特に、吸気弁が直噴型の内燃機関の吸気行
程のみならず排気行程の一部においても独立に開弁する
ことができる場合には、排気行程の一部において吸気弁
が開弁した時に排気ガスの一部が吸気通路へ逆流し、そ
の排気ガスが吸気行程において新気と共に燃焼室内へ流
入するので、それによって内部EGRが行われる、従っ
て、この場合には、排気行程における吸気弁のバルブタ
イミングを任意の一定量ずつ小刻みに進角及び遅角方向
に変化させて、同様なEGR量の最適値制御を行うこと
ができる。
【0008】本発明は、前記の課題を解決するための更
に他の手段として、特許請求の範囲の請求項4に記載さ
れた直噴型内燃機関のEGR量制御方法を提供する。こ
の制御方法はバルブリフト量可変機構を備えている直噴
型内燃機関に対して適用される。吸気弁と排気弁の間に
開弁期間のオーバーラップがあると排気ガスが吸気側へ
逆流するので、それによって内部EGRが行われるが、
オーバーラップする期間の長さが同じでも、吸気弁又は
排気弁のバルブリフトが変化すると、オーバーラップす
る開弁期間における各弁の開口面積が変化してEGR量
が変化する。従って、この制御方法によれば、内部EG
Rが実行される運転条件において、バルブリフト量可変
機構によって吸気弁及び排気弁の少なくとも一方のバル
ブリフト量を任意の一定量ずつ小刻みに増減変化させる
と共に、それに応じて変化する直噴型の内燃機関のクラ
ンク軸の回転数の変動幅が計測される。そして、回転数
の変動幅が最小となるバルブリフト量を探り出して、そ
れをその運転条件におけるバルブリフト量として設定す
る。従って、この制御方法によっても各サイクルの燃焼
変動が抑制されて燃焼状態が安定化する。
【0009】
【発明の実施の形態】図3に本発明の直噴型内燃機関の
EGR量制御方法が適用される直噴エンジン30のシス
テム構成を例示する。第1実施例の場合は、直噴エンジ
ン30において「外部EGR」を行うために、排気管3
3と吸気管36との間を橋絡しているEGRパイプ32
の途中にEGRバルブ31が設けられている。EGRバ
ルブ31によるEGR量の制御を含めて、直噴エンジン
30の運転制御は電子式制御装置(ECU)35によっ
て自動的に行われる。エンジン回転数NEを検出するた
めに、クランク軸37の一部に近接して回転角センサ3
4が設けられて、回転角信号をECU35へ入力してい
る。その他にも直噴エンジン30の運転状態を検出する
ために多数のセンサやスイッチ等が検出手段として設け
られてECU35に接続される。図3において38は筒
内へガソリンのような燃料を直接に噴射して燃焼させる
インジェクタ、39は吸気弁、40は排気弁を示してい
る。
【0010】図4に電子式制御装置(ECU)35の構
成例を示す。ECU35は、ハードウエアとしては良く
知られているものと同様な構成を有するもので、全体が
マイクロプロセッサを中心として構成されており、A/
Dコンバータ41、入出力インターフェース42、CP
U43、ROM44、RAM45、バックアップRAM
46、クロックパルス発生器47等を備えている。図3
に略示した油温センサ48、水温センサ49や、燃料噴
射ポンプ50の吐出側に設けられた燃圧センサ51等に
よって検出されるアナログ信号は、A/Dコンバータ4
1によってディジタル信号に変換された後にバスライン
52を介してCPU43へ入力される。また、前述の回
転角センサ34が発生するパルス信号等は入出力インタ
ーフェース42を通り、バスライン52を介してCPU
43へ入力される。CPU43はこれらの信号に基づい
て直噴エンジン30の運転状態を判定し、前述のEGR
バルブ31や後述のバルブタイミング可変機構のための
EGR開度やバルブタイミングの進角量等の制御信号を
送り出す。
【0011】図1及び図2に、本発明のEGR量制御方
法の第1実施例としての制御プログラムをフローチャー
トの形で示す。直噴エンジンに限らず一般に往復動式の
燃焼エンジンにおいて燃焼状態の変動が生じると、それ
に伴って回転数(回転速度)の変動の大きさが変化す
る。この制御プログラムの特徴は、直噴エンジン30の
実際の運転状態における回転数の変動の幅として、回転
角センサ34によって計測されるクランク軸37の回転
角から現在のエンジン回転数と「実回転変動幅」を演算
すると共に、色々な運転条件に対応して許容可能な回転
変動幅の最大値として予め設定されている「許容回転変
動幅」を基準として実回転変動幅をこれと比較し、許容
