JP2002194599A - 電解メッキ装置及び電解メッキ方法 - Google Patents

電解メッキ装置及び電解メッキ方法

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JP2002194599A
JP2002194599A JP2000389843A JP2000389843A JP2002194599A JP 2002194599 A JP2002194599 A JP 2002194599A JP 2000389843 A JP2000389843 A JP 2000389843A JP 2000389843 A JP2000389843 A JP 2000389843A JP 2002194599 A JP2002194599 A JP 2002194599A
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plating solution
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additive
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Yoshiji Tanaka
義嗣 田中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 成膜処理中にメッキ槽に新規に導入されるメ
ッキ液の組成または成分比をリアルタイムに可変制御で
きるようにすること。 【解決手段】 メッキ槽10は、上面の開口した浅底円
筒状の容器で構成されている。上室10aが正味の電解
メッキ浴槽を構成し、下室10bがメッキ液導入室を構
成している。多孔板20は銅板からなり、アノードを構
成している。メッキ液供給部14は、メッキ槽10にメ
ッキ液を導入するためのメッキ液導入部44と、このメ
ッキ液導入部44に銅メッキ用の電解質溶液たとえば硫
酸銅溶液を供給するための電解質溶液供給部46と、メ
ッキ液導入部44に所望の添加剤A、B、C、‥‥を個
別的に供給するための添加剤供給部48とを有してい
る。添加剤供給部48は、メッキ液供給路45に接続さ
れた各添加剤A、B、C、‥‥毎の供給ユニット48
A,48B,48C,‥‥を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板に電解
メッキ法によるメッキ処理を施すための電解メッキ方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体デバイス製造における低抵
抗の配線として銅配線が注目される中、被処理基板(半
導体ウエハ)上に銅配線を形成するための成膜技術とし
て電解銅メッキ技術がクローズアップされている。
【0003】この種の電解銅メッキ技術は、硫酸銅を基
本成分とするメッキ液をメッキ槽に循環供給し、メッキ
槽において被処理基板の被処理面(主面)をメッキ浴に
浸けて浴中の銅板からなるアノードと対向させ、基板
(カソード)とアノードとの間でメッキ液を介して電流
を流すことにより、基板の被処理面上に銅を析出させる
ようにしており、大気中で、しかも室温近傍の温度で銅
配線膜を安価に形成できるという特長がある。
【0004】従来の電解メッキ装置は、メッキ槽にメッ
キ液を循環供給するために、メッキ液を貯留するメッキ
液タンクをメッキ液供給用の配管とメッキ液回収用の配
管とを介してメッキ槽に接続し、メッキ液供給配管の途
中にポンプを設けてメッキ槽とメッキ液タンクとの間で
メッキ液を循環させるようにしている。そして、添加剤
供給装置よりメッキ処理条件に応じた各種添加剤をメッ
キ液タンクに随時供給または補給して、タンク内で所望
の組成のメッキ液を作成するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
電解メッキ装置では、メッキ液タンク側でメッキ液の組
成を調整してから循環配管を介してメッキ槽に供給する
ようにしていた。このようなメッキ液供給システムは、
1回のメッキ処理を通じて電解メッキ浴の組成を一定に
維持・管理できるのではあるが、1回のメッキ処理の中
で電解メッキ浴の組成をリアルタイムに可変制御するア
プリケーションには対応できないという問題がある。
【0006】たとえば、上記のような半導体デバイス製
造の銅配線プロセスでは、ビアホールやトレンチへのボ
イド等の欠陥のない良好な埋め込み特性と析出速度の大
きい高効率の成膜特性とが要求されている。本発明者
は、そのような相反する2つの特性を両立させる技術と