回転変動幅よりも実回転変動幅の方が大きい時は、予め
色々な運転条件に対応してEGRバルブ31の開度が設
定されているマップから、その時の運転条件に対応する
「EGR開度」を読み出してEGRバルブ31に与える
と共に、任意に定められた一定量ずつ開き側及び閉じ側
へ開度を変化させて実回転変動幅の変化を計測し、実回
転変動幅が出来るだけ小さくなるように制御する点にあ
る。
【0012】以下、図1及び図2に示すフローチャート
に従って本発明の第1実施例の制御方法を詳細に説明す
る。この制御プログラムは、電子式制御装置(ECU)
35によって、直噴エンジン30全体を制御する図示し
ないメインルーチンプログラムに対して所定の時期に割
り込んで実行される(ステップ11)。まず、ステップ
12においてシステムが初期化され、制御の回数を数え
るカウンタがリセットされて0になる。次にステップ1
3へ進んで、回転角センサ34の信号から算出される現
在のエンジン回転数NEと、色々な運転条件に対応して
ROM44に予め設定されているEGRバルブ31の開
度のマップから、その時の運転条件に対応するEGR開
度を、EGRバルブ31の開度の初期設定値EGR0と
してCPU43へ読み込む。次のステップ14において
は、エンジン回転数NEから回転変動幅ΔNE0を算出
してRAM45に収納し、これをそのサイクルにおける
燃焼変動によるものとして以下の制御を行う。
【0013】ステップ15において、ECU35は、先
に算出された回転変動幅ΔNE0が予め許容回転変動幅
として設定されている回転変動幅の初期基準値ΔNEin
i よりも大きいか否かを判定する。YES(回転変動幅
ΔNE0が許容回転変動幅ΔNEini よりも大きい)と
判定されると、ステップ16において1回目の制御であ
ることを示すためにカウンタをn=1にセットしてステ
ップ17へ進む。ここでECU35はEGRバルブ31
を任意に選択された一定量だけ閉じる制御信号を送出し
て、EGRバルブ31が新たなEGR開度EGR1をと
る制御を行う。それによって排気管33からEGRパイ
プ32を通って吸気管36へ還流する排気ガスの量(E
GR量)が減少する。次のステップ18においては、そ
の時に計測されたエンジン回転数NEから、EGRバル
ブ31が新たなEGR開度EGR1をとった結果として
の回転変動幅ΔNE1が算出される。そしてステップ1
9へ進んで、今回算出された回転変動幅ΔNE1が、先
にステップ14において算出された初期の回転変動幅Δ
NE0よりも大きいか否かが判定される。
【0014】ステップ19においてYES(今回の回転
変動幅ΔNE1の方が大きい)と判定された時は図2の
左側に示すステップ1hへ進み、EGR量を減少させる
側の制御を中止して、EGR量を増加させる側の制御に
切り換えるが、その制御については後に詳細に説明す
る。これと反対に、ステップ19においてNO(初期の
回転変動幅ΔNE0よりも今回の回転変動幅ΔNE1の
方が小さくなった)と判定された時は図2の右側に示す
ステップ1aへ進み、まずカウンタを1だけカウントア
ップする。
【0015】なお、ステップ1aと、図2の左側に示さ
れた後述のステップ1h以後の制御は何回でも繰り返し
て行われることがあるので、それに対応して各ステップ
における回数は一般的に「n」によって示すことにす
る。従って、ステップ1aにおいてカウントアップされ
た結果、カウンタはn+1を示すことになるが、前述の
説明に続く今回の回数nは、n+1=1+1=2であ
る。
【0016】ステップ1aへ進んだ場合は次のステップ
1bにおいて、ステップ17における1回目の処理と同
様に、ECU35が再びEGRバルブ31を一定量だけ
閉じる制御を行う。それによってEGR開度が更に減少
して新たな開度EGRn(今回はn=2であるからEG
R2)をとり、EGR量もそれに応じて減少する。その
後のステップ1cにおいて回転変動幅ΔNEn(n=
2)が、計測されたエンジン回転数NEから算出され
る。次のステップ1dにおいては算出された回転変動幅
ΔNEn(n=2)が前回に算出された回転変動幅ΔN
En−1(この場合はステップ18において算出された
回転変動幅ΔNE1)よりも大きいか否かが判定され
る。今回の回転変動幅ΔNEnが前回の回転変動幅ΔN
En−1よりも大きい(YES)と判定された時は、前
回のEGR開度EGRn−1の方が最適値に近かったこ
とになるから、ステップ1eへ進んで、前回のEGRn
−1をEGR開度として設定し、EGRバルブ31の開
度をそれに合わせる。
【0017】ステップ1dにおいて、今回の回転変動幅
ΔNEnが前回の回転変動幅ΔNEn−1よりも大きく
ない(NO)と判定された時はステップ1fへ進み、今
回の回転変動幅ΔNEnが、予め設定されている回転変
動幅の初期基準値ΔNEiniよりも大きいか否かを判定
する。ΔNEnの方が大きい(YES)と判定された時
は、今回のEGR開度EGRnが適当でなかったことに
なるから、前述のステップ1aへ戻って同じ制御と判定
を繰り返す。この場合、ステップ1aにおけるカウント
アップによってn=3となる。
【0018】ステップ1fにおいてNO(回転変動幅Δ
NEnがΔNEini よりも大きくない)と判定された時
は、小さい回転変動幅ΔNEnをもたらしたEGR開度
EGRn(n=2)が最適値に近いことになるから、ス
テップ1gへ進んで、その値EGRn(n=2)をEG
R開度として設定すると共に、EGRバルブ31の開度
をそれに合わせる。また、前述のステップ15において
NO(回転変動幅ΔNE0がΔNEini よりも大きくな
い)と判定された時も同様にステップ1gへ到達する
が、この場合はEGR開度の設定値EGRnの内容はE
GR0である。
【0019】このように、第1実施例の中でも図2に示
す右側の部分では、ステップ1bにおいてEGR開度を
一定量だけ閉じる側へ制御している点に特徴があり、以
後は制御を繰り返して行う度にEGR開度EGRnが最
適値に近づいて、回転変動幅ΔNEnが段階的に減少し
て行く。EGR開度EGRnが最適値を越えて一時的に
再び回転変動幅ΔNEnが増加する傾向が現れても、次
の段階において必ず反対の方向の制御が行われるので、
最終的にはEGR開度EGRnが最適値に最も近い値ま
で到達し、回転変動幅ΔNEnが最小となる。ECU3
5によるこのようなEGR開度の制御作動と、制御結果
としての回転変動幅が図5のタイムチャートに例示され
ている。この例では、ステップ17とステップ1bにお
いて、EGR開度を初期設定値EGR0から開度を一定
量D1 だけ2回減少させて回転変動幅を小さくしたが、
更に行った3回目の開度の減少によって回転変動幅が却
って増加している。そこでEGR開度を前回まで増大さ
せることによって最適値に最も近い開度を得て、それを
設定値S1 とした場合である。
【0020】次に第1実施例の制御方法を示す図2の左
側の部分について説明する。前述のように図1と図2の
右側の部分に対して図5が対応したように、図1と図2
の左側の部分には図6のタイムチャートが概ね対応して
いる。図1に示すステップ19における判定がYESで
ある時、即ち、回転変動幅ΔNE1がEGR開度の初期
設定値EGR0による回転変動幅ΔNE0よりも大きい
と判定された時は、図2の左側に示すステップ1hへ進
んでカウントアップを行いn=2とする。次のステップ
1iにおいてEGR開度EGRnを一定量D2 だけ増加
させている点が図2の右側のステップ1bと対照的であ
る。つまり、図2の左側に示す制御の手順の特徴は、n
=2の段階でEGR開度EGRnを一定量だけ増加させ
ている点にある。
【0021】その結果を見るために、ステップ1jにお
いて、その時のエンジン回転数NEから回転変動幅ΔN
Enが算出される。そして、次の判定ステップ1kにお
いてカウンタがn=2を示していること(YES)を確
認してからステップ1lへ進み、今回の回転変動幅ΔN
E2が、EGR開度の初期設定値EGR0に対応する回
転変動幅ΔNE0よりも大きいか否かを判定する。ステ
ップ1lの判定がYES(ΔNE2の方が大きい)の時
は、今回のEGR開度EGRn(n=2)が適当でなか
ったことになる。また、初期設定値EGR0のEGR開
度による回転変動は、EGR量の変化によるものではな
く他の原因によるものと考えられるから、ステップ1m
において回転変動幅ΔNE0に対応する初期設定値EG
R0をEGR開度の設定値とする。
【0022】ステップ1lの判定がNOであれば、今回
のEGR開度EGRn(n=2)が初期設定値EGR0
よりも最適値に近かったことになるが、それを更に最適
値に近づけるか、或いはその値を最適値としてよいかど
うかを確認するためにステップ1hへ戻って、ステップ
1iと1jの制御を繰り返す。この場合はステップ1h
においてカウントアップされるので、カウンタはn=3