して、1回の銅メッキ処理工程を、最初にビアホールや
トレンチに銅を埋め込む第1工程と、埋め込み後に平坦
な銅メッキを所望の厚さに成膜する第2工程とに分け、
各々の工程でメッキ液の組成または成分を個別に選択す
る技法を提案している。この技法の下では、第1工程か
ら第2工程に移行するに際して、成膜処理を継続しなが
らメッキ液の組成をリアルタイムで速やかに切り換えら
れるようなメッキ液供給技術が必要とされる。しかる
に、従来の電解メッキ装置は、メッキ液タンク側でメッ
キ液の組成や成分比を変更するのに相当の時間を要する
ため、そのような要求条件には対応できない。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、成膜処理中にメッキ槽に新規に導
入されるメッキ液の組成または成分比をリアルタイムに
可変制御できるようにした電解メッキ装置および電解メ
ッキ方法を提供することを目的とする。
【0008】本発明の別の目的は、成膜処理中にメッキ
槽内の電解メッキ浴の組成または成分比をリアルタイム
で速やかに切り換えられるようにした電解メッキ装置お
よび電解メッキ方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電解メッキ装置は、被処理基板の被処理
面に電解メッキ浴を与えるための電解メッキ槽と、前記
電解メッキ浴を構成するためのメッキ液を前記メッキ槽
に導入するメッキ液導入部と、前記電解メッキ槽から前
記メッキ液を排出するメッキ液排出部と、前記メッキ液
の主成分となる電解質溶液を前記メッキ液導入部に供給
する電解質溶液供給部と、所望の1種類または複数種類
の添加剤を前記メッキ液導入部に供給する添加剤供給部
とを有する構成とした。
【0010】上記の装置構成では、電解質溶液供給部か
らの電解質溶液と添加剤溶液供給部からの添加剤とがそ
れぞれ個別にメッキ液導入部に供給され、メッキ液導入
部で所望の組成および成分比を有するメッキ液が作ら
れ、この新規に作られたメッキ液が直ちにメッキ槽に供
給される。したがって、たとえば添加剤溶液供給部より
供給する添加剤の種類を変えると、メッキ液導入部で作
られるメッキ液の組成が速やかに変わる。このことによ
り、電解質溶液供給部および/または添加剤溶液供給部
をそれぞれ個別制御することで、メッキ処理を中断する
ことなくメッキ槽に新規に導入されるメッキ液の組成ま
たは成分比をリアルタイムに可変制御することができ
る。
【0011】本発明において、メッキ液における添加剤
の組成を多様かつ精細に可変制御するために、好ましく
は、添加剤供給部が個々の添加剤についてメッキ液導入
部に対する供給のオン・オフを制御する手段を有する構
成としてよい。また、メッキ液における各添加剤の成分
比または濃度を精細かつ任意に可変制御するために、添
加剤供給部が個々の添加剤についてメッキ液導入部に対
する供給レートを制御する手段を有する構成としてよ
い。
【0012】また、好ましい一態様として、メッキ液導
入部が、電解メッキ槽に通じるメッキ液供給路を有し、
このメッキ液供給路内で電解質溶液供給部からの電解質
溶液に添加剤供給部からの添加剤を混ぜ合わせる構成と
してよい。
【0013】また、好ましくは、電解メッキ槽内に、メ
ッキ液導入部より導入されたメッキ液を基板の被処理面
と平行な面内で均一に分散させて基板側へ送るための多
数の孔を有する多孔板を設ける構成としてよい、この場
合、この多孔板でアノード電極を構成するのが好まし
い。また、そのような多孔板を設ける場合は、メッキ液
導入部が、メッキ液導入室のほぼ中心位置に設けられた
メッキ液導入口にメッキ液供給路を接続している構成が
好ましい。かかる構成により、電解メッキ槽を薄型小容
量にするとともに、槽内でメッキ液の濃度および流れを
面内均一化することができる。そして、このことによ
り、電解メッキ槽内のメッキ液置換性を向上させ、メッ
キ液導入部で作るメッキ液の組成または成分比を可変制
御することによって、メッキ槽内に所望の組成または成
分比を有するメッキ浴をリアルタイムで速やかに形成す
ることができる。
【0014】なお、別の態様として、メッキ液導入部
が、メッキ液導入室に電解質溶液供給部からの電解質溶
液と添加剤供給部からの添加剤とを個別に導入するよう
な構成とすることも可能である。
【0015】本発明の第1の電解メッキ方法は、電解メ
ッキ槽内に所望のメッキ液からなる電解メッキ浴を形成
し、前記電解メッキ浴に被処理基板の被処理面を浸して
前記被処理面にメッキ処理を施す電解メッキ方法におい
て、電解質溶液供給部より前記メッキ液の主成分となる
電解質溶液を前記電解メッキ槽に供給する流路の途中で
添加剤供給部からの所望の1種類または複数種類の添加
剤を前記電解質溶液に混ぜ合わせて前記メッキ液を生成
する方法とした。
【0016】本発明の第2の電解メッキ方法は、電解メ
ッキ槽内に所望のメッキ液からなる電解メッキ浴を形成
し、前記電解メッキ浴に被処理基板の被処理面を浸して
前記被処理面にメッキ処理を施す電解メッキ方法におい
て、電解質溶液供給部からの前記メッキ液の主成分とな
る電解質溶液と添加剤供給部からの所望の1種類または
複数種類の添加剤とを前記電解メッキ槽に個別に供給
し、前記電解メッキ槽内で前記電解質溶液に前記添加剤
を混ぜ合わせて前記メッキ液を生成する方法とした。
【0017】本発明の第1または2の電解メッキ方法に
おいても、本発明の電解メッキ装置について上記したよ
うな作用が同様に奏される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
好適な実施形態を説明する。
【0019】図1に、本発明の一実施形態における電解
銅メッキ装置の要部の構成を示す。図2〜図4に、この
電解銅メッキ装置の各部の構成を詳細に示す。
【0020】この電解銅メッキ装置は、被処理基板たと
えば半導体ウエハWに銅イオンを含む電解メッキ浴を与
えるための電解メッキ槽10と、このメッキ槽10内の
メッキ浴に基板Wの被処理面(主面)をフェースダウン
方式で浸漬するためのハンドリング機構12と、メッキ
槽10に所要のメッキ液を供給するためのメッキ液供給
部14と、メッキ槽10からメッキ液を排出するための
メッキ液排出部16と、装置内の各部を制御するための
制御部18とを有する。
【0021】メッキ槽10は、上面の開口した浅底円筒
状の容器で構成されている。メッキ槽10の内部は多数
の孔20aが形成されているほぼ水平の多孔板20によ
って一層浅い(高さ寸法が小さい)上下2つの室10
a,10bに区分されており、上室10aが正味の電解
メッキ浴槽を構成し、下室10bがメッキ液導入室を構
成している。多孔板20は銅板からなり、アノードを構
成している。
【0022】ハンドリング機構12は、下面の開口した
ハウジング型の基板保持体22と、この基板保持体22
を垂直方向に延在する垂直支持部24と一体に垂直軸の
回りに回転させるための回転駆動部26とを有してい
る。回転駆動部26は装置筐体(図示省略)に取付され
ている昇降駆動部(図示省略)に結合されており、該昇
降駆動部の昇降駆動により回転駆動部26ないし基板保
持体22の全体がメッキ槽10の上方空間内で上下移動
するようになっている。
【0023】図2に明示するように、基板保持体22の
下端には半径方向内側に突出する環状フランジ型の基板
支持部22aが形成されており、この基板支持部22a
の内側面(上面)にはリング状のカソード電極28が半
径方向外側の位置に、リング状のシール部材たとえばO
リング30が半径方向内側の位置にそれぞれ配設されて
いる。メッキ処理中は、基板Wの被処理面の外周端部が
Oリング30の上に気密に重なってカソード電極28と
物理的かつ電気的に接触するようになっている。なお、
カソード電極28とメッキ槽10内のアノード20との
間に直流電源29がスイッチ31を介して電気的に接続
される(図1)。
【0024】図1および図3に示すように、基板保持体
22の一側面には基板Wを搬入・搬出するための開口3
2が形成されている。基板保持体22の内部には、垂直
支持部24の下端より垂直下方に進退可能なチャック3
4が設けられている。図3の(A),(B)に示すよう
に、装置外部の搬送アーム36が開口32を通って銅メ
ッキ処理を受けるべき基板Wを基板保持体22内に搬入
すると、チャック34が降りてきて基板Wの上面(裏
面)を吸着し、搬送アーム36の退出後に、基板Wを保
持したまま下降して、基板支持部22a側のカソード電
極28およびOリング30の上に基板Wを載置するよう
になっている。
【0025】基板保持体22内には基板支持部22a上
に基板Wを固定するためのクランプ手段38も設けられ
ている。このクランプ手段38は、基板支持部22a上
の基板Wの外周部に重なるような径を有するリング部材
40と、このリング部材40を上げ下げするアクチエー
タ42(たとえばシリンダ)とで構成されている。図3
の(B),(C)に示すように、チャック34が基板W
を基板支持部22a側のカソード電極28およびOリン
グ30の上に基板Wを載置した後に、リング部材40が
降りてきて基板Wの上面(裏面)に当接し、アクチエー