となり、ステップ1kにおける判定はNO(n=2では
ない)となるので、ステップ1nへ進むことになる。
【0023】ステップ1nにおいては、今回の回転変動
幅ΔNEn(n=3)が前回の回転変動幅ΔNEn−1
(即ち、ΔNE2)よりも大きいか否かを判定する。判
定がYESであれば今回の回転変動幅ΔNE3をもたら
したEGR開度EGR3(ステップ1iにおいて設定さ
れたもの)が、前回のEGR開度EGRn−1、即ちE
GR開度EGR2よりも適当でなかったことになるか
ら、ステップ1oへ進んで前回のEGR2(EGRn−
1)をEGR開度として設定する。
【0024】ステップ1nにおける判定がNOである
(今回の回転変動幅ΔNEnが前回のそれよりも小さく
なった)時はステップ1pへ進み、今回の回転変動幅Δ
NEnが回転変動幅の初期基準値ΔNEini よりも大き
いか否かを判定する。判定がYES(今回の方が大き
い)の時は、今回のEGR開度EGRnが適当でなかっ
たことになるから、ステップ1hへ戻ってカウンタのカ
ウントアップを行い、再び前述の制御と判定を繰り返
す。ステップ1pの判定がNOであれば、今回のEGR
開度EGRnが適当であったことになるから、ステップ
1qへ進んで、それをEGR開度として設定する。
【0025】前述のように、図5とは異なる他の制御例
が図6のタイムチャートに示されている。この例は図1
と図2の左側の部分に示した手順による制御と結果に概
ね対応するものである。図6の例は、ステップ17にお
いてEGR開度を初期設定値EGR0に対して一定量D
2 だけ減少させて回転変動幅の変化を見たところ、回転
変動幅が著しく増加したので、ステップ1iにおいて逆
にEGR開度を一定量D2 だけ増加させて再び元の値に
戻した後に、更に次の回のステップ1iにおいてEGR
開度を初期設定値EGR0よりも一定量D2 だけ増加さ
せている。それによって回転変動幅が著しく減少した
が、更にEGR開度を一定量D2 だけ増加させて見たと
ころ回転変動幅が再び増加したので、先のEGR開度が
最適値に近かったことを確認して、先のEGR開度を設
定値S2 としている。
【0026】このようにして、いずれかの設定値S1 或
いはS2 によってEGR開度の設定が終わると、ステッ
プ1rへ進んで今回の制御を終了し、図示しないメイン
ルーチンプログラムへ復帰する。図1及び図2に示す制
御が繰り返して行われることにより、経時的変化によっ
て直噴エンジン30の運転条件や運転状態がどのように
変化しても、また、図1に示すように、ステップ17に
おいて最初にEGR開度を減少させるか、或いはそれと
反対にEGR開度を増加させるかという最初の手順の相
違には関係なく、最終的にはEGRバルブ31の開度は
必ず最適値、或いは最適値に最も近い値に設定されて、
安定した燃焼状態が得られる。
【0027】このように、第1実施例から明らかなよう
に、本発明の制御方法は、直噴型内燃機関のEGR量の
制御に一般的なディザ制御の考え方を取り入れたものに
近いと見ることもできる。従って、この場合のディザ量
は、EGRバルブ31の開度に関するディザ量というこ
とになるが、EGRバルブ31を駆動するアクチュエー
タとして、例えばステップモータが用いられる場合に
は、1ステップのディザ量を0.1mmのリフトという
ように極めて小さくすることによって、精密なEGR制
御が可能になる。これに対して、精密なEGR制御を必
要としない運転状態においては、その運転条件に応じて
ディザ量を0.5mmとか1mmというような大きな値
に切り換えることによって、ECU35の演算負荷を軽
減することもできる。
【0028】このように、第1実施例の制御方法は、直
噴エンジン30が所謂外部EGRを行うためにEGRパ
イプ32とEGRバルブ31を備えている場合に、外部
EGR量を最適値に制御する方法として使用されるもの
であるが、直噴エンジン30が外部EGRを行わないで
所謂内部EGRのみを行うか、或いは外部EGRの他に
内部EGRをも行うものである場合には、内部EGRの
最適値制御のために、次に説明する第2実施例の制御方
法が適用される。
【0029】図7は本発明の第2実施例の制御方法が適
用される直噴エンジン30の内部EGRシステムを示し
ている。この場合の直噴エンジン30は、ECU35の
制御信号を受けて吸排気弁39,40の開閉タイミング
を変更することができるバルブタイミング可変機構(V
VT)53を備えている。図7に示したように、VVT