タ42からの加圧によって基板Wが固定保持されるよう
になっている。上記のようなハンドリング機構12の各
部の動作は制御部18によって制御される。
【0026】図1において、メッキ液供給部14は、メ
ッキ槽10にメッキ液を導入するためのメッキ液導入部
44と、このメッキ液導入部44に銅メッキ用の電解質
溶液たとえば硫酸銅溶液を供給するための電解質溶液供
給部46と、メッキ液導入部44に所望の添加剤A、
B、C、‥‥を個別的に供給するための添加剤供給部4
8とを有している。
【0027】メッキ液導入部44は、メッキ槽10の下
面中心部付近に設けられたメッキ液導入口10cと、こ
のメッキ液導入口10cに接続されているメッキ液供給
路45とを含んでいる。この実施形態では、メッキ槽1
0の下室10b内でメッキ液の成分(電解質溶液および
添加剤)がより均一に混ぜ合わさる作用があり、その意
味ではこの下室10bもメッキ液導入部44の一部とみ
なすことができる。メッキ液供給路45は配管等で構成
することができる。
【0028】電解質溶液供給部46は、メッキ液供給路
45の上流端に開閉弁50を介して接続されており、電
解質溶液つまり硫酸銅溶液を貯留するタンク52と、こ
のタンク52から硫酸銅溶液を汲み出してメッキ液供給
路45に圧送するポンプ54とを有している。該開閉弁
50の開閉動作は制御部18によって制御される。ま
た、ポンプ54の動作も、ポンプを駆動する電動モータ
56の回転動作を通じて制御部18により制御される。
銅メッキ処理中は、開閉弁50が開けられ、ポンプ54
が硫酸銅溶液を一定の圧力および流量でメッキ液供給路
45に流し続けるようになっている。
【0029】添加剤供給部48は、電解質溶液供給部4
6よりも下流側でメッキ液導入部44のメッキ液供給路
45に接続された各添加剤A、B、C、‥‥毎の供給ユ
ニット48A,48B,48C,‥‥を有している。添
加剤A、B、C、‥‥としては、たとえば、添加剤Aが
HCl、添加剤Bが高光沢用の有機化合物、添加剤Cが
メッキ促進用の有機化合物、添加剤Dがメッキ抑制用の
有機化合物、添加剤Eが高レベリング用の有機化合物、
添加剤Fが硫酸であってよい。外にも、純水等を添加剤
に加えることができる。
【0030】図4に、添加剤A供給ユニツト48Aの構
成例を示す。他の添加剤供給ユニット48B、48C、
‥‥も、それぞれの添加剤B、C、‥‥の種類が異なる
だけであり、同じ構成および機能を有してよい。
【0031】図4に示すように、添加剤A供給ユニット
48Aは、添加剤Aの溶液を貯留する容器58と、この
容器58より添加剤Aを吸い込んでメッキ液導入部44
のメッキ液供給路45(図1)に向けて押し出すベロー
ズポンプ60とを有している。容器58とベローズポン
プ60とは添加剤吸入管(配管)62および図示しない
継手で接続され、ベローズポンプ60とメッキ液供給路
45(図1)とは添加剤供給管(配管)64および図示
しない継手で接続されている。添加剤供給管64の途中
に異物除去用フィルタ66および開閉弁68が設けられ
てよい。開閉弁68の開閉動作は制御部18によって制
御される。
【0032】ベローズポンプ60は、軸方向に伸縮自在
なベローズ型のポンプ室70と、このポンプ室70をボ
ールネジ機構72を介して軸方向に伸張または圧縮変形
させる駆動用の電動モータ74とを有している。
【0033】ポンプ室70のポートは、入力/出力兼用
型であり、第1の逆止め弁(チェック弁)76を介して
添加剤吸入管62の終端(出口)に接続されるととも
に、第2の逆止め弁78を介して添加剤供給管64の始
端(入口)に接続される。
【0034】電動モータ74はたとえばパルスモータか
らなる。制御部18が、電動モータ74の回転(回転方
向、回転量および回転速度等)を制御することにより、
ベローズポンプ60の動作(吸込み/押出しの切換え、
吸込み量/押出し量、単位時間当たりの吸込み量/押出
し量等)を制御するようになっている。制御部18が電
動モータ74の回転動作を確認するために、たとえば電
動モータ74にロータリエンコーダ80が取り付けられ
てよい。
【0035】所与のメッキ処理工程において当該添加剤
Aを使用する場合、制御部18は予めベローズポンプ6
0に所定量の添加剤Aを充填させておく。詳細には、モ
ータ74を駆動制御してポンプ室70を所定の長さに伸
張させ、負圧吸引力で容器58より添加剤Aをポンプ室
70内に吸い込ませる。この時、第1の逆止め弁76は
開き、第2の逆止め弁78は閉じる。開閉弁68は閉じ
ている。
【0036】そして、当該添加剤Aを使用する段になっ
て、制御部18は開閉弁68を開け、ベローズポンプ6
0に押出し動作を開始させる。押出し動作では、モータ
74を駆動制御してポンプ室70を所定のレートで圧縮
し、ポンプ室70より添加剤Aを所定の圧力および流量
で吐出する。この時、第1の逆止め弁76が閉じて、第
2の逆止め弁78が開き、ポンプ室70からの添加剤A
は添加剤供給管64を通ってメッキ液供給路45(図
1)へ供給される。
【0037】図1において、メッキ液排出部16は、メ
ッキ槽10の外周囲に環状に延在する樋状のメッキ液受
部82と、このメッキ液受部82に接続されている排液
管84とを有する。メッキ槽10の上端から溢れ出たメ
ッキ液はメッキ液受部82に流れ落ち、メッキ液受部8
2の排液口から排液管84を通って排液処理部(図示せ
ず)に送られるようになっている。このように、この電
界銅メッキ装置では、メッキ槽10から溢れ出たメッキ
液をそのままメッキ液供給部14に戻して再使用すると
いうような循環システムは採っていない。
【0038】次に、図5につき、この実施形態における
電解銅メッキ装置の作用を説明する。図5は、一例とし
て基板W上に1層目の銅配線を形成するための銅配線メ
ッキ工程を示す。この実施形態では、メッキ処理工程に
先立って、図5の(A)に示すように、基板W表面の全
面に絶縁膜86をCVD法により積層し、フォトエッチ
ングにより所定の箇所にビアホール88を形成し、各ビ
アホール88および絶縁膜86の表面全面にPVD法に
よりたとえばTaからなるバリア層90とCuシード層
92とを順次積層しておく。
【0039】そして、この実施形態における銅配線メッ
キ工程は、2回の工程に分け、最初の第1工程では図5
の(B)に示すように各ビアホール84を析出銅94で
埋め込み、続く第2工程で図5の(C)に示すように平
坦な析出銅メッキ96を所望の厚さに成膜する。後述す
るように、この実施形態では、第1工程と第2工程との
間でメッキ処理を中断することなく各工程で使用する電
解メッキ浴の組成を個別に選択するようにしている。
【0040】図1において、銅配線メッキ処理を受ける
べき基板Wがハンドリング機構12によって搬入されて
いる間に、メッキ液供給部14より第1工程で使用され
るべきメッキ液がメッキ槽10に供給され、メッキ槽1
0内にメッキ液がほぼオーバーフロー状態で満たされ
る。
【0041】より詳細には、メッキ液供給部14におい
て、電解質溶液供給部46より硫酸銅溶液が所定の流量
でメッキ液導入部44のメッキ液供給路45に供給され
る。一方、添加剤供給部48の選択された1つまたは複
数の供給ユニットたとえば48A,48C,48Dよ
り、第1工程用の添加剤A,C,Dがそれぞれ所定の流
量でメッキ液導入部44のメッキ液供給路45に供給さ
れる。こうして、メッキ液供給路45の下流側で、上流
から流れてきた硫酸銅溶液に第1工程用の添加剤A,
C,Dが混ぜ合わされて第1工程用のメッキ液が生成さ
れる。ここで、各添加剤A,C,Dの成分比または濃度
は各添加剤供給ユニット48A,48C,48Dからの
供給流量で選択ないし調整できる。
【0042】メッキ槽10では、メッキ液供給路45か
らのメッキ液をメッキ液導入口10cより受け取る薄型
の下室10bが流れ方向において多孔板型のアノード2
0を背にしているためバッファ作用を奏し、このバッフ
ァ室10b内でメッキ液の成分が均一によく混じり合
う。こうして、多孔板型アノード20より濃度の均一な
メッキ液が面内均一な流量の上昇流で上室10aに供給
される。
【0043】ハンドリング機構12では、図3のように
して基板Wが基板保持体22に装着された後に、回転駆
動部26ないし基板保持体22の全体が下降して、基板
Wの被処理面がメッキ槽10内のメッキ液にフェースダ
ウンで浸けられる。図1に示すように、基板Wの被処理
面がメッキ槽10のメッキ浴に浸かった状態で、基板保
持体22の外周とメッキ槽10の側壁との間に隙間Gが
形成され、メッキ槽10内で下から湧いてくるメッキ液
はこの隙間Gからメッキ槽10の外へ溢れる。
【0044】上記のようにして基板Wの被処理面をメッ
キ槽10のメッキ浴に浸けた際に、メッキ浴中で気泡が
発生して基板Wの被処理面の下に滞留することがある。
そこで、回転駆動部26を作動させて、基板保持体22
と一体に基板Wを所定の回転速度で回転させる。この基
板回転運動により、基板Wに付いている気泡を下から湧
いてくるメッキ液と一緒にメッキ槽10の外へ追い出す
ことができる。
【0045】そして、基板回転運動をそのまま継続した
まま、制御部18が直流電源29のスイッチ31をオン