53の作動によって吸排気弁39,40が共に開弁して
いる所謂バルブオーバーラップの期間においては、燃焼
室54において燃焼した後に排気管33を通って排気さ
れる筈の排気ガスの一部が、燃焼室54から吸気管36
内へ逆流し、それが吸気行程において再び燃焼室54へ
流入するので、それによって外部EGRと実質的に同じ
効果を持つ内部EGRが可能になる。
【0030】直噴エンジン30の吸気弁39が1サイク
ルにおいて1回だけ開閉するものである場合に、吸気弁
39のバルブタイミングをVVT53によって変化させ
て内部EGRを行う例を図8のタイムチャートに示す。
図8から後述の図10までのタイムチャートにおいて
は、縦軸に吸気弁39及び排気弁40のバルブリフト量
をとると共に横軸に時間をとっている。図8から明らか
なように、排気弁40のバルブタイミングが不変である
場合には、吸気弁39のバルブタイミングを、許容回転
変動幅をもたらす初期設定タイミングを基準にして左側
へ移動させて進角させることにより、バルブオーバーラ
ップが大きくなってEGR量が増加する。これと反対に
吸気弁39のバルブタイミングを右側へ移動させて遅角
させることにより、バルブオーバーラップが小さくなっ
てEGR量が減少する。排気弁40については、更に閉
弁タイミングを極度に進角させることにより、排気管3
3へ排出されないで燃焼室54内に閉じ込められる排気
ガスの量が増加して、これが内部EGR量となる。従っ
て、第2実施例においては、ECU35によってVVT
53を制御することにより内部EGR量を最適値制御す
ることができる。
【0031】また、本発明の第3実施例として、図9の
タイムチャートに示すように、吸排気弁39,40のバ
ルブタイミングは全て一定に固定しても、吸気弁39又
は排気弁40のバルブリフト量を大きくすると、バルブ
オーバーラップ期間における吸排気弁39,40の有効
な開口面積が増大することから内部EGR量が増加す
る。それと反対にバルブリフト量を減少させると内部E
GR量も減少する。図9に示した例においては、吸気弁
39のバルブリフト量を初期設定リフト量を基準にして
増減させることにより内部EGR量を最適値に制御して
いる。図示していないが、図9のようにバルブリフト量
を変化させる機構は従来公知のもの等を利用することが
できる。
【0032】直噴エンジン30の動弁機構が吸気弁39
を1サイクルに2回以上開閉することが可能なものであ
る場合には、吸気弁39を吸気行程のみならず排気行程
においても短時間だけ開弁させることによって内部EG
Rを実現することができる。この場合の制御方法を本発
明の第4実施例として図10のタイムチャートに示して
いる。即ち、排気行程における吸気弁39の開閉タイミ
ングを、初期設定タイミングを基準にして一定量ずつ増
減させて回転変動幅の変化を見ることにより、内部EG
R量を最適値制御する。言うまでもなく排気行程におけ
る吸気弁39の開弁期間を長くすれば内部EGR量が増
加するし、短くすれば内部EGR量が減少する。
【0033】以上のように、吸排気弁39,40のバル
ブタイミングの制御、吸気弁39のみの開弁時期の制
御、排気弁40のみの閉弁時期の制御、吸排気弁39,
40のバルブリフト量の制御、或いは吸気弁39の排気
行程における開弁のバルブタイミングの制御により、内
部EGR量の制御が可能である。従って、これらのパラ
メータに、それぞれディザ制御の手法を適用することに
より、内部EGR量の最適値制御が可能になるので、燃
焼変動及び回転変動幅が最小となるように制御すること
ができる。
【0034】図11及び図12は、前述の第2実施例の
制御方法の手順を詳しく例示したもので、図8に示した
ように吸気弁39の開閉タイミングを制御して内部EG
R量を制御する場合の制御プログラムを示すフローチャ
ートである。制御の流れは、図1及び図2に示した第1
実施例のフローチャートにおける流れと概ね同じであ
る。大きな違いは、図11に示すステップ27におい
て、第1実施例の場合のステップ17のようにEGRバ
ルブ31のバルブリフト量を減少させてEGR量を減少
させる代わりに、吸気弁39の開弁タイミングIVOn
を遅角側(右側)へ一定量ずつ変更することによって、
図8に示したように内部EGR量を減少させている。ま
た、ステップ2iにおいては、逆に吸気弁39の開弁タ
イミングIVOnを一定量ずつ進角させることによって
内部EGR量を増加させている。