にして、メッキ槽10内のアノード20と基板保持体2
2側のカソード電極28との間に直流の電圧を印加す
る。この直流電圧の印加により、カソード電極28と電
気的に接続している基板Wがカソードとなってメッキ槽
10内のアノード20とメッキ液を介して対向し、両者
(W,20)の間でイオン電導が生じ、基板Wの被処理
面ではカソード反応または電気メッキ反応が起こり、C
uシース92上に銅が析出する。この実施形態では、こ
の第1工程において埋め込み特性に適したメッキ液の組
成および成分比(濃度)を設定することで、ボイド等の
欠陥を起こすことなくビアホール88を銅メッキで埋め
込むことができる(図5の(B))。
【0046】上記のような第1工程の開始から所定時間
が経過したなら、制御部18の制御の下で添加剤供給部
48においてメッキ液導入部44のメッキ液供給路45
に供給する添加剤の種類および/または流量(濃度)が
次の第2の工程用のものに切り換えられる。つまり、第
2の工程では、析出速度(効率)を重視して、さらには
面内均一性等のファクタから最適な添加剤の組成および
成分比を設定してよく、その設定通りの組成および成分
比を得るように添加剤供給部48内の該当添加剤供給ユ
ニットを動作させる。
【0047】たとえば、第2工程では、添加剤Aの設定
濃度が第1工程のときよりも低いときは、添加剤A供給
ユニット48Aにおいてベローズポンプ60(図4)の
押出しレートがその設定濃度に対応した値まで下げられ
る。また、第2の工程で添加剤Dを使用しないときは、
添加剤D供給ユニット48Dにおいてベローズポンプ6
0の吐出動作が止められるとともに開閉弁68が閉じら
れる。また、第2の工程で添加剤Eを使用するときは、
添加剤E供給ユニット48Eにおいて、開閉弁68が開
けられるとともにベローズポンプ60の吐出動作が開始
する。
【0048】なお、電解質溶液供給部46より供給され
る硫酸銅溶液の流量を第2工程で第1工程とは異なる値
に切り換えることも可能である。さらには、必要に応じ
て、ハンドリング機構12において基板Wの回転速度を
第2工程で第1工程とは異なる値に切り換えてもよい。
【0049】メッキ液導入部44においては、上記のよ
うに添加剤供給部48より供給される添加剤の種類およ
び/または流量(濃度)が瞬時に変更されると、それら
の添加剤がメッキ液供給路45内で上流側の電界質溶液
供給部46から流れてくる硫酸銅溶液と混じり合うこと
で、第2工程用の新規なメッキ液がほぼ瞬時に生成され
る。そして、この第2工程用のメッキ液はメッキ槽10
内の下室10bで成分を均一化したうえで、多孔板型ア
ノード20より面内均一な濃度および流量の上昇流で上
室10aに供給される。メッキ槽10は小容量の薄型容
器であるため、メッキ液導入部44より導入されるメッ
キ液が第1工程用のものから第2工程用のものに切り換
えられると、メッキ槽10内のメッキ液ないしメッキ浴
も短時間で迅速に第2工程用のものに切換または置換さ
れる。
【0050】こうして、第2工程では、基板Wの被処理
面が第2工程用のメッキ浴に浸かって電気メッキ反応が
行われることにより、この被処理面上に銅メッキ膜96
が高い析出レートで短時間に所望の厚さに形成される
(図5の(C))。
【0051】上記のような第2工程が終了すると、制御
部18の制御の下で、直流電源29のスイッチ31がオ
フになり、ハンドリング機構12では基板回転運動が停
止し、基板Wがメッキ槽10から引き上げられる。しか
る後、この実施例では、外部搬送アーム36(図3)に
より基板Wが基板保持体22から搬出され、隣接する洗
浄処理ユニット(図示せず)で基板Wに対してたとえば
純水を用いるメッキ後洗浄処理が施される。一方、メッ
キ液供給部14では、いったん各部のポンプ(54,6
0)の動作を止めて開閉弁(50,68)を閉じてよ
い。あるいは、次の未処理基板Wに対する銅メッキ処理
工程の準備として、第2工程用のメッキ液を第1工程用
のメッキ液に戻すための切換え動作を行ってもよい。
【0052】このように、この実施形態の電界銅メッキ
装置では、1回の銅メッキ処理を2回の工程に分け、最
初の第1工程では微細孔または溝への埋め込みに適した
メッキ液を設定し、後の第2工程では析出速度の向上に
適したメッキ液を設定し、メッキ処理を中断することな
く両工程の間で使用メッキ液を迅速に切り換えられるの
で、メッキ処理結果として良好な埋め込み性と高効率の
成膜性を得ることができる。
【0053】上記のような第1および第2工程別のメッ
キ液組成または成分比の設定は一例であり、銅配線プロ
セスの要求条件や仕様に応じて任意の組成または成分比