【0035】なお、図1及び図2と、図11及び図12
のフローチャートに例示した制御方法においては、図5
及び図6のタイムチャートにも示したように、早い段階
のステップ17又は27においてEGR量(或いは内部
EGR量)を一定量だけ減少させることによって制御を
開始しているが、いずれの場合でも、最初のこれらの段
階においてEGR量(或いは内部EGR量)を一定量だ
け増加させることによって制御を開始してもよい。その
ように制御した場合でも、最終的には同じ制御結果と実
質的に同じ効果が得られる。
【0036】バルブリフト量の制御にディザ制御の手法
を取り入れる場合のディザ量、即ち制御量は、例えば図
9に示す第3実施例において、吸気管負圧が大きい時
(吸気管圧力が低い時)には、吸気弁39と排気弁40
のバルブオーバーラップ期間における弁開口の面積がそ
れぞれ小さくても、大きな差圧によって大量の内部EG
Rが行われるため、バルブオーバーラップ期間の長さの
長短が内部EGR量に大きな差を与える。従って、吸気
管負圧が大きい時にはバルブオーバーラップ期間の制御
量を例えば1°CAというように小さくする必要があ
る。
【0037】これと反対に、吸気管負圧が小さくて吸気
管圧力が大気圧に近い時は、大きなバルブオーバーラッ
プ期間を与えても内部EGR量は少なくなるので、バル
ブオーバーラップ期間の長短の影響が少なくなる。従っ
て、このような場合には、制御量を例えば5°CAのよ
うに大きくとっても、十分に精密で演算負荷の小さい制
御が可能となる。このようなことはバルブリフト量の制
御についても同様なことが言える。従って、吸気管負圧
が大きい時にはリフト量を例えば0.1mm単位で制御
する一方、吸気管負圧が小さい時には例えば0.5mm
単位で制御することになる。
【0038】以上の説明から明らかなように、本発明の
直噴型内燃機関のEGR量制御方法によれば、直噴型内
燃機関のEGR量を微妙に且つ正確に変化させることが
できるので、EGR量の経時的変化による燃焼変動及び
回転変動を低いレベルに抑制することが可能になり、常
に安定した燃焼状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御方法の第1実施例を示すフローチ
ャートの前半部分である。
【図2】図1に続いて第1実施例を示すフローチャート
の後半部分である。
【図3】第1実施例の制御方法が適用される直噴エンジ
ンのシステム構成図である。
【図4】電子式制御装置の構成を例示するブロック図で
ある。
【図5】第1実施例の制御方法の一部を具体的に示すタ
イムチャートである。
【図6】第1実施例の制御方法の他の一部を具体的に示
すタイムチャートである。
【図7】第2実施例の制御方法が適用される直噴エンジ
ンのシステム構成図である。
【図8】第2実施例の制御方法を説明するためのタイム
チャートである。
【図9】第3実施例の制御方法を説明するためのタイム
チャートである。
【図10】第4実施例の制御方法を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図11】第2実施例の制御方法を示すフローチャート
の前半部分である。
【図12】図11に続いて第2実施例を示すフローチャ
ートの後半部分である。
【符号の説明】
30…直噴型内燃機関(直噴エンジン) 31…EGRバルブ 33…排気管 34…回転角センサ 35…電子式制御装置(ECU) 36…吸気管 39…吸気弁 40…排気弁 53…バルブタイミング可変機構(VVT) 54…燃焼室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/04 320 F02D 41/04 320 45/00 330 45/00 330 (72)発明者 斎藤 公孝 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 中島 樹志 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 安部 静生 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G062 AA07 AA10 BA09 EA11 ED01 ED04 ED10 FA02 FA05 FA08 FA23 GA07 GA08 GA15 3G084 BA20 BA23 DA12 EA04 EA11 EB12 EC01 EC03 FA20 FA34 3G092 AA01 AA06 AA11 AA17 DA12 DC09 DE03S DG08 EA09 EB05 EC01 EC09 FA05 FA15 HB03Z HE02X HE02Z HE08Z 3G301 HA01 HA04 HA13 HA19 LA07 LB04 LC04 NA08 NB03 NC02 ND02 NE19 PB08Z PE02A PE02Z PE08Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒内へ直接に燃料を噴射して燃焼させる