を設定することができる。たとえば、第1または第2工
程において、添加剤を一切使わず硫酸銅水溶液のみから
なるメッキ液を作成または使用することも可能である。
その場合は、メッキ液導入部44に対して添加剤供給部
48からの添加剤A,B、C、‥‥の供給を一切絶つよ
うに各ユニット48A,48B,48C,‥‥を制御す
ればよい。また、メッキ処理を3つ以上の工程に分割
し、上記実施形態と同様の仕方で各工程毎にメッキ液な
いしメッキ浴の組成および/または成分比を切り換える
ことも可能である。
【0054】上記した実施例における電界銅メッキ装置
はフェースダウン方式で構成した。しかし、基板Wの被
処理面を上に向けるフェースアップ方式の構成に変形す
ることも可能である。
【0055】また、上記実施例において、メッキ処理中
にアノード20から発生する不所望な生成物を基板Wか
ら隔離するための隔膜をメッキ槽10の上室10aに設
ける構成も可能である。上記実施例におけるメッキ槽1
0は薄型小容量の構成であり、メッキ浴の組成または成
分比をリアルタイムに可変変更するのに適している。し
かし、メッキ浴置換速度の低下は避けられないが、従来
一般の比較的深いメッキ槽を使用することも可能であ
る。
【0056】添加剤供給部14の各部も種々の変形が可
能である。たとえば、各添加剤供給ユニット48A,4
8B,‥‥においてベローズポンプに代えてシリンダ型
ポンプやダイヤフラム型ポンプを用いることもできる。
電解質溶液供給部46を添加剤供給ユニット48と同様
の構成とすることもできる。また、上記実施形態のメッ
キ液導入部44では、共通のメッキ液供給路45の中で
上流からの電解質溶液に所望の添加剤を混ぜるようにし
た。しかし、電解質溶液と添加剤あるいは各添加剤を個
別の供給路を介してメッキ槽に供給し、メッキ槽の中で
各成分を混ぜ合わせて所望の組成および成分比のメッキ
液を作成するような構成も可能である。
【0057】上記実施形態では半導体ウエハを被処理基
板としたが、LCD基板等の他の基板も可能である。ま
た、本発明は銅メッキだけでなく、他の金属メッキにも
適用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
成膜処理中にメッキ槽に新規に導入されるメッキ液の組
成または成分比をリアルタイムに可変制御可能であり、
さらにはメッキ槽内の電解メッキ浴の組成または成分比
をリアルタイムで速やかに切り換えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電解銅メッキ装置
の要部の構成を示す図である。
【図2】実施形態の電解銅メッキ装置における基板保持
体の基板保持部を拡大して示す拡大部分断面図である。
【図3】実施形態の電解銅メッキ装置における基板保持
体内の動作を示す図である。
【図4】実施形態の電解銅メッキ装置における添加剤供
給ユニットの構成例を示す図である。
【図5】実施形態における銅配線メッキ工程の一例を示
す図である。
【符号の説明】
10 メッキ槽 10a 上室 10b 下室 10c メッキ液導入口 12 ハンドリング機構 14 メッキ液供給部 16 メッキ液排出部 18 制御部 20 多孔板型アノード 22 基板保持体 29 直流電源 44 メッキ液導入部 45 メッキ液流路 46 電解質溶液供給部 48 添加剤供給部 48A,48B,48C,‥‥ 添加剤供給ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K024 AA09 AB01 AB02 AB15 BB12 CA02 CA15 CB06 CB08 CB13 CB15 CB18 CB24 GA16 4M104 BB04 BB17 DD06 DD33 DD52 FF13 FF17 HH16 5F033 HH11 HH21 JJ01 JJ11 JJ21 KK01 MM05 MM13 NN06 NN07 PP14 PP27 PP33 QQ09 QQ37 SS11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板の被処理面に電解メッキ浴を
    与えるための電解メッキ槽と、 前記電解メッキ浴を構成するためのメッキ液を前記電解
    メッキ槽に導入するメッキ液導入部と、 前記電解メッキ槽から前記メッキ液を排出するためのメ
    ッキ液排出部と、 前記メッキ液の主成分となる電解質溶液を前記メッキ液
    導入部に供給するための電解質溶液供給部と、 所望の1種類または複数種類の添加剤を前記メッキ液導
    入部に供給するための添加剤供給部とを有する電解メッ
    キ装置。
  2. 【請求項2】 前記添加剤供給部が、個々の前記添加剤
    について前記メッキ液導入部に対する供給のオン・オフ
    を制御する手段を有することを特徴とする請求項2に記
    載の電解メッキ装置。
  3. 【請求項3】 前記添加剤供給部が、個々の前記添加剤
    について前記メッキ液導入部に対する供給レートを制御
    する手段を有することを特徴とする請求項1または2に
    記載の電解メッキ装置。
  4. 【請求項4】 前記メッキ液導入部が、前記電解メッキ
    槽に通じるメッキ液供給路を有し、前記メッキ液供給路
    内で前記電解質溶液供給部からの前記電解質溶液に前記
    添加剤供給部からの前記添加剤を混ぜ合わせることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電解メッキ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記電解メッキ槽内に、前記メッキ液導
    入部より導入された前記メッキ液を前記基板の被処理面
    と平行な面内で均一に分散させて前記基板側へ送るため
    の多数の孔を有する多孔板が設けられることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の電解メッキ装置。
  6. 【請求項6】 前記多孔板がアノードを構成することを
    特徴とする請求項5に記載の電解メッキ装置。
  7. 【請求項7】 前記メッキ液導入部が、前記電解メッキ
    槽内で前記基板側から見て前記多孔板の裏側に設けられ
    たメッキ液導入室を含むことを特徴とする請求項5また
    は6に記載の電解メッキ装置。
  8. 【請求項8】 前記メッキ液導入部が、前記メッキ液導
    入室のほぼ中心位置に設けられたメッキ液導入口に前記
    メッキ液供給路を接続していることを特徴とする請求項
    7に記載の電解メッキ装置。
  9. 【請求項9】 前記メッキ液導入部が、前記メッキ液導
    入室に前記電解質溶液供給部からの前記電解質溶液と前
    記添加剤供給部からの前記添加剤とを個別に導入するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の電解メッキ装置。
  10. 【請求項10】 電解メッキ槽内に所望のメッキ液から
    なる電解メッキ浴を形成し、前記電解メッキ浴に被処理
    基板の被処理面を浸して前記被処理面にメッキ処理を施
    す電解メッキ方法において、 電解質溶液供給部より前記メッキ液の主成分となる電解
    質溶液を前記電解メッキ槽に供給する流路の途中で添加
    剤供給部からの所望の1種類または複数種類の添加剤を
    前記電解質溶液に混ぜ合わせて前記メッキ液を生成する
    ことを特徴とする電解メッキ方法。
  11. 【請求項11】 電解メッキ槽内に所望のメッキ液から
    なる電解メッキ浴を形成し、前記電解メッキ浴に被処理
    基板の被処理面を浸して前記被処理面にメッキ処理を施
    す電解メッキ方法において、 電解質溶液供給部からの前記メッキ液の主成分となる電
    解質溶液と添加剤供給部からの所望の1種類または複数
    種類の添加剤とを前記電解メッキ槽に個別に供給し、前
    記電解メッキ槽内で前記電解質溶液に前記添加剤を混ぜ
    合わせて前記メッキ液を生成することを特徴とする電解
    メッキ方法。
  12. 【請求項12】 前記電解質溶液に混ぜ合わせる前記添
    加剤の濃度を前記添加剤の種類毎に別個独立に制御する
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の電解メ
    ッキ方法。
  13. 【請求項13】 1回のメッキ処理を第1および第2工
    程に分割し、前記電解質溶液に混ぜ合わせる前記添加剤
    の種類および/または濃度を前記第1工程と前記第2工
    程とで切り換えることを特徴とする請求項10〜12の
    いずれかに記載の電解メッキ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100351434C (zh) * 2002-12-19 2007-11-28 大日本网目版制造株式会社 电镀装置以及电镀方法
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