    直噴型の内燃機関において、排気ガスの一部を燃焼室へ
    再循環させる運転条件における各サイクルの燃焼変動を
    抑制して燃焼状態を安定化させるために、排気管と吸気
    管を結ぶEGRパイプに設けられたEGRバルブの開度
    を任意の一定量ずつ小刻みに増減変化させると共に、そ
    れに応じて変化する前記直噴型の内燃機関のクランク軸
    の回転数の変動幅を計測し、前記回転数の変動幅が最小
    となる前記EGRバルブの開度を探り出して、それをそ
    の運転条件における前記EGRバルブの開度として設定
    することを特徴とする、直噴型内燃機関のEGR量制御
    方法。
  2. 【請求項2】 筒内へ直接に燃料を噴射して燃焼させる
    直噴型の内燃機関において、前記直噴型の内燃機関が吸
    気弁及び排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを
    変化させ得るバルブタイミング可変機構を備えている場
    合に、バルブオーバーラップ期間内に排気ガスの一部を
    燃焼室へ内部において再循環させる運転条件における各
    サイクルの燃焼変動を抑制して燃焼状態を安定化させる
    ために、前記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方のバル
    ブタイミングを任意の一定量ずつ小刻みに進角方向及び
    遅角方向に変化させると共に、それに応じて変化する前
    記直噴型の内燃機関のクランク軸の回転数の変動幅を計
    測し、前記回転数の変動幅が最小となる前記吸気弁及び
    排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを探り出し
    て、それをその運転条件における前記バルブタイミング
    可変機構の制御装置に設定することを特徴とする、直噴
    型内燃機関のEGR量制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記吸気弁が前記直
    噴型の内燃機関の吸気行程のみならず排気行程の一部に
    おいても別に開弁することができる場合に、排気行程に
    おける前記吸気弁のバルブタイミングを任意の一定量ず
    つ小刻みに進角及び遅角方向に変化させることを特徴と
    する、直噴型内燃機関のEGR量制御方法。
  4. 【請求項4】 筒内へ直接に燃料を噴射して燃焼させる
    直噴型の内燃機関において、前記直噴型の内燃機関が吸
    気弁及び排気弁の少なくとも一方のバルブリフト量を変
    化させ得るバルブリフト量可変機構を備えている場合
    に、バルブオーバーラップ期間内に排気ガスの一部を燃
    焼室へ内部において再循環させる運転条件における各サ
    イクルの燃焼変動を抑制して燃焼状態を安定化させるた
    めに、前記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方のバルブ
    リフト量を任意の一定量ずつ増減変化させると共に、そ
    れに応じて変化する前記直噴型の内燃機関のクランク軸
    の回転数の変動幅を計測し、前記回転数の変動幅が最小
    となる前記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方のバルブ
    リフト量を探り出して、それをその運転条件における前
    記バルブリフト量可変機構の制御装置に設定することを
    特徴とする、直噴型内燃機関のEGR量制御方法。
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